JP3507017B2 - ベルトモールの製造方法 - Google Patents

ベルトモールの製造方法

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JP3507017B2 JP2000233393A JP2000233393A JP3507017B2 JP 3507017 B2 JP3507017 B2 JP 3507017B2 JP 2000233393 A JP2000233393 A JP 2000233393A JP 2000233393 A JP2000233393 A JP 2000233393A JP 3507017 B2 JP3507017 B2 JP 3507017B2
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のドアパネ
ルのフランジ部に装着されるベルトモールの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のベルトモールにおいて、例え
ば、実開昭64−48319号公報に開示されている構
造のものが知られている。これにおいては、図28の
(A)及び(B)に示すように、ドアパネル301の外
側上部に設けられた棚部305の幅寸法が長手方向に変
化しており、その棚部305の変化に対応して、ベルト
モール311がモール部311aと、シール部311b
との2部品によって構成されている。モール部311a
は横断面がほぼ逆U字状に形成され、ドアパネル301
の棚部305の変化に対応して、そのモール部311a
の溝幅が長手方向に変化して形成されている。また、シ
ール部311bには、差し込み溝が形成され、その差し
込み溝にモール部311aの内側の第1側壁部が差し込
まれて係合されることによって、モール部311aとシ
ール部311bとが一体化されるようになっている。ま
た、例えば、特開平3−34832号公報に開示されて
いるような構造のベルトモールも知られている。すなわ
ち、ベルトモールは、そのモール本体部の長手方向の端
末部分の横断面形状が変化している。また、横断面形状
が変化している端末部分を形成するために、所要とする
横断面形状を有する押出成形品を押出成形した後、その
押出成形品の長手方向の端末部を所望とする形状に切除
することによって、横断面形状が変化した端末部分を有
するベルトモールを製造するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実開昭64
−48319号公報に開示されているような構造をもつ
ベルトモール301においては、モール部311aとシ
ール部311bとをそれぞれ別個に形成してから、これ
らモール部311aとシール部311bとを一体化して
組み付けなければならず、部品点数や組付工数が増加
し、コスト高となる。また、特開平3−34832号公
報に開示されているような構造をもつベルトモールにお
いては、押出成形品の長手方向の端末部近傍を所望とす
る形状に切除する工程が必要となり、その分だけコスト
高となる。
【0004】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、モール本体部の所要とする部分の横断面形状が変化
するベルトモールを容易に製造することができるベルト
モールの製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係るベルトモールの製造方法は、長手方
向において溝幅が変化する凹溝部を有するモール本体部
と、そのモール本体部から延出されたシール部と、を備
えたベルトモールを製造する方法であって、前記モール
本体部の凹溝部の内壁面を造形する凸型状の成形型部
と、前記モール本体部及び前記シール部の外郭を造形す
る凹型状の成形ダイと、を組み合わせて所要形状のモー
ル押出開口を構成し、前記成形ダイに成形材料を供給し
かつ前記成形ダイと前記成形型部とを相対的に移動させ
て前記モール押出開口から成形材料を押し出して前記成
形型部にベルトモールを成形するに際し、前記成形型部
の幅寸法を長手方向に変化させるとともに、前記モール
押出開口の開口形状を変化させることを特徴とする。し
たがって、長手方向において溝幅が変化する凹溝部を有
するモール本体部と、そのモール本体部から延出された
シール部と、を備えたベルトモールを容易に製造するこ
とができる。
【0006】また、請求項2の発明に係るベルトモール
の製造方法は、請求項1に記載のベルトモールの製造方
法であって、モール本体部の凹溝部の両側壁をなす第
1、第2の両側壁部の肉厚を一定に維持するように、成
形型部の幅寸法を長手方向に変化させるとともに、モー
ル押出開口の開口形状を変化させることを特徴とする。
したがって、モール本体部の凹溝部の両側壁をなす第
1、第2の両側壁部の肉厚を一定にしたベルトモールを
容易に製造することができる。
