JPH041156B2 - - Google Patents

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JPH041156B2
JPH041156B2 JP13926486A JP13926486A JPH041156B2 JP H041156 B2 JPH041156 B2 JP H041156B2 JP 13926486 A JP13926486 A JP 13926486A JP 13926486 A JP13926486 A JP 13926486A JP H041156 B2 JPH041156 B2 JP H041156B2
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JP
Japan
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pressure
shield
valve
pipe
jack
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JP13926486A
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JPS62296098A (ja
Inventor
Yasuo Mori
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシールド掘進機に係り、特にシールド
ジヤツキを伸長させた状態で長期間休止した場
合、あるいはセグメント組立時にシールドジヤツ
キの使用本数を減らした場合、切羽水圧または土
圧により掘進機本体が後退させられるのを防止で
きるシールド掘進機に関する。
〔従来の技術〕
この種のシールド掘進機としては、実開昭57−
133696号に記載されたものがある。次に、このシ
ールド掘進機を第4図ないし第7図により説明す
る。第4図において、掘進機本体Mの前部には駆
動機で駆動する回転カツタCが支持されており、
内周部には複数本のシールドジヤツキ1が設置さ
れており、後端部にはセグメント2の外周に接触
させたテールシール3が取付けられている。ま
た、このシールド掘進機は、第7図に示すシール
ドジヤツキ操作用の油圧回路を備えている。この
油圧回路において、各シールドジヤツキ1のヘツ
ド室1aと各選択弁5との間の管路には、ヘツド
室1a側への流れを許容するパイロツト逆止め弁
4が介在されており、各パイロツト逆止め弁4の
パイロツト圧取入口はジヤツキ短縮側管路11B
に接続するパイロツト圧管路12に接続されてい
る。パイロツト圧管路12は残圧除去弁13を介
して油タンクに接続されている。前記の各選択弁
5はジヤツキ伸長側管路11Aに接続され、ロツ
ド室1bはジヤツキ短縮側管路11Bに接続され
ている。管路11A,11Bと油圧源(油圧ポン
プ)7との間には、油圧源7からの圧油を管路1
1Aおよび11Bに切替えて供給する主切替弁6
が設けられている。8は油タンクを示す。
また、各シールドジヤツキ1のヘツド室1aと
前記パイロツト逆止め弁4との間の管路には、そ
れぞれ分岐管が設けられ、その分岐管は過負荷防
止用リリーフ弁15を接続する管路11Cに接続
されている。また各分岐管には、前記リリーフ弁
15への流れのみを許容する逆止弁14が設けら
れて、シールドジヤツキ1への過負荷外力を防止
するようになつている。
上記の油圧回路を備えたシールド掘進機におい
て、シールドジヤツキ1を伸長し放置した状態を
説明する。選択弁5、主切替弁6がそれぞれブロ
ツク位置5a,6aになつている状態で、シール
ドジヤツキ1のロツドに切羽荷重Fが加わり、ヘ
ツド室1aに油圧が加わつてもリリーフ弁15の
設定圧力以下であれば管路11Cの圧油は、リリ
ーフ弁15と逆止め弁4の逆止め作用とにより閉
塞されている。従つて、シールドジヤツキ1が縮
小しないので、掘進機本体Mも切羽荷重F、すな
わち水圧や土圧による力により後退させられるこ
とがなくなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のシールド掘進機において、切羽荷重Fを
受けているシールドジヤツキ1の本数を減らした
時の切羽荷重下とリリーフ弁15の管路11C内
の圧力との関係は、次のようになる。
切羽の水圧または土圧を一定とした場合、管路
