JP3506940B2 - 複合型pllチューナユニット - Google Patents

複合型pllチューナユニット

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JP3506940B2
JP3506940B2 JP02110599A JP2110599A JP3506940B2 JP 3506940 B2 JP3506940 B2 JP 3506940B2 JP 02110599 A JP02110599 A JP 02110599A JP 2110599 A JP2110599 A JP 2110599A JP 3506940 B2 JP3506940 B2 JP 3506940B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ(以下、VTRと略記する)等に使用する複合型P
LLチューナユニットに係り、より詳細には、チューナ
ユニットの小型化、低価格化を実現した複合型PLLチ
ューナユニットに関する。 【0002】 【従来の技術】VTR等に使用する従来の複合型PLL
チューナユニットは、アンテナ信号から希望する周波数
の信号を取り出すチューナ部と、VTR等より出力され
る映像信号及び音声信号に変調をかけて、後段に接続さ
れるTV受像機等にアンテナ信号と同様にして出力する
モジュレータ部とからなる。 【0003】図4は、このような従来の複合型PLLチ
ューナユニットの概略構成を示すブロック図である。 【0004】すなわち、この複合型PLLチューナユニ
ットは、大別すると、アンテナ入力端子1、信号分配回
路2、モジュレータ部3、チューナ部4及びテレビ出力
端子6によって構成されている。 【0005】モジュレータ部3は、第1高周波増幅回路
31、混合回路32、バッファアンプ33、ミキサ回路
34、映像変調回路35、音声変調回路36、第1局部
発振回路37、モジュレータ用PLL回路38及び水晶
発振子39によって構成されている。 【0006】チューナ部4は、UHFバンド用ブロック
とVHFバンド用ブロックとからなり、UHFバンド用
ブロックは、第1可変バンドパスフィルタ回路41、第
2高周波増幅回路42、第2可変バンドパスフィルタ回
路43、第2局部発振回路44、ミキサ回路45、及び
共通使用されるチューナ用PLL回路46、水晶発振子
47、中間周波増幅回路48によって構成され、VHF
バンド用ブロックは、ハイパスフィルタ回路56、第1
可変バンドパスフィルタ回路51、第2高周波増幅回路
52、第2可変バンドパスフィルタ回路53、第3局部
発振回路54、ミキサ回路55、及び共通使用されるチ
ューナ用PLL回路46、水晶発振子47、中間周波増
幅回路48によって構成されている。 【0007】上記構成において、アンテナ入力端子1よ
り入力された信号は、信号分配回路2によって2つに分
配され、一方の信号がチューナ部4に、他方の信号がモ
ジュレータ部3に入力される。 【0008】モジュレータ部3に入力された信号は、信
号分配回路2を通ることによって利得が下がった分だけ
第1高周波増幅回路31によって増幅され、混合回路3
2に入力される。 【0009】一方、モジュレータ部3に外部から入力さ
れた映像信号は、映像変調回路35にて振幅変調(AM
変調)され、第1局部発振回路37より発振される第1
局部発振信号の映像搬送波に混合されてミキサ回路34
に入力される。また、モジュレータ部3に外部から入力
された音声信号は、音声変調回路36にて周波数変調
(FM変調)され、第1局部発振回路37より発振され
る第1局部発振信号の音声副搬送波に混合されてミキサ
回路34に入力される。この際、映像搬送波の中心周波
数は第1局部発振信号により決定され、その制御がモジ
ュレータ用PLL回路38により行われる。この映像搬
送波の中心周波数がチャンネルの周波数である。また、
モジュレータ用PLL回路38には、外部よりモジュレ
ータ用PLL回路制御用信号(モジュレータ用BUSデ
