JPH08149893A - 減衰力特性変更手段駆動用ステッピングモータの制御方法 - Google Patents

減衰力特性変更手段駆動用ステッピングモータの制御方法

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JPH08149893A
JPH08149893A JP28162394A JP28162394A JPH08149893A JP H08149893 A JPH08149893 A JP H08149893A JP 28162394 A JP28162394 A JP 28162394A JP 28162394 A JP28162394 A JP 28162394A JP H08149893 A JPH08149893 A JP H08149893A
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stepping motor
driving
rotary valve
supply voltage
damping force
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JP28162394A
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Makoto Kimura
誠 木村
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホールド時におけるステッピングモータの発
熱および脱調を防止することができる減衰力特性変更手
段駆動用ステッピングモータの制御方法の提供。 【構成】 ステッピングモータ21のステップ駆動およ
びホールドをPWM制御されたパルス幅変調信号で行な
うPWM制御回路22dを備え、ステッピングモータ2
1のホールド時におけるパルス幅変調信号のオンデュー
ティ比を、ロータリーバルブ14の各回動ポジションに
おいてショックアブソーバASの行程により第1横孔1
aおよび第2横孔1bと圧側連通溝14aとの間、また
は、第3横孔1cおよび第4横孔1dと伸側連通溝14
bとの間を流通する流体がロータリーバルブ14に対し
その回転方向に作用する流体力に応じて可変制御するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のショックアブソ
ーバにおける減衰力特性変更手段駆動用ステッピングモ
ータの制御方法に関し、特に、ホールド時における制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、減衰力特性変更手段駆動用ステッ
ピングモータの制御方法としては、例えば、実開昭63
−112112号公報に記載されているような「ショッ
クアブソーバ制御装置」がある。
【0003】この「ショックアブソーバ制御装置」にお
いては、シリンダ内を上部室と下部室に画成して設けら
れたピストンと、該ピストンが下端に装着されたピスト
ンロッド(筒状部材)と、該ピストンロッドの中空部内
において回転自在に設けられたロータリーバルブと、前
記ピストンロッドの周壁を貫通して形成されたポート
と、該ポートと符合するロータリーバルブの外周に形成
され、ロータリーバルブの回転に基づいてポートとの間
で可変絞り部を形成する連通穴と、前記ポートと連通穴
およびピストンロッドの中空部内を経由して上部室と下
部室間を連通する流路と、前記ロータリーバルブをステ
ップ回動させることにより可変絞り部の絞り開度を調整
して減衰力特性を変更するステッピングモータと、を備
えたショックアブソーバにおいて、減衰力特性ポジショ
ンの切り換えを行なうためにステッピングモータをステ
ップ駆動させた後、その各減衰力特性ポジションにホー
ルドさせる場合においても、2相励磁状態を維持させる
ようにしたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例の減衰力特性変更手段駆動用ステッピングモータ
の制御方法においては、以下に述べるような問題点があ
った。
【0005】即ち、従来方法では、ステッピングモータ
のホールド時においても、常に2相励磁状態が維持され
ていることから、ステッピングモータが発熱すると共
に、この発熱により、その発生トルクが低下して脱調し
易くなり、これにより、車両の挙動に応じたショックア
