JP3508447B2 - サスペンション制御装置 - Google Patents

サスペンション制御装置

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JP3508447B2 JP3834897A JP3834897A JP3508447B2 JP 3508447 B2 JP3508447 B2 JP 3508447B2 JP 3834897 A JP3834897 A JP 3834897A JP 3834897 A JP3834897 A JP 3834897A JP 3508447 B2 JP3508447 B2 JP 3508447B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のばね上部材
とばね下部材とを懸架するサスペンション制御装置に関
し、詳しくは、ステッピングモータを駆動源としてサス
ペンション特性を変更するサスペンション制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のサスペンション制御装置
は、ショックアブソーバの減衰力を車両の走行状態に応
じてソフトにしたりハードにしたりすることで車両の乗
り心地の向上をもたらしている。そして、次のようにし
て減衰力が変更される。
【0003】車両を懸架するショックアブソーバには、
上下の油室がピストンを挟んで設けられており、このピ
ストンには、上下の油室を連通する油路があけられてい
る。また、この油路は、その開度が変更可能に構成され
ている。そして、ピストンの油路を通過して上下の油室
に流入する作動油の単位時間当たりの油量を油路の開度
を変えて制御し、この油路開度の調整を通して、減衰力
特性の変更が行なわれている。具体的には、油路の開度
を大きくして上下の油室間の作動油流量を増大させ、減
衰力をソフトとする。また、開度を小さくして作動油流
量を減少させ、減衰力をハードとする。
【0004】この油路開度の調整は、油路にバルブを設
けて当該バルブのバルブ開度を調整することで行なわれ
る。そして、バルブの駆動源としては、車両への搭載
性,重量,メンテナンス性等を考慮して、一般にステッ
ピングモータが用いられている。つまり、車両の走行状
態に応じて減衰力の変更が必要な都度、ステッピングモ
ータを駆動して油路のバルブ開度を調整し、このバルブ
開度の調整を通して現状の減衰力を所望の減衰力に低下
或いは増大するよう変更することが行なわれている。
【0005】また、この種のサスペンション制御装置
は、車両のばね上部材とばね下部材との相対速度に略比
例した力が上記のピストンを通してステッピングモータ
に加わる。そこで、その力によってステッピングモータ
が不測に回転あるいは脱調することを防止するために、
相対速度が所定値を越えた場合にはステッピングモータ
への回転制御を中断するなどの配慮が払われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のサスペンション制御装置では、次のような問題点
が指摘されるに至っている。
【0007】ステッピングモータへの回転制御を中断す
ることは、サスペンション減衰力の制御を中断すること
に直結するため好ましくない。そこで、従来のサスペン
ション制御装置は、この様な事態が極力発生しないよう
に、ステッピングモータの励磁電流が零のときの発生ト
ルクであるディテントトルクの大きなステッピングモー
タを採用して、回転制御を中断する相対速度の所定値を
できるだけ大きくするように設計されている。
【0008】しかし、ディテントトルクの大きなステッ
ピングモータは、占有体積が大きくなり、強い磁力を必
要とするために高価でもある。このため、限られたサス
ペンション装置の空間に組み付け可能なステッピングモ
ータのディテントトルクには限界があり、サスペンショ
ン減衰力の制御が中断される事態を回避することができ
ないでいる。
【0009】本発明のサスペンション制御装置は、上記
問題点を解決するためになされたものであり、サスペン
ション装置の限られた空間内に組み付け可能な小型でか
つ安価なステッピングモータを駆動源として採用しつ
つ、サスペンション減衰力制御の中断を極力発生させな
いこと、ステッピングモータの脱調を防止することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】か
