JP3506518B2 - 照査支援装置 - Google Patents

照査支援装置

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JP3506518B2
JP3506518B2 JP03638295A JP3638295A JP3506518B2 JP 3506518 B2 JP3506518 B2 JP 3506518B2 JP 03638295 A JP03638295 A JP 03638295A JP 3638295 A JP3638295 A JP 3638295A JP 3506518 B2 JP3506518 B2 JP 3506518B2
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則宏 嶺岸
仁司 大樫
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文書を作成する際
に、照査文書中の不具合を検査する照査作業を行なう照
査支援装置、特に単語の表記の揺れを検出するとともに
統一の単語に変更する照査支援装置並びにその方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】あるシステムの仕様書などを多人数で分
担執筆する場合、同じ意味内容を表現する単語の表記の
揺れが問題となる。例えば、コンピュータにデータ等を
入力する者をユーザ、オペレータ、入力者等の表記がこ
の揺れに当たる。この揺れを検出する作業を照査とい
う。校正が用語の間違いの発見を主目的としているのに
対し、照査は、用語自体は言葉として間違えてはいない
ものの同じ意味内容の言葉を様々な表記で表された揺れ
の発見を主目的とする。
【0003】文書中の不具合である言葉の表記の揺れ、
つまり単語の不統一を解決する従来例は、例えば特開平
6一l76018号公報の校正支援装置に開示された技
術がある。これは、文章記憶手段と文章記憶手段を参照
して文章を単語に分解する単語抽出手段と、同義語記憶
手段を参照して単語抽出手段により得られた単語が同義
語が存在する単語であるか否かを判断する単語判断手段
と、単語判断手段により同義語が存在すると判断された
単語の同義語が単語判断手段により同義語が存在すると
判断された単語中に存在する提示対象単語であるか否か
を判断する同義語判断手段と、同義語判断手段により提
示対象単話であると判断された単語を記憶する校正対象
単語記憶手段と、文章の構成対象に関する表示を行なう
とともに、構成対象語記憶手段を参照して校正に関する
表示を行なう表示手段からなる校正支援装置である。
【0004】この発明に係る校正支援装置は、異表記同
義語が混在している文章を校正するときに、同義語に関
する情報をテーブル状に保持している同義語記憶手段を
用いることにより、混在している同義語の検出を容易に
実行できる。また、同義語の中から所望の単語を選択す
るだけで同一文章内の同義語の統一が行なわれる。
【0005】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、統一処
理により統一したい単語を同義語の中から選択していた
ため、新しい単語や固有名詞のようにその文書特有に用
いられている単語、辞書に用意できなかった単語等所望
の単語に不統一な単語を統一したい場合にも対応できな
いという間題があった。
【0007】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、不統一な単語を所望
の単語に統一することのできる照査支援装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明に係る照査支援装置は、入力された文書を
単語に分割する単語同定手段と、分割された単語の列か
ら不統一の可能性があると判断された複数の単語を組に
して構成される不統一対象単語における統一単語を決定
し表示する候補選出手段とを有し、前記候補選出手段
は、1乃至複数の不統一対象単語を含む不統一被疑集合
リストの中から統一処理の対象となる不統一対象単語を
不統一被疑集合として決定する不統一被疑集合指定部
と、前記不統一被疑集合指定部が決定した不統一被疑集
合における最終的な統一単語を決定する対象単語統一語
指定部とを有し、前記対象単語統一語指定部は、ユーザ
