JP3500446B2 - 矩形穴掘削用の土留め工法及び土留め構造物 - Google Patents

矩形穴掘削用の土留め工法及び土留め構造物

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JP3500446B2
JP3500446B2 JP15421795A JP15421795A JP3500446B2 JP 3500446 B2 JP3500446 B2 JP 3500446B2 JP 15421795 A JP15421795 A JP 15421795A JP 15421795 A JP15421795 A JP 15421795A JP 3500446 B2 JP3500446 B2 JP 3500446B2
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淳一 松本
節生 町田
宣明 飯田
民治 飯村
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日鐵建材工業株式会社
菅田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば鉄塔のコンク
リート基礎を構築するための立坑、例えば平面形状が6
m×6m、深さが6m位の矩形穴を掘削するような場合
に好適に実施される土留め工法及び土留め構造物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 従来、上述した規模の矩形穴を掘削する場合の土留
め工法及び土留め構造物としては、一般的には綱矢板を
打ち込み、その内側を腹起し、切梁などによる支保工を
組んで支持させる土留め工法が多く実施されている(実
開昭57−56833号公報など参照)。 都市ガス、上下水道等の管埋設用溝を掘削する場合
の土留め支保装置は、例えば特公昭58−46964号
公報に開示されて公知である。 更に、シールド工法の横孔掘進用として矩形の立坑
を掘削するための土留め装置が、例えば実開昭56−7
47号公報に開示されて公知に属する。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】
I) 上記の鋼矢板による土留め工法は、施工実績も
古く、広く汎用されているが、鉄塔を建てる地理的条件
は山岳地帯が多く、山岳地域に多い岩盤地層にはそもそ
も鋼矢板を打ち込むことはできず、適用は不可能であ
る。岩盤地層ではなくとも、鋼矢板の打ち込み直下に岩
石などが存在する場合も同様である。 II) 上記に述べた溝掘削用の土留め支保装置は、こ
れをそのまま立坑の掘削用に転用することはできない。 III) 上記に述べた立坑掘削用の土留め装置は、それ
なりに用途を満足させるであろうが、その構造は比較的
小型、小規模であり、上途した6m×6m規模の矩形穴
の掘削に適用できる内容ではない。その理由は第一に、
切梁、腹起しのような支保工を備えていない。第二に、
この土留め装置は、土留めパネルの大きさ(長さ)によ
って立坑(矩形穴)の規模(寸法)を決定されてしま
い、規模の大小に関しての自在性がなく、適用範囲はき
わめて狭いという問題もある。
【0004】従って、本発明の目的は、既存する溝掘削
用の土留め支保装置の資材類を可及的に転用可能であ
り、現場での施工が容易、安全であり、作業性に優れ、
しかも掘削する矩形穴の形状、大きさをある程度変更で
きる自在性を有する、矩形穴掘削用の土留め工法及び土
留め構造物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、請求項1の発明に係る矩形穴掘削用の
土留め工法は、横断面が略矩形状をなし側面の上下方向
に案内溝を有する少なくとも2本の支柱を、前記案内溝
を設けた側面と直角な側面同士を平行に相対峙させ、水
平方向に平行な複数本の切梁で連結した第1支柱・切梁
ユニットを、予掘りした矩形穴の一辺に沿って垂直に建
て込む段階と、前記各支柱の案内溝に沿って、前記矩形
穴の平行な2辺に沿う配置とした第1の土留めパネルの
一側縁を挿入し建て込む段階と、前記第1ユニットと同
じ構成の第2支柱・切梁ユニットの各支柱それぞれの案
内溝に、前記第1の土留めパネルの他の側縁を挿入して
同支柱・切梁ユニットを前記予掘りした矩形穴へ前記第
