JP3506862B2 - 被検査物管理装置及び被検査物管理方法 - Google Patents

被検査物管理装置及び被検査物管理方法

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JP3506862B2
JP3506862B2 JP34768296A JP34768296A JP3506862B2 JP 3506862 B2 JP3506862 B2 JP 3506862B2 JP 34768296 A JP34768296 A JP 34768296A JP 34768296 A JP34768296 A JP 34768296A JP 3506862 B2 JP3506862 B2 JP 3506862B2
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佳久男 吉田
章人 山下
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばファイル
等の被検索物を管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファイル等の被検索物の数が多く
なると、その内容などに応じた分類を手作業で行い、検
索が容易となるように図られてきた。
【0003】しかし、近年は多数の被検索物を貯蔵する
と共に、所望の被検索物についてのデータを入力するこ
とにより、当該被検索物を検索する技術が開発されてき
た。例えば特開平1−98067号公報では、被検索物
の各々について受信機が設けられ、コンピュータ本体に
設けられた発信機との通信によって検索が行われる技術
が紹介されている。また特公平3−48877号公報で
は、検索親機から出力された超音波信号を、被検索物に
付設される検索媒体が受信する技術が開示されている。
更に特開平6−211318号公報では、所定の検索信
号を発する発信装置が被検索物載置棚に配置され、被検
索物の各々は、この載置棚に載置されて当該発信装置に
接続される受信装置を有する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平1−9
8067号公報に開示された技術や、特公平3−488
77号公報に開示された技術では、被検索物の各々が、
自己に割り当てられたデジタル信号を記憶するためのメ
モリや通信回路、電源供給手段を含む電子回路を備えな
ければならない。
【0005】あるいは特開平6−211318号公報に
開示された技術では、載置棚に設けられる発信装置と被
検索物に備えられる受信装置とが電気的にも機械的にも
接続される構成であるので、被検索物を受信装置を取り
外して自由に取り扱う事ができず、取扱いが不便である
という問題があった。
【0006】本発明はかかる問題点を解決すべくなされ
たものであり、被検索物に固有情報を付加する識別体に
電子回路を必要とせず、光を伝搬させる構成を与えたも
のである。しかも、その光の伝搬ロスが被検索物の位置
によって異なっても、これを補正するようにして正確に
被検索物を検索することができる技術を提供する事を目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
にかかるものは、第1の方向に配列され、各々が検索光
を発光して、前記第1の方向とは異なる第3の方向に出
する複数の検索用発光素子と前記第1の方向に延在
し、前記検索光が前記検索用発光素子に対応した所定の
位置に入射すると、前記検索光を前記第1の方向へと伝
搬させる複数の導光部を、前記第1の方向とも前記第3
の方向とも異なる第2の方向に複数本配列した導光板
と、前記複数の導光部に対応して前記第2の方向に配列
して設けられ、各々が対応する前記導光部から前記検索
光を受ける複数の受光素子と、複数の被検索物の各々に
設けられる識別用板であって、前記被検索物が所定の位
置に格納されたときに、前記識別用板が前記第2の方向
に延在すると共に前記検索用発光素子と前記導光板とに
対して所定の位置関係となり、前記検索用発光素子から
の前記検索光が入射可能になると共に、前記被検索物の
各々に割り当てられた識別コードに基づき、前記入射し
た検索光を前記第2の方向に関し異なる位置において前
記導光板に向けて出射する識別用板と、前記検索用発光
素子を順次発光させると共に、前記検索用発光素子の前
記第1の方向に関する位置及び前記受光素子の前記第2
の方向に関する位置によって決定される前記検索光に対
する前記受光素子の受光強度の分布を補償する態様に
、前記検索用発光素子からの前記検索光の発光を制
御、または前記受光素子の出力を判別するしきい値を制
御する制御部とを備え、前記複数の被検索物の各々の格
納位置を前記受光素子の出力に基づいて判断する。
【0008】この発明のうち請求項2にかかるものは、
請求項1記載の被検査物管理装置であって、前記検索用
発光素子はパルス変調されて発光し、前記受光強度が低
い程、前記検索用発光素子のデューティは高い。
【0009】この発明のうち請求項3にかかるものは、
請求項1記載の被検査物管理装置であって、前記検索用
発光素子はパルス変調されて発光し、前記受光強度が低
い程、前記受光素子の感度が最大となる周波数に近い周
波数が前記検索用発光素子のパルス周波数として選択さ
れる。
【0010】 この発明のうち請求項4にかかるもの
は、前記受光素子の出力を、前記受光強度が低い程、低
い閾値で判別させる。
【0011】この発明のうち請求項5にかかるものは、
請求項1乃至4のいずれか一つに記載の被検査物管理装
置であって、前記受光強度の分布は、複数の近似領域に
て近似され、前記近似領域は長方形の連結として得られ
る図形であり、互いの境界は前記第2の方向に関して所
定の位置に存在し、前記受光素子は前記所定の位置を境
界として複数のブロックに分類される。
【0012】この発明のうち請求項6にかかるものは、
請求項5記載の被検査物管理装置であって、前記複数の
ブロックに対応して設けられ、前記受光素子の前記出力
を保持する複数のラッチを更に備える。
【0013】 この発明のうち請求項7にかかるもの
は、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の被検査物管
理装置であって、前記識別用板は、前記識別コードに基
づいて設けられ、前記第2の方向に伝搬する前記検索光
を前記第3の方向とは逆の方向に反射する反射部を有す
る。
【0014】 この発明のうち請求項8にかかるもの
は、請求項1乃至7のいずれか一つに記載の被検査物管
理装置であって、前記受光素子から見て前記第3の方向
において設けられる遮蔽板を更に備える。
【0015】 この発明のうち請求項9にかかるもの
は、請求項1乃至8のいずれか一つに記載の被検査物管
理装置であって、前記第1の方向に配列され、各々が表
示光を発光する複数の表示用発光素子を更に備え、前記
識別コードによって指定された前記被検索物は、その前
記識別用板の中を前記第2の方向に前記表示光が伝搬す
るか否かによって表示される。
【0016】 この発明のうち請求項10にかかるもの
は、請求項1乃至9のいずれか一つに記載の被検査物管
理装置であって、複数の導光部同士の間に設けられた遮
蔽板を更に備える。
