JP3507268B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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JP3507268B2 JP03502997A JP3502997A JP3507268B2 JP 3507268 B2 JP3507268 B2 JP 3507268B2 JP 03502997 A JP03502997 A JP 03502997A JP 3502997 A JP3502997 A JP 3502997A JP 3507268 B2 JP3507268 B2 JP 3507268B2
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井裏に配置され
る空気調和機の室内ユニットに係り、特にフィルタの取
付け構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】天井裏に配置される空気調和機の室内ユ
ニットが多用される傾向にある。このタイプのユニット
であれば、圧迫感が全くなく、美観を損なわずに必要な
空気調和作用が得られる。
【0003】このような空気調和機においても、長期間
運転すると吸込み口に対向して設けられフィルタが所定
量以上の塵埃を捕捉し、その結果、目詰まりが生じて通
気抵抗が増大し、熱交換能力の低下をきたす。
【0004】したがって、所定の期間使用したら、フィ
ルタの清掃もしくは新品フィルタとの交換を使用者が行
なう。
【0005】ただし、ユニット本体が天井面に取付けら
れているので、そのままでは手が届かない。そこで、踏
み台や脚立などに乗り、化粧パネルのフィルタ取付け部
を取外して、一旦床面など作業し易い場所に置く。
【0006】フィルタを取外し、捕捉された塵埃を除去
した後、あるいは新品フィルタと交換してから、再びフ
ィルタ取付け部を持ち上げて化粧パネルに嵌込む。この
ように、フィルタの交換作業は使用者にとって多大の手
間と時間を要し、かつ危険性をともなう作業であるの
で、怠りがちになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、近時、フィル
タ取付け部の一側端を回動自在に枢支し、他側端を作動
索であるワイヤで化粧パネルから吊り下げてモータで引
き上げ、あるいはフィルタ取付け部の四隅をワイヤで吊
り下げてモータで引き上げ、フィルタの交換の際は安定
した姿勢で、容易に手が届く範囲にフィルタ取付け部を
移動する構成が考えられている。
【0008】しかしながら、いずれの構成にしても、フ
ィルタ取付け部は化粧パネルの所定位置に納まった閉成
状態と、フィルタ交換のため化粧パネルから移動する開
放状態にあっても、常時、ワイヤはフィルタ取付け部を
吊り下げている。
【0009】すなわち、ワイヤにフィルタ取付け部の荷
重が常にかかって緊張状態を継続せざるを得ない。ワイ
ヤにとって大きな負担となり、長期の使用に亘ると“伸
び”の現象が避けられない。
【0010】ワイヤが伸びると、フィルタ取付け部の昇
降動作における応答性が悪くなり、極端な場合は切断に
至る。万が一、ワイヤが切断するようなことがあれば、
フィルタ取付け部を手動で上昇させても化粧パネルの所
定位置に保持することができない。
【0011】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、天井取付けタイプであり
ながら、フィルタの交換を安全に、かつ容易に行なえる
ようになって、熱交換器の熱交換能力を高い状態に保持
できるとともに、フィルタ取付け部を係合部で支持する
ことにより作動索を緩めることができ、作動索に対する
負担を軽減して安全性を確保し、たとえ万が一作動索が
切断するようなことがあっても、フィルタの着脱を手動
で行える空気調和機の室内ユニットを提供しようとする
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
本発明の空気調和機の室内ユニットは、天井裏に配置さ
れ、吸込み口と吹出し口とを有し、これら吸込み口と吹
出し口との間の通風路に室内熱交換器や送風機などを収
容するユニット本体と、このユニット本体の下面部とし
て構成される化粧パネルと、この化粧パネルに着脱自在
に嵌め込まれ、かつ上記吸込み口と吹出し口との間の通
風路に設置されるフィルタを着脱自在に備えたフィルタ
取付け部と、このフィルタ取付け部を吊り下げ、かつ昇
降して上記化粧パネルに対してフィルタ取付け部を開閉
操作する作動索と、この作動索によって上記フィルタ取
付け部が化粧パネルを閉成するのにともなってフィルタ
取付け部を着脱自在に係合保持する係合部と、上記作動
索に連結され正回転駆動して作動索を引き上げることに
よってフィルタ取付け部を上昇させ、逆回転駆動して作
動索を引き下ろすことによってフィルタ取付け部の下降
をなすモータとを具備し、上記係合部は、押圧付勢する
ことによりフィルタ取付け部を係合保持し再度の押圧付
勢をなすことによりフィルタ取付け部との係合を解除す
るラッチ体を備え、このラッチ体に隣接してラッチ体が
フィルタ取付け部を係合保持する状態にあることを検出
する収納状態検出スイッチが設けられ、フィルタ昇降ス
イッチに対する操作に応じてフィルタ取付け部が係合部
に係合している状態から一旦、モータを正回転駆動して
フィルタ取付け部を引き上げた後モータを逆回転させて
フィルタ取付け部を降下させて停止し、その後の再度の
フィルタ昇降スイッチ操作に応じてフィルタ取付け部が
開放している状態から収納検出スイッチが収納を検出す
るまでモータを正回転駆動してフィルタ取付け部を上昇
させ、検出後さらにフィルタ取付け部を上昇させた後モ
ータを逆回転して作動索を緩めフィルタ取付け部を降下
させて停止するよう制御する手段と、フィルタ昇降スイ
ッチに対する操作に応じてフィルタ取付け部が係合部に
係合している状態から一旦、モータを正回転駆動してフ
ィルタ取付け部を引き上げたあとモータを逆回転させて
フィルタ取付け部を降下させて停止した際に前記収納状
態検出スイッチがフィルタ取付け部を係合保持する状態
にないことを検出した場合に異常を表示する手段とを具
備した。
【0013】 さらに、上記係合部を構成する上記ラッ
チ体は、所定距離の押圧ストロークを有し、かつ上記収
納状態検出スイッチは、ラッチ体の押圧開始から押圧終
了までの押圧ストロークの全範囲に亘って収納状態を判
