JP3503682B2 - ミシンの省電力装置 - Google Patents

ミシンの省電力装置

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JP3503682B2 JP32516898A JP32516898A JP3503682B2 JP 3503682 B2 JP3503682 B2 JP 3503682B2 JP 32516898 A JP32516898 A JP 32516898A JP 32516898 A JP32516898 A JP 32516898A JP 3503682 B2 JP3503682 B2 JP 3503682B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明はミシンの省電力装
置に関し、特に、設定した切換えタイミングに基づいて
省電力回路を制御し、パワーアップ状態とパワーダウン
状態の一方から他方へ切換え可能にした省電力装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】 従来のミシンには、通常、電動機器を
含む駆動系と、この駆動系に電力を供給する駆動系電源
と、電動機器の駆動を制御する制御系と、この制御系に
電力を供給する制御系電源とが設けられている。前記駆
動系には、電動機器の駆動の為の駆動回路が含まれ、そ
の駆動回路が駆動系電源に電気的に接続され、駆動系電
源から駆動回路を介して電動機器に電力が供給される。
【0003】一方、前記制御系には、CPU、ROM、
RAM、入出力インターフェース等を含む制御装置が設
けられ、その入出力インターフェースに前記駆動回路が
電気的に接続され、縫製等における電動機器の作動に際
しては、入出力インターフェースから駆動回路へ制御信
号が出力されて駆動回路が制御され、つまりは電動機器
への電力供給が制御されて、電動機器が駆動制御され
る。
【0004】前記電動機器として、一般的なミシンに
は、針棒等を上下動させ更には回転釜を回動させる為に
主軸を回転駆動する主軸モータ等が設けられ、更に、ズ
ボン等の見頃生地にベルトを通すベルトループを形成可
能なミシンには、連続帯状のループ材を送るループ送り
モータ、ループ材を所定長さのループ片に切断するカッ
ターを駆動するソレノイドアクチュエータ、見頃生地と
ループ片とが押えられセットされた押え板を、縫製等の
為にX方向(左右方向)へ送るX送りモータ、Y方向
(前後方向)へ送るY送りモータ等が設けられている。
【0005】また、上記の電動アクチュエータ以外の電
動機器として、種々の情報をオペレータに指示したりキ
ーボード等を用いて縫製模様を表示して編集する為に使
用する液晶ディスプレイ(LCD)及びLCDバックラ
イトや、スイッチ類のオン・オフ状態等が判るように点
灯する発光ダイオード(LED)や、音を鳴らしてオペ
レータに危険予知等を行うブザー等を設けたミシンも多
い。
【0006】さて、従来のミシンでは、ミシン電源をオ
ンすると、制御系電源がオン状態になり、制御系電源か
ら制御系に電力が供給されるとともに、駆動系電源がパ
ワーアップ状態になり、駆動系電源から駆動回路へ電力
が供給され、LCDバックライト等の電動機器は駆動状
態になり、電動アクチュエータである電動機器は、駆動
されない状態でも、縫製開始キーのオン操作等により直
ちに起動する待機状態(励磁状態)になる。
【0007】尚、駆動系電源がパワーアップ状態になる
と、電動アクチュエータの初期設定(原点設定)が行わ
れるとともに、例えばベルトループを形成可能なミシン
等では、カッター用ソレノイドアクチュエータ、X送り
モータ、Y送りモータ等が駆動制御され、被駆動部材で
あるカッターや押え板等の作動位置への復帰動作が行わ
れる。また、ミシン電源をオフする際には、カッターや
押え板の非作動位置への退避動作が行われる。
【0008】ところで、特に、略日中稼働させる工業用
ミシンでは、昼休み休憩等、縫製作業を行わない比較的
長い休止時間があるが、通常、作業開始時(例えば、午
前9時)にミシン電源をオンすると、作業終了時(例え
ば、午後5時)迄ミシン電源をオフしないようにしてい
る。これは、例えば、一旦ミシン電源をオフすると、駆
動系電源がパワーオフ状態になり制御系電源もオフ状態
になるため、再度ミシン電源をオンすると、電動機器の
初期設定や被駆動部材の復帰動作の為の時間が必要にな
り、作業工程が乱れて生産性が低下するという虞がある
からである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】 従来のミシンでは、
駆動系電源をパワーアップ状態にしておくと、電動機器
は、駆動されないくても待機状態(励磁状態)に維持さ
れ電力を消費する。そのため、特に工業用ミシンでは、
高出力(大型)の電動機器を適用することもあり、昼休
み休憩等の比較的長い休止時間、待機状の電動機器によ
り、多くの無駄な電力を消費するという問題がある。
【0010】勿論、無駄な電力消費を防止する為に、休
止時間後の作業工程の乱れ等を配慮せずに、オペレータ
が休止時間前にミシン電源をオフし、休止時間後にミシ
ン電源をオンするようにすればよいが、オペレータの不
注意により、休止時間前にミシン電源をオフにすること
を忘れ、結局休止時間に無駄な電力を消費するという可
能性があるし、休止時間後にミシン電源をオンする時期
が遅れ、作業工程が大きく乱れ生産性が低下するという
可能性がある。
【0011】しかも、オペレータは休止時間前にミシン
電源スイッチをオフ操作し、休止時間後にミシン電源ス
イッチをオン操作しなければならないし、また、作業終
了時にもミシン電源スイッチをオフ操作しなければなら
ないため、オペレータによるスイッチ操作が煩雑である
という問題がある。更に、オペレータの不注意により、
作業終了後にミシン電源を消し忘れるという可能性があ
り、こうなると、長時間ミシン電源がオンしたままの状
態になるため、非常多くの無駄な電力を消費することに
なる。
【0012】本発明の目的は、オペレータがミシン電源
をオン・オフ操作しなくても、比較的長い休止時間等に
おける無駄な電力消費、休止時間後の作業工程の乱れ等
による生産性の低下、作業終了後のミシン電源の消し忘
れによる無駄な電力消費を防止できるミシンの省電力装
置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】 請求項1のミシンの省
電力装置は、電動機器を含む駆動系と、この駆動系に電
力を供給する駆動系電源と、電動機器の駆動を制御する
制御系と、この制御系に電力を供給する制御系電源とを
備えたミシンにおいて、前記駆動系電源をパワーアップ
状態とパワーダウン状態とに亙って切換える為の省電力
回路と、前記パワーアップ状態とパワーダウン状態の一
