JP3501389B2 - ドア取付装置 - Google Patents
ドア取付装置Info
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Description
装置に関するもので、特に玄関ドアと躯体間の水密構造
に関する。
アは、そのドア枠21の外周に張出部22を有し、例え
ば建物の開口部23に取付ける際、ドア枠21の大半を
開口部23内に嵌装し、張出部22を躯体24にビス等
により固着している。このように、単に張出部22をビ
ス等で直接躯体24に固着しても、雨仕舞に問題がある
ため、張出部22と躯体24間にパッキングを介在する
必要があるが、この種のドアはノックダウン方式によっ
て建築現場で組立てられるものであるから予めドア縦横
枠の張出部にそれぞれ単独のパッキングを介在させるよ
うに構成されている。
合部に隙間が生じ、その隙間から雨水が侵入して充分な
防水効果が得られず家屋の朽ちる原因ともなっている。
この解決策として、枠を組立てた後、張出部22に一本
のパッキングを外周に亙って挿入する手段が提案された
が、組立て時に煩雑さを伴なう等の欠点があった。
課題は上記の従来技術の問題点等を解決すべく発明され
たものであり、この発明は、ドア取付装置のドア枠の組
立て時に伴なう上記問題点を解決し、ドアの取付けを簡
単且つ迅速に行なうとともに、ドア枠と躯体側との間か
らの雨水侵入を防止することを課題とし、ドア枠体の嵌
め込みとその継目の構造を改善させるものである。
に、本発明の請求項1に記載の発明に係るドア取付装置
は、躯体側当接面に水平方向に並行して内溝及び外溝が
形成され該内外溝内にそれぞれ内外シール材が設けられ
た上枠と、躯体A側当接面に略鉛直方向に並行して内溝
及び外溝が形成され該内外溝内にそれぞれ内外シール材
が設けられた縦枠と、上枠と縦枠とをコーナー部におい
て連結するコーナーキャップと、上下枠及び縦枠からな
るドア枠体内に開閉自在に配置されるドア体とからな
り、コーナーキャップの躯体側当接面には上枠の内溝及
び外溝と縦枠の内溝及び外溝とをそれぞれ繋ぐキャップ
内溝及びキャップ外溝が設けられ、該キャップ内外溝に
内外シール材が上枠の内外シール材及び縦枠の内外シー
ル材とそれぞれ連続状態で設けられているとともに、ド
ア枠には取付枠部が設けられ、取付枠部に対応する躯体
側にはドア枠取付体が設けられ、上記取付枠部をドア枠
取付体に室内側に向けて牽引状態で取付ける。
取付装置は、請求項1記載の発明の手段に加えて、取付
枠部は断面略C字型に形成されて縦枠に設けられ、一方
ドア枠取付体は躯体側の開口部縦辺に設けられ、上記取
付枠部をドア枠取付体に上下位置調節自在に取り付けら
れる。
明する。本発明のドア取付装置のドアユニットは躯体A
開口部に装着・固定される。図3及び図4は既に装着さ
れた後の状態が示されている。装着される玄関ドアユニ
ットは大別して、上枠1、縦枠4、4、コーナーキャッ
プ7、下枠8及びドア体10から構成されている。
及び図7に示されるように、躯体A側当接面1aに水平
方向に並行して断面方形状の内溝2a及び外溝2bがそ
の長さ方向に沿って形成され、該内溝2a及び外溝2b
内にそれぞれ帯状の内シール材3a及び外シール材3b
が設けられている。これら内外シール材3a、3bは玄
関ドアユニットの躯体Aへの装着時に装着に伴う押圧力
によって弾性変形され室内外の密閉性を向上させる。
1、図5及び図6に示されるように、躯体A側当接面4
aに略鉛直方向に並行して内溝5a及び外溝5bが形成
され、該内溝5a及び外溝5b内に内シール材6a及び
外シール材6bが設けられている。これら内外シール材
6a、6bは玄関ドアユニットの躯体Aへの装着時に弾
性変形され室内外の密閉性を向上させる。
とのコーナー部において、これらを連結するコーナーキ
ャップ7、7が設けられている。連結はビス7dで行わ
れる。コーナーキャップ7、7の躯体A側当接面7aに
は、図1及び図2に示されるように、上枠1の内溝2a
及び外溝2bと、縦枠4、4の内溝5a及び外溝5bと
をそれぞれ繋ぐキャップ内溝11a及びキャップ外溝1
1bが設けられている。(図1及び図2は片方のコーナ
ーキャップ7のみが示されている。)
るようにその一側辺部7bが上枠1の端部との連結部と
なっており、その下側部7cが縦枠4との連結部となっ
ている。コーナーキャップ7、7は、硬質の合成樹脂を
素材として構成されており、上枠1及び縦枠4とのそれ
ぞれの連結部においてある程度の弾性変形をするので上
枠1及び縦枠4との連結後においても一定限度の弾性変
形が可能である。
シール材12a、12bが上枠1の内外シール材3a、
3b、及び、縦枠4の内外シール材6a、6bと連続状
態で設けられている。内シール材3a、6a、12aの
素材としては気密性、水密性ともに優れた粘着性のある
ブチルゴム等が用いられる。外シール材3b、6b、1
2bの素材としては一般的に用いられるパッキングが用
いられる。更に、上下枠1、8及び縦枠4からなるドア
枠体9内に開閉自在に配置されるドア体10が設けられ
ている。
ニットには、更に、ドア枠体9を構成する縦枠4に取付
枠部13が設けられ、一方、取付枠部13に対応する躯
体A側にドア枠取付体14が設けられている。そして、
玄関ドアユニットを躯体Aに取り付ける場合には、上記
取付枠部13をドア枠取付体14に室内側に向けて牽引
状態で取付ける。
