JP3500500B2 - ミシン目加工方法ならびに装置 - Google Patents

ミシン目加工方法ならびに装置

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JP3500500B2 JP2000218209A JP2000218209A JP3500500B2 JP 3500500 B2 JP3500500 B2 JP 3500500B2 JP 2000218209 A JP2000218209 A JP 2000218209A JP 2000218209 A JP2000218209 A JP 2000218209A JP 3500500 B2 JP3500500 B2 JP 3500500B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば粘着剤を一面
に塗布したシートを粘着面を表面側として巻芯管に巻取
った粘着ロールなどの巻取ロール巻戻し一周毎にカット
するためのミシン目を入れるミシン目加工方法ならびに
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、ゴミ取り用粘着ロール等におい
て、図5に示すように紙等のシートS表面等に粘着剤を
塗布したシートを粘着面Saを表面側にして巻芯管2に
巻き付け、所要の一定長さをロール状に巻き取った粘着
シートロールとしてハンドルHに取り付けたものが広く
用いられている。
【0003】この粘着シートロール3はカーペット等に
付着したゴミ等を掃除するとき、粘着面Saを表側にし
たロールでカーペットの表面をなで付け、ころがすこと
により、カーペット等に付着されているゴミを粘着面S
aに移着させてカーペットを掃除するが、ゴミが付着し
た粘着ロールの表面は使用と共に当然、付着したゴミに
より粘着力を失うため、粘着ロールの表層を1周分取り
除いて次の新しい粘着面を表層に表して再び粘着力が出
るようにしている。
【0004】そして、このとき、従来、この表層1周分
を取り除き易いように図5に示すように巻き取られたロ
ール状の粘着塗布シートSに巻取ロール1周毎にミシン
目mを入れ、容易に手でカットして取り除くことができ
るようにしているが、この巻取ロール3の1周毎にミシ
ン目mを入れることは巻芯にシートを巻き付け、順次、
2層,3層と積み重ねて巻かれることから、各巻取層に
おいて1周目毎の長さが変わり、殊に外層に近づくに従
って巻径が増大して1周の長さが長くなるため、巻取前
方で一定速度で流れているシートに1層毎に増加する長
さに対応してミシン目を入れる必要がある。
【0005】これを更に詳述すると、巻取ロールにおけ
る各層の1周長さL=πDi(但し、Diは巻取ロー
ルの各層の径)である。例えば、巻取り紙管の外径を4
0mmとすると、
【0006】
【数式1】
【0007】このようにシート厚み0.5mmの場合、
巻取1周増すごとに0.5π=1.57mm増すことに
なる。従って、巻取りロール1周巻取り毎にミシン目を
入れるには図6に示すように、巻芯外径をD,シート
厚さをt,カッターロールのカッター刃先端回転径をD
,カッター受けローラの外径をDとすると、巻芯に
第1周を巻付ける場合、ミシン目は(D+t)πのピ
ッチで入れる。そして次に2周目は(D+2t)と
し、順次、巻層が増す毎にntπ分長くなる。
【0008】このことは一定速度に走行するシートを巻
取る巻芯2の回転数に対し、巻芯と同径のカッターロー
ル4を同回転にすればカットするミシン目間の長さは順
次長くなる。即ち、シートの速度をV,巻芯の回転数
をNとすると、巻芯の回転数N=V/(D+t)
π,巻芯1層目の巻取時間T=(D+t)π/V,巻
芯1層目の1周長さL=(D+t)πとなる。
【0009】次に巻芯の回転数と同回転でカッターロー
ルを回転したときのシートに入るミシン目の長さは、巻
芯外径D=カッターロール径Dの場合、巻芯の回転
数に合わせカッターロールの回転が同じであることか
ら、巻芯に捲かれる径に対応してカッターロールの回転
が同一であり、カッターロール1回転に1個所ミシン目
があることから、1回転毎にミシン目が入り、巻取ロー
ル1周毎に1個所のミシン目が入ることになる。しかし
この場合、巻芯に巻かれる径は順次増加し、回転は遅く
なるが、巻芯に同調回転するカッターロールの径が一定
であるため、走行するシートの速度と同調せず、巻芯は
ほぼ同調するが巻取径が20%増せばカッターロールの
カッター刃先端速度は回転数が遅くなった分、遅くな
り、このことはミシン目が少し引きずられて入ることに
なる。そのため、図7に示すようにシート速度とカッタ
ーロール先端速度が同調しているときは(イ)の如くミ
シン目はカッター刃厚分となるが、同調していない場合
には(ロ)に示すようにミシン目はカッターの刃厚分よ
りシートの速度とカッター先端速度の差分巾が広くな
る。
【0010】従って以上のような問題を解決するために
は、ミシン目に入れるときに、カッターロールの刃先速
度をシート速度に同調させる必要がある。ところが、こ
のようにカッターロールの回転とシート速度を同調させ
ることは適切な機械的装置がない現在では難しく、シー
ト速度を10m/分以上とすることは実質上、不可能で
あった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の如き実
状に対処し、特にカッター先端の速度を増減することを
見出し、カッターロールの1回転時間は巻取ロールの径
により決まるが、その1回転の中でカッター先端の速度
を増減させ、シートにミシン目を入れる時のみ、シート
速度に同調させることによりシートにミシン目を入れる
とき、ミシン目のずれを無くし、全体を通じてミシン目
を均等化すると共に、加工速度を高め、加工効率の向上
を図ることを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明方法の特徴は、巻取られたロール状のシートを
表層より巻戻し、1周毎にカットして使用する巻取ロー
ルを製造する過程において、送出する素材シートを互い
に回転する上部のカッターロールと下部のカッター受け
ローラとの間に通し、カッターロール外周に設けられた
カッター刃により巻取ロール1周毎にカットするための
ミシン目を入れて前記巻取ロールを作成するにあたり、
カッターロールの回転と、巻取ロールの回転を同調させ
ると共に、カッターロールの1回転においてカッター刃
先端の速度を増減させてミシン目を入れる時のみ、カッ
ターロールの刃先速度とシート送り速度を同調させる点
にある。
【0013】なお、1周毎にカットするためのミシン目
が入れられる巻取ロールとしては、1面に粘着剤を塗布
したシートを粘着剤面を表面側として巻芯に巻取った粘
着ロールシートを利用して、該粘着ロールシートに適用
することが好適である。
【0014】請求項3の発明は上記方法を実施するため
の装置であり、素材シート送り装置と、加工されたシー
トをロール状に巻取る巻取装置と、上記両装置の中間に
設置され、シートにミシン目加工を施すミシン目加工手
段を含み、ミシン目加工手段は互いに連動して回転する
上部カッターロールと下部カッター受けローラよりな
り、カッターロールは、外周の一部に突設されたカッタ
ー刃を有して巻取ロールとスピード制御モータにより同
調運転されると共に、その1回転において、カッター先
端の速度が増減機構を介して増減速可能となっており、
カッター刃先端がシートにミシン目を入れる時のみ、カ
ッターロールの刃先速度と、シート送り速度が同調する
よう構成されていることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明は上記装置におけるカッタ
ー刃先端の増減速機構の具体的構成であり、凹凸カップ
リングを含み、カッターロール軸が延設されて先端に凹
内面に従動側ガイド溝を有する上記凹カップリングが設
けられていると共に、凹カップリングの凹面に対向して
凸カップリングが配設され、該凸カップリングの凹カッ
プリング対接側に凸カップリング外周縁稍内方に前記凹
カップリングの前記ガイド溝に嵌入して移動する駆動ピ
ンが設けられていて、凸カップリング外方に延びる軸端
のプーリと巻取ロール軸延長端のプーリの間にわたって
スピード制御された巻取モータによる駆動伝達機構が設
けられる一方、凸カップリング軸の中間には凸カップリ
ングスライドモータにより連動される送りねじが係着さ
れ、該送りねじによって前記凸カップリングの駆動ピン
がガイド溝内で移行してカッターロールの1回転におい
て、カッター刃先端の速度を増減させ、シートにミシン
目を入れるときカッターロールの刃先速度とシート速度
が同調するよう構成されていることを特徴としている。
【0016】
【作用】素材シートを、カッターロールとカッター受け
ローラ間に通し、カッターロールのカッター刃によりミ
シン目加工を施して巻芯に巻取るに際し、巻芯に巻かれ
る巻径は順次、増加し、従って一定速度で走行されてく
るシートの回転速度は順次遅くなる。そのため、巻芯の
回転に対し巻芯と同径とカッターロールを同回転とすれ
ば、カッター刃の先端速度は回転速度が遅くなった分、
遅くなって、該カッター刃によりカットされるミシン目
の幅が広くなって了うが、本発明のよればカッターロー
ルに対し1回転の中で速度の速い部分と、遅い部分を配
分して作ってあり、カッター刃によりミシン目が施され
ず、ミシン目と施す位置よりカッター刃が離れていると
きは巻取ロールと同調してカッターロールは巻径の増加
と共に遅くなるが、カッター刃がミシン目を施す位置に
近づくに従ってカッター刃先端増減速機構が作動し、カ
ッター刃先端の刃先速度をシートの走行速度と同調させ
る。そのため、巻取ロール1周毎に入れられるミシン目
はシートが一定速度で送られているとしてもずれること
なく、即ち、ミシン目幅が広くなることなく、カッター
刃厚分通りのミシン目がシートに施される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、更に添付図面を参照し、本
発明の具体的態様を説明する。
【0018】図1は本発明加工方法を実施する工程概要
図であり、本発明は素材シート送り装置(図示せず)よ
り送られてくるシートSに対し上部に外周の一部にカッ
ター刃5を設けたカッターロール4、下部にカッター受
けローラ6を配置したミシン目付与カッタ装置を使用
し、カッターロール4及びカッター受けローラ6を互い
に連動回転せしめて1周毎に走行するシートSにミシン
目を施して、巻軸1に装着された巻芯2に順次、ロール
状に巻取ロール3として巻取ることを基本工程とするも
のである。
【0019】ここで、ミシン目が加工され、施される前
記シートSとしては、ミシン目を必要とするシートであ
れば随時、適用することができるが、特に好ましいシー
トSとしては、例えばカーペット等に付着したゴミを掃
除するゴミ取り粘着ロールを形成するシートの如き、粘
着剤面Saを表面側として、ある一定の長さをロール状
に巻取り、使用後、1周の表層を除去する粘着ロールに
使用される上記一面に粘着材を塗布し、該粘着剤Saを
表面側として走行させるシートである。従って、本明細
書においては、主として上記粘着剤を塗布したシート例
について説明する。なお、上記装置において巻芯2とカ
ッターロール4は同調回転することが肝要で、好ましく
は同径であり、カッターロール4は巻芯2に巻かれるシ
ートの巻層の増加によってシートの走行速度が一定であ
ることより順次、回転が遅くなる傾向を有している。即
ち、巻芯2に同調運転するカッターロール4は径が一定
であるため巻芯には同調するが、走行するシートSの速
度とは同調せず、例えば巻取径が20%増せばカッター
ロール4のカッター刃5先端速度は回転数が遅くなる
分、遅くなって了う。
【0020】そこで、本発明においては、カッター刃5
の先端がシートSに接触し、ミシン目を入れる時、カッ
ター刃5の刃先速度をシートの走行速度を同調させるよ
うにした。換言すれば、カッターロールの1回転は巻芯
2に巻かれた巻取ロール3の径によって決まるが、この
1回転の中でカッター刃先端の速度を増減させ、シート
Sにミシン目を入れる時のみ、シート速度に同調させる
増減速機構を設置している。
【0021】図2はかかる増減速機構の1例であり、図
中、11は巻軸1より延設された巻取軸、4a,6aは
夫々、カッターロール4及びカット受けローラ6より延
設されたカッターロール軸,カット受けローラ軸で、カ
ッターロール軸4a及びカット受けローラ6aは夫々、
軸承8,8′、7,7′により回転可能に支承されて、
一方の軸端には互いに噛合するギヤ10,9が設けられ
ており、互いに連動して回転するようになっている。そ
して、上記構成において、カッターロール軸4aの先端
には図3に詳細を示すように凹内面に従動側ガイド溝2
0を有する該凹面を外に向けて凹カップリング18が取
着されていると共に、該凹カップリング18の凹面に凸
カップリング17が対向して配設されている。
【0022】この凸カップリング17は別途設けられた
凸カップリングスライドモータMよりプーリ23,2
2を介して連動される軸承21に支持された送りねじ2
4により左右送り可能となって、軸15aに軸受16を
介して取着されており、凸カップリング外周縁稍内方寄
りに駆動ピン19が取り付けられて、該駆動ピン19が
前記凹カップリング18の凹内面の従動側ガイド溝20
に嵌入され、前記送りねじ24の送りと共にガイド溝2
0内で移動可能となっている。
【0023】また、上記凸カップリング17の軸15a
の先端側にはプーリ15が取着され、これには巻層の増
加によって適宜、巻取りを制御するスピード制御モータ
よりプーリ13を介し、かつ巻軸1端部のプーリ1
2との間に亘設された連結材14を介してスピード制御
モータMの回転が伝達されるようになっている。
【0024】図4は図3に示す上記凹凸カップリング構
成により増減速が行われる態様であり、以下、これを説
明する。
【0025】図において、r;凸カップリング側の凸カ
ップの中心軸から駆動ピンまでの長さ。Ra,R
;凹カップリング側の凹カップリング中心軸から駆
動ピンまでの長さで、Raは最も長いときの長さ、R
は最も短いときの長さである。ΔR;凹カップリン
グの中心軸と、凸カップリングの中心軸の移動長さ。
【0026】以上の点をふまえて、凹カップリングの中
心軸と凸カップリングの中心軸が同一位置である時、
(図イ)はr=Raで凸側の1回転に対し、凹側も均等
速度で1回転する。そして、凸カップリングの中心軸が
凹カップリングの中心軸に対しΔRだけ移動した場合
(図ロ,図ハ)、先ず凸カップリング1回転に対し、凹
カップリングが+ΔRの時、r+ΔR=Raとなり、
速度はr/Raであり、−ΔRの時、r−ΔR=Ra
で、速度はr/Raとなる。
【0027】即ち、凸側のカップリングの軸芯が移動し
た量ΔRの分だけ凹側カップリングの1回転中の速度が
変化する。しかし、この場合、凹側カップリングの1回
転に対し、凹側カップリングの1回転も1回である。従
って、凸カップリング17の1回転、即ち、巻取ロール
3の巻径によりスピード制御されて凸カップリング17
は回転すると共に、この1回転の間で駆動ピンの移動に
より軸芯が移動して、その分だけ凹カップリング18の
回転速度が増減し、シートにミシン目を入れる時のみカ
ッターロールのカッター刃先速度がシート速度に同調し
てミシン目をずらすことなく、カッター刃の刃厚分でミ
シン目を形成することができる。
【0028】かくしてシートを巻付け、2層,3層と順
次積み重ねて巻いた場合にも、各巻層において1層毎に
増加する長さに対応して1周の長さは常に保持され、1
周長毎にシートを取り除くことが可能となる。なお、上
記凹凸カップリングの利用は機械的な1回転中の変速装
置の1例であり、本発明はこれに限ることなく更にサー
ボモータなどを使用して同様の機能を達成することもで
きる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は巻取られたロール
のシートを表層より巻き戻し、1周毎にカットして使用
する巻取ロールの製作において、巻取ロール1周毎にカ
ットするためのミシン目を入れる方法ならびに装置であ
り、カッターロールの1回転は巻取ロールの径により決
まるが、その1回転中でカッター刃先端の速度を増減さ
せ、シートにミシン目を入れる時のみ、シート速度に同
調させるようにしたため、従来、巻径の増加と共に走行
するシートの速度と同調せず、カッターロールのカッタ
ー先端速度が遅くなってミシン目が少し引きずられ、ミ
シン目の巾が広くなっていたのが改善され、広くなるこ
とがなく、ミシン目は巻径の増加によるも全体を通じカ
ッターの刃厚分によるミシン目をもって均等なミシン目
を施すことができると共に、加工速度を低下させること
なく加工効率の向上をはかる効果を奏する。なお、本発
明はカーペット等に付着したゴミを除去する粘着シート
ロールに適用し効果的であるが、これに限らずミシン目
を必要とする他の巻取ロールにも随時、適用することが
できる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るミシン加工工程の概要を示す図で
ある。
【図2】本発明の要部をなすカッター刃先端速度の増減
変速機構の1例を示す図である。
【図3】図2における凹凸カップリングによる駆動態様
を示す説明図である。
【図4】凹凸カップリングによる駆動状態説明図であ
り、(イ)は凹カップリングの中心軸と凸カップリング
の中心軸が同一位置にあるとき、(ロ)は凸カップリン
グの中心軸が凹カップリングの中心軸に対し上方に移動
したとき、(ハ)は(ロ)と逆に凸カップリングの中心
軸が凹カップリングの中心軸に対し下方へ移動したとき
の各状態図である。
【図5】カーペット等のゴミを付着する粘着シートロー
ルの1例を示す斜視図である。
【図6】従来のミシン目加工態様を示す説明図である。
【図7】カッター刃により加工されたミシン目の態様
で、(イ)は本発明による場合、(ロ)は従来の加工に
よる巾広のミシン目発生の場合である。
【符号の説明】
1 巻軸 2 巻芯 3 巻取ロール 4 カッターロール 5 カッター刃 6 カッター受けローラ 17 凸カップリング 18 凹カップリング 19 駆動ピン 20 従動側ガイド溝 S シート m ミシン目 M スピード制御モータ M 凸カップリングスライドモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 35/06 B26F 1/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取られたロール状のシートを表層より巻
    戻し、1周毎にカットして使用する巻取ロールを製造す
    る過程において、送出する素材シートを互いに回転する
    上部のカッターロールと下部のカッター受けローラとの
    間に通し、カッターロール外周に設けられたカッター刃
    により巻取ロール1周毎にカットするためのミシン目を
    入れて巻取ロールを形成するにあたり、カッターロール
    の回転と、巻取ロールの回転を同調させると共に、カッ
    ターロールの1回転においてカッター刃先端の速度を増
    減させてミシン目を入れる時のみ、カッターロールの刃
    先速度とシート送り速度を同調させることを特徴とする
    ミシン目加工方法。
  2. 【請求項2】1周毎にカットするためのミシン目を有す
    る巻取ロールとして1面に粘着剤を塗布したシートを粘
    着剤面を表面側として巻芯に巻取った粘着シートロール
    を利用する請求項1記載のミシン目加工方法。
  3. 【請求項3】素材シート送り装置と、加工されたシート
    をロール状に巻取る巻取装置と、上記両装置の中間に設
    置され、シートにミシン目加工を施すミシン目加工手段
    を含み、ミシン目加工手段は互いに連動して回転する上
    部カッターロールと下部カッター受けローラよりなり、
    カッターロールは、外周の一部に突設されたカッター刃
    を有して巻取ロールとスピード制御モータにより同調運
    転されると共に、その1回転において、カッター先端の
    速度が増減機構を介して増減速可能となっており、カッ
    ター刃先端がシートにミシン目を入れる時のみ、カッタ
    ーロールの刃先速度と、シート送り速度が同調するよう
    構成されていることを特徴とするミシン目加工装置。
  4. 【請求項4】カッター刃先端の増減速機構が凹凸カップ
    リングを含み、カッターロール軸が延設されて先端に凹
    内面に従動側ガイド溝を有する凹カップリングを具備し
    ていると共に、凹カップリングの凹面に対向して凸カッ
    プリングが配設され、該凸カップリングの凹カップリン
    グ対接側に凸カップリング外周縁稍内方に前記凹カップ
    リングの前記ガイド溝に嵌入して移動する駆動ピンが前
    記ガイド溝内で設けられていて、凸カップリング外方に
    延びる軸端のプーリと巻取ロール軸延長端のプーリの間
    にわたってスピード制御された巻取モータによる駆動伝
    達機構が設けられる一方、凸カップリング軸の中間には
    凸カップリングスライドモータにより連動される送りね
    じが係着され、該送りねじによって前記凸カップリング
    の駆動ピンが前記ガイド溝内で移行してカッターロール
    の1回転において、カッター刃先端の速度を増減させ、
    シートにミシン目を入れる時のカッターロールの刃先速
    度とシート速度が同調するよう構成されている請求項3
    記載のミシン目加工装置。
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