【0017】 この発明のうち請求項11にかかるもの
は、互いに異なる固有の識別コードが賦された複数の被
検索物から、所望の前記被検索物を検索する被検査物管
理方法であって、第1の方向に配列され、各々が検索光
を発光して、前記第1の方向とは異なる第3の方向に出
射する複数の検索用発光素子と前記第1の方向に延在
し、前記検索光が前記検索用発光素子に対応した所定の
位置に入射すると、前記検索光を前記第1の方向へと伝
搬させる複数の導光部を、前記第1の方向とも前記第3
の方向とも異なる第2の方向に複数本配列した導光板
と、前記複数の導光部に対応して前記第2の方向に配列
して設けられ、各々が対応する前記導光部から前記検索
光を受ける複数の受光素子と、前記複数の被検索物の各
々に設けられる識別用板であって、前記被検索物が所定
の位置に格納されたときに、前記識別用板が前記第2の
方向に延在すると共に前記検索用発光素子と前記導光板
とに対して所定の位置関係となり、前記検索用発光素子
からの前記検索光が入射可能になると共に、前記被検索
物の各々に割り当てられた識別コードに基づき、前記入
射した検索光を前記第2の方向に関し異なる位置におい
て前記導光板に向けて出射する識別用板と、を備える被
検査物管理装置に対して用いられ(a)一の前記検索
用発光素子を選択する工程と、(b)少なくとも一つの
前記受光素子を選択する工程と、(c)前記検索用発光
素子の前記第1の方向に関する位置及び前記受光素子の
前記第2の方向に関する位置によって決定される前記検
索光に対する前記受光素子の受光強度の分布を補償する
態様にて、工程(a)で選択された前記一の検索用発光
素子に前記検索光を発光させる工程と、(d)前記工程
(c)で得られた前記検索光を、前記工程(b)で選択
された前記受光素子が受光して得られる出力をラッチす
る工程とを備え前記工程(a)は前記一の検索用発光
素子が更新されつつ繰り返され、前記工程(b)〜
(d)は、工程(a)毎に、前記受光素子を更新しつつ
繰り返される。
【0018】この発明のうち請求項12にかかるもの
は、請求項11記載の被検査物管理方法であって、前記
工程(c)は、前記受光強度が低い程、高いデューティ
で前記一の検索用発光素子をパルス変調して発光させる
工程を含む。
【0019】この発明のうち請求項13にかかるもの
は、請求項11記載の被検査物管理方法であって、前記
工程(c)は、前記受光強度が低い程、前記受光素子の
感度が最大となる周波数に近い周波数で前記一の検索用
発光素子をパルス変調して発光させる工程を含む。
【0020】 この発明のうち請求項14にかかるもの
は、互いに異なる固有の識別コードが賦された複数の被
検索物から、所望の前記被検索物を検索する被検査物管
理方法であって、第1の方向に配列され、各々が検索光
を発光して、前記第1の方向とは異なる第3の方向に出
する複数の検索用発光素子と前記第1の方向に延在
し、前記検索光が前記検索用発光素子に対応した所定の
位置に入射すると、前記検索光を前記第1の方向へと伝
搬させる複数の導光部を、前記第1の方向とも前記第3
の方向とも異なる第2の方向に複数本配列した導光板
と、前記複数の導光部に対応して前記第2の方向に配列
して設けられ、各々が対応する前記導光部から前記検索
光を受ける複数の受光素子と、前記複数の被検索物の各
々に設けられる識別用板であって、前記被検索物が所定
の位置に格納されたときに、前記識別用板が前記第2の
方向に延在すると共に前記検索用発光素子と前記導光板
とに対して所定の位置関係となり、前記検索用発光素子
からの前記検索光が入射可能になると共に、前記被検索
物の各々に割り当てられた識別コードに基づき、前記入
射した検索光を前記第2の方向に関し異なる位置におい
て前記導光板に向けて出射する識別用板と、を備える被
検査物管理装置に対して用いられ(a)一の前記検索
用発光素子を選択する工程と、(b)少なくとも一つの
前記受光素子を選択する工程と、(c)前記検索用発光
素子の前記第1の方向に関する位置及び前記受光素子の
前記第2の方向に関する位置によって決定される前記検
索光に対する前記受光素子の受光強度の分布を補償する
態様にて、工程(b)で選択された前記受光素子の出力
を異なるしきい値で判別させる工程と、(d)前記工程
(c)で得られた前記検索光を、前記工程(b)で選択
された前記受光素子が受光して得られる出力をラッチす
る工程とを備え前記工程(a)は前記一の検索用発光
素子が更新されつつ繰り返され、前記工程(b)〜
(d)は、工程(a)毎に、前記受光素子を更新しつつ
繰り返される。
【0021】
【発明の実施の形態】
A.基本的動作の説明:図1は、本発明にかかる被検索
物管理システムの実施の形態の一例における、基本構成
を示す概念図である。当該システムは被検索物たるファ
イル9を載置するためのキャビネット39と、ファイル
9を検索するためのホストコンピュータ38とから構成
されている。
【0022】キャビネット39は、いずれもが所定数の
棚板5を有する棚ユニット6a,6bを結合して構成さ
れており、各棚板5上には検索板1が設置され、この上
にファイル9が載置される。
【0023】棚ユニット6aの有する棚板5の各々には
棚板表示部7aが、棚ユニット6bの有する棚板5の各
々には棚板表示部7bが、それぞれ設けられており、後
述する制御によって、所望するファイル9が載置される
棚板5の棚板表示部7a(7b)が表示される。更に棚
ユニット6a,6bにはそれぞれ棚ユニット表示部8
a,8bが設けられており、所望するファイル9が載置
される棚板5が棚ユニット6a,6bのいずれに存在す
るのかが表示される。換言すれば、利用者は、所望のフ
ァイル9がいずれの棚板5に存在するかは、まず大まか
に棚ユニット表示部8a,8bによって、次いで棚板表
示部7a,7bによって、確認する事ができる。
【0024】更に、ファイル9は識別用板2を有してお
り、所望されたファイル9の識別用板2が表示機能をも
併有することで、利用者は最終的に所望のファイル9に
たどりつく事ができる。
【0025】図2は一つの棚板5の要部近傍を示す斜視
図である。収納箱14は棚板5上で検索板1を回避する
位置に設けられ、電気配線などを収納する。たとえば、
後述される受光強度補償回路3は収納箱14に収納され
る。
【0026】図3は一つのファイル9の構成を示す斜視
図である。ファイル9には保管文書71を綴じ込む為の
透明なポケットP1と、識別用板2を収納するための非
透明なポケットP2とが設けられている。但し、ポケッ
トP2には検索板1と対向する部分に開口部9a,9b
が設けられている。なお、利用者がファイル9のファイ
ル名を視認できるように、記入ラベルNをファイル9に
設けても良い。
【0027】図4は検索板1の構成を示す平面図であ
る。便宜上、棚ユニット6bから棚ユニット6aへ向か
う方向をx方向、棚板5の後方から前方へ向かう方向
(即ち収納箱14から棚板表示部7aへ向かう方向)を
y方向、棚ユニット6a,6bの上方へ向かう方向をz
方向、とそれぞれ規定している。
【0028】アクリルあるいはガラス等の透明な材料か
ら成り、いずれもがx方向に延在する複数の棒状の導光
部101 〜10n+1 はy方向に配列され、全体として導
光板10Aを形成している。同様にして導光部10n+2