ブソーバの減衰力特性制御が行なえなくなって、車両の
走行安定性および乗り心地を損なう恐れがある。
【0006】なお、以上の問題点に関し、ステッピング
モータのホールド時における励磁電流を低く抑えること
によりステッピングモータの発熱を防止することは可能
であるが、以下に述べるような別の問題が生じる。
【0007】即ち、ステッピングモータのホールド時に
おいて、ロータリーバルブの回動ポジションによって
は、ショックアブソーバの行程により前記ポートとロー
タリーバルブの連通穴間を流通する流体がロータリーバ
ルブを回転さる方向に流体力を発生させる場合があり、
このため、常に励磁電流が低くホールド力が弱い状態だ
と、回動ポジションによってはホールド力が流体力に負
けてロータリーバルブが回動し、これにより、ステッピ
ングモータが脱調し、イニシャライズされたポジション
に狂いを生じさせる恐れがある。
【0008】本発明は、上述のような従来の問題点に着
目してなされたもので、ホールド時におけるステッピン
グモータの発熱および脱調を防止することができる減衰
力特性変更手段駆動用ステッピングモータの制御方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の減衰力特性変更手段駆動用ステッピングモー
タの制御方法は、シリンダ内を2室に画成して設けられ
たバルブボディと、該バルブボディに設けられた筒状部
材と、該筒状部材の中空部内において回転自在に設けら
れたロータリーバルブと、前記筒状部材の周壁を貫通し
て形成されたポートと、該ポートと符合するロータリー
バルブの外周に形成され、ロータリーバルブの回転に基
づいてポートとの間で可変絞り部を形成する連通溝と、
前記ポートおよび連通溝を経由して2室間を連通する流
路と、前記ロータリーバルブをステップ回動させること
により可変絞り部の絞り開度を調整して減衰力特性を変
更するステッピングモータと、該ステッピングモータの
ステップ駆動およびホールドをPWM(パルス・ワイズ
・モジュレーション)制御されたパルス幅変調信号で行
なうPWM制御回路と、を備え、前記ステッピングモー
タのホールド時におけるパルス幅変調信号のオンデュー
ティ(ON Duty) 比を、ロータリーバルブの各回動ポジシ
ョンにおいてショックアブソーバの行程により前記ポー
トと連通溝間を流通する流体がロータリーバルブに対し
その回転方向に作用する流体力に応じて可変制御するよ
うにした手段とした。
【0010】また、請求項2記載の減衰力特性変更手段
駆動用ステッピングモータの制御方法では、前記ステッ
ピングモータ駆動用電源電圧を検出する電源電圧検出手
段を備え、ステッピングモータのホールド時におけるパ
ルス幅変調信号のオンデューティ比を、ステッピングモ
ータ駆動用電源電圧の変動に応じ電源電圧が低くなると
高める方向に可変制御するようにした。
【0011】また、請求項3記載の減衰力特性変更手段
駆動用ステッピングモータの制御方法では、前記ステッ
ピングモータ駆動用電源電圧を検出する電源電圧検出手
段を備え、ステッピングモータ駆動用電源電圧が所定の
値以下に低下した時はステッピングモータのホールド時
におけるパルス幅変調信号のオンデューティ比をほぼ1
00%に制御するようにした。
【0012】
【作用】この発明請求項1記載の減衰力特性変更手段駆
動用ステッピングモータの制御方法では、上述のよう
に、ステッピングモータのステップ駆動およびホールド
がPWM制御回路により、PWM制御されたパルス幅変
調信号で行なわれるもので、これにより、特に、ホール
ド時における励磁電流の実効値が下がることから、ステ
ッピングモータの発熱が防止される。
【0013】また、ホールド時におけるパルス幅変調信
号のオンデューティ比が、ロータリーバルブの各回動ポ
ジションにおいてショックアブソーバの行程により前記
ポートと連通溝間を流通する流体がロータリーバルブに
対しその回転方向に作用する流体力に応じて可変制御さ
れるもので、即ち、流体力が作用しない回動ポジション
ではパルス幅変調信号のオンデューティ比が低い値に制
御され、逆に流体力が作用する回動ポジションでは、そ
の流体力の強さに応じてパルス幅変調信号のオンデュー
ティ比が高い値に制御されるもので、これにより、全て
の回動ポジションにおいて流体力によるステッピングモ
ータの脱調が防止される。
【0014】また、請求項2記載の減衰力特性変更手段
