JP3499928B2 - ロール隙間調整装置 - Google Patents

ロール隙間調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は熱可塑性樹脂シート又は
フィルム製造用キャスティングロールにおいて、シート
を要求された厚さとするためのキャスティングロールと
タッチロールとの間のロール隙間調整装置に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】二軸延伸フィルム製造装置、無延伸フィ
ルム製造装置、シート製造装置等において、押し出され
た溶融樹脂シートを冷却しながら均一の厚さに成形する
従来のシート成形方式では、金属タッチロール方式とエ
アナイフ方式が主流を占めていた。ここで実公昭60−
23140号公報で開示されている金属タッチロール方
式の例を図4により説明すると、1は溶融樹脂を押出す
押出機、2は同押出機1から押し出された溶融樹脂をシ
ート3に成形するダイ、4は側板(図示せず)に回転可
能に軸支された冷却ロール、5は軸6の回りを回動可能
なアーム、7は同アーム5の上端部に回転可能に軸支さ
れた金属タッチロール、8は前記アーム5の下端部に連
結されたエアシリンダである。さて冷却ロール4は所定
の速度で矢印A1 方向へ回転し、金属タッチロール7も
矢印A2 方向へ回転してダイ2から押し出された溶融樹
脂シート3を矢印B方向へ搬送する一方、エアシリンダ
8を伸長方向へ作動し、アーム5及び金属タッチロール
7を軸6を中心として時計回り方向へ回転させ、溶融樹
脂シート3を冷却ロール4の外周面へ所定の接触圧によ
り押し付けて、溶融樹脂シート3を冷却しながら均一厚
さに成形する。 【0003】ところが従来の金属タッチロール方式で
は、一般にシート厚みが薄くなるとダイ2の厚み調整を
緻密に行っても、溶融樹脂シートの変形性(クッション
性)が厚いものに比べて少なく、全幅均一にタッチロー
ルを密着させることは不可能で、タッチむら(厚みの厚
い部分のみロールにタッチする)を起こしていた。従っ
て樹脂の粘度の違いによるが、実験の結果シート厚みが
0.3mm以下の成形は不可能であった。なお、この時は
製品幅は約1000mmで、ダイ2の厚み調整を厳密に行
っても、製品の厚み精度は±2%であった。またタッチ
ロールは通常エアシリンダ等によりロールの両端部を押
さえ付ける構造となっているため、その撓みのためシー
トの厚み分布は中央部が厚くなる。このためタッチロー
ルにクラウン加工を施すとか、バックアップロールを取
付ける等の方策が行われていたが、何れも加工及び構造
が複雑になる傾向があった。以上の如く説明した従来の
タッチロールは、溶融樹脂をキャスティングロールに一
定の面圧力で押し付けてキャスティングロールへの密着
性を良くすることが主たる目的であったため、面圧力を
余り大きくすることができず、シートの厚さをロール間
の隙間で規制するような構造ではなかった。 【0004】しかし最近の設備のように、生産中のシー
ト厚みを連続測定してその値をフィードバックし、規定
値を外れたときは直ぐにダイの開口幅の調整を行った
り、キャスティングロール側の引取速度を加減してシー
ト厚さ調整のできる製膜装置では、シート厚み精度は十
分に高いものとなっており、タッチロールの作動を強力
な油圧シリンダ駆動とし、タッチロールとキャスティン
グロールの隙間を一定に規制して製品シートの厚み精度
を高めると同時に、シート表面の仕上がりを良好にする
方向に改良が進められている。この両ロールの隙間を調
整するための方法として、従来実施されているのは、図
5に示したように、タッチロール7を支持しているアー
ム5の位置を調整するもので、1対のテーパーを有する
楔11,12を用い片方の楔12をテーパーに沿って矢
印Cの方向に調整ねじ13を回して移動させることによ
り細密な間隔調整をし、ナット15でロックする。しか
しタッチロール7の支持アーム5が回動すると、アーム
5の接触面と楔12の背面側とが合わなくなるので、楔
12の背面側12aは曲面となっている。なお、14は
