JPH0749669B2 - 油圧ショベルの油圧回路 - Google Patents

油圧ショベルの油圧回路

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JPH0749669B2
JPH0749669B2 JP62264774A JP26477487A JPH0749669B2 JP H0749669 B2 JPH0749669 B2 JP H0749669B2 JP 62264774 A JP62264774 A JP 62264774A JP 26477487 A JP26477487 A JP 26477487A JP H0749669 B2 JPH0749669 B2 JP H0749669B2
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正明 刀納
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油谷重工株式会社
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/226Safety arrangements, e.g. hydraulic driven fans, preventing cavitation, leakage, overheating

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、油圧ショベル用各種油圧アクチュエータに
配設されたポートリリーフ弁を有する油圧回路に関す
る。
従来の技術 第3図は、油圧ショベルの全体側面図である。図におい
て、1は油圧ショベルのフロント部に装着された作業ア
タッチメント、2は作業アタッチメント1を構成するブ
ーム、3はアーム、4はバケット、5はプッシュロッ
ド、6はブームシリンダ、7はアームシリンダ、8はバ
ケットシリンダである。第4図は、油圧ショベルの従来
技術油圧回路図である。図において、9はバケット弁、
10はブーム第1弁、11はアーム第2弁、12はアーム第1
弁、13はブーム第2弁、14は第1ポンプ、15は第2ポン
プ、16はパイロットポンプ、17,18はそれぞれメインリ
リーフ弁、19,20,21,22,23,24はそれぞれポートリリー
フ弁、25はパイロットポンプ16用リリール弁、26は油タ
ンクである。
従来技術油圧回路では第4図のように、各種油圧アクチ
ュエータ(6,7,8など)制御用切換弁(9,〜,13など)を
2個のグループA,Bに分け、そのグループA,グループB
のそれぞれ圧油供給源として第1ポンプ14,第2ポンプ1
5を配置している。そして、その第1,第2ポンプ14,15の
それぞれ吐出側油路に、メインリリーフ弁17,18を設け
ている。また、各種油圧アクチュエータ作動回路にそれ
ぞれポートリリーフ弁(19,〜,24)を配置している。な
お、上記ポートリリーフ弁のリリーフ設定圧は、外力に
対して各種油圧アクチュエータを保護し、かつメインリ
リーフ弁との圧力干渉を避けるために、メインリリーフ
弁の110〜120%位に設定している。
この発明の解決すべき問題点 従来技術油圧回路をそなえた油圧ショベルが掘削作業を
行うときには、ブーム,アーム,バケットをそれぞれブ
ームシリンダ,アームシリンダ,バケットシリンダにて
作動させ、バケットの爪先で土質を掘削する。そして、
上記各種アクチュエータの出力は、一般的な土質掘削に
対して十分な能力を有している。しかし第3図に例示し
たように、土中に想定外の掘削抵抗を有する岩石などの
混在があったときに、アームシリンダとブームシリンダ
の伸縮作動を停止し、バケットシリンダを伸長させなが
らバケットの掘削回動を行うと、上記岩石などの抵抗負
荷により、アームシリンダまたはブームシリンダが静止
固定状態を保持できなくて、上記アームまたはブームシ
リンダのピストンロッドが前方へ移動してしまう。すな
わち、バケットを掘削回動させて上記岩石などを取除こ
うとしても、アームまたはブームシリンダがバケット掘
削回動力に負けて、いわゆる踏ん張りが利かず、伸長さ
れる状態に陥ってしまう。そのために、上記岩石などの
如き突発的な抵抗負荷がバケットの爪先にかかった場合
には、バケット掘削回動力を十分発揮することができな
くて、その処置手段に困惑していた。
この発明は上記の問題点を解決し、バケット爪先に突発
的な想定外の抵抗負荷がかかった場合に、アームまたは
ブームシリンダがバケット掘削回動力の抗して固定状態