かる目的を達成するため、本発明のサスペンション制御
装置は、車両のばね上部材とばね下部材との間に配設さ
れたサスペンション特性変更機構の減衰力を、ステッピ
ングモータの回転制御を通した作動流体の流通制御によ
って変更するサスペンション制御装置において、前記作
動流体の流通状況を反映したパラメータを検出する検出
手段と、該検出手段の検出結果が、回転制御を受けた前
記ステッピングモータの回転位置に基づく前記作動流体
の流通状況に応じて変更して定められる所定の値以上と
なったとき、前記ステッピングモータによる前記減衰力
の変更を禁止して、前記ステッピングモータの現在の回
転位置を保持する保持励磁制御を実行する保持制御手段
と、を備えることを特徴とする。
【0011】この場合、前記検出手段は、前記ばね上部
材とばね下部材との相対速度を前記パラメータとして検
出する相対速度検出手段を有するものとすることができ
る。
【0012】上記構成を有する本発明のサスペンション
制御装置では、車両への搭載性,重量,メンテナンス性
等に優れたステッピングモータの回転制御によりサスペ
ンション減衰力の制御が達成される。また、作動流体の
流通状況が変化しステッピングモータに加わる力が増大
すると、例えば、ばね上部材とばね下部材との相対速度
が大きくなりこの相対速度に伴ってステッピングモータ
に加わる力が増大すると、ステッピングモータによる減
衰力の変更が禁止され、ステッピングモータの現在の回
転位置が保持励磁制御を通して保持される。この場合、
ステッピングモータには、この保持励磁制御による励磁
電流によって発生する磁力と、ステッピングモータが備
える永久磁石による磁力との合成力によりトルクが発生
している。つまり、本発明では、ディテントトルクのみ
によってステッピングの回転位置を保持するのではな
く、現在の回転位置を保持するための励磁電流を積極的
にステッピングモータに通電することでトルクの増大を
図る。これにより、ステッピングモータを不測の回転さ
せる力に抗する力として、従来のディテントトルクと比
較して数倍〜数十倍大きな力である保持力を利用するこ
とが可能となり、ばね上部材とばね下部材との相対速度
に略比例した極めて大きな力に対処することができる。
このため、ディテントトルクが小さなステッピングモー
タであっても大きな保持力でステッピングモータを現在
の回転位置に保持して、不測の回転や脱調を確実に防止
することができる。
【0013】そして、本発明によれば、減衰力制御の中
断を余儀なくされていたばね上部材とばね下部材との相
対速度の上限を一気に数倍〜数十倍にまで引き上げるこ
とができる。このため、減衰力制御の中断頻度が少なく
なり好適な乗り心地を維持できる。また、相対速度の上
限をそれほどまでに引き上げることが必要でない場合に
は、より小型でかつ安価なステッピングモータを駆動源
として採用することが可能となり、サスペンション装置
をより小型かつ安価に製造することができ、設計の自由
度も大きくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るサスペンショ
ン制御装置の好適な実施例について、図面に基づき説明
する。図1は、実施例のサスペンション制御装置10の
全体構成を概略的に示すブロック図である。
【0015】サスペンション制御装置10は、図示しな
い左右の前輪および後輪にそれぞれ対応して、ショック
アブソーバ11a〜11dと、主エアーチャンバ12a
〜12dおよび副エアーチャンバ13a〜13dを有す
る。なお、以下の説明に際しては、各輪を区別して説明
する場合には数字の主符号にアルファベットの補助符号
a〜dを付すが、各輪共通の説明については補助符号a
〜dを省略することとする。
【0016】ショックアブソーバ11は、ばね下部材で
ある車輪とばね上部材である車体(図示省略)との間に
配設されて車輪と車体とを懸架し、車体に対する車輪の
減衰力を変更する。ショックアブソーバ11は、減衰力
を変更するためのステッピングモータ14を備え、この
ステッピングモータ14を含む後述の減衰力可変機構を
内蔵する。なお、図1においては、ステッピングモータ
14をショックアブソーバ11の外部に便宜上示した
が、このステッピングモータ14は減衰力可変機構と共
にショックアブソーバ11に内蔵されている。もっと
も、ステッピングモータ14がショックアブソーバ11
の外部に設けられているものでも差し支えないことは勿
論である。