駆動用ステッピングモータの制御方法では、ステッピン
グモータのホールド時におけるパルス幅変調信号のオン
デューティ比が、ステッピングモータ駆動用電源電圧の
変動に応じ電源電圧が低くなると高める方向に可変制御
されるもので、これにより、電源電圧の変動に基づくホ
ールド力の変動が防止される。
【0015】また、請求項3記載の減衰力特性変更手段
駆動用ステッピングモータの制御方法では、ステッピン
グモータ駆動用電源電圧が所定の値以下に低下した時は
ステッピングモータのホールド時におけるパルス幅変調
信号のオンデューティ比がほぼ100%に制御されるも
ので、これにより、電源電圧の変動(低下)によるステ
ッピングモータの脱調が防止される。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。 (第1実施例)図2は、本発明第1実施例の減衰力特性
変更手段駆動用ステッピングモータの制御方法を適用し
た減衰力特性可変型のショックアブソーバSAを示す一
部切欠断面図であり、この図に示すように、この減衰力
特性可変型のショックアブソーバSAは、シリンダ2と
シリンダ2内を上部室Aと下部室Bとに画成したピスト
ンPと、シリンダ2の外周にリザーバ室Cを形成した外
筒11と、下部室Bとリザーバ室Cとを画成したベース
17と、ピストンPに連結されたピストンロッド1の摺
動をガイドするガイド部材18と外筒11と車体との間
に介装されるサスペンションスプリング19と、バンパ
ラバー20と、を備え、また、ピストンロッド1内には
減衰力特性変更手段を構成するロータリーバルブ14が
設けられると共に、ショックアブソーバSAの上端には
コントロールロッド15を介して前記ロータリーバルブ
14をステップ回転駆動させるステッピングモータ21
が取り付けられた構造となっている。
【0017】次に、図1は、ショックアブソーバSAの
ピストンP部分の構成を示す拡大断面図であって、この
ピストンPは、ピストンボディ(バルブボディ)3とそ
の上下に直列に組み込まれた圧側サブボディ4および伸
側サブボディ5とで構成されていて、ピストンボディ3
の外周面には、シリンダ2との間を摺動自在にシールす
るピストンリング6が装着されている。
【0018】前記ピストンボディ3には、図3および図
4にもその詳細を示すように、下部室Bから上部室A方
向への流れを確保する圧側連通孔3aと、上部室Aから
下部室B方向への流れを確保する伸側連通孔3bとが周
方向交互に4つづつ設けられ、また、ピストンボディ3
の上面には、圧側連通孔3aと連通した圧側中間受圧室
3eを形成する圧側シート面3cが突出形成され、ピス
トンボディ3の下面には、伸側連通孔3bと連通した伸
側中間受圧室3fを形成する伸側シート面3dが突出形
成されている。そして、ピストンボディ3の上面には圧
側シート面3cに当接して圧側連通孔3aの流れを制限
的に許容する圧側高減衰バルブ7が設けられ、かつ、ピ
ストンボディ3の下面には伸側シート面3dに当接して
伸側連通孔3bの流れを制限的に許容する伸側高減衰バ
ルブ8が設けられている。
【0019】前記圧側サブボディ4の上面には、圧側受
圧室4aを形成して圧側シート面4bが突出形成され、
この圧側シート面4bに当接して圧側低減衰バルブ9が
設けられている。また、前記伸側サブボディ5の下面に
は、伸側受圧室5aを形成して伸側シート面5bが突出
形成され、この伸側シート面5bに当接して伸側低減衰
バルブ10が設けられている。
【0020】なお、前記ピストンロッド1には、各バル
ブ7,8,9,10の開弁方向の撓みを許しながらその
撓み量を所定量に抑えるためにワッシャ12a,12
b,12c,12dおよびリテーナ13a,13bが設
けられている。
【0021】前記ピストンロッド1を軸方向に貫通形成
された貫通孔1e内には、略円柱形状のロータリーバル
ブ14が回動自在に挿入されていて、このロータリーバ
ルブ14の外周に径方向に対向してそれぞれ軸方向に形
成された圧側連通溝14a,14aとピストンロッド1
に径方向に形成された第1横孔(ポート)1aおよび第
2横孔(ポート)1bとピストンボディ3の上端面に形
成された圧側中間受圧室3eにより、圧側高減衰バルブ
7をバイパスして圧側連通孔3aと上部室Aとの間を連
通する圧側バイパス流路IIが形成され、また、ロータリ
ーバルブ14の外周に径方向に対向してそれぞれ軸方向
