JP3504708B2 - 眼用レンズ研削装置 - Google Patents

眼用レンズ研削装置

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JP3504708B2
JP3504708B2 JP00088194A JP88194A JP3504708B2 JP 3504708 B2 JP3504708 B2 JP 3504708B2 JP 00088194 A JP00088194 A JP 00088194A JP 88194 A JP88194 A JP 88194A JP 3504708 B2 JP3504708 B2 JP 3504708B2
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lens
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ノーシュ ミシェル
ギュイーユルマン ローラン
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エシロル アンテルナシヨナル コンパーニュ ジェネラル ドプテーク
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B47/00Drives or gearings; Equipment therefor
    • B24B47/22Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation
    • B24B47/225Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation for bevelling optical work, e.g. lenses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
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    • B24B9/148Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms electrically, e.g. numerically, controlled

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼用レンズの外周部を
研削するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、眼の分野では、眼用レンズのばり
取り、面取り、溝削りを行うために、研削装置が使用さ
れている。ばり取りは、略円形の眼用レンズの外周部
(輪郭)を、眼用レンズを取付けるフレームの輪郭に合
致させる作業である。したがってこの作業は、レンズ外
周部の任意の部分を除去するものである。
【0003】ばり取りの後に行われる眼用レンズの面取
りは、レンズの外周部の横断面形状を、眼鏡フレームに
通常設けられる溝の形状に合致させて、その溝へのレン
ズの嵌め込みを可能にする。したがって面取りは、レン
ズ外周部に略三角形のリブ(斜面)を形成する作業であ
る。眼用レンズの溝削りは、やはりレンズのばり取りの
後に行われる作業である。この作業の目的は、レンズを
ある種のフレームに嵌め込めるようにレンズの外周部の
横断面形状を適合させることである。その種のフレーム
は、フレームの内周部のどこにも溝を持たず、したがっ
て、例えばフレームはレンズの上部に対応するだけであ
り、レンズの下部は透明な細糸によって所定位置に保持
される。この場合、レンズの外周部に、溝(最も頻繁に
は三角形又は半円形断面を有する)を設ける必要があ
る。
【0004】最も頻繁には、これら3つの作業は、複数
の砥石車を備えた1つの研削装置において実施される。
この種の装置は周知であり、広く市販されている。その
一例は、本願出願人によるフランス特許2,543,0
39号(対応米国特許4,596,091号)に開示さ
れる。この種の研削装置は一般に、1つ又は複数のダイ
ヤモンド砥石車(しばしば相互連結されてダイヤモンド
砥石車列を形成し、1軸の周りを回動可能に装着され
る)と、レンズを担持するための揺動式フレーム頭とを
支持するフレーム体を備える。フレーム頭には、加工さ
れる眼用レンズを受取り、保持し、かつ回転させるため
の把持手段が装備される。この種の研削装置では、フレ
ーム頭と砥石車(列)とは、第1に砥石車の軸方向へ
(軸方向移動)かつ第2にその軸に略直交する方向へ
(いわゆる半径方向移動)相対的に移動する。軸方向へ
の相対移動は、1つの砥石車から他の砥石車への切換え
を可能にするとともに、面取り又は溝削り作業の間にレ
ンズ外周部の輪郭の成形を可能にする。略半径方向への
相対移動は、非円形のレンズの加工を可能にする。本発
明は、研削装置における揺動式フレーム頭の、砥石車に
