JP3503012B2 - 自動車用ドアの電動式閉扉装置 - Google Patents

自動車用ドアの電動式閉扉装置

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JP3503012B2 JP25674896A JP25674896A JP3503012B2 JP 3503012 B2 JP3503012 B2 JP 3503012B2 JP 25674896 A JP25674896 A JP 25674896A JP 25674896 A JP25674896 A JP 25674896A JP 3503012 B2 JP3503012 B2 JP 3503012B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアの電
動式閉扉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドアと車体との間隙に設
けられるウェザーストリップ等のシール部材のシール効
果を高めるため、ドア側のラッチと噛み合う車体側のス
トライカを、電動機によりドア開閉方向にスライド移動
させて、閉扉する電動式閉扉装置は、例えば実開昭61
−133666号公報に記載されており、公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の公知の装置で
は、電動機による駆動軸が、ストライカの移動方向に対
して直交する方向(上記公報記載の装置の場合)または
平行する方向に限られてしまい、駆動軸、ひいては電動
機及び減速機構の配置に自由度がなく、車体内に配置す
る機構が複雑化するおそれがあった。また、ストライカ
をスライド移動させるための隙間を確保する必要があ
り、そのため、ドアの保持が不確実となって、ドアにが
たつきを生ずる要因となっていた。
【0004】本発明の目的は、上述の従来の欠点に鑑
み、簡単な構造でストライカの変位方向を、ドアの進入
方向に近似させることができ、電動機及びその減速装置
の車体内配置に対する自由度を増大させた自動車の電動
式閉扉装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 自動車のドアに装着されたラッチ機構部と、車体
開口部の側縁部に取り付けられたストライカ機構部とを
有するストライカ駆動形式の自動車用ドアの電動式閉扉
装置において、前記ストライカ機構部に設けた上下方向
に延びる軸に、先端部を前記車体開口部の側縁部より突
出させたストライカを、回動可能に枢支し、かつ前記軸
より車体内側に延びるストライカ端部を、リンクを介し
て、減速装置付きの電動機に連結する。
【0006】(2) 上記(1)項において、電動機の減速
装置の出力軸を、軸心に対して偏心回転する偏心シャフ
トとし、かつこの偏心シャフトに一端を枢着したリンク
の他端を、ストライカの内端部に枢動可能に支持する。
【0007】(3) 上記(1)または(2)項において、偏
心シャフトに一端を枢着したリンクの他端をストライカ
の内端部に、ストライカが所要範囲だけ遊動しうるよう
に連結するとともに、前記ストライカには、これを常時
開扉状態に付勢する付勢手段を設ける。
【0008】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、車体開口部の側縁部に取り付けたストライカ機構部
に、フルラッチ検出用のスイッチレバーを配設し、この
スイッチレバーにより電動機作動用のスイッチを付勢さ
せるようにする。
【0009】(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、ストライカを、これを枢支する軸の両側に弾性部を
形成したワッシャを挟んで、ストライカ機構部に取り付
ける。
【0010】(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおい
て、ストライカにおけるラッチとの当接部分の形状を、
ラッチの当接面に対して中央部が膨出する曲面形状とす
る。
【0011】(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおい
て、ラッチ機構部をスライドドアの後端部に配設し、か
つストライカ機構部を、閉扉時に前記スライドドアの後
端部に対向する車体開口の後端部に配設する。
【0012】(8) 上記(1)〜(7)項のいずれかにおい
て、ストライカ機構部を、車体の開口縁において車体の
外側パネルと内側パネルとを結合する部分の中間部と、
内側パネルとに、筋かい状に取り付ける。
【0013】
【発明の実施の形態】図面は、本発明を、スライドドア
を備える自動車の電動式閉扉装置に適用した実施例を示
すもので、図1は、スライドドア(1)と車体(2)とを水
平方向に切って電動閉扉装置を示す図であり、図1の右
上方が車体(2)の前方である。図1の状態では、ドアロ
ックはフルラッチ状態にあるが、スライドドア(1)は、
車体(2)に対してわずかに開いている。
【0014】図10は、同様の水平断面図であるが、フ
ルラッチ状態から電動式閉扉がなされて、スライドドア
(1)が完全に車体(2)に引き寄せられた全閉状態を示し
ている。
【0015】スライドドア(1)は、図10の全閉状態か
