JP3502746B2 - シールド掘進機のシールドジャッキ駆動制御装置 - Google Patents

シールド掘進機のシールドジャッキ駆動制御装置

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JP3502746B2
JP3502746B2 JP18629297A JP18629297A JP3502746B2 JP 3502746 B2 JP3502746 B2 JP 3502746B2 JP 18629297 A JP18629297 A JP 18629297A JP 18629297 A JP18629297 A JP 18629297A JP 3502746 B2 JP3502746 B2 JP 3502746B2
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pressure
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relief
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド掘進機の
シールドジャッキ駆動制御装置に係り、特に、セグメン
ト組立中、組み立てようとするセグメントに対応する位
置にあるシールドジャッキを縮め、当該セグメントを組
み立てた後その縮めたシールドジャッキを伸ばすことで
組み立てたセグメントを既設セグメントに押し付けるシ
ールド掘進機のシールドジャッキ駆動制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にシールド掘進機はシールド本体を
有し、このシールド本体の前端部には地山を掘削するカ
ッターが設けられ、このカッターで掘削された土砂はス
クリューコンベアによりシールド本体の後方へ送られ
る。シールド本体の後部にはエレクターが設けられてお
り、このエレクターはトンネルを構築すべくセグメント
リングを順次組み立てていく。また、シールド本体の後
部には複数のシールドジャッキが環状に配列されてお
り、これらシールドジャッキを伸ばしてセグメントリン
グを押し付けることによりシールド本体を掘進させる。
【0003】以上のように構成されたシールド掘進機に
は、シールドジャッキの駆動を制御するシールドジャッ
キ駆動制御装置が設けられている。従来のシールドジャ
ッキ駆動制御装置の一般的な構成を図14に示す。
【0004】図14において、シールドジャッキ駆動制
御装置は、油圧ポンプ1と、油圧ポンプ1から供給され
る圧油により駆動される複数本(ここでは8本)のシー
ルドジャッキ4と、油圧ポンプ1と各シールドジャッキ
4との間に配置され、各シールドジャッキ4のロッド側
とボトム側のいずれに圧油を供給するかを切り換える方
向切換弁2とを備えている。油圧ポンプ1と方向切換弁
2とは圧油供給管路(吐出管路)10Aにより接続さ
れ、この吐出管路10Aには安全弁としてのリリーフ弁
25が接続されている。
【0005】方向切換弁2と各シールドジャッキ4のロ
ッド側とは圧油供給管路10Bにより直接接続され、方
向切換弁2と各シールドジャッキ4のボトム側とは、圧
油供給管路10C、選択弁3、パイロットチェック弁6
及び圧油供給管路10Dを介して接続されている。選択
弁3は開位置と閉位置との間で切り換えられる開閉弁で
あり、パイロットチェック弁6は圧油供給管路10B内
に圧力が立つと開くチェック弁である。また、圧油供給
管路10Dにはチェック弁7を介してオーバロードリリ
ーフ弁8が接続されている。
【0006】ここで、リリーフ弁25のリリーフ圧は例
えば350kg/m2に設定され、オーバロードリリー
フ弁8のリリーフ圧は例えば同じ350kg/m2に設
定されている。
【0007】また、本シールドジャッキ駆動制御装置
は、8本のシールドジャッキ4の中から駆動すべきシー
ルドジャッキ4を選択するシールドジャッキ選択スイッ
チ31と、このシールドジャッキ選択スイッチ31で選
択したシールドジャッキ4の伸縮操作を指示するシール
ドジャッキ操作スイッチ32と、シールドジャッキ選択
スイッチ31からの選択信号を入力し、選択したシール
ドジャッキ4に対応する選択弁3を閉位置から開位置に
切り換える選択弁制御部35と、シールドジャッキ操作
スイッチ32からの操作指示信号を入力し、操作指示信
号が伸ばし操作のときは方向切換弁2を図示中立位置か
らA位置に切り換え、操作指示信号が縮み操作のときは
方向切換弁2を図示中立位置からB位置に切り換える方
向切換弁制御部36とを備えている。
【0008】カッターにより前方の地山を掘削するとき
は、シールドジャッキ選択スイッチ31で全てのシール
ドジャッキ4を選択し、シールドジャッキ操作スイッチ
32を伸ばし操作を指示し、全てのシールドジャッキ4
を伸ばしてセグメントリングを押し付けることでシール
ド本体に推力を与え、カッターで地山を掘削しながらシ
ールド本体を掘進させる。
【0009】エレクターによりセグメントを組み立てる
ときは、以下のようにな手順で行う。 シールドジャッキ選択スイッチ31で最初のセグメン
トに対応する位置にあるシールドジャッキ4を選択し、
シールドジャッキ操作スイッチ32で縮み操作を指示
し、選択したシールドジャッキ4を縮め、それ以外の他
のシールドジャッキ4は位置を保持することでシールド
本体の後退を防止する。 図示しないスイッチを操作してエレクターを駆動し、
当該セグメントを組み立てる。 シールドジャッキ操作スイッチ32で伸ばし操作を指
示し、縮めたシールドジャッキ4を伸ばすことで組み立
てたセグメントを既設セグメントに押し付ける。 上記と同様の操作をして、次に組み立てようとする
セグメントに対応する位置にあるシールドジャッキ4を
縮める。 上記〜の動作を繰り返す。 ここで、上記、の動作を、本願明細書ではシールド
ジャッキ4の「盛り替え」と呼ぶ。
【0010】図15に従来のシールドジャッキ駆動制御
装置の他の例を示す。この例では、図14に示したリリ
ーフ弁25の代わりに可変リリーフ弁装置25Aを備え
ており、この可変リリーフ弁装置25Aは、吐出管路1
0Aに接続されたベント付のメインリリーフ弁25Aa
と、このメインリリーフ弁25Aaのベント管路Rに接
続された開閉弁25Ac及びリモートリリーフ弁25A
bとを有している。ここで、メインリリーフ弁25Aa
のリリーフ圧は例えば350kg/m2に設定され、リ
モートリリーフ弁25Abのリリーフ圧は例えば80k
g/m2に設定されている。
【0011】開閉弁25Acが図示のような閉位置にあ
るときはベント管路Rとリモートリリーフ弁25Abと
