JP4443693B2 - 被検索物管理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、たとえばファイル等の被検索物を管理する被検索物管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、多数のファイル等の被検索物を貯蔵すると共に、所望の被検索物についてのデータを入力することにより、当該被検索物を検索する技術が種々開発されている。
【0003】
そのような技術の一つとして、特開平9−124116号公報に開示の被検索物管理システムが挙げられる。
【0004】
上記被検索物管理システムでは、キャビネットの各棚板に、その前後方向に並べるようにして複数の導光部が配設されると共に、その各導光部に対応して複数の受光素子が配設される。一方、棚板に収容されるファイルには、固有の識別符号を割当てた識別用板が取付けられる。識別用板は、棚板側に設けられた検索用発光素子からの検索光を前記固有の識別符号に対応する固有の光パターンの出力光として前記各導光部に導くように構成される。そして、前記各導光部に対応する各受光素子の受光の有無により、前記固有の光パターンを認識し、もって当該識別用板の識別符号を認識するようになっている。
【0005】
このような被検索物管理システムでは、収容部側とファイル側間で電波通信をすることなくそのファイルの固有の識別符号を認識することが可能であるという利点がある。
【0006】
また、棚板側に設けられた検索用発光素子からの検索光を、固有の光パターンの出力光として各導光部に導く構成となっているため、そのファイル側に通信回路用や制御回路用等の電源が不要であり、システムメンテナンスが容易であるという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記被検索物管理システムでは、棚板の前後方向に並べるように複数の導光路を配設し、その各導光路への検索光の入射の有無によって識別符号を認識している。
【0008】
このため、必然的に、棚板の奥行寸法、識別用板の長手方向の寸法を長くする必要が生じる。
【0009】
特に、被検索物管理システムに多数のファイルを収容する場合には、それらの多数のファイルを相互に識別するために、上記識別符号を長符号化する必要があり、これに対応するために上記問題点が顕著となる。
【0010】
そこで、この発明は上述したような問題を解決すべくなされたもので、被検索物に取付けられるタグ装置の小型化が可能な被検索物管理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明の請求項1及び2記載の被検索物管理装置は、複数の被検索物の中から所望の被検索物を検索する被検索物管理装置であって、検索用の光信号を受信しこれを電気信号に変換するタグ側受信用受光素子と、検索応答用の光信号を送信するタグ側送信用発光素子と、予め記憶された固有の識別符号と前記タグ側受信用受光素子から出力された検索用の信号に基づいて前記タグ側送信用発光素子から検索応答用の光信号を送信させるタグ制御部と、光を受光して起電力を生じる充電用光電素子と、前記充電用光電素子で生じた起電力により充電が行われる電源用の充電素子とを有し、前記各被検索物に取付けられるタグ装置と、複数の被検索物を第1の配列方向に沿って配列して収容する収容部と、前記収容部側に前記第1の配列方向に沿って被検索物の収容位置ごとに配設され、それぞれ検索用の光信号を送信する複数の収容部側送信用発光素子と、前記収容部に収容された被検索物に取付けられたタグ装置のタグ側送信用発光素子からの検索応答用の光信号を受信可能な位置に設けられ、その検索応答用の光信号を受信してこれを電気信号に変換する収容部側受信用受光素子と、前記各収容部側送信用発光素子のうちのいずれかの収容部側送信用発光素子から検索用の光信号を送信させ、これに応答して前記タグ側送信用発光素子から検索応答用の光信号が送信されると、この検索応答用の光信号を受信した前記収容部側受信用受光素子からの出力信号に基づいて、その収容部側送信用発光素子に対応する前記タグ装置の識別符号を認識する検索制御部とを備え、前記各収容部側送信用発光素子に対応して認識された前記タグ装置の識別符号に基づいて、所望の被検索物の検索を行うようにしたものである。
【0012】
タグ装置の固有の識別符号を認識するため、請求項1では、前記タグ制御部が、前記タグ側受信用受光素子により検索用の光信号を受信したときに、予め記憶された固有の識別符号を含む光信号を前記タグ側送信用発光素子から送信させると共に、前記検索制御部が、前記各収容部側送信用発光素子のうちのいずれかの収容部側送信用発光素子の発光に応答して、前記タグ側送信用発光素子から検索応答用の光信号が送信されて前記収容部側受信用受光素子に受信されると、その収容部側受信用受光素子からの出力信号に基づいて、当該収容部側送信用発光素子に対応する前記タグ装置の固有の識別符号を認識するようにしている。
【0013】