別するリミットスイッチである。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】 以上のごとき課題を解決するための手段
を採用することにより、フィルタの交換を安全に、かつ
容易に行なえるようになって、熱交換器の熱交換能力を
高い状態に保持でき、しかもフィルタ取付け部が正常に
収納されなかった場合の安全性の確保と、異常表示がで
る。
【0028】そして、フィルタ取付け部を係合部で支持
することにより作動索を緩めることができるので、作動
索に対する負担を軽減して安全性を確保し、たとえ万が
一作動索が切断するようなことがあっても、フィルタの
着脱を手動で可能となす。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面を参照して説明する。
【0030】図1と図2および図4は、空気調和機の室
内ユニットを示し、図中21は、下面部が開口する矩形
箱状に形成されたユニット本体である。このユニット本
体21の短手方向に沿う側面部21aの外面側に受け具
22が突設されていて、小屋裏などから垂設される吊り
ボルト23に掛止される。
【0031】このユニット本体21の下面開口部は化粧
パネル24によって閉成される。上記化粧パネル24は
天井Aから被空調室内Rへ露出するが、この化粧パネル
24を除くユニット本体21は天井Aから天井裏Wに突
出して取付けられる。
【0032】また、両側面部21aには、それぞれに複
数づつの吹出し口25が開口される。これら吹出し口2
5には、所定の部位へ延出される吹出しダクト26が接
続される。
【0033】そして、ユニット本体21の内部空間室
に、それぞれ一対づつの室内熱交換器27と、送風機2
8とが相対向して配置される。上記室内熱交換器27
は、ユニット本体21の長手方向に沿って、かつ長手方
向の両側面部21bに近接して配置される。
【0034】なお説明すれば、室内熱交換器27は、上
端部が外側に、かつ下端部が内側になるよう傾斜してお
り、特に図1(A)に示すように、ユニット本体21の
側面視で、両室内熱交換器27は逆ハの字状に傾斜して
いる。
【0035】各送風機28は、互いの室内熱交換器27
の間に配置され、その軸方向は室内熱交換器27の長手
方向とは直交する方向である、ユニット本体21の短手
方向に沿う。
【0036】これら送風機28は、支持台30でユニッ
ト本体21に固定されるファンモータFMと、このファ
ンモータFMの回転軸に取付けられるシロッコファンF
からなり、ファンモータとファンの位置が平面視で左右
逆に配置される。
【0037】このシロッコファンFは、軸方向から吸込
んで周方向に吹出す特性があり、それぞれの吸込み方向
に室内熱交換器27が対向して配置され、吹出し空気は
ファンケーシング28aによって側面部21a側の吹出
し口25に導かれるようになっている。
【0038】各室内熱交換器27とユニット本体側面部
21bとの間には、フィルタ29が配置される。これら
フィルタ29は、室内熱交換器27と所定の間隙を存し
て、かつ室内熱交換器とほぼ平行になるよう傾斜してお
り、図示しない取付け手段を介して上記化粧パネル24
に着脱自在に取付けられる。
【0039】各室内熱交換器27の下端部にはドレンパ
ン31が配置されていて、各室内熱交換器27で凝縮し
て生成されるドレン水を受けるようになっている。これ
らドレンパン31相互間には基板32が一体に架設され
ている。
【0040】一方、上記化粧パネル24には、一対の吸
込み口33が開口している。これら吸込み口33は矩形
状をなし、ユニット本体21の長手方向側面部21bの
内側に沿って設けられる。化粧パネル24が室内に露出
するので、ここに設けられる吸込み口33は室内Rに開
口する。
【0041】図1(A)のみ示すように、上記ドレンパ
ン31および基板32と化粧パネル24との間には高さ
方向が狭小の空間部34が形成されていて、ここに化粧
パネル24の後述するフィルタ取付け部24bを開閉自
在に駆動する後述する開閉駆動機構35が配置される。
【0042】図2および図4に示すように、化粧パネル
24は、周端枠部24aと、この周端枠部24aに囲繞
され吸込み口33を備えるとともに上記フィルタ29が
取付けられるフィルタ取付け部24bと、このフィルタ
取付け部24bに囲繞され上記開閉駆動機構35を収納
する中央パネル部24cとから構成される。
【0043】上記フィルタ取付け部24bの長手方向の
一方側部は、周端枠部24aに対して枢支部36を介し
て連結されている。枢支部36とは反対側の側部両側に
は、作動索である一対のワイヤ37の一端部が接続され
る。このワイヤ37の他端部は、中央パネル部24c内
の空間部34に配置される上記開閉駆動機構35へ延出
される。
【0044】そして、周端枠部24aにおける各ワイヤ
37の一端部の近傍位置には、それぞれ係合部1が設け
られる一方、各係合部1と対向するフィルタ取付け部2
4bの部位には係止爪部2が設けられる。これら係合部
1と係止爪部2については後述する。
【0045】上記開閉駆動機構35は、図3に示すよう
になっている。すなわち、駆動側プーリ38と、従動側
プーリ39およびこれらプーリ間に無端走行自在に掛け
渡されたベルト体40と、上記駆動プーリ38を回転駆
動する駆動源41と、先に説明した枢支部36およびワ
イヤ37で構成される。
【0046】上記ベルト体40の所定部位には固定具4
2が設けられ、ここに上記ワイヤ37の他端部が束ねた
状態で取付け固定されるピン43が突設される。上記駆
動プーリ38にはウォームギヤ45に一体に連結され、
上記ウォームギヤ45と駆動プーリ38は一体となって
回転自在に枢支される。
【0047】上記ウォームギヤ45に噛合するウォーム
46は、駆動源であるモータ41の回転軸に嵌着され
る。このモータ41は、遊星ギヤを内蔵して、出力軸か
らの回転を防止した正逆回転可能なブラシ付きDCモー
タが採用されている。
【0048】上記係合部1と係止爪部2は、図5および
図6に示すように構成される。なお、図5はフィルタ取
付け部24bの化粧パネル24に対する開放状態を示
し、図6は、フィルタ取付け部24bの化粧パネル24
に対する閉成状態を示す。
【0049】上記係合部1は、ユニット本体21である
化粧パネル24に設けられる支持板3に取付け固定され
るラッチ体からなる。なお、この支持板3には収納状態
検出スイッチ4がともに取付け固定される。
【0050】このラッチ体1は、軸方向を垂直方向に向