【0007】また、請求項3の発明に係るベルトモール
の製造方法は、請求項1に記載のベルトモールの製造方
法であって、モール本体部の凹溝部の両側壁をなす第
1、第2の両側壁部のうち、少なくとも一方の側壁部の
内壁面には、他方の側壁部の内壁面に向けて凸部及び/
又は凹部を成形することを特徴とする。したがって、ベ
ルトモールの成形と同時に、そのモール本体部の一方の
側壁部の内壁面に対し、他方の側壁部の内壁面に向けて
凸部及び/又は凹部を成形することができる。
【0008】また、請求項4の発明に係るベルトモール
の製造方法は、凹溝部を長手方向に有し、かつ長手方向
の端末部分の横断面形状が変化するモール本体部と、そ
のモール本体部から延出されたシール部と、を備えたベ
ルトモールを製造する方法であって、前記モール本体部
の凹溝部の内壁面を造形する凸型状の成形型部と、前記
モール本体部及び前記シール部の外郭を造形する凹型状
の成形ダイと、を組み合わせて所要形状のモール押出開
口を構成し、前記成形ダイに成形材料を供給するととも
に、前記成形ダイと前記成形型部とを相対的に移動させ
て、前記成形型部にベルトモールを成形するに際し、前
記成形型部の横断面形状を長手方向に変化させて前記モ
ール押出開口の形状を前記モール本体部の端末部分に対
応して変化させることを特徴とする。したがって、ベル
トモールの成形と同時に、そのモール本体部に対し、横
断面形状が変化する端末部分を成形することができる。
【0009】また、請求項5の発明に係るベルトモール
の製造方法は、請求項4に記載のベルトモールの製造方
法であって、モール本体部の端末部分における凹溝部の
両側壁をなす第1、第2の両側壁部の高さ変化に対応し
て成形型部の横断面形状を変化させることを特徴とす
る。したがって、凸型状の成形型部の横断面形状を変化
させることによってモール本体部に対し、横断面形状が
変化する端末部分を容易に成形することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)この発明の実施
の形態1の目的は、長手方向において溝幅が変化する凹
溝部を有するモール本体部と、そのモール本体部から延
出されたシール部とを備えたベルトモールを容易に製造
することができるベルトモールの製造方法を提供するこ
とである。次に、この発明の実施の形態1を図1〜図1
1にしたがって説明する。ベルトモールを斜視図で表し
た図1、図1のII−II線に対応する断面で表した図
2、図1のIII−III線に対応する断面で表した図
3及び図1のIV−IV線に対応する断面で表した図4
において、車両用ドアのドアパネル1には、その上縁部
に沿ってかつ長手方向の断面形状(図2のV−V線断面
形状)がほぼ湾曲状をなすフランジ部2が形成され、そ
の車外側のパネルの上部には棚部5が設けられている。
この棚部5はその幅寸法が長手方向に変化している。ド
アパネル1のフランジ部2に沿って装着される長尺のベ
ルトモール11は、その長手方向に延びるモール本体部
12と、シール部20とを備え、かつ押出成形によって
同時に一体成形されている。
【0011】モール本体部12を形成する第1成形材料
としての合成樹脂材料としては、軟質、半硬質、硬質の
PVC等を用いることができる。また、PVCのような
塩素等を含むハロゲン化合物は、燃焼により塩素ガス等
の有毒ガスを発生するため、脱ハロゲンを考慮すると、
モール本体部12は、PP、AES、ABS等の合成樹
脂材料より形成することが望ましい。この実施の形態1
において、モール本体部12は、PPよりなる第1成形
材料によって形成され、シール部20は、オレフィン系
(又はスチレン系)の軟質合成樹脂、合成ゴム等のエラ
ストマ材料よりなる第2成形材料によって形成されてい
る。また、図1〜図4に示すように、ベルトモール11
のモール本体部12は、第1、第2の両側壁部13、1
4と、これら第1、第2の両側壁部13、14に跨る頂
部15を一体に備え、装着状態において、下側が開口す
る横断面ほぼ逆U字状に形成されている。そして、モー
ル本体部12の長手方向には、下側に開口を有する凹溝
部16が連続して形成されている。
【0012】また、モール本体部12の第1側壁部13
は、その長手方向の断面形状(図2のV−V線断面形
状)において、ドアパネル1のフランジ部2に対応して
湾曲状に形成されている。また、モール本体部12の第
2側壁部14は、その長手方向の断面形状において、第
1側壁部13に比べ、ドアパネル1の棚部5の幅寸法の
変化に対応しているため、第1側壁部13とは異なった
湾曲状に形成されている(図5参照)。さらに、モール
本体部12の第1、第2の両側壁部13、14の肉厚
は、その長手方向の全長にわたって一定の肉厚に維持さ
れ、これによって、モール本体部12の長手方向におい
て、その凹溝部16の溝幅がドアパネル1の棚部5の幅
寸法の変化に対応して変化している。
【0013】また、モール本体部12には、凹溝部16