ータ)S1が入力される。 【0010】そして、ミキサ回路34において、変調さ
れた映像信号と音声信号とがミキシングされ、バッファ
アンプ33を経て混合回路32に入力される。 【0011】混合回路32では、第1高周波増幅回路3
1から入力されたアンテナ入力信号と、モジュレータ部
3から入力された複合映像信号とを混合して、テレビ出
力端子6に出力する。 【0012】一方、チューナ部4に入力された信号は、
UHFバンド用ブロックとVHFバンド用ブロックとに
分配され、UHFバンド用ブロックでは、通過周波数帯
域の中心周波数等を可変可能な可変容量ダイオード等を
含む第1可変バンドパスフィルタ回路41にて必要な信
号が取り出される。また、VHFバンド用ブロックで
は、まずハイパスフィルタ回路56にてVHFバンドの
信号が抽出され、通過周波数帯域の中心周波数等を可変
可能な可変容量ダイオード等を含む第1可変バンドパス
フィルタ回路51にて必要な信号が取り出される。この
際、UHFバンド用ブロックとVHFバンド用ブロック
とが同時に動作することはなく、バンド切り換え用のス
イッチ(図示省略)にて、どちらか一方のみが動作す
る。 【0013】各第1可変バンドパスフィルタ回路41,
51から出力された信号は、それぞれ第2高周波増幅回
路42,52に入力され、さらに第2可変バンドパスフ
ィルタ回路42,52にそれぞれ入力されて、再度必要
な信号が取り出される。 【0014】そして後、第2可変バンドパスフィルタ回
路42にて取り出された信号と第2局部発振回路44よ
り発振される第2局部発振信号、又は第2可変バンドパ
スフィルタ回路52にて取り出された信号と第3局部発
振回路54より発振される第3局部発振信号とが、ミキ
サ回路45にてミキシングされ、スーパーヘテロダイン
方式によって中間周波数信号に変換され、中間周波増幅
回路48によって増幅されて外部に出力される。この
際、第2局部発振回路45より発振される第2局部発振
信号、及び第3局部発振回路54より発振される第3局
部発振信号の基準となる信号の周波数は、チューナ用P
LL回路46により制御されており、このチューナ用P
LL回路46には、外部よりチューナ用PLL回路制御
用信号(チューナ用BUSデータ)S2が入力される。
なお、上記したモジュレータ部3及びチューナ部4にお
ける信号の経路を図5に示している。ただし、図5に示
すブロック図は概略図であり、図4に示すブロックと必
ずしも1:1に対応しているわけではない。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のTV
受像機やVTR等においては、多種多様な機能を搭載し
ているものが普及しつつあり、これらの搭載機能は、V
TR等の内部に設けられたマイクロコンピュータにより
管理され、それぞれの機能をBUSデータにより制御し
ている。上記した如く、複合型PLLチューナユニット
もBUSデータS1,S2により制御されるユニットの
1つである。 【0016】このBUSデータにおいて、モジュレータ
部3とチューナ部4には、それぞれ独立したBUSデー
タS1,S2が入力されているため、このBUSデータ
を管理しているマイクロコンピュータも、それぞれのB
USデータS1,S2に合わせて2個必要になる。 【0017】また、入力されるBUSデータが2種類あ
るということは、例えばモジュレータ部3に必要なBU
SデータS1を入力した際、このBUSデータS1の信
号がチューナ部4に影響を与え、不要な信号が混合され
たり出力されたりするといった問題があった。このこと
は、チューナ部4に必要なBUSデータS2を入力した
際も同様であって、このBUSデータS2の信号がモジ
ュレータ部3に影響を与え、不要な信号が混合されたり
出力されたりする。 【0018】また、VTR等に付加機能が増えていく中
で、機器自体は小型化が要望されているため、複合型チ
ューナユニットの占め得る空間の割合も限られたものと
なる。また、省エネルギーについての要望もあり、さら
に複合型チューナユニットの低コスト化も要望されてい