方から他方への第1の切換えタイミングを設定可能な設
定手段と、前記設定手段で設定された第1の切換えタイ
ミングに基づいて省電力回路を制御し、前記パワーアッ
プ状態とパワーダウン状態の一方から他方へ切換える省
電力制御手段と、前記制御系電源をオフしたオフ状態へ
切換える為の制御系省電力回路とを備え、前記設定手段
は、制御系電源をオフ状態へ切換える第3の切換えタイ
ミングを設定可能であり、前記省電力制御手段は、第3
の切換えタイミングに基づいて制御系省電力回路を制御
することを特徴とするものである。
【0014】通常、ミシンの駆動系には、電動機器の駆
動の為の駆動回路が含まれ、その駆動回路を介して駆動
系電源から電動機器に電力が供給されるが、例えば、駆
動系電源がパワーアップ状態では、駆動系電源から駆動
回路へ電力が供給され、縫製開始キーのオン操作等によ
り、電動機器が直ちに起動する待機状態(励磁状態)に
維持されるように、また、駆動系電源がパワーダウン状
態では、駆動系電源から駆動回路へ電力が供給されない
ように構成される。
【0015】このミシンの省電力装置では、駆動系電源
をパワーアップ状態とパワーダウン状態とに亙って切換
える為の省電力回路が設けられ、設定手段により、パワ
ーアップ状態とパワーダウン状態の一方から他方への第
1の切換えタイミングを設定することができ、省電力制
御手段により、設定手段で設定された第1の切換えタイ
ミングに基づいて省電力回路が制御され、駆動系電源が
パワーアップ状態とパワーダウン状態の一方から他方へ
自動的に切換えられる。
【0016】従って、例えば、縫製作業を行わない比較
的長い休止時間の開始時に、駆動系電源がパワーアップ
状態からパワーダウン状態へ切換わるように第1の切換
えタイミングを設定しておくことで、駆動系電源のパワ
ーアップ状態からパワーダウン状態への切換えを、オペ
レータが操作して行わなくても自動的に確実に行うこと
ができるため、休止時間における無駄な電力消費を防止
することができる。
【0017】また、例えば、休止時間の終了時に、駆動
系電源がパワーダウン状態からパワーアップ状態へ切換
わるように第1の切換えタイミングを設定しておくこと
で、駆動系電源のパワーダウン状態からパワーアップ状
態への切換えを、オペレータが操作して行わなくても自
動的に行うことができるため、休止時間終了後の縫製に
際して、電動機器を初期設定(原点設定)させ、更には
電動機器を駆動制御して被駆動部材を復帰動作させ前記
待機状態にしておくことができ、休止時間後の作業工程
の乱れ等による生産性の低下を防止できるようになる。
【0018】このように、オペレータによる煩雑なミシ
ン電源のオン・オフ操作を行わなくても、比較的長い休
止時間等における無駄な電力消費と、休止時間後の作業
工程の乱れ等による生産性の低下を確実に防止できるよ
うになる。更に、このミシンの省電力装置では、制御系
電源をオフしたオフ状態へ切換える為の制御系省電力回
路が設けられ、設定手段により、制御系電源をオフ状態
へ切換える第3の切換えタイミングを設定することがで
き、省電力制御手段により、第3の切換えタイミングに
基づいて制御系省電力回路が制御され、制御系電源がオ
フ状態へ自動的に切換えられる。従って、例えば、作業
終了後、制御系電源がオフ状態へ切換わるように第3の
切換えタイミングを設定しておくことで、オペレータの
不注意によりミシン電源を消し忘れても、制御系電源の
オフ状態への切換えを自動的に確実に行うことができる
ため、作業終了後の無駄な電力消費を一層防止すること
ができる。
【0019】請求項2のミシンの省電力装置は、請求項
1の発明において、前記駆動系電源への電力の供給を遮
断して駆動系電源をパワーオフ状態に切換える為のパワ
ーオフスイッチを設け、前記設定手段は、前記パワーオ
フ状態へ切換える第2の切換えタイミングを設定可能で
あり、前記省電力制御手段は、第2の切換えタイミング
に基づいてパワーオフスイッチを制御することを特徴と
するものである。
【0020】このミシンの省電力装置では、駆動系電源
への電力の供給を遮断して駆動系電源をパワーオフ状態
に切換える為のパワーオフスイッチが設けられ、設定手
段により、パワーオフ状態へ切換える第2の切換えタイ
ミングを設定することができ、省電力制御手段により、
第2の切換えタイミングに基づいてパワーオフスイッチ
が制御され、駆動系電源がパワーオフ状態へ自動的に切
換えられる。
【0021】従って、例えば、作業終了後、駆動系電源
がパワーオフ状態へ切換わるように第2の切換えタイミ
ングを設定しておくことで、オペレータの不注意により
ミシン電源を消し忘れても、駆動系電源のパワーオフ状
態への切換えを自動的に確実に行うことができるため、
無駄な電力消費を防止することができる。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】請求項のミシンの省電力装置は、請求項
1の発明において、前記設定手段は、縫製が開始又は停
止した時からパワーダウン状態になる迄の時間でもって
前記第1の切換えタイミングを設定可能であることを特
徴とするものである。つまり、第1の切換えタイミング
を、縫製が開始又は停止した時からパワーダウン状態に
なる迄の時間(設定時間)でもって簡単に且つ判り易く
設定でき、その設定時間で駆動系電源をパワーダウン状
態へ切換えることができる。
【0026】請求項のミシンの省電力装置は、請求項
の発明において、前記設定手段は、前記パワーダウン
状態になった時からパワーアップ状態に復帰する迄の時
間でもって前記第1の切換えタイミングを設定可能であ
ることを特徴とするものである。つまり、第1の切換え
タイミングを、パワーダウン状態になった時からパワー
アップ状態に復帰する迄の時間(設定時間)でもって簡
単に且つ判り易く設定でき、その設定時間で駆動系電源
をパワーアップ状態へ切換えることができる。
【0027】請求項のミシンの省電力装置は、請求項
1の発明において、前記設定手段は、前記パワーダウン
状態になる時刻でもって前記第1の切換えタイミングを
設定可能であることを特徴とするものである。つまり、
第1の切換えタイミングを、パワーダウン状態になる時
刻(設定時刻)でもって簡単に且つ判り易く設定でき、
その設定時刻で駆動系電源をパワーダウン状態へ切換え
ることができる。
【0028】請求項のミシンの省電力装置は、請求項
の発明において、前記設定手段は、前記パワーダウン
状態からパワーアップ状態に復帰する時刻でもって前記
第1の切換えタイミングを設定可能であることを特徴と
するものである。つまり、第1の切換えタイミングを、
パワーダウン状態からパワーアップ状態に復帰する時刻
(設定時刻)でもって簡単に且つ判り易く設定でき、そ
の設定時刻で駆動系電源をパワーアップ状態へ切換える
ことができる。
【0029】請求項のミシンの省電力装置は、請求項
