JP3506749B2 - 顕微鏡及びその光学的断層像表示方法及び光学的断層像表示プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

顕微鏡及びその光学的断層像表示方法及び光学的断層像表示プログラムを記録した記録媒体

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JP3506749B2
JP3506749B2 JP35420793A JP35420793A JP3506749B2 JP 3506749 B2 JP3506749 B2 JP 3506749B2 JP 35420793 A JP35420793 A JP 35420793A JP 35420793 A JP35420793 A JP 35420793A JP 3506749 B2 JP3506749 B2 JP 3506749B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に顕微鏡に関し、
更に詳しくは、光学的断層像の歪みを補正できる顕微鏡
と、顕微鏡において歪みを補正した光学的断層像を表示
するための方法と、顕微鏡において歪みを補正した光学
的断層像を表示するための光学的断層像表示プログラム
を記録した記録媒体とに関する。
【0002】
【従来の技術】共焦点レーザー走査顕微鏡(CLSM)
は、光源からの光を対物レンズにより微小なスポットに
絞り、このスポットで試料を走査し、試料からの透過光
または反射光を光電変換器で検出する結果、CRT上に
試料像を表示する。
【0003】このようなCLSMでは、フレアが少なく
コントラストの良好な像が得られ、共焦点検出法に従っ
て焦点位置をZ方向に移動させながら試料を走査するこ
とにより、試料の光学的断層像を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、対物レ
ンズが浸漬されている媒体の屈折率と、試料を封入して
いる媒体の屈折率との差異により、断層像に歪みが生じ
てしまう。例えば、断層像を得るべき試料として球形の
蛍光ビーズ等を用いた場合には、その断層像の観察結果
は表1に示す通りである。
【0005】 表1 浸漬媒体の種類 屈折率n1 封入媒体の種類 屈折率n3 観察結果 1. 空気 1.00 グリセリン 1.475 横長の楕円形 2. 油 1.52 グリセリン 1.475 実質的に円形 3. 油 1.52 水 1.333 縦長の楕円形 従って本発明の目的は、歪みの無い断層像が得られる顕
微鏡及びその光学的断層像表示方法及び光学的断層像表
示プログラムを記録した記録媒体を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、試料の光学的断層像を得るための顕微鏡であって、
光源と、前記光源からの光を試料へ収束させる対物レン
ズと、試料と対物レンズを相対的に走査させる走査手段
と、試料からの反射光または透過光を検出する検出手段
と、前記検出手段の出力信号に基づいて、試料の光学的
断層像を表示する表示手段と、浸漬媒体の屈折率n1及
び封入媒体の屈折率n3を記憶する記憶手段と、前記走
査手段における第1の最小走査単位Zsを決定する手段
と、記憶された複数の媒体の屈折率に基づいて、第1の
最小走査単位Zsを補正した第2の最小走査単位Zs'を
決定する手段と、第2の最小走査単位Zs'に従って、前
記走査手段を制御しつつ、補正を行う顕微鏡である。ま
た、請求項2に対応する請求項1の発明は、光源と、光
源からの光を試料へ収束させる対物レンズと、試料と前
記対物レンズとを相対的に走査させる走査手段と、試料
からの反射光または透過光を検出する検出手段と、前記
検出手段の出力信号に基づいて、試料の光学的断層像を
表示する表示手段と、を備える顕微鏡による試料の光学
的断層像を計算機を使用して表示させる方法であって、
前記計算機に、補正に必要なデータを供給することと、
前記走査手段による最小走査単位Zsを決定すること
と、前記計算機内で、前記対物レンズの浸漬媒体の屈折
率n1と封入媒体の屈折率n3に基づいて、第1の最小走
査単位Zsを補正した第2の最小走査単位Zs'を算出す
ることと、前記計算機により最小走査単位Zs'にしたが
って、前記走査手段を制御しつつ、試料の光学的断層像
を表示手段に表示させることとを備える顕微鏡である。
また、請求項3に対応する請求項1の記憶手段は、二種
類の媒体の屈折率を記憶する顕微鏡である。請求項4に