る。 【0019】本発明はこのような問題点を解決すべく創
案されたものであって、その目的は、内部のモジュレー
タ用PLL回路とチューナ用PLL回路とを1つの回路
にまとめて小型化、低コスト化を図るとともに、BUS
データ入力時の影響を減らすユニット構造とした複合型
PLLチューナユニットを提供することにある。 【0020】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の複合型PLLチューナユニットは、アンテ
ナ入力端子に接続された信号分配回路と、この信号分配
回路より分配された一方の高周波信号を第1高周波増幅
回路にて増幅する一方、外部より入力された映像信号及
び音声信号をそれぞれ変調して、第1局部発振回路より
発振される第1局部発振信号の映像搬送波及び音声副搬
送波にミキシングし、このミキシング信号を前記第1高
周波増幅回路の出力信号と混合してテレビ出力端子より
出力するモジュレータ部と、前記信号分配回路より分配
された他方の高周波信号を、UHFバンド用ブロックと
VHFバンド用ブロックとに分配入力し、前記UHFバ
ンド用ブロックが第1可変バンドパスフィルタ回路
、第2高周波増幅回路42、第2可変バンドパスフィ
ルタ回路43、第2局部発振回路44、前記第2可変バ
ンドパスフィルタ回路43の出力と前記第2局部発振回
44より発振される局部発振信号とをミキシングする
ミキサ回路45からなり、前記VHFバンド用ブロック
が第1可変バンドパスフィルタ回路51、第2高周波増
幅回路52、第2可変バンドパスフィルタ回路53、第
3局部発振回路54、前記第2可変バンドパスフィルタ
回路53の出力と前記第3局部発振回路54より発振さ
れる局部発振信号とをミキシングするミキサ回路55
らなるチューナ部と、前記第1局部発振回路の発振周波
数、前記第2局部発振回路の発振周波数及び前記第3
局部発振回路の発振周波数を制御するPLL回路とを備
え、これら信号分配回路、モジュレータ部、チューナ部
及びPLL回路が同一基板上に配置されるとともに、こ
れら信号分配回路、モジュレータ部、チューナ部及びP
LL回路がそれぞれ外部シャーシと同電位の電磁シール
ド板により電磁的に遮断され、前記第2局部発振回路及
び前記第3局部発振回路と前記第1可変バンドパスフィ
ルタ回路及び前記第2可変バンドパスフィルタ回路との
間が外部シャーシと同電位の電磁シールド板により電磁
的に遮断され、前記第2局部発振回路と前記第3局部発
振回路との間が外部シャーシと同電位の電磁シールド板
により電磁的に遮断され、前記第1可変バンドパスフィ
ルタ回路と前記第2可変バンドパスフィルタ回路との間
が外部シャーシと同電位の電磁シールド板により電磁的
に遮断されており、前記アンテナ入力端子及び前記テレ
ビ出力端子が基板上の同一端部に配置されるとともに、
前記第1局部発振回路が前記アンテナ入力端子及び前記
テレビ出力端子から同距離に配置されており、さらに、
前記基板上の入出力端子側に前記モジュレータ部が配置
され、入出力端子側とは反対側に前記チューナ部が配置
されるとともに、モジュレータ部とチューナ部との境界
部分に前記PLL回路が配置され、かつ、このPLL回
路を挟んで前記第1局部発振回路と前記第2局部発振回
路及び前記第3局部発振回路とがそれぞれ対向かつ隣接
配置されたものである 【0021】 すなわち、モジュレータ部とチューナ部
とに入力されるPLL制御用BUSデータラインを1つ
にすることによって、互いに影響しない構造とすること
ができる。また、各回路ブロックを電磁シールド板で電
磁的に遮断することにより、各回路ブロック相互の影響
をさらに低減することができる。さらに、第1局部発振
回路をアンテナ入力端子及びテレビ入力端子から同距離
に配置することにより、第1局部発振回路の発振信号が
アンテナ入力端子及びテレビ出力端子から外部へ漏れる
のを防ぐことができる。さらにまた、PLL回路を挟ん
で第1局部発振回路と第2局部発振回路及び第3局部発