により入力指定された単語を受け付ける手段を有してお
り、不統一被疑集合における統一単語を決定する際にユ
ーザにより入力指定された単語を当該不統一被疑集合に
含まれる単語とは無関係に当該不統一被疑集合における
統一単語とするものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】また、前記不統一被疑集合指定部は、文書
における出現頻度の最も多い不統一対象単語を不統一被
疑集合として決定するものである
【0014】
【0015】また、前記不統一被疑集合指定部は、含ま
れる単語数の最も多い不統一対象単語を不統一被疑集合
として決定するものである
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【作用】以上の構成を有する本発明における照査支援装
置においては、不統一被疑集合に含まれる単語とは無関
係に指定された単語をその不統一被疑集合における統一
単語と決定する
【0025】
【0026】
【0027】あるいは、不統一被疑集合リストに含まれ
る単語の文書における出現頻度を求める。各不統一対象
単語に含まれる単語の出現頻度の合計が最も多い不統一
対象単語を不統一被疑集合とする。
【0028】
【0029】あるいは、各不統一対象単語に含まれる単
語数を計算する。この単語数が最も多い不統一対象単語
を不統一被疑集合とする。
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【実施例】実施例1. 以下、本発明に係る好適な実施例を図面に基
づいて説明する。
【0037】図1は、本実施例における照査支援装置の
ブロック構成図である。本装置は、入力された文書を単
語に分割する単語同定手段としての単語同定部5と、分
割された単語の列から同義語辞書を用いずに使用されて
いる単語の不統一の可能性があるかどうかを判断する不
統一判定手段としての不統一判定部6と、不統一の可能
性があると判断され組にした不統一対象単語における統
一単語を決定し表示する候補選出手段としての候補選出
部7と、文書に対して不統一対象単語の統一処理を実際
に行う対象修正手段としての対象修正部9と、を備えて
いる。
【0038】図2は、本実施例の動作を説明するための
図であり、この図を用いて文書から不統一対象単語を検
出及び指定された不統一対象単語における統一すべき単
語(統一単語)をするまでの動作について説明する。
【0039】ある文書1を入力すると、単語同定部5に
より文書1は単語2に分割される。これは、一般的な形
態素解析処理も用いて単語を同定する。その結果は、文
書中に縦棒のような記号を挿入する方法や、単語1つに
ついて1行毎に表示する等の形態で表示することができ
る。本実施例では、どのような形態で表示されても適用
可能であるが、図2に示したように単語と単語の間に縦
棒“|”を挿入して区別している。不統一判定部6は、
分割された単語2のうち、不統一の可能性がある単語を
組にして不統一対象単語を作成する。この処理により作
成された1乃至複数の不統一対象単語を不統一被疑集合
リスト3として出力する。図2においては、線で一緒に
囲まれている単語が組となり不統一対象単語が形成され
る。候補選出部7は、この不統一被疑集合リスト3から
実際に単語の統一を図るべく不統一対象単語を選出し、
またその不統一対象単語における統一単語を単語不統一
解消情報4として表示する。
【0040】ところで、本実施例において特徴的なこと
は、不統一判定部6において不統一な単語や統一単語等
を予め登録し対応させた同義語辞書データ等を用いずに
文書の含まれる単語の不統一の可能性があるかどうかを
判断することである。図3は、不統一判定部6の動作を
説明するための概念図であり、以下、この図を用いて不
統一判定部6における処理の詳細について説明する。
【0041】前述したように、不統一判定部6では、単
語2を読み込み、単語の不統一の可能性がある単語の組
を発見し不統一対象単語を不統一被疑集合リスト3とし
て出力する。例えば、単語の表記の揺れを同義語辞書を
用いずに判断するために、図3に示したように、まず単
語の前方から文字コード順に単語2を並べ替え、前方か
らの並べ替え単語列18を作成する。次に、前方からの
並べ替え単語列18の全ての単語について、それぞれ前
後に並んだ単語との一致度を求める。前後どちらの単語
