JP3505797B2 - 通信データ処理装置 - Google Patents
通信データ処理装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信されて来るデータ
中に、送信許可コードとか送信禁止コード等の特殊コー
ドが混在させられているデータを処理する通信データ処
理装置に関するものである。
中に、送信許可コードとか送信禁止コード等の特殊コー
ドが混在させられているデータを処理する通信データ処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】セントロニクスやSCSI等の高速のホ
ストインターフェースを通してデータを受け取る通信デ
ータ処理装置においては、通常、DMA転送(DMA…
ダイレクト・メモリ・アクセス)によってメモリやディ
スク等の記憶装置にデータを収納しておき、後にCPU
(中央演算処理装置)で処理する。ところが、送信され
て来るデータとデータとの間に、通信データ処理装置に
所定の動作を要請する信号である特殊コードが混って送
られて来る場合がある。
ストインターフェースを通してデータを受け取る通信デ
ータ処理装置においては、通常、DMA転送(DMA…
ダイレクト・メモリ・アクセス)によってメモリやディ
スク等の記憶装置にデータを収納しておき、後にCPU
(中央演算処理装置)で処理する。ところが、送信され
て来るデータとデータとの間に、通信データ処理装置に
所定の動作を要請する信号である特殊コードが混って送
られて来る場合がある。
【0003】そのような特殊コードとしては、例えば、
次のようなものがある。 ステータス送信コードCT …通信データ処理装置のステ
ータスを知らせよ。 送信禁止コードCS …通信データ処理装置からの送信を
禁止する。 送信許可コードCQ …通信データ処理装置からの送信を
許可する。
次のようなものがある。 ステータス送信コードCT …通信データ処理装置のステ
ータスを知らせよ。 送信禁止コードCS …通信データ処理装置からの送信を
禁止する。 送信許可コードCQ …通信データ処理装置からの送信を
許可する。
【0004】このような特殊コードが送られて来た場
合、特殊コードに対応した動作は、本来直ちに実行され
なければならない。しかし、前記のような通信データ処
理装置では、データ転送が全部終了してからCPUによ
る処理動作に移り、転送されて来たデータを順に処理し
て該特殊コードの番になった時に初めて実行される。こ
れでは対応動作が、時間的に遅れたものとなってしま
う。そこで、通信データ処理装置に特殊コード検出部を
設け、特殊コードを受信した段階で直ちに対応するよう
にした通信データ処理装置が考えられている。
合、特殊コードに対応した動作は、本来直ちに実行され
なければならない。しかし、前記のような通信データ処
理装置では、データ転送が全部終了してからCPUによ
る処理動作に移り、転送されて来たデータを順に処理し
て該特殊コードの番になった時に初めて実行される。こ
れでは対応動作が、時間的に遅れたものとなってしま
う。そこで、通信データ処理装置に特殊コード検出部を
設け、特殊コードを受信した段階で直ちに対応するよう
にした通信データ処理装置が考えられている。
【0005】図2は、そのような通信データ処理装置を
示す図である。図2において、1はシステムバス、2は
CPU、3はメモリ、4はホストインターフェース、5
は特殊コード検出部、5Aはステータス送信コード検出
回路、5Bは送信許可コード検出回路、5Cは送信禁止
コード検出回路、51はステータス送信コードレジス
タ、52はステータス送信コード比較器、53は送信許
可コードレジスタ、54は送信許可コード比較器、55
は送信禁止コードレジスタ、56は送信禁止コード比較
器、57はOR回路、6はDMAコントローラである。
示す図である。図2において、1はシステムバス、2は
CPU、3はメモリ、4はホストインターフェース、5
は特殊コード検出部、5Aはステータス送信コード検出
回路、5Bは送信許可コード検出回路、5Cは送信禁止
コード検出回路、51はステータス送信コードレジス
タ、52はステータス送信コード比較器、53は送信許
可コードレジスタ、54は送信許可コード比較器、55
は送信禁止コードレジスタ、56は送信禁止コード比較
器、57はOR回路、6はDMAコントローラである。
【0006】データは、外部の装置例えば、ホストコン
ピュータ等より送信されて来るが、そのデータはホスト
インターフェース4を通して受信される。逆に、通信デ
ータ処理装置より外部に対して送信する場合も、ホスト
インターフェース4を通して送信される。受信されたデ
ータは、DMAコントローラ6およびシステムバス1を