を保持できるような油圧回路を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために講じたこの発明の手段は、 イ、アームシリンダおよびブームシリンダのそれぞれロ
ッド側ポートリリーフ弁に昇圧機能付与可能にパイロッ
ト圧信号入口部を設け、 ロ、上記パイロット圧信号入口部とパイロットポンプと
を電磁弁を介して連通し、 ハ、また上記電磁弁を、バケットシリンダのヘッド側圧
力感知により切換可能とするとともに、 ニ、パイロットポンプ吐出圧により上記ポートリリーフ
弁のリリーフ設定圧を昇圧可能に構成した。
作用 イ、アームシリンダおよびアームシリンダのそれぞれロ
ッド側ポートリリーフ弁に昇圧機能付与可能にパイロッ
ト圧信号入口部を設け、そのパイロット圧信号入口部と
パイロットポンプとを電磁弁を介して連通したので、バ
ケットシリンダのヘッド側圧力が予め設定したある一定
高圧に上昇すると、その圧力は電気回路内圧力スイッチ
をオン作動し、上記電磁弁のソレノイドを通電させる。
ロ、上記電磁弁用ソレノイドの通電により、その電磁弁
はパイロットポンプ吐出側油路開通位置に切換わるの
で、パイロットポンプ吐出圧はアームおよびブームシリ
ンダのそれぞれポートリリーフ弁用パイロット圧信号入
口部に作用する。したがって、バケットシリンダのヘッ
ド側圧力が予め設定してある一定高圧に上昇したときだ
け、アームおよびブームシリンダのそれぞれポートリリ
ーフ弁はそのリリーフ設定圧を昇圧される。
ハ、上記ロ項により、バケット爪先に想定外の抵抗負荷
がかかった場合に、アームおよびブームシリンダのロッ
ド側油室内圧力は昇圧され、上記シリンダが伸長される
のを妨げる。それにより、アームおよびブームシリンダ
は、バケットの掘削回動力に耐えて固定状態を保持する
ので、いわゆる踏ん張りが利き、バケット掘削回動力を
十分発揮することができる。
実施例 以下、この発明にかかる油圧回路を図面に基いて詳細に
説明する。第1図はこの発明にかかる第1実施例油圧回
路図である。図において、27はアームシリンダ7ロッド
側のポートリリーフ弁、28はポートリリーフ弁27のパイ
ロット圧信号入口部、29はブームシリンダ6ロッド側の
ポートリリーフ弁、30はポートリリーフ弁29のパイロッ
ト圧信号入口部、31は電磁弁、32は電磁弁31のソレノイ
ド、33は圧力スイッチ、34は電源である。
次に、この発明にかかる第1実施例油圧回路の構成を第
1図について述べる。アームシリンダ7およびブームシ
リンダ6のそれぞれロッド側ポートリリーフ弁27,29に
昇圧機能付与可能にパイロット圧信号入口部28,30を設
け、そのそれぞれパイロット圧信号入口部28,30とを電
磁弁31を介して連通した。また、上記電磁弁31のソレノ
イド32を圧力スイッチ33および電源34に連通し、電気回
路を形成した。そして、上記圧力スイッチ33と、バケッ
トシリンダ8のヘッド側作動回路イとをパイロット油路
35にて連通し、構成した。
次に、この発明にかかる第1実施例油圧回路の作動機能
について述べる。バケットシリンダ8を伸長作動させて
いるときに、そのヘッド側作動回路イの圧力が予め設定
したある一定高圧(たとえばメインリリーフ弁17,18の
リリーフ設定圧程度)に上昇すると、その圧力は上記ヘ
ッド側作動回路イよりパイロット油路35を経て、圧力ス
イッチ33をオン作動し、電磁弁31のソレノイド32を通電
させる。そこで、電磁弁31は油路遮断位置ロより油路開
通位置ハに切換わる。それにより、パイロットポンプ16
の吐出圧は、油路36,37、電磁弁31のハ位置、油路38を
経て、一方は油路39よりポートリリーフ弁27のパイロッ
ト圧信号入口部28へ作用し、もう一方は油路38より分岐
して、油路40を経て、ポートリリーフ弁29のパイロット
圧信号入口部30へ作用する。そこで、アームおよびブー
ムシリンダ7,6のそれぞれポートリリーフ弁27,29は、そ
のリリーフ設定圧を昇圧される。上記のような作動機能
を有するので、バケット爪先に想定外の抵抗負荷がかか
った場合に、アームおよびブームシリンダ7,6のそれぞ
れロッド側油室内圧力は昇圧され、上記シリンダ7,6が
伸長されるのを妨げる。
第2図は、この発明にかかる第2実施例油圧回路図であ
る。油圧ショベルがたとえば軟弱地盤などにて作業を行
っているときに、泥濘地へ落込むことがある。泥濘地か
ら油圧ショベルが脱出する場合には、バケットおよびブ
ームを固定してアームの引込操作を行う。アームシリン