2の発明において、前記設定手段は、縫製が開始又は停
止した時又はパワーダウン状態になった時からパワーオ
フ状態になる迄の時間でもって前記第2の切換えタイミ
ングを設定可能であることを特徴とするものである。つ
まり、第2の切換えタイミングを、縫製が開始又は停止
した時又はパワーダウン状態になった時からパワーオフ
状態になる迄の時間(設定時間)でもって簡単に且つ判
り易く設定でき、その設定時間で駆動系電源をパワーオ
フ状態へ切換えることができる。
【0030】請求項のミシンの省電力装置は、請求項
2の発明において、前記設定手段は、前記パワーオフ状
態になる時刻でもって前記第2の切換えタイミングを設
定可能であることを特徴とするものである。つまり、第
2の切換えタイミングを、パワーオフ状態になる時刻
(設定時刻)でもって簡単に且つ判り易く設定でき、そ
の設定時刻で駆動系電源をパワーオフ状態へ切換えるこ
とができる。
【0031】請求項のミシンの省電力装置は、請求項
又はの発明において、前記省電力制御手段は、複数
の電動機器に対応する駆動系電源の複数の電源部を前記
パワーアップ状態からパワーダウン状態へ段階的に切換
えるように構成したことを特徴とするものである。
【0032】つまり、駆動系電源の複数の電源部をパワ
ーアップ状態からパワーダウン状態へ一挙に切換える
と、電気的な大きな切換え負荷が生じるが、その切換え
負荷を、複数の電源部を前記パワーアップ状態からパワ
ーダウン状態へ段階的に切換えることで軽減できるし、
休止時間(縫製作業を行わない時間)が短い場合、パワ
ーダウン状態へ切換わらない電源部に対応する被駆動部
材については、非作動位置への退避動作と作動位置への
復帰動作を行う必要がなくなるため有効である。
【0033】請求項10のミシンの省電力装置は、請求
項1〜の何れか1項の発明において、前記省電力制御
手段は、前記パワーアップ状態からパワーダウン状態に
なる前に電動機器を駆動制御して被駆動部材を退避動作
させる退避制御手段を含むことを特徴とするものであ
る。従って、前記パワーアップ状態からパワーダウン状
態になる前に被駆動部材を確実に退避動作させることが
できる。尚、被駆動部材及びその電動機器としては、例
えば、パワーダウン状態になる前に安全な姿勢(位置)
にする為に退避動作が必要なカッター及びそのカッター
を駆動する電動(ソレノイド)アクチュエータ等であ
る。
【0034】請求項11のミシンの省電力装置は、請求
10の発明において、前記被駆動部材を退避動作させ
る前に、退避動作が行われることを報知する報知手段を
設けたことを特徴とするものである。従って、被駆動部
材が退避動作する前に、そのことをオペレータに報知し
て注意を促すことにより、被駆動部材の退避動作時の安
全性を高めることができる。
【0035】請求項12のミシンの省電力装置は、請求
項1〜の何れか1項の発明において、前記省電力制御
手段は、前記パワーダウン状態からパワーアップ状態に
なった直後に電動機器を駆動制御して被駆動部材を復帰
動作させる復帰制御手段を含むことを特徴とするもので
ある。従って、パワーダウン状態からパワーアップ状態
になった直後に被駆動部材を確実に復帰動作させること
ができる。尚、被駆動部材及びその電動機器としては、
例えば、パワーダウン状態になる前に安全な姿勢(位
置)にする為に退避動作が必要なカッター及びそのカッ
ターを駆動する電動(ソレノイド)アクチュエータ等で
ある。
【0036】請求項13のミシンの省電力装置は、請求
12の発明において、前記被駆動部材を復帰動作させ
る前に、復帰動作が行われることを報知する報知手段を
設けたことを特徴とするものである。従って、被駆動部
材が復帰動作する前に、そのことをオペレータに報知し
て注意を促すことにより、被駆動部材の復帰動作時の安
全性を高めることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。本実施形態は、ズボン
等の見頃生地にベルトを通すベルトループを形成可能な
工業用のミシンに、本発明を適用した場合の例である。
【0038】図1に示すように、ミシンMには、複数の
電動機器10〜18とこれら電動機器10〜18に対応
する複数の駆動回路20〜28とを含む駆動系1と、駆
動系1の駆動回路20〜28等に電力を供給する駆動系
電源2と、複数の電動機器10〜18の駆動を夫々制御
する制御装置4を含む制御系3と、制御系3の制御装置
4等に電力を供給する制御系電源5と、駆動系電源2と
制御系電源5とに接続されたトランスユニット6等が設
けられている。
【0039】前記制御系3の制御装置4には、CPU3
0、ROM31、RAM32、タイマ33、カレンダー
IC34、入出力インターフェース35等が設けられ、
これら30〜35はデータバス等のバス36で夫々接続
されている。入出力インターフェース35から駆動回路
20〜28へ制御信号が夫々出力され、これにより、駆
動回路20〜28が制御され、つまりは駆動回路20〜
28から電動機器10〜18への電力供給が制御され
て、電動機器10〜18が夫々駆動制御される。
【0040】更に、入出力インターフェース35には、
駆動系電源2、制御系電源5、縫製開始キー40、キー
ボード41、駆動系ONキー42、駆動系OFFキー4
3等が電気的に接続されている。縫製開始キー40とキ
ーボード41は、LCD15とLCDバックライト16
とLED17とブザー18とともに、操作パネル44に
設けられている。また、制御系電源5には、制御系ON
SW45が設けられている。尚、トランスユニット6に
はブレーカスイッチ7を介して電源プラグ8が接続さ
れ、電源プラグ8がコンセントに差込まれブレーカスイ
ッチ7がONの状態でトランスユニット6に交流が供給
される。
【0041】ここで、電動機器10〜14において、主
軸モータ10は、針棒を上下動させるとともに回転釜を
回動させる為に主軸を回転駆動し、ループ送りパルスモ
ータ13は連続帯状のループ材を送り、カッター用ソレ
ノイドアクチュエータ14は、カッターを作動させルー
プ材を所定長さのループ片に切断し、X送りパルスモー
タ11とY送りパルスモータ12は、見頃生地とループ
片とが押えられセットされた押え板を縫製等の為にX方
向(左右方向)とY方向(前後方向)へ送る為の電動機
器である。
【0042】また、前記電動機器15〜18において、
LCD15及びLCDバックライト16は、種々の情報
をオペレータに指示したりキーボード41を用いて模様
を表示させて編集する為に使用し、LED17は、操作
パネル44上においてスイッチ類のオン・オフ状態等が
判るように点灯し、ブザー17は音を鳴らしてオペレー
タに危険予知等を行う為の電動機器である。
【0043】図2に示すように、駆動系電源2には、複
数の駆動回路20〜28に対応する複数の電源部50〜