に形成された伸側連通溝14b,14bとピストンロッ
ド1に径方向に形成された第3横孔(ポート)1cおよ
び第4横孔(ポート)1dと伸側サブボディ5の下端面
に形成された伸側中間受圧室3fにより、伸側高減衰バ
ルブ8をバイパスして伸側連通孔3bと下部室Bとの間
を連通する伸側バイパス流路Iが形成されている。
【0022】そして、前記圧側連通溝14aと第1横孔
1aおよび第2横孔1bとの間で圧側可変絞りR2 を形
成させ、また、伸側連通溝14bと第3横孔1cおよび
第4横孔1dとの間で伸側可変絞りR1 を形成させてい
て、ロータリーバルブ14を回動させることによってそ
の絞り開度を独立して変化可能となっている。なお、前
記ロータリーバルブ14は、前述のように、貫通孔1e
内に延在されているコントロールロッド15によりステ
ッピングモータ21からの駆動力を入力可能に連結され
ている。また、ロータリーバルブ14の下側位置には、
抜け止め用のプラグ16が貫通孔1eに嵌め込まれて設
けられている。
【0023】本実施例では、以上のような構成としたた
め、伸行程で流体が流通可能な流路としては、上部室A
から伸側連通孔3bを経由して伸側中間受圧室3fに流
入し、その位置で伸側高減衰バルブ8を開弁して下部室
Bに流入する伸側主流路Dと、前記伸側連通孔3bから
伸側高減衰バルブ8をバイパスし、伸側バイパス流路I
を通り伸側低減衰バルブ10を開弁して下部室Bに流入
する伸側副流路Eとがあり、また、圧行程で流体が流通
可能な流路としては、下部室Bから圧側連通孔3aを経
由して圧側中間受圧室3eの位置で圧側高減衰バルブ7
を開弁して上部室Aに流入する圧側主流路Fと、前記圧
側連通孔3aから圧側高減衰バルブ7をバイパスし、圧
側バイパス流路IIを通り圧側低減衰バルブ9を開弁して
上部室Aに流入する圧側副流路Gとがある。
【0024】また、ロータリーバルブ14は、その回動
に基づいて減衰力特性ポジションを図5に示す3つのポ
ジション(H-S 特性ポジション,S-S 特性ポジション,
S-H特性ポジション)の範囲内で任意のポジション位置
に切り換え可能となっている。なお、図7に減衰力特性
切換特性および各流路D,E,F,Gの開閉状況を示
す。
【0025】まず、図5の S-S特性ポジション(図7の
)では、伸側可変絞りR1 および圧側可変絞りR2
全て開かれていて、図6のS−S欄に示すように、伸側
主流路D、伸側副流路E、圧側主流路F、圧側副流路G
の全てが流通可能となっている。従って、伸行程時に
は、低ピストン速度域では、流体が流通抵抗の小さい伸
側副流路Eを流通し、ピストン速度が早くなるにつれて
伸側主流路Dを流通し、これにより、伸行程の減衰力特
性はソフトの状態となる。また、圧行程時には、低ピス
トン速度域では、流体が流通抵抗の小さい圧側副流路G
を流通し、ピストン速度が早くなるにつれて圧側主流路
Fを流通し、これにより、圧行程の減衰力特性はソフト
の状態となる(S-S 特性)。
【0026】また、図5の H-S特性ポジション(図7の
)では、圧側可変絞りR2 が開いて伸側可変絞りR1
が閉じられていて、図6のH−S欄に示すように、伸側
主流路D、圧側主流路F、圧側副流路Gのみが流通可能
となっている。従って、圧行程の減衰力特性はソフトの
状態となるが、伸行程の減衰力特性はハードの状態とな
る(H-S 特性)。
【0027】また、図5の S-H特性ポジション(図7の
)では、以上とは逆に伸側可変絞りR1 が開いて圧側
可変絞りR2 が閉じられていて、図6のS−H欄に示す
ように、圧側主流路F、伸側主流路D、伸側副流路Eの
みが流通可能となっている。従って、伸行程の減衰力特
性はソフトの状態となるが、圧行程の減衰力特性はハー
ドの状態となる(S-H 特性)。
【0028】また、図5の S-S特性ポジションから H-S
特性ポジション方向へ切り換えるべくロータリーバルブ
14を反時計方向にステップ回動させていくと、伸側可
変絞りR1 の絞り開度が絞られて、伸側副流路Eの流路
断面積が減少してくるため、圧行程はソフト状態のまま
で伸行程の減衰力特性のみが次第に高くなる(H-S 特性
領域)。
【0029】また、図5の S-S特性ポジションから S-H
特性ポジション方向へ切り換えるべくロータリーバルブ
14を時計方向にステップ回動させていくと、圧側可変
絞りR2 の絞り開度が絞られて、圧側副流路Gの流路断
面積が減少してくるため、伸行程はソフト状態のままで