〜102nは導光板10Bを形成している。導光板10
A,10Bはx方向に対向して隣接する。
【0029】導光板10Aの後方(つまりy方向の逆方
向)には検索用発光素子群11A及び表示用発光素子群
12Aが設けられている。同様にして導光板10Bの後
方には検索用発光素子群11B及び表示用発光素子群1
2Bが設けられている。
【0030】検索用発光素子群11Aは検索用発光素子
111 〜11m を、検索用発光素子群11Bは検索用発
光素子11m+1 〜112mを、表示用発光素子群12Aは
表示用発光素子121 〜12m を、表示用発光素子群1
2Bは表示用発光素子12m+1 〜122mを、それぞれ構
成要素としている。検索用発光素子111 〜112m、表
示用発光素子121 〜122mはそれぞれにおいてx方向
に順次配列されている。
【0031】導光板10A,10Bが対向する位置の下
方には受光素子群13が配置されており、受光素子群1
3はy方向に順次配列される受光素子131 〜13n+1
を構成要素としている。
【0032】図5は、導光板10A、受光素子群13、
識別用板2、検索用発光素子群11A、及び表示用発光
素子群12Aの関係を示す斜視図である。記述のように
ファイル9は各々が識別用板2を有しており、開口部9
a,9bが設けられているので、各ファイル9の有する
識別用板2の底面(z方向と反対側の面)は開口部9a
を介して導光板10Aとの間で、また開口部9bを介し
て検索用発光素子群11A及び表示用発光素子群12A
との間で、それぞれ光を透過させる事ができる。図5で
は煩雑を避けるために開口部9a,9bを図示していな
い。図5においてはi番目のファイル9の有する識別用
板2として識別用板2i を例示している。また、導光板
10Bは大部分を省略しているが、検索用発光素子群1
1B、表示用発光素子群12Bについても検索用発光素
子群11A、表示用発光素子群12Aと同様にして配列
される。
【0033】識別用板2i は、その前面(y方向の面)
に前端表示面21を、後面(y方向と逆方向の面)に後
端反射面23を、底面に遮光部27を有している。遮光
部27はy方向に断続的に配列され、光の透過を許す窓
28j (j=1〜n+1)を形成している。窓28j
導光部10j の上面103と対向している。
【0034】検索用発光素子11i の発する検索光L1
1、表示用発光素子12i の発する表示光L12はいず
れもほぼz方向へと進行し、開口部9bを介して後端反
射面23によってほぼy方向へと反射される。y方向へ
進行する検索光L11は反射部29j によって反射さ
れ、検索光L11j となって窓28j を介して導光部1
j にその上面103から入射する。但し、全てのjに
ついて反射部29j が設けられているわけではなく、当
該識別用板2i が設けられているファイル9i に固有の
情報(識別コード)に基づいて所定箇所にのみ設けられ
ている。かかる識別コードが、所望のファイル9を検索
するために必要なデータである。
【0035】そして反射部29j が存在するjについ
て、検索光L11j が上面103を介して導光部10j
に入射し、これが導光部10j 内をx方向に伝搬し、x
方向及びz方向の両方に傾いてy方向に平行な反射端1
04で反射され、受光素子13j に入射する。反射部2
j が存在しないjに対応する窓28j には検索光L1
j が透過することはない。つまり、導光板10Aを伝
搬する検索光L11j は、ファイル9i に固有の識別コ
ードを受光素子群13に与える事になる。
【0036】検索光L11が反射部29j によって反射
され、その伝搬方向が転向されて検索光L11j となっ
て導光部10j に入射するので、識別コードを反映しな
い検索光L11(y方向に進む分)が導光部10j に入
射することは抑制され、識別コードの判断に誤りが生じ
る事が回避できる。またファイル9の底部に識別用板2
を設けていれば、ファイル9を棚板5に載置し易いとい
う長所もある。
【0037】なお、異なる検索光L11j が、それぞれ
対応する導光部10j のみに入射するように、導光板1
0Aにおいて隣接する各導光部10j の間には遮蔽板1
9を設けてもよい。
【0038】図6は、互いに対向する導光部10j ,1
j+n+1 、これらそれぞれに入射する検索光L11j
L11j+n+1 、受光素子13j の関係を示す側面図であ
る。導光部10j ,10j+n+1 のそれぞれの反射端10
4はいずれも受光素子13jの上方に位置しており、検
索光L11j ,L11j+n+1 のいずれも同一の受光素子
13j に入射する。但し、後述するように、検索用発光
素子11i は同時に複数は発光しないように制御される
ので、同一の受光素子13j に検索光L11j,L11
j+n+1 の2つが同時に入射することはない。なお、図5
では省略したが、図6に示されるように遮蔽板15を受
光素子13j の上方に設けて、検索光L11j ,L11
j+n+1 以外の光が受光素子13j に入らないようにして
識別コードの判断に誤りが生じる事を抑制してもよい。
【0039】導光部10j ,10j+n+1 は反射端104
と反対の端部に反射端102を、底面(z方向と反対側
の面)に反射面101を、それぞれ備えている。更に反
射面101には半球状切り欠き部Mが複数設けられてい
る。
【0040】図7は半球状切り欠き部M近傍の導光部1
j を示す側面図である。半球状切り欠き部Mを設ける
ことによって、反射面101で検索光L11j をさまざ
まな方向へ反射させ易くし、以て導光部10j 中のx方
向への検索光L11j の伝搬を容易にしている。
【0041】図8は、当該被検索物管理システムにおい
て所望のファイル9を検索する方法を示すフローチャー
トである。まずステップQ1によって全ての棚板5が選
択されたか否か判断される。そして全ての棚板5が選択
されるまで、ステップQ2によって棚板5を更新してス
テップQ3〜ステップQ5が実行される。ステップQ2
によって選択された棚板5について、全ての検索用発光
素子111 〜112mが選択されたか否かが判断される
(ステップQ3)。そして全ての検索用発光素子111
〜112mが選択されるまで、順次に検索用発光素子11
i を更新して(ステップQ4)ステップQ5が実行され
る。つまり検索用発光素子111 〜112mを順次に走査
しつつステップQ5を実行する。
【0042】ある検索用発光素子11i に対向する開口
部9bを有するファイル9に対し、その有する識別用板
2(識別用板2i )中に検索光L11が導入される。こ
れによって各ファイル9は載置された位置に依存する事
無く、その識別コードが受光素子群13に与えられる。
これによって、各ファイル9が載置されている位置をデ
ータとして記憶する事ができる(ステップQ5)。
【0043】その後、所望のファイル9の識別コードを
入力し、該当するファイル9がいずれの位置にあるかを
記憶されたデータから、例えばソフトウエアを用いるこ
とにより、高速かつ正確に検索する事ができる(ステッ
プQ6)。
【0044】検索された結果、所望のファイル9の載置
された位置が得られるので、これに対応する表示用発光
素子12i を発光させ、前端表示面21から表示光L1
2を出射させて、所望のファイル9が存在する事を利用
者に知らしめる(ステップQ7)。更に、該ファイル9