58が設けられ、これら電源部50〜58が制御装置4
に電気的に夫々接続され、電源部50〜58から駆動回
路20〜28へ直流電圧EaV(例えば、主軸モータ1
0の駆動回路20へは200V、送りパルスモータ1
1,12とループ送りパルスモータ13の駆動回路21
〜23へは55V、カッター用ソレノイドアクチュエー
タ14の駆動回路24へは24V)を供給可能に構成し
てある。
【0044】図3に示すように、トランスユニット6に
は、複数の電源部50〜58に対応する複数のトランス
6aが直列状の設けられ、各電源部50〜58には、そ
れに対応するトランス6aが含まれ、その電源部50〜
58をパワーアップ状態とパワーダウン状態とに亙って
切換える為の省電力回路60(リレーSW61、整流器
62、トランジスタ63等を含む)と、整流器69が設
けられている。
【0045】各電源部50〜58において、トランス6
aに交流が供給された状態で、省電力回路60に制御装
置4から制御信号が入力され、リレーSW61に直流電
圧EbV(例えば、5V)が印加されると、リレーSW
61がONになるとパワーアップ状態になる。電源部5
0〜58がパワーアップ状態のとき、LCDバックライ
ト16等は駆動状態になり、主軸モータ10、X送りパ
ルスモータ11、Y送りパルスモータ12、カッター用
ソレノイドアクチュエータ14等は、駆動されない状態
でも、縫製開始キー40のオン操作により直ちに起動す
る待機状態(励磁状態)に維持される。
【0046】ここで、トランスユニット6には、複数の
トランス6aの給電側コイルを含む閉回路にパワーオフ
スイッチ65が介装されている。このパワーオフスイッ
チ65は、制御装置4が電気的に接続され、制御装置4
からの制御信号によりONとOFFとに切換え制御さ
れ、パワーオフスイッチ65がOFFになると、複数の
トランス6a即ち駆動系電源2の複数の電源部50〜5
8への電力の供給が遮断され、複数の電源部50〜58
がパワーオフ状態になる。尚、以下、駆動系電源2へ電
力が供給されている状態をパワーオン状態という。
【0047】図3に示すように、トランスユニット6に
は制御系電源5に対応するトランス6bが設けられ、制
御系電源5には、そのトランス6bが含まれ、制御系電
源5をオフしたオフ状態からオンしたオン状態へ切換え
る為の制御系起動回路71(制御系ONSW45、リレ
ーSW72を含む)と、制御系電源5をオン状態からオ
フ状態へ切換える為の制御系省電力回路70(制御系起
動回路71、リレーSW73、整流器74,75、トラ
ンジスタ76,77、ノイズ除去器78等を含む)と、
整流器79が設けられている。
【0048】トランス6bに交流が供給された状態で、
リレーSW73に直流電圧EcVが印加されてリレーS
W73はONになり、更に、リレーSW72がONのと
き制御系電源5がオン状態になり、一方、リレーSW7
2がOFFのとき制御系電源5がオフ状態になる。
【0049】さて、リレーSW73がONの状態で、リ
レーSW72がOFFの状態(制御系電源5がOFF状
態)のとき、制御系ONSW45を押圧操作すると、リ
レーSW72に直流電圧EcVが印加されてリレーSW
72がONし、その後、制御系ONSW45がOFFさ
れても、リレーSW72を介して制御装置4に直流電圧
EcVが供給され、リレーSW72はONし放しにな
り、制御系電源5がオン状態に維持される。
【0050】一方、リレーSW72,73がONの状態
(制御系電源5がON状態)のとき、制御装置4からの
制御信号が制御系省電力回路70に入力されると、リレ
ーSW73に電圧が印加されなくなり、リレーSW73
がOFFになり、制御系電源5がオフ状態になる。尚、
リレーSW73がOFFになった後、続けて、リレーS
W72がOFFになる。
【0051】さて、前記制御装置4のROM4には、縫
製等に際して電動機器10〜18を夫々駆動制御する電
動機器駆動制御の制御プログラム等の他、本願特有の、
駆動系電源2をパワーアップ状態とパワーダウン状態の
一方から他方へ切換える第1の切換えタイミング、駆動
系電源2をパワーオフ状態へ切換える第2の切換えタイ
ミング、制御系電源5をオフ状態へ切換える第3の切換
えタイミングを設定可能な設定制御と、設定されたタイ
ミングに基づいて、省電力回路60、パワーオフスイッ
チ65、制御系省電力回路70を制御する省電力制御と
を含む制御プログラムが格納されている。
【0052】前記第1〜第3の切換えタイミングの設定
について説明する。キーボード41の所定キー操作によ
り、図4に示すように、LCD15に省電力設定画面を
表示させ、パワーダウンのON又はOFF(駆動系電源
2のパワーダウンの為の制御をするか否か)、パワーア
ップのON又はOFF(駆動系電源2のパワーアップの
為の制御をするか否か)、パワーオフのON又はOFF
(駆動系電源2のパワーオフの為の制御をするか否か)
を設定することができる。
【0053】また、図5に示すように、LCD15にパ
ワーダウン設定画面を表示させ、駆動系電源2をパワー
アップ状態からパワーダウン状態へ切換える第1の切換
えタイミングを設定することができる。この第1の切換
えタイミングについては、縫製が停止した時からパワー
ダウン状態になる迄の経過時間(例えば、25分)と、
パワーダウン状態になる時刻(例えば、12時10分)
とでもって設定可能であり、モード設定により、経過時
間と時刻の何方か一方又は両方を選択設定することがで
きる。
【0054】また、図6に示すように、LCD15にパ
ワーアップ設定画面を表示させ、駆動系電源2をパワー
ダウン状態からパワーアップ状態へ切換える第1の切換
えタイミングを設定することができる。この第1の切換
えタイミングについては、パワーダウン状態になった時
からパワーアップ状態に復帰する迄の経過時間(例え
ば、80分)と、パワーダウン状態からパワーアップ状
態に復帰する時刻(例えば、13時00分)とでもって
設定可能であり、モード設定により、経過時間と時刻の
何方か一方又は両方を選択設定することができる。
【0055】また、図7に示すように、LCD15にパ
ワーオフ設定画面を表示させ、駆動系電源2をパワーオ
フ状態へ切換える第2の切換えタイミングを設定するこ
とができる。この第2の切換えタイミングについては、
縫製が停止した時からパワーオフ状態になる迄の経過時
間(例えば、60分)と、パワーオフ状態になる時刻
(例えば、18時00分)とでもって設定可能であり、
モード設定により、経過時間と時刻の何方か一方又は両
方を選択設定することができる。
【0056】尚、本実施形態の場合、制御系電源5をオ
フ状態へ切換える第3の切換えタイミングについては、
駆動系電源2がパワーオフ状態になった時からオフ状態
になる所定経過時間(例えば、5分)でもって設定され
るものとする。
【0057】次に、図4〜図7に示すように各設定を行