とも一致度が低い場合には、その単語は他の単語と不統
一の可能性が低いものとして前方からの並べ替え単語列
18から除去する。この例では、先頭から1文字でも一
致する他の単語がなければ、単語列から除去している。
もちろん、除去のための一致する文字数の条件は2文字
でも3文字でもよい。単語を除去し単語列を分断させ
て、連続して残った単語の集合が前方からの一致方法に
よる不統一対象単語となる。
【0042】同様に、単語の後方からの一致方法によっ
ても不統一対象単語を発見する。図3に示したように、
まず単語の後方から文字コード順に単語2を並べ替え、
後方からの並べ替え単語列19を作成する。次に、後方
からの並べ替え単語列19の全ての単語について、それ
ぞれ前後に並んだ単語との一致度を求める。前後どちら
の単語とも一致度が低い場合には、その単語は他の単語
と不統一の可能性が低いものとして後方からの並べ替え
単語列19から除去する。この例では、末尾から1文字
でも一致する他の単語がなければ、単語列から除去して
いる。もちろん、除去のための一致する文字数の条件は
2文字でも3文字でもよい。単語を除去し単語列を分断
させて、連続して残った単語の集合が後方からの一致方
法による不統一対象単語となる。
【0043】この例のように、何らかの方法により単語
2を並べ替えてから、該当しないものを除去すること
で、単語列を分断し集合を作成するので、前方からの一
致方法、あるいは後方からの一致方法によるそれぞれの
不統一被疑集合リスト3の中には、同じ単語は重複して
出現しない。これにより、それぞれの不統一被疑集合リ
スト3の中のいずれかの単語に着目すれば、その単語に
絡む不統一の可能性のある単語は、その不統一対象単語
の中に全て含まれているので、他の不統一対象単語を探
す必要はない。もちろん、単語列を並べ替える他の方法
による並べ替えでも、不統一被疑集合リスト3は同様に
生成される。
【0044】このようにして、本実施例によれば、文書
中における不統一と思われる単語の組を漏らすことなく
発見することができる。
【0045】次に、対象修正部9は、図4に示したよう
に、単語不統一解消情報4に基づいて不統一対象単語を
統一単語に変更して単語の不統一を解消すべく統一処理
を行うことで、単語不統一が解消された文書8を生成す
る。
【0046】以上のようにして、本実施例によれば、予
め同義辞書等を用意しなくても単語の不統一を解消する
ことができ、文書において同じ意味内容を持つ単語の一
貫性を保つことができる。これにより、理解しやすくよ
り正確な文書を作成することができ、文書の品質を向上
させることができる。
【0047】実施例2.図5は、本発明に係る照査支援
装置の第2実施例のブロック構成図である。本装置は、
不統一の可能性があると判断され組にした不統一対象単
語における統一単語を決定し表示する候補選出手段とし
て、1乃至複数の不統一対象単語を含む不統一被疑集合
リストの中から統一処理の対象となる不統一対象単語及
びその不統一対象単語における統一単語を決定する対象
単語決定部11及び不統一対象単語に含まれる単語を、
文書中の他の単語と区別して表示する対象表示部12を
備えている。なお、単語同定部5、不統一判定部6及び
対象修正部9は第1実施例と同様である。
【0048】図6は、本実施例の動作を説明するための
図であり、この図を用いて不統一被疑集合リスト3から
単語不統一解消情報4を作成するまでの処理について説
明する。
【0049】対象単語決定部11は、不統一被疑集合リ
スト3が入力されると、複数存在する不統一対象単語の
どの組を、どの単語に統一するかを決定し、対象表示部
12へ情報を渡す。図6に示したような4組の不統一対
象単語がある不統一被疑集合リスト3において、対象単
語決定部11は、例えば不統一被疑集合リスト3中の左
から2番目の不統一対象単語を統一単語「ユーザ」で統
一する必要ありと判断した。つまり、「パソコンユー
ザ」「ユーザ」「利用者」「執筆者」という単語は、
「ユーザ」という単語で統一せよ、ということである。
【0050】対象表示部12では、原文書中の不統一対
象単語に含まれる単語の出現箇所を他の部分よりもわか
りやすく表示する。例えば、図6に示したように上記処
理で作成された単語不統一解消情報4のうち不統一対象
単語に含まれ統一処理の対象となる単語を強調して表示
する。もちろん、輝度強調、文字囲い等の文字飾りによ
