JP3502153B2 - 海水魚の飼育方法及びその装置 - Google Patents
海水魚の飼育方法及びその装置Info
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Description
めの飼育方法及びその装置に関するものである。
ームを呼んでいるが、魚の泳ぐ姿に安らぎや伸々した開
放感を覚えるからである。このように、観賞魚は、色彩
の鮮やかさや動きの妙味とが重なって特有の雰囲気を醸
し出すことから、愛玩用としては勿論、インテリアの一
つとしても用いられるようになってきている。
魚は、原色的なカラフルさを持ち、動きも極めて俊敏で
且つ活発であるため、観賞用としては極めて人気があ
る。従って、海水魚の需要が益々増大している。通常、
観賞用の海水魚は、流通段階で弾力的な供給体制に応じ
るため、業者のところにおいて一時的に水槽内で飼育さ
れる必要があり、増大する需要に応じるには、このよう
な流通段階での海水魚の飼育が効率的に巧く行われなけ
ればならない。
での環境で育てるため、溶存酸素量が少なく、酸素を嫌
うバクテリアが繁殖し易いという欠点がある。このよう
な酸素を嫌うバクテリア即ち嫌気性バクテリアが発生す
ると、飼育中発生する魚の排出物によってできる腐敗物
等を、毒性の強い硫化物に変化させ易くなる。このよう
なことから、海水魚を飼育するには嫌気性バクテリアの
発生を極力抑えることが必要であるが、そのためには、
面倒な水槽の水質、水温等の管理をしなければならず手
数がかかるのである。
方法としては、外部に濾過装置を有する水槽を使ったも
のが主流となって行われている。そして流通段階で業者
が一時的に大量に飼育する場合は、比較的小型の水槽を
多数床面に並べて置き、各水槽毎に備わった外部濾過装
置により、個々の水槽毎に濾過が行われる。個々の比較
的小型の水槽を使用して管理するのは、魚の種類別に対
応するためと、病気が発生した場合の伝染予防策のため
である。しかし、このようなやり方では、床面積を多く
必要とすること、濾過装置の数が多くなること、また費
用的にもコスト高になること等の諸欠点があった。
に鑑みてなされたもので、床面積を極力少なくし、濾過
装置の数を減らすことができ、またコスト的にも有利と
なる海水魚の飼育方法及びその装置を提供することを目
的とする。
このような問題を解決するため鋭意研究を進めた結果、
水槽を上下方向に積み重ねると、専有面積が極力少なく
でき、且つ装置も省力化できることを見出し、この知見
に基づいて本発明を完成するに至ったものである。すな
わち、本発明は、(1)、複数の各水槽を多段に設置
し、順次下の各段の対応する各水槽に送水管で接続して
いき、最上段の各水槽と最下段の各水槽との間に水を濾
過するための循環濾過装置を設けた海水魚の飼育装置で
あって、前記各水槽が珊瑚砂を有する底面濾過部と、水
面位置に形成された油膜取り穴を有するオーバーフロー
枠体とを備え、且つ前記循環濾過装置がセラミック濾材
を有する第1濾過槽と、珊瑚砂を有する第2濾過槽と、
両濾過槽の間に配置された爆気装置とを備えている海水
魚の飼育装置に存する。そして、(2)、複数の各水槽
は2段からなり、各段にそれぞれ4つの水槽が配置され
ている上記1記載の海水魚の飼育装置に存する。そして
また、(3)、各水槽の底面濾過部及び循環濾過装置の
第2濾過槽に用いる珊瑚砂の大きさが、2.5mm〜
3.5mmである上記1記載の海水魚の飼育装置に存す
る。
槽に流れ込む。その後、更に下の段の対応する水槽に流
れこむ。この流れが繰り返して行われ、最後に最下段の
対応する各水槽に至る。この後、濾過装置により濾過が
なされ、濾過された水は、再度最上段の各水槽に送られ