ったものとして、電動機器等の状態について、図8のタ
イムチャートに基づいて説明する。尚、駆動系電源2が
パワーオフ状態、制御系電源5がオフ状態であるときか
ら説明する。但し、電源プラグ8はコンセントに差込ま
れ、ブレーカスイッチ7はON、パワーオフスイッチ6
5はOFFしているものとする。即ち、制御系電源5に
おいて、制御系省電力回路70のリレーSW73はON
している。
【0058】制御系ONSW45が押圧操作されると、
制御系電源5の制御系起動回路71が作動して、制御系
電源5がオン状態になり、次に、駆動系ONキー42が
押されると、パワーオフスイッチ65がONになり、駆
動系電源2へ電力が供給され駆動系電源2がパワーオン
状態に切換わり、続いて、駆動系電源2の各電源部20
〜28において、省電力回路60のリレーSW61がO
Nされ、パワーアップ状態に切換わり、駆動回路20〜
28に直流電圧が印加される。
【0059】すると、電動機器10〜18の初期設定
(原点設定)が行われた後、LCDバックライト16等
は駆動状態になり、ループ送りパルスモータ12とカッ
ター用ソレノイドアクチュエータ13は駆動制御され、
被駆動部材であるカッターや押え板等の作動位置への復
帰動作が行われ、主軸モータ10、X送りパルスモータ
11、Y送りパルスモータ12、ループ送りパルスモー
タ13、カッター用ソレノイドアクチュエータ14等は
待機状態(励磁状態)になる。
【0060】縫製開始キー40が押されると、主軸モー
タ10、X送りパルスモータ11、Y送りパルスモータ
12、ループ送りパルスモータ13、カッター用ソレノ
イドアクチュエータ14等は駆動制御され(駆動状態に
なり)、縫製が終了すると再び待機状態になる。縫製が
終了すると、その時からの経過時間がカウントされ、そ
の経過時間が設定したパワーアップ状態からパワーダウ
ン状態になる迄の時間(25分)にならないうちに、再
度縫製開始キー40が押されると、カウントされていた
経過時間がリセットされる。
【0061】そして、経過時間が設定した時間(25
分)になると、主軸モータ10、X送りパルスモータ1
1とY送りパルスモータ12、ループ送りパルスモータ
13とカッター用ソレノイドアクチュエータ14、LC
Dバックライト16の順で、それらに対応する駆動系電
源2の電源部20〜24,16が段階的に(例えば5分
毎に)パワーダウン状態に切換わる。その後、縫製が終
了した時からカウントされている経過時間が、設定した
パワーオフ状態になる迄の時間(60分)になると、駆
動系電源2がパワーオフ状態になるとともに、その所定
時間(5分)後、制御系電源5がオフ状態になる。
【0062】次に、図4〜図7に示すように各設定を行
ったものにおいて、図4の省電力設定のパワーアップを
ON設定し、パワーオフをOFF設定した場合の電動機
器等の状態について、図9のタイムチャートに基づいて
説明する。
【0063】図8で説明したように、複数の電動機器は
パワーアップ状態からパワーダウン状態へ段階的に切換
わるが、その後、駆動系電源2はパワーオフ状態にはな
らず、制御系電源5もオフ状態にならない。最後にLC
Dバックライト16がパワーダウン状態になった時から
の経過時間がカウントされ、設定したパワーアップ状態
に復帰する迄の時間(80分)になると、駆動系電源2
(電源部50〜58)がパワーアップ状態になる。
【0064】即ち、LCDバックライト16等は駆動状
態になり、ループ送りパルスモータ12とカッター用ソ
レノイドアクチュエータ13は駆動制御され、被駆動部
材であるカッターや押え板等の作動位置への復帰動作が
行われ、主軸モータ10、X送りパルスモータ11、Y
送りパルスモータ12、ループ送りパルスモータ13、
カッター用ソレノイドアクチュエータ14等は待機状態
(励磁状態)になる。
【0065】尚、図4の省電力設定において、パワーダ
ウンをON設定し、パワーアップとパワーオフをOFF
設定した場合、駆動系ONキー42の押すことにより、
駆動系電源2をパワーアップ状態に復帰させることがで
きる。尚、パワーダウンをOFF設定した場合、駆動系
OFFキー43の押すことにより、駆動系電源2をパワ
ーダウン状態にすることができる。尚、図5〜図6の各
設定において、時刻モードを選択設定した場合には、そ
の時刻でもって各制御が行われる。
【0066】次に、制御装置4で実行されるタイミング
設定省電力制御のルーチンについて図10〜図13のフ
ローチャートに基づいて説明する。尚、フローチャート
中のSi(i=1、2、3・・・)は各ステップを示
す。尚、この制御は、制御系ONSWのONでスタート
する。
【0067】図10に示すように、タイミング設定省電
力制御が開始されると、キーボード41のキー操作によ
り、省電力設定処理(S1)、パワーダウン設定処理
(S2)、パワーアップ設定処理(S3)、パワーオフ
設定処理(S4)が、前述したように行われ、S1〜S
4で設定された情報に基づいて、省電力制御(S5)が
行われる。尚、S1〜S4が特許請求の範囲の設定手段
に相当する。
【0068】省電力制御においては、図11に示すよう
に、縫製がストップすると(S10;Yes )、その時か
ら経過時間が演算され(S11)、また、現在の時刻が
読込まれ(S12)、次に、パワーアップ状態であると
きには(S13;Yes )、S20へ移行し、パワーアッ
プ状態でないときには(S13;No)、S30へ移行す
る。縫製がストップでないときには(S10;No)、演
算されていた経過時間がリセットされ(S14)、S1
0へリターンする。
【0069】S20において、パワーダウンフラグF1
が1のとき、つまり、省電力設定でパワーダウンがON
設定されているとき(S20;Yes )、続いて、経過時
間モードに設定されているときに(S21;Yes )、演
算された経過時間がパワーダウンの設定経過時間である
と(S22;Yes )、パワーダウン制御が行われ(S2
5)、S40へ移行する。また、パワーダウンフラグF
1が1でないときにも(S20;No)、S40へ移行す
る。
【0070】一方、経過時間モードに設定されていない
とき(S21;No)と、演算された経過時間が設定経過
時間でないとき(S22;No)、続いて、時刻モードに
設定されているときに(S23;Yes )、読込まれた時
刻が設定されたダウン時刻であると(S24;Yes )、
パワーダウン制御が行われ(S25)、S40へ移行す
る。また、時刻モードでないときにも(S23;No)、
S40へ移行する。
【0071】S30において、パワーアップフラグF2
が1のとき、つまり、省電力設定でパワーアップがON
設定されているとき(S30;Yes )、続いて、経過時
間モードに設定されているときに(S31;Yes )、演
算された経過時間が、パワーアップの設定経過時間であ
