JP7461443B1 - オープンシールド機の組立方法 - Google Patents

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【課題】左右の側壁板とこれら側壁板と同程度の長さでその間を連結する底板とから成るオープンシールド機を上下方向に分割して組立てる場合において、発進立坑の構築を行わずにオープンシールド機の組立ができ、自降により安全に、かつ、土留築造が困難な場所などにおいても、オープンシールド機を所定の位置・深さに設置できる。【解決手段】地表にてオープンシールド機下段18aを組み立て、その側部に鋼製パネル19を取付け、鋼製パネル19に取り付けた止めブラケット金物でオープンシールド機下段18aを受けた状態で、鋼製パネル19の側方およびオープンシールド機下段18aの底部を掘削して鋼製パネル19ごとオープンシールド機下段18aを下降させ、オープンシールド機下段18aにオープンシールド機上段を組立て、前記鋼製パネル19を上に継足して下降を繰り返してオープンシールド機の組立を完了させる。【選択図】図7

Description

本発明は、市街地に上下水道、地下道等の地下構造物を施工するオープンシールド工法におけるシールド機の組立方法に関する。
オープンシールド工法は、開削工法(オープンカット工法)とシールド工法の長所を生かした合理性に富む工法で、下水道、雨水渠、農業用水路等の管布設工事における軟弱帯水地盤・曲線施工・家屋近接等、在来の工法では施工困難もしくはコスト高とされる施工箇所において、周辺環境への影響を最小に抑え、かつ安全、経済的な施工を可能するものである。
先にオープンシールド工法で使用するオープンシールド機について説明すると、図17~図19に示すように図中1はオープンシールド機で、これは左右の側壁板1aを主たる構成部材としてその間を底板1cや梁部材で連結して前面、後面及び上面を開口し、先端を刃口2として形成し、また側壁板1aの中央又は後端近くに推進ジャッキ3を後方に向け上下に複数並べて配設する。側壁板1aの先端部にはスライド自在な可動側壁板1bを設けた。
図中13は、推進ジャッキ3の後端に適宜上方から吊り下ろして配設するプレスバーで、ボックス鋼材又は型鋼を用いた枠体よりなる。また、図中8はオープンシールド機1内に前部の掘削部と後部とを区画する隔壁である。なお、オープンシールド機1は長さ方向で、フロント部30、ジャッキ部28、テール部29の3つのブロックから成り、図中7はフロント部30とジャッキ部29を屈折させる中折れジャッキである。(図19参照)
オープンシールド工法は発進立坑9と到達坑との間で地下構築物を施工する工法で、図示は省略するが発進立坑9内で前記オープンシールド機1を組立、発進立坑9の前の地盤を地上に設置したシャベル系の掘削機6で掘削し、該オープンシールド機1の推進ジャッキ3を伸長して発進立坑9内の反力壁10に反力をとってオープンシールド機1を前進させ、地下構造物を形成する第1番目のコンクリート函体4を上方から吊り降し、オープンシールド機1のテール部内で縮めた推進ジャッキ3の後方にセットする。
推進ジャッキ3と反力壁10の間には、図示はしないがストラットを配設して適宜間隔調整をする。
また、図19に示すように発進立坑9はシートパイル等の土留矢板11、鏡土留矢板11a、支保工22で構成し、オープンシールド機1を発進させるにはこの鏡土留矢板11aを一部鏡切りするが、必要に応じて薬液注入等で発進立坑9の前方部分に地盤改良を施しておくこともある。
次いで、同様に掘削機6でオープンシールド機1の前面又は上面から土砂を掘削しかつ排土してオープンシールド機1を前進させ、前記第1番目のコンクリート函体4の前に第2番目のコンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部内に吊り下ろす。
なお、コンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部内に吊り降す際には、コンクリートブロック等による高さ調整材をコンクリート函体4下に配設し、このテール部内でコンクリート函体4の左右および下部の空隙に可塑状裏込注入材14を充填する。
