JPH1098978A - バイパス機能を備えた観賞用水槽装置 - Google Patents

バイパス機能を備えた観賞用水槽装置

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JPH1098978A
JPH1098978A JP28008796A JP28008796A JPH1098978A JP H1098978 A JPH1098978 A JP H1098978A JP 28008796 A JP28008796 A JP 28008796A JP 28008796 A JP28008796 A JP 28008796A JP H1098978 A JPH1098978 A JP H1098978A
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JP
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water
tank
filter
filtration
aquarium
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JP28008796A
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Tatsuo Hikosaka
達雄 彦坂
Yuji Saito
雄治 斉藤
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O D I KK
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O D I KK
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもの
で、部分換水作業を行う際、底面濾過を通さないでヘド
ロを水槽内から排除できる観賞用水槽装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 2段の異なった濾過槽を有するフイルタ
ーシステム装置Bと該装置の上に載置された水槽Aとよ
りなり、該水槽はカルシウムを含む砂状物を濾材とした
細穴付き上げ底を有する底部濾過装置を備え、前記水槽
の隅部には、中に落下管を備えたオーバフロー枠体4を
設けてあり、底部濾過装置を通過した水がオーバフロー
枠体を通って上昇した後、前記落下管5を通って落下し
てフイルターシステム装置Bに送られるよう循環される
構造を有する海水魚の観賞用水槽装置であって、オーバ
フロー枠体がバイパス水の通過を開閉自在にできる水路
開閉装置を備えた海水魚の観賞用水槽装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は海水魚を飼育しな
がら観賞する観賞用水槽装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、趣味の多様化が進むとともに愛玩
用の動物を室内で飼うことが多くなった。しかし趣味と
しての範囲であっても、ペットとして飼うには場所を結
構必要とすることや、鳴き声等が外に伝わり付近に迷惑
をかける問題も出てきている。このようなことから、特
に最近では、家庭において小型観賞用水槽を使って観賞
用の熱帯魚等を飼うこと、いわゆる、マリン・アクアリ
ウムが静かなブームとなっている。観賞魚は、飼育場所
をさほど必要とせず、騒がしくもなく、周囲を汚すこと
もなく、且つ綺麗で、愛玩用としては最適である。
【0003】しかし水槽の維持管理に手間がかかり、定
期的な清掃的や定期的な換水作業を必要とすることが難
点となっている。海水魚は、水の中に溶け込んでいるア
ンモニア、亜硝酸の毒に極めて弱い体質を持っているこ
とから、このようなアンモニア、亜硝酸の濃度が高まっ
て、ある一定の許容限度を過ぎると、たちどころに海水
魚が死亡してしまうからである。また、水槽表面に苔等
が発生すること、更には時間がたつにつれて海水の含有