ると(S32;Yes )、パワーアップ制御が行われ(S
35)、S40へ移行する。また、パワーアップフラグ
F2が1でないときにも(S30;No)、S40へ移行
する。
【0072】一方、経過時間モードに設定されていない
とき(S31;No)と、演算された経過時間が設定経過
時間でないとき(S32;No)、続いて、時刻モードに
設定されているときに(S33;Yes )、読込まれた時
刻が設定されたアップ時刻であると(S34;Yes )、
パワーアップ制御が行われ(S35)、S40へ移行す
る。また、時刻モードでないときにも(S33;No)、
S40へ移行する。
【0073】次に、図12に示すように、S40におい
て、パワーオフフラグF3が1のとき、つまり、省電力
設定でパワーオフがON設定されているとき(S40;
Yes )、続いて、経過時間モードに設定されているとき
に(S41;Yes )、演算された経過時間が、パワーオ
フの設定経過時間であると(S42;Yes )、パワーオ
フ制御が行われ(S45)、駆動系電源2をパワーオフ
状態になり、その後、制御系電源5もオフ状態になるた
め終了する。
【0074】一方、経過時間モードに設定されていない
とき(S41;No)と、演算された経過時間が設定経過
時間でないとき(S42;No)、続いて、時刻モードに
設定されているときに(S43;Yes )、読込まれた時
刻が設定されたオフ時刻であると(S44;Yes )、パ
ワーオフ制御が行われる(S45)。パワーオフフラグ
F3が1でないとき(S30;No)と、時刻モードでな
いときには(S43;No)、リターンする。
【0075】S25のパワーダウン制御については、図
13に示すように、LCD15を駆動制御して、LCD
15に図14の退避動作注意画面を表示させるとともに
(S50)、ブザー18を駆動制御して、ブザー音を鳴
らして警報し(S51)、次に、ループ送りパルスモー
タ13とカッター用ソレノイドアクチュエータ14の駆
動回路23,23へ退避駆動制御信号が出力され(S5
2)、次に、パワーダウン制御信号が、駆動系電源2の
各電源部50〜58に出力される(S53)。
【0076】尚、S35のパワーアップ制御も上記と略
同じ手順で行われる。即ち、LCD15に復帰動作注意
画面を表示させるとともに、ブザー音を鳴らして警報
し、次に、ループ送りパルスモータ13とカッター用ソ
レノイドアクチュエータ14の駆動回路23,23へ復
帰駆動制御信号が出力され、次に、パワーアップ制御信
号が、駆動系電源2の各電源部50〜58に出力され
る。
【0077】このミシンMによれば、例えば、縫製作業
を行わない比較的長い休止時間の開始時に、駆動系電源
2がパワーアップ状態からパワーダウン状態へ切換わる
ように第1の切換えタイミングを設定しておくことで、
駆動系電源2のパワーアップ状態からパワーダウン状態
への切換えを、オペレータが操作して行わなくても自動
的に確実に行うことができるため、休止時間における無
駄な電力消費を防止することができる。
【0078】例えば、休止時間の終了時に、駆動系電源
2がパワーダウン状態からパワーアップ状態へ切換わる
ように第1の切換えタイミングを設定しておくことで、
駆動系電源2のパワーダウン状態からパワーアップ状態
への切換えを、オペレータが操作して行わなくても自動
的に行うことができるため、休止時間終了後の縫製に際
して、電動機器を初期設定(原点設定)させ、更には電
動機器を駆動制御して被駆動部材を復帰動作させ待機状
態にしておくことができ、休止時間後の作業工程の乱れ
等による生産性の低下を防止できるようになる。
【0079】例えば、作業終了後、駆動系電源2がパワ
ーオフ状態へ切換わるように第2の切換えタイミングを
設定しておくことで、オペレータの不注意によりミシン
電源を消し忘れても、駆動系電源2のパワーオフ状態へ
の切換えを自動的に確実に行うことができるため、無駄
な電力消費を防止することができる。
【0080】このように、オペレータによる煩雑なミシ
ン電源のオン・オフ操作を行わなくても、比較的長い休
止時間等における無駄な電力消費と、休止時間後の作業
工程の乱れ等による生産性の低下を確実に防止すること
ができる。
【0081】例えば、作業終了後、制御系電源5がオフ
状態へ切換わるように第3の切換えタイミングは設定さ
れているので、オペレータの不注意によりミシン電源を
消し忘れても、制御系電源5のオフ状態への切換えを自
動的に確実に行うことができるため、作業終了後の無駄
な電力消費を一層防止することができる。
【0082】第1の切換えタイミングを、縫製停止した
時からパワーダウン状態になる迄の時間と、パワーダウ
ン状態になった時からパワーアップ状態に復帰する迄の
時間(設定時間)とでもって簡単に且つ判り易く設定で
き、第2の切換えタイミングを、縫製が停止した時から
パワーオフ状態になる迄の時間でもって簡単に且つ判り
易く設定することができる。
【0083】複数の電動機器10〜14,16に対応す
る駆動系電源2の複数の電源部50〜54,56をパワ
ーアップ状態からパワーダウン状態へ段階的に切換える
ように構成したので、駆動系電源2の複数の電源部50
〜58をパワーアップ状態からパワーダウン状態へ一挙
に切換えた際に生じる電気的な大きな切換え負荷を軽減
できるし、休止時間(縫製作業を行わない時間)が短い
場合、パワーダウン状態へ切換わらない電源部に対応す
る被駆動部材については、非作動位置への退避動作と作
動位置への復帰動作を行う必要がなくなるため有効であ
る。
【0084】次に、前記実施形態を部分的に変更した変
更形態について説明する。 1〕図5のパワーダウン設定における第1の切換えタイ
ミングについては、縫製が開始した時からパワーダウン
状態になる迄の経過時間でもって設定可能に構成しても
よい。 2〕図6のパワーアップ設定における第1の切換えタイ
ミングについては、縫製が開始又は停止した時から、パ
ワーダウン状態になりパワーアップ状態に復帰する迄の
経過時間でもって設定可能に構成してもよい。
【0085】3〕図7のパワーオフ設定における第2の
切換えタイミングについては、縫製が開始した時、又は
パワーダウン状態になった時からパワーオフ状態になる
迄の経過時間でもって設定可能にしてもよい。 4〕制御系電源5をオフ状態へ切換える第3の切換えタ
イミングを、図7の駆動系電源2のパワーオフの設定と
略同様に設定可能に構成してもよい。
【0086】5〕パワーオフスイッチ65を省略すると
ともに、ブレーカースイッチ7の代わりに、制御装置4
により切換え制御されるオフスイッチを設け、このオフ
スイッチにより、前記パワーオフ状態への切換えを行う
ようにしてもよい。この場合、制御系電源5も同時にオ
フすることができる。但し、このオフスイッチは制御装
置以外でON切換え可能に構成される。
【0087】尚、前記実施形態のミシンの省電力装置は