対応する請求項1の第1の最小走査単位Zsは、前記試
料の実寸法から算出した前記表示手段の1単位長により
決定される顕微鏡である。請求項5に対応する請求項1
の試料は、封入媒体に封入されている顕微鏡である。請
求項6に対応する請求項1の第2の最小走査単位Zs'
は、Zs'=Zs*n3/n1に従って算出される顕微鏡であ
る。 請求項7に対応する請求項1の対物レンズは、浸漬
媒体に浸漬されている顕微鏡である。請求項8に対応す
る請求項1の走査手段は、前記試料と前記対物レンズと
を光軸方向で相対的に走査させる顕微鏡である。請求項
9に対応する請求項1の走査手段は、前記試料と前記対
物レンズとを水平方向で相対的に走査させる顕微鏡であ
る。請求項10に対応する請求項1の走査手段は、前記
対物レンズをピエゾ素子あるいはステップモータにより
動作させる顕微鏡である。請求項11に対応する請求項
1の顕微鏡は、共焦点光学系を用いた顕微鏡である。請
求項12に対応する請求項11の光源は、レーザー光源
である。請求項13に対応する請求項1の検出手段は、
前記試料からの反射光または透過光を光電変換する手段
を用いて検出する顕微鏡である。請求項14に対応する
請求項1の表示手段は、光学的断層像をリアルタイムで
表示する顕微鏡である。
【0007】 本発明の他の観点によれば、請求項15
に対応する発明は、光源と、前記光源からの光を試料へ
収束させる対物レンズと、前記試料と前記対物レンズを
相対的に走査させる走査手段と、試料からの反射光また
は透過光を検出する検出手段と、検出手段の出力信号に
基づいて、試料の光学的断層像を表示する表示手段と、
浸漬媒体の屈折率n1及び封入媒体の屈折率n3を記憶す
る記憶手段と、を備え、記憶された複数の媒体の屈折率
に基づいて、補正を行う顕微鏡による試料の光学的断層
像を表示する方法であって、前記走査手段における第1
の最小走査単位Zsを決定することと、前記対物レンズ
の浸漬媒体の屈折率n1と封入媒体の屈折率n3に基づい
て第1の最小走査単位Zsを補正した第2の最小走査単
位Zs'を決定することと、第2の最小走査単位Zs'に従
って、前記走査手段を制御しつつ、試料の光学的断層像
を前記表示手段に表示させることとを備えることを特徴
とする顕微鏡の光学的断層像表示方法である。また、請
求項16に対応する請求項15の発明は、光源と、光源
からの光を試料へ収束させる対物レンズと、試料と前記
対物レンズとを相対的に走査させる走査手段と、試料か
らの反射光または透過光を検出する検出手段と、前記検
出手段の出力信号に基づいて、試料の光学的断層像を表
示する表示手段と、浸漬媒体の屈折率n1及び封入媒体
の屈折率n3を記憶する記憶手段と、を備え、記憶され
た複数の媒体の屈折率にしたがって、補正を行う顕微鏡
による試料の光学的断層像を計算機を使用して表示させ
る方法であって、前記計算機に、補正に必要なデータを
供給することと、前記走査手段による最小走査単位Zs
を決定することと、前記計算機内で、前記対物レンズの
浸漬媒体の屈折率n1と封入媒体の屈折率n3に基づい
て、第1の最小走査単位Zsを補正した第2の最小走査
単位Zs'を算出することと、前記計算機により最小走査
単位Zs'にしたがって、前記走査手段を制御しつつ、試
料の光学的断層像を表示手段に表示させることとを備え
ることを特徴とする顕微鏡の光学的断層像表示方法であ
る。請求項17に対応する請求項15の記憶手段は、二
種類の媒体の屈折率を記憶することを特徴とする顕微鏡
の光学的断層像表示方法である。請求項18に対応する
請求項15の第1の最小走査単位Zsは、試料の実寸法
から表示手段の1単位長を算出し、この算出された1単
位長により、前記走査手段の第1の最小走査単位Zs
決定することを特徴とする顕微鏡の光学的断層像表示方
法である。請求項19に対応する請求項15の試料は、
封入媒体に封入されていることを特徴とする顕微鏡の光
学的断層像表示方法である。請求項20に対応する請求
項15の第2の最小走査単位Zs'は、Zs'=Zs*n3
1に従って算出されることを特徴とする顕微鏡の光学
的断層像表示方法である。請求項21に対応する請求項
15の対物レンズは、浸漬媒体に浸漬されていることを
特徴とする顕微鏡の光学的断層像表示方法である。請求
項22に対応する請求項15の走査手段は、前記試料と
前記対物レンズとを光軸方向で相対的に走査させること
を特徴とする顕微鏡の光学的断層像表示方法である。請
求項23に対応する請求項15の走査手段は、前記試料
と前記対物レンズとを水平方向で相対的に走査させるこ