ら、図1の状態を経て、後外方に移動した後、車体(2)
の外側面に沿って平行に移動して車体(2)の開口部を開
き、またその逆方向に移動して、図10の全閉状態に戻
る。
【0016】スライドドア(1)には、ラッチ機構部(3)
が、また、車体(2)にはストライカ機構部(4)が取り付
けられている。
【0017】車体(2)の開口の後縁部には、車体(2)の
外側面に対して鈍角をなして車体(2)の外側パネル(2a)
と内側パネル(2b)とを結合するピラー(5)が設けられて
おり、このピラー(5)の内側面に、ストライカ機構部
(4)を支持するベース部材(13)の前端に連設された第1
の取付片(13a)がボルト(31)をもって固着されている。
また、ベース部材(13)の後端部より内側方に延出する第
2の取付片(13b)が、内側パネル(2b)にボルト(図示略)
をもって固着されている。このように、ストライカ機構
部(4)を、車体(2)の開口側縁部において、ピラー(5)
の中間部と、内側パネル(2b)とに、筋かい状に取り付け
たことにより、ストライカ機構部(4)を、車体(2)に強
固に固定できるだけでなく、ストライカ機構部(4)が筋
かいとなって、車体(2)自体の強度を向上することがで
きる。なお、ピラー(5)に相当するものを、車体(2)の
外側パネル(2a)または内側パネル(2b)の一部を折曲して
形成することもある。
【0018】ベース部材(13)の前部には、上下方向に延
びる軸(6)が、ラッチ機構部(3)の一部として装架され
ており、この軸(6)に、ストライカ(7)が、その先端を
ピラー(5)から突出させて枢支されている。
【0019】ストライカ(7)は、その突出する先端に、
おおよそ角形の開口部(7a)を有し、ここに、スライドド
ア(1)に設けたラッチ機構部(3)のラッチ(8)が、横方
向から旋回して係合できる。このストライカ(7)におけ
るラッチ(8)との当接部(7b)(7c)の形状を、ラッチ(8)
の当接面に対して中央部が膨出する円弧状の曲面形状と
することにより、ストライカ(7)がどのような回動位置
にあっても、当接部(7b)(7c)が常にラッチ(8)の板厚の
ほぼ中央に当接し、ラッチ(8)に上下方向の分力が生じ
ないようにしている。
【0020】ラッチ(8)は、フルラッチ状態を示す図2
に明らかなように、ストライカ(7)に直交する平面にお
いておおよそV字形に開いた形状をなし、その基部は支
持軸(9)に枢支され、ばね(図示略)により図2の反時計
方向に常時付勢されている。このラッチ(8)は、スライ
ドドア(1)を閉める動作に伴って揺動し、その右方の腕
(8a)が、ストライカ(7)の開口部(7a)に突入する。
【0021】図2は、このように右方の腕(8a)が開口部
(7a)に突入して、フルラッチ状態となり、腕(8a)の外端
部に形成した段部(8b)に、ポール部材(10)の先端がばね
(11)により付勢されて係合している状態を示している。
この状態に至らず、左方の腕(8c)がポール部材(10)に係
合している状態が、ハーフラッチ状態である。
【0022】ストライカ機構部(4)を更に説明すると、
ストライカ(7)を枢支する軸(6)は、図1及び図8に示
すように、弾性部(12a)を有するワッシャ(12)を両側に
介在させてストライカ機構部(4)の2つのベース部材(1
3)間に配設されている。この弾性部(12a)を有するワッ
シャ(12)の介在は、ラッチ係合時においてストライカ
(7)にぶれを許容させる。
【0023】軸(6)より内方に延びるストライカ(7)の
内端部に植設したピン(14)は、リンク(15)の長孔(16)に
遊嵌されており、このピン(14)と長孔(16)とにより、ス
トライカ(7)は、リンク(15)に対して所要範囲だけ遊動
しうるように連結されている。リンク(15)の他端部は、
拡幅されており、図1及び図9に示すように、偏心シャ
フト(17)により軸支されている。なお、ピン(14)をリン
ク(15)に植設し、かつ長孔(16)をストライカ(7)に設け
てもよい。
【0024】図1及び図4に示すように、ストライカ機
構部(4)には、電動機(18)が車体(2)内に適宜姿勢で収
容されるように配設されており、この電動機(18)には減
速装置(19)が接続されている。減速装置(19)の出力軸に
上述の偏心シャフト(17)が形成されている。
【0025】ストライカ(7)を枢支する軸(6)の延長部
には、図8に示すように、ばね(21)が巻回され、このば
ね(21)の一端部はベース部材(13)の突片(13c)に、同じ
く他端部はストライカ(7)の内端部のピン(14)に引っか
けられており、このばね(21)の力で、ストライカ(7)は
図1において軸(6)を中心に反時計方向に付勢されてい
る。
【0026】図1及び図6に示すように、車体(2)のピ
ラー(5)の内端付近から突出して、ストライカ(7)の方
向に曲がるガイド部材(22)が、車体(2)にストライカ機
構部(4)と共締めされている。
【0027】図2及び図3に示すように、ガイド部材(2
2)の拡幅部(22a)は、フルラッチ状態において下方か
ら、弾性体(23)により付勢されたスライダ(24)に押され
て位置を規制され、この結果、車(2)の上下方向の拘
束が可能となる。
【0028】図1、図4及び図10に示すように、スト