振回路とを対向かつ隣接配置することにより、PLL回
路から第1局部発振回路へのBUSデータの入力ライ
ン、第2局部発振回路へのBUSデータの入力ライン、
及び第3局部発振回路へのBUSデータの入力ラインを
短くすることができるので、各回路ブロックへの影響を
より低減することが可能となる。 【0022】 【0023】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 【0024】図1は、本発明の複合型PLLチューナユ
ニットの概略構成を示すブロック図である。 【0025】同図において、1はアンテナ入力端子、2
は信号分配回路、3はモジュレータ部、4はチューナ
部、6はテレビ出力端子であり、モジュレータ部3が、
第1高周波増幅回路31、混合回路32、バッファアン
プ33、ミキサ回路34、映像変調回路35、音声変調
回路36及び第1局部発振回路37によって構成され、
チューナ部4のUHFバンド用ブロックが、第1可変バ
ンドパスフィルタ回路41、第2高周波増幅回路42、
第2可変バンドパスフィルタ回路43、第2局部発振回
路44及びミキサ回路45によって構成され、VHFバ
ンド用ブロックが、ハイパスフィルタ回路56、第1可
変バンドパスフィルタ回路51、第2高周波増幅回路5
2、第2可変バンドパスフィルタ回路53、第3局部発
振回路54及びミキサ回路55によって構成されている
点は、図4に示した従来の複合型PLLチューナユニッ
トの構成と全く同様である。 【0026】本発明では、上記構成において、従来の複
合型PLLチューナユニットでは個別に設けられていた
モジュレータ用PLL回路38とチューナ用PLL回路
46とを1個のPLL回路8によって共通使用するよう
に構成して、外部からのBUSデータ入力を1本の入力
ライン81に統合したものである。このように、PLL
回路8を1個としたことにより、後述する基板A上での
PLL回路の配置スペースが従来の半分になり、またP
LL回路8に必要な水晶発振子9も1個ですむので、大
幅な省スペース化と、部品点数の削減によるコストダウ
ンとが図れるものである。また、BUSデータを管理す
るマイクロコンピュータやPLL回路の削減により、省
エネルギー化にもつながることになる。なお、図2は、
このような本発明の複合型PLLチューナユニットの信
号の経路を示している。ただし、図2に示すブロック図
は概略図であり、図1に示すブロックと必ずしも1:1
に対応しているわけではない。 【0027】また、図3(a)は、本発明の複合型PL
Lチューナユニットを基板上に実装した状態の概略平面
図、同図(b)はこの基板を固定するシャーシ及び電磁
シールドの構造を示す斜視図である。 【0028】すなわち、基板Aの左側端部にアンテナ入
力端子1とテレビ出力端子6とを設け、この基板A上の
各端子1,6側にモジュレータ部3を配置し、各端子
1,6とは反対側にチューナ部4を配置している。その
配置面積の割合は、モジュレータ部3とチューナ部4と
が、各端子1,6側からほぼ3:7に分割されている。
そして、モジュレータ部3とチューナ部4との境界部分
に、PLL回路(図3(a)中、破線により示す)8を
配置し、かつこのPLL回路8を挟んで左上側に第1局
部発振回路37を配置し、右下側にUHFバンド用ブロ
ックの第2局部発振回路44とVHFバンド用ブロック
の第3局部発振回路54とをそれぞれ配置している。 【0029】また、基板Aの左上に信号分配回路2を配
置し、基板Aの左側端部であってアンテナ入力端子1と
テレビ出力端子6との間に第1高周波増幅回路31を配
置し、その下側に混合回路32を配置している。一方、
基板A上において、第2局部発振回路44の上側に隣接
させて第1可変バンドパスフィルタ回路41,51を配
置し、この第1可変バンドパスフィルタ回路41,51
と第3局部発振回路54とに隣接させて第2可変バンド
パスフィルタ回路43,53を配置した構造としてい
る。 【0030】すなわち、本発明の複合型PLLチューナ
ユニットでは、PLL回路8を挟んで第1局部発振回路