一例を示すものに過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲において種々の変更を付加し、また、種々のミシンに
本発明を適用できることはいうまでもない。
【0088】
【発明の効果】 請求項1のミシンの省電力装置によれ
ば、前記省電力回路、設定手段、省電力制御手段を設け
たので、例えば、縫製作業を行わない比較的長い休止時
間の開始時に、駆動系電源がパワーアップ状態からパワ
ーダウン状態へ切換わるように第1の切換えタイミング
を設定しておくことで、駆動系電源のパワーアップ状態
からパワーダウン状態への切換えを、オペレータが操作
して行わなくても自動的に確実に行うことができるた
め、休止時間における無駄な電力消費を防止することが
できる。
【0089】また、例えば、休止時間の終了時に、駆動
系電源がパワーダウン状態からパワーアップ状態へ切換
わるように第1の切換えタイミングを設定しておくこと
で、駆動系電源のパワーダウン状態からパワーアップ状
態への切換えを、オペレータが操作して行わなくても自
動的に行うことができるため、休止時間終了後の縫製に
際して、電動機器を初期設定(原点設定)させ、更には
電動機器を駆動制御して被駆動部材を復帰動作させ前記
待機状態にしておくことができ、休止時間後のサイクル
タイムの乱れ等による生産性の低下を防止できるように
なる。
【0090】このように、オペレータによる煩雑なミシ
ン電源のオン・オフ操作を行わなくても、比較的長い休
止時間等における無駄な電力消費と、休止時間後の作業
工程の乱れ等による生産性の低下を確実に防止できるよ
うになる。更に、請求項1のミシンの省電力装置によれ
ば、制御系電源をオフしたオフ状態へ切換える為の制御
系省電力回路を設け、設定手段により、制御系電源をオ
フ状態へ切換える第3の切換えタイミングを設定するこ
とができ、省電力制御手段により、第3の切換えタイミ
ングに基づいて制御系省電力回路が制御され、制御系電
源がオフ状態へ切換えられるので、例えば、作業終了
後、制御系電源がオフ状態へ切換わるように第3の切換
えタイミングを設定しておくことで、オペレータの不注
意によりミシン電源を消し忘れても、制御系電源のオフ
状態への切換えを自動的に確実に行うことができるた
め、作業終了後の無駄な電力消費を一層防止することが
できる。
【0091】請求項2のミシンの省電力装置によれば、
請求項1と同様の効果を奏するが、駆動系電源への電力
の供給を遮断して駆動系電源をパワーオフ状態に切換え
る為のパワーオフスイッチを設け、設定手段により、パ
ワーオフ状態へ切換える第2の切換えタイミングを設定
することができ、省電力制御手段により、第2の切換え
タイミングに基づいてパワーオフスイッチを制御されパ
ワーオフ状態へ切換えられるので、例えば、作業終了
後、駆動系電源がパワーオフ状態へ切換わるように第2
の切換えタイミングを設定しておくことで、オペレータ
の不注意によりミシン電源を消し忘れても、駆動系電源
のパワーオフ状態への切換えを自動的に確実に行うこと
ができるため、無駄な電力消費を防止することができ
る。また、例えば停電が発生して復帰した場合に、いき
なり駆動系電源に電力が供給されないため、ミシンの設
置されている電源設備への負担を軽減できるという効果
もある。
【0092】
【0093】請求項のミシンの省電力装置によれば、
請求項1と同様の効果を奏するが、設定手段により、第
1の切換えタイミングを、縫製が開始又は停止した時か
らパワーダウン状態になる迄の時間(設定時間)でもっ
て簡単に且つ判り易く設定でき、その設定時間で駆動系
電源をパワーダウン状態へ切換えることができる。
【0094】請求項のミシンの省電力装置によれば、
請求項と同様の効果を奏するが、設定手段により、第
1の切換えタイミングを、パワーダウン状態になった時
からパワーアップ状態に復帰する迄の時間(設定時間)
でもって簡単に且つ判り易く設定でき、その設定時間で
駆動系電源をパワーアップ状態へ切換えできる。
【0095】請求項のミシンの省電力装置によれば、
請求項1と同様の効果を奏するが、設定手段より、第1
の切換えタイミングを、パワーダウン状態になる時刻
(設定時刻)でもって簡単に且つ判り易く設定でき、そ
の設定時刻で駆動系電源をパワーダウン状態へ切換える
ことができる。
【0096】請求項のミシンの省電力装置によれば、
請求項と同様の効果を奏するが、設定手段により、第
1の切換えタイミングを、パワーダウン状態からパワー
アップ状態に復帰する時刻(設定時刻)でもって簡単に
且つ判り易く設定でき、その設定時刻で駆動系電源をパ
ワーアップ状態へ切換えることができる。
【0097】請求項のミシンの省電力装置によれば、
請求項2と同様の効果を奏するが、設定手段により、第
2の切換えタイミングを、縫製が開始又は停止した時又
はパワーダウン状態になった時からパワーオフ状態にな
る迄の時間(設定時間)でもって簡単に且つ判り易く設
定でき、その設定時間で駆動系電源をパワーオフ状態へ
切換えることができる。
【0098】請求項のミシンの省電力装置によれば、
請求項2と同様の効果を奏するが、設定手段により、第
2の切換えタイミングを、パワーオフ状態になる時刻
(設定時刻)でもって簡単に且つ判り易く設定でき、そ
の設定時刻で駆動系電源をパワーオフ状態へ切換えるこ
とができる。
【0099】請求項のミシンの省電力装置によれば、
請求項又はと同様の効果を奏するが、省電力制御手
段により、複数の電動機器に対応する駆動系電源の複数
の電源部を前記パワーアップ状態からパワーダウン状態
へ段階的に切換えるように構成したので、駆動系電源の
複数の電源部をパワーアップ状態からパワーダウン状態
へ一挙に切換えた際に生じる電気的な大きな切換え負荷
を軽減できるし、休止時間(縫製作業を行わない時間)
が短い場合、パワーダウン状態へ切換わらない電源部に
対応する被駆動部材については、非作動位置への退避動
作と作動位置への復帰動作を行う必要がなくなるため有
効である。
【0100】請求項10のミシンの省電力装置によれ
ば、請求項1〜の何れか1項と同様の効果を奏する
が、省電力制御手段に含まれる退避制御手段により、パ
ワーアップ状態からパワーダウン状態になる前に電動機
器を駆動制御して、被駆動部材を確実に退避動作させる
ことができる。
【0101】請求項11のミシンの省電力装置によれ
ば、請求項10と同様の効果を奏するが、報知手段によ
り、電動機器が退避動作する前に、そのことをオペレー
タに報知して注意を促し、被駆動部材の退避動作時の安
全性を高めることができる。
【0102】請求項12のミシンの省電力装置によれ
ば、請求項1〜の何れか1項と同様の効果を奏する
が、省電力制御手段に含まれる復帰制御手段により、パ
ワーダウン状態からパワーアップ状態になった直後に電