成分が変化してくることもある。このようなことから、
定期的な換水作業(通常、清掃作業もこの時行う)を行
わなければならない。
【0004】因みに海水魚の死亡原因を掲げると次に示
すようになる。 1.比重(塩分濃度)の異常(1.016〜1.024
の範囲外) 2.水温の異常 (イ)20〜30℃の範囲外 (ロ)水温の急変
【0005】3.ペーハーの異常 7.5〜8.2の範囲外 4.餌の不足 5.過大飼育数 (イ)水槽の許容収容魚数の限度を越えた魚数 (ロ)水槽の許容魚体積の限度を越えた大きさの魚
【0006】6.水質の悪化 (イ)不純物の混入 (ロ)アンモニアの発生 (ハ)亜硝酸の発生 (ニ)嫌気性バクテリアによる有毒ガスの発生 7.酸素の欠乏 8.魚同士のトラブル(捕食、喧嘩、共食い等)
【0007】9.病気の発生 (イ)白点病 (ヘ)ウーディニウ
ム (ロ)リンホシステス (ト)虚食症 (ハ)トリコディナ (チ)寄生虫 (ニ)尾腐れ病 (リ)内蔵疾患 (ホ)ポップアイ
【0008】ところで、上記の死亡原因のうち、90〜
95%は、6.水質悪化の(ロ)アンモニアの発生、
(ハ)亜硝酸の発生、及び(ニ)嫌気性バクテリアによ
る有毒ガスの発生と、9.の病気の発生の(イ)白点病
である。前者の6.の(ロ),(ハ),(ニ)は、濾過
システムを改良し好気性バクテリアを利用することによ
り解決できるものであり、また後者の9.の(イ)は、
同様に濾過システムの改良か、その他の方法として薬で
治療するかで十分解決できるものである。
【0009】従って死亡原因のほどんどを濾過システム
の改良で排除することができるといってよい。しかし、
濾過システムも一定の時間がたつと、濾過効果が低下し
てくるため数週間に一度濾過材の交換、清掃等を行った
りする必要がある。濾材の交換の間にも、海水魚が死亡
しないまでも俊敏さと鮮やかな色つやを失わないために
は、定期的な、例えば、1か月に1度程度の部分換水を
行う必要がある。
【0010】特に、底部濾過は魚の飼育領域の真下に位
置しているものであり、糞、腐敗物等のヘドロの沈殿が
多く比較的短い間に濾材の目が詰まってしまう。そのた
め、部分的に定期換水を行うと同時にヘドロ等も取り除
いてやる必要が生じる。換水の時期やその量は、使用し
ている水槽の大きさ、濾過形式の種類、海水魚の種類、
数等によって異なるが、平均的に1か月に1度程度の割
合で行い、その時の換水量は水槽の水の量の1/3〜1
/5程度が標準とされる。
【0011】通常、部分換水は次のように行う。先ず、
ポンプの駆動を停止し、全水槽の水の循環を止める。清
掃用の毒抜きパイプを底部濾過の濾材である、例えば、
珊瑚砂の中に突っ込む。すると珊瑚砂の中に溜まってい
るヘドロはパイプから吸い込まれて、外に排出される。
そして、引き抜いてはまた突っ込み、この様な動作をパ
ンチ板上に積載されている珊瑚砂に対して繰り返し行っ
ていく。このようにすることにより、珊瑚砂は通水性が
回復する。
【0012】さて1/3〜1/5程度パイプから吸い出
された後は、水槽には水が2/3〜4/5程度が残って
いる状態となる。ヘドロ等の吸い出し作業中に水槽内に
乱流が生じるため、ヘドロがこの2/3〜4/5程度の
水のなかに、舞い上がって混入されている状態である。
次に、減少した水1/3〜1/5の分、新しい水を補給
し部分換水作業は終了する。最後に、すくい網(通常、
タモ網という)を使ってヘドロ等を取り除く。
【0013】この様な要領で部分換水の作業を行うので
あるが、上述したような、毒抜きパイプによって、水槽
中の全てのヘドロが取り去られるわけではない。依然と
して、2/3〜4/5程度の水の中には、舞い上がった
ヘドロが混入されており、このヘドロは、後ほど水槽の
循環運転を開始することによって、底部濾過の濾材であ
る珊瑚砂を通過しそれにより濾過作用を受ける。このよ
うに部分換水作業により水槽の残水の中に含まれるてい
るヘドロは、折角清掃した底部濾過部にまた付着してし