る。以後、これを繰り返す。
は、本願発明の実施例である海水魚を飼育する水槽装置
の全体を概略的に示す図ものである。棚体Bは3段の棚
部B1、棚部B2、棚部B3を備えており、丁度本棚の
ような形となっている。そして棚体Bの最上段、即ち棚
部B1には、4つの水槽A1、水槽A2、水槽A3、水
槽A4が並んで設けられている。
うに、主としてオーバフロー型底部濾過水槽が使用され
る。また、第2段目、即ち棚部B2にも、最上段と同じ
く4つの水槽A5、水槽62、水槽A7、水槽A8が並
んで設けられているが、通常、最上段のと向きを左右に
異にして配置される。
水管6を、水槽A5てはの落水管5の配置場所と反対側
の水面に配置するためであり、落ちる水を垂直に落下さ
せることができ、抵抗が少ない。もっとも、抵抗を考え
ずに送水管を湾曲させる等すれば、最上段のと向きを左
右に異にする必要はない。
水槽A3、水槽A4と、その下の棚部B2に設置されて
いる4つの各々水槽A5、水槽62、水槽A7、水槽A
8は、送水管6によって各々接続されている。最下段で
ある第3段目の棚部B3には、濾過装置Cが設置されて
おり、全水槽の最下位に置かれている。
槽A7、水槽A8と濾過装置Cとは各送水管により接続
されているが、これら4つの水槽の水は、一緒に送水管
にまとまって濾過装置Cに流れ込むように構成されてい
る。ここで濾過装置Cは、2つの濾過槽(濾過槽7、濾
過槽8)を備えており、第1番目の濾過槽7は、中にセ
ラミック濾材7Bを有するものであり、第2番目の濾過
槽8は、珊瑚砂8Bを濾材とするものである(尚、この
濾過装置Cについては、後ほど詳しく述べる。)
12が延設されており、この循環通路管は棚体Bの外側
を通って最上段の更に上まで上げられ、最上段に設置さ
れている水槽A1、水槽A2、水槽A3、水槽A4に分
岐されて、水面下に延設される。循環通路管12には、
循環ポンプ11が設けられ、この揚水力により水は上げ
られる。また、最上段の水槽A1、水槽A2、水槽A
3、水槽A4に分岐する分岐部12Aには、それぞれバ
ルブ12Bが備わっている。そして、また循環通路管1
2には、外部から海水等を引き込んでくるための供給管
9がバルブ9Aを介して取り付けられている。
は、先ず供給管側のバルブ9Aを開き、最上段の棚から
順に、各棚部にセットした水槽に対して外部から海水等
の水を供給していく。各段の水槽の定常位置まで水面が
くるまでしばらく水を供給し続け、その際、濾過装置に
も定常位置にまで水位が満たされるようにする。
ポンプ11を起動させる。最上段の各々水槽内の水は、
自槽内の底部で濾過された後、オーバフローして落水管
5より落下し、送水管6を通って下の第2段目の水槽に
流れ込む。第2段目の水槽においても、自槽内の底部で
濾過された水は、オーバフローして、また落水管5より
落下し、送水管6を通って今度は最下段の濾過装置Cに
流れ込む。
水槽の濾過作用を行うものであり、そのための十分な能
力が用意されている。濾過装置Cでは、第1番目の濾過
槽と第2番目の濾過槽とを備えており、念入りな濾過が
行われる。濾過装置Cにより濾過作用を受けた水は、循
環通路管12を通って上げられ、最上段の各水槽に分水
されて戻される。
過を有するオーバフロー型水槽を説明する。図2は、飼
育装置に使用されるオーバフロー型水槽を拡大して示す
ものであり、図1の最上段に設置された水槽の例であ
る。図3はその外観図である。水槽Aは、直方体で4つ
の面を、硝子、プラスチック等のアクリル等を素材とす
る透明の側面板ASで被われており、4つの面から中の
海水魚を見ることができる。底板ATには側面板が嵌め
込まれてパッキング(図示しない)等で密封され、水を
入れる容器状に構成される。水槽Aの底部には、パンチ