ライカ(7)よりも内方に、ピラー(5)から突出してスイ
ッチレバー(25)が、軸(26)に枢支されている。スイッチ
レバー(25)の先端には、スライドドア(1)の端部(1a)に
当接できる当接片(27)が、偏心シャフト(28)により調節
可能に取り付けられている。
【0029】スイッチレバー(25)の他端は、別のスイッ
チレバ−(29)(図4)に一体的に固定されており、この
スイッチレバー(29)の他端は、スイッチ(30)に接触する
位置にある。
【0030】スイッチ(30)は、スライドドア(1)が押さ
れて、フルラッチ位置から僅かに入ったところで、端部
(1a)が当接片(27)に当接して、スイッチレバー(25)(29)
により作動させられる。
【0031】ピラー(5)から突出するガイド部材(22)の
両脇には、バンーラバー(32)が厚く形成されており、
これが、ガイド部材(22)とスライドドア(1)との間で作
用するようにされている。
【0032】次に、この本電動閉扉装置の作動を述べ
る。スライドドア(1)を、図1に白抜き矢印により示す
方向に、車体(2)の開口部へ移動させると、スライドド
ア(1)のラッチ機構(3)のラッチ(8)が、車体(2)のス
トライカ機構部(4)のストライカ(7)に当たり、ストラ
イカ(7)の開口部(7a)に、ラッチ(8)の腕(8a)が側方よ
り旋回して突入し、図1及び図2に示すフルラッチ位置
に達する。この時、スライドドア(1)は、車体(2)に対
し距離d(図1)だけの隙間を残している。
【0033】またこの時、端部(1a)は当接片(27)に当た
り、スイッチレバー(25)(29)を介してスイッチ(30)を作
動させ、電動機(18)は作動する。電動機(18)の回転によ
り、減速装置(19)を介して、偏心シャフト(17)は180
度回動させられる(図1参照)。
【0034】この偏心シャフト(17)の回動により、リン
ク(15)は引き寄せられ、ピン(14)を介して、ストライカ
(7)の内端は移動させられる。そのため、ストライカ
(7)は、軸(6)を中心として回動し、その外端、すなわ
ち開口部(7a)は、図1の想像線により示す内方位置まで
移動する。これによりラッチ(8)は、スライドドア(1)
ごとスライド移動させられ、全閉状態(図10)とな
る。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構造で、ストラ
イカの変位方向を、スライドドアの進入方向に近似させ
ることができ、しかも、電動機、減速装置等の車体内配
置に対する自由度を増大させることができる。
【0036】請求項2記載の発明のように、電動機の減
速装置の出力軸を、軸心に対して偏心回転する偏心シャ
フトとし、この偏心シャフトに一端を枢着したリンクの
他端を、ストライカの内端部に枢動可能に支持すると、
薄型の簡単な機構でストライカの駆動連結部を形成させ
ることができる。
【0037】請求項3記載の発明のように、偏心シャフ
トに一端を枢着したリンクの他端をストライカの内端部
に、ストライカが所要範囲だけ遊動しうるように連結す
るとともに、前記ストライカには、これを常時開扉状態
に付勢する付勢手段を設けると、スライドドアの急閉操
作時に、ストライカが激しく動いても、電動機または減
速装置にダメージを与えることがない。
【0038】請求項4記載の発明のように、車体開口側
縁部に取り付けたストライカ機構部に、フルラッチ検出
用のスイッチレバーを配設し、このスイッチレバーによ
り、電動機作動スイッチを付勢させるようにすると、ス
ライドドアへの配電コネクタが不要となり、簡単で廉価
な構成で確実な作動を果たさせることができる。
【0039】請求項5記載の発明のように、ストライカ
を、これを枢支する軸の両側に、弾性部を形成したワッ
シャを挟んでストライカ機構部に、取り付けると、スラ
イドドアを急閉してラッチがストライカに強く当たった
場合に、ストライカの横ぶれを許容してこれに過大な力
が加わるのを防止することができる。
【0040】請求項6記載の発明のように、ストライカ
におけるラッチとの当接部分の形状を、ラッチの当接面
に対して中央部が膨出する曲面形状とすると、ストライ
カは、常にラッチの板厚のほぼ中央に当接し、ラッチの
角部等に当接することがないので、ラッチに上下方向の
分力が生じることがなく、スライドドアの急閉時に、ラ
ッチが折損する等のおそれがない。
【0041】請求項7記載の発明のように、ラッチ機構
部をスライドドアの後端部に配設し、ストライカ機構部
を、閉扉時に前記スライドドアの後端部に対向する車体
の開口の後端部に配設すると、スライドドア式の自動車
に最適な電動閉扉装置を構成することができる。
【0042】請求項8記載の発明のように、ストライカ
機構部を、車体の開口縁において車体の外側パネルと内
側パネルとを結合する部分の中間部と、内側パネルと
に、筋かい状に取り付けると、ストライカ機構部を、車
体に強固に固定できるだけでなく、ストライカ機構部が
筋かいとなって、車体自体の強度を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のスライドドアと車体との一部を切欠い
て示す本発明の閉扉装置の一実施例のフルラッチ状態に
おける横断平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】ストライカ機構部の平面図である。