【0017】また、ショックアブソーバ11内部は、上
側油室と下側油室とがピストン40を挟んで設けられて
おり、このピストン40には、上下の油室を連通する油
路があけられている。この油路には、ステッピングモー
タ14の回転運動を直線運動に変換することによりその
開度が変更されるスプールバルブが設けられている。こ
の場合、実施例のショックアブソーバ11におけるこの
スプールバルブの開度は、後述するように多段に段階的
に変更可能とされている。つまり、ショックアブソーバ
11は、ピストン40の油路を通過して上下の油室に流
入する作動油の油量を、ステッピングモータ14による
スプールバルブ開度を変えて制御し、このバルブ開度の
調整を通して、車体の上下動に対する減衰力を多段階に
変更する。具体的には、スプールバルブ開度を大きくし
てソフト用バルブを通路とする油室間の作動油流量を増
大させ、減衰力をソフトとする。また、スプールバルブ
開度を小さくしてソフト用バルブを通路とする作動油流
量を減少させ、減衰力をハード側に切り換える。この
際、スプールバルブ開度は多段に変更され、減衰力は多
段に切り換えられる。そして、スプールバルブ開度が全
閉となったときは、ハード用バルブのみを通路として作
動油が上下の油室に連通して減衰力はハード(フルハー
ド)となる。
【0018】主エアーチャンバ12は、容量可変の空気
室を備え、対応する車輪位置の車高を収容空気量に応じ
て連続的に変更できるよう構成されている。なお、主エ
アーチャンバ12と副エアーチャンバ13とが連通され
ている場合には、副エアーチャンバを含めた収容空気量
に応じて車高は変更される。
【0019】副エアーチャンバ13は、アクチュエータ
15に取り付けられたバルブのオンオフにより、主エア
ーチャンバ12に対して連通・非連通状態になり、主エ
アーチャンバ12と協働して車体の上下動に対するばね
定数を2段階(小、大)に変更できるよう構成されてい
る。
【0020】主エアーチャンバ12には、空気を給排す
る給排装置が接続されている。この給排装置は、電動モ
ータ16により駆動されるコンプレッサ17を備え、そ
の下流には、チェック弁18,エアードライヤ19,並
列接続されたチェック弁21およびオリフィス22を備
える。そして、給排装置は、チェック弁21およびオリ
フィス22の下流で主エアーチャンバ12a〜12dに
分岐して接続されている。また、主エアーチャンバ12
a〜12dへの各分岐管路には第1電磁切換弁23a〜
23dが、チェック弁18とエアードライヤ19との間
の管路には第2電磁切換弁24が設けられている。そし
て、第1電磁切換弁23,第2電磁切換弁24のオン・
オフ制御により、主エアーチャンバ12a〜12dにエ
アーが給排される。なお、主エアーチャンバ12による
車高調整は本発明の要旨と直接関係しないので、その説
明を省略する。
【0021】ここで、ショックアブソーバ11の内蔵す
る減衰力可変機構について、ステッピングモータ14の
構成を中心にその要部を説明する。
【0022】減衰力可変機構をステッピングモータ14
周辺について縦断面視した図2に示すように、ショック
アブソーバ11は、ピストンロッド50を備え、その下
端には、ロッドエンド部材51が螺合されている。そし
て、このロッドエンド部材51には、作動油の図示しな
い油路があけられたピストン40(図1参照)が固定さ
れている。また、ピストンロッド50には、その軸線A
に沿って所定の空間を占めるステッピングモータ収納部
53が形成されており、このステッピングモータ収納部
53にステッピングモータ14が収納されている。
【0023】ステッピングモータ14は、ステータ組立
体54と、このステータ組立体54に嵌合し軸線A回り
に回転するロータ55とを備える。ステータ組立体54
は、環状のストッパ部材56と軸線Aに沿ってピストン
ロッド50内に延在する円筒体57とを備える。このほ
か、ステータ組立体54は、円筒体57の周りに互いに
対向して配置された複数個のステータ磁極部材58〜6
1と、各対のステータ磁極部材58,59とステータ磁
極部材60,61を円筒体57と共働して一体に保持す
る樹脂製のボビン62,63と、これらのボビンに導線
が巻回されることにより形成されたコイル64,65
と、図中最下端のステータ磁極部材61とストッパ部材
56のフランジ部との間に介装された環状のスペーサ6
6とを備える。
【0024】本実施例の減衰力可変機構にあっては、ス