の載置された棚板5についての棚板表示部7a(7
b)、棚ユニット表示部8a(8b)を表示させる(ス
テップQ8)。
【0045】勿論、予め所望のファイル9に識別コード
を入力しておき、検索用発光素子111 〜112mを順次
に(走査して)発光させ、その度に受光素子群13に与
えられたファイル9i の情報と照合し、合致した時点で
これに対応する表示用発光素子12i を発光させること
もできる。あるいは、ステップQ7,Q8を入れ換えて
も良い。
【0046】なお、特に反射部29n+1 は常設してお
き、識別コードとは別個に扱うことが望ましい。検索光
L11n+1 を受光素子13n+1 に与える事で、識別用板
2の存否、即ちファイル9が棚板5に載置されているか
否かを知る事ができるためである。
【0047】B.受光強度の改善:上節で述べたような
基本的な動作において、本願の実施の形態は更に好まし
い態様について、即ちステップQ5の改善について説明
する。これに先立ち、ステップQ5の改善の必要性につ
いて述べる。
【0048】図9は、導光板10A,10Bにおける受
光強度分布を示す平面図である。ここで受光強度分布と
は、検索用発光素子11i の発する検出光L11i を受
ける受光素子13j の受光強度の、検索用発光素子11
i 及び受光素子13j の位置に対する依存性をいう。
【0049】図5を用いて説明した通り、検出光L11
i はまず識別用板2i 内をy方向に、次いで導光部10
j をx方向に、それぞれ伝搬して受光素子13j に至
る。従って、検索用発光素子11i が受光素子群13か
ら遠い程(導光板10Aに即して言えば、番号iが小さ
いほど、導光板10Bに即して言えば、番号iが大きい
ほど)、また受光素子13j が検索用発光素子11i
ら遠いほど(即ち番号jが大きいほど)、識別用板
i 、導光部10j における検出光L11i の伝搬ロス
によって、検出光L11i に対する受光素子13j の受
光強度は小さくなる。そのため、概略的には受光素子1
1 の存在する位置から導光部10n+1 の反射端102
の存在する位置へ向かう方向に従って、受光強度が低下
する分布を呈する事になる。実験的には5つのしきい値
で区分すれば、図9に示されたような分布が一例として
得られる。ここで領域S1 ,S2 ,S3 ,S4 ,S5
6 の順に受光強度が低くなってゆく。
【0050】このように受光強度が分布を有することは
識別コードの判断上、好ましくないのは当然である。受
光強度を均一にするため、導光板10A,10Bの上面
103に受光強度分布を補償するような半透明膜を設け
る事も可能である。例えば受光素子131 の近傍の導光
板10A,10Bにおいては、上面103に色付きフィ
ルムを複数枚重ねて貼付し、これに更に重ねて広い範囲
(例えば図9のS3の範囲)において、色付きフィルム
を1枚貼付する、ということも可能である。
【0051】しかし、かかるフィルムの貼付は人手で行
う事となり、精密な作業が必要となって手間がかかるた
め、受光強度の補償は電気的に行う事が望ましい。そこ
で、以下の3種の実施の形態においては、如何に受光強
度の補償を電気的に行うかの手法を示す。
【0052】図10は、導光板10Aにおける受光強度
分布を長方形が連結された図形で近似した様子を示す平
面図である。導光板10Bについてもこれと左右対称な
近似が行われるので簡単の為に略記する。
【0053】領域T1 ,T2 ,T3 ,T4 ,T5 ,T6
はそれぞれ領域S1 ,S2 ,S3 ,S4 ,S5 ,S6
近似した領域であり、各領域T1 ,T2 ,T3 ,T4
5,T6 の間での互いの境界は、y方向に関しては5
つの箇所(y座標Y1 〜Y5)に限定されている。これ
らの5つの箇所を境界として、受光素子群13は、y方
向に向かって順にセンサブロックSB1 ,SB2 ,SB
3 ,SB4 ,SB5 ,SB6 に分類される。
【0054】よって、例えば検索用発光素子11p の上
に識別用板2が位置している場合(この識別用板2を識
別用板2p とする)、識別用板2p についての検索光L
11p を受光する強度は、センサブロックSB1 ,SB
2 ,SB3 ,SB4 ,SB5,SB6 のそれぞれにおい
て、領域T3 ,T3 ,T3 ,T4 ,T5 ,T6 に対応す
る。また検索用発光素子11q の上に識別用板2が位置
している場合(この識別用板2を識別用板2q とす
る)、識別用板2q についての検索光L11q を受光
する強度は、センサブロックSB1 ,SB2 ,SB3
SB4 ,SB5 ,SB6 のそれぞれにおいて、領域
3 ,T3 ,T3 ,T3 ,T5 ,T6 に対応する。
【0055】表1は、このような検索用発光素子11i
の位置と、センサブロックSBk と、受光強度分布を近
似する領域Ts (s,k=1,2,…6)の関係を示
す。
【0056】
【表1】
【0057】C.第1の実施の形態:本実施の形態で
は、受光強度を補償するように検索用発光素子111
112mの発光デューティを制御する。
【0058】一般に発光素子は所定の周波数で発光させ
ることができる。従って、検索用発光素子111 〜11
2mも例えば38kHzの周波数で発光させることが可能
である。
【0059】図11はいずれも周波数が38kHz(周
期T=1/38kHz)で同一の場合における、種々の
デューティを示すグラフである。デューティD1 〜D6
はこの順にデューティ比(ここでは一周期に対して
“H”となっている期間の割合をいう)が高くなってい
る。従って、受光感度が低い場合には高いデューティ比
を有するデューティを選び、受光感度が高い場合には低
いデューティ比を有するデューティを選んで、それぞれ
検索用発光素子11i を発光させることにより、受光感
度の高低を補償し、以て受光強度分布を緩和(均一化)
することができる。
【0060】図12は本実施の形態にかかる受光強度補
償回路3を示す回路図であり、受光強度補償回路3は、
マイクロコンピュータ制御部60、発光制御部63,6
4、センサ回路491 〜496 、及びラッチ41 〜46
を備えている。
【0061】図13は受光強度補償回路3の動作を示す
フローチャートであり、図8に示されたステップQ5
(検索用発光素子11i 上に位置する識別用板2i の識
別コードを判断して記憶する工程)の詳細に該当し、ス
テップQ51〜Q56から構成されている。
【0062】図8に示されたステップQ4によって一つ
の検索用発光素子11i が新たに選択されると、受光素
子131 〜13n の属するセンサブロックSB1 〜SB
6 の全てが選択されたか否かが判断され(ステップQ5
1)、センサブロックSBが順次選択される(ステッ
プQ52)。
【0063】表1に示されるような関係が既知であるの
で、検索用発光素子11の番号iと、センサブロッ
クSBk の番号kとによって、受光強度分布の近似領域
1 〜T6 のいずれが対応するかがわかる。従って予
め、番号i,kに対して受光強度分布を補償するデュー
ティを規定しておくことができる。
【0064】表2はこのような検索用発光素子11i
位置と、センサブロックSBk と、受光強度分布を補償
するデューティD1 〜D6 の関係を示す。
【0065】
【表2】
【0066】表1及び図11と表2とを対比してわかる