まって、水槽内から排除することはできないのである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる事情
に鑑みてなされたもので、部分換水作業を行う際、底面
濾過を通さないでヘドロを水槽内から排除できる観賞用
水槽を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明者等は
このような問題を解決するため鋭意研究を進めた結果、
換水の際、ヘドロを含んだ残水を水槽内でバイパスして
水槽外の濾過装置へ直接送り込むことにより、底部濾過
の濾材に再度ヘドロを付着残留させることを防止できる
点を見出し、この知見に基づいて本発明を完成させるに
至ったものである。
【0016】即ち、本発明は、(1)、2段の異なった
濾過槽を有するフイルターシステム装置Bと該装置の上
に載置された水槽とよりなり、該水槽はカルシウムを含
む砂状物を濾材とした細穴付き上げ底を有する底部濾過
装置を備え、前記水槽の隅部には、中に落下管を備えた
オーバフロー枠体を設けてあり、底部濾過装置を通過し
た水がオーバフロー枠体を通って上昇した後、前記落下
管を通って落下してフイルターシステム装置に送られる
よう循環される構造を有する海水魚の観賞用水槽装置で
あって、オーバフロー枠体がバイパス水の通過を開閉自
在にできる水路開閉装置を備えた海水魚の観賞用水槽装
置に存する。
【0017】そして、(2)、水路開閉装置が小穴を備
えたオーバフロー枠体と該オーバフロー枠体に密接して
スライドする小穴を備えたスライド枠板とよりなる上記
(1)の海水魚の観賞用水槽装置に存する。
【0018】そしてまた、(3)、底部濾過装置を通っ
た水が通過するオーバフロー枠体に設けられた穴を塞ぐ
位置までスライド枠板がスライド可能となっている上記
(2)の海水魚の観賞用水槽装置に存する。
【0019】そしてまた、(4)、フイルターシステム
装置の濾過槽は、1段目がセラミックを濾材とする濾過
槽で、2段目がカルシウムを含む砂状物を濾材とする濾
過槽である上記(1)又は(2)の海水魚の観賞用水槽
装置に存する。
【0020】そしてまた、(5)、カルシウムを含む砂
状物が、珊瑚砂である上記(1)又は(2)の海水魚の
観賞用水槽装置に存する。
【0021】そしてまた、(6)、オーバフロー枠体の
水面位置に水槽内の油分を取り除くための油取り穴を設
けた上記(1)又は(2)の海水魚の観賞用水槽装置に
存する。
【0022】
【作用】水路間隔装置を備えることにより部分換水の
際、水槽に残ったヘドロ等を含む水は、水槽の底にある
底部濾過部を通らずに、オーバーフロー枠体を通って直
接外部の濾過装置にバイパスして流れるため、底部濾過
部に再度ヘドロ等を付着させない。また、オーバーフロ
ー枠体の穴部をスライド枠体で塞ぐことにより、そのバ
イパス流がより完全になる。
【0023】
【実施の形態】以下、図面を使って本発明に係る実施の
形態について説明する。図1は、本発明の海水魚を飼育
する観賞用水槽装置の全体を示すものである。水槽A
は、直方体で4つの面を、硝子、プラスチック等のアク
リル等を素材とする透明の側面板A1で被われており、
4方向から中の海水魚を観賞することができる。水槽に
はガラス板Gが上に置かれ、更に蓋体A3が被せられて
いる。この蓋体A3には、水槽内を照らす照明具Lが取
り付けられている。
【0024】底板A2には側面板A1が嵌め込まれてパ
ッキング(図示しない)等で密封され水を入れる容器状
になっている。水槽Aの底部においては、パンチ板1が
底面(底板A2の上面)から一定の距離を隔てて設置さ
れ上げ底1を形成している。この底面からの距離は、通
常20〜50mmの範囲が多く採用される。
【0025】パンチ板1は、底板A2に設けられた又は
パンチ板7Cの下に取り付けられた間隔保持板13(こ
の板もパンチ板1のように多数の小穴41Aが設けられ
ている)に支えられており、水槽Aの底面(即ち、底板
A2)との間には底部空間Pが形成される。パンチ板1
の上は、一定のメッシュ目の大きさをもつ金属性又プラ
