JP3507311B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3507311B2
JP3507311B2 JP30551497A JP30551497A JP3507311B2 JP 3507311 B2 JP3507311 B2 JP 3507311B2 JP 30551497 A JP30551497 A JP 30551497A JP 30551497 A JP30551497 A JP 30551497A JP 3507311 B2 JP3507311 B2 JP 3507311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
image
image forming
toner
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30551497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11146112A (ja
Inventor
正 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP30551497A priority Critical patent/JP3507311B2/ja
Priority to US09/175,449 priority patent/US6078765A/en
Priority to EP98308683A priority patent/EP0913987A3/en
Priority to CNB2004100492731A priority patent/CN100354762C/zh
Priority to CN98123619.7A priority patent/CN1231819C/zh
Publication of JPH11146112A publication Critical patent/JPH11146112A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3507311B2 publication Critical patent/JP3507311B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の画像情報を
読み取るとともに、画像を形成し、紙などの記録媒体に
記録する画像形成装置に関し、特に画像の形成、記録を
電子写真方式により行う画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置の従来例として、
画像の形成、記録を行う記録部が電子写真方式のレーザ
ービームプリンタとして構成されたファクシミリ装置の
構成を図7により説明する。
【0003】図7において、装置本体正面側の上部に、
原稿の画像情報を読み取る画像読取部3が設けられ、そ
の後方に画像の形成、記録を行う記録部4が設けられて
いる。
【0004】まず、記録部4の構成を説明する。記録部
4において、カセット部50に積載された記録紙Pは、
ピックアップローラ51によって最上層の1枚が給送さ
れ、搬送ローラ26によって画像形成部10に送られ
る。画像形成部10の上方にはレーザスキャナ9が配置
され、画像形成部10より装置本体正面側に定着部11
が配置されている。画像信号にもとづいて、レーザスキ
ャナ9より画像形成部10の感光ドラム10a上にレー
ザビームが走査光として照射される。その前に感光ドラ
ム10aの表面は一次帯電器10bにより均一に帯電さ
れており、その表面にレーザスキャナ9より走査光が照
射されることによって静電潜像が形成され、その潜像が
現像ローラ10cから供給されるトナーの付着によって
トナー像として顕画化される。さらに、トナー像が転写
帯電器10fで記録紙P上に転写された後、定着器11
によって定着される。
【0005】定着後、記録紙Pは排出されるが、記録面
を上にして記録内容を排紙中にも確認できるように排紙
する、いわゆるフェースアップ排紙の場合は排紙ローラ
対11aによって排紙カバー53上に、又、記録面を下
にして出力ページ順が揃うように排紙する、いわゆるフ
ェースダウン排紙の場合は排紙ローラ対11a,11b
によってフェースダウン排紙部52上に排出される。
尚、フェースアップ排紙、フェースダウン排紙はフラッ
パ14を切り替えることによって選択する。
【0006】次に、画像読取部3の構成を説明する。画
像読取部3では、原稿載置台54上に載置された原稿S
を摩擦片18と分離ローラ19で1枚ずつ分離し、給紙
コロ21、給紙ローラ22で密着型イメージセンサ7に
搬送し、原稿Sの画像情報を読み取った後、排紙コロ2
3,排紙ローラ24によって原稿排紙トレイ8上に排出
する。
【0007】又、画像読取部3は支点Bを中心として図
示の位置から図中反時計方向に回動可能であり、フェー
スダウン排紙ガイド15は支点Cを中心として反時計方