け支持板3に取付けられるラッチ本体5と、ラッチ本体
5内に収容されるラッチ機構部6と、作動杆7およびフ
ック8とから構成される。
【0051】上記ラッチ機構部6は、ラッチ本体5に設
けられる枢支ピン9と、この枢支ピン9に回動自在に枢
支されるカム10と、このカム10を図の時計回り方向
に弾性的に回動付勢するバネ11と、上記作動杆7を常
に下方向に弾性的に押圧付勢するここでは図示しない圧
縮バネとから構成される。
【0052】図7に拡大して示すように、上記カム10
には、その側端から斜め下方に向かって溝部12が設け
られる。この溝部12は、斜め下方の底部から上方部に
設けられるほぼV字状をなす。カム10の側端である溝
部12の開口端を先端部12aと呼び、溝部12の最低
端を底部12bと呼び、溝部の最上端を上端部12cと
呼ぶ。
【0053】またこの溝部12の底部12bから切り起
こされ上端部12cに沿って、ガイド用切起し舌片13
が設けられる。この切起し舌片13は、カム10の一側
面であり、ラッチ本体5とは反対側の面に切起されてい
る。
【0054】再び図5および図6に示すように、上記作
動杆7は、常にその一部がラッチ本体5の下面部から突
出するよう設定されるとともにラッチ本体5に昇降自在
に支持される。
【0055】そして、ラッチ本体5には上下方向に亘っ
てガイド溝5aが設けられていて、このガイド溝5aに
は作動杆7に突設される作動ピン14が常に係合され、
かつ上下方向に沿ってガイドされるようになっている。
【0056】図5に示すように、作動杆7の作動ピン1
4がラッチ本体5のガイド溝5a下端部に係止すること
により、作動杆7の下方向の突出位置が規制される。ま
た、作動杆7の上方向の位置は、後述するようにカム1
0の溝部上端部12cに係止されることによって規制さ
れる。
【0057】上記フック8は、その上端部が作動杆7に
回動自在に枢支され、下端部が手前方向に折曲されて、
断面略L字状に形成される。フック8の枢支部には図示
しないバネが設けられていて、フックを開放する方向に
弾性的に付勢している。
【0058】すなわち、フック8は作動杆7の上下動に
ともなって一体に上下動するとともに、ラッチ本体5か
らの突出量に応じて、その回動量が規制されるようにな
っている。
【0059】図5に示すように、作動杆7が最大限下方
に突出する状態ではフック8は最大限の回動角度をな
す。この状態から作動杆7が上昇すれば、それにともな
ってフック8も上昇する。
【0060】作動杆7が所定量上昇した状態で、フック
8はラッチ本体5の開口端部に摺接する。さらに作動杆
7が上昇すれば、フック8はラッチ本体5の開口端部に
規制され、バネの弾性力に抗して回動角度が減少し、閉
成状態となる。
【0061】作動杆7が図6の位置に至る以前にフック
8の回動量が完全にゼロとなり、ほぼ半分以上は作動杆
7とともにラッチ本体5内に収容される。また、図6の
位置から作動杆7が下方に移動すれば、フック8は以上
説明した動作と全く逆の動作をなすことは、言うまでも
ない。
【0062】上記支持板3にラッチ体1とともに取付け
固定される上記収納状態検出スイッチ4はリミットスイ
ッチであり、その作用は後述する。
【0063】また、フィルタ取付け部24bに設けられ
る係止爪部2は、ほぼハット状に折曲形成された板片か
らなっていて、フィルタ取付け部24bの位置によって
は上記ラッチ体1と対応する位置にある。
【0064】そして、ここにはスイッチ押し棒15が設
けられていて、フィルタ取付け部24bの位置によって
は上記リミットスイッチ4と対応する位置にある。
【0065】図8に、空気調和機の制御ブロックを示
す。
【0066】空気調和機は、遠隔操作盤であるリモコン
A、室内ユニットBおよび室外ユニットCから構成され
る。
【0067】上記リモコンAには、フィルタ29の昇降
を指示する押しボタン式のフィルタ昇降スイッチ16お
よび空気調和機の運転停止、室温設定、室内ユニットの
ファン風量設定などの複数の操作スイッチ群17が設け
られている。
【0068】これらのスイッチ16,17は、マイコン
などからなる制御回路18に入力されていて、制御回路
18はこれらのスイッチ入力に応じて室内ユニットBに
各種の運転指示を通信線aを介して行う。
【0069】また、上記リモコンAには、フィルタ29
の昇降動作中に異常が発生した場合に表示を行う昇降異
常表示LED19a、昇降中に警報音を出す移動警報装
置である昇降報知ブザー19b、リモコンAの表示パネ
ル上にフィルタ29の昇降中を点滅するフィルタ昇降報
知ランプ19cが設けられていて、これらの動作は上記
制御回路18によって制御されるようになっている。
【0070】一方、室内ユニットBには、リモコンAの
制御回路18から通信線aを介して送られてくる指令信
号を受信し、この指示にしたがって各種室内ユニット内
の機器を制御するとともに、室外ユニットCへ通信線a
を介して指令信号を送る制御回路20が設けられてい
る。
【0071】室内ユニットBの上記制御回路20によっ
て制御される機器としては、上記ダクト26へ熱交換空
気を送風する2台の上記送風機28のファンモータFM
と、上記ワイヤ37を介してフィルタ取付け部24bの
昇降駆動を行う正逆回転駆動する上記モータ41と、ス
イッチ押し棒15の接離によってフィルタ取付け部24
bの収納状態を検出する2つの上記リミットスイッチ4
と、フィルタ取付け部24bの昇降中に異常が発生した
場合に表示を行う昇降異常表示LED50aと、昇降中
に警報音を出す昇降報知ブザー50bおよび下降距離設
定手段である下降距離切換えスイッチ51が設けられて
いる。
【0072】上記下降距離切換えスイッチ51は室内ユ
ニットBの設置条件によってフィルタ取付け部24bの
下降距離を設定するものであり、室内ユニットBの設置
工事の際に設定される。
【0073】先に説明したように、下降距離切換えスイ
ッチ51の設定は、2種類の下降距離のいずれか一方を
設定するものであり、一方は一般に天井の高い戸建用と
して大きい下降距離が設定され、他方は一般に天井の低
いマンション用に少ない下降距離が選択される。
【0074】また、上記室外ユニットC内には、圧縮機
などの冷凍サイクル機器および室内ユニットBの制御回
路20と通信してこれらの冷凍サイクル機器の動作を制
御する室外制御器などが備えられている。
【0075】このように構成された空気調和機であり、
室内ユニットにおいて通常の姿勢では図1に示すよう