以下、同様の掘進及びコンクリート函体4のセット工程を繰り返して、順次コンクリート函体4を縦列に地中に埋設し、コンクリート函体4同士はPC鋼棒で締結し、さらに、コンクリート函体4の側方に可塑状裏込注入材14をコンクリート函体4に形成したグラウト孔を利用して注入する。
ブルドーザやショベル等を使用して後方の敷設済みコンクリート函体4上に埋戻土5を施し、振動ローラ等でかため、図示は省略するがオープンシールド機1が到達立坑まで達したならばこれを分解・撤去して工事を完了する。
発進立坑9は前記のように切梁支保工形式の土留め構造であり、シートパイル等の土留矢板11、鏡土留矢板11a、支保工34で構成し、オープンシールド機1を発進させるにはこの鏡土留矢板11aを一部鏡切りする必要がある。
また、薬液注入等で発進立坑9の前方部分、坑口に地盤改良を施しておくことが必要となることもある。
特許文献1は、発進立坑を築造して、発進立坑でオープンシールド機を組立て、発進前に発進立坑を埋戻し、その後、切梁支保工を撤去し鏡切り部の土留矢板撤去後、シールド機を発進させる方法である。
このように、シールド機は発進立坑内で組立てることが一般的方法として採用される。
特許文献2は、シールド機発進位置の地盤上に、シールド機を完全に組立後、地上に配置したバックホウでシールド機の内側の底を掘削しながら、油圧ジャッキ装置等を用いてシールド機を下方へ押し下げる方法である。
特開2012-92601号公報 昭和62-133294号公報(特許出願公開)
特許文献1のように発進立坑を築造し、立坑内でシールド機を組立てる方法の場合、立坑を築造する箇所が狭小なところでは発進立坑が築造できず、立坑築造スペースが充分確保できる位置からの施工となる。
また発進立坑が築造できる箇所であっても、家屋等が近接している場所や軟弱地盤では土留め矢板の打ち込み引き抜きにより周辺への影響が大きいと想定される場合、土留矢板を残置せざるを得ず工事費が大きくなる。
特許文献2では、シールド機の組立を行う発進立坑は必要ないが、シールド機を地上で完全に組立てた後、油圧ジャッキ装置を用いて強制的に降下させる。このため、シールド機の高さによっては上空制限がある場合の対処が必要になり降下設備も大掛かりになる。
また、地盤の硬軟や堆積状況等によっては、油圧ジャッキ装置による押し下げ時にジャッキの伸長ストロークのバランスや、押し下げに対する地盤の抵抗に対して慎重なジャッキ操作が必要となる場合がある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、オープンシールド機を組立てるための発進立坑の築造が困難あるいは築造できない場所で、発進立坑を築造することなく地中の所定の深さにスムーズに組立・設置ができるオープンシールド機の組立方法を提供することにある。
前記目的を達成するため請求項1記載の本発明は、左右の側壁板とこれら側壁板と同程度の長さでその間を連結する底板とから成るオープンシールド機を上下方向に分割して組立てる場合において、地表にてオープンシールド機下段を組み立て、組み立てたオープンシールド機下段側部に鋼製パネルを取付け、鋼製パネルに取り付けた止めブラケット金物でオープンシールド機下段を受けた状態で、鋼製パネル側方およびオープンシールド機下段底部を掘削して鋼製パネルごとオープンシールド機下段を下降させ、オープンシールド機下段にオープンシールド機上段を組立て、前記鋼製パネルを上に継足して下降を繰返してオープンシールド機の組立を完了させることを要旨とするものである。
請求項1記載の本発明によれば、オープンシールド機を上下方向に分割して組立てることを前提に、前記シールド機設置位置で、掘削と、シールド機組立、前記シールド機の吊り下げを繰り返しながらシールド機の前記ブロックを所定の深さに組立・設置ができるので、シールド機を組立てるための発進立坑を築造する必要がない。
さらに、オープンシールド機側部に取付ける鋼製パネルは掘削の際の土留パネルとして作用し、掘削によるオープンシールド機の自降沈下を安全に行うことができる。
シールド機の地中へのたて込み作業についてもシールド機同等の最小幅の掘削作業で施工が可能となる。その為、埋設管等により通常の土留めが困難な箇所においてもオープンシールド機の組立据付作業が可能となる。