経由して、メモリ3にDMA転送される。
ピュータ等より送信されて来るが、そのデータはホスト
インターフェース4を通して受信される。逆に、通信デ
ータ処理装置より外部に対して送信する場合も、ホスト
インターフェース4を通して送信される。受信されたデ
ータは、DMAコントローラ6およびシステムバス1を
経由して、メモリ3にDMA転送される。
【0007】特殊コード検出部5は、送信されて来るデ
ータ中に特殊コードが混じっていた場合に、それを検出
するためのものであり、ステータス送信コード検出回路
5A,送信許可コード検出回路5Bおよび送信禁止コー
ド検出回路5Cとから成る。ステータス送信コード検出
回路5Aは、ステータス送信コードレジスタ51とステ
ータス送信コード比較器52とから構成されるが、ステ
ータス送信コードレジスタ51には、検出しようとして
いるステータス送信コードCT を設定しておく(例、
「14H」)。ステータス送信コード比較器52は、受
信したデータをステータス送信コードCT と比較し、そ
のコードが混じっていたらOR回路57に検出信号(ハ
イ)を送る。
ータ中に特殊コードが混じっていた場合に、それを検出
するためのものであり、ステータス送信コード検出回路
5A,送信許可コード検出回路5Bおよび送信禁止コー
ド検出回路5Cとから成る。ステータス送信コード検出
回路5Aは、ステータス送信コードレジスタ51とステ
ータス送信コード比較器52とから構成されるが、ステ
ータス送信コードレジスタ51には、検出しようとして
いるステータス送信コードCT を設定しておく(例、
「14H」)。ステータス送信コード比較器52は、受
信したデータをステータス送信コードCT と比較し、そ
のコードが混じっていたらOR回路57に検出信号(ハ
イ)を送る。
【0008】同様に、送信許可コード検出回路5Bは送
信許可コードレジスタ53と送信許可コード比較器54
とから構成され、送信禁止コード検出回路5Cは送信禁
止コードレジスタ55と送信禁止コード比較器56とか
ら構成される。そして、送信許可コードレジスタ53,
送信禁止コードレジスタ55には、それぞれ送信許可コ
ードCQ (例、「11H」),送信禁止コードC
S (例、「13H」)を設定しておき、送信許可コード
比較器54,送信禁止コード比較器56で検出する。こ
の例では、特殊コードの種類は3種としているが、必要
に応じて増加することが出来る。特殊コードを増加する
場合は、その特殊コードに対応して、コード設定用レジ
スタおよび比較器が設けられる。
信許可コードレジスタ53と送信許可コード比較器54
とから構成され、送信禁止コード検出回路5Cは送信禁
止コードレジスタ55と送信禁止コード比較器56とか
ら構成される。そして、送信許可コードレジスタ53,
送信禁止コードレジスタ55には、それぞれ送信許可コ
ードCQ (例、「11H」),送信禁止コードC
S (例、「13H」)を設定しておき、送信許可コード
比較器54,送信禁止コード比較器56で検出する。こ
の例では、特殊コードの種類は3種としているが、必要
に応じて増加することが出来る。特殊コードを増加する
場合は、その特殊コードに対応して、コード設定用レジ
スタおよび比較器が設けられる。
【0009】OR回路57の出力は、DMAコントロー
ラ6とCPU2とに送られる。ハイの出力が出た時、D
MAコントローラ6に対しては、DMA転送の中断を指
令し、CPU2に対しては割り込みをかける。OR回路
57は、いずれか1つの入力がハイであればハイの出力
を出すから、いずれかの特殊コードが検出された場合、
DMA転送を中断すると共に、CPU2に割り込みをか
けることになる。CPU2が、特殊コードに対応した処
理(例、ステータス信号を送出したり、送信許可あるい
は送信禁止を表すフラグをソフト的に作成するというよ
うな処理)を済ませた後、DMA転送が再開される。
ラ6とCPU2とに送られる。ハイの出力が出た時、D
MAコントローラ6に対しては、DMA転送の中断を指
令し、CPU2に対しては割り込みをかける。OR回路
57は、いずれか1つの入力がハイであればハイの出力
を出すから、いずれかの特殊コードが検出された場合、
DMA転送を中断すると共に、CPU2に割り込みをか
けることになる。CPU2が、特殊コードに対応した処
理(例、ステータス信号を送出したり、送信許可あるい
は送信禁止を表すフラグをソフト的に作成するというよ
うな処理)を済ませた後、DMA転送が再開される。
【0010】図3は、従来例におけるデータ転送状況を
示す図である。(イ)は送信されて来るデータおよび特
殊コードを示し、(ロ)はそれらの通信データ処理装置
内での処理時間を示している。t1 〜t6 は時刻、T1
〜T3 は割込処理時間である。データD1 の後にステー