に、化粧パネル24が平板状をなす。すなわち、フィル
タ取付け部24bは周端枠部24aおよび中央パネル部
24cに密着しており、ここに取付けられるフィルタ2
9は、正しく室内熱交換器27に対向する。
【0076】冷凍サイクル運転をなすとともに送風機2
8を駆動することにより、被空調室空気が吸込み口33
からユニット本体21内に吸込まれる。そして、フィル
タ29を通過する際、被空調室空気に含まれる塵埃が捕
捉される。この熱交換空気は室内熱交換器27に導かれ
て熱交換をなし、吹出し口25から吹出しダクト26を
介して所定の部位へ送風され、被空調室Rの空気調和を
なす。
【0077】所定期間の運転をなしたら、フィルタ29
に捕捉された塵埃の除去、もしくは新品のフィルタ29
との交換作業を行なう。
【0078】このときは、リモコンAのフィルタ昇降ス
イッチ16をON(押圧)する。すると、開閉駆動機構
35のモータ41に通電され、一旦これを正回転駆動さ
せる。ウォーム46が回転駆動され、このウォーム46
と噛合するウォームギヤ45が回転して、駆動プーリ3
8が正方向に回転する。
【0079】駆動プーリ38と従動プーリ39との間に
掛け渡されるベルト体40が走行を開始し、往動する。
それにともなってワイヤ37の一端部を固定するピン4
3が移動をなす。
【0080】ワイヤ37は引き上げられる方向に従動す
ることとなり、ワイヤ他端部に接続されるフィルタ取付
け部24bは枢支部36を支点として回動をなし、自由
端は所定距離上昇する。この状態でフィルタ取付け部2
4bに設けられる係止爪部2が、化粧パネル24に設け
られるラッチ体1から解放される。
【0081】ついで、モータ41は逆回転駆動され、開
閉機構35は全て逆方向に作動してフィルタ取付け部2
4bの自由端は下方に回動し、フィルタ取付け部24b
は周端枠部24aおよび中央パネル部24cを開放す
る。
【0082】図2に二点鎖線および図4に示すように、
フィルタ取付け部24bがほぼ垂直状態になったところ
で、モータ41の運転を停止する。したがって、このフ
ィルタ取付け部24bとともに垂直状態に姿勢変更する
フィルタ29は使用者のほとんど面前位置にあり、取外
しにあたって踏み台等を使ったり、つま先立ちの無理な
姿勢をとることもなく、楽に作業できる。
【0083】また、このフィルタ取付け部24bの開放
にあたって、あらかじめ室内ユニットの設置条件に応じ
て下降距離が変更設定できるようになっている。たとえ
ば、天井の高い戸建ての場合は、図4に示すようにフィ
ルタ取付け部24bをほぼ垂直状態となし、天井の低い
マンションの場合はフィルタ取付け部24bを斜めの状
態で開放保持し、いずれも居住人の接触による危険を防
止するように配慮されている。
【0084】つぎに、上記ラッチ体1がフィルタ取付け
部24bに設けられる係止爪部2を係合保持する状態か
ら、完全に解放に至る状態までのラッチ体1の作動を、
順に説明する。
【0085】ラッチ体1が係止爪部2を係合保持する状
態は、図6および図9(A)に示すようなっていて、係
止爪部2は略L字状に形成されたフック8の水平部に係
止されている。
【0086】このようにして、フィルタ29を備えたフ
ィルタ取付け部24bはラッチ体1のみによって支持さ
れるので、ワイヤ37に対する荷重がなくなり、ワイヤ
の負荷が全く存在しなくてすみ、伸びの発生がない。
【0087】また、ラッチ体1の作動杆7は、係止爪部
2に弾性的に端面に当接している。このようなラッチ体
1による係止爪部2の保持固定位置はbである。
【0088】上記開閉駆動機構35の作用によって、図
6に二点鎖線で示すように、あるいは、図9(B)に示
すようにフィルタ取付け部24bとともに係止爪部2を
一旦、上死点と呼ぶc位置まで上昇させる。
【0089】この上昇動作を“増し上げ”と呼び、ラッ
チ体1の係止爪部2に対する係合固定を解除し、爪部を
開放するための動作である。なお、増し上げの距離eは
3mmである。
【0090】係合固定位置bにある係止爪部2はフック
8とは離間し、作動杆7を圧縮バネの弾性力に抗して増
し上げ距離eを上昇付勢する。ラッチ機構部6において
は、作動杆7に設けられる作動ピン14が溝部12の底
部12bから上端部12cに向かって上昇し、この上端
部に係止されてそれ以上の上昇が規制される。
【0091】すなわち、係止爪部2とともに作動杆7は
上死点cまで上昇する。このとき、係止爪部2はフック
8から離間しているので、この状態でフック8から開放
される。
【0092】つぎに、開閉駆動機構35はフィルタ取付
け部24bとともに係止爪部2を下降駆動する。図9
(C)に示すように、作動杆7に圧縮バネの弾性復帰力
が作用して、作動杆7を押し下げる。
【0093】作動杆7は係止爪部2の下降に追従して下
降する。下降途中でフック8が傾斜方向に回動し、係止
爪部2はフック8に引っ掛かることなく下降を継続す
る。同時に、フックの枢支部に係合するバネの反発力が
作動ピン14に作用する。
【0094】したがって、作動ピン14の先端面は溝部
12に沿って設けられる上記ガイド用切起し舌片13に
当接する。さらに作動杆7の下降にともなってフック8
の回動角度が大になり作動ピン14先端面をガイド用切
起し片13に弾性的に摺接する。
【0095】ついには、作動ピン14はガイド用切起し
片13の下端部からカム10の側面に沿って摺動する。
そして、カム10の下端部を乗り越え、結局、図5に示
すように、作動ピン14はラッチ本体5のガイド溝5a
下端部に係止され、作動杆7の下降が規制される。この
とき、フック8はラッチ本体5からそのほとんど大部分
が突出する。
【0096】図9(D)に示すように、係止爪部2は完
全にラッチ体1から解放されるところとなり、係止爪部
2とともにフィルタ取付け部24bの下降移動は全く自
由になる。
【0097】フィルタ取付け部24bを開放してフィル
タ29の正常・交換作業を行ったあとは、リモコンAの
フィルタ昇降スイッチ16をONして、フィルタ取付け
部24bの閉成指令を出す。
【0098】モータ41は正転駆動してベルト体40を
走行させ、ワイヤ37は引き込まれる方向に移動してフ
ィルタ取付け部24bの自由端を引き上げる。フィルタ
取付け部24bは徐々に周端枠部24aを閉成する。
【0099】ついには、フィルタ取付け部24bは周端
枠部24aを完全に閉成する。このとき、開閉駆動機構
35はフィルタ取付け部24bの係合保持位置bを一旦
越えて上死点cまでフィルタ取付け部24bを上昇駆動