スチック性の網状シート2で覆ってあり、該網状シート
2の上には、カルシウムを多く含む砂状物である珊瑚砂
3が集積されている。
【0026】これら珊瑚砂3、パンチ板1及び網状シー
ト2とで、いわば水槽内での底面濾過装置が構成されて
いる。ここでカルシウムを含む砂状物として珊瑚砂3を
選んだのは、珊瑚砂3が表面積が広くてカルシウムを多
く含むため、本発明の砂状物としては最適であるからで
ある。珊瑚砂3は、30〜50mmの厚さにして均等に
さばいて敷き詰められており、網状シート2のメッシュ
目を珊瑚砂3の粒径より小さく設定しておけば、下には
落ちることはない。
【0027】パンチ板1は、通常の水の循環を考慮にい
れた設計により、例えば、8〜10mmおきに内径が3
〜5mmの大きさの細穴1Aが設けられており、また上
に珊瑚砂3を載置することから、それに耐えるだけの充
分な強度が保証されている。パンチ板は、上げ底1を形
成し水槽Aの底部に底部空間Pを作るためや、また、珊
瑚砂3等を通って流れてきた水を、効率良く下方に自由
に逃がしてやるための役割をもつ。
【0028】本発明で使用する珊瑚砂3は、その粒の大
きさが2.5mm〜3.5mmのものが採用されるが
(珊瑚砂3及び砂状物の大きさとはその粒の外径をい
う)、好ましくは3mm前後のものが良い。
【0029】この範囲の珊瑚砂3の大きさが濾過特性と
して優れていることは、既に本発明者等が行った出願
(例えば、特開平7−264954号公報等)で明らか
になっている。
【0030】さて一方、水槽Aの隅部にはオーバーフロ
ー枠体4が設けられ、水槽内を区画している。そのオー
バーフロー枠体内には、落水管5が配設され、該落水管
5は後述するフイルターシステム装置Bの第1濾過槽7
にまで延設されている。オーバーフロー枠体4には、水
槽内の水を底部濾過部に通さないでバイパスさせ、直
接、外部の濾過装置に送るための水路開閉装置が備わっ
ている。
【0031】この水路開閉装置が本発明の重要なところ
で、この装置を備えることでオーバーフロー枠体4を介
してバイパス水の通過が開閉自在に切り替わることが可
能となる。そのため、部分換水の際に水槽Aの水を底面
濾過部を通さずに直接オーバーフロー枠体内にバイパス
させることができる。この水路開閉装置について図3又
は図4を参照して以下述べる。
【0032】図3は、オーバーフロー枠体4の水路開閉
装置を説明する示す図であり、図4は、オーバーフロー
枠体4の領域を上から見た図である。先ず、オーバーフ
ロー枠体4の下部には多数の小穴4Bが設けられてい
る。オーバーフロー枠体4の内側には、スライド枠板4
1が密着状態にスライド可能に配設されている。つま
り、スライド枠板41は、水槽の側面板A1に設けられ
たレール枠14に沿って上下に簡単に摺動させることが
できる。
【0033】そのスライド枠板41には、オーバーフロ
ー枠体4の多数の小穴4Bと対応させたピッチで、同じ
ような多数の小穴41Aが設けられている。通常の状態
からスライド枠板41を移動させて下に押し下げ、その
下端が水槽の底板A2に接地した状態(バイパス状態と
いう)で、スライド枠板41の各々小穴41Aとオーバ
ーフロー枠体4の各々小穴4Bとが正確に相対峙するよ
う設計されている。
【0034】また、このスライド枠板41が水槽の底板
A2に接地した状態において、オーバーフロー枠体4の
下部に開いている穴部4Aは、完全に閉鎖される。この
状態では、上げ底1の濾材を通過する流れは、全く生じ
ない。従って、水槽内の水を、上げ底1の濾材を全く通
過させずにオーバーフロー枠体4の中に直接流し込むこ
とができる。即ち、水槽内の水が確実にオーバーフロー
枠体内にバイパスすることになる。
【0035】また、スライド枠体41を移動させて、上
に押し上げ、その下端が水槽の上げ底1、即ち、パンチ
板の位置に達した状態(非バイパス状態)で、スライド
枠板41の各々小穴41Aとオーバーフロー枠体4の各
々小穴4Bとが、ズレて相対峙しないよう設計されてい
る。スライド枠板41の下端がパンチ板の位置に引き上