1の支柱・切梁ユニットと平行な配置で垂直に建て込む
段階と、前記第2支柱・切梁ユニットの各支柱それぞれ
の案内溝に沿って、前記第1の土留めパネルと平行な延
長線上に配置した第2の土留めパネルの一側縁を挿入し
建て込む段階と、前記第1ユニットと同じ構成の第3支
柱・切梁ユニットの各支柱それぞれの案内溝に、前記土
留めパネルの他の側縁を挿入して同支柱・切梁ユニット
を前記予掘りした穴へ前記第1及び第2の支柱・切梁ユ
ニットと平行な配置で垂直に建て込む段階と、以下同様
な工程の繰り返しにより平面形状が矩形で所望大きさの
支柱、切梁、土留めパネルの組物を組み立てると共に、
予掘りされた穴の中掘りを進めて前記組物を予定の深さ
まで沈設する段階と、次に、前記組物を構成する各支柱
の内側面の上下の複数位置に、各々の高さ位置を統一し
て受け金物を取付け、前記土留めパネルと平行な配置で
各支柱の内側面に当接する腹起こしを前記受け金物に載
置させ、更に前記2辺の高さが同じ腹起こしの両端部に
切梁を剛接合して平面形状が矩形の土留め支保工を上下
に複数段組み立てる段階と、前記土留め支保工を構成す
る切梁の外側面の略中央部に少なくとも1個の垂直なガ
イドを設け、前記ガイドに案内される被ガイドを上下方
向に取り付けた支柱を前記ガイドに沿って垂直に建て込
み、次に前記支柱の平行な2側面に設けられた案内溝に
沿って同支柱の両側に土留め支保工の切梁と平行な配置
とした土留めパネルの一側縁を挿入して建て込み、更に
前記各土留めパネルそれぞれの他の側縁を案内溝に挿入
して支柱を垂直に建て込む段階と、しかる後に、中間に
位置する少なくとも前記第2支柱・切梁ユニットの切梁
は撤去することを特徴とする。要するに、この発明は、
予掘りした矩形穴に支柱、切梁、土留めパネルの組物を
一気に組立て、しかる後に穴の中掘りを進めて組物全体
の沈設を行なうことを特徴とする。
【0006】次に、請求項2の発明に係る矩形穴掘削用
の土留め工法は、やはり、横断面が略矩形状をなし側面
の上下方向に案内溝を有する少なくとも2本の支柱を、
前記案内溝を設けた側面と直角な側面同士を平行に相対
峙させ、水平方向に平行な複数本の切梁で連結した第1
支柱・切梁ユニットを、予掘りした矩形穴の一辺に沿っ
て垂直に建て込む段階と、前記各支柱の案内溝に沿っ
て、前記矩形穴の平行な2辺に沿う配置とした第1の土
留めパネルの一側縁を挿入し建て込む段階と、前記第1
ユニットと同じ構成の第2支柱・切梁ユニットの各支柱
それぞれの案内溝に、前記第1の土留めパネルの他の側
縁を挿入して同支柱・切梁ユニットを前記予掘りした矩
形穴へ前記第1の支柱・切梁ユニットと平行な配置で垂
直に建て込む段階と、前記予掘りされた矩形穴の中掘り
を進め、前記第1、第2の支柱、切梁ユニット及び第1
土留めパネルのセットを予定の深さまで沈設する段階
と、前記穴に隣接する矩形穴の予掘りを行い、この穴の
中に、前記第2支柱・切梁ユニットの各支柱それぞれの
案内溝に沿って、前記第1の土留めパネルと平行な延長
線上に配置した第2の土留めパネルの一側縁を挿入し建
て込む段階と、前記第1ユニットと同じ構成の第3支柱
・切梁ユニットの各支柱それぞれの案内溝に、前記土留
めパネルの他の側縁を挿入して同支柱・切梁ユニットを
前記第1及び第2の支柱・切梁ユニットと平行な配置で
垂直に建て込む段階と、当該第2の予掘りされた矩形穴
の中掘りを進め、前記第3支柱、切梁ユニット及び第2
土留めパネルのセットを予定の深さまで沈設する段階
と、以下同様な工程の繰り返しにより平面形状が矩形で
所望大きさの支柱、切梁、土留めパネルの組物を組み立
てる段階と、次に、前記組物を構成する各支柱の内側面
の上下の複数位置に、各々の高さ位置を統一して受け金
物を取付け、前記土留めパネルと平行な配置で各支柱の
内側面に当接する腹起こしを前記受け金物に載置させ、
更に前記2辺の高さが同じ腹起こしの両端部に切梁を剛
接合して平面形状が矩形の土留め支保工を上下に複数段
組み立てる段階と、前記土留め支保工を構成する切梁の
外側面の略中央部に少なくとも1個の垂直なガイドを設
け、前記ガイドに案内される被ガイドを上下方向に取り
付けた支柱を前記ガイドに沿って垂直に建て込み、次に
前記支柱の平行な2側面に設けられた案内溝に沿って同
支柱の両側に土留め支保工の切梁と平行な配置とした土