ダ7のヘッド側には想定外の圧力がかかるので、この場
合にブームシリンダ6が静止固定状態を保持できなく
て、そのピストンロッドが前方へ移動してしまう。その
ために、アーム引込力を十分発揮することができなく
て、泥濘地からの脱出が困難であった。したがって上記
のような問題点を解決するために、ブームシリンダ6の
ロッド側ポートリリーフ弁29に昇圧機能付与可能にパイ
ロット圧信号入口部30を設け、そのパイロット圧信号入
口部30とパイロットポンプ16とを電磁弁31を介して連通
した。それで、アームシリンダ7のヘッド側圧力が予め
設定したある一定高圧に上昇すると、その圧力は電気回
路内圧力スイッチ33をオン作動し、上記電磁弁31を油路
開通位置ハに切換える。そこで、パイロットポンプ16の
吐出圧は、ブームシリンダ6のポートリリーフ弁29用パ
イロット圧信号入口部30に作用する。したがって、アー
ムシリンダ7のヘッド側圧力が予め設定したある一定高
圧に上昇したときだけ、ブームシリンダ6のポートリリ
ーフ弁29はそのリリーフ設定圧を昇圧される。
発明の効果 従来技術油圧回路では、油圧ショベルが掘削中に、バケ
ット爪先に突発的に想定外の抵抗負荷がかかった場合、
アームシリンダまたはブームシリンダがバケット掘削回
動力に負けて、伸長される状態に陥ってしまう。そのた
めに,アームまたはブームのいわゆる踏ん張りが利か
ず、バケットの掘削回動力を十分発揮することができな
かった。
しかしこの発明にかかる油圧回路では、バケットシリン
ダのヘッド側圧力がある一定の高圧設定圧に上昇した時
のみ、アームおよびブームシリンダロッド側のリリーフ
設定圧を昇圧させるようにした。したがって、この発明
にかある油圧回路では、一般的な土質掘削時においては
各ポートリリーフ弁のリリーフ設定圧は通常通りである
が、土中における岩石などの混在、あるいは油圧ショベ
ルの泥濘地脱出の時だけ、ブーム(アーム)シリンダロ
ッド側のポートリリーフ弁設定圧を自動的に昇圧させ、
油圧ショベル用作業アタッチメントの作動力を強固にし
てその作業性を向上させた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる第1実施例油圧回路図、第2
図はこの発明にかかる第2実施例油圧回路図、第3図は
油圧ショベルの全体側面図、第4図は油圧ショベルの従
来技術油圧回路図である。 6……ブームシリンダ 7……アームシリンダ 8……バケットシリンダ 16……パイロットポンプ 17,18……メインリリーフ弁 19〜24,27,29……ポートリリーフ弁 28,30……パイロット圧信号入口部 31……電磁弁 32……ソレノイド 33……圧力スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ショベルに装備した各種油圧アクチュ
    エータ制御用切換弁を2個のグループA,Bに分け、その
    グループA,グループBのそれぞれ圧油供給源として第1
    ポンプ,第2ポンプを配置し、その第1,第2ポンプのそ
    れぞれ吐出側油路にメインリリーフ弁を設け、また、各
    種油圧アクチュエータ作動回路にそれぞれポートリリー
    フ弁を配設した油圧回路において、アームシリンダおよ
    びブームシリンダのそれぞれロッド側ポートリリーフ弁
    に昇圧機能付与可能にパイロット圧信号入口部を設け、
    そのパイロット圧信号入口部とパイロットポンプとを電
    磁弁を介して連通し、またその電磁弁をバケットシリン
    ダのヘッド側圧力感知により切換可能とするとともに、
    パイロットポンプ吐出圧により上記ポートリリーフ弁の
    リリーフ設定圧を昇圧可能に構成したことを特徴とする
    油圧ショベルの油圧回路。
JP62264774A 1987-10-19 1987-10-19 油圧ショベルの油圧回路 Expired - Fee Related JPH0749669B2 (ja)

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KR20000007997A (ko) * 1998-07-09 2000-02-07 김형벽 휠로더용 순간 승압장치
JP3876220B2 (ja) * 2002-12-10 2007-01-31 新キャタピラー三菱株式会社 作業機械の自動昇圧装置

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