動機器を駆動制御して、被駆動部材を確実に復帰動作さ
せることができる。
【0103】請求項13のミシンの省電力装置によれ
ば、請求項12と同様の効果を奏するか、報知手段によ
り、電動機器が復帰動作する前に、そのことをオペレー
タに報知して注意を促し、被駆動部材の復帰動作時の安
全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るミシンの構成図である。
【図2】図1の構成図の要部の詳細な構成図である。
【図3】図2の構成図の要部の詳細な構成図である
【図4】LCDに表示された省電力設定画面である。
【図5】LCDに表示されたパワーダウン設定画面であ
る。
【図6】LCDに表示されたパワーアップ設定画面であ
る。
【図7】LCDに表示されたパワーオフ設定画面であ
る。
【図8】電動機器等の状態を示すタイムチャートであ
る。
【図9】電動機器等の状態を示すタイムチャートであ
る。
【図10】タイミング設定省電力制御ルーチンのフロー
チャートである。
【図11】省電力制御ルーチン(前半)のフローチャー
トである。
【図12】省電力制御ルーチン(後半)のフローチャー
トである。
【図13】パワーダウン制御ルーチンのフローチャート
である。
【図14】LCDに表示された退避画面である。
【符号の説明】
M ベルトループミシン 1 駆動系 2 駆動系電源 3 制御系 4 制御装置 5 制御系電源 10 主軸モータ 11 X送りパルスモータ 12 Y送りパルスモータ 13 ループ送りパルスモータ 14 カッター用ソレノイドアクチュエー
タ 15 LCD 16 LCDバックライト 17 LED 18 ブザー 20〜28 駆動回路 60 省電力回路 65 パワーオフスイッチ 70 制御系省電力回路

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機器を含む駆動系と、この駆動系に
    電力を供給する駆動系電源と、電動機器の駆動を制御す
    る制御系と、この制御系に電力を供給する制御系電源と
    を備えたミシンにおいて、 前記駆動系電源をパワーアップ状態とパワーダウン状態
    とに亙って切換える為の省電力回路と、 前記パワーアップ状態とパワーダウン状態の一方から他
    方への第1の切換えタイミングを設定可能な設定手段
    と、 前記設定手段で設定された第1の切換えタイミングに基
    づいて省電力回路を制御し、前記パワーアップ状態とパ
    ワーダウン状態の一方から他方へ切換える省電力制御手
    段と、前記制御系電源をオフしたオフ状態へ切換える為の制御
    系省電力回路と を備え、前記設定手段は、制御系電源をオフ状態へ切換える第3
    の切換えタイミングを設定可能であり、前記省電力制御
    手段は、第3の切換えタイミングに基づいて制御系省電
    力回路を制御する ことを特徴とするミシンの省電力装
    置。
  2. 【請求項2】 前記駆動系電源への電力の供給を遮断し
    て駆動系電源をパワーオフ状態に切換える為のパワーオ
    フスイッチを設け、前記設定手段は、前記パワーオフ状
    態へ切換える第2の切換えタイミングを設定可能であ
    り、前記省電力制御手段は、第2の切換えタイミングに
    基づいてパワーオフスイッチを制御することを特徴とす
    る請求項1に記載のミシンの省電力装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、縫製が開始又は停止し
    た時からパワーダウン状態になる迄の時間でもって前記
    第1の切換えタイミングを設定可能であることを特徴と
    する請求項1に記載のミシンの省電力装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、前記パワーダウン状態
    になった時からパワーアップ状態に復帰する迄の時間で
    もって前記第1の切換えタイミングを設定可能であるこ
    とを特徴とする請求項に記載のミシンの省電力装置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、前記パワーダウン状態
    になる時刻でもって前記第1の切換えタイミングを設定
    可能であることを特徴とする請求項1に記載のミシンの
    省電力装置。
  6. 【請求項6】 前記設定手段は、前記パワーダウン状態
    からパワーアップ状態に復帰する時刻でもって前記第1
    の切換えタイミングを設定可能であることを特徴とする
    請求項に記載のミシンの省電力装置。
  7. 【請求項7】 前記設定手段は、縫製が開始又は停止し
    た時又はパワーダウン状態になった時からパワーオフ状
    態になる迄の時間でもって前記第2の切換えタイミング
    を設定可能であることを特徴とする請求項2に記載のミ
    シンの省電力装置。
  8. 【請求項8】 前記設定手段は、前記パワーオフ状態に
    なる時刻でもって前記第2の切換えタイミングを設定可
    能であることを特徴とする請求項2に記載のミシンの省
    電力装置。
  9. 【請求項9】 前記省電力制御手段は、複数の電動機器
    に対応する駆動系電源の複数の電源部を前記パワーアッ
    プ状態からパワーダウン状態へ段階的に切換えるように
    構成したことを特徴とする請求項又はに記載のミシ
    ンの省電力装置。
  10. 【請求項10】 前記省電力制御手段は、前記パワーア
    ップ状態からパワーダウン状態になる前に電動機器を駆
    動制御して被駆動部材を退避動作させる退避制御手段を
    含むことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載
    のミシンの省電力装置。
  11. 【請求項11】 前記被駆動部材を退避動作させる前
    に、退避動作が行われることを報知する報知手段を設け
    たことを特徴とする請求項10に記載のミシンの省電力
    装置。
  12. 【請求項12】 前記省電力制御手段は、前記パワーダ
    ウン状態からパワーアップ状態になった直後に電動機器
    を駆動制御して被駆動部材を復帰動作させる復帰制御手
    段を含むことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に
    記載のミシンの省電力装置。
  13. 【請求項13】 前記被駆動部材を復帰動作させる前
    に、復帰動作が行われることを報知する報知手段を設け
    たことを特徴とする請求項12に記載のミシンの省電力
    装置。
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