留めパネルの一側縁を挿入して建て込み、更に前記各土
留めパネルそれぞれの他の側縁を案内溝に挿入して支柱
を垂直に建て込む段階と、しかる後に、中間に位置する
少なくとも前記第2支柱・切梁ユニットの切梁は撤去す
ることを特徴とする。要するに、この発明は、予掘りす
る矩形穴、及びその中で組立てる支柱・切梁ユニットと
土留めパネルのセットを一単位として、一単位毎に中掘
りによる沈設の作業を進め、その繰り返しにより、所望
大きさの組物を組立てることを特徴とする。
【0007】次に、前記請求項1又は2に記載した支柱
には、側面の上下方向に平行な2本の案内溝が設けら
れ、複数の土留めパネルのうち下位のパネルは内側の案
内溝へ挿入して建て込まれ、上位のパネルは外側の案内
溝へ挿入して建て込まれる。また、前記請求項1又は2
に記載した矩形穴の予掘りは掘削機を同矩形穴の四辺の
所望位置へ据え付けて行い、同矩形穴の中掘りに際して
は土留めパネルが配置された辺側にのみ掘削機を据え付
けて行う。
【0008】次に、請求項5の発明に係る矩形穴掘削用
の土留め構造物は、横断面が略矩形状をなし側面の上下
方向に案内溝を有する少なくとも2本の支柱と、支柱の
前記案内溝を設けた側面と直角な側面同士を平行に相対
峙させて連結した水平方向に平行な複数本の切梁とで構
成した複数の支柱・切梁ユニットが、矩形穴の一辺に沿
って平行な配置で、かつユニット相互間には土留めパネ
ルの有効長さと等しい間隔をあけて垂直に建て込まれて
いること、前記の各支柱・切梁ユニットにおいて該ユニ
ットと直角な方向に隣接する支柱間に、前記矩形穴の平
行な2辺に沿う配置とした土留めパネルが、その両側縁
を各支柱の案内溝に沿って挿入し建て込まれており、も
って平面形状が矩形で所望大きさの支柱、切梁、土留め
パネルの組物が組み立てられ、予定の地中深さまで掘ら
れた矩形穴中に沈設されていること、前記組物を構成す
る各支柱の内側面の上下の複数位置に取り付けた受け金
物で支持され、前記土留めパネルと平行な配置で各支柱
の内側面に当接する配置とされた2辺の腹起こしと、前
記2辺の腹起こしの両端部に剛接合した切梁とで平面形
状を矩形に組み立てられた土留め支保工が上下に複数段
設けられていること、前記土留め支保工を構成する切梁
の外側面の略中央部に設けた少なくとも1個の垂直なガ
イドに案内される被ガイドが上下方向に取り付けられ前
記ガイドに沿って垂直に建て込まれた支柱と、前記支柱
の平行な2側面に設けられた案内溝に一側縁を挿入して
建て込まれ同支柱の両側に土留め支保工の切梁と平行な
配置とした土留めパネルと、前記の各土留めパネルそれ
ぞれの他の側縁を案内溝に挿入し垂直に建て込まれた支
柱をそれぞれ有すると共に、前記複数の支柱・切梁ユニ
ットのうち両側のものを除く中間位置の支柱・切梁ユニ
ットにおける切梁は撤去されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1、2、5の発明において、第1の土留
めパネルの一側縁は、第1の支柱・切梁ユニットの支柱
で支持され、その建て込み状態が保たれる。前記第1の
土留めパネルの他の側縁に沿って第2の支柱・切梁ユニ
ットを建て込むので、その建て込み精度(垂直精度)を
出し易い。この点は第3支柱・切梁ユニットの建て込み
に関しても同じことが云える。
【0010】請求項1の発明は支柱、切梁、土留めパネ
ルの組物を組み立てた後に、請求項2の発明は支柱・切
梁ユニットと土留めパネルのセット(単位)毎に、矩形
穴の中掘りを進め、組物の沈設を行うので、地山の崩壊
に対する安全性が高い。請求項1、2及び5の発明にお
いて、前記組物を構成する各支柱は、最終的に上下方向
に複数段の土留め支保工で内側から支持されるので、支
保段階で両サイドの支柱・切梁ユニットを除く中間位置
の支柱・切梁ユニットの切梁は撤去することが可能であ
る。その結果、土留め構造物の中央に広い間口の作業空
間を確保でき、続くコンクリート基礎などの構築作業を
容易ならしめる。
【0011】前記土留め支保工を構成する切梁を利用し
て建て込んだ支柱、及び該支柱を利用して建て込んだ土
留めパネル、並びに前記土留めパネルの他の側縁を利用
して建て込んだ支柱とによって、四方を土留めパネルに
よって囲まれた矩形穴掘削用の土留め構造物が完成す
る。
【0012】
