JP3503057B2 - 交通情報収集システム - Google Patents

交通情報収集システム

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JP3503057B2
JP3503057B2 JP2000223240A JP2000223240A JP3503057B2 JP 3503057 B2 JP3503057 B2 JP 3503057B2 JP 2000223240 A JP2000223240 A JP 2000223240A JP 2000223240 A JP2000223240 A JP 2000223240A JP 3503057 B2 JP3503057 B2 JP 3503057B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通情報収集シス
テムに関し、特に、携帯通信端末から、交通情報を収集
することができるようにした交通情報収集システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】交通情報としての、例えば、所定の道路
における車両速度、走行時間、または交通量などは、従
来においては、例えば、道路脇に設置された各種センサ
ーにより、検知されるようになされていた。
【0003】また、交通情報としての、出発地点(例え
ば、東京都内の所定地点)から目的地点(例えば、観光
地で有名な所定の地点)までの所要時間などは、ドライ
バへのアンケート調査で得られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、より多くの交通情報を得ようとす
る場合、センサー等を増設したり、またより多くのアン
ケート調査を行う必要があり、手間やコストがかかる課
題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、携帯電話やPHSなどの移動通信端末を利用
することで、簡単に、交通情報を得ることができるよう
にするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の交通情報収集シ
ステムは、携帯通信端末が、情報収集ボタンが操作され
たとき、ランダムな数列を含む第1の情報を生成し、管
理装置に送信する第1の送信手段と、管理装置から送信
された、第1の情報とランダムな数列を含む第2の情報
に基づいて生成された携帯通信端末の識別情報、および
2個以上の位置情報または時刻情報を受信する第1の受
信手段と、第1の受信手段により受信された位置情報に
示される地点に携帯通信端末が到達したときの到達時
刻、または時刻情報に示される時刻における携帯通信端
末の到達位置を計測する計測手段と、第1の受信手段に
より受信された識別情報、および計測手段により計測さ
れた到達時刻または到達位置を管理装置に送信する第2
の送信手段とを備え、管理装置が、ランダムな数列を含
む第2の情報を生成する第1の生成手段と、携帯通信端
末の第1の送信手段により送信されてきた第1の情報を
受信する第2の受信手段と、第2の受信手段により第1
の情報が受信されたとき、第1の情報と第1の生成手段
により生成された第2の情報とに基づいて、識別情報を
生成する第2の生成手段と、第2の生成手段により生成
された識別情報を、2個以上の位置情報または時刻情報
とともに、携帯通信端末に送信する第3の送信手段と、
第2の生成手段により生成された識別情報を記憶部に記
憶する第1の記憶手段と、携帯通信端末の第2の送信手
段により送信された、識別情報、および到達時刻または
到達位置を受信する第3の受信手段と、第3の受信手段
により受信された識別情報が記憶部に記憶されていると
き、識別情報に対応させて、第3の受信手段により受信
された到達時刻または到達位置を記憶部に記憶する第2
の記憶手段と、識別情報と対応付けられて記憶部に記憶
されている到達時刻または到達位置に基づいて、交通情
報を収集する収集手段とを備えることを特徴とする。
【0007】 交通情報に、移動体の移動時間、または
移動速度が含まれるようにすることができる。
【0008】 識別情報と対応付けられて記憶部に記憶
されている到達時刻または到達位置、並びに移動速度ま
たは移動時間に基づいて、任意の区間または時間帯の空
間速度または所要時間を算出する算出手段をさらに設け
ることができる。
【0009】 本発明の交通情報収集システムにおいて
は、携帯通信端末で、情報収集ボタンが操作されたと
き、ランダムな数列を含む第1の情報が生成され、管理
装置に送信され、管理装置から送信された、第1の情報
とランダムな数列を含む第2の情報に基づいて生成され
た携帯通信端末の識別情報、および2個以上の位置情報
または時刻情報が受信され、受信された位置情報に示さ
れる地点に携帯通信端末が到達したときの到達時刻、ま
たは時刻情報に示される時刻における携帯通信端末の到
達位置が計測され、受信された識別情報、および計測さ
れた到達時刻または到達位置が管理装置に送信され、管
理装置で、ランダムな数列を含む第2の情報が生成さ
れ、携帯通信端末により送信されてきた第1の情報が受
信され、第1の情報が受信されたとき、第1の情報と生
成された第2の情報とに基づいて、識別情報が生成さ
