JP3506777B2 - 給水装置 - Google Patents

給水装置

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JP3506777B2 JP19156994A JP19156994A JP3506777B2 JP 3506777 B2 JP3506777 B2 JP 3506777B2 JP 19156994 A JP19156994 A JP 19156994A JP 19156994 A JP19156994 A JP 19156994A JP 3506777 B2 JP3506777 B2 JP 3506777B2
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哲則 坂谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧力タンクを用いて
自動給水を行なう圧力タンク方式の給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給水用のポンプによって圧力タンクに水
を送り、その圧力タンク内の水を同圧力タンクの内部空
気の圧力にて受給場所へ送出する圧力タンク方式の給水
装置がある。一例を図7に示す。
【0003】図に示すように、給水用の2台のポンプ
1,2が設けられ、これらポンプの取水口がそれぞれ吸
込管3を介して受水槽4に連通される。受水槽4には液
体たとえば水が収容される。
【0004】ポンプ1の吐出口に配管5の一端が接続さ
れ、その配管5の他端が圧力タンク10の取水口に接続
される。配管5の中途部に、空気槽6および逆止弁7が
設けられる。配管5は、ポンプ1の吐出口から空気槽6
にかけての部分が立上がり部5aとなっており、その立
上がり部5aの上端は受水槽4の水面より高い位置に配
置される。また、空気槽6は吸気弁6aを付属して備え
ている。
【0005】ポンプ2の吐出口に配管8の一端が接続さ
れ、その配管8の他端が上記配管5と共に圧力タンク1
0の取水口に接続される。配管8の中途部には、逆止弁
9が設けられる。
【0006】逆止弁7,9は、圧力タンク10側に送ら
れる水(および空気)がポンプ1,2側に逆流するのを
防ぐ働きをする。圧力タンク10は、収容した水を内部
空気の圧力にて外部へ送出する。
【0007】圧力タンク10に、圧力検知器11および
排気弁12が設けられる。また、圧力タンク10の送水
口に配管13の一端が接続される。この配管13の他端
は、水の受給が必要な場所まで延設される。
【0008】上記圧力検知器11は、圧力タンク10内
の圧力を検知する。排気弁12は、圧力タンク10の内
部空気が受給側に送出される事態を回避するためのもの
で、圧力タンク10内の水位が所定値以下に減少すると
大気開放して内部空気を外に排出する。
【0009】すなわち、この給水装置では、圧力タンク
10内の圧力が圧力検知器11によって常時検知され、
その検知圧力が設定値を下回るとポンプ1が起動され
る。このポンプ1の運転により、受水槽4内の水が配管
5を介して圧力タンク10に供給される。そして、圧力
タンク10に収容される水の量が増えて圧力検知器11
の検知圧力が設定値まで上昇すると、ポンプ1の運転が
停止される。
【0010】ポンプ1の運転が停止すると、空気槽6内
の水が重力により配管5の立上がり部5aを通して落下
し、ポンプ1から受水槽4に逆流する。このとき、吸気
弁6aが開いて空気槽6内に大気が流入し、空気槽6内
が空気で満たされる。
【0011】受給側で水が使用されると、圧力タンク1
0に収容された水が同圧力タンク10内の圧力にて配管
13に送出される。この使用が続いて圧力タンク10内
の圧力(圧力検知器11の検知圧力)が設定値を下回る
と、今度はポンプ2が起動され、受水槽4内の水が配管
8を介して圧力タンク10に供給される。そして、ポン
プ2の運転は、圧力タンク10内の圧力が設定値まで上
昇したところで停止される。こうして、圧力タンク10
内の圧力の増減に応じてポンプ1,2が交互運転を行な
うことにより、圧力タンク10への送水が続けられる。
【0012】ポンプ1の起動タイミングでは、ポンプ1
の送水圧力によって吸気弁6aが閉じ、空気槽6内の空