トッパ部材56は、ロッドエンド部材51の上端の円筒
部に嵌合固定されており、円筒体57は、その下端をス
トッパ部材56の中央突起に嵌合させてストッパ部材5
6に溶接・固定されている。なお、各ステータ磁極部材
には、ロータ55と対向するようステータ極歯が軸線A
に沿って形成されている。
【0025】ロータ55のロータコア67は、軸線Aに
沿って離れて設置された軸受68,69により、軸線A
回りに回転自在に軸支されている。下方の軸受68は、
ストッパ部材56中央の嵌合孔部にその外輪を嵌め込ん
で固定されており、上方の軸受69は、円筒体57の上
端に溶接・固定されたガイド部材70の下端中央突起部
70aにその内輪を嵌め込んで固定されている。ロータ
コア67と円筒体57との間には、ステータ磁極部材5
8〜61のそれぞれに整合して周方向に互いに離れて設
置され且つ二列にて配列された永久磁石71,72が複
数個ずつ固定されている。この永久磁石71,72の径
方向外周面は、円筒体57の内周面と僅かな間隔を隔て
て対向している。従って、ロータ55は、コイル64,
65に電流が通電されると軸線A回りに所定の角度回転
され位置決めされることになる。
【0026】ストッパ部材56は、その平面拡大図であ
る図3と図2に示すように、径方向内方に突出し軸線A
に沿って延在する略平断面扇形の固定ストッパ56aを
備える。一方、ロータコア67は、その底面拡大図であ
る図4と図2に示すように、下端から下方に突出し軸線
Aに対し半径方向に延在する略平断面扇形の板状のスト
ッパ67aを備える。この固定ストッパ56aとストッ
パ67aは、ロータ55の軸線A回りの初期位置と最大
回転位置を共働して定めるものであり、図5中に実線で
示すように固定ストッパ56aの一方の端面にストッパ
67aが当接するとロータ55はその初期位置で停止す
る。また、ロータ55がこの初期位置から回転し、図5
中に二点鎖線で示すように固定ストッパ56aの他方の
端面にストッパ67aが当接すると、ロータ55はそれ
以上の回転ができず最大回転位置に停止する。つまり、
このロータ55は初期位置「0」から最大回転位置「1
5」までに亘って回動可能であり、この間を等分する各
中間停止位置(図中に付す1〜14までの各中間停止位
置)にロータ55が停止するよう、ステッピングモータ
14が回転制御される。
【0027】ロータコア67内には、図2に示すよう
に、バックラッシュを生じないボールねじ装置73が組
み込まれており、次のように構成されている。このボー
ルねじ装置73は、ボールねじシャフト74とこのシャ
フトを複数個の鋼球75を介在させて取り囲むアウタレ
ース部材76とを備える。このアウタレース部材76は
ロータコア67に嵌合固定されており、鋼球75は、ボ
ールねじシャフト74とアウタレース部材76とに形成
された螺旋状のボール溝において回転する。また、ボー
ルねじシャフト74の上端には断面矩形の突起74aが
設けられており、その突起74aは、ガイド部材70の
下端中央突起部70a中心に設けられた断面矩形の孔7
0bに、軸線Aの軸方向に摺動可能に嵌入されている。
よって、ロータコア67が回転すると、その回転はボー
ルねじ装置73により軸線Aに沿った上下動に変換され
るので、ボールねじシャフト74は、回転することなく
軸線Aに沿って上方又は下方に移動する。
【0028】このボールねじシャフト74の下端は、軸
線Aに沿ってロッドエンド部材51を貫く小径部74b
とされている。そして、この小径部74bには、ピスト
ン40およびロッドエンド部材51下端に設けられたソ
フト用バルブを通路とする作動油の油路の実行通路面積
を変更するスプールバルブのスプール77が連結されて
いる。従って、ステッピングモータ14が駆動されてボ
ールねじシャフト74が上下動し、その上下動がスプー
ル77に伝達されてこのスプール77が上下動すると、
油路の実行通路面積の変更を経てショックアブソーバ1
1の減衰力が増減される。この際、上記したようにステ
ッピングモータ14は、そのロータ55を初期位置から
最大回転位置までの各停止位置に停止するよう制御され
るので、各停止位置に該当してスプール77の停止位置
が定まり、油路の実行通路面積が多段に変更される。こ
のため、多段の減衰力が得られることになる。
【0029】図6(A),(B),(C)は、スプール
77の上下動により開度変更されるスプールバルブとシ
ョックアブソーバ11の上下の油室を連通する油の流れ