れ、生成された識別情報が、2個以上の位置情報または
時刻情報とともに、携帯通信端末に送信され、生成され
た識別情報が記憶部に記憶され、携帯通信端末により送
信された、識別情報、および到達時刻または到達位置が
受信され、受信された識別情報が記憶部に記憶されてい
るとき、識別情報に対応して、受信された到達時刻また
は到達位置が記憶部に記憶され、識別情報と対応付けら
れて記憶部に記憶されている到達時刻または到達位置に
基づいて、交通情報が収集される。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を提供した交通情
報収集システムの利用例を示している。このシステム
は、例えば、走行する自動車内に携帯された携帯電話
1、および携帯電話1と、交通情報収集のための通信を
行う管理装置2から構成されている。
【0043】携帯電話1は、例えば、複数の基地局から
電波を受信することで、受信した電波の受信時間差に基
づいて、自分自身の位置を検出するとともに、自分自身
が所定の地点に到達したか否かを判定し、その地点に到
達したとき、その地点の位置情報(例えば、経度と緯度
に対応した座標データ)および到達した時刻などを、管
理装置2に送信する。なお、基地局は、人工衛星などで
も、電話回線の通信局などでも良い。
【0044】管理装置2は、携帯電話1から送信された
位置情報や到達時刻(以下、個々に区別する必要がない
場合、これらをまとめて、地点情報と称する)に基づい
て、携帯電話1の移動速度を、それが携帯されている自
動車の車両速度として算出する。
【0045】また、管理装置2は、携帯電話1から送信
されてきた地点情報を、自動車の出発地点および目的地
点のものとして利用し、例えば、出発地点と目的地点間
の、所要時間を算出する。
【0046】すなわち、このように、携帯電話1から送
信されてきた各種情報に基づいて(携帯電話1のユーザ
の協力により)、交通情報を取得することができる。
【0047】なお、図1には、1台の携帯電話1のみが
示されているが、実際は、複数の携帯電話1が存在し、
管理装置2は、それらから送信されてきた地点情報に基
づいて、それぞれの移動速度を算出したり、出発地点と
目的地点の所要時間などを算出する。
【0048】図2は、携帯電話1の構成例を示してい
る。なお、図2には、このシステムを利用するために必
要な構成のみが示されており、携帯電話としての機能を
実現する他の構成の図示は、省略されている。
【0049】入力部12は、例えば、携帯電話1の操作
面に設けられた一般情報収集ボタンAおよび起終点情報
収集ボタンB(共に図示せず)を有しており、それらが
ユーザにより操作されたとき、その操作に対応する信号
を処理部11に出力する。
【0050】一般情報収集ボタンAは、携帯電話1の移
動速度(車両速度)を算出するための情報(2地点の位
置情報と到達時刻)を、管理装置2に送信する場合に操
作されるボタンである。起終点情報収集ボタンBは、出
発地点から目的地点までの所要時間などを算出するため
の情報(出発地点と目的地点の位置情報と到達時刻)
を、管理装置2に送信する場合に操作されるボタンであ
る。
【0051】記憶部13は、処理部11を介して供給さ
れる、管理装置2から送信されたシステムID(後述)
を記憶する。
【0052】位置検出部14は、携帯電話1の位置を検
出する。通信部15は、アンテナ16を介して、管理装
置2と通信する。
【0053】処理部11は、各部を制御し、一般情報収
集ボタンAまたは起終点情報収集ボタンBの操作に対応
する処理を実行する。なお、処理部11が実行するこれ
らの処理については、後述する。
【0054】図3は、管理装置2の構成例を示してい
る。
【0055】入力部22は、キーボード等から構成さ
れ、管理装置2の管理者による操作に対応する信号を、
処理部21に出力する。
【0056】記憶部23は、処理部21から供給され
る、システムID(後述)および携帯電話1から送信さ
れてきた地点情報を記憶する。通信部24は、アンテナ
25を介して、携帯電話1と通信する。
【0057】次に、携帯電話1の一般情報収集ボタンA
が操作された場合の処理部11の動作を、図4のフロー
チャートを参照して説明する。
【0058】ステップS1において、携帯電話1の一般
情報収集ボタンAが操作され、その操作に対応する信号
が、入力部12から処理部11に入力されると、ステッ
プS2において、処理部11は、システムIDを取得す
る処理を実行する。ここでの処理の詳細は後述するが、
この処理を実行することで、処理部11は、携帯電話1
を識別するために利用されるシステムIDの他、第1の
計測地点と第2の計測地点の位置情報を取得する。第1
の計測地点および第2の計測地点は、自動車が通過する
所定の地点であり、第1の計測地点は、自動車の走行方
向に対して、第2の計測地点より手前にある地点であ
る。すなわち、自動車は、第1の計測地点に先に到達し
た後、第2の計測地点に到達する。
【0059】次に、ステップS3において、処理部11
は、位置検出部14を制御して、携帯電話1の位置を検
出する処理を開始させ、ステップS4において、検出さ
せた携帯電話1の位置により、携帯電話1(自動車)
が、ステップS2で取得した第1の計測地点に到達した
か否かを判定し、到達したと判定した場合、ステップS