げられた状態において、オーバーフロー枠体4の穴部4
Aは、スライド枠板による閉鎖から開放されるので、上
げ底1の濾材を通過する流れが自由に可能となる。
【0036】スライド枠板41の上方には、留めピンを
挿入する穴41Bが設けられており、この穴41Bに留
めピンを通してオーバーフロー枠体上端に引っ掛けてお
く。こうすることで、スライド枠板41は、これ以上は
下がらなく、通常の状態(非バイパス状態)を維持でき
る。留めピンを外してスライド枠板41を底板A2の位
置まで押し下げると、簡単にバイパス状態にすることが
できる。
【0037】なお、オーバーフロー枠体4の水槽の水面
位置には、水槽内の水面Wに浮かぶ油膜等の油分を取り
除くための油取り穴4Cが複数個空けられている。油膜
はこの穴を通してオーバーフロー枠体内に流れ込み、そ
の後、落水管5の頂部5Aから下に流れ落ち、フイルタ
ーシステム装置Bに送られ浄化される。ここでフイルタ
ーシステム装置Bは、主としてフイルター装置C(1段
目の第1段濾過槽7と2段目の第2段濾過槽8とより構
成される)、殺菌装置D、またそれらを相互に結ぶ送水
管12等よりなる。
【0038】フイルター装置Cは、第1段濾過槽7と第
2段濾過槽8とを内包する容器板C1の中に、濾過槽板
7Aと濾過槽板8Aとが仕切りとして設けられ、第1段
濾過槽7と第2段濾過槽8とが区別されて並列に備わっ
ているものである。第1段の濾過槽7は、容器板C1、
濾過槽板7A、パンチ板7C、セラミック濾材7B等よ
り構成される。
【0039】パンチ板7Cは、全体に細穴が空けられて
おり、この細穴は濾過枠板に設けられた受桟に支持され
ている。このパンチ板7Cの直接上に、セラミック濾材
7Bが約50〜80mmの厚さで、捌いて積載されてい
る。
【0040】セラミック濾材7Bの粒は、珊瑚砂3と違
ってその大きさによって濾過効果が差ほど違わないた
め、前述したような通常使うパンチ板7Cの細穴からは
落ちない大きさとしており(好ましくは約10mm前
後)、パンチ板7Cの上に載置される網状シートを必要
としない。セラミック濾材7Bは、必要な時に洗浄する
が(約1ヵ月に一度位)、その場合はパンチ板7Cを持
ち上げることにより、それと簡単に一緒に外部に取り出
して洗うことができる。
【0041】セラミック濾材7Bは、濾過機能としては
PHの向上させるためのものであり、水槽底面での濾過
だけでは、十分なPHの向上が期待できない。海水に熱
帯魚を入れた状態でPH7.5〜8.2程度の範囲に維
持するには、セラミック濾材7Bによる濾過の補完が必
要となる。もっとも、セラミック濾材7Bによる濾過は
主にPHの向上にあるが、生物的濾過機能も有すること
はいうまでもない。
【0042】セラミック濾材7Bを通ってきた水は、パ
ンチ板7Cの細穴を通過して第1下部空間P1に達す
る。第1下部空間P1に達した水は、この後、第1出口
7Dから出て再び上昇して次の第2段濾過槽8の上端部
(濾過槽板8A)より中に流れ込む。第1段濾過槽7と
第2段濾過槽8との間のスペースには、エアーレーショ
ンを行なうための爆気装置、例えば、エアーストーン1
0等が配置され、充分な容存酸素を与えている。またヒ
ーターセンサー9を配置させ、サーモスタットにより水
温を最適な温度に保っている。その他必要に応じて諸器
具が配置されている。
【0043】第2段の濾過槽8は、容器板C1、濾過槽
板8A、濾過槽板8F、パンチ板8C、網状シート8
D、及び珊瑚砂8B等より構成される。パンチ板8C
は、濾過槽板8Fに設けられた受桟に支持されている。
そしてパンチ板全体に細穴が空けられており、この細穴
は濾過装置全体の循環効率を考えた設計により前述した
水槽底部のパンチ板8Cと同じような大きさの配置によ
り設けられている。
【0044】この上に金属性又はプラスチック性の網状
シート8Dが敷かれた上で、珊瑚砂8Bが、約40〜8
0mmの厚さにさばいて積載されている。珊瑚砂8B
は、必要な時に洗浄(約1ヵ月に一度位)するが、その
場合はパンチ板8Cを持ち上げ取り外すことにより、簡