を、スプールバルブ全開時,スプールバルブ半開時,ス
プールバルブ全閉時のそれぞれについて左半分がショッ
クアブソーバ11の伸び側、右半分がその縮み側につい
て示した図である。前述したように、本実施例のサスペ
ンション制御装置は、ステッピングモータ14の回転運
動を直線運動に変換してスプール77を上下動させる。
そして、ロータ55が図5に示す初期位置「0」に回転
されて当該位置に停止し、スプール77が上限位置まで
上昇すると、図6(A)に示すように、スプールバルブ
開度は最大となってソフト用バルブ80における油路の
実行通路面積も最大となり、この油路を通路とする上下
の油室間の作動油流量が最大値まで増大する。そして、
この場合のショックアブソーバ11の減衰力は、フルソ
フトとなる。また、ロータ55の初期位置「0」からの
回動を通してスプール77が下降すると、スプールバル
ブ開度が小さくなるのでソフト用バルブ80における油
路の実行通路面積が減少する。より詳しく説明すると、
この油路の実行通路面積は、ロータ55が回動して停止
したいずれかの中間停止位置「1」〜「14」に該当し
た実行通路面積に減少する。このため、当該油路を通過
する作動油流量が減少して、減衰力が中間的値となる
(図6(B))。この場合、ソフト用バルブ80の油路
の実行通路面積の減少に伴う作動油通過抵抗の増加によ
り、ハード用バルブ82を貫通する油路を作動油が通過
し始める。そして、ロータ55が最大回転位置「15」
に回転されて当該位置に停止し、スプール77が下限位
置まで下降すると、スプールバルブ開度が全閉となって
ソフト用バルブ80における油路が閉鎖され(実行通路
面積ゼロ)、ハード用バルブ82のみを通路として作動
油が上下の油室に連通し、減衰力はフルハードとなる。
【0030】次に、上記ステッピングモータ14,アク
チュエータ15,第1電磁切換弁23および第2電磁切
換弁24等を制御するマイクロコンピュータ37につい
て説明する。マイクロコンピュータ37は、CPU,R
OM,RAM,バックアップRAMを中心に論理演算回
路として構成され、以下に記す種々のセンサやスイッチ
からの検出信号に基づき、ステッピングモータ14等を
駆動して減衰力制御や車高制御等を行なう。このマイク
ロコンピュータ37には、図1に示すように、各輪ごと
のストロークセンサ31,モードスイッチ32,ブレー
キスイッチ33,舵角センサ34,車速センサ35,ヨ
ーレートセンサ36,スロットル開度センサ38,シフ
トセンサ39および上下加速度(上下G)センサ41が
接続されている。また、そのROMには、後述するプロ
グラムやマップ等の必要なデータが予め記憶されてい
る。
【0031】ストロークセンサ31は、各輪位置にそれ
ぞれ設けられ、同位置における車高変位量をそれぞれ検
出して、車高変位量を表わす信号を出力する。すなわ
ち、ストロークセンサ31の検出値を微分すれば、ばね
上部材である車体とばね下部材である車輪との相対速度
を検出することができる。モードスイッチ32は、運転
者により操作されて、サスペンション特性をノーマルモ
ードまたはスポーツモードに選択的に切り換える操作ス
イッチであり、サスペンション特性の信号を出力する。
ブレーキスイッチ33は、図示しないブレーキペダルの
踏み込み操作を検出するものであり、通常オフ状態にあ
って該ブレーキペダルの踏み込み操作時にオン信号を出
力する。舵角センサ34は、図示しないハンドル又は前
輪の操舵角θを検出して、その操舵角θを表わす信号を
出力する。車速センサ35は、車両の車速Vを検出し
て、その車速Vを表わす信号を出力する。ヨーレートセ
ンサ36は、車体のヨーレートを検出して、そのヨーレ
ートを表わす検出信号を出力する。スロットル開度セン
サ38は、図示しないアクセルペダルの操作に連動する
スロットルの開度を検出し、その開度を表わす信号を出
力する。シフトセンサ39は、図示しないシフトレバー
装置内に組み込まれ、ニュートラルからドライブレンジ
にシフトレバーが切り換えれるとオン信号を出力する。
上下Gセンサ41は、車体に作用する上下方向の加速度
を検出し、その加速度を表わす信号を出力する。
【0032】次に、上記した構成を備える本実施例のサ
スペンション制御装置が行う減衰力変更制御(減衰力変
更ルーチン)について、図7のフローチャートに基づき
説明する。この減衰力変更ルーチンは、イグニッション
スイッチがオンされてからオフされるまでの間に亘り繰