37と第2局部発振回路44及び第3局部発振回路54
とをそれぞれ対向配置することにより、互いに異なる周
波数を発振する発振回路間での影響を少なくしている。
また、PLL回路8を挟んで第1局部発振回路37と第
2局部発振回路44及び第3局部発振回路54とをそれ
ぞれ隣接配置することにより、PLL回路8から第1局
部発振回路37へのBUSデータの入力ライン81a
(図1参照)、及び各局部発振回路44,54へのBU
Sデータの入力ライン81b(図1参照)を短くできる
ので、他の回路ブロックへの影響をより低減することが
可能となっている。さらに、第1局部発振回路37の発
振信号がアンテナ入力端子1及びテレビ出力端子6から
外部へ漏れるのを防ぐために、第1局部発振回路37は
アンテナ入力端子1及びテレビ出力端子6から同距離の
位置に配置する。 【0031】また、それぞれの局部発振回路37,4
4,54の影響は他の回路にも影響を与える。そのた
め、本発明の複合型PLLチューナユニットでは、それ
ぞれの局部発振回路37,44,54の他の回路への影
響をより少なく、かつ確実なものとするために、信号分
配回路2、モジュレータ部3及びチューナ部4をそれぞ
れ電磁シールド板により電磁的に遮断するとともに、モ
ジュレータ部3を構成する各回路及びチューナ部4を構
成する各回路についてもそれぞれ電磁シールド板により
電磁的に遮断している。電磁シールド板によって分離配
置する必要のある回路ブロックは主に高周波関係の回路
ブロックである。 【0032】すなわち、モジュレータ部3とチューナ部
4との境界部分を、基板Aを固定する外部側面シャーシ
11に電気的に接続した電磁シールド板21aによって
電磁的に遮断し、かつ図示しないシールド蓋とも電気的
に接続して、発振回路間での影響を低減するようにす
る。また、第2局部発振回路44及び第3局部発振回路
54と、第1可変バンドパスフィルタ回路41,51及
び第2可変バンドパスフィルタ回路43,53との間
を、外部シャーシ11と同電位の電磁シールド板21b
にて分離し、第2局部発振回路44と第3局部発振回路
54との間を、同じく電磁シールド板21cにて分離
し、第1可変バンドパスフィルタ回路41,51と第2
可変バンドパスフィルタ回路43,53との間を、同じ
く電磁シールド板21dにて分離する。 【0033】また、信号分配回路2と第1高周波増幅回
路31及び第1局部発振回路37との間を、同じく電磁
シールド板21eにて分離し、混合回路32と第1高周
波増幅回路31及び第1局部発振回路37との間を、同
じく電磁シールド板21fにて分離し、さらに第1高周
波増幅回路31と第1局部発振回路37との間を、同じ
く電磁シールド板21gにて分離する。これらの電磁シ
ールド板21b〜21gも、基板Aを固定する外部側面
シャーシ11に電気的に接続されている。 【0034】 【発明の効果】本発明の複合型PLLチューナユニット
は、アンテナ入力端子に接続された信号分配回路と、こ
の信号分配回路より分配された一方の高周波信号を第1
高周波増幅回路にて増幅する一方、外部より入力された
映像信号及び音声信号をそれぞれ変調して、第1局部発
振回路より発振される第1局部発振信号の映像搬送波及
び音声副搬送波にミキシングし、このミキシング信号を
前記第1高周波増幅回路の出力信号と混合してテレビ出
力端子より出力するモジュレータ部と、前記信号分配回
路より分配された他方の高周波信号を、UHFバンド用
ブロックとVHFバンド用ブロックとに分配入力し、前
記UHFバンド用ブロックが第1可変バンドパスフィル
タ回路41、第2高周波増幅回路42、第2可変バンド
パスフィルタ回路43、第2局部発振回路44、前記第
2可変バンドパスフィルタ回路43の出力と前記第2局
部発振回路44より発振される局部発振信号とをミキシ
ングするミキサ回路45からなり、前記VHFバンド用
ブロックが第1可変バンドパスフィルタ回路51、第2
高周波増幅回路52、第2可変バンドパスフィルタ回路
53、第3局部発振回路54、前記第2可変バンドパス