ように、表2に示されたデューティDs は領域Ts で近
似される受光強度分布を補償する。例えば表2の内容を
マイクロコンピュータ制御部60が記憶しておくことが
できる。
【0067】一方、マイクロコンピュータ制御部60は
発光素子選択回路61及びパルス発生回路62を有して
いる。パルス発生回路62は表2に基づいたデューティ
で検索用発光素子11i を発光させる信号を出力する。
つまり発光デューティが決定されるのである(ステップ
Q53)。発光素子選択回路61はステップQ4で選択
された検索用発光素子11i のみを選択的に発光させる
(ステップQ54)。さもないと、受光素子群13が複
数の検索光L11を受光してしまい、識別コードを正確
に読み取れないためである。
【0068】検索用発光素子11i の発光により、全て
の受光素子131 〜13n+1 が検索光L11を受光する
可能性がある。勿論、識別コードに依存して、受光しな
い受光素子も存在する。これら受光素子131 〜13
n+1 は受光信号をセンサ回路491 〜496 に与える。
センサ回路491 〜496 はそれぞれセンサブロックS
1 〜SB6 に対応しており、例えばセンサブロックS
1 に属する受光素子131 〜13a の出力する受光信
号は受光素子毎にセンサ回路491 に与えられ、センサ
ブロックSB2 に属する受光素子13a+1 〜13b の出
力する受光信号は受光素子毎にセンサ回路492 に与え
られる。
【0069】センサ回路491 〜496 は受光信号がア
クティブ(検索光L11を受光)の場合には例えば
“H”を、受光信号がノンアクティブ(検索光L11を
受光しない)の場合には例えば“L”を、それぞれ出力
する。ここで38kHzの検索光L11に基づく受光信
号は38kHzのパルスとなっているので、センサ回路
491 〜496 は、各受光素子毎に、1/38kHzよ
りもやや長い非安定期間を有する単安定マルチバイブレ
ータ(ワンショットトリガ)を設けることによって、上
記機能を果たす事ができる。
【0070】ステップQ53,Q54で行われる発光/
受光は、ある一つのセンサブロックについて行われる。
他のセンサブロックに属する受光素子に適した発光を行
うためには、受光強度分布を緩和するためのデューティ
を新たに選択する必要があるので、再び検索用発光素子
11i を異なるデューティで(同一である可能性もある
が、その場合は後述する)発光させる必要がある。換言
すれば、検索用発光素子11i を1回発光させるごと
に、ある一つのセンサブロックに与えられた受光信号の
みが正確な(受光強度が補償された)情報を有している
こととなる。従って、あるセンサブロックSBk に関し
てステップQ53,Q54が行われて得られたセンサ回
路49k の出力は、全てのセンサブロックSB1 〜SB
6 が選択されるまで保持される事が望ましい。さもない
と、センサ回路49k の出力は、後から選択されたセン
サブロックに関して行われるステップQ53,Q54に
よって、不正確な情報に更新されることとなってしま
う。
【0071】上記の理由によりセンサ回路491 〜49
6 にそれぞれ対応するラッチ41 〜46 が設けられてお
り、例えばセンサブロックSB1 が選択されたときには
センサ回路491 の出力するaビット分がまとめてラッ
チ41 に保持される(ステップQ55)。これらラッチ
1 〜46 がそれぞれセンサブロックSB1 〜SB6
選択されたときに機能するように、マイクロコンピュー
タ制御部60はラッチ41 〜46 のそれぞれにラッチ選
択信号LSを与えている。勿論ラッチ選択信号LSは、
これを符号化してラッチ41 〜46 に共通に与え、ラッ
チ41 〜46 が特定の値を受けた場合に機能することと
すれば、3ビットで足りる。
【0072】センサブロックSBk を更新しつつ(ステ
ップQ52)ステップQ53〜Q55を実行し、全ての
センサブロックSB1 〜SB6 が選択されればステップ
Q51からステップQ56へと進み、ラッチ41 〜46
に保持されたデータに基づいて、検索用発光素子11i
上に位置する識別用板2i の識別コードを判断して記憶
する。
【0073】以上のように、各検索用発光素子11i
にセンサブロックの数(ここでは6個)だけ繰り返して
発光を行うのであるが、表2からわかるように異なるセ
ンサブロックにおいては必ずしも必要なデューティが異
なるわけではない。例えば検索板1の中央付近に位置す
る検索用発光素子11m ,11m+1 に関しては、センサ
ブロックSB1 ,SB2 に対しては共にデューティD1
が用いられるし、センサブロックSB4 〜SB6 に対し
ては共にデューティD3 が用いられる。従って、予め表
2が既知であるのだから、ステップQ52〜Q55を、
同一のデューティを用いるべきセンサブロックSBk
SBk+1 ,…(図10に示された分布を例にとって考え
れば、同一のデューティを用いるべきセンサブロックは
隣接する)についてまとめて実行してもよい。その場合
には識別コードを判断するまでに必要な時間を短縮する
ことができるというメリットがある。
【0074】あるいは逆に、時間を短縮する必要がない
のであれば受光素子群13をセンサブロックSBk に分
ける必要もなく、表示用発光素子13j の数だけ検索用
発光素子11i を発光させるようにし、受光強度分布を
近似する領域を更に精密に分類して一層均一化を図る事
もできる。
【0075】また勿論、マイクロコンピュータ制御部6
0の機能をホストコンピュータ38に持たせれば、マイ
クロコンピュータ制御部60の構成を簡略化する事がで
きる。
【0076】D.第2の実施の形態:本実施の形態で
は、受光強度を補償するように検索用発光素子111
112mの発光周波数を制御する。
【0077】一般に受光素子は、受光する光がパルス変
調されている場合、受光感度はパルス変調の周波数(以
下「パルス周波数」という)に対する依存性を有する。
図14は受光素子の感度の、パルス周波数に対する依存
性を例示するグラフである。ここではパルス周波数が3
9kHzの場合に最も良好な感度を有し、パルス周波数
が39kHzから遠ざかるに従って感度が低下する場合
が示されている。
【0078】従って、検索用発光素子111 〜112m
異なる周波数の範囲、例えば30〜39kHzの範囲周
波数(あるいは39kHz〜46kHz)で発光させる
ことにより、受光強度分布を補償することが可能であ
る。即ち、受光強度が小さい領域に関しては39kHz
に近いパルス周波数で、受光強度が大きい領域に関して
は30kHzに近いパルス周波数で(あるいは46kH
zに近い周波数で)それぞれ検索用発光素子11i を発
光させることにより、受光感度の高低を補償し、以て受
光強度分布を緩和(均一化)することができる。
【0079】このような受光強度分布の緩和は、実施の
形態1において図12を用いて示された受光強度補償回
路3を用いて実現する事ができる。即ち、図13に示さ
れたフローチャートにおいて、ステップQ53を次のス
テップに置換すればよい。
【0080】ステップQ57「i,kに基づいてパルス
周波数Fs を決定する」。
【0081】そして実施の形態1と同様にして、予め番
号i,kに対して受光強度分布を補償するパルス周波数