また、請求項2では、前記タグ制御部が、前記タグ側受信用受光素子により検索用の光信号を受信したときに、そのタグ側受信用受光素子からの出力信号に含まれる識別符号が予め記憶された固有の識別符号と一致するか否かを判定し、一致したときにその一致した旨の検索応答用の光信号を、前記タグ側送信用発光素子から送信させると共に、前記検索制御部が、前記各収容部側送信用発光素子のうちのいずれかの収容部側送信用発光素子から検索用の識別符号を含む光信号を送信させ、これに応答していずれかの前記タグ側送信用発光素子から識別符号が一致した旨の光信号が送信されて前記収容部側受信用受光素子に受信されると、その収容部側受信用受光素子からの出力信号に基づいて、当該収容部側送信用発光素子に対応する前記タグ装置の固有の識別符号を認識するようにしている。
【0014】
また、請求項1及び2では、前記充電素子が、前記収容部側送信用発光素子からの検索用の光信号を受光可能な位置に設けられている。
【0015】
さらに、請求項記載のように、前記収容部に、前記第1の配列方向に沿って配設された各収容部側送信用発光素子にそれぞれ対応して表示用発光素子が複数設けられ、前記タグ装置に、前記表示用発光素子からの表示光を前記収容部の外から認識可能な表示部に導く表示用導光路が設けられていてもよい。
【0016】
また、請求項記載のように、前記第1の配列方向に沿って延在し、前記収容部に収容された被検索物に取付けられた前記各タグ装置のタグ側送信用発光素子からの光信号を前記第1の配列方向へと伝搬させる応答用導光路を備え、前記収容部側受信用受光素子が、前記応答用導光路により伝搬された光信号を受光可能な位置に設けられていてもよい。
【0017】
さらに、請求項記載のように、前記収容部の一方面側が被検索物の取出し口である場合には、表示用発光素子が、前記タグ側送信用発光素子よりも前記取出し口側に配設されているとよい。
【0018】
なお、上記各発明において、光信号とは、発光素子をオン・オフ等することによって生成された信号をいい、発光による信号にみならず、消灯による信号も含むものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
A.実施形態
以下、この発明にかかる一実施形態の物品管理装置について説明する。
【0020】
図1は、被検索物管理装置の基本構成を示す図である。この装置は、被検索物たるファイル9を収容するためのキャビネット39と、ファイル9を検索するためのホストコンピュータ38とを備える。
【0021】
キャビネット39は、所定数の棚板5を有する棚ユニット6a,6bを結合して構成されており、各棚板5上には検索板40が設置され、この検索板40上にその幅方向に並べるようにして複数のファイル9が載置されるように構成される。
【0022】
棚ユニット6a,6bの各棚板5には棚板表示部7a,7bがそれぞれ設けられており、後述する制御によって、所望するファイル9が収納された棚板5の棚板表示部7a(7b)が表示される。
【0023】
また、各棚ユニット6a,6bにはそれぞれ棚ユニット表示部8a,8bが設けられており、所望するファイル9が載置される棚板5がいずれの棚ユニット6a,6bに存在するのかが表示される。つまり、利用者が所望のファイル9を取出すにあたっては、まず、棚ユニット表示部8a,8bによって大まかにいずれの棚ユニット6a,6bに存在することを確認でき、次いで、棚板表示部7a,7bによっていずれの棚板5に存在するかを確認することができる。
【0024】
さらに、ファイル9にはタグ装置50が取付けられており、そのタグ装置50が表示機能を有することにより、利用者は最終的に所望のファイル9にだどりつくことができる。
【0025】
以下、各部の構成について説明する。
【0026】
各検索板40は、図2及び図3に示すように、上方が開口した平板箱状のケース体41と、そのケース体41の前側部分に配設された検索表示部45と、ケース体41内に収容配置された棚板制御部43と、ケース体41の上方開口部を閉塞するように取付けられたガラス板42とを備え、そのガラス板42上にファイル9が載置可能なように構成される。
【0027】
検索表示部45は、第1の配列方向である検索板40幅方向(以下、便宜上x方向とする)に沿って並べるようにして配設された所定数nの発光部461〜46nを備える。
【0028】
それぞれの発光部461〜46nは、所定の電気回路等が形成された基板45Aに実装された収容部側送信用発光素子481〜48n及びその各収容部側送信用発光素子481〜48nに対応する表示用発光素子47a1〜47an,47b1〜47bnを備え、それぞれ発光部ケース体45B1〜45Bnによって覆われている。
【0029】
収容部側送信用発光素子481〜48nは、後述する制御に従って所定の光信号を送信するための発光素子であり、赤外線等の非可視光発光ダイオード等が用いられる。そして、収容部側送信用発光素子481〜48nのうちのいずれかの収容部側送信用発光素子48p(p=1〜n)から所定の光信号が送信されると、その光信号が当該収容部側送信用発光素子48p上に載置されたファイル9のタグ装置50に受信されるように構成される。