11C内の圧力はシールドジヤツキ1の使用本数
により変化する。すなわち、シールドジヤツキ1
のヘツド側内径面積をAcm2、切羽圧力により掘進
機本体Mが受ける荷重をFKg、シールドジヤツキ
1の使用本数をN本、管路11C内の圧力をP1
Kg/cm2とした時、 P1=F/A・N となる。
このように、圧力P1はシールドジヤツキ1の
使用本数Nに反比例するから、シールドジヤツキ
1の本数を減らせばその分、管路圧力P1が上昇
する。一方、リリーフ弁15の設定圧力P2は、
シールドジヤツキ1の仕様により決定され無暗に
高くすることができない。しかし、上記のシール
ド掘進機においては、シールドジヤツキ1を伸長
状態で放置する場合、あるいはセグメント組立時
のようにシールドジヤツキ1の使用本数を順次減
じて作業する場合、シールドジヤツキ1の本数を
どの程度まで減らしてよいかの判断基準がないの
で、使用本数を減らし過ぎてP1>P2となつてし
まつた場合、リリーフ弁15が作動し、該リリー
フ弁15から圧油が油タンクにリリーフしてしま
う。その結果、荷重を受けているシールドジヤツ
キが縮小して掘進機本体Mが後退してしまうこと
になる。そして、掘進機本体Mが後退させられる
と、次のような問題が生ずる。
すなわち、正常掘進におけるテールシール3
は、第5図に示すように掘進方向(矢印L方向)
に対しては正常の状態を保つてなんら問題はない
が、掘進機本体Mが後退する(矢印R方向に移動
する)場合には第6図に示すように反転させられ
るおそれがある。テールシール3が反転すると破
損を招き、シール作用が失われ、特に泥水加圧シ
ールドの場合泥水が機内に流入し切羽泥水圧が低
下し地下水圧をおさえる事が出来なくなる。その
ため、切羽の崩壊や地山の沈下、陥没の誘因とな
る。その他問題点としてシールド工法では第4図
に示すように既設セグメントから裏込材16を注
入するがシールが破損すればこの裏込材16はシ
ールを通過してテール部内に流入し完全な裏込め
作業が出来なくなる。
本発明の目的は、シールドジヤツキを伸長して
放置する場合、あるいはセグメント組立時にシー
ルドジヤツキの使用本数を減じた際、シールドジ
ヤツキの所要最低本数を自動的に確保できて、掘
進機本体の後退を確実に防止できるシールド掘進
機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、油圧源からの圧油を主切替弁を介
して複数本のシールドジヤツキのヘツド室および
ロツド室へ切換供給できると共に、各シールドジ
ヤツキのヘツド室に接続する管路にそれぞれ選択
弁を介在させ、かつ各選択弁とシールドジヤツキ
のヘツド室との間の管路に、選択弁側からヘツド
室側への流れを許容するパイロツト逆止め弁をそ
れぞれ設け、各シールドジヤツキのヘツド室と各
パイロツト逆止め弁との間の管路から分岐する分
岐管路を設け、その分岐管路をシールドジヤツキ
の過負荷防止用リリーフ弁を接続している管路に
接続し、かつ各分岐管路に前記リリーフ弁への流
れのみを許容する逆止弁をそれぞれ設けた油圧回
路を備えて成るシールド掘進機において、前記リ
リーフ弁を接続している管路に、リリーフ弁の設
定圧力より低い圧力を作動圧力とする圧力スイツ
チを設け、前記圧力スイツチが作動したとき主切
替弁が、圧油をブロツクする位置に切替わるよう
に構成することで、達成される。
〔作用〕
切羽荷重を受けているシールドジヤツキの使用
本数を減らすため、パイロツト逆止め弁を開き、
選択弁を流通位置に切替え、かつ主切替弁を圧油
がシールドジヤツキのロツド室側へ供給される作
動位置へ切替えて、シールドジヤツキを順次縮小
させると、リリーフ弁を接続する管路内の圧力
P1はシールドジヤツキの使用本数Nに反比例す
る関係から徐々に上昇し、圧力スイツチの作動圧
力に達すると、該圧力スイツチが作動する。圧力
スイツチが作動すると、主切替弁が圧油をブロツ
クする位置に切替わり、油圧源の圧油がアンロー
ドされてシールドジヤツキの縮小動作が停止す
る。すなわち、切羽荷重を支持するシールドジヤ
ツキの所要最低本数が自動的に確保されて、掘進
機本体の後退が防止される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図によ
り説明する。第1図は本発明によるシールド掘進
機に備えられるシールドジヤツキの油圧回路図、
第2図はシールドジヤツキ制御用の電気回路図を