気が水と共に圧力タンク10に圧送される。この空気の
供給により、圧力タンク10の安定した送水作用が維持
される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】圧力タンク10内の水
量について考慮すると、ポンプ停止時(高圧)の水量と
ポンプ起動時(低圧)の水量との差が、給水のための有
効水量となる。この有効水量を多くすれば、ポンプ停止
時間が増大して運転コストの低減が図れ、しかもポンプ
起動頻度が減少してポンプ用モータの寿命向上が図れる
ことになる。
【0014】ここで、注意しなければならないのは、有
効水量が多くなると、圧力タンク10の送水作用を維持
するための必要空気量が増えることである。ただ、この
必要空気量の確保については、ポンプ1の起動ごとに空
気槽6の空気が送られるため、空気の供給量は十分であ
り、問題はない。
【0015】しかしながら、圧力タンク10が多量の空
気を欲するのは、装置の設置初期あるいは復電時であ
る。定常運転中に圧力タンク10が欲する空気量は、水
に空気が溶解することによる減少分だけで十分である。
すなわち、定常運転では、圧力タンク10に対する空気
供給が過剰となる。
【0016】この空気供給の過剰分は排気弁12を通し
て圧力タンク10外に頻繁に排出されるが、その排出の
度に空気の流出音いわゆる排気音が生じる。この排気音
は、時々であればよいが、頻繁になると、騒音となる。
【0017】一方、コンプレッサの運転によって空気槽
に空気を圧入するタイプの給水装置があるが、この場合
もポンプの起動ごとに空気を供給するのは同じであり、
やはり騒音の問題は避けられない。
【0018】この発明は上記の事情を考慮したもので、
第1の発明および第2の発明のいずれの給水装置も、圧
力タンクに対し送水作用を維持するのに十分な量の空気
を供給できることはもちろん、圧力タンクに対する過剰
な空気供給を防いで排気騒音を解消できることを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明の給水装置
は、給水用のポンプと、このポンプの吐出口に配管接続
され、収容した水を内部空気の圧力にて外部へ送出する
圧力タンクと、この圧力タンク内の圧力を検知する圧力
検知手段と、この圧力検知手段の検知圧力に応じて前記
ポンプの運転をオン,オフ制御する制御手段と、前記ポ
ンプと圧力タンクとの間の配管に設けられた空気槽と、
この空気槽内の水を空気に置換するための置換手段と、
一定時間における前記ポンプの起動回数を計数する計数
手段と、前記ポンプの停止時、前記置換手段を前記計数
手段の計数値に応じた率で選択的に運転せしめる制御手
段とを備える。
【0020】第2の発明の給水装置は、給水用のポンプ
と、このポンプの吐出口に配管接続され、収容した水を
内部空気の圧力にて外部へ送出する圧力タンクと、この
圧力タンク内の圧力を検知する圧力検知手段と、この圧
力検知手段の検知圧力に応じて前記ポンプの運転をオ
ン,オフ制御する制御手段と、前記ポンプと圧力タンク
との間の配管に設けられた空気槽と、この空気槽内の水
を空気に置換するための置換手段と、一定時間における
前記ポンプの起動回数を計数する計数手段と、前記ポン
プの停止時、前記置換手段を前記計数手段の計数値に応
じた率の時間だけ運転せしめる制御手段とを備える。
【0021】
【作用】第1の発明の給水装置では、一定時間における
ポンプの起動回数を計数する。そして、ポンプの停止
時、置換手段を上記計数値に応じた率で選択的に運転せ
しめる。
【0022】第2の発明の給水装置では、一定時間にお
けるポンプの起動回数を計数する。そして、ポンプの停
止時、置換手段を上記計数値に応じた率の時間だけ運転
せしめる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。なお、図面において図7と同一部分に
は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。図1に
示すように、配管5において、逆止弁7よりも上流側に
空気槽20が設けられる。この空気槽20に、配管21
を介してコンプレッサ22の吐出口が接続される。
【0024】コンプレッサ22は、大気を吸込んで圧縮