の長手方向の少なくとも一部において(又は長手方向の
全長にわたって)、一方の内壁側から他方の内壁側に向
かう凸部及び/又は凹部が形成されている。この実施の
形態1において、図3に示すように、モール本体部12
の第1側壁部13の内壁面下端部には、その長手方向に
所定の間隔を隔てて所要数(複数)の凸部18が第2側
壁部14の内壁側に向けて突設されている。そして、こ
れら所要数(複数)の凸部18は、ドアパネル1のフラ
ンジ部2に設けられた係止爪3または装着用クリップの
爪部(図示しない)に係合し、その係合力によってベル
トモール11がフランジ部2に装着されるようになって
いる。
【0014】モール本体部12の第1側壁部13の側面
には、そのほぼ中央高さ位置において、弾性的に変形可
能な断面中空筒状をなすシール部20が長手方向に連続
して延出されている。また、シール部20の上端部に
は、その長手方向に延びかつ斜め上方に所定長さだけ張
り出すリップ部22が一体に形成されている。また、リ
ップ部22を含むシール部20のうち、ウインドパネル
(ドアガラス)に当たる車内側には、必要に応じて、ナ
イロン等の繊維の植毛23が施される。また、モール本
体部12の第1側壁部13の車内側上部の長手方向に
は、突部25が突設されている。この突部25は、シー
ル部20の過大な圧縮変形を防止する機能と、シール部
20とモール本体部12との間の隙間に対するゴミ等の
侵入を防止する機能とを有している。
【0015】次に、前記ベルトモール11の製造ライン
を簡略化して表した図6において、モール本体部12を
車体への装着状態において車体天井側(図1の矢印P方
向)から視た場合、第1側壁部13に接近して通る円弧
の中心とほぼ同一中心をなしかつほぼ同一半径の円弧部
を含む製造ライン(この実施の形態1ではほぼ円形の製
造ライン)上には環状レールが敷設されている。この環
状レール上には、所定のプログラムに基づいて走行制御
される台車装置が設置され、その台車装置上には基準型
60が固定状態で設けられている。また、環状レール上
には、図6に向かって反時計回り方向に、待機ステージ
80、押出成形ステージ81、冷却ステージ82及び脱
型ステージ83がそれぞれ配置されている。そして、待
機ステージ80、押出成形ステージ81、冷却ステージ
82及び脱型ステージ83の順に台車装置とともに基準
型60が循環移送されることによって、ベルトモール1
1が製造されるようになっている。
【0016】前記待機ステージ80には、基準型60が
設置された台車装置が停止して待機している。また、押
出成形ステージ81には、押出成形装置40が配置さ
れ、冷却ステージ82にはエアー冷却による冷却室が設
けられている。図7に示すように、基準型60は、型本
体61と成形型部62とを備えている。すなわち、型本
体61の上面には、ベルトモール11のモール本体部1
2の凹溝部16の内壁面を造形する凸型状の成形型部6
2がモール本体部12とほぼ同長で平面形状(図7の矢
印Q方向から視た形状)が湾曲状に成形されている。さ
らに、成形型部62は、その長手方向において、モール
本体部12の凹溝部16の溝幅寸法の変化に対応して変
化している。
【0017】また、成形型部62の長手方向の少なくと
も一部において(又は長手方向の全長にわたって)、モ
ール本体部12の凹溝部16の一方の内壁側から他方の
内壁側に向かう凸部及び/又は凹部を成形するための、
凹部及び/又は凸部が成形されている。この実施の形態
1においては、成形型部62の長手方向の所定位置にお
いて、モール本体部12の凹溝部16の所要数(複数)
の凸部18を成形するための成形凹部63がそれぞれ凹
設されている。なお、基準型60の成形型部62は合成
樹脂材料(耐熱性及び耐磨耗性を有する合成樹脂)によ
って容易に形成することも可能であり、また、成形型部
62を含む基準型60全体を金属材料によって形成して
もよい。
【0018】一方、押出成形ステージ81に配置された
押出成形装置40において、その成形ダイ50は、ベル
トモール11のモール本体部12及びシール部20(リ
ップ部22も含む)の外郭部を造形する凹型状に形成さ
れると共に、シール部20の中空部を造形する部分を有
している。また、図7〜図9に示すように、成形ダイ5
0には、モール本体部12を成形するための第1成形材
料を供給する第1材料供給管42と、シール部20を成
形するための第2成形材料を供給する第2材料供給管4
4とがそれぞれ接続されている。なお、第1材料供給管
42と第2材料供給管44は、それぞれ別の材料押出機
41、42に接続されている(図6参照)。
【0019】また、図8〜図11に示すように、前記成
形ダイ50の内部には、第1材料供給管42に通じる第
1材料供給路51と、第2材料供給管44に通じる第2
材料供給路52とがそれぞれ設けられている。また、成
形ダイ50には、第1材料供給路51と第2材料供給路
52との下流側に連通しかつベルトモール11のモール