【0030】
また、表示用発光素子47a1〜47an,47b1〜47bnは、所定のファイル9の収容位置を発光表示するためのものであり、可視光発光ダイオード等が用いられる。そして、この表示用発光素子47a1〜47an,47b1〜47bnが発光すると、その表示光が当該発光した表示用発光素子47a1〜47an,47b1〜47bn上に載置されたファイル9のタグ装置50に入射されるように構成される。
【0031】
なお、それぞれの発光部461〜46nにおいて、2つの表示用発光素子47a1〜47an,47b1〜47bnを用いているのは、それぞれ互いに異なる発光色のものを用いて、その発光態様によって種々の情報を発光表示可能とするためである。
【0032】
また、検索表示部45には、前記発光部461〜46nが配設された位置よりも奥側の位置に、x軸方向に沿って所定間隔をあけて所定数mの収容部側受信用受光素子491〜49mが配設される。
【0033】
各収容部側受信用受光素子491〜49mは、上記基板45A上に実装されて、検索表示部45上に載置されたファイル9のタグ装置50より送信された光信号を受信しこれを電気信号に変換する光電素子であり、例えば、タグ装置50間との間で赤外光通信を行う場合は、赤外線透過フィルタ付のシリコンフォトダイオード等が用いられる。
【0034】
図4は、各検索板40の電気的構成を示すブロック図である。
【0035】
検索板40は、検索制御部43或は基板45A上に形成された電気回路等により構成された検索制御部43Aと、表示光制御部47Aと、検索光制御部48Aとを備える。
【0036】
上記各表示用発光素子47a1〜47an,47b1〜47bnはそれぞれ表示光制御部47Aに接続されており、検索制御部43Aの発光表示の指令に応じて個別に発光制御されるようになっている。
【0037】
また、上記各収容部側送信用発光素子481〜48nはそれぞれ検索光制御部48Aに接続されており、検索制御部43Aの検索走査指令に応じて所定のタイミングでそれぞれ所定の検索用の光信号を送信可能になっている。
【0038】
また、上記収容部側受信用受光素子491〜49mが検索制御部43Aに接続されており、いずれかの収容部側受信用受光素子491〜49mにおいてタグ装置50からの光信号が受信されてそれが電気信号に変換されると、その出力信号が検索制御部43Aに入力されるように構成されている。
【0039】
検索制御部43Aは、CPU、ROMおよびRAM等を備える一般的なマイクロコンピュータが使用され、予め格納されたソフトウェアプログラムによって次の動作を行うように構成される。
【0040】
即ち、検索制御部43Aはホストコンピュータ38との間で通信を行っており、ホストコンピュータ38より検索指令が与えられると、検索光制御部48Aに走査指令を与えて、各収容部側送信用発光素子481〜48nから順次検索用の光信号を送信させる。
【0041】
そして、所定の収容部側送信用発光素子48pを発光させたタイミングで、いずれかの収容部側受信用受光素子491〜49mにおいてタグ装置50側からの応答用の光信号が受信されると、その収容部側受信用受光素子491〜49mからの出力信号に基づいてタグ装置50に割当てられた固有の識別符号(後述する)を認識する。
【0042】
図5のタイムチャートは、その動作の具体例であり、この例では、各収容部側送信用発光素子481〜48nから順次所定時間T1ずつ検索用の光信号を送信している。また、それぞれの検索用の光信号の送信終了後、所定時間T2タグ装置50からの応答を待っている。そして、この応答待機期間において、例えば、送信用発光素子48pから検索用の光信号を送信した後の応答待機期間において、いずれかの収容部側受信用受光素子491〜49mを通じて応答信号が入力されると、当該収容部側送信用発光素子48p上のタグ装置50が認識される。さらに、その応答信号の受信終了後、さらに所定時間T3待った後、次の収容部側送信用発光素子48p+1から検索用の光信号を送信させるようにしている。
【0043】
なお、図5のタイムチャートにおいて、検索用の光信号を各収容部側送信用発光素子481〜48nをオフにして生成する一方で、各検索用の光信号の送信後の応答待機期間で収容部側送信用発光素子481〜48nを発光させているのは、各応答待機期間でタグ装置50の充電を行わせて、そのタグ装置50の応答動作を確実に行わせるためである。
【0044】
このように、所定の収容部側送信用発光素子48pを発光させたタイミングでタグ装置50側からの応答信号が入力され、その固有の識別符号が認識されると、その収容部側送信用発光素子48pの位置に当該認識された識別符号のタグ装置50が載置されたことがわかるので、その収容部側送信用発光素子48pの位置情報と識別符号情報とを対応づけた収納位置データを、ホストコンピュータ38に送信する。そして、ホストコンピュータ38では当該収納位置データが記憶され、所望の被検索物の取出し時における検索データとして供される。