り返し実行(本実施例では5msである)される。な
お、電源投入時には、CPUの内部レジスタのクリア等
の初期処理が行なわれ、その後本ルーチンの処理に移行
する。
【0033】CPUの処理が本ルーチンに移行すると、
まず各輪についてのストロークセンサ31の検出値と現
在の減衰力の値、すなわち減衰力ステッピング数S0と
を読み込む(ステップ100)。次いで、この検出値,
前回の検出値およびルーチン繰り返し時間とからストロ
ークセンサ31の検出値を微分し、ばね上部材である車
体とばね下部材である車輪との相対速度VP(n)を算
出する(ステップ102)。次に、算出された相対速度
VP(n)と前回の本ルーチン実行時に算出された相対
速度VP(n−1)との差である加速度ACを算出する
(ステップ104)。
【0034】こうして車両の走行状態を算出した後に
は、n=1であるか否か、すなわちイグニッションスイ
ッチがオンされてから初回の本ルーチンの処理であるか
否かを判断する(ステップ106)。そして、初回の処
理であると判定したときにのみ加速度ACを「0」にセ
ットし(ステップ108)、ステップ110へと進む。
【0035】ステップ110では、次回の本ルーチンの
処理に備えて値VP(n−1)に今回の相対速度VP
(n)を代入し、次いでこの相対速度VP(n)に加速
度ACと繰り返し処理時間dt(5ms)との積(AC
*dt)を加算した値(VP(n)+AC*dt)を相
対速度VP(n)に代入する。この様にして相対速度V
P(n)の値を加速度ACに応じて増減するのは、以下
の減衰力変更処理に際して算出値である相対速度を用い
るのみでは制御が遅れをきたす可能性があるためであ
り、こうして加速度ACに応じて相対速度VP(n)を
増減することで先読み制御を達成することができるから
である。
【0036】こうして加速度ACによる増減処理がなさ
れた相対速度VP(n)は、次のステップ112により
伸び側上限値VP+よりも大きな値であるか否かが判断
される。ここで伸び側上限値VP+および後述する伸び
側上限値VP−とは、図8に示すようなマップを利用す
ることで、作動油の移動によりスプール77に作用する
力であるスプール作用力Ffがステッピングモータ14
のディテントトルクを上回る値であるか否かを相対速度
VP(n)から判断する値である。すなわち、スプール
バルブあるいはロータリーバルブには、作動油が流れる
ことにより、その運動量変化を補償する向きに作用力F
f=ρQ(Vo*cosθ−Vi)が発生することが一
般的に知られている。但し、ρは作動油の密度、Qはそ
の流量、Voは流出速度、Viは流入速度、θは作動油
の流出方向と流入方向のなす角度である。従って、図8
に示すようにスプール作用力Ffは、相対速度VPの絶
対値の増加に比例して単調に増加する関係を有してい
る。また、スプール作用力Ffは、スプールバルブ開度
により、相対速度に対する感度が異なるので、図示する
ように各スプールバルブ開度に応じたスプール作用力F
fと相対速度VPとの関係が用意されている。更には、
ピストンの伸び側と縮み側とでもスプール作用力Ffと
相対速度VPとの関係が別々に用意されている。
【0037】一方、図2および図6に示したように、ス
テッピングモータ14の回転運動をボールねじシャフト
74の上下運動に変換してスプール77を上下動させる
構造では、上記スプール作用力Ffとステッピングモー
タ14の発生トルクTとの間にはT=(Ff*P)/
(2π*η)の一次の関係が成立する。但し、Pはねじ
ピッチ、ηはねじ効率である。
【0038】従って、作動油の移動によりスプール77
に作用しているスプール作用力Ffがステッピングモー
タ14のディテントトルクを上回るか否か、すなわち何
等の処理を施さない場合にステッピングモータ14が不
測の回転あるいは脱調をしてしまうか否かは、その時の
相対速度VP(n)がスプールバルブ開度に応じた伸び
側上限値VP+あるいは縮み側上限値VP−を上回るか
否かで判断することができるのである。
【0039】そこで、ステップ112により現在の相対
速度VP(n)が現在のスプールバルブ開度に応じた伸
び側上限値VP+よりも大きな値であるか否かを図8の
マップデータと比較判断し、それ以上であると判定され
た場合にはステッピングモータ14に脱調の可能性があ
るとして現在の回転位置を保持するための通電を実行す
る保持励磁モード(ステップ114)を実行して本ルー