本体部12及びシール部20(リップ部22も含む)の
外郭部を造形する押出口54が設けられている。この押
出口54は成形ダイ50の前面に開口し、当該開口部を
ダイ開口部としている。また、成形ダイ50には、その
押出口54を成形ダイ50の下側面に開口する下側開口
部55が設けられている。そして、図8と図9に示すよ
うに、成形ダイ50の下面に基準型60の型本体61の
上面が当接されかつその成形ダイ50の押出口54に成
形型部62が差し込まれて配置されることによって、成
形ダイ50と成形型部62とが組み合わされる。このよ
うに成形ダイ50と成形型部62とが組み合わされるこ
とによって、成形ダイ50と、基準型60との間にはベ
ルトモール11に対応する成形空間53が構成され、そ
の成形空間53は、成形ダイ50の前側に開口し、当該
開口部をモール押出開口56としている。
【0020】また、図7〜図11に示すように、成形ダ
イ50の前面側には、そのモール押出開口56の開口形
状を変化させる可動ダイ57が進退可能に設けられてい
る。この可動ダイ57は、所定のプログラムに基づいて
駆動制御される駆動装置によって進退される。すなわ
ち、成形型部62の長手方向の幅寸法の変化に対応して
可動ダイ57が進退される。これによって、モール本体
部12の凹溝部16を構成する第1、第2の両側壁部1
3、14及び頂部15において、その第1、第2の両側
壁部13、14の肉厚を一定に維持するように、モール
押出開口56の開口形状を変化させるようになってい
る。なお、図10と図11に示すように、成形ダイ50
の後側には、基準型60の成形型部62の幅寸法の変化
に対応して移動し、第1成形材料の漏れを防止する可動
塞板59が設けられている。
【0021】次に、前記したように構成されるベルトモ
ール11を製造する方法を工程順に説明する。まず、待
機ステージ80に待機している台車装置とともに基準型
60が押出成形ステージ81に向けて移送される。基準
型60が押出成形ステージ81に向けて移送されること
によって、同基準型60の成形型部62の長手方向の一
端部が成形ダイ50の下側開口部55からその押出口5
4に差し込まれて配置される。これによって、成形ダイ
50と成形型部62とが組み合わされ、成形ダイ50
と、基準型60との間にはベルトモール11に対応する
成形空間53及びモール押出開口56とが構成される。
【0022】一方、成形ダイ50の第1材料供給路51
には材料押出機から第1材料供給管42を経て第1成形
材料が溶融状態で供給される。また、第2材料供給路5
2には別の材料押出機から第2材料供給管44を経て第
2成形材料が溶融状態で供給される。これによって、前
記第1材料供給路51の第1成形材料と第2材料供給路
52の第2成形材料とが成形空間53に向けてそれぞれ
送られ、モール押出開口56からそれぞれ押し出され
る。そして、前記モール押出開口56から押し出される
第1、第2成形材料の押し出し速度に対応した速度(例
えば、第1、第2成形材料の押し出し速度と略同速度)
において、その押し出し方向に台車装置とともに基準型
60が設定されたプログラムに基づいて移動制御され
る。これによって、基準型60の成形型部62には、第
1成形材料よりなるモール本体部12と、第2成形材料
よりなるシール部20とを長手方向に一体に備え、かつ
モール本体部12の長手方向において、凹溝部16の溝
幅寸法が変化したベルトモール11が一体に成形される
(図8〜図11参照)。
【0023】また、前記押出成形に際し、モール押出開
口56において、成形型部62は、モール本体部12の
凹溝部16の溝幅寸法の変化に対応して変化する一方、
この成形型部62の長手方向の幅寸法の変化に対応して
可動ダイ57が進退制御され、これによって、モール押
出開口56の開口形状が変化する。モール本体部12の
長手方向の横断面積の変化に対応して第1成形材料を過
不足なく供給してモール本体部12を成形不良なく成形
するために、基準型60の移動速度が適宜に変化するよ
うに、台車装置による基準型60の移動速度が制御され
る。また、第1成形材料に対する材料押出機41の押出
用スクリューの回転数を制御装置によって制御し、単位
時間あたりの第1成形材料の供給量をそれぞれ加減調整
することも可能である。
【0024】前記したように、台車装置による基準型6
0の移動速度が制御されたり、あるいは第1成形材料の
供給量を制御することによって、成形型部62には、モ
ール本体部12の凹溝部16を構成する第1、第2の両
側壁部13、14及び頂部15において、その第1、第
2の両側壁部13、14の肉厚を一定に維持しながら、
モール本体部12と、シール部20とを一体に有するベ
ルトモール11が成形不良なく良好に成形される。ま
た、前記押出成形に際し、成形型部62の成形凹部63
によって、モール本体部12の第1側壁部13の内壁面
下端部には、所要数(複数)の凸部18が成形される。
【0025】基準型60の成形型部62にベルトモール