とを特徴とする顕微鏡の光学的断層像表示方法である。
請求項24に対応する請求項15の走査手段は、前記対
物レンズをピエゾ素子あるいはステップモータにより動
作させることを特徴とする顕微鏡の光学的断層像表示方
法である。請求項25に対応する請求項15の顕微鏡
は、共焦点光学系を用いたことを特徴とする顕微鏡の光
学的断層像表示方法である。請求項26に対応する請求
項25の光源は、レーザー光源であることを特徴とする
顕微鏡の光学的断層像表示方法である。請求項27に対
応する請求項15の検出手段は、前記試料からの反射光
または透過光を光電変換する手段を用いて検出すること
を特徴とする顕微鏡の光学的断層像表示方法である。請
求項28に対応する請求項15の表示手段は、光学的断
層像をリアルタイムで表示することを特徴とする顕微鏡
の光学的断層像表示方法である。本発明の更に他の観点
によれば、請求項29に対応する発明は、レーザー光を
射出するレーザー光源と、前記レーザー光源からのレー
ザー光を試料へ収束させる対物レンズと、前記対物レン
により収束されたレーザー光で前記試料を走査させる
走査手段と、前記試料からの光を共焦点検出法により検
出して光電変換する光電変換手段と、前記光電変換手段
の出力信号に基づく像をコンピュータを介して表示する
表示手段と、を備え、前記試料と前記対物レンズの焦点
位置とを前記対物レンズの光軸方向に沿って相対的に移
動させながら前記走査手段で走査することにより、前記
試料の光学的断層像を表示手段に表示する顕微鏡による
光学的断層像表示方法であって、前記対物レンズの浸漬
媒体の屈折率と前記試料を封入する封入媒体の屈折率を
コンピュータに格納させ、格納された浸漬媒体と封入
体の屈折率を基に前記媒体を介して前記試料に収束する
レーザー光の焦点位置を求め、求めた焦点位置を用いて
前記試料の補正された光学的断層像を前記表示手段に表
示させることを特徴とする顕微鏡の光学的断層像表示方
法である。また別の観点によれば、請求項30に対応す
る発明は、レーザー光を射出するレーザー光源と、前記
レーザー光源からのレーザー光を試料へ収束させる対物
レンズと、前記試料に対する前記対物レンズの焦点位置
をX又はY方向に走査させる走査手段と、前記試料から
の光を共焦点検出法により検出して光電変換する光電変
換手段と、前記光電変換手段の出力信号に基づいて、前
記試料の光学的断層像をコンピュータを介して表示する
表示手段と、を備え、前記対物レンズの焦点位置を前記
対物レンズの光軸方向に沿って移動させながら前記試料
を前記走査手段で走査することにより、前記試料の光学
的断層像を表示手段に表示する顕微鏡による光学的断層
像表示方法であって、前記対物レンズの浸漬媒体の屈折
と前記試料を封入する封入媒体の屈折率をコンピュー
タに格納させ、格納された浸漬媒体と封入媒体の屈折率
を基に前記媒体を介して前記試料に収束するレーザー光
の焦点位置を求め、求めた焦点位置を用いて前記試料の
補正された光学的断層像を前記表示手段に表示させるこ
とを特徴とする顕微鏡の光学的断層像表示方法である。
また、請求項31に対応する請求項29又は30のコン
ピュータに格納される浸漬媒体と封入媒体の屈折率は、
予め入力されていることを特徴とする顕微鏡の光学的断
層像表示方法である。請求項32に対応する請求項29
又は30のコンピュータに格納される浸漬媒体と封入
体の屈折率は、観察のたびに入力することを特徴とする
顕微鏡の光学的断層像表示方法である。
【0008】 また、本発明の他の観点によれば、請求
項33に対応する発明は、レーザー光を射出するレーザ
ー光源と、前記レーザー光源からのレーザー光を試料へ
収束させる対物レンズと、前記対物レンズにより収束さ
れたレーザー光で前記試料を走査させる走査手段と、
記試料からの光を共焦点検出法により検出して光電変換
する光電変換手段と、前記光電変換手段の出力信号に基
いて、前記試料の光学的断層像を表示する顕微鏡にお
いて、前記試料の光学的断層像を計算機を用いて表示さ
せるプログラムを記録した記録媒体であって、該表示プ
ログラムは、前記計算機に補正のため必要なデータを供
給し、走査するために最小走査単位Zsを決定し、前記
計算機内で前記対物レンズの浸漬媒体の屈折率n1と封
入媒体の屈折率n3に基づいて、第1の最小走査単位Zs
を補正した第2の最小走査単位Zs'を算出し、前記計算
機により最小走査単位Zs'にしたがって、前記走査手段
を制御しつつ、前記試料の光学的断層像を表示手段に表
示させることを特徴とする光学的断層像表示プログラム