圧行程の減衰力特性が次第に高くなる(S-H 特性領
域)。
【0030】次に、前記ショックアブソーバSAの減衰
力特性制御を行なうコントロールユニットの構成を、図
8のシステムブロック図に基づいて説明すると、図にお
いて22はコントロールユニットであり、このコントロ
ールユニット22には、インターフェース回路22a,
演算回路22b,駆動信号発生回路22c,PWM制御
回路22d,ステッピングモータ駆動回路22eを備え
ている。
【0031】そして、前記インターフェース回路22a
には、ばね上上下加速度センサ(Gセンサ)23、舵角
センサ24、および車速センサ25からの各信号が入力
され、続く演算回路22bでは、インターフェース回路
22aからの各信号に基づいて車両における各ショック
アブソーバSAの減衰力特性を最適制御するための制御
信号が求められる。
【0032】また、前記駆動信号発生回路22cでは、
演算回路22bからそれぞれ入力される各制御信号に基
づいて各ショックアブソーバSAにおけるステッピング
モータ21を目標ステップ位置(ロータリーバルブ14
の目標回動ポジション)までステップ駆動させるための
ステップ駆動信号が出力される。
【0033】また、前記PWM制御回路22dでは、駆
動信号発生回路22cから入力されるステップ駆動信号
に基づいて、所定のオンデューティ比に制御されたパル
ス幅変調信号を出力すべく各ステッピングモータ駆動回
路22eにPWM制御信号が出力される。
【0034】また、ステップ駆動後のホールド時におい
ては、駆動信号発生回路22cから入力されるステップ
駆動信号に基づいて判定されるロータリーバルブ14の
各目標回動ポジションにおいてロータリーバルブ14に
それぞれ作用する流体力に応じ、ホールディングのため
のパルス幅変調信号のオンデューティ比が可変制御され
る。
【0035】前記流体力とは、例えば、ショックアブソ
ーバSAの圧行程において、圧側バイパス流路IIの圧側
可変絞りR2 を構成する第2横孔1bとロータリーバル
ブ14の圧側連通溝14aとの間を流体が通過する際
に、可変絞りR2 の絞り開度によっては、ロータリーバ
ルブ14を回転させる方向に作用する流体の力である。
即ち、図9の(ロ),(ハ) に示すように、可変絞りR2 の絞
り込みが行なわれていない状態においては、第2横孔1
bから圧側連通溝14aに流入する流体の方向がロータ
リーバルブ14の軸心方向であるため、ロータリーバル
ブ14を回転させる流体力は作用しないが、図9の(イ),
(ニ) に示すように可変絞りR2 の絞り込みが行なわれて
いる状態においては流体の流れ方向がロータリーバルブ
14の回転方向に向けて傾斜するため、ロータリーバル
ブ14を回転させる方向に点線矢印で示す流体力が作用
することになる。
【0036】そこで、ホールド時におけるロータリーバ
ルブ14の目標回動ポジションを検出し、その各回動ポ
ジションで作用する流体力より大きなホールディングト
ルクが発生するように、各回動ポジションごとに設定し
たオンデューティ比のパルス幅変調信号を出力する。即
ち、図10の実線は、圧行程時に、ロータリーバルブ1
4の各回動ポジション(−6〜0〜10)においてロー
タリーバルブ14に作用する流体力の変化特性を示し、
また、図10の点線は、実線で示す各流体力に対抗可能
な各回動ポジションにおけるステッピングモータ21の
目標ホールディングトルクを示している。そして、図1
1は、目標ホールディングトルクに対応するパルス幅変
調信号のオンデューティ比特性を示しており、前記両特
性に基づいて、表1に示すように、ロータリーバルブ1
4の各回動ポジション(−6〜0〜10)におけるホー
ルディングのためのパルス幅変調信号のオンデューティ
比が可変設定されるようになっている。
【0037】
【表1】
【0038】そして、以上のようにして設定されたオン
デューティ比に制御されたパルス幅変調信号を出力すべ
く各ステッピングモータ駆動回路22eにPWM制御信
号が出力され、各ステッピングモータ駆動回路22eに
よるステッピングモータ21のホールドが行なわれる。
【0039】以上説明してきたように、この第1実施例
のステッピングモータの制御方法にあっては、ホールド
時において、流体力が作用しない回動ポジションではパ
ルス幅変調信号のオンデューティ比が可能な限り低い値
に制御されることで、ステッピングモータ21の発熱を
