JP3499886B2 - 圧縮されたビデオデータを高優先度チャンネルと低優先度チャンネルに分解するための装置 - Google Patents

圧縮されたビデオデータを高優先度チャンネルと低優先度チャンネルに分解するための装置

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JP3499886B2
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    • HELECTRICITY
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    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/30Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using hierarchical techniques, e.g. scalability
    • H04N19/37Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using hierarchical techniques, e.g. scalability with arrangements for assigning different transmission priorities to video input data or to video coded data

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は圧縮されたビデオデー
タを2つのデータストリームに分解するシステムに関す
るものである。 【0002】 【発明の背景】デジタル高精細度テレビジョン・ビデオ
データは、圧縮ビデオデータを生成し、そのビデオデー
タを高優先度情報と低優先度情報に区分し、これらの高
優先度情報及び低優先度情報でそれぞれ別々の搬送波を
直角振幅変調することにより、地上テレビジョンチャン
ネルを通してうまく伝送することが出来る。変調された
搬送波は6MHzの周波数スペクトルに含められ、合成
された信号は標準の放送チャンネルスペクトルを占める
ように変換される。高優先度データは相対的に高い電力
で伝送され、低優先度データは相対的に低い電力で伝送
される。高優先度データというのは、高精細度画像より
も画質は落ちるにしても、画像を再生するには充分なビ
デオデータのことである。 【0003】この発明は圧縮されたビデオデータを相対
的に高い優先度と低い優先度のビデオデータに分割する
ための回路に関するものである。これを説明するため
に、このビデオデータはMPEG状フォーマットに圧縮
されているものとする。(但し、階層化されるデータフ
ォーマットであれば、任意のものを採用することが出来
る。)「MPEG状」という語は、国際標準化機関(Int
ernational Organization for Standardization)により
制定されている標準化コーディングフォーマットに類似
のコーディングフォーマットを意図している。この標準
は、文献「International Organization for Standardi
zation」、ISO-IEC JT(1/SC2/WG1) 、動画と付属オーデ
ィオのコード化(Coding of Moving Pictures and Assoc
iated Audio)、MPEG 90/176 、第2版、1990年12月18
日、に記載されている。全体のコードフォーマットにつ
いてはこの文献を参照することができる。 【0004】MPEG規格は1フレームに付き(NTS
Cの)240本の線を非飛び越しで伝送する。これは、
代表的には、飛び越し走査されたビデオ信号源のビデオ
信号の奇数番目または偶数番目のフィールドのみをコー
ド化することにより行われる。高精細度テレビジョン
(HDTV)信号を伝送するためには、例えば、1フィ
ールドに付き480本の線を供給するようにこの規格を
変更して、奇数番目および偶数番目のフィールドの両方
を伝送する。さらに、1本の線当たりのピクセルの数
が、例えば、1440に増やされる。概念的には、これ
らの変更はデータ率のみに影響するだけで、圧縮原理に
は影響しない。 【0005】このコード化フォーマットについて、特に
注目されるのは、連続するフレームが循環するシーケン
スに従ってコード化されることで、このシーケンスの特
定のフレームがフレーム内コード化され(Iフレー
ム)、他のフレーム(Pフレーム)が前方に(forward)
フレーム間コード化(以下、前進フレーム間コード化)
されており、さらに別のフレーム(Bフレーム)が前進
フレーム間コード化及び後方向(backward) のフレーム
間コード化(以下、後進フレーム間コード化)の両方が
施されている。 【0006】コード化形式の各々のフレームについての
コード化信号フォーマットは互いに類似しているが、コ
ード化フレームの形式の画像再生に関する相対的重要度