の連通が遮断されるため、可変リリーフ弁装置25Aの
リリーフ圧としてはメインリリーフ弁25Aaのリリー
フ圧(350kg/m2)が選択され、開閉弁25Ac
が開位置にあるときはベント管路Rがリモートリリーフ
弁25Abと連通され、吐出管路10Aの圧油がベント
管路Rを介してリモートリリーフ弁25Abに流れるた
め、可変リリーフ弁装置25Aのリリーフ圧としてはリ
モートリリーフ弁25Abのリリーフ圧(80kg/m
2)が選択される。
【0012】また、本シールドジャッキ駆動制御装置
は、図14に示したものに加えて、シールド機状態切換
スイッチ33と、リリーフ弁制御部37とを備えてい
る。シールド機状態切換スイッチ33はシールド掘進機
の状態として掘削モードとセグメント組立モードとを切
り換えるスイッチであり、リリーフ弁制御部37はシー
ルド機状態切換スイッチ33からの切換信号を入力し、
切換信号が掘削モードのときは開閉弁25Acを図示閉
位置にし、切換信号がセグメント組立モードのときは開
閉弁25Acを開位置に切り換える。
【0013】カッターにより前方の地山を掘削するとき
は、まずシールド機状態切換スイッチ33を掘削モード
側にする。この場合にはリリーフ弁制御部37により開
閉弁25Acが図示閉位置に切り換えられるため、可変
リリーフ弁装置25Aのリリーフ圧は350kg/m2
となる。そして、上記と同じようにしてシールドジャッ
キ4を伸ばしてシールド本体を掘進させる。
【0014】エレクターによりセグメントを組み立てる
ときは、まずシールド機状態切換スイッチ33をセグメ
ント組立モード側にする。この場合にはリリーフ弁制御
部37により開閉弁25Acが開位置に切り換えられる
ため、可変リリーフ弁装置25Aのリリーフ圧は80k
g/m2となる。そして、上記〜と同じような手順
で順次セグメントを組み立てていく。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図14に示すシールド
ジャッキ駆動制御装置では、上述したようにリリーフ弁
25のリリーフ圧は350kg/m2と一定であるた
め、シールドジャッキ4を作動するときの作動圧力の最
大値も350kg/m2と一定になる。
【0016】ところで、シールドジャッキの作動圧力
は、シールドジャッキを伸ばして組み立てたセグメント
を既設セグメントに押し付けるときにシールド本体を推
進させる推力(シールド総推力)を発生させるものであ
り、作動圧力が大きくなるとシールド総推力も大きくな
る。このようなシールドジャッキの作動圧力の最大値
は、掘削時にシールド本体が切羽前面土圧及び周辺摩擦
抵抗力に打ち勝って前進できるように、シールド総推力
が切羽前面土圧と周辺摩擦抵抗力の合計よりも大きくな
るような値に設定されている。
【0017】しかし、シールドジャッキの作動圧力の最
大値を上記のように設定した従来技術では、セグメント
組立時に以下のような問題が発生する。すなわち、実際
の作業現場においては、作業員はどのシールドジャッキ
4がこれから組み立てようとするセグメントに対応する
位置にあるシールドジャッキ4であるかを完全には把握
できないのが実状である。そのため、セグメント組立中
にシールドジャッキ4を駆動する場合は、これから組み
立てようとするセグメントに対応する位置にあるシール
ドジャッキ4だけでなく、その周辺のシールドジャッキ
4も一緒に動かすことが多い。
【0018】このように駆動するシールドジャッキ4の
本数を不用意に多くすると、セグメント組立後にシール
ドジャッキ4を伸ばすことで組み立てたセグメントを既
設セグメントに押し付けたときに、その多くした本数分
シールド総推力が増大するため、シールド総推力が切羽
前面土圧と周辺摩擦抵抗力の合計よりも大きくなる可能
性があり、この場合にはシールド本体が前進してしま
う。通常セグメント組立中ではカッターは回転停止して
いるので、シールド本体が前進すると停止中のカッター
が地山に食い込んでしまい、その後の掘削時にカッター
が回転不能な状態となったり、カッターが破損する可能
性がある。また、セグメント組立中は掘削することはな
いので、当然排土作業も行っておらず、そのため、シー
ルド本体の推進量分の切羽前面土圧の上昇が起こり、周
辺地盤に隆起等の悪影響を与えることもある。
【0019】図15に示すシールドジャッキ駆動制御装
置では、上述したようにセグメント組立時には可変リリ
ーフ弁装置25Aのリリーフ圧を350kg/m2から
80kg/m2に下げているので、セグメント組立中の
シールドジャッキ4の作動圧力の最大値は80kg/m
2となる。そのため、セグメント組立中のシールドジャ
ッキ4の作動圧力の最大値が350kg/m2である図
14で示した従来技術に比し、同じ本数だけシールドジ
ャッキ4を伸ばしたときのシールド総推力が小さくな
り、これにより駆動するシールドジャッキ4の本数を不
用意に多くしても、シールド本体が前進することはほと
んど無い。
【0020】しかし、図15に示した従来技術では、セ
グメント組立時に以下のような問題が発生する。すなわ
ち、全てのシールドジャッキ4がパイロットチェック弁
6により所定の保持圧でその位置が保持されている状態
から、最初に組み立てようとするセグメントに対応する
位置にあるシールドジャッキ4を縮める(上記)と、
このシールドジャッキ4の作動圧力がタンク圧まで下が
るとともに、このジャッキ分だけ位置を保持するシール
ドジャッキ4が少なくなるのでシールドジャッキ4の保
持圧が上昇する。その後、縮めたシールドジャッキ4を
伸ばす(上記)と、このシールドジャッキ4の作動圧
力は上昇するが、上記のように作動圧力の最大値は80
kg/m2であるため、この時の他のシールドジャッキ
4の保持圧が80kg/m2より大きい場合には、当該
シールドジャッキ4の作動圧力は他のシールドジャッキ
4の保持圧までは上げられない。そのため、このシール
ドジャッキ4を停止させた後に位置を保持するジャッキ
としては使用できず、次に組み立てようとするセグメン
トに対応する位置にあるシールドジャッキ4を縮めたと
き(上記)は、このシールドジャッキ4と上記で縮
めたシールドジャッキ4を除く他のシールドジャッキ4
でその位置を保持せざるを得ず、その結果シールドジャ
ッキ4の保持圧が更に上がってしまう。その後、上記
、の動作を繰り返し行う(上記)と、位置を保持
するシールドジャッキ4の本数が徐々に減少していくた
め、シールドジャッキ4の保持圧が徐々に上昇してい
く。なお、上記を実施したときには他のシールドジャ
ッキ4の保持圧が80kg/m2以下であり、上記を
実施したときに初めて他のシールドジャッキ4の保持圧
が80kg/m2を越えることもあるが、この場合でも