を規定しておくことができる。表3はこのような検索用
発光素子11i の位置と、センサブロックSBk と、受
光強度分布を補償するパルス周波数F1 〜F6 の関係を
示す。ここで例えばパルス周波数F1 〜F6 は、図14
に示されるように、それぞれ30,31,33,35,
37,38kHzに選択される。
【0082】
【表3】
【0083】表1と表3とを対比してわかるように、表
3に示されたパルス周波数Fs は領域Ts で近似される
受光強度分布を補償する。実施の形態1と同様にして、
表3の内容をマイクロコンピュータ制御部マイクロコン
ピュータ制御部60が記憶しておくことができる。
【0084】E.第3の実施の形態:本実施の形態で
は、受光強度を補償するように、受光素子の出力を複数
のしきい値で判別する。
【0085】図15は、領域S1 〜S6 に対応した受光
素子の出力を示すグラフである。検索用発光素子111
〜112mを例えばいずれも38kHzの周波数で発光さ
せることにより、図示されるような交流波形が得られ
る。横軸において領域S1 として示された範囲に対応す
る交流波形は、領域S1 として図9に図示された領域に
対応して得られる受光素子の出力を例示している。他の
領域S2 〜S6 に対応した交流波形も同様の意味を有す
る。
【0086】従って、受光素子の出力が大きい領域(即
ち受光感度の高い領域)においては、受光素子の出力を
高いしきい値をもって判別し、受光素子の出力が小さい
領域(即ち受光感度の低い領域)においては、受光素子
の出力を低いしきい値をもって判別すれば、受光感度の
高低を補償し、以て受光強度分布を緩和(均一化)する
ことができる。
【0087】図15には各領域S1 〜S6 に対応した受
光素子の出力を判別すべきしきい値V1 〜V6 をも付記
している。例えば領域S2 に対応した交流波形はしきい
値V3 をもって判別すれば常に一定の値(例えば
“H”)をとることとなるが、しきい値V2 をもって判
別すれば、繰り返しパルスの状態を呈する結果を得る事
ができる。従って、しきい値Vs をもって実施の形態
1,2で示されたセンサブロックSBk に対応する受光
素子13i の出力を判別することによって、受光強度分
布を緩和(均一化)することができる。
【0088】図16は本実施の形態にかかる受光強度補
償回路3を示す回路図であり、図12に示されたセンサ
回路491 〜496 を比較器501 〜506 に置換し、
マイクロコンピュータ制御部60のパルス発生回路62
を発振回路65に置換し、マイクロコンピュータ制御部
60においてしきい値発生回路66を追加した構成を有
している。勿論、本実施の形態においては発振回路65
は、周波数を固定してパルス発生回路62を利用する事
ができる。
【0089】本実施の形態の処理は、図13に示された
フローチャートにおいて、ステップQ53を次のステッ
プに置換すればよい。
【0090】ステップQ58「i,kに基づいてしきい
値Vs を決定する」。
【0091】そして実施の形態1と同様にして、予め番
号i,kに対して受光強度分布を補償するしきい値Vs
を規定しておくことができる。表4はこのような検索用
発光素子11i の位置と、センサブロックSBk と、受
光強度分布を補償するしきい値V1 〜V6 の関係を示
す。
【0092】
【表4】
【0093】表1と表4とを対比してわかるように、表
4に示されたしきい値Vs は領域Ts で近似される受光
強度分布を補償する。実施の形態1と同様にして、表4
の内容をマイクロコンピュータ制御部60が記憶してお
くことができる。
【0094】しきい値発生回路66は各比較器501
506 にしきい値Vth1 〜Vth6 を与える。しきい
値Vth1 〜Vth6 は表4に基づいてしきい値V1
6のいずれかに設定される。
【0095】比較器501 〜506 は各受光素子毎に設
けられた比較回路の集合であってもよい。図17は例え
ばセンサブロックSBs に属する受光素子13x の出力
をしきい値Vthk で判別する場合に、比較器50k
構成する一単位の回路を示す。この場合、図16におい
てしきい値Vth1 〜Vth6 はそれぞれ、比較器50
1 〜506 を構成する単位毎に有効である。あるいは、
比較器50k は複数ビットに対して同一のしきい値Vt
k を以て判別する構成を有していても良い。
【0096】なお、本実施の形態においては比較器50
k がデジタル/アナログ変換の機能を有するので、実施
の形態1,2のように単安定マルチバイブレータ(ワン
ショットトリガ)を設けるセンサ回路49k を必要とし
ない。
【0097】
【発明の効果】この発明のうち請求項1乃至4にかかる
被検査物管理装置においては、識別コードは被検索物が
有している識別用板に固有である。そして、受光素子の
受光強度分布を補償するように検索用発光素子の発光を
制御するか、または、受光素子の受光強度分布を補償す
るように受光素子の出力についてのしきい値を制御す
る。
【0098】従って、請求項1乃至4にかかる被検査物
管理装置によれば、受光素子の出力は信頼性よく識別コ
ードを信頼性よく反映しており、被検索物の検索を受光
素子の出力に基づいて信頼性よく、光学的、電気的に行
う事ができる。
【0099】よって被検索物に固有情報を付加する識別
用板は電子回路を必要とせず、光の伝搬方向を転向させ
る構成で足りる。しかも、その光の伝搬ロスが被検索物
の位置によって異なっても、これを補正するようにして
正確に被検索物を検索することができる。
【0100】この発明のうち請求項5にかかる被検査物
管理装置によれば、受光強度の分布を複数の近似領域に
分け、これに対応して受光素子を複数のブロックに分類
するので、同一の態様で発光する検索光をブロック毎に
検出し、あるいは同一のしきい値で受光素子の出力を判
定する。従って、簡便に請求項1乃至4にかかる被検査
物管理装置の効果を得る事ができる。
【0101】この発明のうち請求項6にかかる被検査物
管理装置によれば、ラッチの各々が、対応するブロック
の受光素子に適した態様の検索光もしくはしきい値に基
づく出力を保持する。従って、検索光が全ての態様で発
光した後に、あるいはしきい値がその採り得る値の全て
を採った後に、全ての受光素子の出力を最適な状態で得
て、識別コードの判断を正確に行う事ができる。
【0102】この発明のうち請求項7にかかる被検査物
管理装置によれば、識別コードを反映せずに第2の方向
に伝搬する検索光が、前記導光部に入射することを抑制
し、より正確に識別コードを判断する事ができる。
【0103】この発明のうち請求項8にかかる被検査物
管理装置によれば、受光素子へ検索光以外の光が入射す
ることを抑制し、より正確に識別コードを判断する事が
できる。
【0104】この発明のうち請求項9にかかる被検査物
管理装置によれば、検索された所望の被検索物が表示光
の有無によって表示されるので、多量の検索物から容易
に視認できる。
【0105】この発明のうち請求項10にかかる被検査
物管理装置によれば、遮蔽板19によって、異なる検索
光がそれぞれ対応する以外の導光部には入射しないの
で、より正確に識別コードを判断する事ができる。
【0106】この発明のうち請求項11乃至14にかか
る被検査物管理方法においては、識別コードは被検索物
が有している識別用板に固有である。そしてこの発明の