し、ここでも距離eの増し上げをなす。
【0100】そして、上死点位置cでモータ41を逆回
転駆動してフィルタ取付け部24bを係合固定位置bま
での距離eだけ下降することにより、フィルタ取付け部
24bは再びラッチ体1によって係合保持される。
【0101】つぎに、フィルタ取付け部24bがラッチ
体1から解放された状態から、係止爪部2がラッチ体1
に係合保持されるに至るまでのラッチ体1の作動を、順
に説明する。
【0102】ラッチ体1が係止爪部2を完全解放する状
態は、図5および図10(A)に示す。このときは、作
動杆7の突出量と、フック8の回動量がそれぞれ最大と
なっている。また、作動杆7の作動ピン14は、ラッチ
本体5のガイド溝5a下端部に係止されていることは,
先に説明した通りである。
【0103】フィルタ取付け部24bの上昇にともなっ
て係止爪部2が上昇し、ついには図10(B)に示すよ
うに作動杆7の下端面に当接して作動杆7を上昇駆動す
る。作動杆7の作動ピン14はカム10の端面に接触し
ながら上昇するので、カム10はバネ11の弾性力に抗
して反時計回り方向に回動付勢される。
【0104】また、作動杆7の上昇にともなってフック
8も上昇し、ラッチ本体5に規制されて回動を開始す
る。係止爪部2が通過したあと、フック8の水平部が係
止爪部2の下方部に回り込み、ここでも互いの接触はな
い。
【0105】図10(C)に示すように、作動杆7が上
死点c位置に到達したところで作動ピン14が、カム1
0に設けられる溝部12の先端部12aを乗り越える。
瞬間的にカム10を規制する力が除去され、バネ11の
弾性力がカムに作用して、カム10を時計回り方向に回
動付勢する。
【0106】作動ピン14にとっては溝部12の入り口
部分に位置することになる。このときフック8は、係止
爪部2を係止する状態になっているが、爪部とは所定距
離離間していて係合固定には至っていない。
【0107】つぎに、上記開閉駆動機構35はモータ4
1を逆回転駆動して係止爪部2を上死点cから係合固定
位置bまでの増し上げ距離eだけ下降駆動する。この下
降にともなって作動杆7を押圧付勢する圧縮バネの弾性
力が作用して作動杆を追従して下降させる。なお、フッ
ク8の姿勢に変更はない。
【0108】カム10に対してはバネ11の弾性復帰力
が作用し、カム10は時計回り方向に回動付勢される。
作動ピン14は溝部12の底部12bに向かって案内さ
れ、ついには先に図6で説明したように、溝部底部12
bに掛止されて下降が規制される。
【0109】これはまた、図10(D)に示すように、
係止爪部2がフック8に係合保持される状態でもある。
作動杆7には圧縮バネの弾性力が作用しているので、係
止爪部2に当接したままとなる。
【0110】なお、ラッチ体1の押圧ストロークsは、
同図(A)に示すように作動杆7が最も突出する位置で
ある押圧開始位置dから押圧終了位置である上死点cま
での間の距離となる。
【0111】そして、後述するように上記リミットスイ
ッチ4はラッチ体1の押圧ストロークsの全範囲に亘っ
て収納状態を判別するようになっている。
【0112】つぎに、以上の動作を制御フローチャート
の面から説明する。
【0113】図11に示すように、リモコンAの制御回
路18では、まずステップS1 においてフィルタ昇降ス
イッチ16がON(昇降)されたかどうかを判断する。
【0114】ONされていなければステップS2 に移っ
て、現在の室内ユニットBにおいてフィルタ29が昇降
中であるか否かが判断される。
【0115】この判断は、後述する室内ユニットBの制
御回路20から送られてくるフィルタ昇降開始信号と、
終了信号にもとづいてなされる。すなわち、フィルタ昇
降開始信号を受けたあと、終了信号を受けるまでがフィ
ルタ29の昇降中であると判断する。
【0116】このステップS2 でフィルタ29の昇降中
ではないと判断すると、ステップS3 に移って、通常の
冷房や、暖房の空気調和機としての運転処理がなされ
る。
【0117】一方、ステップS1 においてフィルタ昇降
スイッチ16がONされている場合は、ステップS4 に
移ってフィルタ昇降指令がリモコン制御回路18から通
信線aを介して室内ユニット制御回路20へ送られる。
【0118】続いて、ステップS5 において、実際にフ
ィルタ取付け部24bの昇降のために開閉駆動機構35
のモータ41を駆動する時、室内ユニット制御回路20
からリモコンAへと出力されるフィルタ昇降開始信号が
受信されたか否かが判断される。
【0119】昇降開始信号が受信されれば、ステップS
6 において移動警報装置である昇降報知ブザー19bを
ONしてフィルタ昇降警報音を発する。そして、ステッ
プS7 で表示パネル裏のフィルタ昇降報知ランプ19c
を周期的に点滅させてフィルタ29の昇降表示を行う。
【0120】そのあと、ステップS8 においてフィルタ
29の昇降中に異常が発生したことを知らせる昇降異常
信号が室内ユニット制御回路20から送られてきたか否
かが判断される。
【0121】ここで異常信号が受信されればステップS
9 で昇降異常表示LED19aを点灯させ、さらにステ
ップS10で空気調和機として全停止をなし、以後の操作
を受け付けなくする。
【0122】また、ステップS5 において、フィルタ昇
降開始信号が受信されない場合は、ステップS8 にジャ
ンプして昇降異常の有無が判断される。
【0123】このステップS8 で異常信号が受信されな
ければ、ステップS11で室内ユニット制御回路20から
フィルタ29の昇降終了信号が送られてきたか否かが判
断される。
【0124】昇降終了信号が受信されていればステップ
S12に移行して、先にステップS6でセットされそれま
で鳴っていた上記昇降報知ブザー19bの昇降警報音を
止める。
【0125】同時に、ステップS13において、操作パネ
ル上のフィルタ昇降報知ランプ19cの点滅を終了す
る。
【0126】また、ステップS11において昇降終了信号
が受信されていなければ、再び最初のステップS1 へ戻
る。そして、ステップS2 でフィルタ昇降中であると判
断された場合は、ステップS5 へと移る。
【0127】以上の制御動作をまとめると、使用者がフ
ィルタ昇降スイッチ16を操作すると、この操作がステ
ップS1 で判別され、室内ユニットBにフィルタ昇降指
令が出される。これにより、フィルタ取付け部24bの
昇降が開始されると、今度は室内ユニットBからフィル
タ昇降開始信号が出力され、これがステップS5 にて判
別される。
【0128】続いて、すでにフィルタ29が下降してい