5に進む。なお、ここでの位置検出処理の詳細は、後述
する。
【0060】ステップS5において、処理部11は、ス
テップS2で取得したシステムIDおよび第1の計測地
点の位置情報、並びにステップS4で、第1の計測地点
に到達したと判定した時刻(到達時刻)を、通信部15
およびアンテナ16を介して、管理装置2に送信する。
すなわち、システムIDと第1の計測地点に関する地点
情報(位置情報と到達時刻)が、管理装置2に送信され
る。
【0061】次に、ステップS6において、処理部11
は、ステップS3で開始させた位置検出処理により検出
された携帯電話1の位置(現在の位置)に基づいて、携
帯電話1が、第2の計測地点に到達したか否かを判定
し、到達したと判定した場合、ステップS7に進む。
【0062】ステップS7において、処理部11は、ス
テップS2で取得したシステムIDおよび第2の計測地
点の位置情報、並びにステップS6で、第2の計測地点
の到達時刻を、通信部15およびアンテナ16を介し
て、管理装置2に送信する。すなわち、システムIDと
第2の計測地点に関する地点情報(位置情報および到達
時刻)が、管理装置2に送信される。
【0063】その後、処理は終了する。
【0064】次に、図4のステップS2の処理(システ
ムID取得処理)の詳細を、図5のフローチャートを参
照して説明する。
【0065】ステップS11において、処理部11は、
記憶部13から、以前に実行されたシステムID取得処
理で記憶されたシステムIDを削除する。
【0066】次に、ステップS12において、処理部1
1は、通信部15およびアンテナ16を介して、システ
ムIDを要求する信号(以下、システムID要求信号と
称する)を管理装置2に送信する。
【0067】ステップS13において、処理部11は、
通信部15により、管理装置2からの所定の番号(ラン
ダムな数値で、以下において、第1のランダム番号と称
する)が受信されたか否かを判定し、受信されたと判定
した場合、ステップS14に進む。
【0068】ステップS14において、処理部11は、
ランダムな数値を、第2のランダム番号として生成し、
それを、通信部15およびアンテナ16を介して、管理
装置2に送信する。
【0069】次に、ステップS15において、処理部1
1は、通信部15により、管理装置2からのシステムI
D(第1のランダム番号と第2のランダム番号が合成さ
れて生成されたID)、並びに第1の計測地点および第
2の計測地点の位置情報が受信されたか否かを判定し、
受信されたと判定した場合、ステップS16に進み、そ
れらを、記憶部13に記憶させる。
【0070】ステップS17において、処理部11は、
ステップS16で、記憶部13に記憶させたシステムI
D(ステップS15で受信されたシステムID)を、通
信部15およびアンテナ16を介して、管理装置2に送
信する。
【0071】その後、処理は終了し、図4のステップS
3に進む。
【0072】次に、上述したシステムID取得処理に対
応する処理(システムID付与処理)を実行する場合の
管理装置2の動作を、図6のフローチャートを参照して
説明する。
【0073】ステップS21において、管理装置2の処
理部21は、通信部24により、システムID要求信号
が受信されたか否かを判定し、受信されたと判定した場
合、ステップS22に進み、第1のランダム番号を生成
し、システムID要求信号の送信元である携帯電話1に
送信する。携帯電話1は、管理装置2から送信された第
1のランダム番号を受信する(図5のステップS1
3)。
【0074】次に、ステップS23において、通信部2
4により、ステップS21で受信されたシステムID要
求信号の送信元である携帯電話1から送信された第2の
ランダム番号(図5のステップS14)が受信されたか
否かを判定し、受信されたと判定した場合、ステップS
24に進む。一方、受信されていないと判定された場合
(例えば、第1のランダム番号を送信してから、所定の
時間経過しても受信されない場合)、ステップS22に
戻る。
【0075】ステップS24において、処理部21は、
ステップS22で生成した第1のランダム番号と、ステ
ップS23で受信された第2のランダム番号を、所定の
規則に基づいて合成し、システムIDを生成する。次
に、ステップS25において、処理部21は、通信部2
4およびアンテナ25を介して、生成したシステムI
D、並びに第1の計測地点および第2の計測地点の位置
情報を、携帯電話1に対して送信する。携帯電話1は、
管理装置2から送信されたシステムID、並びに第1の
計測地点および第2の計測地点の位置情報を受信する
(図5のステップS15)。
【0076】次に、ステップS26において、処理部2
1は、通信部24により、携帯電話1からの、ステップ
S25で送信されたシステムIDと同じID(図5のス
テップS17)が受信されたか否かを判定し、受信され
たと判定した場合、ステップS27に進む。
【0077】ステップS27において、処理部21は、
ステップS26で受信されたシステムID(ステップS
24で生成したシステムID)を、記憶部23に記憶さ
せる。その後、ステップS21に戻り、処理部21は、
それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0078】ステップS26で、システムIDが受信さ