うち請求項11乃至13にかかる被検査物管理方法によ
れば、工程(c)において、受光素子の受光強度分布を
補償するように検索用発光素子の発光が制御される。ま
た、この発明のうち請求項14にかかる被検査物管理方
法によれば、工程(c)において、受光素子の受光強度
分布を補償するように受光素子のしきい値が制御され
る。
【0107】従って、請求項11乃至14にかかる被検
査物管理方法によれば、受光素子の出力は信頼性よく識
別コードを信頼性よく反映しており、被検索物の検索を
受光素子の出力に基づいて信頼性よく、光学的、電気的
に行う事ができる。
【0108】よって被検索物に固有情報を付加する識別
用板は電子回路を必要とせず、光の伝搬方向を転向させ
る構成で足りる。しかも、その光の伝搬ロスが被検索物
の位置によって異なっても、これを補正するようにして
正確に被検索物を検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる被検索物管理システムの実施
の形態の一例における、基本構成を示す概念図である。
【図2】 一つの棚板5の要部近傍を示す斜視図であ
る。
【図3】 一つのファイル9の構成を示す斜視図であ
る。
【図4】 検索板1の構成を示す平面図である。
【図5】 導光板10A、受光素子群13、識別用板
2、検索用発光素子群11A、及び表示用発光素子群1
2Aの関係を示す斜視図である。
【図6】 導光部10j ,10j+n+1 、検索光L1
j ,L11j+n+1 、受光素子13j の関係を示す側面
図である。
【図7】 半球状切り欠き部M近傍の導光部10j を示
す側面図である。
【図8】 所望のファイル9を検索する方法を示すフロ
ーチャートである。
【図9】 受光強度分布を示す平面図である。
【図10】 受光強度分布を長方形が連結された図形で
近似した平面図である。
【図11】 第1の実施の形態にかかる種々のデューテ
ィを示すグラフである。
【図12】 第1の実施の形態にかかる受光強度補償回
路3を示す回路図である。
【図13】 第1の実施の形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【図14】 第2の実施の形態にかかる、受光素子の感
度の、パルス周波数に対する依存性を例示するグラフで
ある。
【図15】 第3の実施の形態にかかる、領域S1 〜S
6 に対応した受光素子の出力を示すグラフである。
【図16】 第3の実施の形態にかかる受光強度補償回
路3を示す回路図である。
【図17】 比較器50k を構成する一単位の回路を示
す回路図である。
【符号の説明】
2 識別用板 41 〜46 ラッチ 101 〜110n+1 導光部 111 〜112m 検索用発光素子 121 〜122m 表示用発光素子 131 〜13n+1 受光素子 15,19 遮蔽板 291 〜29n+1 反射部 491 〜496 センサ回路、及び 501 〜506 比較器 60 マイクロコンピュータ制御部 63,64 発光制御部 L11 検索光 L12 表示光 S1 〜S6 ,T1 〜T6 領域 SB1 〜SB6 センサブロック
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−8105(JP,A) 特開 平6−211318(JP,A) 特開 平7−24033(JP,A) 特開 平8−169512(JP,A) 特開 昭61−282971(JP,A) 特公 平3−48877(JP,B2) 特公 平6−51525(JP,B2) 特許2593319(JP,B2) 特許2808077(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/137

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向(x)に配列され、各々が検索
    光を発光して、前記第1の方向とは異なる第3の方向
    (z) に出射する複数の検索用発光素子(11-1, ・・・ ,11-2
    m)と、 前記第1の方向に延在し、前記検索光が前記検索用発光
    素子に対応した所定の位置に入射すると、前記検索光を
    前記第1の方向へと伝搬させる複数の導光部(10-1, ・・
    ,10-2n) を、前記第1の方向とも前記第3の方向とも
    異なる第2の方向 (y) に複数本配列した導光板 (10A,10B)
    と、 前記複数の導光部に対応して前記第2の方向に配列して
    設けられ、各々が対応する前記導光部から前記検索光を
    受ける複数の受光素子(13-1, ・・・ ,13-n+1)と、複数の被検索物 (9) の各々に設けられる識別用板 (2,2i)
    であって、前記被検索物が所定の位置に格納されたとき
    に、前記識別用板が前記 第2の方向に延在すると共に前
    記検索用発光素子と前記導光板とに対して所定の位置関
    係となり、前記検索用発光素子からの前記検索光が入射
    可能になると共に、前記被検索物の各々に割り当てられ
    た識別コードに基づき、前記入射した検索光を前記第2
    の方向に関し異なる位置において前記導光板に向けて出
    射する識別用板 (2,2i) と、 前記検索用発光素子を順次発光させると共に、 前記検索
    用発光素子の前記第1の方向に関する位置及び前記受光
    素子の前記第2の方向に関する位置によって決定される
    前記検索光に対する前記受光素子の受光強度の分布を補
    償する態様にて、前記検索用発光素子からの前記検索光
    の発光を制御、または前記受光素子の出力を判別するし
    きい値を制御する制御部とを備え、前記複数の被検索物の各々の格納位置を 前記受光素子の
    出力に基づいて判断する被検査物管理装置。
  2. 【請求項2】 前記検索用発光素子はパルス変調されて
    発光し、 前記受光強度が低い程、前記検索用発光素子のデューテ
    (D1, ・・・ ,D6) を高くする、請求項1記載の被検査物
    管理装置。
  3. 【請求項3】 前記検索用発光素子はパルス変調されて
    発光し、 前記受光強度が低い程、前記受光素子の感度が最大とな
    る周波数に近い周波数(F1, ・・・ ,F6)が前記検索用発光
    素子のパルス周波数として選択される、請求項1記載の
    被検査物管理装置。
  4. 【請求項4】 前記受光素子の出力を、前記受光強度が
    低い程、低い閾値 (V1, ・・・ ,V6) で判別させる、請求項
    1記載の被検査物管理装置。
  5. 【請求項5】 前記受光強度の分布は、複数の近似領域
    (T1, ・・・ ,T6)にて近似され、 前記近似領域は長方形の連結として得られる図形であ
    り、互いの境界は前記第2の方向に関して所定の位置(Y
    1, ・・・ ,Y5)に存在し、 前記受光素子は前記所定の位置を境界として複数のブロ
    ック(SB1, ・・・ ,SB6)に分類される、請求項1乃至4の
    いずれか一つに記載の被検査物管理装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のブロックに対応して設けら
