JP3499146B2 - エレベータ群管理制御装置 - Google Patents
エレベータ群管理制御装置Info
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Description
を運行管理するエレベータ群管理制御装置に関する。
いては、ホール呼びが発生した時にいずれのエレベータ
を割り当てるかに関し、各エレベ−タの停止位置からの
予測到着時間を基にした評価計算を行い、最も評価の良
かったエレベータを割り当てる割当制御を行っている。
食時間などのように交通需要が多いときには、出発基準
階にエレベータを引き戻したり、食堂階への配車を多く
したりと時間帯に応じた特別な運転を行っている。
するエレベータとサービスする階とを半分に分け、一方
のグループのエレベータは出発基準階と上半分(高層)
の階をサービスし、もう一方のグループのエレベータは
出発基準階と下半分(低層)の階をサービスする分割運
転を行っている。また、特定の階間の交通需要が多い時
は、一部のエレベータをその階の間を直接行き来させる
急行運転を行っている。
ス階を限定しているので、エレベータがある階をスター
トしてまたその階に戻って来るまでの一周時間が短くな
り、輪送力を増し大需要を可能としている。
の使い勝手から見れば、サービス階を限定しているため
に、エレベータに乗る時に目的とする行き先をサービス
するエレベータに乗り分ける必要が生じてしまう。しか
も、これらの分割運転や急行運転は常時行っているわけ
ではなく、特定の時間、あるいは特定の需要が有った時
のみ行うため、利用者に乗り分けをしなければならない
ことを報知する手段が必要になる。たとえば、ホールに
エレベータごとにサービスする階を表示するための表示
器を設けたりする必要があった。
を変えたり、急行運転を行う階を変えようとすると、種
々の表示ができる表示器が必要となり、非常に高価なも
のとなってしまう。
けを考慮する必要がなく、また特別な報知手段を設ける
必要もなく、高交通需要あるいは特定の交通需要に対応
できるエレベータ群管理制御装置を提供することにあ
る。
エレベータの群管理制御装置は、複数台のエレベータを
運行管理するエレベ−タ群管理制御装置において、ホー
ル呼びの状態を管理するホール呼び登録管理手段と、前
記ホール呼び登録管理手段からのホール呼び登録信号と
複数台のエレベータの各エレベ−タ制御装置からの運転
状態信号とから所定の時間帯の人の流れを学習する需要
学習手段と、前記需要学習手段による学習結果を用いて
エレベータのサービス階を複数個のゾーンに分割するゾ
ーン分割手段と、前記ゾーン分割手段で分割された複数
個のゾーンのどのゾーンにどのエレベータを割り当てる
かを決めるためのゾーン割当ルールに従って各エレベ−
タ制御装置からの運転状態に基づき必要に応じてゾーン
交換を行いどのエレベータにどのゾーンを担当させるか
を定めたゾーン分割テーブルを作成するゾーン割当手段
と、前記ホール呼び登録管理手段からホール呼び登録信
号を受けたとき前記ゾ−ン割当手段で作成された前記ゾ
ーン分割テーブルに従ってホール呼びに対するエレベー
タの割り当てを行う割当制御手段とを備えたことを特徴
とする。
管理制御装置では、需要学習手段は、ホール呼び登録管
理手段からのホール呼び登録信号と複数台のエレベータ
の各エレベ−タ制御装置からの運転状態信号とから所定
の時間帯の人の流れを学習し、ゾーン分割手段は、需要
学習手段による学習結果を用いてエレベータのサービス
階を複数個のゾーンに分割する。ゾーン割当手段は、ゾ
ーン分割手段で分割された複数個のゾーンのどのゾーン
にどのエレベータを割り当てるかを決めるためのゾーン
割当ルールに従って各エレベータ制御装置からの運転状
態に基づき必要に応じてゾーン交換を行いどのエレベー
タにどのゾーンを担当させるかを定めたゾーン分割テー
ブルを作成する。そして割当制御手段は、ホール呼び登
録信号を受けたときゾーン分割テーブルに従ってホール
呼びに対するエレベータの割り当てを行う。
理制御装置は、請求項1の発明において、前記需要学習
手段は、所定の時間帯ごとに各エレベータ制御装置の運
転状態信号から乗車人数を求め、時系列的に階床別、方
向別、行先、乗車人数などの人の流れのデータを学習記
録することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ群
管理制御装置。
理制御装置では、請求項1の発明の作用に加え、前記需
要学習手段により、所定の時間帯ごとに各エレベータ制
御装置の運転状態信号から乗車人数を求め、時系列的に