上記の実施によりシールドジャッキ4の保持圧が徐々
に上昇していく。
【0021】このようにシールドジャッキ4の保持圧が
徐々に上昇していくと、いずれかのシールドジャッキ4
を縮めたときに、シールドジャッキ4の保持圧がオーバ
ロードリリーフ弁8のリリーフ圧(350kg/m2
に達することがある。この場合には、オーバロードリリ
ーフ弁8が開いて圧油がリリーフすることにより、位置
を保持していたシールドジャッキ4が縮み、その瞬間に
それ以外のシールドジャッキ4のボトム圧が80kg/
2から上がり始め、このシールドジャッキ4のボトム
側に接続された管路10Dの油圧ホースが膨張する。そ
のため、シールドジャッキ4のボトム側の圧油がその油
圧ホースに逃げ、シールドジャッキ4が縮み、これによ
りシールド本体が後退してしまう。その結果、シールド
本体後部のテールシールが破損したり、シールド本体の
前面の地山が崩れて地盤沈下を起こす等の問題が生じ
る。
【0022】本発明の目的は、セグメント組立中に、カ
ッターの地山への食い込みやシールド本体の後退を起こ
すことなくセグメントを組み立てることができるシール
ド掘進機のシールドジャッキ駆動制御装置を提供するこ
とにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の目的を達成するため、本発明は、油圧ポン
プと、この油圧ポンプから圧油供給管路を介して供給さ
れる圧油により駆動される複数のシールドジャッキとを
備え、これらシールドジャッキをシールド本体の後部に
環状に配列し、掘削中はこれらシールドジャッキを伸ば
すことでシールド本体に推力を与え、カッターにて地山
を掘削し、セグメント組立中は、個々のセグメントを組
み立てようとするとき、そのセグメントに対応する位置
にあるシールドジャッキを縮め、他のシールドジャッキ
の位置を保持することでシールド本体の後退を防止し、
当該セグメントを組み立てた後は縮めたシールドジャッ
キを伸ばすことで組み立てたセグメントを既設セグメン
トに押し付け、この手順を繰り返すことでセグメントを
リング状に組み立ててゆくシールド掘進機のシールドジ
ャッキ駆動制御装置において、前記圧油供給管路に接続
され、前記シールドジャッキの作動圧力の最大値を設定
すると共に、その作動圧力の最大値を変えられるようリ
リーフ設定圧を変更可能なリリーフ弁装置と、セグメン
ト組立中に縮めたシールドジャッキの伸ばし操作による
総推力がカッターの地山への食い込みを生じさせないた
めの総推力制限値を越えないように前記リリーフ弁装置
のリリーフ設定圧を変更し、前記作動圧力の最大値を変
える制御手段とを備える構成とする。
【0024】以上のようにリリーフ弁装置及び制御手段
を設け、セグメント組立中に縮めたシールドジャッキの
伸ばし操作による総推力がカッターの地山への食い込み
を生じさせないための総推力制限値を越えないようにリ
リーフ弁装置のリリーフ設定圧を変更し、作動圧力の最
大値を変えることにより、伸ばすシールドジャッキの選
択本数が多くても、シールド本体が前進することはほと
んど無く、これによりセグメント組立中にカッターが地
山に食い込むことが防止される。
【0025】また、シールドジャッキの盛り替えで縮め
たシールドジャッキをセグメント組立後に伸ばしたとき
に、このシールドジャッキの作動圧力は位置を保持して
いる他のシールドジャッキの保持圧まで上げられるの
で、当該シールドジャッキを停止させた後には位置を保
持するジャッキとして使用できる。従って、次に組み立
てようとするシールドジャッキを縮めても、シールドジ
ャッキの保持圧はほとんど変わらず、そのため、シール
ドジャッキの盛り替え毎にシールドジャッキの保持圧が
上昇し最終的にオーバロードリリーフ弁のリリーフ圧に
達することはほとんど無く、これによりシールドジャッ
キが縮んでシールド本体が後退することが防止される。
【0026】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記リリーフ弁装置は電磁比例リリーフ弁を有し、前記
制御手段は、セグメント組立中に縮めたシールドジャッ
キの伸ばし操作による総推力が前記総推力制限値にほぼ
等しくなるよう前記電磁比例リリーフ弁のリリーフ設定
圧を変更する。
【0027】このようにリリーフ弁装置を電磁比例リリ
ーフ弁で構成することにより、必要最小限の部品数で縮
めたシールドジャッキの伸ばし操作による総推力を総推
力制限値にほぼ等しくすることができる。
【0028】(3)また、上記(1)において、好まし
くは、前記リリーフ弁装置は、複数のリリーフ弁を多段
に配置した多段リリーフ弁と、前記複数のリリーフ弁の
組み合わせを変更しリリーフ設定圧を変更する選択弁と
を有し、前記制御手段は、セグメント組立中に縮めたシ
ールドジャッキの伸ばし操作による総推力が前記総推力
制限値以下でそれに最も近い値になるよう前記選択弁を
切換操作する。
【0029】このようにリリーフ弁装置を多段リリーフ
弁及び選択弁で構成することにより、通常のリリーフ弁
の組合せでリリーフ弁装置のリリーフ圧を変更できる。
【0030】(4)更に、上記(1)において、好まし
くは、前記制御手段は、前記総推力制限値として規定値
を用いる。
【0031】これにより、制御手段によるリリーフ弁装
置のリリーフ圧の演算処理が簡略化される。
【0032】(5)また、上記(1)において、好まし
くは、前記制御手段は、土圧を検出する手段と、この土
圧から前記総推力制限値を演算する手段とを有する。
【0033】これにより、実際の切羽前面土圧に応じて
総推力制限値が決定されるため、総推力制限値の精度が
高くなる。
【0034】(6)また、上記(1)において、好まし
くは、前記制御手段は、伸ばし操作時におけるシールド
ジャッキの選択本数を検出する手段と、このシールドジ
ャッキの選択本数から前記縮めたシールドジャッキの伸
ばし操作による総推力が前記総推力制限値になるような
制御圧力を計算する手段と、前記リリーフ弁装置のリリ
ーフ設定圧がその制御圧力を越えないよう制御する手段
とを有する。
【0035】これにより、セグメント組立中に縮めたシ
ールドジャッキの伸ばし操作による総推力がカッターの
地山への食い込みを生じさせないための総推力制限値を
越えないようにすることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本発明の第1の実施形態を図1〜図
4により説明する。図1において、本発明が係わるシー
ルド掘進機はシールド本体11を有し、このシールド本
体11の前端部にはカッター13が設けられている。こ
のカッター13はカッター駆動装置14の駆動によりピ