11が成形されると、成形ダイ50に対する第1、第2
の両成形材料の供給が断たれ、台車装置とともに移動す
る基準型60が成形ダイ50に対し分離して押出成形ス
テージ81を通過する。押出成形ステージ81を通過し
た基準型60は、台車装置とともに冷却ステージ82の
冷却室に移送される。そして、冷却ステージ82の冷却
室において、基準型60の成形型部62上のベルトモー
ル11がエアー冷却によって冷却固化する。なお、台車
装置ととも基準型60が押出成形ステージ81を通過す
る際、待機ステージ80に待機している別の台車装置と
ともに、その台車装置に搭載された基準型60が押出成
形ステージ81に向けて移送される。
【0026】冷却ステージ82の冷却室を通過した台車
装置は脱型ステージ83に向けて移送される。この脱型
ステージ83において、基準型60の成形型部62に対
しベルトモール11が上方に引き上げられることによっ
て成形型部62に対しベルトモール11が脱型される。
ベルトモール11の脱型の際、成形型部62の成形凹部
63に対しモール本体部12の第1側壁部13は、その
凸部18が抜け出る状態まで弾性的に変形される。そし
て、その状態を保ってベルトモール11が上方に引き上
げられることによって、成形型部62に対しベルトモー
ル11が脱型される。なお、ベルトモール11の脱型は
手作業によって行うこともできるが、ロボット等によっ
て自動的に行うことも可能である。
【0027】脱型されたベルトモール11は、その長手
方向の両端部が押出成形による断面形状が不安定となる
ため、ベルトモール11の長手方向の両端部がカッタ等
によってそれぞれ所定長さだけ切除される。これによっ
て、ベルトモール11の両端部の形状不安定部が取り除
かれる。また、リップ部22を含むシール部20のう
ち、ウインドガラス等に当たる側面に対し、必要に応じ
て、コロナ放電処理とプライマ処理とを順次行った後、
接着剤を塗布し、ナイロン等の繊維の植毛23を施す
(図2〜図4参照)。これをもって製品となる実施の形
態1のベルトモール11の製造が完了する。
【0028】(実施の形態2)この発明の実施の形態2
の目的は、長手方向の端末部近傍において横断面形状が
変化し、かつ凹溝部を有して横断面ほぼ逆U字状をなす
モール本体部と、そのモール本体部から延出されたシー
ル部とを備えたベルトモールを容易に製造することがで
きるベルトモールの製造方法を提供することである。次
に、この発明の実施の形態2を図12〜図25にしたが
って説明する。図12〜図16に示すように、この実施
の形態2において、長尺のベルトモール111は、その
長手方向に延びるモール本体部112と、そのモール本
体部112の一側外側面の上下部からそれぞれ延出され
たリップ状のシール部125、126とを備え、かつ押
出成形によって一体に成形されている。また、図12に
向かって下側のシール部126の車内側には摺動層12
7がベルトモール111の押出成形と同時に一体に設け
られている。この実施の形態2において、モール本体部
112はPP等よりなる第1成形材料によって形成さ
れ、シール部125、126はエラストマ材料よりなる
第2成形材料によって形成され、摺動層127は滑り性
に優れる熱可塑性合成樹脂(シリコン等が添加された樹
脂材料でもよい)、硬質の熱可塑性エラストマ等よりな
る第3成形材料によって形成されている。
【0029】図13に示すように、ベルトモール111
のモール本体部112は、第1、第2の両側壁部11
3、114と、これら両側壁部113、114に跨る頂
部115を一体に備え、横断面ほぼ逆U字状に形成され
ている。そして、モール本体部112には下側に開口す
る凹溝部116が長手方向に連続して形成されている。
さらに、第1側壁部113の側面の上下部からシール部
125、126がそれぞれ一体に延出されている。モー
ル本体部112の長手方向の両端部のうち、少なくとも
一端部近傍から端面にわたる端末部分、又はモール本体
部112の長手方向の両端部近傍から両端面にわたる両
端末部分において、その横断面形状が変化してしてい
る。
【0030】この実施の形態2において、図12に示す
ように、モール本体部112の端末部分112aは、そ
の根元部側から先端部に向けて、第2側壁部114の高
さ寸法が小さくなるように変化している。また、モール
本体部112の端末部分112aにおいては、第1側壁
部113が形成されることなく除去された形状をなし、
これにともなって上下のシール部125、126も除去
された形状をなしている。また、モール本体部112の
端末部分112aの頂部115の幅方向において、第1
側壁部113側のほぼ半分程度が除去され、第2側壁部
114の半分程度が残されている。さらに、モール本体
部112の端末部分112aの延出方向先端部には、第
2側壁部114と頂部115に跨って端壁部119が形
成されている。
【0031】前記したよう構成されるこの実施の形態2