【実施例】次に、図示した本発明の実施例を説明する。
まず図1は左右2本の支柱1,1を平行に相対峙させ、
水平方向に平行な複数本の切梁2…で連結した第1の支
柱・切梁ユニット31 を示している。図2は前記構成の
第1支柱・切梁ユニット31 を、予め1.5m〜2.0
mぐらいの深さまで予掘りした矩形穴4の一辺に沿って
垂直に建て込んだ状況を示している。この場合、第1支
柱・切梁ユニット31 は、両支柱1,1を可能なかぎり
土中へ突き刺すようにする(このため、支柱1の先端は
図1のように片傾斜に尖らせている。)が、自立させる
ことは難しいので、図示を省略した仮の支え(ステーな
ど)を用意して建て込み状態を固定する。矩形穴4の予
掘りはパワーショベル、バックホウ等の掘削機を使用
し、矩形穴4の周囲に据付けて行なう。
【0013】図3は上記支柱・切梁ユニットを構成する
支柱1および切梁2の取り合い構造を示している。支柱
1は、後述の土留めパネルを建て込むガイドポストでも
ある。支柱1は長さが6m前後の鋼製であり、鋼板の溶
接組立てにより製作されている。支柱1の横断面形状は
縦×横が360mm×200mm位の大きさの略矩形状をな
す。その縦辺に相当する平行な2側面には、支柱の全長
にわたり上下方向に2本の案内溝5,5が平行に形成さ
れている。案内溝5は、溝開口部の幅が溝本来の幅寸よ
りも少し小さい、所謂T形溝に形成されている。支柱1
には、横辺に相当する一つの側面の中央部に、横断面の
縦、横寸法が50mm×50mm程度の角パイプ状をなす取
付部6が全長にわたり形成されており、この取付部6へ
切梁2が連結される。切梁2はH形鋼を利用したもので
あり、その一端部に前記取付部6を挾み持つコ字形の連
結具7が設けられており、該連結具7を前記取付部6へ
はめ合せると共に両者のボルト孔の中心を一致させボル
ト8を通しナット9を締結して連結が行われる(図6参
照)。同切梁2の他端部も前記同様の連結具7を用い、
支柱1の取付部6へボルト、ナットの締結により連結す
るが、同連結具7と切梁2との間に長さ調整用のねじ式
ジャッキ10が一連に設けられている。このねじ式ジャ
ッキ10は手動用のハンドル10aを手で回して伸縮操
作することができ切梁2の有効長さが調整される。
【0014】図4と図5は前記のように建て込んだ第1
支柱・梁ユニット31 の各支柱1,1の案内溝5に沿っ
て、予掘りした矩形穴4の平行な2辺に沿う配置とした
第1の土留めパネル11の左側縁を挿入して建て込んだ
段階を示している。土留めパネル11は、軽量H形鋼な
どで組立てた芯材(骨組)の両面に鋼板を貼り付けた構
造である。その大きさ、形状は種々あるが、一例を挙げ
れば1.5m×3.0mぐらいの長方形をなす。土留め
パネル11の両側縁部には、図3に示したように前記支
柱1の案内溝5の中にはまり込み、狭い溝開口部の内側
に引っ掛かって抜けない構造(図6参照)のガイドロー
ラ機構12が上下方向に複数個設けられている。土留め
パネル11は、側縁のガイドローラ機構12を支柱1の
上端から案内溝5へはめ合わせて挿入し、同案内溝5に
沿って滑らせ建て込まれる。従って、上述した第1支柱
・切梁ユニット31 の建て込み精度(垂直精度)が高い
と、当然に土留めパネル11の建て込み精度もそれなり
に高いものとなる。
【0015】図7と図8は、前記第1の土留めパネル1
1の右側の側縁を利用して、上述した第1支柱・切梁ユ
ニット31 と同一構成の第2支柱・切梁ユニット3
2 を、該ユニットの各支柱1,1の案内溝を同パネルの
右側縁へ挿入し同側縁に沿って第1支柱・切梁ユニット
と平行な配置で垂直に建て込んだ段階を示している。従
って、第1支柱・切梁ユニット31 及び第1の土留めパ
ネル11の建て込み精度が高いと、必然的に当該第2支
柱・切梁ユニット32 の建て込み精度も高いものになる
し、建て込み作業も容易である。
【0016】次に、図9と図10は、上述した第1、第
2支柱・切梁ユニット31 ,32 と土留めパネル11と
のセットを一単位とし、矩形穴4の中掘りを進めて予定
の深さ(例えば6mぐらい)まで沈設したこと、そし
て、前記第2支柱・切梁ユニット32 の右側部分に隣接
して新たに予掘りした穴4’を設け、そこに前記第2支
柱・切梁ユニット32 の支柱1の案内溝に第2の土留め
パネル11の左側の側縁を挿入して、前記第1の土留め