し、それを配管21を介して空気槽20に圧入するもの
で、空気槽20内の水を空気に置換するための置換手段
として機能する。配管23には逆止弁23が設けられ、
その逆止弁23によって空気槽20からコンプレッサ2
2への空気の逆流が防止される。
【0025】制御回路を図2に示す。三相交流電源30
に、接触器接点41a,42a,43aをそれぞれ介し
てポンプ用モータ1M、ポンプ用モータ2M、およびコ
ンプレッサモータ22Mが接続される。
【0026】電源30に、制御部40が接続される。こ
の制御部40に、圧力検知器11、電磁接触器41,4
2,43、タイマ44、カウンタ45,46、および操
作表示部47が接続される。
【0027】圧力検知器11は、高圧側接点11aおよ
び低圧側接点11bを有する。高圧側接点11aは、圧
力タンク10内の圧力が上昇してポンプ停止用の高圧側
設定値Ps2に達するとオンし、圧力が下降して高圧側設
定値Ps2よりもわずかに低い値(Ps2−α)を下回ると
オフする。低圧側接点11bは、圧力タンク10内の圧
力が低下して並列運転開始用の低圧側設定値Ps1(<P
s2)を下回るとオンし、圧力が上昇して低圧側設定値P
s1よりもわずかに高い値(Ps1+α)に達するとオフす
る。この場合、オン点とオフ点に圧力差αを確保するこ
とにより、接点11a,11bのチャタリングを防止し
ている。
【0028】そして、制御部40は、主要な機能手段と
して、次の(1)ないし(3)を有する。 [1]圧力検知器11の検知圧力に応じてポンプ1,2
の運転をオン,オフ制御する制御手段。
【0029】[2]一定時間におけるポンプ1,2の起
動回数Nを計数する計数手段。 [3]ポンプ1,2の停止時、コンプレッサ22を上記
計数値Nに応じた率で選択的に運転せしめる制御手段。
【0030】つぎに、上記の構成の作用を図3ないし図
5のフローチャートを参照して説明する。操作表示部4
7で運転開始操作がなされると、タイマ44およびカウ
ンタ45,46などが初期リセットされる。そして、タ
イマ44でタイムカウントtoが開始される。
【0031】圧力タンク10内の圧力が圧力検知器11
によって常時検知される。検知圧力が高圧側設定値Ps2
よりもわずかに低い値(Ps2−α)を下回れば、高圧側
接点11aがオフする(非作動)。
【0032】高圧側接点11aがオフのとき、先ずポン
プ1が起動される。このポンプ1の運転により、受水槽
4内の水が配管5を介して圧力タンク10に供給され
る。圧力タンク10に収容される水の量が増えて圧力検
知器11の検知圧力が高圧側設定値Ps2まで上昇する
と、高圧側接点11aがオンする(作動)。このとき、
ポンプ1の運転が停止される。
【0033】受給側で水が使用されると、圧力タンク1
0に収容された水が同圧力タンク10内の圧力にて配管
13に送出される。この使用が続いて圧力タンク10内
の圧力が高圧側接点11aが再びオフすると、今度はポ
ンプ2が起動され、受水槽4内の水が配管8を介して圧
力タンク10に供給される。
【0034】圧力タンク10に収容される水の量が増え
て高圧側接点11aがオンすると、ポンプ2の運転が停
止される。こうして、圧力タンク10内の圧力の増減に
応じてポンプ1,2が交互運転を行なうことにより、圧
力タンク10への送水が続けられる。
【0035】水の使用量が多くて圧力タンク10内の圧
力が低圧側設定値Ps1を下回ると、低圧側接点11bが
オンする(作動)。このとき、停止中のポンプも起動さ
れ、ポンプ1,2の並列運転となる。
【0036】ポンプ1の起動タイミングでは、ポンプ1
の送水圧力により、空気槽20内の空気が水と共に圧力
タンク10に圧送される。この空気の供給により、圧力
タンク10の安定した送水作用が維持される。
【0037】ところで、タイマ44のタイムカウントt
oに基づく一定時間(たとえば30分)ごとに、ポンプ
1,2の起動回数Nがカウンタ45で計数される。そし
て、この起動回数Nに応じて、コンプレッサ22の運転
率Dが決定される。
【0038】たとえば、起動回数Nが20回まではD= 0
%、21回から60回ではD=25%、61回から 120回ではD
=50%、 121回から 240回ではD=75%、 241回以上で
はD= 100%が決定される。すなわち、起動回数Nが多