のベルトモール111においても、実施の形態1とほぼ
同様にして、待機ステージ、押出成形ステージ、冷却ス
テージ及び脱型ステージの順に台車装置とともに基準型
160が循環移送されることによって、ベルトモール1
11が製造されるようになっている。すなわち、図17
〜図23に示すように、台車装置に設置される基準型1
60において、その型本体161の上面には、ベルトモ
ール1111のモール本体部112の凹溝部116の内
壁面を造形する凸型状の成形型部162がモール本体部
112とほぼ同長で平面形状が湾曲状に形成されてい
る。さらに、成形型部162には、モール本体部112
の長手方向の両端部のうち、少なくとも一端部近傍から
端面にわたる端末部分112a、又はモール本体部11
2の長手方向の両端部近傍から両端面にわたる両端末部
分の横断面形状の変化に対応して横断面形状が変化した
端末成形部が形成されている。その端末成形部の一部に
は、モール本体部112の端末部分112aの端壁部を
成形するための端壁成形部が形成されている。
【0032】また、図24に示すように、押出成形ステ
ージに設置される押出成形装置140の成形ダイ150
には、ベルトモール111のモール本体部112を形成
するための第1成形材料を供給するための第1材料供給
管142と、シール部125、126を形成するための
第2成形材料を供給するための第2材料供給管144
と、シール部126の摺動層127を形成するための第
3成形材料を供給するための第3材料供給管146とが
それぞれ接続されている。なお、第1材料供給管14
2、第2材料供給管144及び第3材料供給管146
は、それぞれ別の材料押出機に接続されている。
【0033】図24に示すように、成形ダイ150の内
部には、第1材料供給管142に通じる第1材料供給路
151と、第2材料供給管144に通じる第2材料供給
路152と、第3材料供給管146に通じる第3材料供
給路158とがそれぞれ設けられている。また、成形ダ
イ150には、第1材料供給路151、第2材料供給路
152及び第3材料供給路158の下流側にそれぞれ連
通しかつモール本体部112及び上下のシール部12
5、126の外郭部を造形する押出口154が設けられ
ている。この押出口154の前側は成形ダイ150の前
面に開口している。また、成形ダイ150には、その押
出口154を成形ダイ150の下側面に開口する下側開
口部155が設けられている。そして、図24と図25
に示すように、成形ダイ150の下面に型本体161の
上面が当接されかつその成形ダイ150の押出口154
に成形型部162が差し込まれて配置されることによっ
て、成形ダイ150と成形型部162とが組み合わされ
る。このように成形ダイ150と成形型部162とが組
み合わされることによって、成形ダイ150と、基準型
160との間にはベルトモール111に対応する成形空
間153が構成され、その成形空間153は、成形ダイ
150の前側に開口し、当該開口部をモール押出開口1
56としている。
【0034】すなわち、待機ステージに待機している台
車装置とともに基準型160が押出成形ステージに向け
て移送されることによって、同基準型160の成形型部
162の長手方向の一端部が成形ダイ150の下側開口
部155からその押出口154に差し込まれて配置され
る。これによって、成形ダイ150と成形型部162と
が組み合わされ、成形ダイ150と、基準型160との
間にはベルトモール111に対応する成形空間153及
びモール押出開口156が構成される。一方、成形ダイ
150に供給された第1〜3成形材料が成形空間153
に向けてそれぞれ送られ、モール押出開口156からそ
れぞれ押し出される。そして、モール押出開口156か
ら押し出される第1〜3成形材料の押し出し速度に対応
した速度(例えば、第1〜3成形材料の押し出し速度と
略同速度)において、その押し出し方向に台車装置とと
もに基準型160が設定されたプログラムに基づいて移
動制御される。これによって、これによって、基準型1
60の成形型部161には、第1成形材料よりなるモー
ル本体部112と、第2成形材料よりなるシール部12
5、126と、第3成形材料よりなる摺動層127とを
長手方向に一体に備えたベルトモール111が一体連続
状に押出成形される。
【0035】また、モール本体部112の長手方向の両
端部のうち、少なくとも一端部、又は両端部の端末部分
112aの成型時には、第1成形材料を過不足なく供給
してモール本体部112の端末部を成形不良なく成形す
るために、成形型部162の長手方向の両端部において
は基準型160の移動速度が適宜に変化するように、台
車装置による基準型160の移動速度が制御される。ま
た、第1成形材料に対する材料押出機の押出用スクリュ
ーの回転数を制御装置によって制御し、単位時間あたり
の第1成形材料の供給量をそれぞれ加減調整することも
可能である。また、モール本体部112の長手方向の両