請求項2記載の本発明によれば、組み立てたオープンシールド機下段側部は鋼製パネルの天端部分に吊桁部材を設置して吊桁部材からので吊り索条で支承し、オープンシールド機下段にオープンシールド機上段を組立てから吊桁部材を盛替え、再度、吊桁部材からの吊り索条でオープンシールド機下段および上段を支承することを要旨とするものである。
請求項2記載の本発明によれば、オープンシールド機下段の下降およびオープンシールド機下段と上段を下降させるのに吊桁部材からので吊り索条で支承して行うことで安全になすことができる。
請求項3記載の本発明は、オープンシールド機はフロント部、ジャッキ部、テール部の3つのブロックから成り、フロント部の組立完了後吊桁部材および吊り索条のみ撤去し、鋼製パネルを残したままフロント部を所定の位置まで推進し、フロント部の後方にできた鋼製パネル内のスペースでジャッキ部、テール部を組み立てることを要旨とするものである。
請求項3記載の本発明によれば、フロント部とジャッキ・テール部を分けて組み立てることで延長方向の作業ヤードの縮小も可能となる。
以上述べたように本発明のオープンシールド機の組立方法は、オープンシールド機組立のための立坑築造スペースがない場所や、家屋や重要構造物等が近接し立坑構築ための土留築造が困難な場所においても、発進立坑を築造することなく、オープンシールド機を組立てながら所定の深さに設置することができる。
また、オープンシールド機設置深さ以深に埋設物があっても発進立坑を築造しないので、立坑の土留矢板による埋設物への支障を考慮する必要がない。
本発明のオープンシールド機の組立方法の第1工程を示す説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 本発明のオープンシールド機の組立方法の第2工程を示す説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 本発明のオープンシールド機の組立方法の第3工程を示す説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 本発明のオープンシールド機の組立方法の第4工程を示す説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 本発明のオープンシールド機の組立方法の第5工程を示す説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 本発明のオープンシールド機の組立方法の第6工程を示す説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 本発明のオープンシールド機の組立方法の第7工程を示す説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 本発明のオープンシールド機の組立方法の第8工程を示す説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 止めブラケット金物取付位置を示す側面図である。 掘削状態を示す説明図である。 オープンシールド機がフロント部、ジャッキ部、テール部の3つのブロックから成る場合に、フロント部以外の残りの組立を示す第1工程の説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 オープンシールド機がフロント部、ジャッキ部、テール部の3つのブロックから成る場合に、フロント部以外の残りの組立を示す第2工程の説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 オープンシールド機がフロント部、ジャッキ部、テール部の3つのブロックから成る場合に、フロント部以外の残りの組立を示す第3工程の説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 オープンシールド機がフロント部、ジャッキ部、テール部の3つのブロックから成る場合に、フロント部以外の残りの組立を示す第4工程の説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 オープンシールド機がフロント部、ジャッキ部、テール部の3つのブロックから成る場合に、フロント部以外の残りの組立を示す第5工程の説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 オープンシールド機がフロント部、ジャッキ部、テール部の3つのブロックから成る場合に、フロント部以外の残りの組立を示す第6工程の説明図で、左に正面図、右に側面図を配したものである。 オープンシールド工法の掘進状況を示す側面図である。 オープンシールド工法の函体据え付け状況を示す側面図である。 オープンシールド工法の概要を示す斜視図である。