れていないと判定された場合(例えば、システムIDを
送信してから、所定の時間経過しても受信されない場
合)、ステップS27の処理はスキップされ、ステップ
S21に戻る。すなわち、この場合、ステップS25で
送信したシステムIDが携帯電話1により受信されなか
ったものとして、このシステムIDは、記憶部23に記
憶されない。
【0079】次に、図4のステップS3で開始される携
帯電話1の位置検出処理を、図7のフローチャートを参
照して説明する。
【0080】ステップS31において、携帯電話1の位
置検出部14は、通信部15およびアンテナ16を介し
て、複数の基地局からの電波を受信する。
【0081】次に、ステップS32において、位置検出
部14は、受信した電波に示される、電波の送信元であ
る基地局の位置情報および電波の受信時刻に基づいて、
携帯電話1の位置を算出する。その後、位置検出部14
は、ステップS31に戻り、それ以降の処理を繰り返し
実行する。
【0082】次に、携帯電話1から送信されてきた、シ
ステムID、並びに第1の計測地点または第2の計測地
点の地点情報(位置情報と到達時刻)(図4のステップ
S5,S7)を受信した場合の管理装置2の動作を、図
8のフローチャートを参照して説明する。
【0083】ステップS41において、管理装置2の処
理部21は、通信部24により、システムIDおよび地
点情報が受信されたか否かを判定し、受信されたと判定
した場合、ステップS42に進む。
【0084】ステップS42において、処理部21は、
受信されたシステムIDと同じIDを、記憶部23に記
憶されているシステムID(図6のステップS27で記
憶されたシステムID)から検出するとともに、受信さ
れた第1の計測地点および第2の計測地点の地点情報
を、そのシステムIDに対応させて記憶させる。
【0085】図9は、記憶部23に記憶されたシステム
IDおよび地点情報を示している。このように、図6の
ステップS27で記憶されたシステムIDに対応して、
図8のステップS41で受信された第1の計測地点およ
び第2の計測地点の地点情報(位置情報および到達時
刻)が記憶される。また、図9の例の場合、それぞれ対
応して記憶されているシステムIDおよび地点情報に
は、管理番号i(=1,2,・・・)が、記憶順に与え
られる。
【0086】以上において、第1の計測地点および第2
の計測地点が、管理装置2から供給されたそれらの位置
情報(図6のステップS25)により特定される場合を
例として説明したが、携帯電話1側で任意で決定するよ
うにしたり、また道路毎に、予め決めておくようにする
こともできる。また、時間を基準として、計測地点を決
定するようにすることができる。
【0087】次に、時間を基準として、計測地点を決定
する場合の携帯電話1の動作を、図10のフローチャー
トを参照して説明する。
【0088】ステップS51において、携帯電話1の一
般情報収集ボタンAが操作され、その操作に対応する信
号が、入力部12から処理部11に入力されると、ステ
ップS52において、処理部11は、システムIDを取
得する処理を実行する。ここでの処理の詳細は後述する
が、この処理を実行することで、処理部11は、携帯電
話1を識別するために利用されるシステムIDの他、第
1の時刻と第2の時刻の時刻情報を取得する。なお、第
2の時刻は、第1の時刻より後の時刻である。
【0089】次に、ステップS53において、処理部1
1は、内蔵する時計を参照し、現在の時刻が、第1の時
刻になるまで待機し、第1の時刻になったとき、ステッ
プS54に進む。
【0090】ステップS54において、処理部11は、
位置検出部14を制御して、第1の時刻における携帯電
話1の位置(第1の計測地点の位置)を検出させる。な
お、ここでの位置検出処理および後述するステップS5
7での位置検出処理は、図7のフローチャートを参照し
て説明した場合と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0091】ステップS55において、処理部11は、
第1の計測地点に関する地点情報(位置情報と第1の時
刻)およびシステムIDを、通信部15およびアンテナ
16を介して、管理装置2に送信する。
【0092】次に、ステップS56において、処理部1
1は、内蔵する時計を参照し、現在の時刻が、第2の時
刻になるまで待機し、第2の時刻になったとき、ステッ
プS57に進む。
【0093】ステップS57において、処理部11は、
位置検出部14を制御して、第2の時刻における携帯電
話1の位置(第2の計測地点の位置)を検出させ、ステ
ップS58において、第2の計測地点に関する地点情報
およびシステムIDを、通信部15およびアンテナ16
を介して、管理装置2に送信する。
【0094】その後、処理は終了する。なお、携帯電話
1から送信されてきた、システムID、並びに第1の計
測地点または第2の計測地点の地点情報(図10のステ
ップS55,S58)を受信した場合の管理装置2の動
作は、図8のフローチャートを参照して説明した場合と
同様であるので、その説明は省略する。
【0095】次に、図10のステップS52の処理(シ
ステムID取得処理)の詳細を、図11のフローチャー
トを参照して説明する。
【0096】ステップS61乃至ステップS64、およ