パネルと平行な延長線上に配置した形で建て込んだ段階
を示している。前記矩形穴4の中掘りも、パワーショベ
ル、バックホウ等の掘削機を使用して行なうが、地山
(穴壁)の崩壊に伴なう支障を考慮して、掘削機は土留
めパネルが配置された辺にのみ据付けて行なう。
【0017】更に図11と図12は、上述した第1,第
2の支柱・切梁ユニットと同一構成の第3支柱・切梁ユ
ニット33 の各支柱1,1の案内溝を、前記第2土留め
パネル11の右側縁へ挿入し同側縁に沿って第1,第2
支柱・切梁ユニットと平行な配置で垂直に建て込んだ段
階を示している。従って、この場合にも第3支柱・切梁
ユニット33 の建込み精度は第2土留めパネル11の右
側縁によって確保され、建て込み作業は楽に行なえる。
【0018】図13と図14は、右側の矩形穴4’の中
掘りを進めて、前記第2土留めパネル11及び第3支柱
・切梁ユニット33 から成るセットの沈設を、同図中左
側の先行する第1,第2支柱・切梁ユニットのセットと
同レベル(地下約6m)まで進めた段階を示している。
その結果、平面形状が2セット(2単位)の大きさで矩
形状(たて×よこ=6m×6m)をなす支柱、切梁、土
留めパネルの組物の組立てが完成したことになる。
【0019】図15は前記組物における土留めパネル1
1の建て込みが、支柱1の側面の上下方向に2本平行に
設けられた案内溝5,5に沿って行なわれた状況を示し
ている。特に云えば、最下位の土留めパネル11aは、
結局土圧を最も大きく受けるので、引抜き撤去時の作業
の容易性を考慮して内側の案内溝に建て込まれている。
他方、上位2枚の土留めパネル11、11cは穴壁に近
い外側の案内溝に建て込まれている。ちなみに、当初に
建て込む土留めパネルは、後々の中掘り及び沈設作業の
容易性を考慮して、図4、図9のように、外側の案内溝
5へ、図15の例によれば上位2枚のパネル11b,1
1cが建て込まれる。そして、沈設作業の完成間際に最
深部の土留めパネル11aが内側の案内溝5へ建て込ま
れる。
【0020】次に、図16は前記組物を構成する各支柱
を内側から支持する土留め支保工の組立て要領を示し、
図17〜図20は組立てられた土留め支保工とその利用
状況を示している。土留め支保工はH形鋼を利用した2
辺(2本)の腹起し13,13及び同じくH形鋼を利用
した2辺(2本)の切梁14,14を剛接合して平面形
状が矩形に組み立てられる。その前提として、前記組物
を構成する各支柱1…の内側面の上下2段の位置、詳し
くは図21に例示したように最下位と次上位の切梁2,
2の間の位置、及び前記次位置とその上の切梁2,2の
間の位置に、各段の高さ位置を統一して、受け金具15
が取付けられる。受け金物15は腹起し13を仮受けす
るものであり、その用途を満たすべく図示例のものは鋼
材をL字形に溶接組立てし、その垂直辺部は支柱1の取
付け部6へはめ合わせ、両者のボルト孔の位置を一致さ
せた上でボルト17を通しナット18を締結して取付け
固定されている。腹起し13は前記受け金物15の水平
辺部の上に載せられ仮置きされる。その上で、2辺の高
さが同じ腹起し13,13の両端部に切梁14を当てが
い、予め腹起し13の端部へ取付けておいた火打ち19
を利用してボルト20、ナット21による締結を行い、
剛接合して矩形の土留め支保工が上下2段に組み立てら
れる(図17)。こうして土留め支保工が完成した段階
で、その後中間に位置する第2支柱・切梁ユニットの切
梁が撤去される。そして、当該ユニットの支柱の下端部
に捨て梁23(図21参照)が設置され、かくして土留
め支保工の内側に広い間口の作業空間が確保される。
【0021】次に、前記土留め支保工を構成する切梁1
4の外側面の略中央部に1個の垂直なガイド22(1個
のガイド溝22a)設けられる。一方、別途用意された
支柱1(ガイドポスト)の取付け部6の前面には、前記
ガイド22のガイド溝22aの中にはまり案内される、
横断面が鳥居形の被ガイド部材24が上下方向に取り付
けられており(図16)、該支柱は前記ガイド22に沿
って前記切梁14の外側に垂直に建て込まれる。つづい
て、前記支柱1の両側面の案内溝5に、前記切梁14と
平行な配置とした土留めパネル11の内側縁が挿入さ
れ、同案内溝に沿って垂直に建て込まれる(図18)。
更に、前記土留めパネル11の外側縁を利用して別異の