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1~図8は本発明のオープンシールド機の組立方法の各工程を示す説明図で、フロント部30,ジャッキ部28、テール部29の3つのブロックから成るオープンシールド機1の内、フロント部30の組立方法で、オープンシールド機1については先に説明した通り、左右の側壁板とこれら側壁板と同程度の長さでその間を連結する底板とから成るものであるが、オープンシールド機を上下方向に分割して組立てることを前提とする。
図1に示すように、オープンシールド機平面設置位置24に、シールド機組立用の受台15を設置する。受台15は幅方向に配置する高さ調整鋼材16a、この高さ調整鋼材16aを支承する高さ調整ジャッキ16bおよび高さ調整ジャッキ16bを設けるシールド機組立ベース16cからなり、高さ調整ジャッキ16bにより高さ調整鋼材16aを昇降して受台15の高さの微調整を行うことができる。各組立用受台設のレベルバランスが異なる場合は、高さ調整ジャッキ16b、高さ調整鋼材16aで調整する。
なお、オープンシールド機平面設置位置24は地表から少し掘り下げたものとしてもよい。
図2に示すように、地表において前記受台15の上にオープンシールド機下段18aを組み立てる。オープンシールド機下段18aを組み立て終了後、前記オープンシールド機下段18aの左右及び前後のレベルバランスを高さ調整ジャッキ16bで微調整する。
図3に示すように、組み立てたオープンシールド機下段18aの側部に土留パネルとなる鋼製パネル19を取付け、この鋼製パネル19の天端部分に吊桁部材22を設置して吊桁部材22からの吊り索条21でオープンシールド機下段18aを支承する。図中20は鋼製パネル19のパネルジョイント部を示す。吊り索条21にはワイヤーロープもしくはチェーンによるホイストやレバーブロック等を利用できる。
図4に示すように、前記受台15を撤去し、止めブラケット金物23を鋼製パネル19に着脱自在に取り付ける。この止めブラケット金物23は鋼製パネル19に上下段に設けたタップ孔27にボルト・ナット26で高さ調節可能に取り付けた。(図10参照)
鋼製パネル19とオープンシールド機下段18aを切り離し、吊り索条21を繰り出してオープンシールド機下段18aを下降させ、止めブラケット金物23でオープンシールド機下段18aを受ける。再度、鋼製パネル19の側方に固定する。
図5、図10に示すように、鋼製パネル19側方およびオープンシールド機下段18aの底部を掘削して鋼製パネルごとオープンシールド機下段18aを自降で下降させる。図中25は掘削による堀下げを示す。
なお、この掘削で特にオープンシールド機下段18aの底部の掘削は人力で行い、シールド機前後方向の空間からシールド機下に潜り込む形で掘削作業を行い、同じく前後方向に配置したバックホウ等により地上へ排土する。
前記のようにタップ孔27は上下方向に複数取り付けてあるので、止めブラケット金物23の取り付け高さを変えることができる。したがって、掘削作業における作業空間の高さを調整することができるため、掘削規模や作業効率などの施工性に応じて、人力掘削やミニバックホウなどの掘削重機を入れ掘削方法を選定することが可能である。
所定の深さまで掘削完了後、吊桁部材22と吊り索条21で吊っていた前記オープンシールド機下段18aは前記吊り索条21を緩めながら下方へ下げていく。
図6に示すように、オープンシールド機下段18aにオープンシールド機上段18bを組立て、前記鋼製パネル19を上に継足す。この鋼製パネル19の継足しに際しては、吊桁部材22を一度撤去する。なお、オープンシールド機下段18aが鋼製パネル19の内側に存在する為、これがパネルの切梁材の役割を果たす。