びステップS67においては、図5のステップS11乃
至ステップS14、およびステップS17の場合と同様
の処理が実行されるので、その説明は省略する。
【0097】ステップS65において、携帯電話1の処
理部11は、通信部15により、管理装置2からのシス
テムID(第1のランダム番号と第2のランダム番号が
合成されて生成されたID)、並びに第1の時刻および
第2の時刻の時刻情報が受信されたか否かを判定し、受
信されたと判定した場合、ステップS66に進み、それ
らを、記憶部13に記憶させる。
【0098】次に、図11のフローチャートで示したシ
ステムID取得処理に対応する処理(システムID付与
処理)を実行する場合の管理装置2の動作を、図12の
フローチャートを参照して説明する。
【0099】ステップS71乃至ステップS74、およ
びステップS76,S77においては、図6のステップ
S21乃至ステップS24、およびステップS26,S
27の場合と同様の処理が行われるので、その説明は省
略する。
【0100】ステップS75において、管理装置2の処
理部21は、通信部24およびアンテナ25を介して、
生成したシステムID、並びに第1の時刻および第2の
時刻の時刻情報を、携帯電話1に対して送信する。携帯
電話1は、管理装置2から送信されたシステムID、並
びに第1の時刻および第2の時刻の時刻情報を受信する
(図11のステップS65)。
【0101】次に、第1の計測地点および第2の計測地
点の地点情報を利用して、携帯電話1の移動速度(車両
速度)を算出する処理を実行する場合の管理装置2の動
作を、図13のフローチャートを参照して説明する。な
お、ここでの第1の計測地点および第2の計測地点は、
管理装置2により特定されたものとする(図6)。
【0102】ステップS81において、管理装置2の処
理部21は、管理番号iをカウントするカウンタiに、
値1を初期設定する。
【0103】ステップS82において、処理部21は、
記憶部23から、カウンタiの値の管理番号が与えられ
た第1の計測地点の位置情報および到達時刻を読み出
し、ステップS83において、同じ管理番号が与えられ
た、第2の計測地点の位置情報および到達時刻を読み出
す。
【0104】次に、ステップS84において、処理部2
1は、読み出した、第1の計測地点の位置情報および到
達時刻、並びに第2の計測地点の位置情報および到達時
刻に基づいて、車両速度を算出する。
【0105】例えば、式(1)が演算されて、車両速度
が算出される。なお、式中、座標(x1,y1)は、第1
の計測地点の位置情報であり、座標(x2,y2)は、第
2の計測地点の位置情報である。また、t1は、第1の
計測地点への到達時刻であり、t2は、第2の計測地点
への到達時刻である。
【数1】 ・・・・(1)
【0106】次に、ステップS85において、処理部2
1は、カウンタiの値が、記憶部23に記憶された、シ
ステムIDおよび地点情報に与えられた管理番号の最大
の番号Nより大きいか否かを判定し、大きくないと判定
した場合、ステップS86に進み、カウンタiの値を1
だけインクリメントして、ステップS82に戻る。すな
わち、記憶部23に記憶されている地点情報の全てに基
づいて、それぞれの車両速度が算出されるまで、ステッ
プS82乃至ステップS86の処理が繰り返し実行され
る。
【0107】ステップS85で、カウンタiの値がNよ
り大きいと判定された場合、ステップS87に進み、処
理部21は、ステップS84で算出した車両速度の全て
を、図14に示すように、システムIDに対応させて、
記憶部23に記憶させる。その後、処理は終了する。
【0108】時間を基準として、第1の計測地点および
第2の計測地点の地点情報が決定される場合も、図13
のフローチャートに示す処理と同様の処理により、携帯
電話1の移動速度が算出されるが、この場合、ステップ
S82に相当する処理で、第1の計測地点の位置情報と
第1の時刻が読み出され、ステップS83に相当する処
理で、第2の計測地点の位置情報と第2の時刻が読み出
される。
【0109】なお、以上においては、車両速度が算出さ
れたが、例えば、式(1)の分母の値、すなわち、第1
の計測地点と第2の計測地点の通過時間を、1つの交通
情報とすることもできる。
【0110】次に、上述したように算出された車両速度
を利用して、空間速度を算出する場合の管理装置2の動
作を説明する。
【0111】空間速度とは、道路の所定の区間での、そ
こを通過した複数の自動車の車両速度の平均値であり、
その区間における交通状況を表す指数として利用され
る。
【0112】例えば、図15の例では、計測地点Aおよ
び計測地点Bで示される区間を走行したm台の自動車1
乃至自動車mそれぞれの車両速度の平均値が、その区間
の空間速度とされる。
【0113】この空間速度を算出する場合の管理装置2
の処理手順を、図16および図17のフローチャートを
参照して説明する(2通りの処理手順を説明する)。
【0114】はじめに、図16のフローチャートに示す
処理手順について説明する。
【0115】ステップS91において、管理装置2の処
理部21は、例えば、管理者による、管理装置2の入力
部22の操作に対応して、空間速度を算出する区間(図
15の例では、計測地点Aから計測地点Bまでの区間)
を決定する。