単にそれと一緒に外部に取り出して洗うことができる。
水槽Aの底での珊瑚砂3でのところで前述したように、
珊瑚砂3の粒はその大きさが2.5mm〜3.5mmの
ものが採用され、それよりやや小さいメッシュ目の網状
シート8Dを介してパンチ板8Cの上に載置されてい
る。
【0045】第2段濾過槽8においては、珊瑚砂8Bは
水面wより下にあるので、前述したように水槽Aの中の
上げ底1の上に積載された珊瑚砂3と全く同じ状態に置
かれており、第2段濾過槽8での濾過作用もほぼこれと
同様なものとなる。珊瑚砂8Bを通った水は、パンチ板
8Cの細穴を通過して第2下部空間P2に達する。そし
て第2下部空間P2に達した後は、その後、濾過槽板8
Fに設けられた第2出口8Eを通って濾過槽板8Fと容
器板C1との間のスペースに流れ込む。
【0046】次に容器板C1に設けられた第3出口8G
から出た水は、ポンプ力により第1送水管12を通って
上昇し殺菌装置Dに送られ、光学的殺菌作用により微生
物等に対して殺菌が十分施される。セラミック濾材7B
によるPHの向上と、エアーレーションによる溶存酸素
率の向上及び、珊瑚砂による生物的濾過の3つの条件を
満足した後の水に対して殺菌が施されるので、殺菌効果
が極めて優れたものとなる。殺菌装置Dを出た後は落水
管5の中に配置された第2送水管6を通って再び上昇し
て水槽Aの水面W近くに位置する噴出口6Aから吐出さ
れる。
【0047】本発明の水槽Aは、水槽装置が全体として
3つの濾過工程を持ち、またそれらが特有の配置を有し
ていることから、極めて効率のよい濾過機能を有する。
即ち、水槽装置の水は、先ず珊瑚砂3による水槽Aの底
部濾過→第1段濾過槽7のセラミック濾材7B(ウエッ
ト方式)→第2段濾過槽8の珊瑚砂8B(ウエット方
式)と通過して、主に生物的濾過作用→PHの向上→生
物濾過作用が連続して行なわれ、必要なPHの向上安
定、及び充分な好気性バクテリア繁殖という2つの条件
を満足することができる。
【0048】更に、第1段濾過槽7と第2段濾過槽8と
の間にエアーストーン10を使ったエアーレーションを
行なっているので、充分溶存酸素率を向上させた水に対
して珊瑚砂により生物的濾過がなされることになり、そ
の結果、好気性バクテリアの繁殖には極めて好条件を与
える結果となる。循環ポンプ11は、水槽Aからフイル
ターシステム装置Bに水を循環させるものであり、その
位置は循環通路の一部に配設されれば良い。
【0049】次に、本願発明の観賞用水槽において、通
常の飼育状態での水の循環系路について述べる。先ずポ
ンプ11の循環力により、水槽Aの水は、その底部にあ
る濾材(例えば珊瑚砂3)の粒の表面を撫でるように通
過し、且つ底面全体に均等に通過しパンチ板1の細穴1
Aを通って底部空間P1に流れ込む。この過程で珊瑚砂
3に繁殖させた好気性バクテリアにより、窒素化合物を
分解させる(生物的濾過作用)。
【0050】底部空間P1に入った水は、オーバーフロ
ー枠体4の下部の穴部4Aを通過して、オーバーフロー
枠体内の領域に入る。そして、オーバーフロー枠体内に
入った水は、上昇する。上昇した後は、落水管5の頂部
5Aより落水管内に導入され、再度下に流れ落ちる。落
下した水は、落水管5の噴出口5Bより、水槽Aの下に
設けられたフイルターシステム装置Bにある第1段濾過
槽7に噴出される。セラミック濾材7Bを通過するうち
にPHが向上され、パンチ板7Cを通ってその下の下部
空間P1に達する(PHの向上作用)。
【0051】そして、下部空間P1から外に出て、必要
によりエアーストーン10によりエアーレーションが行
なわれ、またヒータセンサー9により最適に温度調整が
なされる。この後、濾過槽板8Aの上を通り、第2濾過
槽内に入る。ここでは、珊瑚砂8Bの粒の表面を撫でる
ように通過し、且つ底面全体に均等に通過しパンチ板8
Cの細穴を通って底部空間P2に流れ込む。この後、第
2出口8E及び第3出口8Gを通過し、フイルター装置
Cを直接出た水は、循環ポンプ力により第1送水管12