はI、P、Bである。画像はIフレームのみから再生で
きるが、PフレームまたはBフレームについての画像再
生のためには、それ以前に復号(デコード)されたIま
たはPフレームから取り出された情報が必要である。 【0007】それぞれのコード化されたフレーム(コー
ド化フレーム)のためのデータビットの量は大きく変わ
る。さらに、それぞれのフレーム中で正規には低優先度
データと見なされる情報のパーセンテージも大幅に変わ
りうる。このようなデータの高優先度チャンネルと低優
先度チャンネルへの振り分けは、各フレームに対するデ
ータのある特定のKパーセントを高優先度チャンネル
に、残り(100−Kパーセント)を低優先度チャンネ
ルに単に分解するというような単純なことではない。さ
らに、コード化フレーム形式の相対的重要度を優先順位
付け処理に組み込む場合には、この分解処理はさらに複
雑になる。 【0008】 【発明の概要】この発明は、ビデオ情報のコード化され
た各フレームから高優先度チャンネルと低優先度チャン
ネルに振り分けられるデータのパーセンテージあるいは
部分を決定する装置に関する。この部分は各フレームに
ついて独立して決定される。フレームからなる各シーケ
ンスについて、全チャンネル容量と利用された容量との
差がフレーム毎のベースでモニタされ、残りの容量に基
づいて、高優先度チャンネルに振り分けられるべきデー
タの部分が決定される。第1の実施例においては、I、
P及びBフレームは同等に扱われ、各振り分け部分は、
高優先度チャンネルと低優先度チャンネルの残りの容量
の和に対する高優先度チャンネルの残りの容量の比に従
って決定される。なお、各チャンネルの残りの容量は各
フレームが処理された後で求められる。 【0009】別の実施例においては、I、P及びBフレ
ームが異なった扱いを受け、各振り分け部分は、Iフレ
ームのデータが高優先度チャンネルの容量の大きい部分
を占めるように決定される。この実施例においては、I
チャンネルの振り分け部分は、一般には、残りのチャン
ネル容量に比例している。 【0010】 【実施例の説明】図1には、HDTV信号を伝送するた
めに用いることのできるビデオ信号圧縮システムがブロ
ック図で示されている。このシステムにおいては、ビデ
オ信号は初めにMPEG状フォーマットに従って圧縮さ
れる。その後、MPEG状信号のコードワードが各コー
ドワード形式の相対的重要度に従って2つのビットスト
リームに分析分解される。これらの2つのビットストリ
ームは独立して処理され、誤り補正オーバヘッドビット
を供給し、また、それぞれの搬送波を直角振幅変調(Q
AM)するようにされる。変調された搬送波は伝送のた
めに組み合わされる(合成される)。相対的に大きな重
要度を持ったビットストリームと相対的に小さな重要度
のビットストリームを、それぞれ高優先度(HP)チャ
ンネル及び低優先度(LP)チャンネルとする。高優先
度チャンネルは低優先度チャンネルのほぼ2倍の電力で
伝送される。高優先度/低優先度情報比はほぼ1対4で
ある。前誤り(forward error)補正後のこの近似的な正
味データ率は4.5Mbps HP と18Mbps LP である。 【0011】図1において、例えば、HDTVカメラと
することができるビデオ信号源10からのビデオ信号が
圧縮回路12に供給される。圧縮回路12は、フレーム
のグループ(GOF)(図2参照)として示した循環コ
ード化シーケンスに従ってビデオ信号を圧縮する。GO
Fのコード化シーケンスは、フレーム内コード化される
第1のフレーム(I)、それに続く、(前進フレーム間
コード化された)Pフレームが規則的に挿入された複数
の(双方向にフレーム間コード化された)Bフレームを
含んでいる。 【0012】Pコード化フレームのコード化データは、
実際のビデオフレームと、最後に生じたIまたはPフレ
ームから予測されたフレームとの圧縮された差を含んで
いる。Bフレームのコード化データは、実際のフレーム
と、そのBフレームが間に挟まれているI及びPフレー
ムから予測された2つの予測フレームの中のより実際に
近いほうのフレームとの間の圧縮された差を含んでい
る。全フレームに対するコード化データはセグメント化
されてスライスとされ、このスライスは、例えば、各画
像の、各々が16ピクセル分の高さを持つ水平セクショ
ンに対するコード化データを含んでいる。 【0013】スライスはマクロブロック(大きなブロッ
ク)にセグメント化される。各マクロブロックは4つの
ルミナンスブロックと1つのUクロミナンスブロック
と、1つのVクロミナンスブロックの6ブロックからな
る。1つのブロックは、例えば、離散余弦変換(discre
te cosine transform 、DCT)が施される、例えば、8×
8のピクセルからなるマトリクスを表す。4個のルミナ
ンスブロックは、例えば、16×16ピクセルのマトリ
クスを表す、連続するルミナンスブロックからなる2×
2マトリクスである。クロミナンス(UとV)ブロック
は4個のルミナンスブロックと等しい全領域を表してい