【0045】
また、検索制御部43Aでは、所望のファイルの取出し時において、ホストコンピュータ38から当該所望のファイルの位置情報を受取ると、その位置情報に基づいて当該所望のファイル9が収納された位置の表示用発光素子47a1〜47an,47b1〜47bnを発光させるように構成されている。
【0046】
なお、この検索制御部43Aの機能は、ホストコンピュータ38等に持たせてもよい。
【0047】
このように構成された検索板40に収容されるファイル9としては、例えば、図6に示すように、保管文書等を綴込むための透明ポケットP1と、タグ装置50を収納するための非透明なポケットP2とを備えたものが使用される。このポケットP2には、ファイル9が検索板40上に載置された状態で検索表示部45と対向する部分に、開口部9aが形成されており、その開口部9aを通って検索表示部45からのタグ装置50へ或はタグ装置50から検索表示部45へ光が通過可能に構成されている。なお、利用者がファイル9のファイル名を視認可能なように、記入ラベルNを設けてもよい。
【0048】
タグ装置50は、図3、図7(a)及び図7(b)に示すように、検索識別部55と表示導光部51が一直線上に連設されてなる。
【0049】
検索識別部55は、所定の電気回路が形成された基板56の一方面側に保護用の樹脂層57が形成されてなり、一端側を傾斜させた長板平板状に形成されている。
【0050】
この検索識別部55は、基板56に形成された所定の電気回路により図8に示す電気的構成を備える。
【0051】
即ち、検索識別部55は、充電用光電素子60と、充電素子61と、逆電流防止用のダイオード62と、電源制御部63と、スイッチング素子64と、タグ側受信用受光素子65と、アンプ66と、タグ制御部67と、タグ側送信用発光素子68とを備える。
【0052】
上記充電用光電素子60は、光を受光して起電力を生じる光電素子であり、この起電力により生じた電圧が充電素子61に加えられ、これにより当該充電素子61に充電がなされるようになっている。このタグ装置50では、この充電素子61を電源として電源制御部63やタグ制御部67等が動作するようになっている。
【0053】
また、この充電用光電素子60は、タグ側受信用受光素子65に近接する位置に配設されており、収容部側送信用発光素子481〜48nからタグ側受信用受光素子65に向けて送信される光信号を当該近接する位置で受光して起電力を生じるようになっている。このため、充電用光電素子60としては、その光通信に用いられる赤外光等の非可視光で起電力効果が高い光電素子を用いるのが好ましく、例えば、シリコンフォトダイオードを用いることができる。なお、この場合、タグ側受信用受光素子65のように信号のノイズ防止を考慮する必要がないので、赤外線透過フィルターは不要である。
【0054】
なお、この充電用光電素子60は、収容部側送信用発光素子481〜48nからの検索用の光信号を受光して起電力を生じる他、自然光やその他の発光素子からの光を受光して起電力を生じる構成としてもよい。
【0055】
なお、充電素子61としては、小型でかつ比較的大容量化が可能なキャパシタを用いるのが好ましく、例えば、コイン型の電気二重層コンデンサ等を用いることができる。
【0056】
電源制御部63は、充電素子61の電圧検出機能等を有しており、充電素子61の電圧がタグ制御部67等を動作させるのに十分な一定電圧以上でないときに、電源オフ信号を出力してスイッチング素子64をオフにしてその動作を停止させるようにする。
【0057】
タグ側受信用受光素子65は、赤外光信号を受光してこれを電気信号に変換する光電素子であり、赤外線透過フィルタ付のシリコンフォトダイオード等が用いられる。このタグ側受信用受光素子65から出力された電気信号は、アンプ66に入力されて増幅された後、タグ制御部67に入力される。
【0058】
タグ制御部67は、CPU67a、ROM及びRAM等の記憶部67d、並びに入力部67b、出力部67cを備える一般的なマイクロコンピュータであり、その動作は予め格納されたソフトウェアプログラムに従って行われる。
【0059】
このタグ制御部67は、タグ側受信用受光素子65からの入力信号に基づいてそのタグ側受信用受光素子65における検索用の光信号の受信の有無を判断する機能を備えており、図9のフローチャートに示す動作を行うように構成されている。
【0060】
即ち、ステップS1では、タグ側受信用受光素子65での検索用の光信号の受信の有無を判断し続け、受信があった場合には、ステップS2に進む。ステップS2では、受信が完了したか否かを判断し続け、受信が完了すると、次のステップS3に進む。
【0061】
続くステップS3では、予め記憶させておいたタグ装置50の固有の識別符号を含む検索応答用の光信号をシリアル信号として、タグ側送信用発光素子68から外部に送信させる。
【0062】