支柱1,1が各々垂直に建て込まれる(図19)。そし
て、各支柱1の側面の2本の案内溝5を利用して切梁1
4の外側に残る土留めパネル11の建て込み行って土留
め構造物の構築は全て完成する(図20)。
【0022】従って、この後は各土留めパネル11の外
側の隙間を埋めるように周辺の土砂で埋め戻しを行い、
しかる後に当該土留め構造物に囲まれた穴内の空間(作
業空間)を利用して鉄塔のコンクリート基礎などを構築
する工事を進める。そして、全ての工事を終了した後に
は、土留め支保工を解体して徹去し、更に支柱1、土留
めパネル11を引き抜いて回収するなど土留め構造物の
解体撤去を行う。
【0023】なお、上記実施例は、セットの単位で矩形
穴4の予掘り、支柱・切梁ユニット及び土留めパネルの
建て込み、そして、穴の中掘りによる沈設を進め、これ
を繰り返して複数セットから成る土留め構造物を構築す
る内容であるが、この限りでない。矩形穴の予掘り、及
び複数セットから成る組物を予め組立て、穴の中掘りと
共に組物を一気に沈設する工法も全く同様に実施でき
る。そして、支柱、切梁、土留めパネル、腹起しなど
は、既存の例えば管埋設用溝の掘削に使用する土留め支
保装置の資材類を可及的に採用可能である。
【0024】
【本発明が奏する効果】本発明に係る矩形穴掘削用の土
留め工法及び土留め構造物によれば、矩形穴の掘削を地
山の崩壊に対し安全に施工できるし、支柱、土留めパネ
ル、土留め支保工などには何れも既存の資材を転用して
施工でき、経済的であるとともに、施工技術自体も既往
の技術を踏襲して実施できる。しかも土留め構造物の大
きさ(規模)、形状などは支柱・切梁ユニットの作り
方、及びその使用ユニット数(セット数、単位数)の増
減によって変更できる自在性があり、実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】支柱・切梁ユニットの正面図である。
【図2】第1支柱・切梁ユニットの建て込み状況の断面
図である。
【図3】支柱・切梁ユニット及び土留めパネルの構造詳
細を示した斜視図である。
【図4】第1支柱・切梁ユニットを利用して第1土留め
パネルを建て込んだ平面図である。
【図5】図4の5−5矢視断面図である。
【図6】支柱と切梁、土留めパネルの組み立て状況を示
した平面図である。
【図7】第2支柱・切梁ユニットの建て込み状況の平面
図である。
【図8】図7の8−8矢視断面図である。
【図9】第2支柱・切梁ユニットを利用して第2土留め
パネルを建て込んだ平面図である。
【図10】図9の10−10矢視断面図である。
【図11】第3支柱・切梁ユニットの建て込み状況の平
面図である。
【図12】図11の12−12矢視断面図である。
【図13】完成した組物の平面図である。
【図14】図13の14−14矢視断面図である。
【図15】図14の15−15矢視断面図である。
【図16】土留め支保工の構造詳細を示した斜視図であ
る。
【図17】土留め支保工を完成した平面図である。
【図18】土留め支保工の外側へ支柱、土留めパネルを
建て込んだ平面図である。
【図19】更に両側の支柱を建て込んだ平面図である。
【図20】完成した土留め構造物の平面図である。
【図21】図17の21−21矢視断面図である。
【符号の説明】
5 案内溝 1 支柱 2 切梁 31 第1支柱・切梁ユニット 4 矩形穴 11 土留めパネル 32 第2支柱・切梁ユニット 33 第3支柱・切梁ユニット 15 受け金物 13 腹起し 14 切梁 22 ガイド 24 被ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 宣明 千葉県千葉市緑区大椎町1188−82 (72)発明者 飯村 民治 神奈川県横浜市保土ヶ谷区冷泉1−21− 2 (56)参考文献 特開 昭56−122422(JP,A) 特開 平4−357210(JP,A) 特開 昭61−68926(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 17/04 E02D 17/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面が略矩形状をなし側面の上下方向
    に案内溝を有する少なくとも2本の支柱を、前記案内溝