る。即ち、クロミナンス信号は、圧縮の前に、ルミナン
スに対して水平及び垂直に係数2でサブサンプルされ
る。 【0014】圧縮器12からのコード化出力信号は、概
略、図3に示す層化されたフォーマットとされている。
最上層は箱(ボックス)からなる行L1によって示され
ているフレームのグループ(GOF)からなる。各GO
F(L2)はヘッダ(Gヘッダ)とそれに続く画像デー
タのセグメントを含んでいる。Gヘッダは水平及び垂直
画像サイズ、アスペクト比、フィールド/フレームレー
ト、ビットレート、等に関するデータを含んでいる。 【0015】各フレームに対応する画像データ(L3)
はヘッダ(Pヘッダ)とそれに続くスライスデータ(L
4)を含んでいる。画像ヘッダ(Pヘッダ)は、例え
ば、フレーム番号及び画像コード形式を含むものとする
ことができる。 【0016】各スライス(L4)はヘッダ(Sヘッダ)
とそれに続く複数のデータのブロックMBiとを含んで
いる。このスライスヘッダ(Sヘッダ)は、例えば、グ
ループの番号及び量子化パラメータを含むものとするこ
とができる。 【0017】各ブロックMBi(L5)はマクロブロッ
クを表し、ヘッダ(Mヘッダ)とそれに続く運動ベクト
ル(MV)と変換係数(BD)(例えば、離散余弦変換
(DCT)係数)を含んでいる。マクロブロックヘッダ
(Mヘッダ)は例えばマクロブロックのアドレス、マク
ロブロック形式、及び量子化パラメータを含むものとす
ることができる。変換係数は層6(L6)に例示されて
いる。ブロックの係数は一時に1ブロック分供給され、
そのブロックの係数では、DCT,DC係数が最初に生
じ、それに続いて、重要度の順位に応じてそれぞれのD
CT,AC係数が生じるようになっている。ブロックコ
ードの終わり(EOB)が連続して生じるデータブロッ
クの各々のものの終わりに設けられている。 【0018】圧縮器12からのデータは、そのデータを
HPチャンネルとLPチャンネルに分析分解する優先度
プロセッサ14に供給される。優先順位付けされたデー
タは、それぞれ、HPレートバッファ15AとLPレー
トバッファ15Bに供給される。 【0019】周知のように、圧縮されたビデオデータは
可変周波数(あるいはレート)で発生し、好ましくは、
データは、チャンネルの有効利用を実現するために、チ
ャンネル容量に等価の一定のレートで伝送される。レー
トバッファ15Aと15Bは可変データレートから一定
データレートへの変換を行う。さらに、圧縮器12によ
って供給されるデータの量を、バッファの占有のレベル
に応じて調整することも知られている。従って、バッフ
ァ15Aと15Bはそれぞれの占有のレベルを示す回路
構成を含んでいる。これらの占有レベルを表す信号は制
御器18に供給されて圧縮器12によって供給される平
均データレートを調節する。 【0020】図3に示すように階層的(ハイアラーキカ
リ)にフォーマット化された圧縮ビデオデータは優先度
選別素子14に供給される。この優先度選別素子14は
コード化データを高優先度チャンネルHPと低優先度チ
ャンネルLPに分析分解する。一般的に言えば、高優先
度情報とは、それが消失あるいは崩壊すると、再生画像
が最も大きく損なわれてしまうような情報をいう。逆に
言えば、それは完全な画像ではないが、ある画像を生成
するに必要な最小限のデータである。低優先度情報とは
残部の情報である。高優先度情報は、互いに異なる階層
レベルに含まれているヘッダ情報の実質的に全てと、そ
れぞれのブロックのDC係数と、それぞれのブロックの
AC係数の一部(図3のレベル6)を含んでいる。 【0021】回路16において、信号は、例えば、伝送
モデムに供給される。伝送モデムではHPチャンネルデ
ータが第1の搬送波を直角振幅変調し、LPチャンネル
データが、第1の搬送波からほぼ2.88MHz離れた
第2の搬送波を直角振幅変調する。変調された第1と第
2の搬送波の6dB帯域幅は、それぞれ、約0.96M
Hzと3.84MHzである。変調された第1の搬送波
は、変調された第2の搬送波よりもほぼ9dB大きな電
力で伝送される。HP情報は大きな電力で伝送されるの
で、伝送チャンネルによる崩壊の可能性は小さい。HP
搬送波は、例えば、NTSCのテレビジョン伝送チャン
ネル、などの伝送チャンネルの、標準NTSCテレビジ
ョン信号の残留側波帯によって通常占められている周波
数スペクトル部分に位置している。LP搬送波は、LP
データのスペクトルが、標準NTSCテレビジョン信号
のルミナンス情報の上側波帯によって通常占有されてい
るNTSCチャンネルの部分を占めるように配置されて
いる。 【0022】伝送される圧縮データは、例えば、統計的
にコード化される。統計的コード化は、圧縮器12で行
うこともできるし、データの優先順位付け処理において
あるいはその後で行ってもよい。統計的コード化がどこ
で行われるかには関係なく、説明上、圧縮器12は圧縮
されたコードワードのだけでなく、各コードワードの形
式及び各コードワードの長さに関するデータも供給する
ものとする。コードワードが優先順位付けの後で統計的
にコード化される場合には、その長さは統計的にコード