る状態で、使用者がフィルタ昇降スイッチ16をON操
作すると、再びステップS1 で判別され、ステップS2
でフィルタ昇降指令が出力される。
【0129】室内ユニットBでは、すでにフィルタ29
が下降しているため、今度はフィルタの上昇が開始され
る。フィルタ29が所定の位置に納まった時点で、フィ
ルタ昇降終了信号を出力する。
【0130】このフィルタ昇降終了信号はステップS11
で判別され、フィルタ29の昇降動作、すなわち使用者
によるフィルタの清浄化もしくは交換作業が終了する。
【0131】そして、フィルタ下降開始(フィルタ昇降
開始信号受信)からフィルタ上昇終了(フィルタ昇降終
了信号受信)までの間、ステップS6 においてブザ−1
9bのフィルタ昇降警報音が鳴るとともに、ステップS
7 において昇降報知ランプ19cが点滅する。
【0132】また、フィルタ29の昇降途中で異常が発
生した場合、すなわちステップS8のYesでは、ステ
ップS9 で昇降異常表示LED19aが点灯され、ステ
ップS10での全停止に至り、それ以降のリモコン操作が
受付されない。
【0133】なお、フィルタ取付け部24bを降下させ
たあと、ここからフィルタ29を取り外し、かつ取付け
するまでの間は、ステップS1 ,S2 ,S5 ,S8 ,S
11の順に順次繰り返される。
【0134】つぎに、室内ユニットBの制御フローチャ
ートについて、図12にもとづいて説明する。
【0135】最初のステップT1 でリモコンAからフィ
ルタ昇降開始信号が入力された否かが判断される。
【0136】このフィルタ昇降指令が入力された場合は
ステップT2 に移って、室内ユニットBが運転中である
か否かが判断される。運転中であれば、ステップT3 に
おいて、送風機28などの全ての運転が停止される。
【0137】一方、ステップT1 でフィルタ昇降指令が
入力されていなければ、ステップT4 に移って、現状が
フィルタ29の昇降中であるか否かが判断される。
【0138】昇降中であれば、つぎのフィルタ昇降指令
がくるまでステップT1 とステップT4 を繰り返す。昇
降中でなければステップT5 に移行して、通常の運転処
理を行う。
【0139】ステップT2 で室内ユニットBが運転中で
なければ、ステップT6 でフィルタ取付け部24bの収
納状態を検出するリミットスイッチ4の開閉状態が判別
される。
【0140】ここでリミットスイッチ4が開放されてい
れば、フィルタ取付け部24bは下降していると判断さ
れ、フィルタ昇降指令に基づき室内ユニットB内にフィ
ルタ29を収納するため、図13の後述するフィルタ上
昇フローへと移行する。
【0141】一方、ステップT3 で運転を中止した場
合、およびリミットスイッチ4が閉となっている場合、
フィルタ取付け部24bは室内ユニットB内に収納され
ている状態であるため、フィルタ29の下降が開始され
る。
【0142】フィルタ29の下降動作はまず、ステップ
T7 で昇降報知ブザー50bによるフィルタ昇降警報音
が出され、ステップT8 でリモコンAの制御回路18に
フィルタ29の昇降昇開始信号が出される。
【0143】そして、ステップT9 でラッチ解除用タイ
マt1の計時を開始し、つづいてステップT10でラッチ
体1から係止爪部2を解除するために、作動杆7を押し
上げるよう開閉駆動機構35のモータ41をA方向(フ
ィルタ取付け部24bが上昇する方向)へ回転を開始さ
せる。
【0144】つぎにステップT11に移行して、ラッチ解
除用タイマt1の計時時間が3秒を越えたかどうかを判
断される。
【0145】なお、開閉駆動機構35のモータ41は、
前述したように遊星ギヤを内蔵して、出力軸からの回転
を防止したブラシ付きDCモータが採用されている。こ
のモータ41では、回転回数はその動作(通電)時間に
比例する。
【0146】また、ワイヤ37を介して引き上げられる
フィルタ取付け部24bの上昇距離も、ほぼこのモータ
41の回転回数に比例する。そのため、フィルタ取付け
部24bの上昇と下降量の制御は、上記モータ41の回
転方向および通電時間の制御によって可能である。
【0147】ここでは、3秒間のモータ通電によるモー
タ41の回転にともなってフィルタ取付け部24bが上
昇する。このフィルタ取付け部24bの上昇距離は、先
に説明したように3mmである。
【0148】なお、この3秒間の通電(押圧ストローク
である)はワイヤ37の延びを考慮し、フィルタ取付け
部24bの収納状態からラッチ解除のための押圧ストロ
ークよりもわずかに長い距離だけフィルタ取付け部が上
昇するよう設定されている。そのため、押圧ストローク
以上のフィルタ取付け部24bの引き上げによる過引き
上げを防止するようモータ41からワイヤ37間に図示
しないクラッチが設けられている。
【0149】 ステップT 10 、タイマt1が3秒を計
時するまでモータ41のA方向の回転が継続され、ステ
ップT11で計時が3秒を越えたことが検出されると、ス
テップT12でモータ41は一旦停止される。この時点
で、先に説明したようにラッチ体1の係止爪部2に対す
る係合保持が解除される。
【0150】つづいて、フィルタ取付け部24bの下降
距離を決定するため、下降距離切換えスイッチ51の設
定が読み取られ、ステップT13においてこのスイッチ5
1が戸建用側かマンション側かのいずれに設定されてい
るかが判断される。
【0151】上記下降距離切換えスイッチ51が戸建用
に設定されている場合は、ステップステップT14におい
てフィルタ29を降下するためのモータ通電時間の設定
tsが長い方の35秒に設定される。
【0152】マンション用に設定されている場合は、ス
テップT15で降下するためのモータ通電時間の設定が短
い方の20秒に設定される。
【0153】いずれも、つぎにステップT16に移行し、
モータ下降タイマt2 の計時をスタートさせ、モータ4
1をB方向であるフィルタ取付け部24bを下降させる
方向に回転させる。
【0154】すでにラッチ体1の係止爪部2に対する係
合保持が解除されているので、フィルタ取付け部24b
は下降を開始する。この下降中はステップT18におい
て、モータ下降タイマt2 の計時時間がモータ41の通
電時間tsと比較される。
【0155】そして、モータ下降タイマt2 の計時時間
がモータ41の通電時間tsを越えたところで、ステッ
プT19に移行してモータ41は停止される。
【0156】このモータ下降タイマt2 に長い時間が設
定されている場合は、室内ユニットBの位置に対して低