防止することができ、逆に流体力が作用する回動ポジシ
ョンでは、その流体力の強さに応じてパルス幅変調信号
のオンデューティ比が高い値に制御されることにより、
流体力によるステッピングモータ21の脱調を防止する
ことができるようになるという効果が得られる。
【0040】(第2実施例)次に、本発明第2実施例に
ついて説明する。なお、この実施例のステッピングモー
タの制御方法は、ステッピングモータ21駆動用電源電
圧の変動に応じてパルス幅変調信号のオンデューティ比
を可変制御するようにしたもので、その他の構成は前記
第1実施例と同様であるため、同様の構成部分には同一
の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ
説明する。
【0041】図12は、この実施例のステッピングモー
タの制御方法を適用した減衰力可変型ショックアブソー
バにおけるコントロールユニット22の構成を示すシス
テムブロック図であり、この図に示すマイクロプロセッ
サユニットMPU内に、前記第1実施例における演算回
路22bと駆動信号発生回路22cとPWM制御回路2
2dとが組み込まれている。そして、各ステッピングモ
ータ21には、車載バッテリからのDC12V電源が供
給されると共に、前記マイクロプロセッサユニットMP
Uには、DC12V電源から変圧回路22fで変圧され
たDC5Vの駆動用電源が入力されると共に、PWM制
御回路22dにはステッピングモータ21駆動用電源電
圧がインターフェース回路(電源電圧検出手段)22g
を介して入力されていて、その変動が常に検出された状
態となっている。
【0042】そして、PWM制御回路22dでは、ステ
ッピングモータ21駆動用電源電圧の変動に応じてパル
ス幅変調信号のオンデューティ比特性を可変するような
可変制御が行なわれるようになっている。
【0043】即ち、図13は各電源電圧の変動(8V以
上〜10V未満,10V以上〜12V未満,12V以上
〜14V未満,14V以上、の4段階)に応じたステッ
ピングモータ21の目標ホールディングトルクに対応す
るパルス幅変調信号のオンデューティ比特性を示してお
り、この特性図に基づいて、表2に示すように、ロータ
リーバルブ14の各回動ポジション(−6〜0〜10)
におけるホールディングのためのパルス幅変調信号のオ
ンデューティ比が、各電源電圧の変動に応じ、電源電圧
が低くなると高める方向に可変設定されるようになって
いる。
【0044】
【表2】
【0045】従って、この実施例においては、流体力に
対する目標ホールディングトルク(パルス幅変調信号の
オンデューティ比)を高めに設定することなしに、ステ
ッピングモータ21に対する電源電圧の変動に基づくス
テッピングモータ21の脱調を防止することができるよ
うになり、これにより、ステッピングモータ21の発熱
防止効果を最大限に高めることができるようになる。
【0046】以上、実施例を図面に基づいて説明してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。
【0047】例えば、実施例では、バルブボディがピス
トンボディで構成されている場合を例にとったが、その
他ベースボディで構成された場合等にも本発明を適用す
ることができる。
【0048】また、第2実施例では、電源電圧が8V未
満に低下した場合については考慮されなかったが、この
ように電源電圧が所定の電圧以下まで低下した時には、
ホールディングのためのパルス幅変調信号のオンデュー
ティ比を、100%近くに戻すような制御を行なうよう
にすることもできる。
【0049】また、実施例では、コントロールユニット
22を構成するインターフェース回路22a,演算回路
22b,駆動信号発生回路22c,PWM制御回路22
d,ステッピングモータ駆動回路22eの順で全ての回
路を直列に配した最も一般的な回路を示したが、図14
に示すように、演算回路22bから、駆動信号発生回路
22cとPWM制御回路22dに対して並列に信号を出
力すると共に、駆動信号発生回路22cの駆動信号を補
正する形でPWM制御回路22dから駆動信号発生回路
22cに対して信号を出力するような構成とすることも
でき、また、図15に示すように、演算部221,駆動
信号発生部222,PWM制御部223,データ部22
4をソフト化し、これをマイクロプロセッサユニットM
PU内に組み込んだ構成とすることもでき、この場合は