を通って上昇し、殺菌装置Dに送られる。
【0052】ここで光の殺菌作用を使って微生物等に対
して十分な殺菌が施される(殺菌作用)。殺菌装置Dを
出た後は、第2送水管6を通って再び上昇し、水槽Aの
水面近くに位置している噴出口6Aから吐出される。こ
こで水面近くから吐出されるのは、底面に沈殿したヘド
ロ等を再び舞上げないで、循環を保証するためである。
【0053】吐出された水はまたその底部にある珊瑚砂
3により底部濾過が行なわれ、以下上述したようなこと
が繰り返されることで循環状態が維持される。このよう
な循環時のポンプの揚水力は、水槽の全水量を10分間
で1.5〜2回転する程度(通常時)の循環速度の範囲
を少なくとも保証できるように設計されている。
【0054】次に、本発明の観賞用水槽Aにおいて、水
路開閉装置を使ったバイパス手法による部分換水作業を
述べる。先ず、スライド枠体を下げてバイパスの水路を
開く。それから水槽側面のガラスに付着した苔をスポン
ジ等を使って取り除く。ポンプを停止し水槽Aの濾過シ
ステムの循環を止める。その後、毒抜き吸引パイプを底
面濾過材である珊瑚砂の中に突っ込む。そして突っ込ん
だ吸引パイプにより、珊瑚砂の中に溜まっているヘドロ
等を吸引する。
【0055】このような動作を繰り返すことで、パンチ
板の上に載置されている全珊瑚砂の間にあるヘドロ等を
順次吸引していく。この時、魚を一緒に吸引する危険が
あるので十分注意しなければならない。その結果、全珊
瑚砂は元の通水性に戻り濾過特性は回復する。さて、先
述したように、ヘドロ等の吸引は、水槽Aの水が1/3
〜1/5程度吸い出され、2/3〜4/5程度が水槽内
に残る程度に行われる。
【0056】この残った水の中には、ヘドロ等の吸い出
し作業中に珊瑚砂間から分離したヘドロが舞い上がり混
入された状態となっている。そして、この後、吸い出し
た分の水1/3〜1/5程度を補給し、水槽Aの濾過シ
ステムの循環を再開する。循環しながら、すくい網(タ
モ網)を使って水中のゴミ等をすくい取る。一定時間循
環したら、その後、オーバーフロー枠体4を引き上げて
水路開閉装置を閉じる。そして、この後は、通常の水循
環を行うことになる。
【0057】この水路開閉装置の開閉は、先程実施例の
ところで説明したように、スライド枠板41を上下方向
にスライドさせればよい。即ち、スライド枠体41を押
し下げオーバーフロー枠体4の小穴4Bとスライド板の
小穴41Aとを対峙させ、同時に穴部4Aをも閉鎖す
る。このような状態にしておけば、水槽内の水は、底面
濾過部を通らずに、バイパスし、直接オーバーフロー枠
体内を流れて、外部濾過装置である載置箱の濾過システ
ム装置に供給される。
【0058】このように、該オーバーフロー枠体4に
は、バイパス水の通過を開閉自在に切替えができる水路
開閉装置が設けられているので、部分換水の作業の際、
簡単な切替え操作により、ヘドロの舞い上がった水槽A
の残水を底部濾過部を通さずに、直接オーバーフロー枠
体内を通して外部の濾過装置に送ることができる。その
結果、底面濾過部が汚れることは全くない。以上のよう
に、部分換水作業により水槽Aの残水の中に舞い上がり
溶け込んでいるヘドロは、従来の様に折角清掃した底部
濾過部に再度付着するようなことがなく、水槽内から的
確に排除することができるのである。
【0059】オーバーフロー枠体4にバイパス水の通り
道を開閉自在に設けたことにより、従来のように部分換
水の作業行う際、底部濾過部が再度汚れるようなことが
なく、結果的に清掃、部分換水の頻度も少なくすること
ができる。以上本発明について述べたが、この発明は実
施例にのみ限定されることなく、その本質から逸脱しな
い範囲で他の種々の変形例が可能である。
【0060】例えば、オーバーフロー枠体の水路開閉装
置は、底面濾過を通過しないで切替えによりオーバーフ
ロー枠体に直接水槽内の水をバイパスして流し込むこと
ができる構成のものであれば当然採用可能である。具体
的には、オーバーフロー枠体の多数の小穴の全部を占め
る領域の一つの大穴をスライド枠板に設けるようにして