タス送信コードCT が送られて来ているので、それを検
出すると直ぐに割り込み処理が行われる。T1 は、その
割込処理時間である。それが終わった後、次のデータD
2 のDMA転送が再開される。以下、送信許可コードC
Q ,送信禁止コードCS 等の特殊コードが検出される度
に、同様の処理が行われる。
示す図である。(イ)は送信されて来るデータおよび特
殊コードを示し、(ロ)はそれらの通信データ処理装置
内での処理時間を示している。t1 〜t6 は時刻、T1
〜T3 は割込処理時間である。データD1 の後にステー
タス送信コードCT が送られて来ているので、それを検
出すると直ぐに割り込み処理が行われる。T1 は、その
割込処理時間である。それが終わった後、次のデータD
2 のDMA転送が再開される。以下、送信許可コードC
Q ,送信禁止コードCS 等の特殊コードが検出される度
に、同様の処理が行われる。
【0011】なお、このような通信データ処理装置に関
連する文献としては、例えば、特開平4−68433 号公
報,特開平4−353477号公報,特開平4−123160号公
報,特開平4−44333 号公報がある。
連する文献としては、例えば、特開平4−68433 号公
報,特開平4−353477号公報,特開平4−123160号公
報,特開平4−44333 号公報がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の通信デ
ータ処理装置では、特殊コードを受信する度にDMA転
送を中断し、CPUへの割り込み処理を行い、それが済
んでからDMA転送を再開していたので、データの転送
が遅らされ、転送効率が悪いという問題点があった。本
発明は、このような問題点を解決することを課題とする
ものである。
ータ処理装置では、特殊コードを受信する度にDMA転
送を中断し、CPUへの割り込み処理を行い、それが済
んでからDMA転送を再開していたので、データの転送
が遅らされ、転送効率が悪いという問題点があった。本
発明は、このような問題点を解決することを課題とする
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、受信信号に含まれるデータをC
PUの処理を伴わずにメモリに転送するDMAコントロ
ーラを有する通信データ処理装置において、前記受信信
号に含まれる前記CPUに対する処理を要請する第1の
特殊コードを検出する第1の特殊コード検出手段と、前
記受信信号に含まれる前記CPUの直接処理を伴わない
設定動作を要請する第2の特殊コードを検出する第2の
特殊コード検出手段と、前記第2の特殊コード検出手段
による前記第2の特殊コードの検出に対応して該第2の
特殊コードに対応した設定動作を行う設定手段と、前記
第1の特殊コード検出手段により前記第1の特殊コード
が検出された場合は、前記DMAコントローラによるD
MA転送を中断させるとともに、前記CPUに対する割
り込み信号を発生し、前記第2の特殊コード検出手段に
より前記第2の特殊コードが検出された場合は、前記設
定手段による設定動作を行うとともに、該第2の特殊コ
ードをスキップして前記DMAコントローラによるDM
A転送を続行する制御手段とを具備することを特徴とす
る。 また、請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第1の特殊コードは、所定のステータスを知ら
せるステータス送信コードであり、前記第2の特殊コー
ドは、送信の禁止を設定する送信禁止コード若しくは送
信の許可を設定する送信許可コードであることを特徴と
する。
め、請求項1の発明は、受信信号に含まれるデータをC
PUの処理を伴わずにメモリに転送するDMAコントロ
ーラを有する通信データ処理装置において、前記受信信
号に含まれる前記CPUに対する処理を要請する第1の
特殊コードを検出する第1の特殊コード検出手段と、前
記受信信号に含まれる前記CPUの直接処理を伴わない
設定動作を要請する第2の特殊コードを検出する第2の
特殊コード検出手段と、前記第2の特殊コード検出手段
による前記第2の特殊コードの検出に対応して該第2の
特殊コードに対応した設定動作を行う設定手段と、前記
第1の特殊コード検出手段により前記第1の特殊コード
が検出された場合は、前記DMAコントローラによるD
MA転送を中断させるとともに、前記CPUに対する割
り込み信号を発生し、前記第2の特殊コード検出手段に
より前記第2の特殊コードが検出された場合は、前記設
定手段による設定動作を行うとともに、該第2の特殊コ
ードをスキップして前記DMAコントローラによるDM
A転送を続行する制御手段とを具備することを特徴とす