いほど、大きな運転率Dが決定される。
【0039】ポンプ1の運転が停止してポンプ1,2の
両方が共に停止状態となったとき(ポンプ全停止)、上
記決定された運転率Dをもってコンプレッサ22が選択
的に運転される。
【0040】装置の設置初期あるいは復電時のように、
圧力タンク10が多量の空気を急速に欲する状況では、
ポンプ1,2が頻繁に起動を繰り返す。このような場
合、運転率Dとしてたとえば 100%が決定される。
【0041】運転率D= 100%の場合、ポンプ1の停止
に基づく全停止が1回あるごとに、コンプレッサ22が
1回起動される。このコンプレッサ22の運転は、タイ
マ44のタイムチャートによる所定時間(たとえば30
秒)後、停止される。
【0042】コンプレッサ22が運転されると、そのコ
ンプレッサ22から空気槽20に空気が補給される。こ
うして、ポンプ1の停止に基づくポンプ全停止ごとにコ
ンプレッサ22を運転して空気槽20への空気補給を行
なうことにより、圧力タンク10に対する空気供給が迅
速となり、よって圧力タンク10に必要量の空気が満た
されるまでの時間が短縮される。
【0043】圧力タンク10内の水量について考慮する
と、ポンプ停止時(高圧)の水量とポンプ起動時(低
圧)の水量との差が、給水のための有効水量となる。こ
の有効水量を多くすれば、ポンプ停止時間が増大して運
転コストの低減が図れ、しかもポンプ起動頻度が減少し
てポンプ用モータの寿命向上が図れることになる。
【0044】ここで、注意しなければならないのは、有
効水量が多くなると、圧力タンク10の送水作用を維持
するための必要空気量が増えることである。ただし、上
記のように、装置の設置初期あるいは復電時は圧力タン
ク10に対する空気供給が迅速となるので、必要空気量
の確保について問題はなく、運転コストの低減およびポ
ンプ用モータの寿命向上が確実となる。
【0045】その後、定常運転に入ってポンプ1,2の
起動頻度が少なくなる状況では、小さい運転率Dが決定
される。たとえば、運転率D=25%の場合、ポンプ1の
停止に基づく全停止が4回あるごとに、コンプレッサ2
2が1回起動される。コンプレッサ22の運転時間は、
運転率Dにかかわらず一定である。
【0046】定常運転中に圧力タンク10が欲する空気
量は、水に空気が溶解することによる減少分ぐらいであ
る。このような状況では、コンプレッサ22の運転頻
度、つまり空気槽20への空気補給の回数を減らすこと
により、圧力タンク10に対する過剰な空気補給が防止
される。
【0047】過剰な空気補給が防止されれば、排気弁1
2から空気が頻繁に排出されることがなくなり、排気騒
音が解消される。しかも、コンプレッサ22の運転回数
が少なくて、コンプレッサ22の運転音も減少するた
め、騒音低減に関し顕著な効果が得られる。
【0048】なお、上記実施例では、運転率Dに応じて
コンプレッサ22の運転頻度を制御したが、ポンプ全停
止ごとにコンプレッサ22を必ず運転し、その運転時間
を運転率Dに応じて変化させるようにしてもよい。
【0049】たとえば、運転率D= 100%の場合は運転
時間として“30秒”を設定し、運転率D=50%の場合は
運転時間として半分の“15秒”を設定する。この場合の
フローチャートの要部を図6に示している。この図6は
図4のフローチャートに対応するもので、二点鎖線で囲
んだ部分のみ異なっている。
【0050】上記実施例では、コンプレッサ22の運転
時期をポンプ1の停止に基づくポンプ全停止時とした
が、ポンプ1,2のそれぞれの停止時としてもよい。上
記実施例では、給水開始の初期からポンプ1,2の交互
運転を行なう構成としたが、たとえば起動回数Nが“ 1
00回”に達するまでは、空気槽20が設けられている側
のポンプ1の運転のみ行なう構成としてもよい。こうす
ることにより、圧力タンク10に対する空気供給がさら
に迅速となる。
【0051】上記実施例では、空気槽20内の水を空気
に置換する置換手段としてコンプレッサ22を用いた
が、それに限らず、空気槽20に電磁式の吸気弁を設
け、この吸気弁を必要に応じて開くことで空気槽20内
に空気を補給する構成としてもよい。上記実施例では、
ポンプの台数が2台の場合を例に説明したが、その台数
に限定はなく、3台や4台あるいはそれ以上であっても