もよい。また、本発明の水槽は、海水魚の水槽に限らず
淡水魚の水槽にも適応できるものであることは当然であ
る。
【0061】
【発明の効果】部分換水作業や掃除作業を行なう際、残
水のヘドロをオーバーフロー枠体にバイパスして流し込
むため、底部濾過に残水のヘドロ等を再度付着させるよ
うなことがない。掃除、部分換水の回数が少なくてよい
ため、水槽Aの維持管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の観賞用水槽装置を説明する
概略図である。
【図2】図2は、図1の水槽装置の外観図である。
【図3】図3は、オーバーフロー枠体の水路開閉装置を
説明する示す図である。
【図4】図4は、オーバーフロー枠体の領域を上から見
た図である。
【符号の説明】
1…上げ底(パンチ板) 1A…細穴 2…網状シート 3…珊瑚砂 4…オーバーフロー枠体 4A…穴部 4B…穴部 4C…油取り穴 41…スライド枠体 41A…小穴 41B…穴 5…落水管 5A…頂部 5B…噴出口 6…第2送水管(第1送水管) 6A…噴出口 7…第1段濾過槽 7A…濾過槽板 7B…セラミック濾材 7C…パンチ板 7D…第1出口 8…第2段濾過槽 8A…濾過槽板 8B…珊瑚砂 8C…パンチ板 8D…網状シート 8E…第2出口 8F…濾過槽板 8G…第3出口 9…ヒータセンサー 10…エアーストーン 11…循環ポンプ 12…第1送水管 13…間隔保持板 14…レール枠 A…水槽 A1…側面板 A2…底板 A3…蓋体 B…フイルターシステム装置 B1…枠体 C…フイルター装置 C1…容器板 D…殺菌装置 G…ガラス板 L…照明具 P…底部空間 P1…底部空間 P2…底部空間 w…水面 W…水面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2段の異なった濾過槽を有するフイルタ
    ーシステム装置Bと該装置の上に載置された水槽とより
    なり、該水槽はカルシウムを含む砂状物を濾材とした細
    穴付き上げ底を有する底部濾過装置を備え、前記水槽の
    隅部には、中に落下管を備えたオーバフロー枠体を設け
    てあり、底部濾過装置を通過した水がオーバフロー枠体
    を通って上昇した後、前記落下管を通って落下してフイ
    ルターシステム装置Bに送られるよう循環される構造を
    有する海水魚の観賞用水槽装置であって、オーバフロー
    枠体がバイパス水の通過を開閉自在にできる水路開閉装
    置を備えたことを特徴とする海水魚の観賞用水槽装置。
  2. 【請求項2】 水路開閉装置が小穴を備えたオーバフロ
    ー枠体と該オーバフロー枠体に密接してスライドする小
    穴を備えたスライド枠板とよりなることを特徴とする請
    求項1記載の海水魚の観賞用水槽装置。
  3. 【請求項3】 底部濾過装置を通った水が通過するオー
    バフロー枠体に設けられた穴を塞ぐ位置までスライド枠
    板がスライド可能となっていることを特徴とする請求項
    2記載の海水魚の観賞用水槽装置。
  4. 【請求項4】 フイルターシステム装置の濾過槽は、1
    段目がセラミックを濾材とする濾過槽で、2段目がカル
    シウムを含む砂状物を濾材とする濾過槽であることを特
    徴とする請求項1又は2記載の海水魚の観賞用水槽装
    置。
  5. 【請求項5】 カルシウムを含む砂状物が、珊瑚砂であ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の海水魚の観賞
    用水槽装置。
  6. 【請求項6】 オーバフロー枠体の水面位置に水槽内の
    油分を取り除くための油取り穴を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の海水魚の観賞用水槽装置。
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