    れ、前記受光素子の前記出力を保持する複数のラッチ(4
    -1, ・・・ ,4-6)を更に備える、請求項5記載の被検査物
    管理装置。
  7. 【請求項7】 前記識別用板は、前記識別コードに基づ
    いて設けられ、前記第2の方向に伝搬する前記検索光を
    前記第3の方向とは逆の方向に反射する反射部(29j,29n
    +1)を有する、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の
    被検査物管理装置。
  8. 【請求項8】 前記受光素子から見て前記第3の方向に
    おいて設けられる遮蔽板(15)を更に備える、請求項1
    至7のいずれか一つに記載の被検査物管理装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の方向に配列され、各々が表示
    光を発光する複数の表示用発光素子(12-1, ・・・ ,12-2
    m)を更に備え、 前記識別コードによって指定された前記被検索物は、そ
    の前記識別用板の中を前記第2の方向に前記表示光が伝
    搬するか否かによって表示される、請求項1乃至8のい
    ずれか一つに記載の被検査物管理装置。
  10. 【請求項10】 複数の導光部(10-1, ・・・ ,10-2n)
    士の間に設けられた遮蔽板(19)を更に備える、請求項1
    乃至9のいずれか一つに記載の被検査物管理装置。
  11. 【請求項11】 互いに異なる固有の識別コードが賦さ
    れた複数の被検索物(9)から、所望の前記被検索物を検
    索する被検査物管理方法であって、 第1の方向(x)に配列され、各々が検索光を発光して、
    前記第1の方向とは異なる第3の方向 (z) に出射する
    数の検索用発光素子(11-1, ・・・ ,11-2m)と、 前記第1の方向に延在し、前記検索光が前記検索用発光
    素子に対応した所定の位置に入射すると、前記検索光を
    前記第1の方向へと伝搬させる複数の導光部(10-1, ・・
    ,10-2n) を、前記第1の方向とも前記第3の方向とも
    異なる第2の方向 (y) に複数本配列した導光板 (10A,10B)
    と、 前記複数の導光部に対応して前記第2の方向に配列して
    設けられ、各々が対応する前記導光部から前記検索光を
    受ける複数の受光素子(13-1, ・・・ ,13-n+1)と、前記複数の被検索物 (9) の各々に設けられる識別用板 (2,
    2i) であって、前記被検索物が所定の位置に格納された
    ときに、前記識別用板が前記第2の方向に延在すると共
    に前記検索用発光素子と前記導光板とに対して所定の位
    置関係となり、前記検索用発光素子からの前記検索光が
    入射可能になると共に、前記被検索物の各々に割り当て
    られた識別コードに基づき、前記入射した検索光を前記
    第2の方向に関し異なる位置において前記導光板に向け
    て出射する識別用板 (2,2i) と、 を備える被検査物管理装
    置に対して用いられ、 (a)一の前記検索用発光素子を選択する工程と、 (b)少なくとも一つの前記受光素子を選択する工程
    と、 (c)前記検索用発光素子の前記第1の方向に関する位
    置及び前記受光素子の前記第2の方向に関する位置によ
    って決定される前記検索光に対する前記受光素子の受光
    強度の分布を補償する態様にて、工程(a)で選択され
    た前記一の検索用発光素子に前記検索光を発光させる工
    程と、 (d)前記工程(c)で得られた前記検索光を、前記工
    程(b)で選択された前記受光素子が受光して得られる
    出力をラッチする工程とを備え、 前記工程(a)は前記一の検索用発光素子が更新されつ
    つ繰り返され、 前記工程(b)〜(d)は、工程(a)毎に、前記受光
    素子を更新しつつ繰り返される、被検査物管理方法。
  12. 【請求項12】 前記工程(c)は、 前記受光強度が低い程、高いデューティ(D1, ・・・ ,D6)
    で前記一の検索用発光素子をパルス変調して発光させる
    工程を含む、請求項11記載の被検査物管理方法。
  13. 【請求項13】 前記工程(c)は、 前記受光強度が低い程、前記受光素子の感度が最大とな
    る周波数に近い周波数(F1, ・・・ ,F6)で前記一の検索用
    発光素子をパルス変調して発光させる工程を含む、請求
    項11記載の被検査物管理方法。
  14. 【請求項14】 互いに異なる固有の識別コードが賦さ
    れた複数の被検索物(9)から、所望の前記被検索物を検
    索する被検査物管理方法であって、 第1の方向(x)に配列され、各々が検索光を発光して、
    前記第1の方向とは異なる第3の方向 (z) に出射する複
    数の検索用発光素子(11-1, ・・・ ,11-2m)と、 前記第1の方向に延在し、前記検索光が前記検索用発光
    素子に対応した所定の位置に入射すると、前記検索光を
    前記第1の方向へと伝搬させる複数の導光部(10-1, ・・
    ,10-2n) を、前記第1の方向とも前記第3の方向とも
    異なる第2の方向 (y) に複数本配列した導光板 (10A,10B)
    と、 前記複数の導光部に対応して前記第2の方向に配列して
    設けられ、各々が対応する前記導光部から前記検索光を
    受ける複数の受光素子(13-1, ・・・ ,13-n+1)と、前記複数の被検索物 (9) の各々に設けられる識別用板 (2,
    2i) であって、前記被検索物が所定の位置に格納された
    ときに、前記識別用板が前記第2の方向に延在すると共
    に前記検索用発光素子と前記導光板とに対して所定の位
    置関係となり、前記検索用発光素子からの前記検索光が
    入射可能になると共に、前記被検索物の各々に割り当て
    られた識別コードに基づき、前記入射した検索光を前記
    第2の方向に関し異なる位置において前記導光板に向け
    て出射する識別用板 (2,2i) と、 を備える被検査物管理装
    置に対して用いられ、 (a)一の前記検索用発光素子を選択する工程と、 (b)少なくとも一つの前記受光素子を選択する工程
    と、 (c)前記検索用発光素子の前記第1の方向に関する位
    置及び前記受光素子の前記第2の方向に関する位置によ
    って決定される前記検索光に対する前記受光素子の受光
    強度の分布を補償する態様にて、工程(b)で選択され
    た前記受光素子の出力を異なるしきい値(V1, ・・・ ,V6)
    で判別させる工程と、 (d)前記工程(c)で得られた前記検索光を、前記工
    程(b)で選択された前記受光素子が受光して得られる
    出力をラッチする工程とを備え、 前記工程(a)は前記一の検索用発光素子が更新されつ
    つ繰り返され、 前記工程(b)〜(d)は、工程(a)毎に、前記受光
    素子を更新しつつ繰り返される、被検査物管理方法。
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