を記録した記録媒体である。また、本発明の他の観点に
よれば、請求項34に対応する発明は、レーザー光を射
出するレーザー光源と、前記レーザー光源からのレーザ
ー光を試料へ収束させる対物レンズと、前記対物レンズ
により収束されたレーザー光で前記試料を走査させる走
査手段と、前記試料からの光を共焦点検出法により検出
して光電変換する光電変換手段と、前記光電変換手段の
出力信号に基づく像をコンピュータを介して表示する表
示手段と、を備え、前記試料と前記対物レンズの焦点位
置とを前記対物レンズの光軸方向に沿って相対的に移動
させながら前記走査手段で走査することにより、前記試
料の光学的断層像を表示手段に表示する顕微鏡による光
学的断層像表示方法であって、前記対物レンズの浸漬媒
体の屈折率と前記試料を封入する封入媒体の屈折率をコ
ンピュータに格納させ、格納された浸漬媒体と封入媒体
の屈折率を基にして焦点位置が補正された前記試料の光
学的断層像を前記表示手段に表示させることを特徴とす
る顕微鏡の光学的断層像表示方法である。
【0009】
【作用】本発明においては、収束光学系と試料との間に
介在されている屈折率の異なる種類の媒体に起因する試
料の光学的断層像の歪みを補正する制御を行なう。詳し
くは、本発明において、対物レンズの浸漬媒体の屈折率
と試料が封入された封入媒体の屈折率との組み合わせに
応じて走査手段が制御され、その制御により浸漬媒体の
屈折率と封入媒体の屈折率との差異に起因する試料の光
学的断層像の歪みを抑制する
【0010】
【実施例】図1を参照すると、全体を符号10で示され
る共焦点レーザー走査顕微鏡(CLSM)において、レ
ーザー光源12から射出されたレーザービームは、ダイ
クロイックミラー14を透過し、対物レンズ16により
試料18へ収束される。
【0011】一方、試料18から反射して対物レンズ1
6を透過した光は、その所定の波長領域の光のみがダイ
クロイックミラー14により反射され、共振点ピンホー
ル20を通過して光電変換器22に検出される。光電変
換器22の出力は、CLSM10の近傍に接続されたデ
ィジタルコンピュータ24を介して画像信号として画像
モニタ26へ与えられる。画像モニタ26には、試料1
8の断層像が表示される。
【0012】試料18は、例えばグリセリン、水などの
封入媒体(図示せず)に封入された状態で、CLSM1
0のステージ28上に載置されている。このステージ2
8は、駆動源としてピエゾ素子(図示せず)を有し、C
LSM10の近傍に接続されたコンピュータ24の制御
により垂直方向(Z軸方向)へ自動的に駆動される。ス
テージ28は、好ましくは、コンピュータ24の制御に
より水平方向(X及びY軸方向)にも自動的に駆動可能
である。
【0013】コンピュータ24には、例えばキーボード
等のマンマシーンインターフェース30が付属してい
る。CLSM10の対物レンズ16が浸漬された浸漬媒
体(例えば、空気または油)の屈折率n1 及び封入媒体
(例えば、グリセリンまたは水)の屈折率n3 を含むデ
ータベースは、インターフェース30を通じてコンピュ
ータ24内のメモリー(図示せず)に格納可能である。
【0014】次いで、CLSM10の操作について、図
2を参照しながら説明する。ここで上述の屈折率n1
びn3 は、コンピュータ24内のメモリー(図示せず)
に格納されているものとする。
【0015】先ず、観察者は、使用している浸漬媒体の
屈折率n1 及び封入媒体の屈折率n3 を選択設定する
(S1)。
【0016】ステージ28上に載置された試料18の観
察すべき部位を対物レンズ16の光軸上に設定すると、
画像モニタ26には、ステージ28のZ軸方向位置(試
料18に対する対物レンズ16の焦点位置)に対応した
試料18の一断面像が表示される(S2)。
【0017】次いで観察者は、画像モニタ26を参照し
ながら、断面像のうちの観察すべきX切片をインターフ
ェース30により指定する(S3)。
【0018】更に、Z軸における走査の開始位置を指定
(S4)した後、実際の走査を開始する(S5)。
【0019】その際、コンピュータ24内の演算部(図
示せず)は、モニタ26に表示される試料18の断層像
が縦横ともに同じスケールになるようにするため、先ず
試料18の横方向の実寸法からモニタ26の1ピクセル
あたりの長さを計算する(S6)。この長さにより、走
査すべきZ軸方向のステップZs が決定される。
【0020】従来のCLSMは、このステップZs に従
ってステージをZ軸方向へ移動させながら走査を実行し
ていた。対照的に本発明では、対物レンズ16の浸漬媒