    を設けた側面と直角な側面同士を平行に相対峙させ、水
    平方向に平行な複数本の切梁で連結した第1支柱・切梁
    ユニットを、予掘りした矩形穴の一辺に沿って垂直に建
    て込む段階と、 前記各支柱の案内溝に沿って、前記矩形穴の平行な2辺
    に沿う配置とした第1の土留めパネルの一側縁を挿入し
    建て込む段階と、 前記第1ユニットと同じ構成の第2支柱・切梁ユニット
    の各支柱それぞれの案内溝に、前記第1の土留めパネル
    の他の側縁を挿入して同支柱・切梁ユニットを前記予掘
    りした矩形穴へ前記第1の支柱・切梁ユニットと平行な
    配置で垂直に建て込む段階と、 前記第2支柱・切梁ユニットの各支柱それぞれの案内溝
    に沿って、前記第1の土留めパネルと平行な延長線上に
    配置した第2の土留めパネルの一側縁を挿入し建て込む
    段階と、 前記第1ユニットと同じ構成の第3支柱・切梁ユニット
    の各支柱それぞれの案内溝に、前記土留めパネルの他の
    側縁を挿入して同支柱・切梁ユニットを前記予掘りした
    穴へ前記第1及び第2の支柱・切梁ユニットと平行な配
    置で垂直に建て込む段階と、 以下同様な工程の繰り返しにより平面形状が矩形で所望
    大きさの支柱、切梁、土留めパネルの組物を組み立てる
    と共に、予掘りされた穴の中掘りを進めて前記組物を予
    定の深さまで沈設する段階と、 次に、前記組物を構成する各支柱の内側面の上下の複数
    位置に、各々の高さ位置を統一して受け金物を取付け、
    前記土留めパネルと平行な配置で各支柱の内側面に当接
    する腹起こしを前記受け金物に載置させ、更に前記2辺
    の高さが同じ腹起こしの両端部に切梁を剛接合して平面
    形状が矩形の土留め支保工を上下に複数段組み立てる段
    階と、 前記土留め支保工を構成する切梁の外側面の略中央部に
    少なくとも1個の垂直なガイドを設け、前記ガイドに案
    内される被ガイドを上下方向に取り付けた支柱を前記ガ
    イドに沿って垂直に建て込み、次に前記支柱の平行な2
    側面に設けられた案内溝に沿って同支柱の両側に土留め
    支保工の切梁と平行な配置とした土留めパネルの一側縁
    を挿入して建て込み、更に前記各土留めパネルそれぞれ
    の他の側縁を案内溝に挿入して支柱を垂直に建て込む段
    階と、 しかる後に、中間に位置する少なくとも前記第2支柱・
    切梁ユニットの切梁は撤去することを特徴とする矩形穴
    掘削用の土留め工法。
  2. 【請求項2】 横断面が略矩形状をなし側面の上下方向
    に案内溝を有する少なくとも2本の支柱を、前記案内溝
    を設けた側面と直角な側面同士を平行に相対峙させ、水
    平方向に平行な複数本の切梁で連結した第1支柱・切梁
    ユニットを、予掘りした矩形穴の一辺に沿って垂直に建
    て込む段階と、 前記各支柱の案内溝に沿って、前記矩形穴の平行な2辺
    に沿う配置とした第1の土留めパネルの一側縁を挿入し
    建て込む段階と、 前記第1ユニットと同じ構成の第2支柱・切梁ユニット
    の各支柱それぞれの案内溝に、前記第1の土留めパネル
    の他の側縁を挿入して同支柱・切梁ユニットを前記予掘
    りした矩形穴へ前記第1の支柱・切梁ユニットと平行な
    配置で垂直に建て込む段階と、 前記予掘りされた矩形穴の中掘りを進め、前記第1、第
    2の支柱、切梁ユニット及び第1土留めパネルのセット
    を予定の深さまで沈設する段階と、 前記穴に隣接する矩形穴の予掘りを行い、この穴の中
    に、前記第2支柱・切梁ユニットの各支柱それぞれの案
    内溝に沿って、前記第1の土留めパネルと平行な延長線
    上に配置した第2の土留めパネルの一側縁を挿入し建て
    込む段階と、 前記第1ユニットと同じ構成の第3支柱・切梁ユニット
    の各支柱それぞれの案内溝に、前記土留めパネルの他の
    側縁を挿入して同支柱・切梁ユニットを前記第1及び第
    2の支柱・切梁ユニットと平行な配置で垂直に建て込む
    段階と、 当該第2の予掘りされた矩形穴の中掘りを進め、前記第
    3支柱、切梁ユニット及び第2土留めパネルのセットを