端部のうち、少なくとも一端部、又は両端部の端末部分
112aの成型時には、第2、第3の成形材料の供給は
停止される。
【0036】前記したように、成形型部162にベルト
モール111が成形されると、成形ダイ150に対する
第1〜第3の全ての成形材料の供給が断たれ、台車装置
とともに移動する基準型160が成形ダイ150に対し
分離して押出成形ステージを通過する。その後は、実施
の形態1とほぼ同様にして、台車装置とともに基準型1
60が冷却ステージの冷却室に移送され、成形型部16
2上のベルトモール111がエアー冷却によって冷却固
化する。その後、脱型ステージにおいて、基準型160
の成形型部162に対しベルトモール111が上方に引
き上げられることによって成形型部162に対しベルト
モール111が脱型され、これをもって製品となる実施
の形態2のベルトモール111の製造が完了する。
【0037】したがって、この実施の形態2のベルトモ
ール111は、実施の形態1のベルトモール111と異
なり、脱型後、ベルトモール111の長手方向の両端部
をカッタ等によってそれぞれ所定長さだけ切除する必要
がなくなる。また、シール部126には、摺動層127
が同時成形されるため、シール部126に植毛を施す工
数も削減することができる。なお、この発明に係るベル
トモールの製造方法は、前記実施の形態1及び2に限定
するものではない。例えば、前記実施の形態1及び2に
おいては、台車装置によって基準型60又は160を移
動制御したが、ロボットによって基準型60又は160
を移動制御していもよい。また、基準型60又は160
を所定位置に固定し、その基準型60又は160の成形
型部62又は162に対し成形ダイ50又は150を移
動制御することによっても、成形型部62又は162に
ベルトモール11又は111を成形することができる。
また、台車装置に昇降制御機能をもたせたりあるいはロ
ボットによって基準型60又は160をベルトモール1
1又は111の長手方向と上下方向にそれぞれ移動制御
することによって、図26と図27に示すように、長手
方向の少なくとも一部に段差部211a、湾曲部等を有
するベルトモール211を製造することも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1〜3に記載
の発明のよれば、長手方向において溝幅が変化する凹溝
部を有するモール本体部と、そのモール本体部から延出
されたシール部とを備えたベルトモールを容易に製造す
ることができる。また、請求項4及び5に記載の発明に
よれば、長手方向の端末部近傍において横断面形状が変
化し、かつ凹溝部を有して横断面ほぼ逆U字状をなすモ
ール本体部と、そのモール本体部から延出されたシール
部とを備えたベルトモールを容易に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るベルトモールを
示す斜視図である。
【図2】同じく図1のII−II線に対応するベルトモ
ールを示す横断面図である。
【図3】同じく図1のIII−III線に対応するベル
トモールの横断面図である。
【図4】同じく図1のIV−IV線に対応するベルトモ
ールの横断面図である。
【図5】同じく図2のV−V線に対応するベルトモール
の長手方向断面図である。
【図6】同じくベルトモールの製造ラインを示す説明図
である。
【図7】同じく基準型の成形型部と成形ダイとを分離し
て示す斜視図である。
【図8】同じく可動ダイが前進端位置まで前進したとき
の基準型の成形型部と成形ダイとの関係を示す横断面で
ある。
【図9】同じく可動ダイが後退端位置まで後退したとき
の基準型の成形型部と成形ダイとの関係を示す横断面で
ある。
【図10】同じく可動ダイが前進端位置まで前進したと
きの基準型の成形型部と成形ダイとの関係を示す縦断面
である。
【図11】同じく可動ダイが後退端位置まで後退したと
きの基準型の成形型部と成形ダイとの関係を示す縦断面
である。
【図12】この発明の実施の形態2に係るベルトモール
の端末部分を示す斜視図である。
【図13】同じく図12のXIII−XIII線に対応
する基準型の成形型部の横断面図である。
【図14】同じく図12のXIV−XIV線に対応する
基準型の成形型部の横断面図である。
【図15】同じく図12のXV−XV線に対応する基準
型の成形型部の横断面図である。
【図16】同じく図12のXVI−XVI線に対応する
基準型の成形型部の横断面図である。
【図17】同じく基準型の成形型部を一方向から表した
破断斜視図である。
【図18】同じく基準型の成形型部を反対方向から表し
た破断斜視図である。
【図19】同じく図17のXIX−XIX線に対応する
基準型の成形型部の横断面図である。
【図20】同じく図17のXX−XX線に対応する基準
型の成形型部の横断面図である。
【図21】同じく図17のXXI−XXI線に対応する
基準型の成形型部の横断面図である。
【図22】同じく図17のXXII−XXII線に対応