【0116】次に、ステップS92において、処理部2
1は、記憶部23を参照して、ステップS91で決定し
た区間内にある第1の計測地点および第2の計測地点の
位置情報に対応して記憶されている車両速度を、記憶部
23から検出する。すなわち、その区間内を走行したと
きに算出された車両速度が検出される。
【0117】ステップS93において、処理部21は、
ステップS92で検出した車両速度の平均値を、空間速
度として算出する。
【0118】その後、処理は終了する。
【0119】次に、図17のフローチャートに示す処理
手順について説明する。
【0120】ステップS101において、管理装置2の
処理部21は、図16のステップS91の場合と同様
に、例えば、管理者による、管理装置2の入力部22の
操作に対応して、空間速度を算出する区間を決定する。
【0121】次に、ステップS102において、処理部
21は、例えば、管理者による、管理装置2の入力部2
2の操作に対応して、空間速度を算出する時間帯(例え
ば、午前10時から午前11までの時間帯)を決定し、
さらに、ステップS103において、車両の走行方向
(例えば、上り方向または下り方向)を決定する。
【0122】ステップS104において、処理部21
は、記憶部23を参照して、ステップS101で決定し
た区間内にある第1の計測地点および第2の計測地点の
位置情報、ステップS102で決定した時間帯にある時
刻(到達時刻、または第1の時刻若しくは第2の時刻)
に対応して記憶され、さらにステップS103で決定さ
れた走行方向に該当する車両速度を、記憶部23から検
出する。すなわち、決定された区間内、時間帯、および
方向を走行したときに算出された車両速度が検出され
る。
【0123】ステップS105において、処理部21
は、ステップS104で検出した車両速度の平均値を、
空間速度として算出する。
【0124】その後、処理は終了する。
【0125】このように、走行区間に加え、時間帯も決
定して、空間速度を算出することより、その区間におけ
る、時間帯毎の空間速度の変化を知りことができる。ま
た走行方向を限定することにより、上り車線または下り
車線を走行する車両を区別することができる。
【0126】以上においては、携帯電話1の一般情報収
集ボタンAが操作された場合の携帯電話1および管理装
置2の動作について説明したが、次に、携帯電話1の起
終点情報収集ボタンBが操作された場合の携帯電話1お
よび管理装置2の動作を説明する。
【0127】はじめに、携帯電話1の動作を、図18の
フローチャートを参照して説明する。
【0128】ステップS111において、携帯電話1の
起終点情報収集ボタンBに対して、例えば、それをオン
する操作がされ、その操作に対応する信号が、入力部1
2から処理部11に入力されると、ステップS112に
進む。携帯電話1のユーザ(ドライバ)は、出発地点
(例えば、自宅前)で、起終点情報収集ボタンBをオン
にする。
【0129】ステップS112において、処理部11
は、システムIDを取得する処理を開始する。このシス
テムID取得処理は、図4のステップS2と同様の処理
が実行されるので、その説明は省略する。
【0130】ステップS113において、処理部11
は、位置検出部14を制御し、携帯電話1の現在位置
(起終点情報収集ボタンBがオンされたときの携帯電話
1の位置)を検出させ、ステップS114において、シ
ステムIDとともに、検出させた位置の位置情報および
検出時刻を地点情報として、通信部15およびアンテナ
16を介して、管理装置2に送信する。
【0131】次に、ステップS115において、起終点
情報収集ボタンBに対して、例えば、それをオフ(解
除)する操作がされ、その操作に対応する信号が、入力
部12から処理部11に入力されると、ステップS11
6に進む。ユーザは、目的地点に到着したときに、起終
点情報収集ボタンBに対して、それをオフする操作を行
う。
【0132】ステップS116において、処理部11
は、位置検出部14を制御し、携帯電話1の現在位置
(起終点情報収集ボタンBがオフされたときの携帯電話
1の位置)を検出させ、ステップS117において、シ
ステムIDとともに、検出させた位置の位置情報と検出
時刻を地点情報として、通信部15およびアンテナ16
を介して、管理装置2に送信する。
【0133】その後、処理は終了する。
【0134】次に、この場合の管理装置2の動作を説明
する。
【0135】管理装置2は、携帯電話1から送信されて
きた、出発地点の地点情報(図18のステップS11
4)および目的地点の地点情報(図18のステップS1
17)を受信すると、図8を参照して説明したように、
それらを記憶部23に記憶させる。なお、この場合、そ
れらの地点情報は、出発地点のものまたは目的地点のも
のとして記憶される。
【0136】管理装置2は、例えば、記憶した出発地点
と目的地点の検出時刻の差を算出し、出発地点から目的
地点までの所要時間を算出する。
【0137】以上のように、例えば、車両に携帯された
携帯電話1から送信される地点情報を受信するようにし
たので、容易に、交通情報を取得することができる。
【0138】また、携帯電話1を識別するために利用さ
れたシステムIDは、ランダムの数値であり、かつ、所
定のタイミングで消去されることから、携帯電話1のユ
ーザは、プライバシー侵害を恐れることなく、地点情報