る。 また、請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第1の特殊コードは、所定のステータスを知ら
せるステータス送信コードであり、前記第2の特殊コー
ドは、送信の禁止を設定する送信禁止コード若しくは送
信の許可を設定する送信許可コードであることを特徴と
する。
【0014】
【作 用】データと混在して送られて来る特殊コードと
してステータス送信コード等のCPUに対する処理を要
請する第1の特殊コードが送られて来た時には、DMA
転送を中断するとともに、CPUに割り込みをかける。
しかし、送信許可コード若しくは送信禁止コード等のC
PUの直接処理を伴わない設定動作を要請する第2の特
殊コードが送られて来た時には、設定手段による該第2
の特殊コードに対応する設定動作を行うとともに、該第
2の特殊コードをスキップしてDMAコントローラによ
るDMA転送を続行する。これにより、DMA転送が中
断される時間が少なくなり、転送効率が向上する。
してステータス送信コード等のCPUに対する処理を要
請する第1の特殊コードが送られて来た時には、DMA
転送を中断するとともに、CPUに割り込みをかける。
しかし、送信許可コード若しくは送信禁止コード等のC
PUの直接処理を伴わない設定動作を要請する第2の特
殊コードが送られて来た時には、設定手段による該第2
の特殊コードに対応する設定動作を行うとともに、該第
2の特殊コードをスキップしてDMAコントローラによ
るDMA転送を続行する。これにより、DMA転送が中
断される時間が少なくなり、転送効率が向上する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の通信データ処理装置を示
す図である。符号は図2のものと対応し、7はフラグレ
ジスタである。図2と同じ符号のものは同様のものであ
るので、説明は省略する。フラグレジスタ7は、この通
信データ処理装置から送信元であるホストコンピュータ
へ、現在送信することが許されているか否かを示すフラ
グを表示する場所として設置されたものである。
に説明する。図1は、本発明の通信データ処理装置を示
す図である。符号は図2のものと対応し、7はフラグレ
ジスタである。図2と同じ符号のものは同様のものであ
るので、説明は省略する。フラグレジスタ7は、この通
信データ処理装置から送信元であるホストコンピュータ
へ、現在送信することが許されているか否かを示すフラ
グを表示する場所として設置されたものである。
【0016】ホストコンピュータから送信許可コードC
Q が送られて来た時には、フラグレジスタ7にフラグを
セットし、送信禁止コードCS が送られて来た時には、
リセットする。即ち、送信許可コード比較器54が、送
信されて来るデータ中に送信許可コードCQ を検出した
時には、その出力でフラグをセットする。一方、送信禁
止コード比較器56が送信禁止コードCS を検出した時
には、その出力でフラグをリセットする。
Q が送られて来た時には、フラグレジスタ7にフラグを
セットし、送信禁止コードCS が送られて来た時には、
リセットする。即ち、送信許可コード比較器54が、送
信されて来るデータ中に送信許可コードCQ を検出した
時には、その出力でフラグをセットする。一方、送信禁
止コード比較器56が送信禁止コードCS を検出した時
には、その出力でフラグをリセットする。
【0017】そして、この通信データ処理装置からホス
トコンピュータへ、何らかの送信を行おうとするプログ
ラムが動作されようとした時には、そのプログラム中に
フラグレジスタ7の値を確認するステップを入れてお
く。確認した時に、フラグがセットされていれば送信を
実行するし、リセットされていれば送信を実行しない。
トコンピュータへ、何らかの送信を行おうとするプログ
ラムが動作されようとした時には、そのプログラム中に
フラグレジスタ7の値を確認するステップを入れてお
く。確認した時に、フラグがセットされていれば送信を
実行するし、リセットされていれば送信を実行しない。
【0018】フラグレジスタ7のフラグに関係する特殊
コード、即ち、送信許可コードCQおよび送信禁止コー
ドCS は、本発明においては、フラグレジスタ7に対す
る処理(セット,リセット)を済ませば、送られて来た
目的は達成されたことになるので、いまさらメモリ3に
格納する必要はない。そこで、送信許可コード比較器5
4,送信禁止コード比較器56は、DMAコントローラ
6に対し、それらが検出した特殊コードは飛び越して
(スキップして)、データの転送を行うように指示す
る。
コード、即ち、送信許可コードCQおよび送信禁止コー
ドCS は、本発明においては、フラグレジスタ7に対す
る処理(セット,リセット)を済ませば、送られて来た