ニオン15及び旋回ギア16を介して回転し、前面の地
山を掘削する。シールド本体11には前部から後方に延
びるスクリューコンベア17が配置され、このスクリュ
ーコンベア17はカッター13で掘削された土砂をシー
ルド本体11の後方へ送る。シールド本体11の後部に
はエレクター19が設けられ、このエレクター19はト
ンネルを構築すべくセグメントリング20を順次組み立
てていく。また、シールド本体11の後端部には、地下
水、地山の土砂等が流入するのを防止するためのテール
シール12が設けられている。
【0037】また、シールド本体11の後部の内面に
は、図2に示すように、複数本(ここでは8本)のシー
ルドジャッキ4が環状に配置されており、これらシール
ドジャッキ4を伸ばしてエレクター19で組み立てられ
たセグメントリング20に押し付けることによりシール
ド本体11を掘進させる。
【0038】以上のように構成したシールド掘進機に
は、図3に示すような本実施形態のシールドジャッキ駆
動制御装置が搭載されている。図3において、本シール
ドジャッキ駆動制御装置は、シールドジャッキ4に圧油
を供給する油圧ポンプ1と、方向切換弁2と、選択弁3
と、パイロットチェック弁6と、チェック弁7と、電磁
比例リリーフ弁(リリーフ弁装置)5と、オーバロード
リリーフ弁8と、シールドジャッキ選択スイッチ31
と、シールドジャッキ操作スイッチ32と、シールド機
状態切換スイッチ33と、選択弁制御部35と、方向切
換弁制御部36と、条件判断・演算処理部40と、電磁
比例リリーフ弁制御部41とを備えている。方向切換弁
2、選択弁3、パイロットチェック弁6、チェック弁
7、オーバロードリリーフ弁8、シールドジャッキ選択
スイッチ31、シールドジャッキ操作スイッチ32、シ
ールド機状態切換スイッチ33は、図14及び図15で
示したものと同じなので、説明を省略する。
【0039】電磁比例リリーフ弁5は吐出管路10Aに
接続され、電磁比例リリーフ弁制御部41からの制御信
号に比例したリリーフ圧が設定される。ここで、電磁比
例リリーフ弁5のリリーフ圧は0〜350kg/m2
間で変更可能である。
【0040】条件判断・演算処理部40は、シールドジ
ャッキ選択スイッチ31、シールドジャッキ操作スイッ
チ32、シールド機状態切換スイッチ33からの信号を
入力し、所定の条件判断処理及び演算処理を行い、演算
結果を指令信号として電磁比例リリーフ弁制御部41に
出力する。電磁比例リリーフ弁制御部41は、条件判断
・演算処理部40からの指令信号に応じた制御信号を出
力し、電磁比例リリーフ弁5のリリーフ圧を制御する。
【0041】図4に条件判断・演算処理部40における
条件判断処理及び演算処理の詳細を示す。まず、シール
ドジャッキ選択スイッチ31の選択信号、シールドジャ
ッキ操作スイッチ32の操作指示信号、シールド機状態
切換スイッチ33の切換信号を入力する(ステップ10
1)。
【0042】次いで、シールド機状態切換スイッチ33
の切換信号がセグメント組立モードであるかどうか、シ
ールドジャッキ選択スイッチ31で選択されているシー
ルドジャッキ4があるかどうか、シールドジャッキ操作
スイッチ32の操作指示信号が伸ばし操作であるかどう
かを判断し(ステップ102〜104)、切換信号がセ
グメント組立モードであり、選択されているシールドジ
ャッキ4があり、操作指示信号が伸ばし操作であるとき
は、シールドジャッキ選択スイッチ31で選択されたシ
ールドジャッキ4の本数を検出する(ステップ10
5)。
【0043】次いで、このシールドジャッキ4の選択本
数に基づき、縮めたシールドジャッキ4の伸ばし操作に
よる総推力がカッター13の地山への食い込みを生じさ
せないための総推力制限値に等しくなるような制御圧力
を計算する(ステップ106)。この制御圧力は、以下
のようにして求める。
【0044】すなわち、Pを制御圧力、Fを総推力制限
値、Pjをシールドジャッキ4の定格圧力、Fjをシー
ルドジャッキ4の1本当たりの定格推力、nをシールド
ジャッキ4の選択本数とすると、制御圧力Pは、 P={(Pj/Fj)×(F/n)} …(1) により算出される。
【0045】ここで、総推力制限値Fとは、シールドジ
ャッキ4をこれ以上伸ばしてもカッター13が地山に食
い込むことのない総推力の最大値であり、具体的には、
シールドジャッキ4を伸ばしたときに発生する総推力が
切羽前面土圧と周辺摩擦抵抗力の合計を越えないよう制
限する値である。本実施形態では、切羽前面土圧及び周
辺摩擦抵抗力を地山や施工状況から予め想定し、切羽前
面土圧と周辺摩擦抵抗力の合計を越えない値を規定し、
この規定値を総推力制限値Fとして用いる。
【0046】次いで、電磁比例リリーフ弁5のリリーフ
圧を上記(1)式で求めた制御圧力Pにするための指令
信号を生成し出力する(ステップ107)。
【0047】また、シールドジャッキ操作スイッチ32
の操作指示信号が伸ばし操作であるかどうかを判断した
ときに、操作指示信号が伸ばし操作でなく縮み操作であ
ると判断されると、電磁比例リリーフ弁5のリリーフ圧
を350kg/m2にするための指令信号を生成し出力
する(ステップ104→109)。
【0048】また、シールドジャッキ選択スイッチ31
で選択されているシールドジャッキ4があるかどうかを
判断したときに、選択されているシールドジャッキ4が
無いと判断されると、電磁比例リリーフ弁5のリリーフ
圧を0kg/m2にするための指令信号を生成し出力す
る(ステップ103→110)。
【0049】また、シールド機状態切換スイッチ33の
切換信号がセグメント組立モードかどうかを判断したと
きに、セグメント組立モードでなく掘進モードと判断さ
れると、掘削処理を実行する(ステップ102→12
0)。この掘削処理では、シールドジャッキ操作スイッ
チ32の操作指示信号がオフ(シールドジャッキ停止)
のときは、電磁比例リリーフ弁5のリリーフ圧を0kg
/m2にするための指令信号を生成し出力し、シールド
ジャッキ操作スイッチ32の操作指示信号が伸ばし操作
または縮み操作のときは、電磁比例リリーフ弁5のリリ
ーフ圧を350kg/m2にするための指令信号を生成
し出力する。
【0050】以上のように構成した本実施形態のシール
ドジャッキ駆動制御装置の動作を説明する。カッター1
3により前方の地山を掘削するときは、図示しないスイ
ッチを操作してカッター駆動装置14を駆動しカッター
13を回転させるとともに、シールド機状態切換スイッ
チ33を掘削モードに切り換え、シールドジャッキ選択
スイッチ31で必要数のシールドジャッキ4を選択し、
シールドジャッキ操作スイッチ32で伸ばし操作を指示
し、選択した必要数のシールドジャッキ4を伸ばしてセ