固定部材10に固設されたナット、16は両ロールが直
接接触を避けるためのストッパである。また図6に示し
たように、固定部材10に回転可能な偏心軸21を設
け、タッチロールのアーム5に固設してある平面5aに
当てて前記偏心軸21を回すことにより、偏心軸21の
偏心部21aでアーム5の停止位置を変えて両ロールの
間隔を調整する構造は、一般によく知られている。図6
において、eは偏心軸21の偏心量、22は偏心軸ハウ
ジング、23は偏心軸21固定用ボルト、24は両ロー
ルが直接接触を避けるためのストッパである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】以上の如く説明した従
来例のロール間隙調整方式は、楔使用のものはタッチロ
ールの支持アームが回動するため1対の楔のテーパが合
わなくなる。従って接面の何れかを曲面にしなければな
らないが、このようにすると接する面が線接触になって
しまう。また偏心軸を使用するものはやはり線接触とな
るので、前記のように強制的にタッチロールの位置間隔
の保持のために大きな圧力を受ける場合には、どちらの
方式の構造も強度が十分とは言えず、接触面の耐久性が
問題であった。またロール隙間調整のとき、手加減で隙
間を調整する場合は、ロール間隔を隙間計測用ゲージを
用いて測るので、微妙な隙間の調整には可成りの手間と
時間を必要とした。本発明は前記従来の問題を解決しよ
うとするもので、十分な耐久性を持ち、かつロール隙間
の微妙な調整が可能なロール隙間調整装置を提供しよう
とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】このため本発明は、押出
機の口金より押し出されたシート状の溶融樹脂をキャス
ティングロールに受け、駆動タッチロールをキャスティ
ングロールに近寄せ、溶融樹脂シートを冷却しながら厚
さを均一にするタッチロール方式のシート成形機のロー
ル隙間調整装置において、外部固定部材に固設した軸回
りに油圧等の駆動手段により回動するタッチロールアー
ムと、同タッチロールアーム先端に設けられたタッチロ
ールと、前記キャスティングロールの軸受部材と一体の
固定部材に取付けられ、前記タッチロールの同軸円周面
からの距離を測ることにより前記キャスティングロール
と前記タッチロールとの隙間寸法を計測するように配設
された距離計測センサと、前記キャスティングロールの
軸受部材と一体の固定部材に取付けられた回転可能の偏
心軸と、前記タッチロールアームに設けられアーム回転
半径方向に小寸法摺動可能でタッチロールが前記キャス
ティングロールに近づいたときに前記偏心軸の偏心部に
係合してタッチロールを止める半円軸受とにより構成さ
れ、前記距離計測センサの表示値を見ながら前記偏心軸
を回して前記キャスティングロールと前記タッチロール
との隙間を調整可能としてなるもので、これを課題解決
のための手段とするものである。 【0007】 【作用】前記タッチロールは最初のシート通紙のとき
は、シリンダの作動でキャスティングロールから十分離
れた位置に待機させてある。通紙を終わり溶融樹脂シー
トが押出機のダイからキャスティングロールに巻き付き
ながら送り出されると、前記タッチロールをシリンダに
より押出してシートに接触させ、キャスティングロール
との間で挟圧する。タッチロールはロール面の周速度が
キャスティングロールの周速度と同じ速度で駆動されて
いるので、シートが流れの方向に剪断歪みを生ずること
はない。次にロール間隔を調整するときは、前記距離計
測センサの表示値を見て隙間の寸法を確認し、つづいて
前記偏心軸を回して前記キャスティングロールと前記タ
ッチロールとの隙間間隔を調整し、前記距離計測センサ
の表示値が今回の設定値になったことを確認して偏心軸
をその位置に止め固定する。 【0008】 【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図3は本発明の実施例を示し、図1はロール
隙間調整装置を備えたキャスティングロール付近の断面
側面図、図2は図1のE〜E断面の詳細図、図3は図2
のF〜F断面図を示している。なお、これらの図におい