板1が底面(底板の上面)から一定の距離を隔てて設置
されており、上げ底を形成しているが、この底面からの
距離は、通常20〜50mmの範囲が多く採用される。
受け箱体を逆に伏せたような形状になっており、水槽の
底面とパンチ板1との間には、底部空間Pが形成され
る。パンチ板1の上は、約2.5mm位のメッシュの金
属性又プラスチック性の網状シート2で覆ってあり、該
網状シート2の上には、カルシウムを多く含む珊瑚砂3
が集積されている。これら珊瑚砂3、パンチ板1及び網
状シート2とで、いわば水槽内での底面濾過部が構成さ
れている。ここで濾材として珊瑚砂を選んだのは、珊瑚
砂が表面積が広くてカルシウムを多く含むため、本件の
発明に使うものとして最適であるからである。珊瑚砂3
は、30〜50mmの厚さにして均等にさばいて敷き詰
められており、網状シート2のメッシュ目が珊瑚砂3よ
り小さく設定されていることから、下には落ちることは
ない。パンチ板1は、通常の水の循環を考慮にいれた設
計により上板と側板の部分が一定の間隔をおいて、内径
が3〜5mm程度の大きさの細穴1Aが設けられてお
り、また上に珊瑚砂3を載置することから、それに耐え
るだけの充分な強度を持たせてある。
部に底部空間Pを作るためや、また、珊瑚砂等を通って
流れてきた水を、下方に自由に逃がしてやるための役割
を有する。さて一方、水槽Aの隅部にはオーバーフロー
枠体4が設けられ、その中に落水管5が水槽底面まで配
設されている。
フロー枠体4の穴部4Aから横に出て再び上昇し、落水
管5の頂部5Aを通って下に流れ落ちるのである。ま
た、オーバーフロー枠体4の水槽の水面位置には、水槽
内の水面Wに浮かぶ油膜を取り除くための油膜取り穴4
Cが複数個空けられている。油膜は、この穴を通してオ
ーバーフロー枠体内に流れ込み、その後、直ちに落水管
5の頂部5Aから下に流れ落ちて、最終的には濾過装置
Cに送られ浄化される。
結部10で送水管6に接続され、該送水管は、その下の
段に設置される対応する他の水槽の水面下まで延設され
ている。尚、水槽Aの落水管5と反対側の位置で、循環
流路管12の分岐管12Aが水面下に開口されており、
濾過された新しい水を水槽に次々と供給する。
拡大して示すものである。この濾過装置Cは、棚体に設
置された各水槽の水を、水槽の外部から更に濾過する機
能を有するもので、通常は最下段の水槽より更に下の段
に設置される。このように濾過装置Cが全水槽より下位
置に置かれている場合は、各棚部の水槽の障害物になら
ないことから視野が広がり、飼育のため全水槽を管理す
る際、また観賞する際、広範囲から見ることができ極め
て便利である。濾過装置Cは、1番目の第1濾過槽7と
2番目の第段濾過槽8とより構成される。
内包する容器板C1の中に、濾過槽板7Aと濾過槽板8
Aとが仕切りとして設けられ、第1濾過槽7と第2濾過
槽8とが区別されて並列に備わっているものである。第
1濾過槽7は、容器板C1、濾過槽板7A、パンチ板7
C、セラミック濾材7B等より構成される。
箱状になっており、濾過槽板7Aに取り外し自在に取り
付けられている。またパンチ板には、全体に細穴が空け
られており、この細穴は装置全体の循環効率を考えた流
路設計により前述した水槽底部のパンチ板と同じように
設けられている。
7Bが約50〜80mmの厚さで、捌いて積載されてい
る。セラミック濾材の粒は、珊瑚砂と違ってその大きさ
によって濾過効果が差ほど違わないため、前述したよう
な通常使うパンチ板の細穴からは落ちない大きさとして
おり(好ましくは約10mm前後)、パンチ板の上に載
置されるだけであって必ずしも網状シートを必要としな
い。
るが(約1ヵ月に一度位)、その場合はパンチ板7Cを