を提供することができる。
【0139】なお、以上においては、携帯電話1におい
て一般情報収集ボタンAまたは起終点情報収集ボタンB
が操作されたときに(図4のステップS1または図18
のステップS111)、先に与えられたシステムIDが
消去され(図5のステップS11)、その後、新たなシ
ステムIDが付与される(図5のステップS15)場合
を例として説明したが、システムIDが付与された後、
所定の時間経過したときに、それが消去されるようにす
ることもできる。また、管理装置2が、システムIDの
付与および消去のタイミングを制御するようにすること
もできる。
【0140】また、自動車(携帯電話1)が、所定の地
域(例えば、都市部)に入ったときに、システムIDを
付与し、その地域(都市部)から出たときにそれを消去
するようにすることができる。このようにすることで、
例えば、都市部を走行する自動車からの交通情報を、容
易に管理することができる。
【0141】また、以上においては、携帯電話1におい
て、複数の基地局から電波を受信することで、携帯電話
1の位置を検出する場合を例として説明したが、例え
ば、GPS機能を有する携帯電話の場合においては、その
機能を利用して、自分の位置を検出することができる。
【0142】また、以上においては、自動車に携帯電話
1が携帯されている場合を例として説明したが、例え
ば、自動二輪車、自転車、または歩行する人に携帯され
ている場合においても、本発明を利用することができ
る。
【0143】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実現させることもできるが、ソフトウエアにより実現
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実現する場合には、そのソフトウエアを構成するプログ
ラムがコンピュータにインストールされ、そのプログラ
ムがコンピュータで実行されることより、上述した管理
装置2が機能的に実現される。
【0144】図19は、上述のような管理装置2として
機能するコンピュータ101の一実施の形態の構成を示
すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)
111にはバス115を介して入出力インタフェース1
16が接続されており、CPU111は、入出力インタフ
ェース116を介して、ユーザから、キーボード、マウ
スなどよりなる入力部118から指令が入力されると、
例えば、ROM(Read Only Memory)112、ハードディ
スク114、またはドライブ120に装着される磁気デ
ィスク131、光ディスク132、光磁気ディスク13
3、若しくは半導体メモリ134などの記録媒体に格納
されているプログラムを、RAM(RandomAccess Memory)
113にロードして実行する。これにより、上述した各
種の処理(例えば、図6,8,12,13,16、17
のフローチャートにより示される処理)が行われる。さ
らに、CPU111は、その処理結果を、例えば、入出力
インタフェース116を介して、LCD(Liquid Crystal
Display)などよりなる表示部117に必要に応じて出
力する。なお、プログラムは、ハードディスク114や
ROM112に予め記憶しておき、コンピュータ101と
一体的にユーザに提供したり、磁気ディスク131、光
ディスク132、光磁気ディスク133,半導体メモリ
134等のパッケージメディアとして提供したり、衛
星、ネットワーク等から通信部119を介してハードデ
ィスク114に提供することができる。
【0145】なお、本明細書において、記録媒体により
提供されるプログラムを記述するステップは、記載され
た順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必
ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個
別に実行される処理をも含むものである。
【0146】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0147】
【発明の効果】本発明によれば、例えば、容易に交通情
報を収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した交通情報収集システムの利用
例を示す図である。
【図2】図1の携帯電話1の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図1の管理装置2の構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】一般情報収集ボタンAが操作された場合の携帯
電話1の動作を説明するフローチャートである。
【図5】図4のステップS2のシステムID取得処理を
説明するフローチャートである。
【図6】システムID付与処理を実行する場合の管理装
置2の動作を説明するフローチャートである。
【図7】図4のステップS3の位置検出処理を説明する
フローチャートである。
【図8】地点情報を受信した場合の管理装置2の動作を
説明するフローチャートである。
【図9】管理装置2の記憶部23に記録されたシステム