フィルタ回路53の出力と前記第3局部発振回路54
り発振される局部発振信号とをミキシングするミキサ回
55からなるチューナ部と、前記第1局部発振回路の
発振周波数、前記第2局部発振回路の発振周波数及び前
第3の局部発振回路の発振周波数を制御するPLL回
路とを備え、これら信号分配回路、モジュレータ部、チ
ューナ部及びPLL回路が同一基板上に配置されるとと
もに、これら信号分配回路、モジュレータ部、チューナ
部及びPLL回路がそれぞれ外部シャーシと同電位の電
磁シールド板により電磁的に遮断され、前記第2局部発
振回路及び前記第3局部発振回路と前記第1可変バンド
パスフィルタ回路及び前記第2可変バンドパスフィルタ
回路との間が外部シャーシと同電位の電磁シールド板に
より電磁的に遮断され、前記第2局部発振回路と前記第
3局部発振回路との間が外部シャーシと同電位の電磁シ
ールド板により電磁的に遮断され、前記第1可変バンド
パスフィルタ回路と前記第2可変バンドパスフィルタ回
路との間が外部シャーシと同電位の電磁シールド板によ
り電磁的に遮断されており、前記アンテナ入力端子及び
前記テレビ出力端子が基板上の同一端部に配置されると
ともに、前記第1局部発振回路が前記アンテナ入力端子
及び前記テレビ出力端子から同距離に配置されており、
さらに、前記基板上の入出力端子側に前記モジュレータ
部が配置され、入出力端子側とは反対側に前記チューナ
部が配置されるとともに、モジュレータ部とチューナ部
との境界部分に前記PLL回路が配置され、かつ、この
PLL回路を挟んで前記第1局部発振回路と前記第2局
部発振回路及び前記第3局部発振回路とがそれぞれ対向
かつ隣接配置された構成としている 【0035】 すなわち、モジュレータ部とチューナ部
とに入力されるPLL制御用BUSデータラインを1つ
にすることによって、互いに影響しない構造とすること
ができる。また、各回路ブロックを電磁シールド板で電
磁的に遮断することにより、各回路ブロック相互の影響
をさらに低減することができる。さらに、第1局部発振
回路をアンテナ入力端子及びテレビ入力端子から同距離
に配置することにより、第1局部発振回路の発振信号が
アンテナ入力端子及びテレビ出力端子から外部へ漏れる
のを防ぐことができる。さらにまた、PLL回路を挟ん
で第1局部発振回路と第2局部発振回路及び第3局部発
振回路とを対向かつ隣接配置することにより、PLL回
路から第1局部発振回路へのBUSデータの入力ライ
ン、第2局部発振回路へのBUSデータの入力ライン、
及び第3局部発振回路へのBUSデータの入力ラインを
短くすることができるので、各回路ブロックへの影響を
より低減することができる。 【0036】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の複合型PLLチューナユニットの概略
構成を示すブロック図である。 【図2】本発明の複合型PLLチューナユニットの信号
の経路を概略的に示すブロック図である。 【図3】(a)は、本発明の複合型PLLチューナユニ
ットを基板上に実装した状態の概略平面図、(b)はこ
の基板を固定するシャーシ及び電磁シールドの構造を示
す斜視図である。 【図4】従来の複合型PLLチューナユニットの概略構
成を示すブロック図である。 【図5】従来の複合型PLLチューナユニットの信号の
経路を概略的に示すブロック図である。 【符号の説明】 1 アンテナ入力端子 2 信号分配回路 3 モジュレータ部 4 チューナ部 6 テレビ出力端子 8 PLL回路 9 水晶発振子 81,81a,81b 入力ライン 31 第1高周波増幅回路 32 混合回路 33 バッファアンプ 34 ミキサ回路 35 映像変調回路 36 音声変調回路 37 第1局部発振回路 41,51 第1可変バンドパスフィルタ回路 42,52 第2高周波増幅回路 43,53 第2可変バンドパスフィルタ回路 44 第2局部発振回路 45,55 ミキサ回路 48 中間周波増幅回路 54 第3局部発振回路 56 ハイパスフィルタ回路 11 外部側面シャーシ 21a〜21g 電磁シールド板 A 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−322606(JP,A) 特開 平10−22857(JP,A) 特開 平6−260950(JP,A) 特開 平9−214373(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/26 H04N 5/38 - 5/46