なお、記憶部67dに接続された端子69は、タグ制御部67への所定のプラグラム等の書込み用の端子69であり、この書込み用の端子69を通じて工場出荷段階等で、タグ制御部67に所定の動作プラグラム等を書込み可能なように構成されている。
【0063】
また、表示導光部51は、図3及び図7に示すように、アクリル材等の透明材により形成された板状の部材であり、その前記検索識別部55側の一方側の端部が後ろ下がりに傾斜する端面51aに仕上げられており、表示用発光素子47a1〜47an,47b1〜47bnから出射されて表示導光部51内に入射した光が、前記傾斜端面51aで内部反射してその前方に導光されるように構成される。また、このように導光された光は、表示導光部51の前部の表示部51bから外部に出射され、その発光を外部から認識可能に構成される。
【0064】
次にこの被検索物管理装置の全体の動作について、図10及び図11のフローチャートを参照して説明する。
【0065】
まず、通常の検索状態では、図10のフローチャートに示すように、ステップS11において全ての棚板5が選択されたか否かが判断される。そして、全ての棚板5が選択されるまで、ステップS12において棚板5を更新してステップS13〜ステップS15が実行される。
【0066】
ステップS13では、ステップS12において選択された棚板5について、全ての収容部側送信用発光素子481〜48nが選択されたか否かが判断される。そして、ステップS14において全ての収容部側送信用発光素子481〜48nが選択されるまで、順次収容部側送信用発光素子481〜48nを更新して、ステップS15が実行される。つまり、収容部側送信用発光素子481〜48nを順次に走査しつつステップS15を実行する。
【0067】
ここで、ステップS15において、ある収容部側送信用発光素子48pを選択した際に、その収容部側送信用発光素子48p上にファイル9が載置されていると、そのファイル9のタグ装置50から送信された応答用の光信号がいずれかの収容部側受信用受光素子491〜49mに受信され、その出力信号が検索制御部43Aに与えられてそのタグ装置50の識別符号が認識される。これにより、その収容部側送信用発光素子48pの位置情報とタグ装置50の識別符号の情報とを対応づけた収納位置データがホストコンピュータ38等に記憶することができる。
【0068】
なお、これらの検索動作は、全ての棚ユニット6a,6bについてなされ、ホストコンピュータ38では、全ての棚ユニット6a,6bについての収容部側送信用発光素子48p〜48nの位置情報とタグ装置50の識別符号の情報とを対応づけた収納位置データを記憶している。
【0069】
その後、所望のファイル9を取出す際には、図11のフローチャートに示すように、ホストコンピュータ38に当該所望のファイル9の識別符号を入力すると、上記収納位置データからソフトウエア等を用いてそのファイル9の収納位置を高速かつ正確に検索することができる(ステップS21)。
【0070】
そして、検索の結果、所望のファイル9の載置された位置が得られるので、これに対応する表示用発光素子47a1〜47an,47b1〜47bnを発光させ、所望のファイル9の存在位置を利用者に知らしめる(ステップS22)。
【0071】
さらに、ファイル9の載置された棚板5の棚板表示部7a(7b)、棚ユニット表示部8a(8b)を表示させる(ステップS23)。
【0072】
なお、所望のファイル9を取出すに際して、予め識別符号を入力しておいてから、収容部側送信用発光素子481〜48nを順次走査して、その度にタグ装置50より送信された識別符号を前記所望のファイル9の識別符号と照合して、両者が一致した時点でこれに対応する表示用発光素子47a1〜47an,47b1〜47bnを発光させてもよい。
【0073】
以上のように構成された被検索物管理装置によると、タグ装置50側に、検索用の光信号を受信しこれを電気信号に変換するタグ側受信用受光素子65と、検索応答用の光信号を送信するタグ側送信用発光素子68とを設ける一方、棚板5側にそれぞれ検索用の光信号を送信する収容部側送信用発光素子481〜48nと、タグ側送信用発光素子68からの光信号を受信してこれを電気信号に変換する収容部側受信用受光素子491〜49mを設けているため、棚板5側とタグ装置50間で電波通信を行うことなく、そのタグ装置50の固有の識別符号を認識することが可能である。
【0074】
また、タグ装置50に、検索用の光信号を受光して起電力を生じる充電用光電素子60と、充電用光電素子60で生じた起電力により充電が行われる電源用の充電素子61とを備えているため、タグ装置50の電源交換が不要で、そのメンテナンスが容易である。
【0075】
さらに、検索板40とタグ装置50間の光通信により、検索板40側においてタグ装置50の固有の識別符号を認識しているため、従来のように、棚板の前後方向に並べて複数の導光路を配設することによってタグ装置の識別符号を認識していた場合と比較して、そのタグ装置50の小型化が可能となる。
【0076】