チンの処理を終了する。具体的に説明すると、ステップ
100で読み込んだ現在の減衰力ステップ数が例えば9
であれば、ロータ55を中間停止位置「9」に停止保持
するようにコイル64,65に通電してこれを励磁す
る。この励磁により、ロータ55は中間停止位置「9」
に励磁保持され、スプール77は減衰力ステップ数が9
となるスプールバルブ開度の位置で停止保持される。ま
た、現在の相対速度VP(n)が比較される伸び側上限
値VP+は、ステップ100で読み込んだ現在の減衰力
ステップ数に応じて決定され、本実施例では、この現在
の減衰力ステップ数が5〜9の場合には図中Aで表され
る軌跡で示され、現在の減衰力ステップ数が0〜4およ
び10〜15の場合には図中Bで表される軌跡で示され
る。なお、各減衰力ステップ数ごとに伸び側上限値VP
+の軌跡を定めてもよいことは勿論である。
【0040】一方、ステップ112により現在の相対速
度VP(n)が伸び側上限値VP+以下であると判定さ
れた場合には、次に現在のスプールバルブ開度に応じた
縮み側上限値VP−よりも小さな値であるか否かを図8
のマップデータと比較判断し(ステップ116)、VP
(n)<VP−であると判定されたときには前記同様に
ステッピングモータ14に脱調の可能性があるとして前
記ステップ114を実行する。
【0041】ステップ116にてVP(n)がVP−以
上であると判断されたときは、現在の相対速度VP
(n)が伸び側上限値VP+と縮み側上限値VP−の間
にあってステッピングモータ14には脱調の可能性がな
いと判断できる。そこで、CPUの処理は通常の減衰力
制御モード(ステップ118)へと移行し、良好なサス
ペンション特性を維持するために最適な減衰力となるよ
うにステッピングモータ14の回転角度を適宜変更する
励磁電流を出力する。具体的に説明すると、舵角センサ
34,車速センサ35等からの入力に基づいて目標減衰
力ステップ数SMを算出し、ステップ100で読み込ん
だ現状減衰力ステップ数S0がこの目標減衰力ステップ
数SMに一致するようにコイル64,65に励磁電流を
出力する。なお、この算出した目標減衰力ステップ数S
MはRAMに書き込まれ、次回の本ルーチンにおける現
状減衰力ステップ数S0とされる。
【0042】以上説明したように本実施例のサスペンシ
ョン制御装置10では、車両への搭載性,重量,メンテ
ナンス性等に優れたステッピングモータの回転制御によ
りサスペンション減衰力の制御が達成されることは勿論
のこと、ばね上部材とばね下部材との相対速度VP
(n)が増大してステッピングモータ14に脱調を引き
起こしてしまうほどのスプール作用力Ffを発生させる
場合には、ステッピングモータ14の回転位置を保持す
る保持励磁制御を実行して、ステッピングモータ14の
不測の回転や脱調を防止することができる。つまり、ス
テッピングモータ14の励磁電流が零のときの発生トル
クであるディテントトルクのみによって不測の回転や脱
調を防止するのではなく、現在の回転位置を保持するた
めの励磁電流をステッピングモータ14に積極的に通電
することでトルクを増大させ、この不測の回転や脱調を
未然に防止することができる。これにより、ステッピン
グモータが不測の回転に抗する力として、従来のディテ
ントトルクと比較して数倍〜数十倍大きな力である保持
力を利用することが可能となり、ばね上部材とばね下部
材との相対速度VP(n)に略比例した極めて大きな力
に対処することができる。
【0043】従って、減衰力制御の中断を余儀なくされ
ていたばね上部材とばね下部材との相対速度VP(n)
の上限を一気に数倍〜数十倍にまで引き上げることがで
きる。このため、この上限の引き上げにより減衰力制御
の中断頻度が少なくなり、好適な乗り心地を維持でき
る。また、相対速度の上限をそれほどまでに引き上げる
ことが必要でない場合には、より小型でかつ安価なステ
ッピングモータ14を駆動源として採用することが可能
となり、サスペンション装置をより小型かつ安価に製造
することができ、設計の自由度も大きくなる。
【0044】また、本実施例では、伸び側上限値VP
+、縮み側上限値VP−と比較される相対速度VP
(n)に加速度ACに応じた重み付けを行なっている
(ステップ110)。このため、急激なストローク変化
に対しても制御遅れを発生することなく、極めて良好な
応答性をもって減衰力の保持および変更を行うことがで
きる。更には、この上限値を伸び側と縮み側とで区別し