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 アンテナ入力端子に接続された信号分配
    回路と、 この信号分配回路より分配された一方の高周波信号を第
    1高周波増幅回路にて増幅する一方、外部より入力され
    た映像信号及び音声信号をそれぞれ変調して、第1局部
    発振回路より発振される第1局部発振信号の映像搬送波
    及び音声副搬送波にミキシングし、このミキシング信号
    を前記第1高周波増幅回路の出力信号と混合してテレビ
    出力端子より出力するモジュレータ部と、 前記信号分配回路より分配された他方の高周波信号を、
    UHFバンド用ブロックとVHFバンド用ブロックとに
    分配入力し、前記UHFバンド用ブロックが第1可変バ
    ンドパスフィルタ回路41、第2高周波増幅回路42
    第2可変バンドパスフィルタ回路43、第2局部発振回
    44、前記第2可変バンドパスフィルタ回路43の出
    力と前記第2局部発振回路44より発振される局部発振
    信号とをミキシングするミキサ回路45からなり、前記
    VHFバンド用ブロックが第1可変バンドパスフィルタ
    回路51、第2高周波増幅回路52、第2可変バンドパ
    スフィルタ回路53、第3局部発振回路54、前記第2
    可変バンドパスフィルタ回路53の出力と前記第3局部
    発振回路54より発振される局部発振信号とをミキシン
    グするミキサ回路55からなるチューナ部と、 前記第1局部発振回路の発振周波数、前記第2局部発振
    回路の発振周波数及び前記第3の局部発振回路の発振周
    波数を制御するPLL回路とを備え、これら信号分配回
    路、モジュレータ部、チューナ部及びPLL回路が同一
    基板上に配置されるとともに、これら信号分配回路、モ
    ジュレータ部、チューナ部及びPLL回路がそれぞれ外
    部シャーシと同電位の電磁シールド板により電磁的に遮
    断され、前記第2局部発振回路及び前記第3局部発振回
    路と前記第1可変バンドパスフィルタ回路及び前記第2
    可変バンドパスフィルタ回路との間が外部シャーシと同
    電位の電磁シールド板により電磁的に遮断され、前記第
    2局部発振回路と前記第3局部発振回路との間が外部シ
    ャーシと同電位の電磁シールド板により電磁的に遮断さ
    れ、前記第1可変バンドパスフィルタ回路と前記第2可
    変バンドパスフィルタ回路との間が外部シャーシと同電
    位の電磁シールド板により電磁的に遮断されており、 前記アンテナ入力端子及び前記テレビ出力端子が基板上
    の同一端部に配置されるとともに、前記第1局部発振回
    路が前記アンテナ入力端子及び前記テレビ出力端子から
    同距離に配置されており、さらに、 前記基板上の入出力端子側に前記モジュレータ部が配置
    され、入出力端子側とは反対側に前記チューナ部が配置
    されるとともに、モジュレータ部とチューナ部との境界
    部分に前記PLL回路が配置され、かつ、このPLL回
    路を挟んで前記第1局部発振回路と前記第2局部発振回
    路及び前記第3局部発振回路とがそれぞれ対向かつ隣接
    配置されて いることを特徴とする複合型PLLチューナ
    ユニット。
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