体の屈折率n1 及び封入媒体の屈折率n3 によりZs
補正したステップZs ´に従ってステージ28をZ軸方
向へ移動させる。ここで、Zs ´は、 Zs ´=Zs ・n3 /n1 ……(I) であり、コンピュータ24のメモリーに格納された屈折
率n1 及びn3 に従って、コンピュータ24の演算部で
計算される(S7)。尚、この補正式(I)については
後述する。
【0021】コンピュータ24内の制御部(図示せず)
は、1ライン走査する(S8)度に取り込んだ画像を画
像モニタ26に表示し(S9)、ステージ28をZ軸方
向にZ´s ずつずらしながら(S11)、1画面分のデ
ータが得られる(S10)まで試料18の走査及び表示
を実行し、それにより得られた画像をモニタ26上に縦
方向に並べる。その結果、モニタ26上には試料18の
断層像が表示される。
【0022】ここで図3を参照して補正式(I)の導入
について説明する。
【0023】スネルの法則により、 n1 ・sin i=n3 ・sin i′……(i) 図3の点線のように境界面がZ1 上昇すると、観察点は
0から0″に移動し、上昇後の境界面0´からの移動距
離Z1 ′は、 Z1 ′=d/tan i′ 一方、 Z1 =d/tan i 従って、 Z1 ′=Z1 ・tan i/tan i′……(ii) (i) ,(ii)において、i,i′が充分に小さい領域(近
軸領域)では、近似的に、sin i=i,sin
i′=i′,tan i=i,tan i′=i′が成
立するので、(i) ,(ii)は以下のように表せる。
【0024】n1 ・i=n3 ・i′ Z1 ′=Z1 ・i/i′ これからi,i′を消去すると、 Z1 ′=Z1 ・n3 /n1 である。その結果、上記(I)式が得られる。
【0025】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、様々な変更及び変形が可能である。例えば上記実
施例では、屈折率n1 及びn3 を予めコンピュータ24
に入力しておくものとしたが、一つの断層像を観察する
たびに入力してもよい。
【0026】上記実施例では、試料18のZ軸方向の走
査のために、ピエゾ素子を駆動源とするステージ28を
コンピュータ24で制御する方式を示したが、これに代
えて、対物レンズ16にピエゾ素子を組込み、この対物
レンズ16をコンピュータ制御によりZ軸方向移動させ
てもよい。或いは、対物レンズ16及び/またはステー
ジ28をコンピュータ制御されたステップモータにより
Z軸方向移動させてもよい。上記実施例では、落射照明
系の顕微鏡を示したが、透過照明系の顕微鏡を構成して
もよい。
【0027】尚、上記実施例では1ラインの走査につい
て述べたが、XY走査による連続断面を得るものにも適
用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の顕微鏡及び
その光学的断層像表示方法及び光学的断層像表示プログ
ラムを記録した記録媒体によれば、収束光学系と試料と
の間に介在されている屈折率の異なる種類の媒体に起因
する試料の光学的断層像の歪みを補正することができ
る。そのため、例えば対物レンズの浸漬媒体の屈折率
と、試料が封入された封入媒体の屈折率との組み合わせ
に応じて、対物レンズの光軸方向に沿った対物レンズの
焦点位置が補正されるので、歪みの無い断層像がリアル
タイムで得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の共焦点レーザー走査顕微鏡を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の共焦点レーザー走査顕微鏡の操作を示す
フローチャートである。
【図3】図1の共焦点レーザー走査顕微鏡の焦点位置の
補正を説明するための光路図である。
【符号の説明】
10…共焦点レーザー走査顕微鏡、12…レーザー光
源、16…対物レンズ、18…試料、22…光電変換器
(光電変換手段)、24…ディジタルコンピュータ(記
憶手段、制御手段)、26…画像モニタ(電子的表示手
段)、28…ステージ(走査手段)。

Claims (34)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料の光学的断層像を得るための顕微鏡
    であって、 光源と、 前記光源からの光を試料へ収束させる対物レンズと、 試料と対物レンズを相対的に走査させる走査手段と、 試料からの反射光または透過光を検出する検出手段と、 前記検出手段の出力信号に基づいて、試料の光学的断層