鋼製パネル19の3段目パネルを設置し、3段目パネル上部に吊桁部材22を再設置し、オープンシールド機下段18aとオープンシールド機上段18bを吊り索条21で支承し、図7に示すように、止めブラケット金物23を撤去する。
また、鋼製パネル19とオープンシールド機下段18a・上段18bを切り離し、図8に示すように吊り索条21を伸長しオープンシールド機下段18a・上段18bのみ下降させる。
そして、最上段の土留パネル19と、吊桁部材22、吊り索条21を撤去し、オープンシールド機1のフロント部の組立工程が完了する。
オープンシールド機1については先に説明したように、左右の側壁板1aを主たる構成部材としてその間を底板1cや梁部材で連結して前面、後面及び上面を開口し、先端を刃口2として形成し、また側壁板1aの中央又は後端近くに推進ジャッキ3を後方に向け上下に複数並べて配設する。側壁板1aの先端部にはスライド自在な可動側壁板1bを設けた(図17~図19参照)ものであり、フロント部30,ジャッキ部28、テール部29の3つのブロックから成るが、前記はオープンシールド機1の内、フロント部30の組立を行う場合であり、フロント部30の組立が完了したならば、図11に示すように、吊桁部材22および吊り索条21のみ撤去し、支圧板31をたて込み、図12に示すように、この支圧板31背面を埋め戻し32を施すことで反力構造を築造する。
図13に示すように、ストラット33を配設し、フロント部30に中折れジャッキ7を設けて、フロント部30の先端を地上から掘削し、中折れジャッキ7を伸ばしてフロント部30を前進させる。
フロント部30の前進後、図14に示すように、推進ジャッキ3を設置するジャッキ部28を組立、図15に示すように推進ジャキ3でフロント部30およびジャッキ部28を前進させ、図16に示すように、テール部29を組み立てる。
このように、フロント部30とジャッキ部28、テール部29を分けて組み立てることで延長方向の作業ヤードの縮小も可能となる。
1…オープンシールド機
1a…側壁板 1b…可動側壁板
1c…底板 2…刃口
3…推進ジャッキ 4…コンクリート函体
5…埋戻土 6…掘削機
7…中折れジャッキ 8…隔壁
9…発進立坑 10…反力壁
11…土留矢板 11a…鏡土留矢板
12…揚重機 13…プレスバー
14…裏込注入材 15…受台
16a…高さ調整鋼材 16b…高さ調整ジャッキ
16c…シールド機組立ベース
18a…フロント部下段 18b…フロント部上段
19…鋼製パネル 20…パネルジョイント部
21…吊り索条 22…吊桁部材
23…止めブラケット金物 24…オープンシールド機平面設置位置
25…堀下げ 26…ボルト・ナット
27…タップ孔 28…ジャッキ部
29…テール部 30…フロント部
31…支圧板 32…埋め戻し
33…ストラット 34…支保工

Claims (3)

  1. 左右の側壁板とこれら側壁板と同程度の長さでその間を連結する底板とから成るオープンシールド機を上下方向に分割して組立てる場合において、地表にてオープンシールド機下段を組み立て、組み立てたオープンシールド機下段側部に鋼製パネルを取付け、鋼製パネルに取り付けた止めブラケット金物でオープンシールド機下段を受けた状態で、鋼製パネル側方およびオープンシールド機下段底部を掘削して鋼製パネルごとオープンシールド機下段を下降させ、オープンシールド機下段にオープンシールド機上段を組立て、前記鋼製パネルを上に継足して下降を繰返してオープンシールド機の組立を完了させることを特徴としたオープンシールド機の組立方法。
  2. 組み立てたオープンシールド機下段側部は鋼製パネルの天端部分に吊桁部材を設置して吊桁部材からので吊り索条で支承し、オープンシールド機下段にオープンシールド機上段を組立てから吊桁部材を盛替え、再度、吊桁部材からの吊り索条でオープンシールド機下段および上段を支承する請求項1記載のオープンシールド機の組立方法。
  3. オープンシールド機はフロント部、ジャッキ部、テール部の3つのブロックから成り、フロント部の組立完了後吊桁部材および吊り索条のみ撤去し、鋼製パネルを残したままフロント部を所定の位置まで推進し、フロント部の後方にできた鋼製パネル内のスペースでジャッキ部、テール部を組み立てる請求項1または請求項2記載のオープンシールド機の組立方法。
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