り他の部分よりもわかりやすくしてもよい。また、統一
単語も文書とは別に表示する。
【0051】以上のように、本実施例によれば、不統一
被疑集合リストの中から不統一対象単語を特定し、また
その不統一対象単語における統一単語を決定して文書に
おける単語の不統一箇所を決定し表示することができる
ので、ユーザに不統一対象単語を見つけやすくすること
ができ、また統一処理前に統一単語をも知らせることが
できる。
【0052】実施例3. 図7は、本発明に係る照査支援装置の第3実施例のブロ
ック構成図である。本実施例における装置においては、
上記第2実施例における対象単語決定部11をさらに、
不統一被疑集合リスト3の中から統一処理の対象となる
不統一対象単語を不統一被疑集合として決定する不統一
被疑集合指定部14及び不統一被疑集合における最終的
な統一単語を決定する対象単語統一語指定部15に分け
た構成を有することを特徴としている。なお、単語同定
部5、対象修正部9及び対象表示部12は第2実施例と
同様である。
【0053】図8は、本実施例の動作を説明するための
図であり、この図を用いて不統一被疑集合リスト3から
不統一対象単語並びに統一単語を決定するまでの処理に
ついて説明する。
【0054】不統一被疑集合指定部14は、不統一被疑
集合リスト3の中の不統一の可能性ありと判断した単語
の組すなわち不統一対象単語を不統一被疑集合13とし
て決定する。対象単語統一語指定部15では、決定され
た不統一被疑集合13に対して、どのような単語に統一
するかを決定し出力する。
【0055】例えば、図8のように4個の不統一対象単
語がある不統一被疑集合リスト3において、不統一被疑
集合指定部14は、例えば不統一被疑集合リスト3中の
左から2番目の不統一対象単語を統一の必要ありと判断
する。対象単語統一語指定部15では、この不統一対象
単語に含まれる「パソコンユーザ」「ユーザ」「利用
者」「執筆者」という単語を、今回はこの集合の中の
「ユーザ」という単語に統一することを決定する。
【0056】次に、図9を用いて不統一被疑集合リスト
3の中から一の不統一対象単語を不統一被疑集合13と
して決定し、また不統一被疑集合13における統一単語
を決定する具体的な方法について説明する。
【0057】本実施例における不統一被疑集合指定部1
4は、表示された不統一被疑集合リスト3の中の任意の
単語を指定させることで、その単語が含まれている不統
一対象単語を不統一被疑集合13として決定する。例え
ば、図9のように、不統一被疑集合リスト3の中の「ユ
ーザ」という単語にカーソル(矢印)をあわせて指示す
ると、「ユーザ」が含まれている不統一対象単語を不統
一被疑集合13と決定する。
【0058】本実施例における対象単語統一語指定部1
5は、不統一被疑集合指定部14で指示された単語、こ
の場合は「ユーザ」であることが保持されているので、
その指示された単語を統一単語として決定する。なお、
保持された以外の単語を統一単語としたいときは、対象
単語統一語指定部15において不統一被疑集合13の中
から別途統一単語を指定してもよい。
【0059】以上のようにして、本実施例によれば不統
一被疑集合13及びその不統一被疑集合13における統
一単語を決定することができる。
【0060】実施例4. 次に、本発明に係る照査支援装置の第4実施例について
説明する。本装置の構成は図7と同様である。上記第3
実施例においては、不統一被疑集合リスト3の中の任意
の単語を指定させることで、その指示された単語を含む
不統一対象単語を不統一被疑集合13とし、その指示さ
れた単語自身を統一単語として決定したが、本実施例に
おいては、文書における出現頻度の最も多い不統一対象
単語を不統一被疑集合として決定し、不統一被疑集合に
おいて出現頻度の最も多い単語自身を統一単語として決
定することを特徴とする。
【0061】以下、図10を用いて本実施例における動
作について具体的に説明する。なお、図10に示された
数字は各単語、各不統一対象単語の出現頻度である。
【0062】本実施例における不統一被疑集合リスト3
は各単語の原文書中での出現頻度を頻度情報として保持
している。不統一被疑集合指定部14では、その頻度情
報を用いて、不統一対象単語毎の合計値を算出する。図
10においては、不統一被疑集合リスト3の中の左から
2番目の「パソコンユーザ」「ユーザ」「利用者」「執
筆者」という単語からなる不統一対象単語が最も出現頻