    像を表示する表示手段と、 浸漬媒体の屈折率n1及び封入媒体の屈折率n3を記憶す
    る記憶手段と、 前記走査手段における第1の最小走査単位Zsを決定す
    る手段と、 記憶された複数の媒体の屈折率に基づいて、第1の最小
    走査単位Zsを補正した第2の最小走査単位Zs'を決定
    する手段と、 第2の最小走査単位Zs'に従って、前記走査手段を制御
    しつつ、補正を行うことを特徴とする顕微鏡。
  2. 【請求項2】 光源と、 光源からの光を試料へ収束させる対物レンズと、 試料と前記対物レンズとを相対的に走査させる走査手段
    と、 試料からの反射光または透過光を検出する検出手段と、 前記検出手段の出力信号に基づいて、試料の光学的断層
    像を表示する表示手段と、を備える顕微鏡による試料の
    光学的断層像を計算機を使用して表示させる方法であっ
    て、 前記計算機に、補正に必要なデータを供給することと、 前記走査手段による最小走査単位Zsを決定すること
    と、 前記計算機内で、前記対物レンズの浸漬媒体の屈折率n
    1と封入媒体の屈折率n3に基づいて、第1の最小走査単
    位Zsを補正した第2の最小走査単位Zs'を算出するこ
    とと、 前記計算機により最小走査単位Zs'にしたがって、前記
    走査手段を制御しつつ、試料の光学的断層像を表示手段
    に表示させることとを備えることを特徴とする請求項1
    記載の顕微鏡。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、 二種類の媒体の屈折率を記憶することを特徴とする請求
    項1記載の顕微鏡。
  4. 【請求項4】 前記第1の最小走査単位Zsは、 前記試料の実寸法から算出した前記表示手段の1単位長
    により決定されることを特徴とする請求項1記載の顕微
    鏡。
  5. 【請求項5】 前記試料は、 封入媒体に封入されていることを特徴とする請求項1記
    載の顕微鏡。
  6. 【請求項6】 前記第2の最小走査単位Zs'は、 Zs'=Zs*n3/n1に従って算出されることを特徴と
    する請求項1記載の顕微鏡。
  7. 【請求項7】 前記対物レンズは、 浸漬媒体に浸漬されていることを特徴とする請求項1記
    載の顕微鏡。
  8. 【請求項8】 前記走査手段は、 前記試料と前記対物レンズとを光軸方向で相対的に走査
    させることを特徴とする請求項1記載の顕微鏡。
  9. 【請求項9】 前記走査手段は、 前記試料と前記対物レンズとを水平方向で相対的に走査
    させることを特徴とする請求項1記載の顕微鏡。
  10. 【請求項10】 前記走査手段は、 前記対物レンズをピエゾ素子あるいはステップモータに
    より動作させることを特徴とする請求項1記載の顕微
    鏡。
  11. 【請求項11】 前記顕微鏡は、 共焦点光学系を用いたことを特徴とする請求項1記載の
    顕微鏡。
  12. 【請求項12】 前記光源は、 レーザー光源であることを特徴とする請求項11記載の
    顕微鏡。
  13. 【請求項13】 前記検出手段は、 前記試料からの反射光または透過光を光電変換する手段
    を用いて検出することを特徴とする請求項1記載の顕微
    鏡。
  14. 【請求項14】 前記表示手段は、 光学的断層像をリアルタイムで表示することを特徴とす
    る請求項1記載の顕微鏡。
  15. 【請求項15】 光源と、 前記光源からの光を試料へ収束させる対物レンズと、 前記試料と前記対物レンズを相対的に走査させる走査手
    段と、 試料からの反射光または透過光を検出する検出手段と、 検出手段の出力信号に基づいて、試料の光学的断層像を
    表示する表示手段と、 浸漬媒体の屈折率n1及び封入媒体の屈折率n3を記憶す
    る記憶手段と、を備え、 記憶された複数の媒体の屈折率に基づいて、 補正を行う顕微鏡による試料の光学的断層像を表示する
    方法であって、 前記走査手段における第1の最小走査単位Zsを決定す
    ることと、 前記対物レンズの浸漬媒体の屈折率n1と封入媒体の屈
    折率n3に基づいて第1の最小走査単位Zsを補正した第
    2の最小走査単位Zs'を決定することと、 第2の最小走査単位Zs'に従って、前記走査手段を制御
    しつつ、 試料の光学的断層像を前記表示手段に表示させることと