向に回動可能である。原稿載置台54とフェースダウン
排紙部52はカートリッジカバー55として一体に構成
されているが、このカバー55は支点Dを中心として時
計方向に回動可能になっている。
【0008】感光ドラム10a,帯電器10b,現像ロ
ーラ10c,トナー収納部等が一体に構成されたトナー
カートリッジ10eの交換の際は、カートリッジカバー
55を時計方向に回動させて開き、又、記録紙ジャムの
際は画像読取部3を反時計方向に回動させ、次にフェー
スダウン排紙ガイド15を反時計方向に回動させて、ジ
ャムした記録紙を取り出すように構成されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来例の
装置においては、下記の様な欠点を有していた。
【0010】まず第1に、トナーカートリッジ10eの
交換の際にカートリッジカバー55を開けて上方から出
し入れする構造になっている為、カバー55の画像形成
部10を覆う部分の大きさは、少なくともトナーカート
リッジ10eの投影面積よりも大である必要があり、更
に操作者がトナーカートリッジを出し入れする際に手が
装置に当たらないようにするため、ある程度余裕をもた
せた大きさとする必要があった。そして、この大きなカ
バー55を画像読取部3などに当たらないように図7中
時計方向に回動可能とするため、装置本体の上部の中央
部において大きなデッドスペースが生じてしまう。従っ
て、装置を小型化する際の障害となっていた。
【0011】第2に、上記構成において、記録紙がジャ
ムした場合、画像読取部3を反時計方向に回動し、次に
フェースダウン排紙ガイド15を反時計方向に回動させ
て、ジャムした記録紙を取り出す様な構造となってお
り、ジャム処理を行う際には常に画像読取部3とフェー
スダウン排紙ガイド15の2つを開けなければならない
という不具合を有していた。
【0012】そこで本発明の課題は、上記従来の欠点に
鑑み、原稿の画像情報を読み取るとともに、電子写真方
式により画像を形成し、記録媒体に記録する画像形成装
置において、装置の小型化を実現するとともに、画像形
成部のトナーカートリッジなどの交換、及び記録媒体の
ジャム処理が容易な使い勝手の良い画像形成装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、画像形成装置において、装置本体
の正面側上部に設けられ、原稿の画像情報を読み取る画
像読取部と、該画像読取部の後方に設けられ、画像信号
に基づいて光信号を発生する光信号発生部と、該光信号
発生部の下方に設けられ、前記光信号の照射によって感
光体にトナー像を形成し、記録媒体に転写する画像形成
部と、該画像形成部に設けられたトナーを収納したトナ
ーカートリッジと、前記画像読取部の後方かつ前記画像
形成部の装置本体正面側の下部近傍に設けられ、前記記
録媒体に転写されたトナー像を定着する定着部と、前記
画像形成部及び光信号発生部と前記画像読取部との間に
設けられ、前記定着部によりトナー像を定着された記録
媒体が排出される媒体排出部と、装置本体の正面側へ開
き、背面側へ閉じるように回動可能に設けられた開閉カ
バーとを有し、前記画像読取部及び前記媒体排出部は前
記開閉カバーと一体的に構成されて回動可能に支持さ
れ、前記開閉カバーを前記画像読取部及び前記媒体排出
部とともに開くように回動させることにより、前記画像
形成部が露出して前記トナーカートリッジを外に取り出
すことが可能になるとともに、前記定着部から前記媒体
排出部へ至る記録媒体搬送路の一部が開放されるように
した構成を採用した。
【0014】このような構成によれば、開閉カバーを画
像読取部及び媒体排出部とともに開くように回動させる
ことにより、画像形成部が露出するとともに、定着部か
ら媒体排出部へ至る記録媒体搬送路の一部が開放される
ので、画像形成部のトナーカートリッジなどの交換、及
び記録媒体のジャム処理の作業を容易に行うことができ
る。
【0015】また、開閉カバーを回動可能としたことに
より、装置本体にトナーカートリッジを取り出すための
デッドスペースを必要とせず、装置の小型化が図れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明による
画像形成装置の実施の形態を説明する。尚、図において
従来例と同様の機能をはたすものについては同じ符号に
よって示してある。ここではファクシミリ装置での実施
形態を示し、説明の順序として、 (1)ファクシミリ装置の各部の簡単な説明 (2)各部の配置 (3)原稿の画像情報を読み取る画像読取部の構成 (4)画像の形成、記録を行う記録部の構成 (5)開閉カバーに関わる構成 (6)装置全体の制御を行う制御部の部品交換等のため
の構成 (7)前記制御部を含む制御系の構成 の順で説明する。
【0017】[ファクシミリ装置の各部の簡単な説明]ま
ず、実施形態のファクシミリ装置の各部を簡単に説明す
る。
【0018】図1は実施形態のファクシミリ装置の構成