面略C字型に形成されて縦枠4に設けられ、一方ドア枠
取付体14は躯体A側の開口部縦辺に設けられ、上記取
付枠部13をドア枠取付体14に上下位置調節自在に取
り付けられる。
けるに先立って、生産工場等において、上枠1の躯体当
接面1a、縦枠4の躯体当接面4a、及び、コーナーキ
ャップ7の躯体当接面7aにそれぞれ形成されている所
定長さの内溝2a、5a、11a及び外溝2b、5b、
11bには、それぞれ内シール材3a、6a、12a及
び外シール材3b、6b、12bを連続させて嵌め込ん
でおき、これを建築現場等において、このドアユニット
を建物開口部に取付ければ、各シール材が躯体側に圧接
される。
コーナーキャップに工夫がなされているので、降雨時躯
体等の外装パネルを伝って落ちる雨水は、上枠の二重の
シール材により内部への侵入を遮断されると同時に、横
方向に流れてシール材の屈曲したコーナーキャップに伝
わるが、このコーナーキャップは各溝が連続し、したが
って二重のシール材が連続しているため、この位置にお
いてもドア枠の内周縁側への侵入が阻止される。
あげる雨水をも遮断して、浸水を完全に防止するもので
ある。更に、ドア枠の組立てに当って、コーナーキャッ
プを取り付けるだけで、連続する溝が形成されシール材
が取付けられるので、その取付操作が極めて簡単且つ容
易になり、ドア枠の組立てが迅速に処理されるものであ
る。
奏する。 1.請求項1に記載の発明によれば、玄関ドアの取付け
を簡単且つ迅速に行なうとともに、ドア枠と躯体側との
間からの雨水侵入を、二重の上枠から縦枠へと連続する
シール材によって防止することができ、且つドア枠体の
嵌め込みを容易にするものである。
項1記載の発明の効果に加えて、ドア取付時の取付位置
の微妙な調整が可能である。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】躯体側当接面に水平方向に並行して内溝及
び外溝が形成され該内外溝内にそれぞれ内外シール材が
設けられた上枠と、躯体側当接面に略鉛直方向に並行し
て内溝及び外溝が形成され該内外溝内にそれぞれ内外シ
ール材が設けられた縦枠と、上枠と縦枠とをコーナー部
において連結するコーナーキャップと、上下枠及び縦枠
からなるドア枠体内に開閉自在に配置されるドア体とか
らなり、コーナーキャップの躯体側当接面には上枠の内
溝及び外溝と縦枠の内溝及び外溝とをそれぞれ繋ぐキャ
ップ内溝及びキャップ外溝が設けられ、該キャップ内外
溝に内外シール材が上枠の内外シール材及び縦枠の内外
シール材とそれぞれ連続状態で設けられているととも
に、ドア枠には取付枠部が設けられ、取付枠部に対応す
る躯体側にはドア枠取付体が設けられ、上記取付枠部を
ドア枠取付体に室内側に向けて牽引状態で取付けること
を特徴とするドア取付装置。 - 【請求項2】取付枠部は断面略C字型に形成されて縦枠
に設けられ、一方ドア枠取付体は躯体側の開口部縦辺に
設けられ、上記取付枠部をドア枠取付体に上下位置調節
自在に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の
ドア取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24775695A JP3501389B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | ドア取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24775695A JP3501389B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | ドア取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0988432A JPH0988432A (ja) | 1997-03-31 |
JP3501389B2 true JP3501389B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=17168202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24775695A Expired - Fee Related JP3501389B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | ドア取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3501389B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021161692A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 三和シヤッター工業株式会社 | 下地枠 |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP24775695A patent/JP3501389B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0988432A (ja) | 1997-03-31 |
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