対する略半径方向移動に関する考察である。
【0005】最も頻繁には、砥石車(列)は第1軸に回
動可能に装着され、フレーム頭は第1軸に平行な第2軸
に摺動及び回動可能に装着される。またフレーム頭は、
砥石車(列)の軸に直交して移動するように装着される
場合もある。公知の装置では、付勢手段がフレーム頭を
砥石車の軸に向かって付勢する。この付勢手段は、重力
のみに、又は重力とばねや平衡錘等の手段との複合効果
に頼っている。したがって、本願出願人による前述の特
許では、フレーム頭を砥石車の軸に向かって付勢する付
勢手段は、重力と張力可変ばねとの効果に頼っている。
【0006】従来の装置では、レンズの所望最終形状を
有するテンプレートが、レンズと共にその軸に装着され
る。バーニヤは、砥石車の軸に関して固定式に装着さ
れ、その端部に、バーニヤがテンプレートに接触する際
の部位を決めるフィーラを備える。より最近の装置で
は、テンプレートはディスクに置き換えられ、バーニヤ
は、成形しようとするレンズの形状に従って、バーニヤ
の水平軸に実質的に沿って移動する。バーニヤの端部に
設けられたフィーラは、同様にバーニヤがディスクに接
触する際の部位を決める。いずれの装置でも、バーニヤ
のフィーラがレンズの所与の傾斜位置にてテンプレート
又はディスクに接触するとき、その傾斜位置で加工が完
了する。
【0007】このように、全加工工程、すなわちばり取
り、面取り、溝削りの間に、レンズは付勢手段の作用に
よって1つの砥石車に当接される。バーニヤのフィーラ
とテンプレート又はディスクとの接触は、各傾斜位置に
おいて加工を終了する時期の正確な決定を可能にする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による上記の
装置は幾つかの欠点を有する。まず、フレーム頭は、使
用中に付勢手段の作用によって砥石車に当接されるレン
ズに支持されるだけである。その結果、フレーム頭は制
御不能な振動に曝される危惧があり、単に重力や弾性的
付勢手段又は平衡錘によって生じる力からなる付勢手段
では、このような振動を排除することはできない。
【0009】また、付勢手段は、平衡錘からなる場合は
レンズに一定の力を加え、弾性ばね手段を使用した場合
は略一定の力を加える。その結果、高強度プラスチック
レンズの場合、過度の力が砥石車に作用してモータを停
止させてしまうことがある。極薄レンズの場合は、反対
にこの一定負荷が強過ぎてレンズを破損することがあ
る。
【0010】さらに、従来の装置は複雑であることが避
けられず、幾分か不合理な加工サイクルが適用される。
したがって、1つの加工態様は、レンズの1回転方向を
選択すること、及びバーニヤのフィーラがテンプレート
又はディスクに接触する都度、この回転方向を変えるこ
とにある。さらに、従来の装置はその実際の構造の故
に、組込みの検出手段から出力信号が発せられる前に所
定の最小距離だけ移動するようバーニヤの端部に設けら
れたフィーラの必要性に起因して、正確さの点で本質的
に制限される。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの欠点
を払拭するものであり、付勢手段やバーニヤのフィーラ
によって生じる振動、軸方向運動、及び反発動作の問題
に対する解決策を提供する。本発明によれば、研削装置
を調整することなく、成形されるガラスの種類に加工工
程を適応させることが可能となる。また本発明は、従来
装置のように平衡錘や長寸ばねを使用することなく、よ
り迅速かつ正確な加工を可能にする。
【0012】したがって本発明は、砥石車軸に回転可能
に装着され、モータによって駆動される少なくとも
砥石車と、砥石車軸に平行なフレーム頭軸に揺動可能
に装着され、眼用レンズを把持かつ保持して眼用レンズ
をレンズ軸の周りで回転させる把持手段を備えるととも
に、眼用レンズを砥石車に接触させるように配置される
揺動式のフレーム頭と、フレーム頭軸に関するフレーム
頭の傾斜位置を制御するバーニヤとを具備する眼用レン
ズ研削装置において、バーニヤとフレーム頭とを相互に
連結する積極的連結を備え、この積極的連結は、バーニ
ヤが、バーニヤの長手軸に実質的に沿った移動により
積極的連結を介して、フレーム頭軸に関するフレーム頭
の傾斜位置を直接に制御できるようにするものであるこ
と、を特徴とする眼用レンズ研削装置を提供する。
【0013】1つの好適な特徴によれば、揺動フレーム
頭はフレーム頭軸に沿って摺動可能であり、積極的連結
が、フレーム頭軸に沿った揺動フレーム頭の摺動動作の
間に揺動フレーム頭の傾斜位置を決定する。1つの実施
例では、積極的連結は長円形スロットを有した溝付部材
を備え、揺動フレーム頭に装着されたディスクが長円形
スロットに係合する。
【0014】この実施例では、好ましくはディスクが把
持手段の軸に装着され、かつ好ましくはディスクが、フ
レーム頭軸に沿った揺動フレーム頭の摺動動作の間に溝
付部材の内側で移動する。好ましくは、研削装置はレン