そして、このようにタグ装置50の小型化を図ることができる結果、例えば、A4型ファイルの短寸側の一側部分に当該タグ装置50を取付けることができる等、タグ装置50の使用態様の汎用性に優れる。
【0077】
ところで、上記各発光部461〜46nは、検索板40上に並べて載置されたファイル9のタグ装置50に対して個別に光信号を送信し、又は、表示光を入射可能なように、当該ファイル9の配列間隔寸法と同等程度の間隔寸法で配設されている必要がある。
【0078】
ところが、収容部側受信用受光素子491〜49mについていうと、検索板40上に並べられた載置されたファイル9のタグ装置50から送信された光信号が、いずれかの収容部側受信用受光素子491〜49mにより受信できればよいので、各収容部側受信用受光素子491〜49m間の間隔寸法を、上記発光部461〜46n間の間隔寸法よりも大きくすることができ、従って、収容部側受信用受光素子491〜49mの配設数mを、発光部461〜46nの配設数nよりも少なくすることができ、ここにコスト低減が図られる。
【0079】
また、検索識別部55よりも前側(棚板5の開口側)に表示導光部51を設けているため、表示用発光素子47a1〜47an,47b1〜47bnからの出射光を比較的短い距離でその表示部51bに導くことができ、当該表示部51bをより明るく発光させることができて、その視認性に優れる。
【0080】
B.第1変形例
ところで、上記実施形態においては、タグ装置50側から予め記憶された固有の識別符号を含む光信号を送信させ、これを収容部側受信用受光素子491〜49mで受信させることにより、検索制御部43A側においてその識別符号を認識させるようにしているが、これに代えて、図12及び図13に示す動作を行うように構成してもよい。
【0081】
この変形例は、収容された各ファイル9のタグ装置50に対して所定の識別符号を送信して、その所定の識別符号と一致するタグ装置50の存在位置を検索するという動作を、各識別符号に対して繰返し行うようにしたものである。
【0082】
即ち、タグ制御部67では、図12のフローチャートに示すように、ステップT1においてタグ側受信用受光素子65による検索用の光信号の受信の有無を判断している。そして、光信号の受信があると、ステップT2に進んで受信の完了まで待ち、その後、ステップT3に進む。ステップT3では、受信された検索用の光信号に含まれる識別符号が、予め記憶された自己の固有の識別符号と一致するか否かを判定する。これが一致した場合に、ステップT4に進んで、タグ側送信用発光素子68により識別符号が一致した旨の送信を行う。
【0083】
一方、検索制御部43Aでは、図13のタイムチャートに示すように、収容部側送信用発光素子481〜48nから順次所定の検索用の識別符号を含む検索用の光信号をシリアル信号として送信させる。そして、検索用の光信号の送信終了後、タグ装置50側から検索応答用の光信号を所定時間T11待っている。このとき、例えば、所定の収容部側送信用発光素子48pから検索用の光信号を送信した後に、タグ装置50からの応答があって、いずれかの収容部側受信用受光素子491〜49mにおいてその応答用の光信号が受信されると、その収容部側送信用発光素子48p上に前記呼出した識別符号のタグ装置50が存在することがわかるので、この識別符号とその収納された位置とが互いに関連づけられて記憶される。その後、所定時間T12待って、次の収容部側送信用発光素子48p+1から光信号を送信して、以下同様の動作を繰返す。
【0084】
なお、図13のタイムチャートにおいて、検索用の光信号の送信後の応答待機期間で収容部側送信用発光素子481〜48nを発光させているのは、各応答待機期間でタグ装置50の充電を行わせて、そのタグ装置50の応答動作を確実に行わせるためである。
【0085】
このデータを利用して上記実施形態と同様に所望のファイル9の収納位置を表示させることができる。
【0086】
C.第2変形例
また、上記実施形態においては、検索表示部45のx軸方向に沿って所定間隔をあけて所定数mの収容部側受信用受光素子491〜49mが配設される構成となっているが(図2参照)、図14に示すように、これら収容部側受信用受光素子491〜49mが配設された位置にx軸方向に沿ってアクリル棒等の応答用導光路70を配設し、その応答用導光路70の一端側に、或は、両端側に、収容部側受信用受光素子49を配設するようにしてもよい。
【0087】
この場合、検索板40上のタグ装置50からの応答用の光信号が、前記応答用導光路70内に入射して内部反射しつつその端部に導かれ、当該端部で収容部側受信用受光素子49により受信されることになる。
【0088】
この第2変形例では、収容部側受信用受光素子49の数を、上記実施形態の場合よりも、少なくできるという利点がある。
【0089】
【発明の効果】