【図5】スライドドアを開いたときのストライカ機構部
及びガイド部を、図1のV−V線より見た矢視図であ
る。
【図6】図5のVI-VI線に沿う横断平面図である。
【図7】図4のVII−VII線より見た矢視図である。
【図8】図4のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】図4のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】閉扉状態における図1と同様な平面図であ
る。
【符号の説明】
(1)スライドドア (1a)端部 (2)車体 (2a)外側パネル (2b)内側パネル (3)ラッチ機構部 (4)ストライカ機構部 (5)ピラー (6)軸 (7)ストライカ (7a)角形の開口部 (7b)(7c)当接部 (8)ラッチ (8a)右方の腕 (8b)段部 (8c)左方の腕 (9)支持軸 (10)ポール部材 (11)ばね (12)ワッシャ (12a)弾性部 (13)ベース部材 (13a)(13b)取付片 (13c)突片 (14)ピン (15)リンク (16)長孔 (17)偏心シャフト (18)電動機 (19)速装置 (21)ばね (22)ガイド部材 (22a)拡幅部 (23)弾性体 (24)スライダ (25)スイッチレバー (26)軸 (27)当接片 (28)偏心シャフト (29)スイッチレバー (30)スイッチ (31)ボルト (32)バンーラバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−212843(JP,A) 特開 平3−172485(JP,A) 特開 平8−254054(JP,A) 実開 平7−35135(JP,U) 実開 平5−35984(JP,U) 実開 平6−8161(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/12 - 65/42 B60J 5/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアに装着されたラッチ機構部
    と、車体開口部の側縁部に取り付けられたストライカ機
    構部とを有するストライカ駆動形式の自動車用ドアの電
    動式閉扉装置において、 前記ストライカ機構部に設けた上下方向に延びる軸に、
    先端部を前記車体開口部の側縁部より突出させたストラ
    イカを、回動可能に枢支し、かつ前記軸より車体内側
    延びるストライカ端部を、リンクを介して、減速装置付
    きの電動機に連結したことを特徴とする自動車用ドアの
    電動式閉扉装置。
  2. 【請求項2】 電動機の減速装置の出力軸を、軸心に対
    して偏心回転する偏心シャフトとし、かつこの偏心シャ
    フトに一端を枢着したリンクの他端を、ストライカの内
    端部に枢動可能に支持したことを特徴とする請求項1記
    載の自動車用ドアの電動式閉扉装置。
  3. 【請求項3】 偏心シャフトに一端を枢着したリンクの
    他端をストライカの内端部に、ストライカが所要範囲だ
    け遊動しうるように連結するとともに、前記ストライカ
    には、これを常時開扉状態に付勢する付勢手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の自動車用ドア
    の電動式閉扉装置。
  4. 【請求項4】 車体開口部の側縁部に取り付けたストラ
    イカ機構部に、フルラッチ検出用のスイッチレバーを配
    設し、このスイッチレバーにより、電動機作動用のスイ
    ッチを付勢させるようにしたことを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の自動車用ドアの電動式閉扉装
    置。
  5. 【請求項5】 ストライカを、これを枢支する軸の両側
    に弾性部を形成したワッシャを挟んで、ストライカ機構
    部に取り付けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の自動車用ドアの電動式閉扉装置。
  6. 【請求項6】 ストライカにおけるラッチとの当接部分
    の形状を、ラッチの当接面に対して中央部が膨出する曲
    面形状とした請求項1〜5のいずれかに記載の自動車用
    ドアの電動式閉扉装置。
  7. 【請求項7】 ラッチ機構部をスライドドアの後端部に
    配設し、かつストライカ機構部を、閉扉時に前記スライ
    ドドアの後端部に対向する車体開口の後端部に配設した
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の自動
    車用ドアの電動式閉扉装置。
  8. 【請求項8】 ストライカ機構部を、車体の開口縁にお
    いて車体の外側パネルと内側パネルとを結合する部分の
    中間部と、内側パネルとに、筋かい状に取り付けたこと
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の自動車用
    ドアの電動式閉扉装置。
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