グメントリング20に押し付ける。この時の電磁比例リ
リーフ弁5のリリーフ圧は350kg/m2となるた
め、シールドジャッキ4の作動圧力の最大値も350k
g/m2と高圧になり、シールド本体1に十分な推力が
与えられ、これによりシールド本体1は切羽前面土圧及
び周辺摩擦抵抗力に打ち勝って掘進していく。
【0051】エレクター19によりセグメントを組み立
てるときは、以下の手順により行う。 シールド機状態切換スイッチ33をセグメント組立モ
ードに切り換え、シールドジャッキ選択スイッチ31で
最初に組み立てようとするセグメントに対応する位置に
あるシールドジャッキ4を選択し、シールドジャッキ操
作スイッチ32で縮み操作を指示し、全てのシールドジ
ャッキ4がパイロットチェック弁6により所定の保持圧
でその位置が保持されている状態からこれら選択したシ
ールドジャッキ4を縮め、それ以外の他のシールドジャ
ッキ4はその位置を保持することでシールド本体1の後
退を防止する。このとき、縮めたシールドジャッキ4の
作動圧力がタンク圧まで下がるとともに、その抜いたジ
ャッキ分だけ位置を保持するシールドジャッキ4が少な
くなるのでシールドジャッキ4の保持圧が上昇する。
【0052】図示しないスイッチを操作してエレクタ
ー19を駆動し、当該セグメントを組み立てる。 シールドジャッキ操作スイッチ32で伸ばし操作を指
示し、縮めたシールドジャッキ4を伸ばして組み立てた
セグメントをセグメントリング20に押し付ける。この
とき、このシールドジャッキ4の作動圧力が上昇する。
【0053】シールドジャッキ選択スイッチ31で次
に組み立てようとするセグメントに対応する位置にある
シールドジャッキ4を選択し、上記と同様にしてシール
ドジャッキ操作スイッチ32によりその選択したシール
ドジャッキ4を縮める。 上記〜の動作を繰り返す。
【0054】ここで、縮めたシールドジャッキ4を伸ば
すとき(上記)、条件判断・演算処理部40では、シ
ールドジャッキ4の選択本数nを検出し、このシールド
ジャッキ4の伸ばし操作による総推力が予め定めた総推
力制限値Fにほぼ等しくなるよう電磁比例リリーフ弁5
のリリーフ圧を制御し、当該シールドジャッキ4の作動
圧力の最大値を制御するので、伸ばすシールドジャッキ
の選択本数nが多くても、総推力が切羽前面土圧と周辺
摩擦抵抗力の合計を越えることはほとんど無い。これに
より、シールド本体1が前進することはほとんど無く、
停止中のカッター13が地山に食い込むことが防止され
る。
【0055】また、上記のように縮めたシールドジャッ
キ4の伸ばし操作による総推力が総推力制限値Fにほぼ
等しくなるようシールドジャッキ4の作動圧力の最大値
を制御するので、伸ばすシールドジャッキ4の作動圧力
は位置を保持している他のシールドジャッキ4の保持圧
まで上がる。そのため、当該シールドジャッキ4を停止
させた後には位置を保持するジャッキとして使用できる
ので、次に組み立てようとするセグメントに対応する位
置にあるシールドジャッキ4を縮めても(上記)、シ
ールドジャッキ4の保持圧はほとんど変わらない。従っ
て、シールドジャッキ4の盛り替え(上記、)毎に
シールドジャッキ4の保持圧が上昇し最終的にオーバロ
ードリリーフ弁8のリリーフ圧に達することは無く、こ
れによりシールド本体1が後退することが防止される。
【0056】以上のように本実施形態によれば、セグメ
ント組立中にシールド本体1が前進して停止中のカッタ
ー13が地山に食い込むことを防止できるので、掘削時
にカッター13が回転不能になったり、カッター13が
破損することを防止できるとともに、シールド本体1の
推進による切羽前面土圧の上昇が起こることは無く、周
辺地盤に隆起等が生じることを防止できる。また、セグ
メント組立中にシールド本体1の後退を防止できるの
で、シールド本体1の後端部のテールシール12が破損
したり、シールド本体1の前面の地山が崩れて地盤沈下
が起きることを防止できる。
【0057】また、本実施形態においては、制御圧力P
の計算に使用する総推力制限値Fとして予め定めた規定
値を用いるので、条件判断・演算処理部40による演算
処理を簡略化できる。
【0058】また、セグメント組立時には、シールドジ
ャッキをより高圧で作動させたい場合がある。例えば、
止水用シール材付のセグメントを組み立てる場合には、
シールドジャッキの伸ばして当該セグメントを既設セグ
メントリングに押し付けたときに、シールドジャッキの
作動圧力が低いと、止水用シール材を押しつぶすことが
できず、この場合には隣接するセグメントとボルト穴を
合わせられず、セグメント同士をボルト結合できなくな
ることがある。本実施形態では、縮めたシールドジャッ
キ4の伸ばし操作による総推力が総推力制限値Fにほぼ
等しくなるようシールドジャッキ4の作動圧力の最大値
を制御するので、シールドジャッキ4の作動圧力を十分
上げることができ、止水用シール材を押しつぶすことが
できる。
【0059】本発明の第2の実施形態を図5及び図6に
より説明する。本実施形態は、第1の実施形態において
セグメント組立時の総推力制限値を予め定めた規定値と
する代わりに、シールド本体11の前面土圧から算出す
るものである。図中、第1の実施形態と同等の部材には
同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0060】図5において、本実施形態のシールドジャ
ッキ駆動制御装置は、図3に示すものに加えてシールド
本体11の前面土圧を検出する圧力計43を備え、かつ
図3に示す条件判断・演算処理部40の代わりに条件判
断・演算処理部40Aを備えている。条件判断・演算処
理部40Aは、シールドジャッキ選択スイッチ31、シ
ールドジャッキ操作スイッチ32、シールド機状態切換
スイッチ33及び圧力計43からの信号を入力し、所定
の条件判断処理及び演算処理を行い、演算結果を指令信
号として電磁比例リリーフ弁制御部41に出力する。
【0061】図6に条件判断・演算処理部40Aにおけ
る条件判断処理及び演算処理の詳細を示す。まず、シー
ルドジャッキ選択スイッチ31の選択信号、シールドジ
ャッキ操作スイッチ32の操作信号、シールド機状態切
換スイッチ33の切換信号及び圧力計43の検出信号を
入力する(ステップ101A)。
【0062】そして、シールド機状態切換スイッチ33
の切換信号がセグメント組立モードであり、シールドジ
ャッキ選択スイッチ31で選択されたシールドジャッキ
4があり、シールドジャッキ操作スイッチ32の操作指
示信号が伸ばし操作であると判断され、シールドジャッ
キ4の選択本数nを検出した(ステップ102〜10
5)後、圧力計43の検出値に基づき、縮めたシールド