化されたコードワードの長さに対応する。 【0023】さらに、圧縮器12は各圧縮データのフレ
ーム、及びそれに関連するコードワードの長さ及び形式
を記憶して、優先度選別回路14に供給される新しいフ
レームの各々について、そのフレームに含まれるコード
ワードの全ビット数、Nbits、が利用できるように
する出力メモリを含んでいる。このコードワードの全ビ
ット数は、例えば、それぞれのコードワードが生成され
る時にコードワードの長さに対応するデータを単に累積
することによって得てもよい。 【0024】圧縮データは、例えば、ヘッダデータ、運
動ベクトル、DC係数及びAC係数を含む複数のコード
ワード形式として生じる。画像再生に対する各コードワ
ード形式の相対的重要度は主観的なもので、設計的選択
事項である。しかし、一般に、高い周波数の情報を表す
AC係数の重要度は最も低いとされている。一例として
挙げるコードワード形式の階層構造では、GOFヘッダ
コードワード(−4)、画像ヘッダ及びスライスヘッダ
コードワード(−3)、マクロブロックヘッダコードワ
ード(−2)、運動ベクトル(−1)、DC係数
(0)、AC係数(1)〜(64)、等に分類する。優
先順位付け処理中、Hfrac で表されているダイナミック
(動的)データ分割パラメータに従って、低い数のクラ
スはHPチャンネルに送られ、高い数を持ったクラスは
LPチャンネルに送られる。 【0025】図4は、データを2つのチャンネルに分析
分解する優先度選別処理部分を実施するための装置の例
を示す。図4において、12(即ち、圧縮器の出力メモ
リ)からの圧縮データは2つのバッファメモリ150A
と150Bのそれぞれの入力ポートと、データ解析器1
52とに供給される。各バッファは、例えば、1スライ
ス分のデータを記憶するに充分なメモリを含んでいる。
バッファ150Aと150Bは「ピンポン」態様で動作
して、データのスライスの書き込み及びデータのスライ
スの読出を交互に行う。従って、バッファ150Aが、
例えば、スライスnからのデータを書き込む間に、バッ
ファ150Bはスライスn−1からのデータを読み出
す。 【0026】データがある特定のバッファに書き込まれ
ると、コードワード形式データに応答する解析器152
がそれぞれのコードワードに対するコードワード分類番
号CW#iを発生し、そのCW#iを対応するコードワ
ードに関連させて記憶する。解析器はまた、そのデータ
をHPチャンネルとLPチャンネルに分割する点、ある
いは、コードワードを計算する。この計算はバッファ1
50A(150B)に記憶されたデータの量について決
定される。バッファ150A(150B)中の全コード
ワードについて、ビットの総数が計数される。次に、ビ
ットの和がHPパーセンテージに等しくなるコードワー
ドのクラスがコードワード番号CW#jによって識別さ
れる。この番号はスイッチ素子153A(153B)に
供給され、マルチプレクサ(MUX)155A(155
B)を制御するために用いられる。コードワード番号C
W#jが識別された後、コードワード、コード長デー
タ、コードワード形式データ及びコードワード番号CW
#iがバッファ150A(150B)から並列に読み出
される。 【0027】コードワード、コード長及びコード形式は
マルチプレクサ155A(155B)の入力に供給さ
れ、コードワード番号はスイッチ素子153A(153
B)の入力に供給される。データがバッファから読み出
されると、スイッチ素子153A(153B)はコード
ワード分類番号CW#iを、計算されたコードワード番
号CW#jと比較する。CW#jに等しいかそれより小
さい全てのコードワード分類番号については、スイッチ
素子は、マルチプレクサ155A(155B)を対応す
るデータを別のマルチプレクサ156を通してHPチャ
ンネルに通過させるようにする、制御信号を供給する。
CW#jよりも大きいコードワード分類番号について
は、マルチプレクサ155A(155B)をして対応す
るデータをマルチプレクサ156を通してLPチャンネ
ルに送るようにする。マルチプレクサ156は、その時
読み出されているバッファ150A(150B)によっ
て供給されるHP及びLPデータを通過させるようにさ
れる。 【0028】解析器152は、コード長(CL)及びコ
ード形式(CT)信号に応答して、バッファ150A
(150B)に入力された各コード形式のコードワード
のビット数の和を個別に求める累算器を含んでいる。求
められたこれらの和は加算されて、そのバッファに収容
されているコードワードビット(あるいは、バッファに
収容されているコードワードに対応する統計的にコード
化されたコードワードビット)の総数が与えられる。こ
の総和にHfrac が乗じられて、検査合計(チェックサ
ム)が生成される。その後、それぞれのコード形式和が
コードワード分類番号CW#iの大きくなる順に順次加
算される。各部分和が検査合計よりも大きくなるまで、
部分和が検査合計と比較される。直前の部分和に関係す
るコードワード分類番号CW#jが、HPチャンネルに