ズの厚みを評価する評価手段をさらに具備し、バーニヤ
を駆動するモータの動作が評価手段から送られるデータ
に関連して制御される。
【0015】他の実施例では、バーニヤがロッドを備
積極的連結がロッドの一端部とフレーム頭とを相互
に連結するものであり、研削装置は、ロッドの他端
連結されるねじジャッキ手段と、ねじジャッキ手段を駆
動するモータとをさらに具備する。この場合、ねじジャ
ッキ手段を駆動するモータが、揺動フレーム頭の軸、砥
石車の軸、及びレンズの軸に平行な軸の周りを回動する
回り継手によって、研削装置のフレーム体に装着され
る。
【0016】好ましくは、ロッドの端部が、揺動フレ
ーム頭に固定されたシャフトの周りを回動する回り継手
によって揺動フレーム頭に連結される。他の好適な特徴
によれば、ねじジャッキ手段を駆動するモータが、把持
手段の傾斜位置とレンズに付与される形状とに関連して
制御される。ねじジャッキ手段を駆動するモータのトル
クが、砥石車を駆動するモータのトルクに関連して調整
されることも好ましい。
【0017】本発明の他の目的、利点、及び特徴は、添
付図面を参照して非限定的な例として与えられる本発明
の2つの実施例の説明により、一層明らかとなろう。
【0018】
【実施例】図3は、従来技術による公知の研削装置を示
す。この装置のフレーム体は図示しない。この研削装置
は、モータ3によって砥石車軸2の周りを回動される砥
石車(列)1を備える。さらにこの装置は揺動式フレー
ム頭4を備え、フレーム頭4は、砥石車軸2に平行なフ
レーム頭軸7に関して摺動可能(矢印5)かつ揺動可能
(矢印6)に装着される。フレーム頭4は、レンズ10
を保持するピンからなる把持手段8,9を備え、把持手
段8,9は、砥石車軸2及びフレーム頭軸7に平行なレ
ンズ軸11の周りでレンズ10を回動する。ディスク1
2は、レンズ軸11に装着されてそれと共に回動する。
ディスク12に隣接する端部にフィーラ14を備えたバ
ーニヤ13は、砥石車軸2に直交して配置され、モータ
15の駆動により長手軸に沿って移動して、フィーラ1
4をディスク12に接触させる。また、戻りばねからな
る付勢手段16は、フレーム頭4にてレンズ10を担持
するレンズ軸11を、バーニヤ13の長手方向へ砥石車
軸2に向けて付勢する。
【0019】レンズの加工の間、付勢手段13はレンズ
10を砥石車1に当接し続ける。所与の傾斜位置でレン
ズの加工が終了すると、バーニヤ13のフィーラ14は
ディスク12に接触する。続いて、レンズ外周部の他の
諸部位で、それぞれフィーラ14がディスク12に接触
するまで加工が継続される。図3の装置は、前述のよう
な欠点を有する。
【0020】図1は、本発明に係る研削装置の第1実施
例を示す。図3に示した構成部品と同一の構成部品は、
同一の参照符号を付してその説明を省略する。図1の研
削装置は、バーニヤ13の端部にフィーラが担持され
ず、その代わりに溝付ブロック17が担持される。溝付
ブロック17は長円形のスロット18を備え、レンズ軸
11に装着されたディスク12がスロット18内で移動
する。ディスク12を、レンズ軸11に装着された軸受
に置き換えることは有利である。図1の研削装置は、付
勢手段16を有しない。その結果、本発明に係る研削装
置では、溝付ブロック17の存在によって、モータ15
に駆動されるバーニヤ13とフレーム頭4との間に積極
的連結が付与される。したがって、フレーム頭軸7に関
するフレーム頭4の傾斜位置は、バーニヤ13の位置に
よって直接に制御される。
【0021】図1に示すような本発明に係る装置では、
バーニヤ13の動作はモータ15によって制御される。
モータ15は、把持手段8,9の傾斜位置、したがって
加工中のレンズの傾斜位置に関連して制御される。バー
ニヤ13のモータ15は、レンズの完成形状にも関連し
て制御されることが明らかである。その形状は、適当な
装置によって眼鏡フレームから読み取られるか、又は研
削装置に記憶されたテンプレートに対応する。
【0022】図2は、本発明に係る研削装置の第2実施
例を示す。図1に示した構成部品と同一の構成部品は、
同一の参照符号を付してその説明を省略する。図2の研
削装置では、フレーム頭4は、矢印6で示すようにフレ
ーム頭軸7に関する回動動作のみを行なう。他方、砥石
車列1と砥石車モータ3とからなる全組体は、矢印5´
で示すように砥石車軸2に沿って移動する。図2の実施
例では、バーニヤ13は、回り継手によってフレーム頭
4の一端部に連結されるロッド19からなる。回り継手
は、フレーム頭に固定されたシャフト20に枢着され
る。ロッド19の他端部は、同心配置されたねじジャッ
キ手段21に連結される。ねじジャッキ手段21は、そ
れを回動するためのモータ22の内部に取付けられる。
モータ22は、回り継手を介して研削装置のフレーム体
に搭載される。この回り継手は、シャフト20及び各軸
7,11,2(図2参照)に平行な軸に関して回動す
る。
【0023】図2の装置は、図1の装置と実質的同一の