て用いられた部品で、従来例において用いられた部品と
似た形状、同じ機能を持つ部品は従来と同一の符号を使
用して説明することにする。図1において図示しない押
出機のダイ(口金)2より押し出されたシート状の溶融
樹脂3をキャスティングロール4に受け、駆動タッチロ
ール7をキャスティングロール4に近寄せて両ロールの
隙間を調整し、冷却しながら送られてくる溶融樹脂シー
ト3の厚さを整える。シート3の流れ中心線に対し、対
称形に置かれた1対のタッチロールアーム5の軸6は外
部固定部材31に固設した軸支え台に軸支され、アーム
5は油圧シリンダ28により回動し、アーム5の先端に
設けられたタッチロール7をキャスティングロール4に
近寄せる。 【0009】キャスティングロール4の軸の支持フレー
ムは、外部固定部材31に取付けられているので、キャ
スティングロール4を基準とする相対位置は、外部固定
部材31に置き換えてよい。また外部固定部材31に、
支持板46を介してタッチロール7と同軸の円周面7a
からの距離を計測する無接点距離計測センサ45が取付
けられている。このセンサ45はキャスティングロール
4の軸中心線とタッチロール7の軸中心線とを含む平面
上で両ロールの両側に1対置かれている。また図1に示
したfはセンサ45からタッチロール7の周面7aまで
の距離であり、これはこの位置におけるキャスティング
ロール4とタッチロール7のロール隙間と同じであり、
この隙間が図示省略の制御装置に表示される。また両ロ
ールの両側の外部固定部材31に1対の偏心軸ユニット
30が取付けられている(シート3の流れ中心線に対し
対称形に置かれる)。 【0010】次に偏心軸ユニット30の詳細を図2及び
図2のF〜F断面である図3によって説明すると、軸受
台33は外部固定部材31に取付けられ、偏心軸32は
軸受台33、ブッシュ36,37及び軸受キャップ3
4,35によって回転可能に支えられている。32aは
偏心軸32の偏心部である。また外部固定部材31に取
付けられた減速モータ42の出力軸が軸接手43を介し
て偏心軸32に直結されている。タッチロールアーム5
の両側面に半円軸受38を支える支持板39が取付けら
れ、同支持板39に2本の支持ピン41が貫通して取付
けられている。半円軸受38には、長孔38aが2個明
けられ、この孔に支持ピン41が貫通しており、半円軸
受38をアーム5の半径方向に小寸法摺動し得るように
支えている。40はタッチロールアーム5に固設され、
摺動する半円軸受38を受けている滑り板である。また
図3に示された寸法eは偏心軸32の偏心部32aの偏
心量である。 【0011】減速モータ42が回転して偏心軸32が回
ると、タッチロールアーム5は2eの範囲で停止位置を
調整できる。キャスティングロール4とタッチロール7
の隙間は、この2eに対し軸6からの半径距離に比例し
た量の調整範囲をもつことができる。半円軸受38は、
タッチロールアーム5がシリンダ28の作動によりキャ
スティングロール4に近づいたとき偏心軸32の偏心部
32aに係合する。このとき半円軸受38は長孔38a
によりアーム5の半径方向に滑り板40上を摺動可能で
あるので、偏心量分のアーム5の半径方向移動に対応す
ることができる。 【0012】次に以上の如く構成された実施例について
作用を説明すると、前記タッチロール7は最初のシート
通紙のときは、シリンダ28の作動でキャスティングロ
ール4から十分離れた位置に(図1の2点鎖線で示した
7’の位置)待機させてある。通紙を終わり溶融樹脂シ
ート3が押出機のダイ2からキャスティングロール4に
巻き付きながら送り出されると、両側1対のシリンダ2
8を同時に作動してタッチロール7を押出し、両側のア
ーム5に取付けてある半円軸受38が、両側の偏心軸3
2の偏心部32aに当接して止まる。このときタッチロ
ール7はキャスティングロール4と隙間をあけて対峙
し、タッチロール7がシート3に接触していれば、キャ
スティングロール4との間でこれを挟圧する。またタッ
チロール7はロール面の周速度がキャスティングロール
4の周速度と同じ速度になるように駆動されているの