を示す断面図である。この図1において、1は装置本
体、2は原稿Sを複数枚積載することができる原稿載置
台を兼ねるように構成され、後述するトナーカートリッ
ジの交換ないし記録紙のジャムの処理のために開閉され
る開閉カバー、3は原稿Sの画像情報を読み取る画像続
取部、4はレーザビームプリンタとして構成され、画像
を形成し記録紙Pに記録する記録部、5は原稿をイメー
ジセンサ部へ搬送する原稿搬送部、6は原稿をイメージ
センサに押圧する原稿押圧部、7は原稿の画像情報を読
み取る密着型イメージセンサ、8は読取後の原稿Sまた
はフェースアップ排紙時の記録紙Pが排出される排紙ト
レイ、9は光信号発生部であるレーザスキャナ、10は
記録部4においてレーザスキャナの光信号の照射により
トナー像を形成し記録紙Pに転写する画像形成部、11
は記録紙Pに転写されたトナー像を定着する定着部、1
2は定着後の記録紙Pがフェースダウン排紙されるフェ
ースダウン排紙部、13は画像形成部10に供給する記
録紙を支持する給紙部、14はフェースダウン排紙とフ
ェースアップ排紙の切り換えのために定着部11からの
記録紙搬送路を切り換える搬送路切換えフラッパ、15
は定着後の記録紙Pをフェースダウン排紙部へ案内する
フェースダウン排紙ガイド、16,17は原稿Sを案内
する上原稿ガイドと下原稿ガイド、25は各種の操作入
力を行うための操作部、26は記録紙Pを給紙部13か
ら画像形成部10へ搬送する搬送ローラ、27は記録紙
Pを案内する搬送ガイド、28は定着部11の熱を放熱
するための放熱ダクトである。
【0019】[各部の配置]次に装置の各部の配置を説明
すると、まず、装置本体正面側の上部に画像読取部3が
設けられており、その後方にレーザスキャナ9が設けら
れている。また、レーザスキャナ9の下方に画像形成部
10が設けられており、画像読取部3の後方かつ画像形
成部10の装置本体正面側の下部近傍に定着部11が設
けられている。さらに、レーザスキャナ9及び画像形成
部10と画像読取部3との間にフェースダウン排紙部1
2が設けられている。また、レーザスキャナ9及び画像
形成部10の背後に給紙部13が設けられている。
【0020】[画像読取部の構成]次に、画像読取部3の
構成を説明する。画像読取部3の構成では、先ず原稿載
置台(開閉カバー)2上に積載された原稿(シート)S
を摩擦片18と圧接する分離ローラ19で1枚ずつ分離
して給送し、次いで、その分離された原稿Sを押圧バネ
20により押圧された給紙コロ21及びこれに圧接する
給紙ローラ22で密着型イメージセンサ7に搬送し、そ
の原稿を原稿押圧部6で密着型イメージセンサ7に押圧
して密着させ、原稿Sの画像情報を密着型イメージセン
サ7で読み取る。その後、原稿Sを押圧バネ20により
押圧された排紙コロ23及びこれに圧接する排紙ローラ
24によって排紙トレイ8上に排出するようになってい
る。尚、この間、原稿Sは、上原稿ガイド16と下原稿
ガイド17によりガイドされる。
【0021】原稿載置台2は、縦方向に近い急角度で傾
斜して設けられており、その上に載置された原稿Sはそ
の自重によって分離ローラ19に導かれる為、予備搬送
部が不要なコンパクトな構成となっている。また、原稿
載置台2には、原稿Sの搬送方向と直角方向(原稿Sの
幅方向)にスライド可能なスライダ2aが設けられてお
り、そのスライダ2aによって原稿載置台2上に積載さ
れた原稿Sの両サイドを揃えることができるようになっ
ている。また、原稿Sが長尺原稿の場合、原稿トレイ2
bによって原稿Sの後端部が原稿載置台2からはみ出し
て垂れ下がるのを防止することができる。
【0022】[記録部の構成]次に、記録部4の構成を説
明する。記録部4は、後述する制御部300から出力さ
れる画像信号に基づいてレーザスキャナ9のレーザビー
ム発信器9aから変調信号の光ビームを射出し、この変
調ビームをポリゴンミラー9bによって画像形成部10
の感光ドラム10aに走査光として照射し、感光ドラム
10a表面に画像情報に応じたトナー像を形成して、給
紙部13から画像形成部10に給送された記録紙(シー
ト)Pにトナー像を転写し、さらに定着部11でトナー
像を定着した後、その記録紙Pをフェースダウン排紙部
12または排紙トレイ8上に排紙するように構成されて
いる。
【0023】感光ドラム10aは、一次帯電器10bと
現像剤ローラ10cとクリーニングブレード10dとと
もにトナーカートリッジ10e内に一体に組み込まれて
いて、装置本体1に対してトナーカートリッジ10eご
と着脱自在に構成されている。なお、トナーカートリッ
ジ10eのトナーを収納したトナー室10g内のトナー
の有無を検出するために、トナーカートリッジ10eに
当接して、磁気センサー35が装置本体側に設けられて
いる。
【0024】そして、感光ドラム10aは、その表面が
一次帯電器10bにより均一に帯電され、その表面にポ
リゴンミラー9bから送られる走査光が折り返しミラー
9cを介して照射されると、その表面に静電潜像が形成
され、その潜像が現像ローラ10cから供給されるトナ