手順で作動する。モータ22の駆動によるねじジャッキ
手段21の回動は、ロッド19、ねじジャッキ手段2
1、及びモータ22からなるバーニヤの長さを変化させ
る。したがって、ロッドをフレーム頭に連結する回り継
手とモータ22を研削装置のフレーム体に連結する回り
継手との間の距離は、レンズの完成形状に関連して変化
し、それによりフレーム頭軸7に関して揺動する際のフ
レーム頭4の位置が制御される。
【0024】本発明によれば、フレーム頭軸7に関する
あらゆる動作を排除することができ、それにより反発動
作や振動等、レンズ加工に害を及ぼす様々な現象が防止
される。また本発明によれば、レンズ10を砥石車1に
当接する力を、モータ3及びモータ5又は22のそれ
ぞれのトルク制御によって調整できる。このようにして
本発明は、レンズを砥石車に当接する力を、加工工程の
様々な様態に対応して変化させることを可能にする。公
知の装置で使用された負荷よりもずっと大きな負荷を、
平衡錘やばねを用いることなく使用することができる。
押付け力は、異なる加工様態毎に変更できる。したがっ
て、ばり取りの間にレンズに高い負荷をかけることがで
き、レンズの仕上げ精度を劣化させることなく加工時間
の削減が可能となる。レンズを砥石車に押付ける力を調
節したいときは、バーニヤのモータ15又は22を、砥
石車駆動用のモータ3のトルクに関連して制御すること
ができる。このようにして、砥石車の駆動モータが停止
する可能性は全て回避され、加工が迅速化される。
【0025】押付け力の変化量は、レンズの厚みに対応
して有利に調整される。レンズの外周部の厚みを測定す
る装置は、本願出願人による前述の米国特許4,59
6,091号に開示される。この測定装置は、センサを
構成する2つのフィーラを備えた読取り部からなる。2
つのフィーラは、加工されるレンズの面に適用される。
薄いガラスの場合、本発明によれば、フレーム頭に加わ
る付勢動作を低減できるので、レンズを破損する危惧が
制限される。バーニヤ13の位置を決めるモータ15又
は22は、2つのセンサから供給されるデータを考慮し
て制御される。したがって、フレーム頭の位置はレンズ
の厚みを考慮して決められ、厚いガラスには高い負荷
を、かつ薄いガラスには低い負荷をかけることができ
る。
【0026】面取り又は溝削りを含むレンズの仕上げ段
階では、砥石車に対するレンズの圧力を要求される力に
対応して変化させることができる。例えば、レンズ外周
部の平坦部分において、圧力を増加させかつレンズの回
転速度を減少させることができる。同様に、コーナー部
分においても、圧力を増加させかつレンズ回転速度を減
少させることができる。このような制御により、レンズ
形状の極めて正確な加工が実施可能となる。本発明によ
れば、このような制御は、バーニヤ13の位置、及び積
極的連結を介してフレーム頭4の位置を決めるモータ1
5又は22を制御することにより、容易に得られる。
【0027】図1及び図2は、現行の研削装置ですぐに
実施するのに適した本発明の幾つかの可能な実施例を示
すだけである。本発明の他の実施例も提供できることは
明らかである。特に、図1の実施例におけるディスク又
は軸受12は、レンズ10を支持する軸11と一体であ
る必要はなく、図2の実施例のように、レンズ軸11に
関して偏移したシャフトに担持されてもよい。フレーム
頭が片持ち式に装着される研削装置の場合、ブロック1
7のスロットは長円形である必要はない。図1の実施例
において、長円形スロットは、バーニヤがその軸線を平
行に維持しつつフレーム頭4が揺動することを可能にす
る。また、溝付ブロック17の厚みは、バーニヤ13と
フレーム頭4との間の積極的連結を失う危惧なく、フレ
ーム頭が軸方向へ移動することを可能にする。図2の実
施例では、これらの特徴は全バーニヤ組体13の揺動動
作によって置き換えられる。
【0028】本発明は明らかに、上記及び図示の実施例
に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され
た発明の範囲から逸脱することなく、当業者に有効な様
々な修正を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による研削装置を示す。
【図2】本発明の第2実施例を示す。
【図3】従来技術による公知の研削装置の図である。
【符号の説明】
1…砥石車 2…砥石車軸 3…モータ 4…揺動フレーム頭 7…フレーム頭軸 8,9…把持手段 10…レンズ 11…レンズ軸 12…ディスク 13…バーニヤ 15…モータ 17…溝付ブロック 18…スロット 19…ロッド 20…シャフト 21…ねじジャッキ手段 22…モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−71156(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 9/14