度が多い。従って、この不統一対象単語を不統一被疑集
合13として自動的に決定する。
【0063】対象単語統一語指定部15では、頻度情報
を用いて不統一被疑集合13において最も出現頻度の多
い単語を、その不統一被疑集合13における統一単語と
して自動的に決定する。この例では、「ユーザ」という
単語の出現頻度が最も多いので統一単語となる。
【0064】以上のようにして、本実施例によれば不統
一被疑集合13及びその不統一被疑集合13における統
一単語を決定することができる。
【0065】実施例5. 次に、本発明に係る照査支援装置の第5実施例について
説明する。本装置の構成は図7と同様である。不統一被
疑集合リスト3の中のいずれかの不統一対象単語を不統
一被疑集合13として決定する場合、上記第3実施例に
おいては、不統一被疑集合リスト3の中の任意の単語を
指定させた。本実施例においては、不統一対象単語全体
を不統一被疑集合13として指定させることを特徴とす
る。
【0066】以下、図11を用いて本実施例における動
作について具体的に説明すると、不統一被疑集合指定部
14では、不統一被疑集合リスト3の中の任意の不統一
対象単語全体を指定させる。その指定された不統一対象
単語を不統一被疑集合13として決定する。例えば、不
統一被疑集合リスト3の中の左から2番目の「パソコン
ユーザ」「ユーザ」「利用者」「執筆者」という単語か
らなる不統一対象単語にカーソル(矢印)をあわせて指
示すると、その不統一対象単語を不統一被疑集合13と
して決定する。このようにして、本実施例によれば不統
一被疑集合13を決定することができる。
【0067】実施例6.次に、本発明に係る照査支援装
置の第6実施例について説明する。本装置の構成は図7
と同様である。不統一被疑集合リスト3の中のいずれか
の不統一対象単語を不統一被疑集合13として決定する
場合、本実施例においては、含まれる単語数の最も多い
不統一対象単語を不統一被疑集合として決定することを
特徴とする。
【0068】以下、図12を用いて本実施例における動
作について具体的に説明する。なお、図12に示された
数字は各不統一対象単語に含まれる単語の数である。
【0069】不統一被疑集合指定部14では、不統一被
疑集合リスト3の中の各不統一対象単語に含まれる単語
数を算出する。この結果、最も単語数の多い不統一対象
単語を不統一被疑集合13として自動的に決定する。例
えば、図12によると、各不統一対象単語に含まれる単
語の数は、不統一被疑集合リスト3の中の左から2番目
の「パソコンユーザ」「ユーザ」「利用者」「執筆者」
という単語からなる不統一対象単語が最も多いので、そ
の不統一対象単語を不統一被疑集合13として自動的に
決定する。このようにして、本実施例によれば不統一被
疑集合13を決定することができる。
【0070】実施例7.次に、本発明に係る照査支援装
置の第7実施例について説明する。本装置の構成は図7
と同様である。不統一被疑集合リスト3の中のいずれか
の不統一対象単語を不統一被疑集合13として決定する
場合、本実施例においては、文書中の指定された任意の
単語を含む不統一対象単語を不統一被疑集合13として
決定することを特徴とする。
【0071】以下、図13を用いて本実施例における動
作について具体的に説明すると、不統一被疑集合指定部
14では、文書中の任意の単語を指定させる。その指定
された不統一対象単語を不統一被疑集合13として決定
する。例えば、図13のように、原文書中の「ユーザ」
という単語にカーソル(矢印)をあわせて指示すると、
不統一被疑集合リスト3を参照し、「ユーザ」という単
語を含むその中の左から2番目の不統一対象単語を見つ
け出す。この不統一対象単語を不統一被疑集合13とし
て決定する。このようにして、本実施例によれば不統一
被疑集合13を決定することができる。
【0072】実施例8. 次に、本発明に係る照査支援装置の第8実施例について
説明する。本装置の構成は図7と同様である。決定され
た不統一被疑集合13における統一単語を決定する場
合、上記第4、5実施例においては、不統一被疑集合1
3に含まれるいずれかの単語が指定されていた。本実施
例においては、不統一被疑集合13に含まれる単語とは
無関係に、指定された単語をその不統一被疑集合13に
おける統一単語と決定することを特徴とする。
【0073】以下、図14を用いて本実施例における動