ーの付着によってトナー像として顕画化されるようにな
っている。
【0025】画像形成部10の感光ドラム10aの下側
には、転写帯電器10fが配置されている。また、感光
ドラム10aよりも下流側の記録紙搬送路には、定着部
(熱定着器)11,排紙ローラ対11a及びフェースダ
ウン排紙用の排紙ローラ対11bが配置されている。
【0026】一方、装置本体1の後部に設けられた給紙
部13に設けられた記録紙トレイ29上に積載された記
録紙Pは、図示しない付勢手段により中板30が時計方
向に回動させられることによって分離ローラ31に圧接
され、分離パッド32によって1枚ずつ分離して(摩擦
片分離方式)、搬送され、さらに、搬送ローラ26によ
って感光ドラム10aと転写帯電器10fの間に搬送さ
れる。
【0027】記録紙Pは、転写帯電器10fで、感光ド
ラム10a表面に形成されたトナー像が転写された後、
搬送ガイド27に沿って搬送され、熱定着器11でトナ
ー像を定着され、その後、排紙ローラ対11aに送られ
る。
【0028】ユーザーは、記録紙Pの排紙様式として先
述したフェースダウン排紙とフェースアップ排紙のうち
いずれかを選択することができる。その切換えは、搬送
路切換えフラッパ14を動かし、記録紙搬送路を切り換
えることにより行われる。
【0029】図1は、フェースダウン排紙の状態を示し
ている。フラッパ14で上方に向きを変えられた記録紙
Pは、定着部11からフェースダウン排紙部12へ至る
記録紙搬送路の装置本体正面側に沿ってフラッパ14よ
り下流側に設けられたフェースダウン排紙ガイド15に
沿ってガイドされ、フェースダウン用の排紙ローラ対1
1bにより、放熱ダクト28とともに開閉カバー2と一
体的に構成されたフェースダウン排紙部12上に排出さ
れる。
【0030】なお放熱ダクト28は定着部11の上方に
位置し、定着部11で発生した熱は自然対流により放熱
ダクト28に沿って上方に放熱されると共に、放熱ダク
ト28により熱が画像形成部10のトナーカートリッジ
10eに回り込まない様、遮蔽している。
【0031】ユーザーがフェースアップ排紙を選択する
場合には、図示しない切換えレバーによりフラッパ14
の向きを変え、排紙トレイ8側に記録紙Pを排出する。
排紙トレイ8は、フェースアップ排紙トレイと原稿排紙
トレイを兼ねているが、引き出し式となっており、ユー
ザの使い方に応じて図1に示すように引き出したり、図
2の外観斜視図に示すように装置本体1の下に収納する
ことが可能である。
【0032】[開閉カバーに関わる構成]次に、開閉カバ
ー2に関わる構成について説明する。
【0033】開閉カバー2は、図1に示す装置本体1の
正面側の下部に位置する支点Aを回動中心として、装置
本体1の正面側へ開き、背面側へ閉じるように、図1中
反時計方向と時計方向に回動可能に設けられている。こ
の開閉カバー2に対して画像読取部3、フェースダウン
排紙部12、フェースダウン排紙ガイド15、及び放熱
ダクト28が一体的に構成され、開閉カバー2とともに
回動可能に支持されている。
【0034】そして、開閉カバー2を画像読取部3、フ
ェースダウン排紙部12、フェースダウンガイド15、
放熱ダクト28とともに開くように図1中反時計方向に
回動させることにより、図3に示すように、画像形成部
10が露出するとともに、定着部11からフェースダウ
ン排紙部12へ至る記録紙搬送路の切り換えフラッパ1
4より下流側が開放される。これにより、画像形成部1
0のトナーカートリッジ10eを容易に外に取り出して
交換できる。また、記録紙Pのジャムが発生した場合
も、装置本体1の内部に滞留している記録紙Pを容易に
取り出すことができる。
【0035】なお、開閉カバー2を回動可能としたこと
により、図6の従来例のカートリッジカバー55の場合
のように装置本体にトナーカートリッジを取り出す為の
デッドスペースを必要としないので、装置の小型化が図
れる。
【0036】また、この実施形態のファクシミリ装置で
は、開閉カバー2にインターロック機構が備わってお
り、開閉カバー2が開いているか又はトナーカートリッ
ジ10eが装置本体1にセットされていない場合、記録
部4が動作しないようになっている。
【0037】また、トナーカートリッジ10eに設けた
ドラム感光防止シャッター10h(図1参照)は、トナ
ーカートリッジ10eの装置本体1へのセットと連動す
るようになっており、開閉カバー2を開き、トナーカー
トリッジ10eを装置本体1にセットした時に開き、一
方、トナーカートリッジ10eを装置本体1から取り出
した時に閉じ、感光ドラム10eの不必要な感光を防止
するようになっている。
【0038】[制御部の部品交換等のための構成]次に、
装置全体の制御を行う制御部の部品交換、修理のための
構成を図4,図5により説明する。
【0039】図4に示す制御部300は、後述する装置
全体を制御する制御回路等を回路基板に設けて構成され
ており、装置本体の一方の側面を覆うサイドカバー33
の内側に沿って設けられる。