持ち上げることにより、それと簡単に一緒に外部に取り
出して洗うことができる。セラミック濾材7Bは、濾過
機能としてはPHの向上させるためのものであり、各水
槽内の底面での濾過だけでは、十分なPHの向上が期待
できないことから、海水に熱帯魚を入れた状態でPH
7.8〜8.2程度の範囲に維持するには、セラミック
濾材7Bによる濾過の補完が必要となる。もっとも、セ
ラミック濾材7Bによる濾過は、主にPHの向上にある
が、生物的濾過機能も有することはいうまでもない。
ンチ板7Cの細穴を通過して第1下部空間P1に達す
る。第1下部空間P1に達した水は、この後出口7Dか
ら出て再び上昇して次の第2濾過槽の上端部より中に流
れ込む。第1濾過槽と第2濾過槽8との間には、図示し
ないエアーレーションを行なうための爆気装置、更には
水温管理のためのヒーターセンサー等を配置させること
もある。
ンチ板8C、網状シート8D、及び珊瑚砂8B等より構
成される。パンチ板8Cは足付きで平板状又は受け箱状
になっており、濾過槽板8Aに取り外し自在に取付けら
れている。パンチ板には、第1濾過槽と同じように、流
路設計により細穴が設けられている。
シート8Dが敷かれた上で、珊瑚砂8Bが約50〜80
mmの厚さにさばいて積載されている。珊瑚砂8Bは、
必要な時に洗浄(約1ヵ月に一度位)するが、その場合
はパンチ板8Cを持ち上げることにより、簡単にそれと
一緒に外部に取り出して洗うことができる。
ように、珊瑚砂の粒は3mm程度の大きさをしている
が、それよりパンチ板の細穴のほうが循環効率の点から
大きい設定となっているため、パンチ板だけではその細
穴を通して珊瑚砂が下に落下してしまう。そのため、パ
ンチ板8Cの上には珊瑚砂8Bよりやや小さいメッシュ
の網状シート8Dが敷かれており、珊瑚砂8Bはパンチ
板8Cの細穴からは下に落下しない。珊瑚砂14は好気
性バクテリアを繁殖させて有毒物を変化させてしまう生
物濾過作用を効率良く行うものである。
面wより下にあるので、前述したように水槽の中の上げ
底の上に積載された珊瑚砂と全く同じ状態に置かれてお
り、第2濾過槽での濾過態様もほぼこれと同様なものと
なる。珊瑚砂8Bを通過した水は、パンチ板8Cの細穴
を通過して第2下部空間P2に達する。
出口8Eを出てポンプ力により循環通路管12を通っ
て上げられ、最上段の各水槽に分岐されて戻される。と
ころで、本発明では全体の水槽の水をまとめて濾過する
濾過装置があるだけで、従来のように、個々の各水槽に
は底面濾過以外に外部濾過装置を備えていない。
があり、そのため本発明で使用される各水槽の底部濾材
や濾過装置の珊瑚砂3は、その粒の大きさが2.5mm
〜3.5mm(ここでいう大きさとはその粒の外径をい
う)のものが採用される。最適なのは3mmのものであ
り、これは、3mmより僅か大きい目の篩と3mmより
僅か小さい目の篩を通すことにより、ほぼこの大きさの
外径のものが得られる。
要であるので、この点について、敢えてここで述べてお
く。発明者らは、当初、全く濾材の粒の大きさに関心を
払わず、粒が大きければ大きい程、該砂状物の目詰まり
を防止できるだろうとの見解から、清掃の際洗い易いよ
うに、できるだけ大きめである5〜8mm程度の粒の粗
目の珊瑚砂を使っていた。
空間同志に余裕があるため、意外にも飼料や排泄物が珊
瑚砂の隙間に入り込んで詰まってしまって、そこには水
が流れず、詰まらない部分を通して水がバイパスして流
れてしまう現象が生ずるのである。そして、その詰まっ
た部分が滞ることから、そこに腐敗が起こり、その結
果、嫌気性バクテリアが多く繁殖して有毒ガスが溜まる
原因にもなるのである。
結果、珊瑚砂を3mm程度の粒の大きさにすると、水の