い位置までフィルタ29が下降し、逆に短い時間が設定
されると高い位置でフィルタ29の下降は停止すること
になる。
【0157】つぎにステップT20において、2つのリミ
ットスイッチ4がともに開放されたか否かが判断され
る。フィルタ取付け部24bの直前などに障害物がなけ
れば、通常はフィルタ29が下方まで下降しているはず
であり、正常であれば2個のリミットスイッチ4はとも
に開である。
【0158】したがって、全てのリミットスイッチ4が
開となっていれば、使用者がフィルタ29の洗浄・交換
作業の間、その状態を保持するためにスタートへ戻り、
新たにフィルタ29の昇降指令、すなわちこの場合はフ
ィルタ取付け部24bを室内ユニットB内に収納するフ
ィルタ上昇指令がリモコンAから入力されるまでステッ
プT1 とステップT4 を繰り返して待機する。
【0159】一方、何らかの異常でリミットスイッチ4
の1つでも閉になっていれば、ステップT20からステッ
プT21へと移り、昇降異常のデータがセットされ、昇降
異常表示LED50aを点灯させるとともに、リモコン
Aへ昇降異常信号を送信し、この状態で空調運転を停止
する全停止となる。
【0160】すでに説明したように、リモコンA側で
は、この昇降異常信号にしたがってリモコンAの昇降異
常表示LED19aを点灯するようになっているため、
異常が検出された場合、室内ユニットBおよびリモコン
Aの両方で異常を報知することになる。
【0161】このため、リモコンAと室内ユニットBが
それぞれ別の部屋に設置された場合であっても、いずれ
の部屋においても昇降異常の発生が確認できる。
【0162】つぎに、フィルタ29の清掃・交換作業を
完了したあとに行われるフィルタ取付け部24bの収納
のフローチャートを図13にもとづいて説明する。
【0163】まず、ステップU1 において、最悪の場合
でもフィルタ取付け部24bを所定位置まで上昇させる
だけの最大モータ通電時間を計時する最大許容タイマt
3 が動作を開始する。
【0164】つづいて、ステップU2 でモータ41をA
方向(フィルタ取付け部24bを上昇させる方向)に回
転させる動作を開始する。
【0165】ステップU3 では、このフィルタ取付け部
24bの上昇中に、フィルタ取付け部が室内ユニットB
に収納される位置まで引き上げられたかどうかが、全リ
ミットスイッチ4の開閉状態によって判断される。
【0166】全てのリミットスイッチ4が閉となれば、
ステップT5 ないしステップU8 で係止爪部2を係合保
持するため作動杆7を押し上げる、いわゆる増し上げが
開始される。
【0167】一方、少なくとも1つのリミットスイッチ
4が開の状態であれば、ステップU4 に移行して、最大
許容タイマt3 が最大時間制限である50秒を越えたか
否かが判断される。
【0168】モータ41への通電を開始してから50秒
が経過しても、いずれかのリミットスイッチ4が閉とな
らない場合は、フィルタ取付け部24bと室内ユニット
Bとの間に何らかの異物が挟みこまれている可能性が高
い。
【0169】すなわち、異常状態であると判断され、下
降時のステップT21とステップT22と同様の異常処理
が、ステップU15およびステップU16にて行われる。
【0170】係止爪部2をラッチ体1のフック8に係合
保持させるための増し上げとしては、まずステップU5
において増し上げ時間を設定する増し上げ用タイマt4
が計時を開始する。
【0171】つづいて、ステップU6 においてタイマt
4の計時時間が3秒を越えたか否かが判断される。ここ
で3秒を越えた時点では、ステップU7 でモータ41へ
の通電を停止し、フィルタ取付け部24bの上昇を停止
させる。
【0172】なお、ステップU6 の状態ではステップU
2 で設定したモータ41の回転が継続されているため、
結局、全リミットスイッチ4が閉となってから3秒間だ
けさらにフィルタ取付け部24bは上昇させられ、この
3秒間の上昇によりラッチ体1の作動杆7は上死点cに
到達する。
【0173】続いて、ステップU8 においてタイマt5
の計時をスタートさせ、ステップU9 およびステップU
11において3秒を越える計時をなすまでモータをB方向
(フィルタ取付け部24bを下降させる方向)へと回転
させる。
【0174】これによりフィルタ取付け部24bは下降
し、この係止爪部2はラッチ体1のフック8に確実に係
合保持され、同時にワイヤ37は若干緩む状態になる。
【0175】その結果、フィルタ29を備えたフィルタ
取付け部24bはラッチ体1のみによって支持され、ワ
イヤ37には荷重がなくなり、ワイヤの負荷が全く存在
せず、伸びの発生がない。
【0176】ただし、この状態でも何らかの異常発生で
ラッチ体1が作用せずそのままフィルタ取付け部24b
が所定の位置まで下降してしまう可能性が全く存在しな
いではない。
【0177】これに対処するため、下降途中でステップ
U10にて全てのリミットスイッチ4の状態が確認され、
下降させてもリミットスイッチ4が閉のままであれば、
そのまま3秒間の下降が実施され、途中いずれかのリミ
ットスイッチ4が開となれば、ラッチ体1の係合作用が
なされていないとして、ステップU15以降の異常処理が
実施される。
【0178】正常にフィルタ取付け部24bがラッチ体
1により支持されれば、ステップU12でモータ41は停
止され、つづいてフィルタ昇降終了信号が出力され、室
内ユニットBの昇降報知ブザー50bによる昇降警報音
を停止するとともに、リモコンAに出力されフィルタ昇
降報知ランプ19cが消灯され、かつ昇降報知ブザー1
9bによる昇降警報音が停止される。
【0179】ステップU4 およびステップU10におい
て、異常と判断されるとステップU15で昇降異常データ
がセットされ、昇降異常表示がONされるとともに、リ
モコンに昇降異常信号が出力され、そのあとステップU
16において完全停止となる。
【0180】なお、上記実施の形態においては、フィル
タ取付け部24bの一端部を枢支部36を介して回動自
在に枢支し、他端部を自由端として自動的に昇降駆動す
るようにしたが、これに限定されるものではなく、たと
えば、フィルタ取付け部全体が平行して昇降駆動される
構成のものや、フィルタ取付け部の昇降を手動にしてワ
イヤを使用者が引く構成であっても適用される。
【0181】また、作動索37としてワイヤを適用した
が、これに限定されるものではなく、ロープや、紐もし
くは、いわゆるテグスの類であってもよい。
【0182】また、室内ユニットとして、ダクトタイプ