ジャッキ4の伸ばし操作による総推力がカッター13の
地山への食い込みを生じさせないための総推力制限値を
計算する(ステップ108)。この総推力制限値の演算
は以下のようにして行う。
【0063】すなわち、Fmをシールド本体11の前面
土圧による対抗推力、Pmを圧力計43の検出値(土
圧)、Aをシールド本体11の断面積とすると、土圧に
よる対抗推力Fmは、 Fm=Pm×A …(2) により算出される。また、Fcを総推力制限値、αを周
辺摩擦抵抗力の既定値とすると、総推力制限値Fcは、 Fc=Fm+α …(3) により算出される。ここで、周辺摩擦抵抗力の既定値α
は、地山や施工状況等から想定してもよいし、あるいは
前掘削時のシールドジャッキ4の伸ばし操作による総推
力からその時の前面土圧による対抗推力を差し引いた値
を求め、この値から想定してもよい。
【0064】次いで、シールドジャッキ4の選択本数n
から縮めたシールドジャッキ4の伸ばし操作によるシー
ルド総推力が上記(3)式で求めた総推力制限値Fcに
等しくなるような制御圧力Pを計算する(ステップ10
6A)。この制御圧力Pは、以下の計算式から求められ
る。
【0065】 P={(Pj/Fj)×(Fc/n)} …(4) その他の処理は図4で示したものと同じなので省略す
る。
【0066】一般にシールド本体11の前面土圧は土被
り(深度)によって異なり、土被りが浅い所では土圧が
小さく、逆に土被りが深い所では土圧が大きくなる。土
被りの浅い所で施工する場合は、上記のように前面土圧
の影響が少ないので、第1の実施形態で述べたように総
推力制限値として予め定めた規定値を用いても特に問題
はない。しかし、土被りの深い所で施工する場合は、前
面土圧分の影響が大きくなるため、総推力制限値として
規定値を用いると総推力制限値の精度が低下する。
【0067】本実施形態においては、実際のシールド本
体11の前面土圧を検出し、この前面土圧に基づいて総
推力制限値を計算するようにしたので、総推力制限値の
精度を高くすることができる。
【0068】本発明の第3の実施形態を図7〜図9によ
り説明する。本実施形態は、第1の実施形態においてリ
リーフ弁装置を電磁比例リリーフ弁で構成する代わり
に、多段リリーフ弁及び選択弁で構成したものである。
図中、第1の実施形態と同等の部材には同じ符号を付
し、その説明を省略する。
【0069】図7において、本実施形態のシールドジャ
ッキ駆動制御装置は、図3に示した回路において、電磁
比例リリーフ弁5の代わりにリリーフ弁装置5Aを備
え、条件判断・演算処理部40の代わりに条件判断・演
算処理部40Bを備え、電磁比例リリーフ弁制御部41
の代わりに選択弁制御部41Aを備えており、他の構成
は図3に示したものと同じである。
【0070】リリーフ弁装置5Aは、吐出管路10Aに
接続されたベント付のメインリリーフ弁5Aaと、この
メインリリーフ弁5Aaのベント管路Rに接続された電
磁選択弁5Ba,5Bb及びリモートリリーフ弁5A
b,5Ac,5Adとを有しており、電磁選択弁5B
a,5Bbは選択弁制御部41Aからの制御信号により
スプール位置が切り換えられる。ここで、メインリリー
フ弁5Aaのリリーフ圧は350kg/m2に設定さ
れ、リモートリリーフ弁5Ab〜5Adのリリーフ圧は
それぞれ210kg/m2、140kg/m2、80kg
/m2に設定されている。
【0071】電磁選択弁5Baが図示中立位置にあると
きは、電磁選択弁5Bbのスプール位置にかかわらずメ
インリリーフ弁5Aaのベント管路RがタンクTと連通
され、吐出管路10Aの圧油がベント管路Rを介してタ
ンクTに流れるので、リリーフ弁装置5Aのリリーフ圧
としては0kg/m2が選択される。電磁選択弁5Ba
が図示A位置に切り換わると、電磁選択弁5Bbのスプ
ール位置にかかわらずメインリリーフ弁5Aaのベント
管路Rが閉じられるため、リリーフ弁装置5Aのリリー
フ圧としてはメインリリーフ弁5Aaのリリーフ圧であ
る350kg/m2が選択される。電磁選択弁5Baが
図示B位置に切り換わり、かつ電磁選択弁5Bbが図示
中立位置にあるときは、メインリリーフ弁5Aaのベン
ト管路Rがリモートリリーフ弁5Adと連通され、吐出
管路10Aの圧油がベント管路Rを介してリモートリリ
ーフ弁5Adに流れるので、リリーフ弁装置5Aのリリ
ーフ圧としてはリモートリリーフ弁5Adのリリーフ圧
である80kg/m2が選択される。電磁選択弁5Ba
が図示B位置に切り換わり、かつ電磁選択弁5Bbが図
示B位置に切り換わると、メインリリーフ弁5Aaのベ
ント管路Rがリモートリリーフ弁5Acと連通され、吐
出管路10Aの圧油がベント管路Rを介してリモートリ
リーフ弁5Acに流れるので、リリーフ弁装置5Aのリ
リーフ圧としてはリモートリリーフ弁5Acのリリーフ
圧である140kg/m2が選択される。電磁選択弁5
Baが図示B位置に切り換わり、かつ電磁選択弁5Bb
が図示A位置に切り換わると、メインリリーフ弁5Aa
のベント管路Rがリモートリリーフ弁5Abと連通さ
れ、吐出管路10Aの圧油がベント管路Rを介してリモ
ートリリーフ弁5Abに流れるので、リリーフ弁装置5
Aのリリーフ圧としてはリモートリリーフ弁5Abのリ
リーフ圧である210kg/m2が選択される。
【0072】条件判断・演算処理部40Bは、シールド
ジャッキ選択スイッチ31、シールドジャッキ操作スイ
ッチ32、シールド機状態切換スイッチ33からの信号
を入力し、所定の条件判断処理及び演算処理を行い、演
算結果を指令信号として選択弁制御部41Aに出力す
る。選択弁制御部41Aはその指令信号に応じた制御信
号を電磁選択弁5Ba,5Bbに出力し、リリーフ弁装
置5Aのリリーフ圧を設定する。
【0073】図8に条件判断・演算処理部40Bにおけ
る条件判断処理及び演算処理の詳細を示す。ここで、制
御圧力の演算処理(ステップ101〜106)までは図
4に示したものと同じなので省略する。
【0074】制御圧力Pを演算(ステップ106)した
後、この演算値に基づいてリリーフ圧Psの選択を行う
(ステップ109)。このリリーフ圧の選択処理では、
図9に示すように、制御圧力Pを80kg/m2、14
0kg/m2、210kg/m2、350kg/m2とそ
れぞれ比較し(ステップ131〜134)、制御圧力P
が80kg/m2より小さいときはリリーフ圧Psとし
て0kg/m2を選択し(ステップ135)、制御圧力
Pが80kg/m2以上であり140kg/m2より小さ
いときはリリーフ圧Psとして80kg/m2を選択し
(ステップ136)、制御圧力Pが140kg/m2
上であり210kg/m2より小さいときはリリーフ圧
Psとして140kg/m2を選択し(ステップ13