【0040】図5に示すように、サイドカバー33の制
御部300に対向する部位には開口部33aが形成され
ており、この開口部33aを塞ぐ蓋34がサイドカバー
33に対し着脱可能に設けられている。蓋34は、その
材料の弾性を利用して、爪34aによりサイドカバー3
3に対し着脱可能に係止される。
【0041】このような構成によれば、蓋34を外すこ
とで装置本体1の外部から制御部300に対して、制御
部300に設けられた例えばROMやRAM等の部品の
交換や増設などの作業を行うことができる。
【0042】なお、蓋34はネジ等によりサイドカバー
33に対し着脱可能にしてもよく、ヒンジを介してサイ
ドカバー33に対して開閉可能に設けてもよい。
【0043】[制御系の構成]次に、上述した制御部3
00を含むファクシミリ装置の制御系の構成を図6によ
り説明する。
【0044】図6において、301は、ファクシミリ装
置全体を制御するCPUである。このCPU301は、
MPU、MPUの制御プログラム等を格納するROM、
各種データ処理のワークエリアや画像情報の一時的記憶
部として使用されるRAM、画像の変倍や解像度変換等
を行う画像処理部により構成されている。
【0045】また、CPU301には、公知の構成から
なるカレンダ、時計機能などが備えられ、RAMのうち
ワンタッチキー宛先情報やソフトウェアスイッチ情報等
の重要なシステム設定情報を格納する領域がバッテリー
バックアップによって停電等の不慮の障害から保護され
ている。ファクシミリ装置の制御系は、上述のCPU3
01と以下の各要素をインタフェースを通じて結合した
構成をとるものである。
【0046】操作部25は、テンキー、ファンクション
キー、ワンタッチキー、スタートキー、ストップキー等
の各種キースイッチ等からなる。
【0047】表示部303は、各種メッセージの表示を
行うLCD、送信モード等の表示を行う各種LED等か
らなる。
【0048】画像読取部3は、読取りモータ等の駆動
部、画像の読み取りを行う読取りセンサ、読み取った画
像のシェーディングや2値化を行う画像処理部、原稿検
知等を行う各種センサ等からなる。
【0049】記録部4は、記録モータ等の駆動部、レー
ザスキャナや電子写真プロセスの制御等を行う記録ユニ
ット、記録する画像のスムージング等を行う画像処理
部、記録紙等の検知を行う各種センサからなる。
【0050】発呼、着呼、画像データの符号化等を行う
通信制御部304は、MODEM、NCU等からなる接
続部を持ち、接続部は通信網305に接続される。
【0051】CPU外部インタフェース306は、CP
U301から直接データの送受信を行うインタフェース
であり、例えば、RS232C、SCSI、LAN等の
回線を通じて装置外部のコンピュータと接続すること
で、装置を外部のコンピュータのスキャナプリンタ等と
して使用する。
【0052】前述した制御部300は上述した図6の構
成の内少なくともCPU301の回路を含むものとす
る。CPU301と共に通信制御部304やCPU外部
インターフェース306などの回路を制御部300に設
けてもよい。
【0053】以上説明した本発明の実施形態は、光信号
発生部としてレーザスキャナを用いたファクシミリ装置
として説明したが、光信号発生部は例えばLEDスキャ
ナなどの他の走査方式のものを用いてもよい。また、画
像形成部の構成も上述したものに限らないことは勿論で
ある。また、本発明に関わる構成は、ファクシミリ装置
に限らず、原稿の画像情報を読み取るとともに、電子写
真方式により画像を形成し、記録媒体に記録する他の画
像形成装置にも適用可能であることも勿論である。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による画像形成装置においては、装置本体の正面側上部
に設けられ、原稿の画像情報を読み取る画像読取部と、
該画像読取部の後方に設けられ、画像信号に基づいて光
信号を発生する光信号発生部と、該光信号発生部の下方
に設けられ、前記光信号の照射によって感光体にトナー
像を形成し、記録媒体に転写する画像形成部と、該画像
形成部に設けられたトナーを収納したトナーカートリッ
ジと、前記画像読取部の後方かつ前記画像形成部の装置
本体正面側の下部近傍に設けられ、前記記録媒体に転写
されたトナー像を定着する定着部と、前記画像形成部及
び光信号発生部と前記画像読取部との間に設けられ、前
記定着部によりトナー像を定着された記録媒体が排出さ
れる媒体排出部と、装置本体の正面側へ開き、背面側へ
閉じるように回動可能に設けられた開閉カバーとを有
し、前記画像読取部及び前記媒体排出部は前記開閉カバ
ーと一体的に構成されて回動可能に支持され、前記開閉
カバーを前記画像読取部及び前記媒体排出部とともに開
くように回動させることにより、前記画像形成部が露出
して前記トナーカートリッジを外に取り出すことが可能
になるとともに、前記定着部から前記媒体排出部へ至る
記録媒体搬送路の一部が開放されるようにした構成を採