階床別、方向別、行先、乗車人数などの人の流れのデー
タを学習記録する。これにより、人の流れを確実に学習
できゾーン分割手段でゾーン分割を行う際に非常に有効
である。
理制御装置は、請求項1の発明において、前記ゾーン分
割手段は、サービス階を予め一定の数のゾーンに分割し
前記需要学習手段からの学習結果により、需要の多いゾ
ーンについては重複した複数個のゾーンを設けたことを
特徴とする。
理制御装置では、請求項1の発明の作用に加え、ゾーン
分割にあたっては、サービス階を予め一定の数のゾーン
に分割した後、需要学習手段からの学習結果に基づい
て、需要の多いゾーンについては重複した複数個のゾー
ンを設ける。これにより、需要に見合ったゾーンに分割
することができ、各需要にエレベータを対応させること
が可能となる。
理制御装置は、請求項1の発明において、前記ゾーン分
割手段は、前記需要学習手段からの学習結果により、需
要の多いサービス階を含むゾーンは小さく分割し、需要
の少ないサービス階を含むゾーンは大きく分割すること
を特徴とする。
理制御装置では、請求項1の発明の作用に加え、ゾーン
分割にあたっては、需要学習手段からの学習結果に基づ
いて、需要の多いサービス階を含むゾーンは小さく分割
し、需要の少ないサービス階を含むゾーンは大きく分割
する。この場合も請求項3の場合と同様に、需要に見合
ったゾーンに分割することができ、各需要にエレベータ
を対応させることが可能となる。
理制御装置は、請求項1または請求項3または請求項4
の発明において、前記ゾーン分割手段は、全階床をサー
ビスする少なくとも1個のゾーンを設けたことを特徴と
する。
理制御装置では、請求項1または請求項3または請求項
4の発明の作用に加え、ゾーン分割にあたっては、全階
床をサービスする少なくとも1個のゾーンを設ける。こ
れにより、一時的に需要の多くなったゾーンが有った場
合でも、全階床をサービスするゾーンを担当するエレベ
ータにより対応することが可能となる。
理制御装置は、請求項5の発明において、前記ゾーン分
割手段は、前記需要学習手段からの学習結果で需要の偏
りが少ない場合には、全階床をサービスするゾーンを多
くすることを特徴とする。
理制御装置では、請求項5の発明の作用に加え、ゾーン
分割にあたっては、需要学習手段からの学習結果で需要
の偏りが少ない場合には、全階床をサービスするゾーン
を多くする。これにより、偏りのない需要に対しては、
通常の運転制御を行い、需要の偏りが大きいときには、
ゾーン分割を生かした制御を行うことが可能である。
管理制御装置は、請求項1の発明において、前記ゾーン
割当手段は、前記ゾーン分割手段で分割されたゾーンの
どのゾーンに各エレベータを割り当てるかを決めるため
のゾーン割当ルールを記憶するゾーン割当ルール記憶手
段と、前記ゾーン割当ルール記憶手段に記憶される既存
のゾーン割当ルールから新しいゾーン割当ルールを推論
するルール推論手段と、前記ルール推論手段によって推
論される新しいゾーン割当ルールが有効であるか否かを
判断し有効であるときは前記ゾーン割当ルール記憶手段
のゾーン割当ルールに対し追加または変更するルール評
価手段と、各エレベータ制御装置からの運転状態信号と
前記ゾーン割当ルール記憶手段に記憶されるゾーン割当
ルールとからエレベータの運転状態に応じてどのエレベ
ータにどのゾーンを担当させるかを定めたゾーン分割テ
ーブルを作成するゾーン割当実行手段とを備えたことを
特徴とする。
管理制御装置では、請求項1の発明の作用に加え、ルー
ル推論手段は、ゾーン割当ルール記憶手段に記憶される
既存のゾーン割当ルールから新しいゾーン割当ルールを
推論し、ルール評価手段はその新しいゾーン割当ルール
が有効であるか否かを判断し、有効であるときはゾーン
割当ルール記憶手段のゾーン割当ルールに対し追加また
は変更する。そして、ゾーン割当実行手段は、各エレベ
ータ制御装置からの運転状態信号とゾーン割当ルール記
憶手段に記憶されるゾーン割当ルールとからエレベータ
の運転状態に応じて、どのエレベータにどのゾーンを担
当させるかを定めたゾーン分割テーブルを作成する。
理制御装置は、請求項7の発明において、前記ルール推
論手段は、前記ゾーン割当ルールの中の数値を乱数によ
り変化させ、新たなゾーン割当ルールを推論することを
特徴とする。
理制御装置では、請求項7の発明の作用に加え、ルール
推論手段での推論は、ゾーン割当ルールの中の数値を乱
数により変化させ、新たなゾーン割当ルールを推論す
る。これにより、予め想定外の需要変化に対するゾーン
割当ルールも作成できる。
理制御装置は、請求項7の発明において、前記ルール推
論手段は、双方向ニューラルネットを持つ連想記憶シス