示している。第1図において、第7図と同一付号
のものは同じもの、もしくは相当するものを表わ
しているので、その説明を省略する。この油圧回
路は、リリーフ弁15を接続している管路に、圧
力スイツチ17および残圧除去弁18を接続して
設けている一方、主切替弁6をSOL1,SOL2
の励磁により作動位置に切替わる電磁弁で構成し
ている。
前記圧力スイツチ17はリリーフ弁15の設定
圧力よりも低い圧力を作動圧力としていて、管路
11C内の圧力が前記作動圧力に達すると接点を
開くようになつている。前記残圧除去弁18は管
路11C内の圧力が設定圧力に達した時開いて、
管路11C内の残圧を除去する。
第2図において、SW1はシールドジヤツキ縮小
用スイツチ、SW2はシールドジヤツキ縮小停止用
スイツチ、Xはリレー、Xa1はその接点で、スイ
ツチSW1,SW2およびリレーXは直列に接続さ
れ、接点Xa1はSW1と並列に接続されている。
SW3はシールドジヤツキ伸長用スイツチ、SW4
シールドジヤツキ伸長停止用スイツチ、Yはリレ
ー、Ya1はその接点で、スイツチSW3,SW4およ
びリレーYは直列に接続され、接点Ya1はSW3
並列に接続されている。PSは圧力スイツチの接
点、Xa2はリレーXの接点、SOL2は主切替弁を
作動位置6bに切替えるソレノイドで、これらは
直列に接続されている。Ya2はリレーYの接点、
SOL1は主切替弁を作動位置6cに切替えるソ
レノイドで、これらは直列に接続されている。
次に本実施例の作用について説明する。
各選択弁5をブロツク位置5aから流通位置5
bに切替えた状態で、第2図のスイツチSW3を投
入すると、リレーYが励磁されてその接点Ya1
Ya2が閉じ、ソレノイドSOL1が励磁されて主切
替弁6が作動位置6cに切替わる。これにより油
圧源7からの圧油が各シールドジヤツキ1のヘツ
ド室1aに供給されて、シールドジヤツキ1は伸
長する。また、スイツチSW1を投入すると、リレ
ーXが励磁されてその接点Xa1,Xa2が閉じ、ソ
レノイドSOL2が励磁されて主切替弁6が作動
位置6bに切替わる。これにより油圧源7からの
圧油が各シールドジヤツキ1のロツド室1bに供
給されて、シールドジヤツキ1は縮小する。
ここで、各シールドジヤツキ1を所定ストロー
ク伸長させた後、各選択弁5および主切替弁6を
ブロツク位置5a,6aに切替えて、掘進機本体
Mが切羽圧力により荷重FKgを受けている一方、
リリーフ弁15の設定圧力PRを例えば350Kg/
cm2、圧力スイツチ17の作動圧力を例えば330
Kg/cm2に設定し、管路11Cの圧力P1が330
Kg/cm2以下となつている状態において、シールド
ジヤツキの使用本数を減らすため、シールドジヤ
ツキを順次縮小させていく場合について説明す
る。管路11C内の圧力が圧力スイツチ17の作
動圧力以下であるため、該圧力スイツチ17の接
点PSは閉じたままである。所定のシールドジヤ
ツキ1の選択弁5を流通位置5bに切替え、第2
図のスイツチSW1を投入すると、リレーXが励磁
されその接点Xa1,Xa2が閉じてソレノイドSOL
2が励磁され、主切替弁6が作動位置6bに切替
わる。これにより圧油がシールドジヤツキ1のロ
ツド室1bに供給されると共にパイロツト逆止め
弁4が開き、ヘツド室1aの油が選択弁5、主切
替弁6を経て油タンク8に流れて、シールドジヤ
ツキ1は縮小する。リリーフ弁15の管路11C
内の圧力P1は前述したようにシールドジヤツキ
の使用本数Nに反比例するので、前述の操作でシ
ールドジヤツキを順次縮小させると、管路11C
内の圧力P1は徐々に上昇し、やがて圧力スイツ
チ17の作動圧力330Kg/cm2に達して圧力スイツ
チ17が作動し、その接点PSを開く。接点PSが
開くとSOL2が消磁されて主切替弁6はブロツク
位置6aに切替わり、油圧源7の圧油がアンロー
ドされてシールドジヤツキの縮小動作が停止す
る。すなわち、荷重FKgを支持するシールドジヤ
ツキの所要最低本数が自動的に確保されて、掘進
機本体Mの後退を確実に防止できる。その結果、
テールシールの破損、切羽の崩壊等を防止でき
る。
第3図は本発明の他の実施例を示し、第1図と
異なるのは、別に設けた油圧源(図示せず)から
のパイロツト圧をパイロツト管路19を介して各
パイロツト逆止め弁4へ導くようにする一方、選
択弁として、ブロツク位置25aに切替えると圧