    予定の深さまで沈設する段階と、 以下同様な工程の繰り返しにより平面形状が矩形で所望
    大きさの支柱、切梁、土留めパネルの組物を組み立てる
    段階と、 次に、前記組物を構成する各支柱の内側面の上下の複数
    位置に、各々の高さ位置を統一して受け金物を取付け、
    前記土留めパネルと平行な配置で各支柱の内側面に当接
    する腹起こしを前記受け金物に載置させ、更に前記2辺
    の高さが同じ腹起こしの両端部に切梁を剛接合して平面
    形状が矩形の土留め支保工を上下に複数段組み立てる段
    階と、 前記土留め支保工を構成する切梁の外側面の略中央部に
    少なくとも1個の垂直なガイドを設け、前記ガイドに案
    内される被ガイドを上下方向に取り付けた支柱を前記ガ
    イドに沿って垂直に建て込み、次に前記支柱の平行な2
    側面に設けられた案内溝に沿って同支柱の両側に土留め
    支保工の切梁と平行な配置とした土留めパネルの一側縁
    を挿入して建て込み、更に前記各土留めパネルそれぞれ
    の他の側縁を案内溝に挿入して支柱を垂直に建て込む段
    階と、 しかる後に、中間に位置する少なくとも前記第2支柱・
    切梁ユニットの切梁は撤去することを特徴とする矩形穴
    掘削用の土留め工法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載した支柱には、側
    面の上下方向に平行な2本の案内溝が設けられ、複数の
    土留めパネルのうち下位のパネルは内側の案内溝へ挿入
    して建て込まれ、上位のパネルは外側の案内溝へ挿入し
    て建て込まれることを特徴とする矩形穴掘削用の土留め
    工法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載した矩形穴の予掘
    りは掘削機を同矩形穴の四辺の所望位置へ据え付けて行
    い、同矩形穴の中掘りに際しては土留めパネルが配置さ
    れた辺側にのみ掘削機を据え付けて行うことを特徴とす
    る矩形穴掘削用の土留め工法。
  5. 【請求項5】 横断面が略矩形状をなし側面の上下方向
    に案内溝を有する少なくとも2本の支柱と、支柱の前記
    案内溝を設けた側面と直角な側面同士を平行に相対峙さ
    せて連結した水平方向に平行な複数本の切梁とで構成し
    た複数の支柱・切梁ユニットが矩形穴の一辺に沿って平
    行な配置で、かつユニット相互間には土留めパネルの有
    効長さと等しい間隔をあけて垂直に建て込まれているこ
    と、 前記の各支柱・切梁ユニットにおいて該ユニットと直角
    な方向に隣接する支柱間に、前記矩形穴の平行な2辺に
    沿う配置とした土留めパネルが、その両側縁を各支柱の
    案内溝に沿って挿入し建て込まれており、もって平面形
    状が矩形で所望大きさの支柱、切梁、土留めパネルの組
    物が組み立てられ、該組物は地中の予定の深さまで掘ら
    れた矩形穴中に沈設されていること、 前記組物を構成する各支柱の内側面の上下の複数位置に
    取り付けた受け金物で支持され、前記土留めパネルと平
    行な配置で各支柱の内側面に当接する配置とされた2辺
    の腹起こしと、前記2辺の腹起こしの両端部に剛接合し
    た切梁とで平面形状を矩形に組み立てられた土留め支保
    工が上下に複数段設けられていること、 前記土留め支保工を構成する切梁の外側面の略中央部に
    設けた少なくとも1個の垂直なガイドに案内される被ガ
    イドが上下方向に取り付けられ前記ガイドに沿って垂直
    に建て込まれた支柱と、前記支柱の平行な2側面に設け
    られた案内溝に一側縁を挿入して建て込まれ同支柱の両
    側に土留め支保工の切梁と平行な配置とした土留めパネ
    ルと、前記の各土留めパネルそれぞれの他の側縁を案内
    溝に挿入し垂直に建て込まれた支柱をそれぞれ有すると
    共に前記複数の支柱・切梁ユニットのうち両側のものを
    除く中間位置の支柱・切梁ユニットにおける切梁は撤去
    されていることを特徴とする、矩形穴掘削用の土留め構
    造物。
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