システムコストを大幅に低減することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の減衰力特性変更手段駆動用ステッピングモータ
の制御方法にあっては、ステッピングモータのホールド
時におけるパルス幅変調信号のオンデューティ比を、ロ
ータリーバルブの各回動ポジションにおいてショックア
ブソーバの行程により前記ポートと連通溝間を流通する
流体がロータリーバルブに対しその回転方向に作用する
流体力に応じて可変制御するようにしたことで、ホール
ド時におけるステッピングモータの発熱および脱調を防
止することができるようになるという効果が得られる。
【0051】また、請求項2記載の減衰力特性変更手段
駆動用ステッピングモータの制御方法では、前記ステッ
ピングモータ駆動用電源電圧を検出する電源電圧検出手
段を備え、ステッピングモータのホールド時におけるパ
ルス幅変調信号のオンデューティ比を、ステッピングモ
ータ駆動用電源電圧の変動に応じ電源電圧が低くなると
高める方向に可変制御するようにしたことで、流体力に
対する目標ホールディングトルク(パルス幅変調信号の
オンデューティ比)を高めに設定することなしに、ステ
ッピングモータに対する電源電圧の変動に基づくステッ
ピングモータの脱調を防止することができるようにな
り、これにより、ステッピングモータの発熱防止効果を
最大限に高めることができるようになる。
【0052】また、請求項3記載の減衰力特性変更手段
駆動用ステッピングモータの制御方法では、前記ステッ
ピングモータ駆動用電源電圧を検出する電源電圧検出手
段を備え、ステッピングモータ駆動用電源電圧が所定の
値以下に低下した時はステッピングモータのホールド時
におけるパルス幅変調信号のオンデューティ比をほぼ1
00%に制御するようにしたことで、大きな電源電圧の
低下があった場合におけるステッピングモータの脱調を
防止することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の減衰力特性変更手段駆動用
ステッピングモータの制御方法を適用した減衰力可変型
ショックアブソーバの要部を示す断面図である。
【図2】本発明第1実施例の減衰力特性変更手段駆動用
ステッピングモータの制御方法を適用した減衰力特性可
変型のショックアブソーバを示す一部切欠断面図であ
る。
【図3】第1実施例ショックアブソーバにおけるピスト
ンボディの平面図である。
【図4】第1実施例ショックアブソーバにおけるピスト
ンボディの底面図である。
【図5】第1実施例ショックアブソーバにおけるロータ
リーバルブの作動を説明するための断面説明図である。
【図6】第1実施例ショックアブソーバの H-S特性, S
-S特性, S-H特性での流体の流れを示す断面図である。
【図7】第1実施例ショックアブソーバの減衰力特性切
換特性および各流路の開閉状況を示す図である。
【図8】本発明第1実施例の減衰力特性変更手段駆動用
ステッピングモータの制御方法を適用した減衰力可変型
ショックアブソーバにおけるコントロールユニットの構
成を示すシステムブロック図である。
【図9】本発明第1実施例の減衰力特性変更手段駆動用
ステッピングモータの制御方法を適用した減衰力可変型
ショックアブソーバにおけるロータリバルブに作用する
流体力を説明するための要部拡大断面図である。
【図10】本発明第1実施例の減衰力特性変更手段駆動
用ステッピングモータの制御方法を適用した減衰力可変
型ショックアブソーバにおいて、圧行程時にロータリー
バルブの各回動ポジションにおいてロータリーバルブに
作用する流体力の変化特性および流体力に対応した目標
ホールディングトルクを示す特性図である。
【図11】本発明第1実施例の減衰力特性変更手段駆動
用ステッピングモータの制御方法を適用した減衰力可変
型ショックアブソーバにおける目標ホールディングトル
クに対応するパルス幅変調信号のオンデューティ比を示
す特性図である。
【図12】本発明第2実施例の減衰力特性変更手段駆動
用ステッピングモータの制御方法を適用した減衰力可変
型ショックアブソーバにおけるコントロールユニットの
構成を示すシステムブロック図である。
【図13】本発明第2実施例の減衰力特性変更手段駆動
用ステッピングモータの制御方法を適用した減衰力可変
型ショックアブソーバにおける電源電圧の変動に基づく