    を備えることを特徴とする顕微鏡の光学的断層像表示方
    法。
  16. 【請求項16】 光源と、 光源からの光を試料へ収束させる対物レンズと、 試料と前記対物レンズとを相対的に走査させる走査手段
    と、 試料からの反射光または透過光を検出する検出手段と、 前記検出手段の出力信号に基づいて、試料の光学的断層
    像を表示する表示手段と、 浸漬媒体の屈折率n1及び封入媒体の屈折率n3を記憶す
    る記憶手段と、を備え、 記憶された複数の媒体の屈折率にしたがって、 補正を行う顕微鏡による試料の光学的断層像を計算機を
    使用して表示させる方法であって、 前記計算機に、補正に必要なデータを供給することと、 前記走査手段による最小走査単位Zsを決定すること
    と、 前記計算機内で、前記対物レンズの浸漬媒体の屈折率n
    1と封入媒体の屈折率n3に基づいて、第1の最小走査単
    位Zsを補正した第2の最小走査単位Zs'を算出するこ
    とと、 前記計算機により最小走査単位Zs'にしたがって、前記
    走査手段を制御しつつ、試料の光学的断層像を表示手段
    に表示させることとを備えることを特徴とする請求項1
    5記載の顕微鏡の光学的断層像表示方法。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段は、 二種類の媒体の屈折率を記憶することを特徴とする請求
    項15記載の顕微鏡の光学的断層像表示方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の最小走査単位Zsは、 試料の実寸法から表示手段の1単位長を算出し、この算
    出された1単位長により、前記走査手段の第1の最小走
    査単位Zsを決定することを特徴とする請求項15記載
    の顕微鏡の光学的断層像表示方法。
  19. 【請求項19】 前記試料は、 封入媒体に封入されていることを特徴とする請求項15
    記載の顕微鏡の光学的断層像表示方法。
  20. 【請求項20】 前記第2の最小走査単位Zs'は、 Zs'=Zs*n3/n1に従って算出される請求項15記
    載の顕微鏡の光学的断層像表示方法。
  21. 【請求項21】 前記対物レンズは、 浸漬媒体に浸漬されていることを特徴とする請求項15
    記載の顕微鏡の光学的断層像表示方法。
  22. 【請求項22】 前記走査手段は、 前記試料と前記対物レンズとを光軸方向で相対的に走査
    させることを特徴とする請求項15記載の顕微鏡の光学
    的断層像表示方法。
  23. 【請求項23】 前記走査手段は、 前記試料と前記対物レンズとを水平方向で相対的に走査
    させることを特徴とする請求項15記載の顕微鏡の光学
    的断層像表示方法。
  24. 【請求項24】 前記走査手段は、 前記対物レンズをピエゾ素子あるいはステップモータに
    より動作させることを特徴とする請求項15記載の顕微
    鏡の光学的断層像表示方法。
  25. 【請求項25】 前記顕微鏡は、 共焦点光学系を用いたことを特徴とする請求項15記載
    の顕微鏡の光学的断層像表示方法。
  26. 【請求項26】 前記光源は、 レーザー光源であることを特徴とする請求項25記載の
    顕微鏡の光学的断層像表示方法。
  27. 【請求項27】 前記検出手段は、 前記試料からの反射光または透過光を光電変換する手段
    を用いて検出することを特徴とする請求項15記載の顕
    微鏡の光学的断層像表示方法。
  28. 【請求項28】 前記表示手段は、 光学的断層像をリアルタイムで表示することを特徴とす
    る請求項15記載の顕微鏡の光学的断層像表示方法。
  29. 【請求項29】 レーザー光を射出するレーザー光源
    と、 前記レーザー光源からのレーザー光を試料へ収束させる
    対物レンズと、 前記対物レンズにより収束されたレーザー光で前記試料
    を走査させる走査手段と、 前記試料からの光を共焦点検出法により検出して光電変
    換する光電変換手段と、 前記光電変換手段の出力信号に基づく像をコンピュータ
    を介して表示する表示手段と、を備え、 前記試料と前記対物レンズの焦点位置とを前記対物レン
    の光軸方向に沿って相対的に移動させながら前記走査
    手段で走査することにより、前記試料の光学的断層像を
    表示手段に表示する顕微鏡による光学的断層像表示方法
    であって、 前記対物レンズの浸漬媒体の屈折率と前記試料を封入す