目的は達成されたことになるので、いまさらメモリ3に
格納する必要はない。そこで、送信許可コード比較器5
4,送信禁止コード比較器56は、DMAコントローラ
6に対し、それらが検出した特殊コードは飛び越して
(スキップして)、データの転送を行うように指示す
る。
【0019】なお、ステータス送信コード比較器52が
ステータス送信コードCT を検出した時には、従来と同
様に動作する。即ち、ステータス送信コードCT が送ら
れて来た時には、DMAコントローラ6に対してDMA
転送を中断する指令を出すと共に、CPU2に割り込み
をかけ、この通信データ処理装置のステータス信号を送
出する動作を行う。それが済んでから、DMA転送を再
開する。
ステータス送信コードCT を検出した時には、従来と同
様に動作する。即ち、ステータス送信コードCT が送ら
れて来た時には、DMAコントローラ6に対してDMA
転送を中断する指令を出すと共に、CPU2に割り込み
をかけ、この通信データ処理装置のステータス信号を送
出する動作を行う。それが済んでから、DMA転送を再
開する。
【0020】図4は、本発明におけるデータ転送状況を
示す図である。符号は、図3のものに対応している。ス
テータス送信コードCT が送られて来た時には、従来と
同様、DMA転送を中断し、割り込み処理をしている。
しかし、送信許可コードCQや送信禁止コードCS が送
られて来た時には、DMA転送を中断して割り込み処理
をすることはせず、特殊コードはスキップしてデータの
転送を続行している。図4(ロ)を図3(ロ)と対比す
れば分かるように、割込処理時間がT1 +T2+T3 か
らT1 だけに減少しており、データの転送が早められて
いる。即ち、データの転送効率が向上する。
示す図である。符号は、図3のものに対応している。ス
テータス送信コードCT が送られて来た時には、従来と
同様、DMA転送を中断し、割り込み処理をしている。
しかし、送信許可コードCQや送信禁止コードCS が送
られて来た時には、DMA転送を中断して割り込み処理
をすることはせず、特殊コードはスキップしてデータの
転送を続行している。図4(ロ)を図3(ロ)と対比す
れば分かるように、割込処理時間がT1 +T2+T3 か
らT1 だけに減少しており、データの転送が早められて
いる。即ち、データの転送効率が向上する。
【0021】前記実施例では、送信許可コードと送信禁
止コードについて述べたが、本発明は、他の場合、例え
ばシフトインとシフトアウト等のコントロールコードに
も適用出来る。
止コードについて述べたが、本発明は、他の場合、例え
ばシフトインとシフトアウト等のコントロールコードに
も適用出来る。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く本発明のデータ処理装置
によれば、データと混在して送られて来る特殊コードと
してCPUに対する処理を要請する第1の特殊コードが
送られて来た時には、DMA転送を中断するとともに、
CPUに割り込みをかけるが、CPUの直接処理を伴わ
ない設定動作を要請する第2の特殊コードが送られて来
た時には、設定手段による第2の特殊コードに対応する
設定動作を行うとともに、該第2の特殊コードをスキッ
プしてDMAコントローラによるDMA転送を続行す
る。これにより、DMA転送が中断される時間が少なく
なり、転送効率が向上する。
によれば、データと混在して送られて来る特殊コードと
してCPUに対する処理を要請する第1の特殊コードが
送られて来た時には、DMA転送を中断するとともに、
CPUに割り込みをかけるが、CPUの直接処理を伴わ
ない設定動作を要請する第2の特殊コードが送られて来
た時には、設定手段による第2の特殊コードに対応する
設定動作を行うとともに、該第2の特殊コードをスキッ
プしてDMAコントローラによるDMA転送を続行す
る。これにより、DMA転送が中断される時間が少なく
なり、転送効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の通信データ処理装置を示す図
【図2】 従来の通信データ処理装置を示す図
【図3】 従来例におけるデータ転送状況を示す図
【図4】 本発明におけるデータ転送状況を示す図
1…システムバス、2…CPU、3…メモリ、4…ホス
トインターフェース、5…特殊コード検出部、5A…ス
テータス送信コード検出回路、5B…送信許可コード検
出回路、5C…送信禁止コード検出回路、51…ステー
タス送信コードレジスタ、52…ステータス送信コード
比較器、53…送信許可コードレジスタ、54…送信許
可コード比較器、55…送信禁止コードレジスタ、56
…送信禁止コード比較器、57…OR回路、6…DMA