目標ホールディングトルクに対応するパルス幅変調信号
のオンデューティ比を示す特性図である。
【図14】実施例におけるコントロールユニットの他の
構成例を示すシステムブロック図である。
【図15】実施例におけるコントロールユニットの他の
構成例を示すシステムブロック図である。
【符号の説明】
SA ショックアブソーバ A 上部室 B 下部室 R1 伸側可変絞り(可変絞り部) R2 圧側可変絞り(可変絞り部) I 伸側バイパス流路 II 圧側バイパス流路 1 ピストンロッド(筒状部材) 1a 第1横孔(ポート) 1b 第2横孔(ポート) 1c 第3横孔(ポート) 1d 第4横孔(ポート) 2 シリンダ 3 ピストンボディ(バルブボディ) 14 ロータリーバルブ 14a 圧側連通溝 14b 伸側連通溝 21 ステッピングモータ 22d PWM制御回路 22g インタフェース回路(電源電圧検出手段) 223 PWM制御部(PWM制御回路)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内を2室に画成して設けられた
    バルブボディと、該バルブボディに設けられた筒状部材
    と、該筒状部材の中空部内において回転自在に設けられ
    たロータリーバルブと、前記筒状部材の周壁を貫通して
    形成されたポートと、該ポートと符合するロータリーバ
    ルブの外周に形成され、ロータリーバルブの回転に基づ
    いてポートとの間で可変絞り部を形成する連通溝と、前
    記ポートおよび連通溝を経由して2室間を連通する流路
    と、前記ロータリーバルブをステップ回動させることに
    より可変絞り部の絞り開度を調整して減衰力特性を変更
    するステッピングモータと、該ステッピングモータのス
    テップ駆動およびホールドをPWM制御されたパルス幅
    変調信号で行なうPWM制御回路と、を備え、 前記ステッピングモータのホールド時におけるパルス幅
    変調信号のオンデューティ比を、ロータリーバルブの各
    回動ポジションにおいてショックアブソーバの行程によ
    り前記ポートと連通溝間を流通する流体がロータリーバ
    ルブに対しその回転方向に作用する流体力に応じて可変
    制御するようにしたことを特徴とする減衰力特性変更手
    段駆動用ステッピングモータの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記ステッピングモータ駆動用電源電圧
    を検出する電源電圧検出手段を備え、ステッピングモー
    タのホールド時におけるパルス幅変調信号のオンデュー
    ティ比を、ステッピングモータ駆動用電源電圧の変動に
    応じ電源電圧が低くなると高める方向に可変制御するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の減衰力特性変
    更手段駆動用ステッピングモータの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ステッピングモータ駆動用電源電圧
    を検出する電源電圧検出手段を備え、ステッピングモー
    タ駆動用電源電圧が所定の値以下に低下した時はステッ
    ピングモータのホールド時におけるパルス幅変調信号の
    オンデューティ比をほぼ100%に制御するようにした
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の減衰力特性
    変更手段駆動用ステッピングモータの制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10146097A (ja) * 1996-11-12 1998-05-29 Unisia Jecs Corp ステッピングモータ駆動装置
JP2012179970A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Hitachi Automotive Systems Ltd サスペンション制御装置
CN106602948A (zh) * 2017-02-21 2017-04-26 合肥工业大学 微型步进电机驱动的集成式比例型滑阀的控制系统及其控制方法

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