で、シート3が巻き付いたり、波打ちを起こしたりする
ような流れの方向の剪断歪みを生ずることはない。次に
キャスティングロール4とタッチロール7のロール隙間
を調整するときは、両側1対の無接点距離計測センサ4
5の表示値を見てロール両側の隙間寸法fを確認し、続
いて減速モータ42を片方づつ起動し、偏心軸32を回
してキャスティングロール4とタッチロール7との隙間
間隔を両側共同値になるように調整し、かつ距離計測セ
ンサ45の表示値が新規の設定値になったことを確認し
て両側の減速モータ42を停止し、偏心軸32をその位
置に止める。 【0013】 【発明の効果】従来例のロール間隔調整方式のような楔
使用のものは、タッチロールの支持アームが回動すると
きアームの角度が変わるため、1対の楔のテーパが合わ
ず、楔の背側面を曲線にしても接する面が線になってし
まい、また偏心軸と平面又は曲面を使用のものもやはり
接触面が線となるが、本発明では、隙間調整偏心軸に対
する接面を偏心軸と同じ曲率半径をもつ半円筒としたた
め、タッチロール位置保持のための強い押し付け力を受
けても十分の耐久力を持つことができる。また距離計測
センサの表示値を直接ロール間隔の数字に置き換え、具
体的な数値指示を見ながら調整できるので、手間も時間
もかからない。この構成の調整装置であれば、必要に応
じてロール間の隙間調整を自動的なデジタル制御で行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例に係るロール隙間調整装置の断
面側面図である。 【図2】図1のE〜E断面図である。 【図3】図2のF〜F断面図である。 【図4】従来のシート成形機の断面側面図である。 【図5】従来のロール隙間調整装置の他の例を示す断面
側面図である。 【図6】従来のロール隙間調整装置の更に他の例を示す
断面側面図である。 【符号の説明】 2 ダイ 3 シート 4 キャスティングロール 5 タッチロールアーム 7 タッチロール 28 油圧シリンダ 30 偏心軸ユニット 31 外部固定部材 32 偏心軸 33 軸受台 38 半円軸受 39 支持板 40 滑り板 41 支持ピン 42 減速モータ 43 軸接手 45 距離計測センサ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 押出機の口金より押し出されたシート状
    の溶融樹脂をキャスティングロールに受け、駆動タッチ
    ロールをキャスティングロールに近寄せ、溶融樹脂シー
    トを冷却しながら厚さを均一にするタッチロール方式の
    シート成形機のロール隙間調整装置において、外部固定
    部材に固設した軸回りに油圧等の駆動手段により回動す
    るタッチロールアームと、同タッチロールアーム先端に
    設けられたタッチロールと、前記キャスティングロール
    の軸受部材と一体の固定部材に取付けられ、前記タッチ
    ロールの同軸円周面からの距離を測ることにより前記キ
    ャスティングロールと前記タッチロールとの隙間寸法を
    計測するように配設された距離計測センサと、前記キャ
    スティングロールの軸受部材と一体の固定部材に取付け
    られた回転可能の偏心軸と、前記タッチロールアームに
    設けられアーム回転半径方向に小寸法摺動可能でタッチ
    ロールが前記キャスティングロールに近づいたときに前
    記偏心軸の偏心部に係合してタッチロールを止める半円
    軸受とにより構成され、前記距離計測センサの表示値を
    見ながら前記偏心軸を回して前記キャスティングロール
    と前記タッチロールとの隙間を調整可能としたことを特
    徴とするロール隙間調整装置。
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JP5520134B2 (ja) * 2010-05-20 2014-06-11 積水化学工業株式会社 引抜延伸による熱可塑性樹脂シートの製造方法
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