以上のように、この発明の請求項1及び2記載の被検索物管理装置によると、タグ装置側に、検索用の光信号を受信しこれを電気信号に変換するタグ側受信用受光素子と、検索応答用の光信号を送信するタグ側送信用発光素子とを設ける一方、収容部側にそれぞれ検索用の光信号を送信する収容部側送信用発光素子と、タグ側送信用発光素子からの光信号を受信してこれを電気信号に変換する収容部側受信用受光素子を設けているため、収容部側とタグ装置間で電波通信を行うことなく、そのタグ装置の固有の識別符号を認識することが可能である。
【0090】
また、タグ装置に、光を受光して起電力を生じる充電用光電素子と、充電用光電素子で生じた起電力により充電が行われる電源用の充電素子とを備えているため、タグ装置の電源交換が不要で、そのメンテナンスが容易である。
【0091】
さらに、収容部側とタグ装置の光通信により、収容部側においてタグ装置の固有の識別符号を認識することが可能となり、従来のように、棚板の前後方向に並べて複数の導光路を配設することが不要となって、そのタグ装置の小型化が可能となる。
【0092】
また、前記充電素子が、前記収容部側送信用発光素子からの検索用の光信号を受光可能な位置に設けられていると、当該検索用の光信号により効率的に充電が行われる。
【0093】
また、請求項記載のように、収容部に、前記第1の配列方向に沿って配設された各収容部側送信用発光素子にそれぞれ対応して表示用発光素子が設けられ、前記タグ装置に、報知用発光素子からの発光を収容部の外から認識可能な表示部に導く表示用導光路が設けられていると、表示用発光素子の発光表示光を表示部に導いてそのタグ装置の位置を外部に認識せしめることが可能となる。
【0094】
さらに、請求項記載のように、前記第1の配列方向に沿って延在し、前記収容部に収容された各被検索物に取付けられた前記各タグ装置のタグ側送信用発光素子からの光信号を前記第1の配列方向へと伝搬させる応答用導光路を備え、収容部側受信用受光素子が、応答用導光路により伝搬された光信号を受信可能な位置に設けられた構成とすると、その収容部側送信用発光素子の設置数を削減することができる。
【0095】
また、請求項記載のように、表示用発光素子が、タグ側送信用発光素子よりも収容部の取出し口側に配設された構成とすると、表示用発光素子からの表示光の光路長が短くなって、外部からの視認性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる一実施形態の被検索物管理装置の基本構成を示す図である。
【図2】検索板を示す斜視図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】検索板にかかる電気的構成を示すブロック図である。
【図5】ファイルの走査検索時の動作を示すタイムチャートである。
【図6】ファイルを示す斜視図である。
【図7】図7(a)はタグ装置の側面図であり、図7(b)はタグ装置の平面図である。
【図8】タグ装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図9】タグ装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】被検索物管理装置の検索時の全体的動作を示すフローチャートである。
【図11】被検索物管理装置のファイル取出し時の動作を示すフローチャートである。
【図12】第1変形例にかかるタグ装置の動作を示すフローチャートである。
【図13】第1変形例にかかるファイルの検索時の動作を示すタイムチャートである。
【図14】第2変形例にかかる検索板を示す斜視図である。
【符号の説明】
5 棚板
9 ファイル
43A 検索制御部
461〜46n 発光部
47a1〜47an,47b1〜47bn 表示用発光素子
481〜48n 収容部側送信用発光素子
491〜49m 各収容部側受信用受光素子
50 タグ装置
60 充電用光電素子
61 充電素子
65 タグ側受信用受光素子
67 タグ制御部
68 タグ側送信用発光素子

Claims (5)

  1. 複数の被検索物の中から所望の被検索物を検索する被検索物管理装置であって、
    検索用の光信号を受信しこれを電気信号に変換するタグ側受信用受光素子と、検索応答用の光信号を送信するタグ側送信用発光素子と、予め記憶された固有の識別符号と前記タグ側受信用受光素子から出力された検索用の信号に基づいて前記タグ側送信用発光素子から検索応答用の光信号を送信させるタグ制御部と、光を受光して起電力を生じる充電用光電素子と、前記充電用光電素子で生じた起電力により充電が行われる電源用の充電素子とを有し、前記被検索物に取付けられるタグ装置と、
    複数の被検索物を第1の配列方向に沿って配列して収容する収容部と、
    前記収容部側に前記第1の配列方向に沿って前記被検索物の収容位置ごとに配設され、それぞれ検索用の光信号を送信する複数の収容部側送信用発光素子と、
    前記収容部に収容された被検索物に取付けられたタグ装置のタグ側送信用発光素子からの検索応答用の光信号を受信可能な位置に設けられ、その検索応答用の光信号を受信してこれを電気信号に変換する収容部側受信用受光素子と、