用したので、装置の小型化が図れるとともにトナーカー
トリッジなどの交換及び記録媒体のジャム処理も容易に
行え、使い勝手が非常に良くなる。
【0055】また、装置本体の一方の側面を覆うサイド
カバーを有し、該サイドカバーの内側に沿って、装置全
体の制御を行う制御回路を有する制御部が設けられ、前
記サイドカバーの前記電気制御部に対向する部位に開口
部が形成され、該開口部を塞ぐ蓋部材が前記サイドカバ
ーに対し着脱可能または開閉可能に設けられた構成を採
用したので、制御部の部品交換や増設などの作業を容易
に行うことができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のファクシミリ装置の構成を
示す断面図である。
【図2】同装置の全体の外観を示す斜視図である。
【図3】同装置の開閉カバーを開いた状態を示す断面図
である。
【図4】同装置の平面図である。
【図5】同装置の制御部周辺の断面図である。
【図6】同制御部を含む制御系の構成を示すブロック図
である。
【図7】従来のファクシミリ装置の構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 装置本体 2 開閉カバー(原稿載置台) 3 画像読取部 4 記録部 9 レーザスキャナ 10 画像形成部 10e トナーカートリッジ 11 定着部 12 フェースダウン排紙部 13 給紙部 14 搬送路切換えフラッパ 15 フェースダウン排紙ガイド 33 サイドカバー 34 蓋 300 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の正面側上部に設けられ、原稿
    の画像情報を読み取る画像読取部と、 該画像読取部の後方に設けられ、画像信号に基づいて光
    信号を発生する光信号発生部と、 該光信号発生部の下方に設けられ、前記光信号の照射に
    よって感光体にトナー像を形成し、記録媒体に転写する
    画像形成部と、該画像形成部に設けられたトナーを収納したトナーカー
    トリッジと、 前記画像読取部の後方かつ前記画像形成部の装置本体正
    面側の下部近傍に設けられ、前記記録媒体に転写された
    トナー像を定着する定着部と、 前記画像形成部及び光信号発生部と前記画像読取部との
    間に設けられ、前記定着部によりトナー像を定着された
    記録媒体が排出される媒体排出部と、 装置本体の正面側へ開き、背面側へ閉じるように回動可
    能に設けられた開閉カバーとを有し、 前記画像読取部及び前記媒体排出部は前記開閉カバーと
    一体的に構成されて回動可能に支持され、 前記開閉カバーを前記画像読取部及び前記媒体排出部と
    ともに開くように回動させることにより、前記画像形成
    部が露出して前記トナーカートリッジを外に取り出すこ
    とが可能になるとともに、前記定着部から前記媒体排出
    部へ至る記録媒体搬送路の一部が開放されるようにした
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記定着部から媒体排出部へ至る記録媒
    体搬送路の装置本体正面側に沿って記録媒体を案内する
    媒体案内部材を有し、 該媒体案内部材が前記開閉カバーと一体的に構成されて
    回動可能に支持されたことを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記光信号発生部及び画像形成部の背後
    に、該画像形成部に供給する記録媒体を支持する媒体供
    給部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 装置本体の一方の側面を覆うサイドカバ
    ーを有し、 該サイドカバーの内側に沿って、装置全体の制御を行う
    制御回路を有する制御部が設けられ、 前記サイドカバーの前記制御部に対向する部位に開口部
    が形成され、 該開口部を塞ぐ蓋部材が前記サイドカバーに対し着脱可
    能または開閉可能に設けられたことを特徴とする請求項
    1から3までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記定着部の上方に放熱ダクトを有し、 前記放熱ダクトは、前記開閉カバーと一体的に構成さ
    れ、前記開閉カバーとともに回動可能に支持されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記感光体は、前記トナーカートリッジ
    内に組み込まれていることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP30551497A 1997-10-28 1997-11-07 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3507311B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30551497A JP3507311B2 (ja) 1997-11-07 1997-11-07 画像形成装置