割り当てられるべきブロック内の最後のコードワードの
クラスとなる。これに続く、各ブロックに対するクラス
のコードワード、即ち、CW#j+1乃至CW#nはL
Pチャンネルに割り当てられる。従って、高優先度デー
タをHPチャンネルに供給されるデータによって規定さ
れるものであるとすると、高優先度情報と考えられるも
のは、実際には、解析期間の間で変化する。 【0029】図5は解析器152の動作についてのフロ
ーチャートである。各データのスライスの開始におい
て、解析器はそれぞれのコードワードの形式の計数値を
リセットする(ステップ500)。次に、データがそれ
ぞれのバッファに書き込まれると、解析器はコードワー
ド形式、対応するコードワード長Lを読出し、コードワ
ード形式に応じてコードワード分類番号CW#iを割り
当てる(ステップ502)。解析器は、それまでに同じ
コードワード分類番号CW#iを割り当てられている全
てのコードワードの和に、上記コードワード長Lを加算
する(ステップ504)。次に、解析器は、スライスの
全てのデータが評価されたか否かをチェックする(ステ
ップ506)。これは、次に現れるスライスのヘッダに
対するコードワード形式を検査することによって行うこ
とができる。スライスの終わりがまだ来ていない時は、
処理を継続する(ステップ502)。 【0030】スライスの終わりに到達しているときは、
解析器はHP/LPデータの区切点(PBP)を求める
(ステップ508)。この処理は部分和の値を0にセッ
トすることにより開始される。次いで、割り当てられた
CW#iに対応するそれぞれのクラスのコードワードの
ビットの和の累算が開始される(ステップ510)。即
ち、CW#−4のビットの和が、CW#−3のビットの
和に加算されて、第1の部分和が形成される。次いで、
CW#−2のビットの和が第1の部分和に加算されて、
次の部分和が生成され、同様の処理が続けられる。部分
和が生成される度に、スライス中のビットの総数に対す
るその時の部分和の比が、Hfrac と比較される(ステッ
プ512)。上記比の方が小さいときは、次に高い分類
番号CW#iに対応するコードワードのビットの和が、
その前の部分和に加算される(ステップ514、51
0)。逆に、比の方が大きい場合には、最後の分類番号
CW#iの指標i=jが出力される、即ち、CW#jが
出力される(ステップ518)。 【0031】次に、システムは必要な無効処理(overri
de)を適用する。例えば、解析期間に、全てHPチャン
ネルに振り分けられねばならないGOFと、画像及びス
ライスヘッダデータのみが含まれていることがある。そ
のような場合は、計算されたCW#jは本質的に幾つか
のコードワードをLPチャンネルに振り向けるので、こ
のCW#jは無効にされねばならない。無効処理は、フ
レーム形式の検査と、計算されたCW#jを無効値のテ
ーブルと対照してチェックすることにより行われる(ス
テップ520)。jが64に等しいか否かのテスト(ス
テップ516)が含まれており、この例ではCW#iは
64を越えることができないので、これによって、シス
テムが無端ループに入ることが防止される。 【0032】無効指令とHfrac の値は、制御バスCBを
通してシステム制御器18から解析器152に供給する
こともできる。解析器に必要な全てのタイミング信号及
び制御指令も、この制御バスを通して供給することがで
きる。 【0033】名目上、高優先度データであると考えるこ
とができるものの割合は、フレーム毎に変化するから、
HPチャンネルに振り分けられるべきデータのパーセン
テージに一定値を割り当てると、HPチャンネルとLP
チャンネルにアンダーフロー及び/またはオーバフロー
が起きる可能性があるので、問題である。従って、その
割合を、処理されるデータに従って動的に決めることが
必要である。この割合の決定はフレーム毎に行われ、各
フレームからのデータの中でHPチャンネルに振り分け
られるべき割合をここではHfrac と称している。 【0034】Hfrac の決定はそれぞれのフレームのグル
ープに対応するデータを用いて行われる。Hfrac の値
は、一般に、あるフレームグループ中の先行フレームに
ついてのデータが振り分けられた後に残っているチャン
ネル容量に比例する。以下の説明では、I、P、Bフレ
ームが同等に取り扱われる場合について、及び、Bフレ
ームに対しIフレーム及びPフレームが優先される場合
について、Hfrac の値が求められる。 【0035】以下の説明に用いる変数について、その定
義をしておく。 Bgof(T) ≡1フレームグループに対する全ビット容量; Bgof(HP)≡1フレームグループに対するHPチャンネル
のための全ビット容量; Blgof(T)≡GOFの残りを伝送するために残されている
全ビット容量; Blgof(HP) ≡GOFの残りのためのHPチャンネルに残
されているビット容量; Bf(T) ≡その時のフレームについて伝送される全ビッ
ト; Bf(HP)≡その時のフレームについてHPチャンネルで伝
送されるビット。 【0036】初めに、I、P、Bフレームが同等に扱わ