の空気調和機について説明したが、天井設置の吸込み、
吹出し口を有する室内ユニットにも適用できる。
【0183】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、天
井取付けタイプでありながら、フィルタの交換を安全
に、かつ容易に行なえるようになって、熱交換器の熱交
換能力を高い状態に保持できるとともに、フィルタ取付
け部を係合部で支持することにより作動索を緩めること
ができ、作動索に対する負担を軽減して安全性を確保
し、たとえ万が一作動索が切断するようなことがあって
も、フィルタの着脱を手動で行え、しかもフィルタ取付
け部が正常に収納されなかった場合の安全性の確保と、
異常表示ができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明の一実施の形態を示す、空気
調和機の室内ユニットの縦断面図。(B)は、室内ユニ
ットの一部省略した横断平面図。
【図2】同実施の形態の、室内ユニットの側面図。
【図3】同実施の形態の、開閉駆動機構の構成を説明す
る斜視図。
【図4】同実施の形態の、室内ユニットの斜視図。
【図5】同実施の形態の、係合部と係止爪部の構成を説
明する図。
【図6】同実施の形態の、図5とは異なる状態の係合部
と係止爪部を説明する図。
【図7】(A)は、同実施の形態の、カムの正面図。
(B)は、カムの縦断面図。
【図8】同実施の形態の、空気調和機の電気ブロック
図。
【図9】(A)ないし(D)は、同実施の形態の、ラッ
チ体による係止爪部の係合保持から解放に至るまでを順
に説明する図。
【図10】(A)ないし(D)は、同実施の形態の、ラ
ッチ体による係止爪部の解放状態から係合保持至るまで
を順に説明する図。
【図11】同実施の形態の、リモコンのフローチャート
図。
【図12】同実施の形態の、フィルタ取付け部の開放を
説明するフローチャート図。
【図13】同実施の形態の、フィルタ取付け部の閉成を
説明するフローチャート図。
【符号の説明】
33…吸込み口、 25…吹出し口、 27…室内熱交換器、 28…送風機、 21…ユニット本体、 24…化粧パネル、 24b…フィルタ取付け部、 37…作動索(ワイヤ)、 1…係合部(ラッチ体)、 4…収納状態検出スイッチ(リミットスイッチ)、 41…モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 浩幸 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東 芝富士工場内 (72)発明者 齊藤 大輔 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東 芝富士工場内 (56)参考文献 特開 平8−233351(JP,A) 特開 平9−21546(JP,A) 特開 昭57−23405(JP,A) 特開 平7−180857(JP,A) 特開 平7−169318(JP,A) 特開 平7−65623(JP,A) 実開 平6−2019(JP,U) 実開 平5−25220(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 371 F24F 1/00 401 F24F 1/00 426 F21V 21/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井裏に配置され、吸込み口と吹出し口と
    を有し、これら吸込み口と吹出し口との間の通風路に室
    内熱交換器や送風機などを収容するユニット本体と、 このユニット本体の下面部として構成される化粧パネル
    と、 この化粧パネルに着脱自在に嵌め込まれ、かつ上記吸込
    み口と吹出し口との間の通風路に設置されるフィルタを
    着脱自在に備えたフィルタ取付け部と、 このフィルタ取付け部を吊り下げ、かつ昇降して上記化
    粧パネルに対してフィルタ取付け部を開閉操作する作動
    索と、 この作動索によって上記フィルタ取付け部が化粧パネル
    を閉成するのにともなってフィルタ取付け部を着脱自在
    に係合保持する係合部と、 上記作動索に連結され、正回転駆動して作動索を引き上
    げることによって上記フィルタ取付け部を上昇させ、逆
    回転駆動して作動索を引き下ろすことによってフィルタ
    取付け部の下降をなすモータとを具備し、 上記係合部は、押圧付勢することにより上記フィルタ取
    付け部を係合保持し、再度の押圧付勢をなすことにより
    フィルタ取付け部との係合を解除するラッチ体を備え、 このラッチ体に隣接して、ラッチ体がフィルタ取付け部
    を係合保持する状態にあることを検出する収納状態検出
    スイッチが設けられ、 フィルタ昇降スイッチに対する操作に応じてフィルタ取
    付け部が係合部に係合している状態から一旦、上記モー
    タを正回転駆動してフィルタ取付け部を引き上げた後、
    モータを逆回転させてフィルタ取付け部を降下させて停
    止し、その後の再度のフィルタ昇降スイッチ操作に応じ
    て、フィルタ取付け部が開放している状態から収納検出
    スイッチが収納を検出するまでモータを正回転駆動して
    フィルタ取付け部を上昇させ、検出後さらにフィルタ取
    付け部を上昇させた後、モータを逆回転して作動索を緩
    めフィルタ取付け部を降下させて停止するよう制御する
    手段と フィルタ昇降スイッチに対する操作に応じてフィルタ取
    付け部が係合部に係合している状態から一旦、上記モー
    タを正回転駆動してフィルタ取付け部を引き上げたあ
    と、モータを逆回転させフィルタ取付け部を降下させて
    停止した際に上記収納状態検出スイッチがフィルタ取付
    け部を係合保持する状態にないことを検出した場合に異
    常を表示する手段と を具備したことを特徴とする空気調
    和機の室内ユニット。
  2. 【請求項2】上記係合部を構成する上記ラッチ体は、所
    定距離の押圧ストロークを有し、かつ上記収納状態検出
    スイッチは、ラッチ体の押圧開始から押圧終了までの押
    圧ストロークの全範囲に亘って収納状態を判別するリミ
    ットスイッチであることを特徴とする請求項1記載の空
    気調和機の室内ユニット。
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