コントローラ、7…フラグレジスタ、CT …ステータス
送信コード、CQ …送信許可コード、CS …送信禁止コ
ード、D1 〜D4 …データ、T1 〜T3 …割込処理時間
トインターフェース、5…特殊コード検出部、5A…ス
テータス送信コード検出回路、5B…送信許可コード検
出回路、5C…送信禁止コード検出回路、51…ステー
タス送信コードレジスタ、52…ステータス送信コード
比較器、53…送信許可コードレジスタ、54…送信許
可コード比較器、55…送信禁止コードレジスタ、56
…送信禁止コード比較器、57…OR回路、6…DMA
コントローラ、7…フラグレジスタ、CT …ステータス
送信コード、CQ …送信許可コード、CS …送信禁止コ
ード、D1 〜D4 …データ、T1 〜T3 …割込処理時間
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 南 秀樹
埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士
ゼロックス株式会社内
(72)発明者 杉田 浩
埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士
ゼロックス株式会社内
(72)発明者 田中 智
埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士
ゼロックス株式会社内
(56)参考文献 特開 平4−353477(JP,A))
特開 平4−68433(JP,A))
特開 平4−123160(JP,A))
特開 昭61−75450(JP,A)
特開 昭64−61848(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 13/28 310
WPI(DIALOG)
Claims (2)
- 【請求項1】 受信信号に含まれるデータをCPUの処
理を伴わずにメモリに転送するDMAコントローラを有
する通信データ処理装置において、 前記受信信号に含まれる前記CPUに対する処理を要請
する第1の特殊コードを検出する第1の特殊コード検出
手段と、 前記受信信号に含まれる前記CPUの直接処理を伴わな
い設定動作を要請する第2の特殊コードを検出する第2
の特殊コード検出手段と、 前記第2の特殊コード検出手段による前記第2の特殊コ
ードの検出に対応して該第2の特殊コードに対応した設
定動作を行う設定手段と、 前記第1の特殊コード検出手段により前記第1の特殊コ
ードが検出された場合は、前記DMAコントローラによ
るDMA転送を中断させるとともに、前記CPUに対す
る割り込み信号を発生し、前記第2の特殊コード検出手
段により前記第2の特殊コードが検出された場合は、前
記設定手段による設定動作を行うとともに、該第2の特
殊コードをスキップして前記DMAコントローラによる
DMA転送を続行する制御手段とを具備することを特徴
とする通信データ処理装置。 - 【請求項2】 前記第1の特殊コードは、 所定のステータスを知らせるステータス送信コードであ
り、 前記第2の特殊コードは、 送信の禁止を設定する送信禁止コード若しくは送信の許
可を設定する送信許可コードであることを特徴とする請
求項1記載の通信データ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18292194A JP3505797B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 通信データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18292194A JP3505797B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 通信データ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0830543A JPH0830543A (ja) | 1996-02-02 |
JP3505797B2 true JP3505797B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=16126713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18292194A Expired - Fee Related JP3505797B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 通信データ処理装置 |
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