ているので、よりきめ細かな減衰力制御を行うことがで
きる。
【0045】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの様な実施例になんら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。例えば、本実施
例ではボールねじを用いてステッピングモータ14の回
転運動を直線運動に変換しているが、通常のねじを利用
してもよい。また、その様な運動変換を行なうことな
く、スプールバルブに代えてロータリーバルブを用いて
作動油通路の有効通路面積を変更する構成としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のサスペンション制御装置10の全体構
成を概略的に示すブロック図。
【図2】サスペンション制御装置10の減衰力可変機構
をステッピングモータ14周辺について縦断面視した縦
断面図。
【図3】減衰力可変機構におけるストッパ部材56の平
面拡大図。
【図4】減衰力可変機構におけるロータコア67の底面
拡大図。
【図5】ステッピングモータ14のロータ55の軸線A
回りの初期位置と最大回転位置を、固定ストッパ56a
とストッパ67aとを関連付けて説明するための説明
図。
【図6】スプール77の上下移動と作動油の流れの関係
を説明するための説明図。
【図7】実施例のサスペンション制御装置10が行う減
衰力変更ルーチンを示すフローチャート。
【図8】ばね上部材とばね下部材の相対速度とスプール
77に作用する力との関係を示す説明図。
【符号の説明】
10…サスペンション制御装置 11a〜11d…ショックアブソーバ 12a〜12d…主エアーチャンバ 13a〜13d…副エアーチャンバ 14…ステッピングモータ 15…アクチュエータ 16…電動モータ 17…コンプレッサ 23a〜23d…第1電磁切換弁 24…第2電磁切換弁 31a〜31d…ストロークセンサ 32…モードスイッチ 33…ブレーキスイッチ 34…舵角センサ 35…車速センサ 36…ヨーレートセンサ 37…マイクロコンピュータ 38…スロットル開度センサ 39…シフトセンサ 40…ピストン 41…上下Gセンサ 50…ピストンロッド 51…ロッドエンド部材 54…ステータ組立体 55…ロータ 56…ストッパ部材 56a…固定ストッパ 58〜61…ステータ磁極部材 64,65…コイル 67…ロータコア 67a…ストッパ 71,72…永久磁石 73…ボールねじ装置 74…ボールねじシャフト 77…バルブ要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−247122(JP,A) 特開 平8−258527(JP,A) 特開 平3−262719(JP,A) 特開 平8−108728(JP,A) 特開 平4−38213(JP,A) 特開 平4−102740(JP,A) 特開 平7−186658(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60G 17/015

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のばね上部材とばね下部材との間に
    配設されたサスペンション特性変更機構の減衰力を、ス
    テッピングモータの回転制御を通した作動流体の流通制
    御によって変更するサスペンション制御装置において、 前記作動流体の流通状況を反映したパラメータを検出す
    る検出手段と、 該検出手段の検出結果が、回転制御を受けた前記ステッ
    ピングモータの回転位置に基づく前記作動流体の流通状
    況に応じて変更して定められる所定の値以上となったと
    き、前記ステッピングモータによる前記減衰力の変更を
    禁止して、前記ステッピングモータの現在の回転位置を
    保持する保持励磁制御を実行する保持制御手段と、 を備えることを特徴とするサスペンション制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のサスペンション制御装置
    であって、 前記検出手段は、前記ばね上部材とばね下部材との相対
    速度を前記パラメータとして検出する相対速度検出手段
    を有するサスペンション制御装置。
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