作について具体的に説明すると、対象単語統一語指定部
15では、任意の単語の入力を受け付け、指定された単
語を統一単語として決定する。例えば、図14のよう
に、何らかの方法で「パソコンユーザ」「ユーザ」「利
用者」「執筆者」という不統一対象単語が不統一被疑集
合13として指定されている場合、ここで、何らかの単
語を受け付ける。この例では、「使用者」という単語が
指定されたことになる。従って、「パソコンユーザ」
「ユーザ」「利用者」「執筆者」という不統一対象単語
及び「使用者」という統一単語が決定されたことにな
る。このようにして、本実施例によれば、不統一被疑集
合13に含まれる単語とは無関係に統一単語を決定する
ことができる。もちろん、任意に指定可能なので、不統
一被疑集合13の中に含まれる任意の単語を指定させる
こともできる。
【0074】実施例9.次に、本発明に係る照査支援装
置の第9実施例について説明する。本装置の構成は図7
と同様である。対象修正部9は、決定された不統一被疑
集合13すなわち不統一対象単語を統一単語に変更して
単語の不統一を解消すべく統一処理を行うことで単語不
統一が解消された文書8を生成するが、本実施例におけ
る対象修正部9は、文書に含まれる不統一対象単語を同
時に一括して統一単語に変更する自動修正部(図示せ
ず)を含むことを特徴とする。この自動修正部は、図1
5に示したように、原文書中の対象箇所を強調表示し、
全箇所同時に統一単語に変更する。この図15の例では
「パソコンユーザ」「利用者」「執筆者」を「ユーザ」
へ統一する場合、この3箇所に対して同時に統一処理を
行なう。このようにして、不統一であった単語を同じ単
語に統一することができる。
【0075】実施例10.次に、本発明に係る照査支援
装置の第10実施例について説明する。本装置の構成は
図7と同様である。上記第10実施例においては、不統
一対象単語を一括して同時に統一単語に変更したが、本
実施例における自動修正部(図示せず)は、文書に含ま
れる不統一対象単語を個々に統一単語に変更することを
特徴とする。本実施例における動作を説明すると、例え
ば、図16に示したように「パソコンユーザ」「利用
者」「執筆者」を「ユーザ」へ統一する場合、この3箇
所を原文書の登場順に変更対象とし、統一処理を行な
う。もちろん、全て自動的に行なう必要はなく、単語毎
に編集の可または不可を判断させることも可能である。
このようにして、不統一であった単語を同じ単語に統一
することができる。
【0076】以上のように、上記各実施例によれば、不
統一であると思われる単語を組にして、各組毎に同じ単
語に統一していくことができる。特に、各実施例におい
ては、あらかじめ単語の統一を図るために辞書データ等
を用意しておく必要もなく、また用いることもないの
で、単語の統一処理を柔軟に行うことができる。また、
不統一被疑集合リスト3を作成して、単語を統一すべく
候補をリストアップしているので、統一処理の漏れを防
止でき、単語の不統一をより確実に解消することができ
る。
【0077】なお、上記第3実施例以降では、各実施例
において指示、出現頻度等により指定された単語に基づ
いて不統一被疑集合指定部14において不統一被疑集合
13を決定した。また、対象単語統一語指定部15で
は、その不統一被疑集合13における統一単語を決定す
るようにした。上記各実施例から明らかなように、これ
らの不統一被疑集合13及び統一単語の決定は、それぞ
れ独立して実行可能であるので、各実施例で示した処理
を組み合わせても行うことができる。つまり、第3〜7
実施例における不統一被疑集合指定部14のいずれかに
より不統一被疑集合13を決定し、この決定された不統
一被疑集合13における統一単語を第3、4、8実施例
における対象単語統一語指定部15のいずれかにより決
定することができる。例えば、不統一被疑集合13は単
語の出現頻度から決定し、統一単語は文書における単語
を指定して決定することができる。更に、不統一対象単
語を統一単語に変更する統一処理は、第1、9、10実
施例における対象修正部9のいずれかで行うことができ
る。
【0078】また、本実施例において不統一被疑集合1
3及び統一単語を決定する処理及び統一処理を複数持た
せ選択可能にすることにより、照査支援装置を搭載する
ワードプロセッサの機種、照査支援装置が取り扱う文書