する基準型の成形型部の横断面図である。
【図23】同じく図17のXXIII−XXIII線に
対応する基準型の成形型部の横断面図である。
【図24】同じくベルトモールの一般部を成形する際の
基準型の成形型部と成形ダイとの関係を示す横断面であ
る。
【図25】同じくベルトモールの端末部分を成形する際
の基準型の成形型部と成形ダイとの関係を示す横断図で
ある。
【図26】この発明の製造方法によって製造可能な長手
方向の一部に段差部を有するベルトモールを示す側面図
である。
【図27】同じく図26のXXVII−XXVII線に
対応するベルトモールの横断面図である。
【図28】従来のベルトモールをそれぞれ示す横断面図
である。
【符号の説明】
11、111 ベルトモール 12、112 モール本体部 13、113 第1側壁部 14、114 第2側壁部 15、115 頂部 16、116 凹溝部 18 凸部 20、120 シール部 50、150 成形ダイ 54、154 押出口 56、156 モール押出開口 57 可動ダイ 60、160 基準型 62、162 成形型部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−212465(JP,A) 特開 平9−277827(JP,A) 特開 平3−34832(JP,A) 特開 平8−150652(JP,A) 特開 平8−90631(JP,A) 特開2000−108806(JP,A) 特開 平5−178088(JP,A) 実開 昭64−48319(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/08 B29C 47/12 B60R 13/04 B29L 31/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向において溝幅が変化する凹溝部
    を有するモール本体部と、そのモール本体部から延出さ
    れたシール部と、を備えたベルトモールを製造する方法
    であって、 前記モール本体部の凹溝部の内壁面を造形する凸型状の
    成形型部と、 前記モール本体部及び前記シール部の外郭を造形する凹
    型状の成形ダイと、を組み合わせて所要形状のモール押
    出開口を構成し、 前記成形ダイに成形材料を供給しかつ前記成形ダイと前
    記成形型部とを相対的に移動させて前記モール押出開口
    から成形材料を押し出して前記成形型部にベルトモール
    を成形するに際し、 前記成形型部の幅寸法を長手方向に変化させるととも
    に、前記モール押出開口の開口形状を変化させることを
    特徴とするベルトモールの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のベルトモールの製造方
    法であって、 モール本体部の凹溝部の両側壁をなす第1、第2の両側
    壁部の肉厚を一定に維持するように、成形型部の幅寸法
    を長手方向に変化させるとともに、モール押出開口の開
    口形状を変化させることを特徴とするベルトモールの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のベルトモールの製造方
    法であって、 モール本体部の凹溝部の両側壁をなす第1、第2の両側
    壁部のうち、少なくとも一方の側壁部の内壁面には、他
    方の側壁部の内壁面に向けて凸部及び/又は凹部を成形
    することを特徴とするベルトモールの製造方法。
  4. 【請求項4】 凹溝部を長手方向に有し、かつ長手方向
    の端末部分の横断面形状が変化するモール本体部と、そ
    のモール本体部から延出されたシール部と、を備えたベ
    ルトモールを製造する方法であって、 前記モール本体部の凹溝部の内壁面を造形する凸型状の
    成形型部と、 前記モール本体部及び前記シール部の外郭を造形する凹
    型状の成形ダイと、を組み合わせて所要形状のモール押
    出開口を構成し、 前記成形ダイに成形材料を供給するとともに、前記成形
    ダイと前記成形型部とを相対的に移動させて、前記成形
    型部にベルトモールを成形するに際し、 前記成形型部の横断面形状を長手方向に変化させて前記
    モール押出開口の開口形状を前記モール本体部の端末部
    分に対応して変化させることを特徴とするベルトモール
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のベルトモールの製造方
    法であって、 モール本体部の端末部分における凹溝部の両側壁をなす
    第1、第2の両側壁部の高さ変化に対応して成形型部の
    横断面形状を変化させることを特徴とするベルトモール
    の製造方法。
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