れる場合を考える。正規には、各フレームについてHP
チャンネルに振り分けられるべきデータの量は、全チャ
ンネル容量に対するHPチャンネル容量の比、即ち、Bg
of(HP)/Bgof(T)に対応するはずである。しかし、前述し
たような制限(例えば、無効)のために、あるフレーム
については、HPチャンネルに向けられるべきデータの
実際の量は、この比とは異なることがある。 【0037】あるGOF中の多数の第1のフレームにつ
いて、比Bgof(HP)/Bgof(T)を大きく超過してデータがH
Pチャンネルに振り分けられたとする。システムが残り
のフレームについてのデータを、比Bgof(HP)/Bgof(T)に
従ってHPチャンネルに振り分け続けようとすると、H
Pチャンネルはオーバフローし、LPチャンネルはアン
ダーフローしてしまう。このようにする代わりに、デー
タをHPチャンネルの残りの容量に基づいてHPチャン
ネルに振り分けるようにすれば、そのようなオーバフロ
ーあるいはアンダーフローが起きる可能性を排除でき
る。そこで、フレームのグループ中の各フレームに対し
てHPチャンネルに振り分けられるべきデータの割合
は、Blgof(HP)/Blgof(T)の関係から求められる。この計
算は、各フレームについてHPデータが振り分けられた
後で行われる。 【0038】この計算を行うために、次のプロセスをふ
む。システムの初期化が行われると、値Bf(T) とBf(HP)
が0にセットされ、値Blgof(T)とBlgof(HP) が0にセッ
トされる。各GOFの初めに、値Blgof(T)とBlgof(HP)
がそれぞれ値Bgof(T) とBgof(HP)によって更新される。
即ち、 【数1】Blgof(T)newGOF= Blgof(T)last+Bgof(T) 【数2】Blgof(HP) newGOF=Blgof(HP)last+Bgof(HP) また、Hfrac は、Hfrac =Blgof(HP)/Blgof(T)で計算さ
れる。 【0039】Hfrac の値は優先度選別回路14に供給さ
れ、値Hfrac に基づいてコードワード番号CW#jが求
められる。それに先行するCW#j解析期間にHPチャ
ンネルに過剰のデータが振り分けられていないかどう
か、チェックが行われる。このチェックは比Bf(HP)/Bf
(T)を発生し、それをHfrac と比較することからなる。
この比Bf(HP)/Bf(T)がHfrac を超過している時は、HP
チャンネルに対して振り分けられたデータが多すぎたこ
とになる。これに対処するために、CW#jが(CW#
j−1)に減じられる。次いで、コードワードがHPチ
ャンネルとLPチャンネルに分析分解される。その時の
CW#j解析期間についてのHPデータと全データに関
する累積値がそれぞれ値Bf(HP)とBf(T) に加算される。
この更新された値Bf(HP)とBf(T) は後続のCW#j解析
期間中に、HPチャンネルに振り分けられたデータが多
すぎないか否かのチェックに用いられる。各フレームの
終わりに、値Bf(HP)とBf(T) がそれぞれ値Blgof(HP) と
Blgof(T)から差し引かれ、次いで、値Bf(HP)とBf(T) は
0にリセットされる。 【0040】次に、IフレームデータがHPチャンネル
で伝送されるように、Iフレームが優先されるようなシ
ステムについて考える。これは、HPレートバッファを
Iフレームデータで実質的に満たし、その後で、HPレ
ートバッファをGOFの残りの期間中に空にするよう
に、システムを動作させることにより行うことができ
る。各GOF中のPフレーム及びBフレームからの幾ら
かの情報用として幾らかのスペースが必要なので、Iフ
レームデータでHPレートバッファを完全に満たしては
ならない。HPレートバッファ容量のIフレームデータ
が占めることができる割合、パーセントPHPは設計的
事項である。PHPを大きくすれば、それだけIフレー
ムに与えられる優先度が大きくなる。 【0041】前述の変数に加えて、次の変数を定義す
る。 bo(HP)≡HPチャンネルレートバッファ(15A)の占
有率; bo(LP)≡LPチャンネルレートバッファ(15B)の占
有率; bsize(LP) ≡LPレートバッファ(15B)の大きさ
(サイズ); bsize(HP) ≡HPレートバッファ(15A)の大きさ; Ns≡1秒当たりのビデオ信号源のフレームの数; N ≡GOF中のフレームの数; M ≡(相続くPフレームの間のBフレームの数)+1; R(LP) ≡LPチャンネルビットレート; R(HP) ≡HPチャンネルビットレート; R(T)≡全チャンネルビットレート。 【0042】次に、このHfrac の計算方法を図6のフロ
ーチャートを参照して説明する。なお、「期間」は「フ
レーム」または「スライス」に相当する。システムが初
期化されると、Blgof(HP) とBlgof(T)が0に初期化され
る。システムはIフレームから始めて、既知のシーケン
スでI、P及びBフレームを処理する。フレームの開始
時(ステップ600)に、Nbitsがアクセスされ、