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥石車軸に回転可能に装着され、モータ
    によって駆動される少なくともつの砥石車と、前記砥
    石車軸に平行なフレーム頭軸に揺動可能に装着され、眼
    用レンズを把持かつ保持して該眼用レンズをレンズ軸の
    周りで回転させる把持手段を備えるとともに、該眼用レ
    ンズを前記砥石車に接触させるように配置される揺動
    フレーム頭と、前記フレーム頭軸に関する前記フレー
    ム頭の傾斜位置を制御するバーニヤとを具備する眼用レ
    ンズ研削装置において、 前記バーニヤと前記フレーム頭とを相互に連結する 積極
    的連結を備え、 前記積極的連結は、前記バーニヤが、 該バーニヤの長手
    軸に実質的に沿った移動により、該積極的連結を介し
    て、前記フレーム頭軸に関する前記フレーム頭の前記
    斜位置を直接に制御できるようにするものであること、 を特徴とする 眼用レンズ研削装置。
  2. 【請求項2】 前記フレーム頭は前記フレーム頭軸に沿
    って摺動可能であり、前記積極的連結が、該フレーム頭
    軸に沿った該フレーム頭の摺動動作の間に該フレーム頭
    の傾斜位置を決定する請求項1に記載の研削装置。
  3. 【請求項3】 前記積極的連結は長円形スロットを有し
    た溝付部材を備え、前記フレーム頭に装着されたディス
    クが該長円形スロットに係合する請求項1又は2に記載
    の研削装置。
  4. 【請求項4】 前記ディスクが前記把持手段の軸に装着
    される請求項3に記載の研削装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスクが、前記フレーム頭軸に沿
    った前記フレーム頭の摺動動作の間に、前記溝付部材の
    内側で移動する請求項3又は4に記載の研削装置。
  6. 【請求項6】 前記バーニヤの動作が、前記把持手段の
    傾斜位置と前記レンズに付与される形状とに関連して制
    御されるモータにより決定される請求項1〜5のいずれ
    か1つに記載の研削装置。
  7. 【請求項7】 前記バーニヤを駆動する前記モータのト
    ルクが、前記砥石車を駆動する前記モータのトルクに関
    連して調整される請求項6に記載の研削装置。
  8. 【請求項8】 前記レンズの厚みを評価する評価手段を
    さらに具備し、前記バーニヤを駆動する前記モータの動
    作が該評価手段から送られるデータに関連して制御され
    る請求項6又は7に記載の研削装置。
  9. 【請求項9】 前記バーニヤがロッドを備え前記積極
    的連結が該ロッドの一端部と前記フレーム頭とを相互に
    連結するものであり、前記研削装置は、該ロッドの他端
    に連結されるねじジャッキ手段と、該ねじジャッキ手
    段を駆動するモータとをさらに具備する請求項1に記載
    の研削装置。
  10. 【請求項10】 前記ねじジャッキ手段を駆動する前記
    モータが、前記フレーム頭の軸、前記砥石車の軸、及び
    前記レンズの軸に平行な軸の周りを回動する回り継手に
    よって、研削装置のフレーム体に装着される請求項9に
    記載の研削装置。
  11. 【請求項11】 前記ロッドの前記一端部が、前記フレ
    ーム頭に固定されたシャフトの周りを回動する回り継手
    によって、該フレーム頭に連結される請求項9又は10
    に記載の研削装置。
  12. 【請求項12】 前記ねじジャッキ手段を駆動する前記
    モータの動作が、前記把持手段の傾斜位置と前記レンズ
    に付与される形状とに関連して制御される請求項9〜1
    1のいずれか1つに記載の研削装置。
  13. 【請求項13】 前記ねじジャッキ手段を駆動する前記
    モータのトルクが、前記砥石車を駆動する前記モータの
    トルクに関連して調整される請求項9〜12のいずれか
    1つに記載の研削装置。
JP00088194A 1993-01-08 1994-01-10 眼用レンズ研削装置 Expired - Lifetime JP3504708B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9300130A FR2700286B1 (fr) 1993-01-08 1993-01-08 Machine à meuler des lentilles ophtalmiques.
FR9300130 1993-01-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0752015A JPH0752015A (ja) 1995-02-28
JP3504708B2 true JP3504708B2 (ja) 2004-03-08

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