油およびパイロツト圧をブロツクでき、かつ流通
位置25bに切替えると圧油およびパイロツト圧
を流通させられる2ポート切換弁25を用いた点
にある。
この実施例においても、上記実施例と同様の作
用効果を達成できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、シール
ドジヤツキを伸長して放置する場合、あるいはセ
グメント組立時にシールドジヤツキの使用本数を
減じた際、シールドジヤツキの所要最低本数を自
動的に確保できて、掘進機本体の後退を確実に防
止できる。その結果、テールシールの破損、切羽
の崩壊等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の一実施例を示し、第
1図は本発明によるシールド掘進機に備えられる
シールドジヤツキの油圧回路図、第2図はシール
ドジヤツキ制御用の電気回路図、第3図は本発明
の他の実施例として示した油圧回路図、第4図は
シールド掘進機の一例を示す縦断面図、第5図、
第6図はシールド掘進機のテールシール部を示す
断面図、第7図は従来技術におけるシールドジヤ
ツキの油圧回路図である。 1……シールドジヤツキ、1a……ヘツド室、
1b……ロツド室、4……パイロツト逆止め弁、
5……選択弁、6……主切替弁、6a……ブロツ
ク位置、6b,6c……作動位置、11……管
路、14……逆止弁、15……過負荷防止用リリ
ーフ弁、17……圧力スイツチ、SOL1,SOL
2……主切替弁のソレノイド、PS……圧力スイ
ツチの接点、19……パイロツト管路、25……
選択弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油圧源からの圧油を主切替弁を介して複数本
    のシールドジヤツキのヘツド室およびロツド室へ
    切換供給できると共に、各シールドジヤツキのヘ
    ツド室に接続する管路にそれぞれ選択弁を介在さ
    せ、かつ各選択弁とシールドジヤツキのヘツド室
    との間の管路に、選択弁側からヘツド室側への流
    れを許容するパイロツト逆止め弁をそれぞれ設
    け、各シールドジヤツキのヘツド室と各パイロツ
    ト逆止め弁との間の管路から分岐する分岐管路を
    設け、その分岐管路をシールドジヤツキの過負荷
    防止用リリーフ弁を接続している管路に接続し、
    かつ各分岐管路に前記リリーフ弁への流れのみを
    許容する逆止弁をそれぞれ設けた油圧回路を備え
    て成るシールド掘進機において、前記リリーフ弁
    を接続している管路に、リリーフ弁の設定圧力よ
    り低い圧力を作動圧力とする圧力スイツチを設
    け、前記圧力スイツチが作動したとき主切替弁
    が、圧油をブロツクする位置に切替わるように構
    成したことを特徴とするシールド掘進機。
JP13926486A 1986-06-17 1986-06-17 シ−ルド掘進機 Granted JPS62296098A (ja)

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JP13926486A JPS62296098A (ja) 1986-06-17 1986-06-17 シ−ルド掘進機

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JPS62296098A JPS62296098A (ja) 1987-12-23
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2614134B2 (ja) * 1990-05-09 1997-05-28 株式会社小松製作所 小口径管地中埋設機の推進装置
JP2553720Y2 (ja) * 1991-05-01 1997-11-12 株式会社小松製作所 シールド掘進機のバックリング防止装置
JP2520318Y2 (ja) * 1993-06-29 1996-12-18 川崎重工業株式会社 シールド掘進機のコピーカッター装置

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JPS62296098A (ja) 1987-12-23

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