7)、制御圧力Pが210kg/m2以上であり350
kg/m2より小さいときはリリーフ圧Psとして21
0kg/m2を選択し(ステップ138)、制御圧力P
が350kg/m2以上であるときはリリーフ圧Psと
して350kg/m2を選択する(ステップ139)。
【0075】図8に戻り、リリーフ弁装置5Aのリリー
フ圧を上記のように選択した圧力Psにするための指令
信号を作成して出力する(ステップ112)。
【0076】また、シールドジャッキ操作スイッチ32
の操作指示信号が伸ばし操作であるかどうかを判断した
ときに、操作指示信号が伸ばし操作でなく縮み操作であ
ると判断されると、リリーフ弁装置5Aのリリーフ圧を
350kg/m2にするための指令信号を生成し出力し
(ステップ104→113)、シールドジャッキ選択ス
イッチ31で選択されたシールドジャッキ4があるかど
うかを判断したときに、選択されたシールドジャッキ4
が無いと判断されると、リリーフ弁装置5Aのリリーフ
圧を0kg/m2にするための指令信号を生成し出力す
る(ステップ103→114)。
【0077】本実施形態においては、セグメント組立中
のリリーフ弁装置5Aのリリーフ圧として、メインリリ
ーフ弁5Aa及びリモートリリーフ弁5Ab〜5Adの
リリーフ圧のうち制御圧力P以下でそれに最も近い値を
選択するようにしたので、第1の実施形態と同様に、セ
グメント組立中に、シールド本体1の前進により停止中
のカッター13が地山に食い込むこと及びシールド本体
1が後退することを防止できる。
【0078】また、リリーフ弁装置5Aをメインリリー
フ弁5Aa、リモートリリーフ弁5Ab〜5Ad及び電
磁選択弁5Ba,5Bbで構成したので、通常のリリー
フ弁の組合せでリリーフ弁装置5Aのリリーフ圧を変更
できる。
【0079】本発明の第4の実施形態を図10及び図1
1により説明する。本実施形態は、第3の実施形態にお
いてセグメント組立時の総推力制限値を予め定めた規定
値とする代わりに、第2の実施形態と同様にシールド本
体11の前面土圧から算出するものである。図中、第2
及び第3の実施形態と同等の部材には同じ符号を付し、
その説明を省略する。
【0080】図10において、本実施形態のシールドジ
ャッキ駆動制御装置は、図7に示すものに加えて図5に
示したものと同じ圧力計43を備え、かつ図7に示す条
件判断・演算処理部40Bの代わりに条件判断・演算処
理部40Cを備えている。条件判断・演算処理部40C
は、シールドジャッキ選択スイッチ31、シールドジャ
ッキ操作スイッチ32、シールド機状態切換スイッチ3
3及び圧力計43からの信号を入力し、所定の条件判断
処理及び演算処理を行い、演算結果を指令信号として選
択弁制御部41Aに出力する。
【0081】図11に条件判断・演算処理部40Cにお
ける条件判断処理及び演算処理の詳細を示す。ここで、
制御圧力の演算処理まで(ステップ101A〜106
A)は図6に示したものと同じであり、リリーフ圧の選
択処理以降(ステップ111〜114)は図8に示した
ものと同じなので、説明は省略する。
【0082】本実施形態においても、第2の実施形態と
同様に総推力制限値の精度を高くすることができる。
【0083】本発明の第5の実施形態を図12及び図1
3により説明する。本実施形態は、第1の実施形態にお
いてシールド機状態切換スイッチの代わりに回転計を設
け、カッターの停止状態を検出することで現在のシール
ド掘進機の状態がセグメント組立中であることを判断す
るものである。図中、第1の実施形態と同等の部材には
同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0084】図12において、本実施形態のシールドジ
ャッキ駆動制御装置は、図3に示した回路において、シ
ールド機状態切換スイッチ33の代わりに回転計44を
備え、条件判断・演算処理部40の代わりに条件判断・
演算処理部40Dを備えている。
【0085】回転計44は、カッター13の回転軸に設
けられたロータリエンコーダであり、回転位置が変化す
るかどうかでカッター13が停止状態であるかを検出す
る。なお、カッター13の停止状態を検出する回転計4
4はそのようなロータリエンコーダに限らず、例えばギ
アの歯先面が近接するとオンするような近接スイッチを
用い、オンとオフが繰り返されるかどうかでカッター1
3の停止状態を検出してもよい。
【0086】条件判断・演算処理部40Dは、図13に
示すように、シールドジャッキ選択スイッチ31の選択
信号、シールドジャッキ操作スイッチ32の操作信号、
回転計44の検出信号を入力し(ステップ101B)、
次いで回転計44の検出信号からカッター13が停止状
態であるかどうかを判断し(ステップ102A)、カッ
ター13が停止状態であると判断されたときは、セグメ
ント組立中であるとして以後の処理(ステップ103〜
109)を実行する。これらの処理は図4で示したもの
と同じなので、説明を省略する。
【0087】本実施形態においては、回転計44により
カッター13の停止状態を検出することで現在のシール
ド掘進機の状態がセグメント組立中であることを自動的
に判断するので、上述した第1〜第4の実施形態のよう
にオペレータがシールド掘進機の状態に応じてシールド
機状態切換スイッチを切換操作する必要はなく、オペレ
ータの手間が省ける。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、セグメント組立中に、
シールド本体の前進により停止中のカッタが地山に食い
込むことを防止できるので、カッターの破損等や切羽前
面土圧の上昇による周辺地盤の隆起等を防止できるとと
もに、シールド本体が後退することを防止できるので、
テールシールの破損や前面地山の崩壊による地盤沈下の
発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールドジャッキ駆動制御装置を搭載
したシールド掘進機の全体図である。
【図2】図1に示すシールドジャッキの配置図である。
【図3】本発明の第1の実施形態によるシールドジャッ
キ駆動制御装置の構成図である。
【図4】図3に示す条件判断・演算処理部の条件判断・
演算処理機能の詳細を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態によるシールドジャッ
キ駆動制御装置の構成図である。
【図6】図5に示す条件判断・演算処理部の条件判断・
演算処理機能の詳細を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態によるシールドジャッ
キ駆動制御装置の構成図である。