流れが偏ってしまうことや排泄物が詰まるようなことが
なく、平均に水が珊瑚砂の層を通過することがわかっ
た。この3mm程度の珊瑚砂は、濾過効率が極めて優れ
ているので、本発明のような幾つもの水槽の水を一挙に
濾過するには最適である。
環態様を述べる。先ずポンプ11が起動されると、飼育
システム装置全体の水の循環が始まり、水槽Aの水は、
その底部にある珊瑚砂3の砂表面を撫でるように通過
し、且つ、底面全体に均等に通過し、パンチ板1の細穴
1Aを通って底部空間P1に流れ込む。
クテリアにより、窒素化合物を分解させる(生物的濾過
作用)。次に、底部空間P1に流れた後は、オーバーフ
ロー枠体4の穴部4Aから出て一旦上昇し、落水管5の
頂部5Aから下に流れ込む。そして送水管に受け継が
れ、ここを通って更に下の段にある水槽A5に流れ込
む。
6を通ってその下の棚部にある濾過装置Cに送り込まれ
る。ここでは、先ず濾過装置Cの第1番目の濾過槽7に
噴出される。そして、セラミック濾材7Bを通過するう
ちにPHが向上され、パンチ板7Cを通ってその下の下
部空間P1に達する(PHの向上作用)。そして、下部
空間P1から外に出て、図示しないエアーストーン10
によりエアーレーションが行なわれ、またヒータセンサ
ー9により最適に温度調整がなされる。
の上を通り、その槽内に入る。ここでは、珊瑚砂8Bの
砂表面を撫でるように通過し、且つ底面全体に均等に通
過しパンチ板8Cの細穴を通って底部空間P2に流れ込
む。この後、出口8Eから出て循環ポンプ11により循
環通路管12を通って最上段の水槽Aに戻される。循環
工程は以上の通りである。
ら逸脱しない範囲で、他のいろいろな変形例が可能であ
る。その意味で実施例については例示であり、何らそれ
だけに拘束して限定的に解釈されるものではない。例え
ば、棚部の段の数及び各段に設置される水槽の数は、濾
過装置の能力がそれに合ったものであれば、その数に限
定されなく、棚部に設置される水槽は、オーバフロー型
の水槽が好適ではあるものの、それ以外の形式の水槽も
十分採用可能である。また、循環通路管の間に殺菌装置
等の濾過機能を向上させるものを介在させることも当然
可能である。また、実施例では、パンチ板や濾材等に数
値的な限定を加えているが、それらに限定されるもので
はない。
装置の数が減少できた。また魚の状態が見やすくなり、
極めて効率的な飼育管理が可能となった。
置を示す全体図概略である。
槽を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】複数の各水槽を多段に設置し、順次下の各
段の対応する各水槽に送水管で接続していき、最上段の
各水槽と最下段の各水槽との間に水を濾過するための循
環濾過装置を設けた海水魚の飼育装置であって、前記各
水槽が珊瑚砂を有する底面濾過部と、水面位置に形成さ
れた油膜取り穴を有するオーバーフロー枠体とを備え、
且つ前記循環濾過装置がセラミック濾材を有する第1濾
過槽と、珊瑚砂を有する第2濾過槽と、両濾過槽の間に
配置された爆気装置とを備えていることを特徴とする海
水魚の飼育装置。 - 【請求項2】複数の各水槽は2段からなり、各段にそれ
ぞれ4つの水槽が配置されていることを特徴とする請求
項1記載の海水魚の飼育装置。 - 【請求項3】各水槽の底面濾過部及び循環濾過装置の第
2濾過槽に用いる珊瑚砂の大きさが、2.5mm〜3.
5mmであることを特徴とする請求項1記載の海水魚の
飼育装置。
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ID=15282849
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