    る封入媒体の屈折率をコンピュータに格納させ、格納さ
    れた浸漬媒体と封入媒体の屈折率を基に前記媒体を介し
    て前記試料に収束するレーザー光の焦点位置を求め、求
    めた焦点位置を用いて前記試料の補正された光学的断層
    像を前記表示手段に表示させることを特徴とする顕微鏡
    の光学的断層像表示方法。
  30. 【請求項30】 レーザー光を射出するレーザー光源
    と、 前記レーザー光源からのレーザー光を試料へ収束させる
    対物レンズと、 前記試料に対する前記対物レンズの焦点位置をX又はY
    方向に走査させる走査手段と、 前記試料からの光を共焦点検出法により検出して光電変
    換する光電変換手段と、 前記光電変換手段の出力信号に基づいて、前記試料の光
    学的断層像をコンピュータを介して表示する表示手段
    と、を備え、 前記対物レンズの焦点位置を前記対物レンズの光軸方向
    に沿って移動させながら前記試料を前記走査手段で走査
    することにより、前記試料の光学的断層像を表示手段に
    表示する顕微鏡による光学的断層像表示方法であって、 前記対物レンズの浸漬媒体の屈折率と前記試料を封入す
    る封入媒体の屈折率をコンピュータに格納させ、格納さ
    れた浸漬媒体と封入媒体の屈折率を基に前記媒体を介し
    て前記試料に収束するレーザー光の焦点位置を求め、求
    めた焦点位置を用いて前記試料の補正された光学的断層
    像を前記表示手段に表示させることを特徴とする顕微鏡
    の光学的断層像表示方法。
  31. 【請求項31】 前記コンピュータに格納される浸漬媒
    体と封入媒体の屈折率は、 予め入力されていることを特徴とする請求項29又は3
    0記載の顕微鏡の光学的断層像表示方法。
  32. 【請求項32】 前記コンピュータに格納される浸漬媒
    体と封入媒体の屈折率は、 観察のたびに入力することを特徴とする請求項29又は
    30記載の顕微鏡の光学的断層像表示方法。
  33. 【請求項33】 レーザー光を射出するレーザー光源
    と、 前記レーザー光源からのレーザー光を試料へ収束させる
    対物レンズと、 前記対物レンズにより収束されたレーザー光で前記試料
    を走査させる走査手段と、 前記試料からの光を共焦点検出法により検出して光電変
    換する光電変換手段と、 前記光電変換手段 の出力信号に基づいて、前記試料の光
    学的断層像を表示する顕微鏡において、 前記試料の光学的断層像を計算機を用いて表示させるプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、 該表示プログラムは、 前記計算機に補正のため必要なデータを供給し、 走査するために最小走査単位Zsを決定し、 前記計算機内で前記対物レンズの浸漬媒体の屈折率n1
    と封入媒体の屈折率n3に基づいて、 第1の最小走査単位Zsを補正した第2の最小走査単位
    s'を算出し、 前記計算機により最小走査単位Zs'にしたがって、前記
    走査手段を制御しつつ、 前記試料の光学的断層像を表示手段に表示させることを
    特徴とする光学的断層像表示プログラムを記録した記録
    媒体。
  34. 【請求項34】 レーザー光を射出するレーザー光源
    と、 前記レーザー光源からのレーザー光を試料へ収束させる
    対物レンズと、 前記対物レンズにより収束されたレーザー光で前記試料
    を走査させる走査手段と、 前記試料からの光を共焦点検出法により検出して光電変
    換する光電変換手段と、 前記光電変換手段の出力信号に基づく像をコンピュータ
    を介して表示する表示手段と、を備え、 前記試料と前記対物レンズの焦点位置とを前記対物レン
    ズの光軸方向に沿って相対的に移動させながら前記走査
    手段で走査することにより、前記試料の光学的断層像を
    表示手段に表示する顕微鏡による光学的断層像表示方法
    であって、 前記対物レンズの浸漬媒体の屈折率と前記試料を封入す
    る封入媒体の屈折率をコンピュータに格納させ、 格納された浸漬媒体と封入媒体の屈折率を基にして焦点
    位置が補正された前記試料の光学的断層像を前記表示手
    段に表示させることを特徴とする顕微鏡の光学的断層像
    表示方法。
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