【図8】図7に示す条件判断・演算処理部の条件判断・
演算処理機能の詳細を示すフローチャートである。
【図9】図8に示す制御圧力の選択処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明の第4の実施形態によるシールドジャ
ッキ駆動制御装置の構成図である。
【図11】図10に示す条件判断・演算処理部の条件判
断・演算処理機能の詳細を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第5の実施形態によるシールドジャ
ッキ駆動制御装置の構成図である。
【図13】図12に示す条件判断・演算処理部の条件判
断・演算処理機能の詳細を示すフローチャートである。
【図14】従来によるシールドジャッキ駆動制御装置の
構成図である。
【図15】従来による他のシールドジャッキ駆動制御装
置の構成図である。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ 2 方向切換弁 3 選択弁 4 シールドジャッキ 5 電磁比例リリーフ弁(リリーフ弁装置) 5A リリーフ弁装置 5Aa メインリリーフ弁(多段リリーフ弁) 5Ab,5Ac,5Ad リモートリリーフ弁(多段リ
リーフ弁) 5Ba,5Bb 電磁選択弁 6 パイロットチェック弁 8 オーバロードリリーフ弁 10A 吐出管路(圧油供給管路) 11 シールド本体 13 カッター 20 セグメントリング 31 シールドジャッキ選択スイッチ 32 シールドジャッキ操作スイッチ 33 シールド機状態切換スイッチ 35 選択弁制御部 36 方向切換弁制御部 40,40A,40B,40C,40D 条件判断・演
算処理部 41 電磁比例リリーフ弁制御部 41A 選択弁制御部 43 圧力計 44 回転計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−95799(JP,A) 特開 昭62−296098(JP,A) 特開 平2−27092(JP,A) 特開 平2−47496(JP,A) 特開 平2−252895(JP,A) 特開 昭57−81592(JP,A) 実開 平1−164392(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ポンプと、この油圧ポンプから圧油供
    給管路を介して供給される圧油により駆動される複数の
    シールドジャッキとを備え、これらシールドジャッキを
    シールド本体の後部に環状に配列し、掘削中はこれらシ
    ールドジャッキを伸ばすことでシールド本体に推力を与
    え、カッターにて地山を掘削し、セグメント組立中は、
    個々のセグメントを組み立てようとするとき、そのセグ
    メントに対応する位置にあるシールドジャッキを縮め、
    他のシールドジャッキの位置を保持することでシールド
    本体の後退を防止し、当該セグメントを組み立てた後は
    縮めたシールドジャッキを伸ばすことで組み立てたセグ
    メントを既設セグメントに押し付け、この手順を繰り返
    すことでセグメントをリング状に組み立ててゆくシール
    ド掘進機のシールドジャッキ駆動制御装置において、 前記圧油供給管路に接続され、前記シールドジャッキの
    作動圧力の最大値を設定すると共に、その作動圧力の最
    大値を変えられるようリリーフ設定圧を変更可能なリリ
    ーフ弁装置と、 セグメント組立中に縮めたシールドジャッキの伸ばし操
    作による総推力がカッターの地山への食い込みを生じさ
    せないための総推力制限値を越えないように前記リリー
    フ弁装置のリリーフ設定圧を変更し、前記作動圧力の最
    大値を変える制御手段とを備えることを特徴とするシー
    ルド掘進機のシールドジャッキ駆動制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシールド掘進機のシールド
    ジャッキ駆動制御装置において、前記リリーフ弁装置は
    電磁比例リリーフ弁を有し、前記制御手段は、セグメン
    ト組立中に縮めたシールドジャッキの伸ばし操作による
    総推力が前記総推力制限値にほぼ等しくなるよう前記電
    磁比例リリーフ弁のリリーフ設定圧を変更することを特
    徴とするシールド掘進機のシールドジャッキ駆動制御装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のシールド掘進機のシールド
    ジャッキ駆動制御装置において、前記リリーフ弁装置
    は、複数のリリーフ弁を多段に配置した多段リリーフ弁
    と、前記複数のリリーフ弁の組み合わせを変更しリリー
    フ設定圧を変更する選択弁とを有し、前記制御手段は、
    セグメント組立中に縮めたシールドジャッキの伸ばし操
    作による総推力が前記総推力制限値以下でそれに最も近
    い値になるよう前記選択弁を切換操作することを特徴と
    するシールド掘進機のシールドジャッキ駆動制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のシールド掘進機のシールド
    ジャッキ駆動制御装置において、前記制御手段は、前記
    総推力制限値として規定値を用いることを特徴とするシ
    ールド掘進機のシールドジャッキ駆動制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載のシールド掘進機のシールド
    ジャッキ駆動制御装置において、前記制御手段は、土圧
    を検出する手段と、この土圧から前記総推力制限値を演
    算する手段とを有することを特徴とするシールド掘進機
    のシールドジャッキ駆動制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載のシールド掘進機のシールド
    ジャッキ駆動制御装置において、前記制御手段は、伸ば
    し操作時におけるシールドジャッキの選択本数を検出す
    る手段と、このシールドジャッキの選択本数から前記縮
    めたシールドジャッキの伸ばし操作による総推力が前記
    総推力制限値になるような制御圧力を計算する手段と、
    前記リリーフ弁装置のリリーフ設定圧がその制御圧力を
    越えないよう制御する手段とを有することを特徴とする
    シールド掘進機のシールドジャッキ駆動制御装置。
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