IDおよび地点情報を示す図である。
【図10】一般情報収集ボタンAが操作された場合の携
帯電話1の他の動作を説明するフローチャートである。
【図11】図10のステップS52のシステムID取得
処理を説明するフローチャートである。
【図12】システムID付与処理を実行する場合の管理
装置2の他の動作を説明するフローチャートである。
【図13】車両速度算出処理を実行する場合の管理装置
2の動作を説明するフローチャートである。
【図14】管理装置2の記憶部23に記録された車両速
度を示す図である。
【図15】空間速度を説明する図である。
【図16】空間速度算出処理を実行する場合の管理装置
2の動作を説明するフローチャートである。
【図17】空間速度算出処理を実行する場合の管理装置
2の他の動作を説明するフローチャートである。
【図18】起終点情報収集処理を実行する場合の携帯電
話1の動作を説明するフローチャートである。
【図19】コンピュータ101の構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯電話 2 管理装置 11 処理部 12 入力部 13 記憶部 14 位置検出部 15 通信部 16 アンテナ 21 処理部 22 入力部 23 記憶部 24 通信部 25 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−160992(JP,A) 特開 平11−144181(JP,A) 特開 平9−44793(JP,A) 特開 平7−282387(JP,A) 特開 平11−41639(JP,A) 特開 平8−101999(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/00 - 1/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに無線で通信する携帯通信端末と管
    理装置からなる交通情報収集システムにおいて、 前記携帯通信端末は、 情報収集ボタンが操作されたとき、ランダムな数列を含
    む第1の情報を生成し、前記管理装置に送信する第1の
    送信手段と、 前記管理装置から送信された、前記第1の情報とランダ
    ムな数列を含む第2の情報に基づいて生成された前記携
    帯通信端末の識別情報、および2個以上の位置情報また
    は時刻情報を受信する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段により受信された前記位置情報に示
    される地点に前記携帯通信端末が到達したときの到達時
    刻、または前記時刻情報に示される時刻における前記携
    帯通信端末の到達位置を計測する計測手段と、 前記第1の受信手段により受信された前記識別情報、お
    よび前記計測手段により計測された前記到達時刻または
    到達位置を前記管理装置に送信する第2の送信手段とを
    備え、 前記管理装置は、 ランダムな数列を含む前記第2の情報を生成する第1の
    生成手段と、 前記携帯通信端末の前記第1の送信手段により送信され
    てきた前記第1の情報を受信する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段により前記第1の情報が受信された
    とき、前記第1の情報と前記第1の生成手段により生成
    された前記第2の情報とに基づいて、前記識別情報を生
    成する第2の生成手段と、 前記第2の生成手段により生成された前記識別情報を、
    2個以上の前記位置情報または前記時刻情報とともに、
    前記携帯通信端末に送信する第3の送信手段と、 前記第2の生成手段により生成された前記識別情報を記
    憶部に記憶する第1の記憶手段と、 前記携帯通信端末の第2の送信手段により送信された、
    前記識別情報、および前記到達時刻または前記到達位置
    を受信する第3の受信手段と、 前記第3の受信手段により受信された前記識別情報が前
    記記憶部に記憶されているとき、前記識別情報に対応さ
    せて、前記第3の受信手段により受信された前記到達時
    刻または到達位置を前記記憶部に記憶する第2の記憶手
    段と、 前記識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されて
    いる前記到達時刻または到達位置に基づいて、交通情報
    を収集する収集手段とを備えることを特徴とする交通情
    報収集システム。
  2. 【請求項2】 前記交通情報には、前記移動体の移動時
    間、または移動速度が含まれることを特徴とする請求項
    1に記載の交通情報収集システム。
  3. 【請求項3】 前記識別情報と対応付けられて前記記憶
    部に記憶されている前記到達時刻または到達位置、並び
    に前記移動速度または移動時間に基づいて、任意の区間
    または時間帯の空間速度または所要時間を算出する算出
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の
    交通情報収集システム。
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