Bf(T) とBf(HP)が0にセットされる。値bo(HP)とbo(LP)
がレートバッファからアクセスされる(ステップ61
0)。最後のフレームがIフレームであったか否かがチ
ェックされる(ステップ611)。Iフレームであった
場合には、後続のPフレームに対するHfrac を生成する
時に用いるために、変数MbpFが計算される。この変
数は次の関係式によって計算される。 【数3】 MbpF ={bo(HP)−R(HP) ×(N−1)/Ns }/(1 −N/M) 【0043】この値MbpFはそのフレームグループの
Pフレームのための(Iフレームの優先度選別後の)残
りのHPチャンネル容量のPフレームの個数分の1にほ
ぼ等しい。この値は、高優先度チャンネルのアンダーフ
ローを防止するために、Pフレーム毎に高優先度チャン
ネルに供給されねばならない最低限のデータ量である。 【0044】Iフレーム用のHfrac の計算は、まず 【数4】Blgof(T)newGOF= Blgof(T)last+Bgof(T) 【数5】Blgof(HP) newGOF=Blgof(HP)last+Bgof(HP) に従って、値Blgof(T)とBlgof(HP) を更新することによ
って行われる(ステップ612)。 【0045】Hfrac の2つの値、Hfrac と HfracT が計
算される。Hfrac は次の関係から引き出される。 【数6】 Hfrac ={bsize(HP) ×PHP −bo(HP)+(R(HP)/Ns)}/Nbits 分子の最初の2つの項はその時利用できるHPレートバ
ッファのスペースに相当する。第3項は、通常のフレー
ム期間中にHPレートバッファが内容を放出する量であ
る。次に、 HfracT は、 【数7】 HfracT ={Blgof(HP) +[R(HP)/R(T)][Nbits−Blgof(T)] }/Nbits Hfrac 出力の値は、 HfracT がHfrac よりも大きくなけ
れば、式Hfrac で計算された値であり、その場合、Hfra
c に対する値の出力はHfrac T について計算した値に等
しい。このHfrac の値がLPチャンネルのアンダーフロ
ーを起こさないかどうかのチェックがなされる。 【0046】LPバッファの予測占有率EoLPは次の式に
基づいて計算される。 【数8】EoLP=(1−Hfrac)Nbits +bo(LP)−R(LP)/Ns EoLPが0よりも小さい時は、Hfrac の値が次の式によっ
て計算される。 【数9】Hfrac =1 +{bo(LP)−(R(LP)/Ns)}/Nbits この値は、平均して、丁度アンダーフローを防止するに
足るデータがLPチャンネルに振り分けられるようにす
るものである。このHfrac の値は、IフレームのCW#
j値の解析を開始するために供給される(ステップ62
0)。 【0047】PフレームのHfrac が次の式に従って生成
される(ステップ616)。 【数10】Hfrac =MbpF/Nbits この値は各Pフレームの値CW#jの生成のために使用
される(ステップ620)。 【0048】Bフレーム用のHfrac はBフレーム情報の
大半、即ち、極めて重要であると考えられるデータ以外
の全データ、をLPチャンネルに振り分けるという意図
をもって計算される(ステップ618)。ある任意特定
のデータの階層構造において絶対必要と考えられるレベ
ルは、勿論、主観的なもので、設計者の判断で決められ
る。その場合、注意すべきは、HPレートバッファがア
ンダーフローを起こさないようにし、LPレートバッフ
ァがオーバフローを起こさないようにしなければならな
いという点である。 【0049】変数MBが次の関係に従って生成される。 【数11】MB=-bo(HP) + R(HP)/Ns MBが0よりも大きい時は、HPレートバッファにアンダ
ーフローが生じ得るが、その場合、Hfrac は次の式によ
り求められる。 【数12】Hfrac =MB/Nbits (+ある程度のマージン) HPアンダーフロー状態が存在しない場合には、LPバ
ッファのオーバフローがある可能性があるので、それが
チェックされる。これは、次の式に従って変数MBX を生
成することにより行う。 【数13】MBX =bsize(LP) − bo(LP) + R(LP)/Ns MBX は、ほぼ、その時の負荷状態でLPバッファが保持
しうる最大データ量である。Nbits がMBX よりも大きい
時は、LPバッファはオーバフローを起こすであろう。
また、Hfrac は次の関係に従って生成される。 【数14】Hfrac =1 − MBX/Nbits (+マージン) 上記2つの条件のいずれもが存在しない時は、Hfrac は
0にセットされる。即ち、Bフレーム用の全てのデータ
がLPチャンネルに振り分けられる。しかし、いくつか
の層のデータはCW#jの無効化のために、HPチャン
ネルに向けられることもある。 【0050】Hfrac が求められると、優先度選別プロセ
スが開始される( ステップ620)。この優先度選別プ
ロセスは図4に関し説明した形式のものとすることがで