US09/175,449 US6078765A (en) 1997-10-28 1998-10-20 Image forming apparatus
EP98308683A EP0913987A3 (en) 1997-10-28 1998-10-23 Image forming apparatus
CNB2004100492731A CN100354762C (zh) 1997-10-28 1998-10-28 成像装置
CN98123619.7A CN1231819C (zh) 1997-10-28 1998-10-28 成像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30551497A JP3507311B2 (ja) 1997-11-07 1997-11-07 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11146112A JPH11146112A (ja) 1999-05-28
JP3507311B2 true JP3507311B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=17946080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30551497A Expired - Fee Related JP3507311B2 (ja) 1997-10-28 1997-11-07 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3507311B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6961152B1 (en) 1998-01-08 2005-11-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Multi-functional device having vertically arranged scanner and printer sections
JP2005292356A (ja) 2004-03-31 2005-10-20 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2006154552A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP4120669B2 (ja) 2005-08-30 2008-07-16 ブラザー工業株式会社 画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11146112A (ja) 1999-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0817459B1 (en) Electrophotographic image-forming apparatus with detachably mounted document-reading unit
JP2004214803A (ja) 画像形成装置およびその組み付け方法
JP2004347720A (ja) 画像形成装置
US6078765A (en) Image forming apparatus
JPH08228257A (ja) 画像形成装置
JPH05197225A (ja) 画像形成装置
JP3581479B2 (ja) 画像形成装置
JP3356172B2 (ja) 画像形成装置
JP2009139971A (ja) 画像形成装置
JP3507311B2 (ja) 画像形成装置
JP2004212494A (ja) 画像形成装置
JP4006059B2 (ja) 画像形成装置
JP3465701B2 (ja) 複写機
JP3896375B2 (ja) 画像形成装置
JP2006079121A (ja) 画像形成装置
JP3433740B2 (ja) 画像形成装置
JP4557448B2 (ja) 画像形成装置
JPH09185202A (ja) 画像読取り等複合装置
JPH11255403A (ja) 画像形成装置
JP2006157724A (ja) 画像形成装置
JP3647017B2 (ja) 画像形成装置
JPH08286450A (ja) 画像読取り等複合装置
JP3854596B2 (ja) 画像形成装置
JPH10340036A (ja) 画像形成装置の冷却装置
JP3642339B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101226

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees