JPH0536332B2 - - Google Patents

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JPH0536332B2
JPH0536332B2 JP13804588A JP13804588A JPH0536332B2 JP H0536332 B2 JPH0536332 B2 JP H0536332B2 JP 13804588 A JP13804588 A JP 13804588A JP 13804588 A JP13804588 A JP 13804588A JP H0536332 B2 JPH0536332 B2 JP H0536332B2
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Japan
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web
winding
roll
core
perforated
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Kazuyuki Ishikawa
Hisashi Myazaki
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ISHIZU SEISAKUSHO KK
Original Assignee
ISHIZU SEISAKUSHO KK
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Publication of JPH0536332B2 publication Critical patent/JPH0536332B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/41Winding, unwinding
    • B65H2301/415Unwinding
    • B65H2301/41501Special features of unwinding process
    • B65H2301/415016Roll material fed from inner layer

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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ウエブを無芯ロール状に巻回してな
るウエブロールをウエブ巻取作用を中断すること
なく連続して製造することができるようにした連
続運転式ウエブロール製造装置に関するものであ
る。
(発明の背景及び従来技術) 従来から、第11図に示すように、ウエツトテ
イツシユをロール状に巻回してなるウエツトテイ
ツシユロールWを容器X内に収納して、例えばお
手拭き時などに、該容器Xの取出口Xaからウエ
ツトテイツシユを所定の長さづつ切断して取出さ
せるようにした、容器入りウエツトテイツシユロ
ールが市販されている。
この第11図に示すウエツトテイツシユロール
Wは、予め所定長さ(例えば20〜30cm)間隔で切
断用のミシン目加工Y施した1枚ものの長尺ウエ
ブを無芯状態で巻回して、さらに該ウエブロール
を水に濡らした状態で容器X内に収納している。
尚、この容器入りウエツトテイツシユロールは、
該ウエツトテイツシユロールWの内方側端部Wa
側から取出されるようになつており、該ウエツト
テイツシユロールWの内方側端部Waを指でつま
んで強く引つぱり出せば、第1番目のミシン目加
工Y部分が取出口Xaから引き出されたときに、
該ミシン目加工Y部分で切断されて一定長さのウ
エツトテイツシユが得られるようになつている。
ところで、本出願人は、このようなウエツトテ
イツシユロール用のウエブロール製造装置を既に
特許出願(特開昭62−153066号公報)している。
この公知のウエブロール製造装置は、第12図に
示すように原反ロールPから帯状のウエブQを連
続して巻解くためのウエブ巻解き装置101と、
原反ロールPから巻解かれた帯状ウエブQに所定
間隔をもつてミシン目加工を施してミシン目付帯
状ウエブとするためのミシン目加工装置103
と、ミシン目付帯状ウエブRをウエブ巻取芯17
1の周りに巻取らせるためのウエブ巻取装置10
4と、ウエブ巻取芯171の周りに形成されたウ
エブ巻回体Sをミシン目付帯状ウエブRから切り
離すためのウエブ切断装置105と、ミシン目付
帯状ウエブRから切り離されてウエブ巻取芯17
1に支持されているウエブロールTを該ウエブ巻
取芯171から取外すためのウエブロール取外し
装置106を備えている。そしてこのウエブロー
ル製造装置は、原反ロールから繰り出される帯状
ウエブQにミシン目加工装置103によつて順次
所定間隔をもつてミシン目加工を施し、続いてそ
のミシン目付帯状ウエブRをウエブ巻取装置10
4のウエブ巻取芯171に巻取らせ、そして該ウ
エブ巻取芯171の周りに所定長さのウエブを巻
取らせたときにそのウエブ巻回体Sをウエブ切断
装置105によつて所定のミシン目加工部分で切
断してミシン目付帯状ウエブRから切離し、次に
ミシン目付帯状ウエブRから切り離されてウエブ
巻取芯171に支持されているウエブロールTを
ウエブロール取外し装置106によつて該ウエブ
巻取芯171から取外す、という一連の操作によ
つて連続してウエブロールT,T……を製造し得
るようになつている。
尚、この公知の連続運転式ウエブロール製造装
置では、ウエブ切断装置105は、左右一組の組
ロール105A,105Bを上下に配置し、その
下側の組ロール105Bを、ウエブロール1本当
りのシート数だけ繰り出されたときにそれを検知
するカウンター装置からの信号を受けて瞬間的に
高速回転せしめる如くし、もつて両組ロール10
5A,105Bによるウエブ引きちぎり作用によ
つてウエブを両組ロール105A,105B間に
位置するミシン目加工部分で切断するように構成
されている。
この公知の連続運転式ウエブロール製造装置に
よつて製造されるウエツトテイツシユロール用の
無芯ウエブロールは、第11図に示すようにウエ
ブ幅方向の端縁が巻始め端部(内方側端部)Wa
から巻終り端部Wbに至るまで比較的きれいに揃
つた状態で製作される。ところが、このようにウ
エブ幅方向の端縁がきれいに揃つたウエツトテイ
ツシユロールWを容器X内に収容し続いて当該ウ
エツトテイツシユロールの内方側端部Waを容器
Xの取出口Xaに臨ませる場合は、該内方側端部
Waの幅方向端縁が他の部分と幅方向に揃つてい
るため、該内方側端部Waをつまんで引き出す作
業がしにくく、ウエツトテイツシユロールの内方
側端部Waを容器Xの取出口Xaにセツトするため
の作業が面倒で長時間を要していた。
尚、無芯ウエブロールの内方側端部を、第10
図に示すように予め幅方向にずらせておけば、該
ウエブロールTの内方側端部Taを容器取出口Xa
にセツトする際の作業が簡単となるが(ウエブロ
ールの内方側端部Taを引き出す作業が不要とな
る)、このように(第10図に示すように)ウエ
ブロールの内方側端部Taのみを予め自動的に幅
方向にずらせるための技術は今まで見当たらな
い。
(発明の目的) 本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、第1
0図に示すように、ウエブロールの内方側端部を
予め自動的に幅方向にずらせた状態でウエブロー
ルを連続して製造し得るようにした連続運転式ウ
エブロール製造装置を提案することを目的とする
ものである。
(目的を達成するための手段) 本発明の連続運転式ウエブロール製造装置は、
原反ロールから帯状ウエブを連続して巻解くこと
ができるウエブ巻解き装置と、前記原反ロールか
ら巻解かれた帯状ウエブにウエブ長さ方向に所定
間隔をもつてウエブ幅方向に切断用のミシン目加
工を施すことができるミシン目加工装置と、ミシ
ン目付帯状ウエブを巻取るための複数本のウエブ
巻取芯を、ウエブ端を巻付けるウエブ端巻付位置
とミシン目付帯状ウエブを取巻らせるウエブ巻取
位置と巻取られたウエブロールをウエブ巻取芯か
ら取外すウエブロール取外し位置との間を順次循
環移動せしめるウエブ巻取芯循環移送装置と、前
記ウエブ端巻付位置においてエアーノズルからの
エアー吹出しによつてミシン目付帯状ウエブの巻
始め端部をウエブ巻取芯の周りに巻付けるウエブ
端巻付装置と、前記ウエブ巻取位置においてミシ
ン目付帯状ウエブを連続走行させたままで前記各
ウエブ巻取芯の周りに順次巻取らせることができ
るようにしたウエブ巻取装置と、該ウエブ巻取装
置よりウエブ走行方向上手側においてウエブを連
続走行させたままで前記ウエブ巻取芯の周りに形
成されたウエブ巻回体をミシン目加工部分で切断
して前記ミシン目付帯状ウエブから切り離すため
のウエブ切断装置と、該ミシン目付帯状ウエブか
ら切り離されて前記ウエブ巻取芯に支持されてい
るウエブロールを前記ウエブロール取外し位置に
おいて該ウエブ巻取芯から取外すためのウエブロ
ール取外し装置とを備え、さらに前記ウエブ端巻
付装置のエアーノズルはウエブ走行部に対してウ
エブ幅方向に傾斜した方向から、しかもウエブ切
断装置によつて切断されたミシン目付帯状ウエブ
の巻始め端部がウエブ端巻付位置に差しかかつた
際にコントローラからの信号により所定の短時間
だけエアーを吹付けて前記ウエブ巻始め端部を通
常のウエブ走行レーンよりウエブ幅方向にずらせ
た状態でウエブ巻取芯の周りに巻付け得る如く構
成していることを特徴としている。
(作用) 本発明によれば、複数本のウエブ巻取芯を、ウ
エブ端巻付位置とウエブ巻取位置とウエブロール
取外し位置との間を順次循環移動せしめるととも
に、ウエブを連続走行させたままでウエブ端巻付
位置においてウエブ巻取芯の周りにウエブ端を巻
付け、ウエブ巻取位置においてミシン目付帯状ウ
エブを所定長さだけ巻取つた後ウエブ切断装置に
よりウエブを切断し、続いてウエブロール取外し
位置においてウエブ巻取芯に支持されているウエ
ブロールを取外すことができるようになつてお
り、本機駆動系(ウエブ巻解き装置、ウエブ巻取
装置など)を停止することなく連続運転されるよ
うになる。
又、本発明によれば、切断されたミシン目付帯
状ウエブの巻始め端部がウエブ端巻付位置に差し
かかつた際に、コントローラからの信号によりウ
エブ端巻付装置のエアーノズルから、ウエブ巻始
め端部をウエブ幅方向にずらせる方向に向けてエ
アーが所定の短時間だけ吹出される。するとウエ
ブ端巻付位置に差しかかつたウエブ巻始め端部が
通常のウエブ走行レーンより幅方向にずれた状態
でウエブ巻取芯の周りに巻付けられ、その後エア
ーノズルからのエアー吹出しが終了するとミシン
目付帯状ウエブは通常のウエブ走行レーンに戻つ
た位置でウエブ巻取芯の周りに巻取られるように
なる。従つてウエブ巻取芯の外周に巻取られるウ
エブ巻回体は、その内方側端部が他の部分より幅
方向にずれた状態で成形される。そして、ウエブ
巻取芯の外周で成形されたウエブロールは、ウエ
ブロール取外し位置においてウエブ巻取芯から取
外されるが、取外されたウエブロールはその内方
側端部が他の部分に対してウエブ幅方向にずれた
状態に維持される。又、このようにウエブ端巻付
装置のエアーノズルを利用してウエブ巻始め端部
をずらすことができるようにすると、特別にウエ
ブ巻始め端部ずらし装置を設置する必要がなくな
る。
(実施例) 第1図ないし第10図を参照して本発明の実施
例を説明すると、第1図には本発明実施例のウエ
ブロール製造装置の全体構成を示しているが、こ
のウエブロール製造装置は、原反ロールPから帯
状ウエブQを連続して巻解くためのウエブ巻解き
装置1と、原反ロールPから巻解かれた帯状ウエ
ブQにその長さ方向に所定間隔をもつてミシン目
加工を施してミシン目付帯状ウエブとするための
ミシン目加工装置3と、ミシン目付帯状ウエブR
を巻取るための複数本(この実施例では6本)の
ウエブ巻取芯71,71……を有し且つ該各ウエ
ブ巻取芯71,71……を後述する3位置を順次
間欠的に循環移動せしめるためのウエブ巻取芯循
環移送装置7と、ミシン目付帯状ウエブRの巻始
め端部Raをウエブ巻取芯71の周りに巻付ける
ウエブ端巻付装置23と、ミシン目付帯状ウエブ
Rをウエブ巻取芯71の周りに巻取らせるための
ウエブ巻取装置4と、該ウエブ巻取芯71の周り
に形成されたウエブ巻回体Sをミシン目付帯状ウ
エブRから切り離すためのウエブ切断装置5と、
該ミシン目付帯状ウエブRから切り離されてウエ
ブ巻取芯71に支持されているウエブロールTを
該ウエブ巻取芯71から取外すためのウエブロー
ル取外し装置6と、上記ウエブ巻解き装置1、ミ
シン目加工装置3、ウエブ巻取芯循環移送装置7
の循環駆動装置(後述する)、ウエブ巻取装置4
及びウエブ切断装置5を駆動する共通の駆動装置
(本機駆動系)8と、ウエブ切断タイミング、ウ
エブ端巻付装置23の作動タイミング、ウエブ巻
取芯循環移送装置7の作動タイミング、ウエブロ
ール取外し装置6の作動タイミングなどを制御す
るコントローラ90を備えて構成されている。
上記原反ロールP、ウエブ巻解き装置1、ミシ
ン目加工装置3、ウエブ巻取芯循環移送装置7、
ウエブ巻取装置4、ウエブ切断装置5及びウエブ
ロール取外し装置6は、それぞれ一枚ものの大き
な面積をもつ縦板10に支持されている。
駆動装置8は、単一のモータ81と該モータ8
1によつて循環走行せしめられる無端ベルト82
とを有している。該無端ベルト82は縦板10の
裏面側において前記ウエブ巻解き装置1、ミシン
目加工装置3、ウエブ巻取装置4及びウエブ切断
装置5の各プーリに巻掛けされており、無端ベル
ト82を走行させると該各装置1,3,4,5が
同時に作動するようになつている。
駆動装置8のモータ81は無段階に変速可能と
なつており、製造されるウエブロールTの種類
(紙質、紙厚さなど)によつてモータ回転数を調
整してウエブロール製造スピードを変化させるこ
とができるようにしている。
ウエブ巻解き装置1は、前記無端ベルト82に
よつて循環走行せしめられる無端ベルト11を有
しており、該無端ベルト11を原反ロールPの外
周面に接触させることによつて、原反ロールPか
ら連続して帯状ウエブQを巻解くことができるよ
うになつている。
ミシン目加工装置3は、外周面に刃物33を設
けた固定ロール31と同じく外周面に刃物34を
設けた回転ロール32とを相互に近接させた状態
で並設して構成されている。帯状ウエブQは両ロ
ール31,32間を通させれていて、回転ロール
32が回転して該回転ロール32側の刃物34が
固定ロール31側の刃物33に接触したときに、
帯状ウエブQに全幅に亘つてミシン目が施される
ようになつている。又、このミシン目加工装置3
は、ウエブ走行速度とは関係なく回転ロール32
の回転数を変化させることができるようになつて
おり、該回転ロール32の回転数を変化させるこ
とにより帯状ウエブQに形成すべきミシン目加工
の間隔が変更可能となる如く設計されている。こ
のミシン目加工は、次に説明するウエブ切断時に
該ウエブを容易に切断し得るようにするととも
に、製品にしたときに一定長さづつ切離して取出
せるようにするためのものである。
ミシン目加工装置3のウエブ走行方向下手側で
且つウエブ巻取装置4より上手側の位置に、ミシ
ン目付帯状のウエブRを切断するためのウエブ切
断装置5が設けられている。このウエブ切断装置
5は、後述する機構により、ウエブ巻取作用を中
断させることなく連続運転させたままで、走行中
のウエブ(ミシン目加工済)Rにその長手方向に
瞬間的に張力を与えて該ミシン目付帯状ウエブR
をミシン目加工部分で引きちぎるようにして切断
するようになつている。
このウエブ切断装置5は、第1図ないし第3図
に示すようにミシン目付帯状ウエブRをミシン目
加工装置3部分からウエブ巻取装置4部分へ移送
するための左右一対のロール50A,50Bを有
する組ロール50と、該組ロール50装置位置よ
り適宜間隔(例えば10cm程度)だけウエブ走行方
向下流側(下側)に離間した位置に設置された左
右2つのロール51A,51Bを有する組ロール
51と、後述するように該組ロール51の一方の
ロール(第1図の右側ロール)51Aをウエブ走
行速度より高周速で回転せしめるための高速回転
駆動装置52と、該組ロール51の他方のロール
(第1図の左側ロール)51Bを右側ロール51
Aに対して接合・離脱させるための接離駆動装置
53とを備えて構成されている。上側組ロール5
0の左右各ロール50A,50Bの外周面は相互
に接触しており、該両ロール50A,50Bを走
行するミシン目付帯状ウエブRは該組ロール50
に対して得ることなく両側から挟圧されている。
尚、この上側組ロール50の各ロール50A,5
0Bの周速度は、ウエブ巻解き速度と等速度とな
つている。下側組ロール51における右側ロール
51Aは、本機駆動系(無端チエン82)からの
動力を受けて高速走行せしめられるチエン又はベ
ルト等からなる高速回転駆動装置52によつて常
時高速回転(例えばウエブ巻解きスピードの3〜
5倍の周速度)せしめられるようになつている。
又下側組ロール51における左側ロール51B
は、第3図に示すように支軸54に対して偏心す
る偏心輪55の外周に転動筒56を設けて形成さ
れており、ソレノイド57及びリンク部材58か
らなる接離駆動装置53のソレノイド57の伸縮
動によつて支軸54を所定角度範囲(例えば5〜
10°)だけ往復弧回動させて転動筒56を右側ロ
ール(駆動ロール)51Aに対して離間(第3図
実線図示位置)させたり接合(同図鎖線56′で
示す位置)させたりし得るようになつている。接
離駆動装置53のソレノイド57は、通常は伸長
していて転動筒56を右側ロール51Aから離間
せしめているが、後述するようにコントローラ9
0から信号(信号L3)が発せられると瞬間的
(例えば0.5〜1秒間)に縮小した後、直ちに伸長
せしめられるようになつている。そして該ソレノ
イド57が縮小したときに転動筒56が右側ロー
ル51Aに圧接して該転動筒56が右側ロール5
1Aと伴回り(高速回転)するようになつてい
る。この下側組ロール51の左右ロール51A,
51B間には、後述のウエブ巻取装置4のベルト
41,41が上下に通されているが、このベルト
41,41は、右側ロール51Aに設けた周溝5
9,59内に挿通されていて該左右の両ロール5
1A,51Bに対してフリー状態となつている。
そしてミシン目付帯状ウエブRは、ウエブ巻取装
置4の前記ベルト41,41に案内されてウエブ
切断装置5の上側組ロール50の左右両ロール5
0A,50B間及び下側組ロール51の左右両ロ
ール51A,51B間を通して上方から下方に向
けて連続走行せしめられているが、前記接離駆動
装置53のソレノイド57が縮小したときに下側
の両ロール51A,51Bが接触して、ミシン目
付帯状ウエブRが上側組ロール50と下側組ロー
ル51との間で発生する張力により、ミシン目加
工部分で引きちぎられるようになつている。
このウエブ切断装置5のソレノイド57は、コ
ントローラ90からの信号(信号線L3)によつ
て作動せしめられるが、この信号(信号線L3
は次のような条件によつて発せられる。即ち、ミ
シン目加工装置3によりミシン目付帯状ウエブQ
に対して製品1本当り分だけミシン目加工(例え
ば60回)が施され、その切断予定位置となる最終
のミシン目が加工されたときに例えばそれを計測
するカウンター装置などから信号(信号線L1
が発せられ、その信号(信号線L1)にもとずい
て上記最終ミシン目加工部分がミシン目加工装置
3のミシン目加工装置Dからウエブ切断装置5に
よるウエブ切断位置Eまで走行したときにそれを
計測手段(具体的にはカウンターによつてウエブ
切断装置5の上側組ロール50の左側ロール50
Rの回転数を計測して行なわれる)91で計測し
て該計測手段91から発せられる信号(信号線
L2)を受けてコントローラ90から前記ソレノ
イド57操作用の信号(信号線L3)が発せられ
るようになつている。従つてもしミシン目ロール
の回転スピードが変化しても、ミシン目加工装置
3によつて製品1本当り分の最終ミシン目加工が
施された後、該最終ミシン目加工部分がウエブ切
断位置Eに達したときにウエブ切断作用が行なわ
れるようになる。即ち、ミシン目ロールのスピー
ドを変化させたときでも、上記最終ミシン目加工
が施されたときに発せられる信号(信号線L1
が発せられた後、ソレノイド57操作用の信号
(信号線L3)が発せられるまでの時間と、上記最
終ミシン目加工部分がミシン目加工装置Dからウ
エブ切断位置Eまで走行するまでの時間とが常時
一致するようになり、ミシン目付帯状ウエブを常
に上記最終ミシン目加工部分で切断することがで
きるようになつている。尚、この実施例では、ウ
エブ切断装置5の上側組ロール50と下側組ロー
ル51との間の間隔は約10cmとされ、ミシン目加
工の間隔は通常20〜30cm間隔とされており、該ウ
エブ切断装置5の上下組ロール50,51間に2
つのミシン目加工部分が同時に位置しないように
なつている。又ウエブ切断はミシン目加工部分が
上側組ロール50と下側組ロール51間における
ほぼ中間位置に達したときに行なわれるように設
定している。
ウエブ巻取芯71は合計6本使用されている。
この各ウエブ巻取芯71,71……は、第4図に
示すように軸72の外周にローラ73を取付けて
構成されている。そしてこの各ウエブ巻取芯7
1,71……は軸72の基端を、大径の円盤75
の外周寄り位置において円周方向等間隔で取付け
て設置されている。又、ウエブ巻取芯71(ロー
ラ73)の外周面には、軸方向と平行に合計8本
の凹溝79,79……が形成されている。このよ
うにウエブ巻取芯71の外周面に凹凸形状を形成
すると、ウエブ端巻付時にウエブ巻取芯71の外
周面とウエブ巻始め端部との間が滑り難くなつて
ウエブ端巻付がスムーズに行なえるようになる。
大径の円盤75は、その中心軸76が軸受77
によつて縦板10に取付けられて回動自在となつ
ている。又、この大径の円盤75の外周面にはギ
ヤ歯75aが形成されている。
ウエブ巻取芯循環移送装置7は、循環駆動装置
70によつてウエブ巻取芯71つきの大径円盤7
5を順次角度60°づつ間欠的に回動させるための
ものである。循環駆動装置70は、本機駆動系の
無端ベルト82からの動力をクラツチ装置(ブレ
ーキ装置つき)74を介して前記大径円盤75の
ギヤ歯75aに噛合するギヤ歯78aつきの小径
円盤78を所定回転数(例えば1/2回転)づつ間
欠的に回転させるように構成されており、クラツ
チ装置74が1回操作される度にウエブ巻取芯つ
き大径円盤75を右回転方向に角度60°づつ間欠
的に回動せしめ得るようになつている。
大径円盤75の静止状態においては、6本のウ
エブ巻取芯71,71……のうち1本が該ウエブ
巻取芯71の周りにウエブ端Raを巻付けるため
のウエブ端巻付位置Aに位置し、該ウエブ端巻付
位置Aより右回転方向に角度60°だけ変位した位
置にあるウエブ巻取芯71がウエブ巻取位置Bに
位置し、さらに該ウエブ巻取位置Bより右回転方
向に角度120°だけ変位した位置にあるウエブ巻取
芯71がウエブ巻取芯の周りに巻取られたウエブ
ロールTを取外すためのウエブロール取外し位置
Cに位置するようになつている。即ち、ウエブ端
巻付位置Aにあるウエブ巻取芯71は前記クラツ
チ装置74が1回操作されるとウエブ巻取位置B
まで移動し、又ウエブ巻取位置Bにあるウエブ巻
取芯71はクラツチ装置74が2回操作されたと
きにウエブロール取外し位置Cまで移動するよう
になつている。
クラツチ装置74は、後述するように、ウエブ
端巻付位置Aにおいてウエブ巻取芯71の周りに
ウエブ端Raが巻付けられた直後にコントローラ
90から発せられる信号(例えば後述するウエブ
端巻付装置23の作動直後にコントローラ90か
ら発せられる信号線L4)によつて接続され、小
径円盤78を介して大径円盤75を正確に角度
60°だけ回動せしめるようになつている。
ウエブ巻取装置4は、ウエブ切断装置5におけ
る上側組ロール50の右側ロール50Aの位置か
らウエブ端巻付位置A及びウエブ巻取位置Bを通
つてさらにその下方位置に達する範囲で循環走行
せしめられる複数の無端ベルト41,41を備え
ている。この無端ベルト41,41は、本機駆動
系(無端ベルト82)によつてウエブ巻解き速度
と等速度で循環走行せしめられる。又、この無端
ベルト41は、ウエブ端巻付位置Aに位置するウ
エブ巻取芯71の外周面に接触して該ウエブ端巻
付位置Aに位置するウエブ巻取芯71の周りにウ
エブ端(後行側ウエブの先端)Raを巻付けると
ともに、ウエブ巻取位置Bに位置するウエブ巻取
芯71の周りに巻付けられているウエブ巻回体S
の外周面に接触して該ウエブ巻取位置Bにおいて
ウエブ巻取芯71の周りでウエブ巻回体Sを成長
せしめ得るようになつている。
ウエブ端巻付位置Aには、ウエブ端(後行側ミ
シン目付帯状ウエブRの先端)Raをウエブ端巻
付位置Aのウエブ巻取芯71の周りに巻付けるた
めのウエブ端巻付装置23が設けられている。こ
のウエブ端巻付装置23は、エアー吹き出し式に
構成されており、ウエブ巻取芯71の周囲外方の
2位置に第1、第2の各ノズル24,25がウエ
ブ巻取芯71の回転方向下手側外周面に向けて設
置されている。又、この各ノズル24,25は、
第4図及び第5図に示すようにウエブ走行面に対
してウエブ幅方向に傾斜した方向に向けて、即ち
この実施例ではウエブ巻取芯71の先側から基部
側に向けて傾斜させた状態で設置されており、該
各ノズル24,25からのエアーがウエブ巻取芯
71の先側から基部側に向けて傾斜する方向に吹
き出されるようになつている。そして、第8図に
示すように前記ウエブ切断装置5によつて切断さ
れたミシン目付帯状ウエブRの後行側ウエブ端
Raがウエブ端巻付位置Aに差しかかつたときに
前記コントローラ90からの信号(第4図及び第
5図に示す信号線L5,L6)によりそれぞれ電磁
弁26,27を操作してコンプレツサー29から
の高圧エアーを第1、第2の各ノズル24,25
からわずかな時間差をもつて吹き出すようになつ
ており、その高圧エアー吹き付け作用とウエブ巻
取装置4の無端ベルト41によるウエブ巻取芯7
1回動作用によつて該ウエブ端Raをウエブ巻取
芯71の周りに巻付けることができるようにして
いる。尚、ノズル24,25からのエアー吹き出
しタイミング(電磁弁26,27の操作タイミン
グ)は、前記ウエブ切断装置5のソレノイド57
が操作された後、切断されたミシン目付帯状ウエ
ブの後行側端部Raがウエブ端巻付位置Aに達す
るまでの時間差をもつて操作されるように設定さ
れている。又、上記各ノズル24,25からの高
圧エアーがウエブ幅方向の斜め方向から吹き出さ
れるようになつているので、その高圧エアーが吹
きつけられたウエブ端部(ウエブ巻始め端部)
Raは、まず第1のノズル24によつて第5図に
おいて鎖線Ra′で示すように通常のウエブ走行レ
ーンよりウエブ幅方向(円盤75寄り)に若干幅
だけずれるようになり、続いて第2のノズル25
によりさらにウエブ幅方向にずれて、該ウエブ巻
始め端部Raが符号Ra″で示すようにウエブ幅方
向にずれたままでウエブ巻取芯71の周りに巻付
けられるようになる。又、このノズル24,25
からのエアー吹き出し時間は、ウエブ巻始め端部
Raがウエブ巻取芯71の周りに1〜2回程度だ
け位置ずれした状態で巻付けられるようにすれば
よく、ごく短時間(例えば0.5〜1秒間)のみエ
アーを吹き出した後、直ちに停止させるようにし
ている。
又、この実施例では、ウエブ巻始め端部Raを
ウエブ巻取芯71の周りに巻付けるに際して、上
記エアー吹き付けによるウエブ端巻付作用とは別
に、ウエブ巻取芯71内部からのエアー吸引によ
るウイェブ端吸着装置18を作用している。即
ち、このエアー吸引によるウエブ端吸着装置18
は、第2図及び第4図に示すように、ウエブ巻取
芯71の軸72の中空(符号84)とし且つロー
ラ73に軸72の中空部84に連通するエアー吸
引穴85(円周方向に合計8ケ所)を形成する一
方で、前記大径円盤75の軸76を中空(符号8
6)とし且つ該大径円盤75内にそれぞれ上記両
中空部84,86を連通する合計6本の空気通路
87,87……を設けるとともに、大径円盤75
の軸中空部86の基端に空気管88を介してバキ
ユーム装置89を接続して構成されている。この
バキユーム装置89は、ウエブ切断装置5によつ
て切断されたウエブ巻始め端部Raがウエブ端巻
付位置Aに差しかかるタイミングに合せてコント
ローラ90からの信号(信号線L7)によつてエ
アー吸引作用が開始されるようになつており、該
エアー吸引作用が開始されるとウエブ巻取芯71
のエアー吸引穴85からその周囲の空気が吸引さ
れて、ウエブ端巻付位置Aにおいてウエブ巻始め
端部Raがウエブ巻取芯71の周りに吸着される
ようになる。
このように、ウエブ巻始め端部は、ウエブ端巻
付位置Aにあるウエブ巻取芯71部分に差しかか
つたときに、ウエブ端巻付装置23の各ノズルか
らの高圧エアー吹き付け作用と、無端ベルト41
によるウエブ巻取芯回動作用と、エアー吸引作用
によつて、ウエブ巻取芯71の周りに巻付けられ
るようになつており、さらにウエブ巻取芯71の
外周面に形成した凹溝79により、ウエブ巻始め
端部が強制的にウエブ巻取芯71の外周面側にた
くし上げられるようになり、該ウエブ巻始め端部
が速やかに且つ確実にウエブ巻取芯71の周りに
巻付けられるようになる。
ウエブ端巻付位置Aにおいてウエブ巻取芯71
の周りにウエブ端Raが巻付けられると、その直
後にウエブ巻取芯循環移送装置7が作動せしめら
れて該ウエブ端Raが巻付けられたウエブ巻取芯
71がウエブ端巻付位置Aからウエブ巻取位置B
に移送する。
ウエブ巻取位置Bにおいては、ウエブ巻取芯7
1の周りに巻付けられたウエブの外面のウエブ巻
取装置4の無端ベルト41が接触していることに
より、該ウエブ巻取芯71の周りでウエブ巻回体
Sを成長させるように作用する。
ウエブ巻取位置Bには、該位置Bにおいてウエ
ブ巻取芯71の周りで成長するウエブ巻回体Sの
外周面に接触して該ウエブ巻回体Sの外周面に巻
取用のベルト41,41の跡が付かないようにす
るための表面均らし装置9が設置されている。こ
の表面均らし装置9は、ウエブ巻取位置Bにおい
て成長せしめられているウエブ巻回体Sの外周面
全幅に亘つて接触するローラ95と該ローラ95
をウエブ巻回体Sの外周面に常時比較的弱い押圧
力で押しつけられるための押圧装置(この実施例
ではシリンダ)96を有している。尚、ウエブ巻
取位置Bにおいて巻取られたウエブロールTがウ
エブ巻取芯71とともに右回転方向に回動すると
きには、ローラ95がウエブロールTに押圧され
て揺動し、該ウエブロールTの通過を許容するよ
うになつている。
ウエブロール取外し位置Cには、ウエブ巻取芯
71の周りに形成されているウエブロールTを該
ウエブ巻取芯71から取り外すためのウエブロー
ル取外し装置6が設けられている。このウエブロ
ール取外し装置6は、第2図に示すようにエアシ
リンダ61のロツド先端に押板62を取付けて構
成されており、エアシリンダ61を伸長せしめる
ことにより押板62が第4図の鎖線62′で示す
位置まで前進してウエブロール取外し位置Cにあ
るウエブ巻取芯71の周りに形成されているウエ
ブロールTをウエブ巻取芯71から押し外すこと
ができるようになつている。尚、このウエブロー
ル取外し装置6は、ウエブ巻取芯循環移送装置7
の循環駆動装置70が1回作動するごとにエアシ
リンダ61が1回だけ伸長、縮小動作をするよう
になつている。
つぎに図示のウエブロール製造装置の使用方法
並びに作用を説明すると、まず原反ロールPから
のウエブ端を、ミシン目加工装置3、ウエブ切断
装置5の上下各組ロール50,51間を通しさら
にウエブ端巻付位置Aを経て第6図に示すように
ウエブ巻取位置Bにあるウエブ巻取芯71の外周
に巻付けておく、そして、その状態で駆動装置8
のモータ81に通電すると、無端ベルト82が循
環走行せしめられて、ウエブ巻解き装置1により
原反ロールPから帯状ウエブQが繰り出され、ミ
シン目加工装置3により帯状ウエブQに所定間隔
をもつてミシン目加工が施され、ウエブ巻取装置
4によつてウエブ巻取位置Bにおいてウエブ巻取
芯71の周りでウエブ巻回体Sが成長せしめられ
る(第7図)。そして原反ロールPから所定長さ
の帯状ウエブQが繰り出された直後に、即ちミシ
ン目加工装置3により製品1本当り分だけミシン
目加工が施されたときに信号(信号線L1)が発
せられ、続いてその信号が発せられた後、計測装
置91が所定のウエブ走行長さを計測したときに
その走行長さ計測信号(信号線L2)が発せられ、
その信号を受けてコントローラ90からウエブ切
断装置5のソレノイド57操作用の信号(信号線
L3)が発せられて第7図に示すようにウエブ切
断装置5が作動し(下側組ロール51の各ロール
51A,51Bが相互に接触する)、上側組ロー
ル50と下側組ロール51間を走行中のミシン目
付帯状ウエブRにその長さ方向に張力が加えられ
てそのミシン目付帯状ウエブRがミシン目加工部
分で切断されるようになる。その切断されたミシ
ン目付帯状ウエブRの両端(先行側ウエブ端Rb、
後行側ウエブ端Ra)は第8図に示すようにベル
ト41に案内されてそのままウエブ端巻付位置A
側に移送される。そして第8図に示すように先行
側ウエブ端Rbはそのままウエブ巻取位置Bで成
長中のウエブ巻回体Sの外周に巻付けられ、後行
側ウエブ端Raはウエブ端巻付位置Aにあるウエ
ブ巻取芯71に差しかかつたときにウエブ端吸着
装置18により吸着されさらにウエブ端巻付装置
23の各ノズル24,25から高圧エアーが吹き
出されるとともにウエブ巻取芯外周面の凹凸形状
(凹溝79,79……)によるウエブ端たくし上
げ作用によつて瞬時にして該ウエブ巻取芯71の
周りに巻付けられるようになる(第8図の符号
Ra′)。このとき、各ノズル24,25からの高
圧エアーは、それぞれウエブ幅方向に傾斜した方
向から吹き出されるため、後行側ウエブ端Raが
ウエブ巻取芯71の周りに巻付けられる前に該ウ
エブ端Raがウエブ幅方向にずらされて、そのず
らされたままでウエブ巻取心71に巻付けられる
ようになり、ウエブ巻取芯71の外周に巻付けら
れたウエブ巻付始端側は、第5図において符号
Ra″で示すようにウエブ幅方向にずれた範囲の部
分だけ、たけのこ状(即ち正規の巻取位置よりウ
エブ幅方向にずれた状態)に巻回されるようにな
る。ウエブ端巻付位置Aにおいてウエブ端Raが
ウエブ巻取芯71に巻付けられた直後にウエブ巻
取芯循環移送装置7が作動されて、第9図に示す
ようにウエブ巻取位置Bにあつたウエブロール巻
取り済のウエブ巻取芯71が右回転方向に移動せ
しめられ、且つウエブ端巻付位置Aにあつたウエ
ブ端巻付け済のウエブ巻取芯71がウエブ巻取位
置Bに移動せしめられてそこでウエブ巻回体Sが
成長せしめられるようになる。このようにして順
次ウエブ巻取芯71の周りにウエブロールTが形
成され、該ウエブロールTが形成されたウエブ巻
取芯71がウエブロール取外し位置Cに達する
と、ウエブロール取外し装置6によつてウエブロ
ールTがウエブ巻取芯71から押し出されるよう
になる。尚、このときウエブ巻取芯71外周面の
凹凸形状は、ウエブ巻取芯71の軸方向に向けて
形成されているので、該各凹凸形状が、ウエブロ
ールTをウエブ巻取芯71から押し出す際の障害
とならない。
このウエブロール製造装置は、上記したように
巻取作用が中断されることなく連続してウエブロ
ールTを製造することができ、時間的なロスはな
くなる。
又、このウエブロール製造装置で製造されるウ
エブロールTは、第10図に示すように、その内
方側端部Taがウエブ幅方向にずれた状態で製造
されるので、このウエブロールTを容易X内に収
容する際に行われる内方側端部Taを容器取出口
Xaにセツトする際の作業を簡単に行える(従来
のようにウエブロール内方側端部の引き出し作業
が不要となる)。しかも、このようにウエブ巻始
め端部Raを幅方向にずらせる手段として、ウエ
ブ端巻付装置23のエアーノズル24,25を利
用しているので、上記のようにウエブ巻始め端部
Raを幅方向にずらせるための特別の手段を用い
る必要がなくなり、ウエブ端巻付装置23を有効
利用できる。
(発明の効果) 本発明の連続運転式ウエブロール製造装置は、
上記したようにウエブ巻取作用を中断することな
く連続してウエブロールを製造することができ、
ウエブロール製造能率を向上させることができる
という効果がある。
又、本発明によれば、ウエブ端巻付装置23の
エアーノズル24,25からの高圧エアーを、ウ
エブ幅方向に傾斜した方向から吹き付けて、該高
圧エアーによりウエブ巻始め端部Raを通常のウ
エブ走行レーンよりウエブ幅方向にずらせた状態
でウエブ巻取芯71の周りに巻付けることができ
るようにしており、それによつて内方側端部Ta
を予め自動的にウエブ幅方向にずらせた形状のウ
エブロールTを製造することができる。
又、本発明によれば、このように内方側端部
Taを予め自動的にウエブ幅方向にずらせた形状
のウエブロールTを製造し得るようにしたものに
おいて、ウエブ巻始め端部Raをウエブ端巻付装
置23のエアーノズル24,25を利用して通常
のウエブ走行レーンよりウエブ幅方向にずらせる
ようにしているので、ウエブ巻始め端部Raをず
らせるのに特別の装置を必要とせず、該ウエブ端
巻付装置23をウエブ端巻付用とウエブ端ずらし
用に兼用できるという効果がある。尚、このよう
に内方側端部Taを予めウエブ幅方向にずらせた
ウエブロールTでは、容器X内に収容するに際し
て、ウエブロール内方側端部Taを容器取出口Xa
にセツトする際の、内方側端部Ta引き出し作業
が不要となり、容器内への収容作業が簡単且つ短
時間で行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかる連続運転式ウ
エブロール製造装置の全体正面図、第2図は第1
図のウエブロール製造装置の部分斜視図、第3図
は第1図のウエブ切断装置部分の拡大図、第4図
は第1図の一部横断面図、第5図は第4図の矢
視図、第6図ないし第9図はそれぞれ第1図のウ
エブロール製造装置の作動方法説明図、第10図
は第1図のウエブロール製造装置で製造されたウ
エブロールの斜視図、第11図は従来のウエブロ
ール製造装置で製造されたウエブロールの斜視
図、第12図は公知のウエブロール製造装置の正
面図である。 1……ウエブ巻解き装置、3……ミシン目加工
装置、4……ウエブ巻取装置、5……ウエブ切断
装置、6……ウエブロール取外し装置、7……ウ
エブ巻取芯循環移送装置、8……駆動装置、23
……ウエブ端巻付装置、24,25……エアーノ
ズル、71……ウエブ巻取芯、90……コントロ
ーラ、A……ウエブ端巻付位置、B……ウエブ巻
取位置、C……ウエブロール取外し位置、D……
ミシン目加工位置、E……ウエブ切断位置、P…
…原反ロール、Q……帯状ウエブ、R……ミシン
目付帯状ウエブ、Ra……ウエブ端、S……ウエ
ブ巻回体、T……ウエブロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原反ロールPから帯状ウエブQを連続して巻
    解くことができるウエブ巻解き装置1と、前記原
    反ロールPから巻解かれた帯状ウエブQにウエブ
    長さ方向に所定間隔をもつてウエブ幅方向に切断
    用のミシン目加工を施してミシン目付帯状ウエブ
    とすることができるミシン目加工装置3と、ミシ
    ン目付帯状ウエブRを巻取るための複数本のウエ
    ブ巻取芯71,71……を、ウエブ端Raを巻付
    けるウエブ端巻付位置Aとミシン目付帯状ウエブ
    Rを巻取らせるウエブ巻取位置Bと巻取られたウ
    エブロールTをウエブ巻取芯71から取外すウエ
    ブロール取外し位置Cとの間を順次循環移動せし
    めるウエブ巻取芯循環移送装置7と、前記ウエブ
    端巻付位置Aにおいてエアーノズル24,25か
    らのエアー吹出しによつてミシン目付帯状ウエブ
    Rの巻始め端部Raをウエブ巻取芯71の周りに
    巻付けるウエブ端巻付装置23と、前記ウエブ巻
    取位置Bにおいてミシン目付帯状ウエブRを連続
    走行させたままで前記各ウエブ巻取芯71,71
    ……の周りに順次巻取らせることができるように
    したウエブ巻取装置4と、該ウエブ巻取装置4よ
    りウエブ走行方向上手側においてウエブを連続走
    行させたままで前記ウエブ巻取芯71の周りに形
    成されたウエブ巻回体Sをミシン目加工部分で切
    断して前記ミシン目付帯状ウエブRから切り離す
    ためのウエブ切断装置5と、該ミシン目付帯状ウ
    エブRから切り離されて前記ウエブ巻取芯71に
    支持されているウエブロールTを前記ウエブロー
    ル取外し位置Cにおいて該ウエブ巻取芯71から
    取外すためのウエブロール取外し装置6とを備
    え、さらに前記ウエブ端巻付装置23のエアーノ
    ズル24,25はウエブ走行部に対してウエブ幅
    方向に傾斜した方向から、しかもウエブ切断装置
    5によつて切断されたミシン目付帯状ウエブRの
    巻始め端部Raがウエブ端巻付位置Aに差しかか
    つた際にコントローラ90からの信号により所定
    の短時間だけエアーを吹付けて前記ウエブ巻始め
    端部Raを通常のウエブ走行レーンよりウエブ幅
    方向にずらせた状態でウエブ巻取芯71の周りに
    巻付け得る如く構成されていることを特徴とする
    連続運転式ウエブロール製造装置。
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