の種類、性質等に適切に対応することが可能である。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、不統一被疑集合におけ
る統一単語を簡単な指示により所望な単語に決定するこ
とができる
【0080】
【0081】
【0082】
【0083】また、不統一被疑集合リストの中から不統
一対象単語を不統一被疑集合として自動的に決定するこ
とができる
【0084】
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る照査支援装置の第1実施例の
ブロック構成図である。
【図2】 第1実施例における動作を説明するための図
である。
【図3】 第1実施例における不統一判定部の動作を説
明するための概念図である。
【図4】 第1実施例における対象修正部の動作を示し
た図である。
【図5】 この発明に係る照査支援装置の第2実施例の
ブロック構成図である。
【図6】 第2実施例における動作を説明するための図
である。
【図7】 この発明に係る照査支援装置の第3実施例の
ブロック構成図である。
【図8】 第3実施例における動作を説明するための図
である。
【図9】 第3実施例において不統一被疑集合リストの
中から不統一被疑集合及び不統一被疑集合における統一
単語を決定する処理を示した図である。
【図10】 この発明に係る照査支援装置の第4実施例
の動作を説明するための図である。
【図11】 この発明に係る照査支援装置の第5実施例
の動作を説明するための図である。
【図12】 この発明に係る照査支援装置の第6実施例
の動作を説明するための図である。
【図13】 この発明に係る照査支援装置の第7実施例
の動作を説明するための図である。
【図14】 この発明に係る照査支援装置の第8実施例
の動作を説明するための図である。
【図15】 この発明に係る照査支援装置の第9実施例
の動作を説明するための図である。
【図16】 この発明に係る照査支援装置の第10実施
例の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 文書、2 単語、3 不統一被疑集合リスト、4
単語不統一解消情報、5 単語同定部、6 不統一判定
部、7 候補選出部、8 単語不統一が解消された文
書、9 対象修正部、11 対象単語決定部、12 対
象表示部、13不統一被疑集合、14 不統一被疑集合
指定部、15 対象単語統一語指定部、18 前方から
の並べ替え単語列、19 後方からの並べ替え単語列。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−143587(JP,A) 特開 平3−134162(JP,A) 特開 昭64−84367(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された文書を単語に分割する単語同
    定手段と、 分割された単語の列から不統一の可能性があると判断さ
    れた複数の単語を組にして構成される不統一対象単語に
    おける統一単語を決定し表示する候補選出手段と、 を有し、 前記候補選出手段は、 1乃至複数の不統一対象単語を含む不統一被疑集合リス
    トの中から統一処理の対象となる不統一対象単語を不統
    一被疑集合として決定する不統一被疑集合指定部と、 前記不統一被疑集合指定部が決定した不統一被疑集合に
    おける最終的な統一単語を決定する対象単語統一語指定
    部と、 を有し、 前記対象単語統一語指定部は、ユーザにより入力指定さ
    れた単語を受け付ける手段を有しており、不統一被疑集
    合における統一単語を決定する際にユーザにより入力指
    定された単語を当該不統一被疑集合に含まれる単語とは
    無関係に当該不統一被疑集合における統一単語とする
    とを特徴とする照査支援装置。
  2. 【請求項2】 前記不統一被疑集合指定部は、文書にお
    ける出現頻度の最も多い不統一対象単語を不統一被疑集
    合として決定することを特徴とする請求項1に記載の照
    査支援装置。
  3. 【請求項3】 前記不統一被疑集合指定部は、含まれる
    単語数の最も多い不統一対象単語を不統一被疑集合とし
    て決定することを特徴とする請求項1に記載の照査支援
    装置。
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