き、CW#j無効化(ステップ626)を含んでいる。
例としてあげた階層順に、フレームヘッダ、スライスヘ
ッダ、マクロブロックヘッダ、運動ベクトル、及びDC
T係数を持つMPEG状信号フォーマットを考えてみる
と、無効化プロセスにより、運動ベクトルからそれ以上
の階層順位にある全てのデータが高優先度チャンネルに
供給される。さらに、HPチャンネルに多くのデータが
供給され過ぎることがないようにするために、CW#j
補正プロセス(ステップ624)が設けられている。補
正プロセス(ステップ624)では、比Bf(HP)/Bf(T)が
Hfrac の値と比較され、その比がHfrac を超える時は、
CW#jの生成された値が1単位だけ小さくされる。こ
のCW#j補正に続いて、コードワードデータがHPチ
ャンネルとLPチャンネルに振り分けられ、必要とあれ
ば任意の層無効化が行われる(ステップ626)。各C
W#j解析期間の後、処理されたデータの量が、そのフ
レームに関して、それより前の解析期間に処理されたデ
ータの量と累積され(ステップ628)、補正プロセス
(ステップ624)で用いられた変数Bf(HP)とBf(T) が
更新される。 【0051】実験によると、予想されるように、上述し
たHfrac の生成プロセスにおいて、高優先度チャンネル
の占有率は、フレームのグループのIフレームについて
の相対的に充満した状態と、Bフレームの相対的に空い
た状態との間で往復変動する。低優先度レートバッファ
の占有率は、高優先度レートバッファの占有率に比較し
て、比較的に一定のレベルを維持するようである。 【0052】さらに別のケースでは、Bフレームが上述
したように扱われ、IフレームとPフレームが同じ基準
で取り扱われる。この場合は、IとPの各フレームにつ
いてのHfrac の値は、次の関係に従って生成される。 【数15】 Hfrac ={Blgof(HP) + R(HP)×(Nbits− Blgof(T))/R(T) }/Nbits 【0053】Hfrac を生成するための処理ステップは図
4のデータ解析器152中にプログラムしてもよいし、
図1に示すシステム制御器18中にプログラムしてもよ
い。 【0054】この明細書において、関数が変数に比例す
るという記述は、その変数がその関数を規定している関
係式の分子に生じていることを意味している。また、関
数が変数に反比例するという記述は、その変数がその関
数を規定している関係式の分母にあることを意味する。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明を実施したビデオ信号圧縮システムの
ブロック図である。 【図2】図1の圧縮回路によって供給されるデータの層
を表す図である。 【図3】図1の圧縮回路によって供給されるデータフォ
ーマットを一般化してして示す図である。 【図4】図1の優先度選別回路として用いうる回路の一
例のブロック図である。 【図5】データ区分点を生成するプロセスを示すフロー
チャートである。 【図6】それぞれ高優先度チャンネルと低優先度チャン
ネルに振り分けられるべき各フレームについてのデータ
の部分を決定するためのプロセスのフローチャートであ
る。 【符号の説明】 18 システム制御器 14 優先度選別回路 152 解析器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−113748(JP,A) 特開 平2−98292(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 異なる優先度を持つコードワードとし
    て、かつ、フレームのグループ(gof)として生じる
    圧縮されたビデオデータを、第1のチャンネル容量を持
    つ高優先度(HP)チャンネルと第2のチャンネル容量
    を持つ低優先度(LP)チャンネルに振り分けるための
    装置であって、前記 高優先度チャンネル上に残されている全ビット容量
    を示す値Blgof(HP))を検出する手段と、 前記高優先度チャンネル及び前記低優先度チャンネル上
    に残されている全ビット容量を示す値Blgo
    (T)とを検出する手段と次式を用いて 、上記高優先度チャンネルに供給されるべ
    き上記コードワードの比率の概算値Hfrac
    する手段と、Hfrac = Blgof(HP) / Blgof
    (T) 前記Hfrac に対応した比率及び、前記コードワード
    の優先度に従って選択したコードワードを前記高優先度
    チャンネルに供給し前記高優先度チャンネルに供給し
    た残りのコードワードを前記低優先度チャンネルに供給
    する手段と、 を有する装置
JP25225592A 1991-08-26 1992-08-26 圧縮されたビデオデータを高優先度チャンネルと低優先度チャンネルに分解するための装置 Expired - Fee Related JP3499886B2 (ja)

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