同様に実施できる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、第
1の発明の給水装置は、給水用のポンプと、このポンプ
の吐出口に配管接続され、収容した水を内部空気の圧力
にて外部へ送出する圧力タンクと、この圧力タンク内の
圧力を検知する圧力検知手段と、この圧力検知手段の検
知圧力に応じてポンプの運転をオン,オフ制御する制御
手段と、ポンプと圧力タンクとの間の配管に設けられた
空気槽と、この空気槽内の水を空気に置換するための置
換手段と、一定時間におけるポンプの起動回数を計数す
る計数手段と、ポンプの停止時、置換手段を計数手段の
計数値に応じた率で選択的に運転せしめる制御手段とを
備えたので、圧力タンクに対して送水作用を維持するの
に十分な量の空気を供給できることはもちろん、圧力タ
ンクに対する過剰な空気供給を防いで排気騒音を解消で
き、信頼性の向上が図れる。
【0053】第2の発明の給水装置は、給水用のポンプ
と、このポンプの吐出口に配管接続され、収容した水を
内部空気の圧力にて外部へ送出する圧力タンクと、この
圧力タンク内の圧力を検知する圧力検知手段と、この圧
力検知手段の検知圧力に応じてポンプの運転をオン,オ
フ制御する制御手段と、ポンプと圧力タンクとの間の配
管に設けられた空気槽と、この空気槽内の水を空気に置
換するための置換手段と、一定時間におけるポンプの起
動回数を計数する計数手段と、ポンプの停止時、置換手
段を計数手段の計数値に応じた率の時間だけ運転せしめ
る制御手段とを備えたので、圧力タンクに対して送水作
用を維持するのに十分な量の空気を供給できることはも
ちろん、圧力タンクに対する過剰な空気供給を防いで排
気騒音を解消でき、信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示す図、
【図2】同実施例の制御回路の構成を示す図。
【図3】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図4】図3に続くフローチャート。
【図5】図2および図3に続くフローチャート。
【図6】同実施例の変形例の要部のフローチャート。
【図7】従来装置の構成を示す図。
【符号の説明】
1,2…ポンプ、4…受水槽、5,8…配管、10…圧
力タンク、11…圧力検知器、11a…高圧側接点、1
1b…低圧側接点、12…排気弁、20…空気槽、22
…コンプレッサ(置換手段)、40…制御部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 49/06 321

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水用のポンプと、 このポンプの吐出口に配管接続され、収容した水を内部
    空気の圧力にて外部へ送出する圧力タンクと、 この圧力タンク内の圧力を検知する圧力検知手段と、 この圧力検知手段の検知圧力に応じて前記ポンプの運転
    をオン,オフ制御する制御手段と、 前記ポンプと圧力タンクとの間の配管に設けられた空気
    槽と、 この空気槽内の水を空気に置換するための置換手段と、 一定時間における前記ポンプの起動回数を計数する計数
    手段と、 前記ポンプの停止時、前記置換手段を前記計数手段の計
    数値に応じた率で選択的に運転せしめる制御手段と、 を具備したことを特徴とする給水装置。
  2. 【請求項2】 給水用のポンプと、 このポンプの吐出口に配管接続され、収容した水を内部
    空気の圧力にて外部へ送出する圧力タンクと、 この圧力タンク内の圧力を検知する圧力検知手段と、 この圧力検知手段の検知圧力に応じて前記ポンプの運転
    をオン,オフ制御する制御手段と、 前記ポンプと圧力タンクとの間の配管に設けられた空気
    槽と、 この空気槽内の水を空気に置換するための置換手段と、 一定時間における前記ポンプの起動回数を計数する計数
    手段と、 前記ポンプの停止時、前記置換手段を前記計数手段の計
    数値に応じた率の時間だけ運転せしめる制御手段と、 を具備したことを特徴とする給水装置。
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