    前記各収容部側送信用発光素子のうちのいずれかの収容部側送信用発光素子から検索用の光信号を送信させ、これに応答して前記タグ側送信用発光素子から検索応答用の光信号が送信されると、この検索応答用の光信号を受信した前記収容部側受信用受光素子からの出力信号に基づいて、その収容部側送信用発光素子に対応する前記タグ装置の識別符号を認識する検索制御部とを備え、
    前記各収容部側送信用発光素子に対応して認識された前記タグ装置の識別符号に基づいて、所望の被検索物の検索を行うものであり、
    前記タグ制御部が、
    前記タグ側受信用受光素子により検索用の光信号を受信したときに、予め記憶された固有の識別符号を含む光信号を前記タグ側送信用発光素子から送信させると共に、
    前記検索制御部が、
    前記各収容部側送信用発光素子のうちのいずれかの収容部側送信用発光素子の発光に応答して、前記タグ側送信用発光素子から検索応答用の光信号が送信されて前記収容部側受信用受光素子に受信されると、その収容部側受信用受光素子からの出力信号に基づいて、当該収容部側送信用発光素子に対応する前記タグ装置の固有の識別符号を認識し、
    前記充電素子が、前記収容部側送信用発光素子からの検索用の光信号を受光可能な位置に設けられた、被検索物管理装置。
  2. 複数の被検索物の中から所望の被検索物を検索する被検索物管理装置であって、
    検索用の光信号を受信しこれを電気信号に変換するタグ側受信用受光素子と、検索応答用の光信号を送信するタグ側送信用発光素子と、予め記憶された固有の識別符号と前記タグ側受信用受光素子から出力された検索用の信号に基づいて前記タグ側送信用発光素子から検索応答用の光信号を送信させるタグ制御部と、光を受光して起電力を生じる充電用光電素子と、前記充電用光電素子で生じた起電力により充電が行われる電源用の充電素子とを有し、前記被検索物に取付けられるタグ装置と、
    複数の被検索物を第1の配列方向に沿って配列して収容する収容部と、
    前記収容部側に前記第1の配列方向に沿って前記被検索物の収容位置ごとに配設され、それぞれ検索用の光信号を送信する複数の収容部側送信用発光素子と、
    前記収容部に収容された被検索物に取付けられたタグ装置のタグ側送信用発光素子からの検索応答用の光信号を受信可能な位置に設けられ、その検索応答用の光信号を受信してこれを電気信号に変換する収容部側受信用受光素子と、
    前記各収容部側送信用発光素子のうちのいずれかの収容部側送信用発光素子から検索用の光信号を送信させ、これに応答して前記タグ側送信用発光素子から検索応答用の光信号が送信されると、この検索応答用の光信号を受信した前記収容部側受信用受光素子からの出力信号に基づいて、その収容部側送信用発光素子に対応する前記タグ装置の識別符号を認識する検索制御部とを備え、
    前記各収容部側送信用発光素子に対応して認識された前記タグ装置の識別符号に基づいて、所望の被検索物の検索を行うものであり、
    前記タグ制御部が、
    前記タグ側受信用受光素子により検索用の光信号を受信したときに、そのタグ側受信用受光素子からの出力信号に含まれる識別符号が予め記憶された固有の識別符号と一致するか否かを判定し、一致したときにその一致した旨の検索応答用の光信号を、前記タグ側送信用発光素子から送信させると共に、
    前記検索制御部が、
    前記各収容部側送信用発光素子のうちのいずれかの収容部側送信用発光素子から検索用の識別符号を含む光信号を送信させ、これに応答していずれかの前記タグ側送信用発光素子から識別符号が一致した旨の光信号が送信されて前記収容部側受信用受光素子に受信されると、その収容部側受信用受光素子からの出力信号に基づいて、当該収容部側送信用発光素子に対応する前記タグ装置の固有の識別符号を認識し、
    前記充電素子が、前記収容部側送信用発光素子からの検索用の光信号を受光可能な位置に設けられた、被検索物管理装置。
  3. 前記収容部に、
    前記第1の配列方向に沿って配設された各収容部側送信用発光素子にそれぞれ対応して表示用発光素子が複数設けられ、
    前記タグ装置に、
    前記表示用発光素子からの表示光を前記収容部の外から認識可能な表示部に導く表示用導光路が設けられた請求項1又は2記載の被検索物管理装置。
  4. 前記第1の配列方向に沿って延在し、前記収容部に収容された被検索物に取付けられた前記各タグ装置のタグ側送信用発光素子からの光信号を前記第1の配列方向へと伝搬させる応答用導光路を備え、
    前記収容部側受信用受光素子が、
    前記応答用導光路により伝搬された光信号を受光可能な位置に設けられた請求項1〜3のいずれかに記載の被検索物管理装置。
  5. 前記収容部の一方面側が被検索物の取出し口である請求項1〜4のいずれかに記載の被検索物管理装置であって、
    前記表示用発光素子が、前記タグ側送信用発光素子よりも前記取出し口側に配設された被検索物管理装置。
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