テムで構成され、カオス的想起により新たなゾーン割当
ルールを推論することを特徴とする。これにより、請求
項8の場合と同様に、予め想定外の需要変化に対するゾ
ーン割当ルールも作成できる。
理制御装置では、請求項7の発明の作用に加え、ルール
推論手段での推論は、双方向ニューラルネットを持つ連
想記憶システムでのカオス的想起により新たなゾーン割
当ルールを推論する。
管理制御装置は、請求項7の発明において、前記ルール
推論手段は、双方向ニューラルネットを持つファジィ連
想記憶システムで表現したファジィ知識を用い、カオス
的想起により新たなゾーン割当ルールを推論することを
特徴とする。
管理制御装置は、請求項7の発明の作用に加え、ルール
推論手段での推論は、双方向ニューラルネットを持つフ
ァジィ連想記憶システムで表現したファジィ知識を用
い、カオス的想起により新たなゾーン割当ルールを推論
する。これにより、請求項8の場合と同様に、予め想定
外の需要変化に対するゾーン割当ルールも作成できる。
管理制御装置は、請求項7の発明において、前記ルール
評価手段は、新たなゾーン割当ルールについて前記需要
学習手段から得られる過去のホール呼び登録から応答す
るまでの評価値と実際の評価値とを比較し有効性を評価
することを特徴とする。
管理制御装置では、請求項7の発明の作用に加え、新た
なゾーン割当ルールについて、ルール評価手段は、需要
学習手段から得られる過去のホール呼び登録から応答す
るまでの評価値と実際の評価値とを比較し有効性を評価
する。これにより、人の流れの状況にあったゾーン割当
ルールを選択でき、想定外の需要変化に対応可能とな
る。
群管理制御装置の実施の形態について図面を参照して説
明する。
ベータ群管理制御装置の構成図である。ホール呼びボタ
ン1は各階床に設けられ、各階床での乗客が行先方向を
指定するものである。このホール呼びボタン1が押され
ると、ホール呼び登録管理手段2に登録され、ホール呼
び登録信号S1が割当制御手段5に出力される。
るエレベータを割り当て、該当のエレベータ制御装置4
に出力する。該当のエレベータ制御装置4が自己のエレ
ベータをそのホール呼びに応答させると、ホール呼び登
録手段2はホール呼びの登録を消去する。このように、
ホール呼び登録管理手段2は、そのホール呼びの登録と
いずれかのエレベータが応答した時にその登録の消去を
行うものである。
手段2からのホール呼び登録信号S1を受けてエレベー
タを割り当てる際に、後述するゾーン割当手段10から
のゾーン分割テーブルに基づいて、そのホール呼びに対
するエレベータの割当てを行う。
段2からのホール呼び登録信号S1を受けたとき、各エ
レベータ制御装置4からの運転状態信号S2に含まれる
荷重信号から乗車人数を換算し、予め定める時間帯ごと
に時系列的に階床別、方向別、行き先、乗車人数など、
ビル内の人の流れ情報を学習記録する。この学習結果は
ゾーン分割手段8に入力され、このゾーン分割手段8に
より、需要の多い階床にはエレベータが効率よくサービ
スできるようにサービス階床を複数個のゾーンに分割す
る。
タ制御部4からの運転状態信号S2、ゾーン分割手段8
で分割されたゾーンおよび需要学習手段7からの学習結
果に基づいて、ゾーン分割テーブルを作成するものであ
る。
ル記憶手段11には、ゾーン割当ルールが記憶されてい
る。ゾーン割当実行手段14は、このゾーン割当ルール
と各エレベータ制御部4からの運転状態信号S2とか
ら、ゾーン分割手段8で各エレベータに担当させるゾー
ンが設定されたゾーン分割テーブルを作成する。
段12は、予め定められた時間に、ゾーン割当ルール記
憶手段11に記憶されたゾーン割当ルールの中の数値を
乱数により変化させ、新たなルールを推論するものであ
る。このルール推論手段12で推論された新たなルール
は、ルール評価手段13で有効であるか否かが判断さ
れ、有効であればゾーン割当ルール記憶手段11のゾ−
ン割当ルールを追加または変更する。これにより、予め
想定外の需要変化に対するルールも作成できるようにし
ている。
設定されたゾーン割当ルールまたは随時作成されるゾー
ン割当ルールから、ゾーン分割テーブルを作成する。こ
のゾーン分割テーブルは、割当制御手段5に送出され
る。
群管理制御装置の動作について、ホール呼びの割当て、
ゾーン割当の実行およびゾーン割当ルールの推論・評価
に分けて説明する。 (1)ホール呼びの割当てについて ホール呼びボタン1が押され、ホール呼び登録管理手段
2がそのホール呼びを登録すると、ホール呼び登録信号
S1を出力する。ここで、割当制御手段5は、ホール呼
び登録信号S1を受けると、図2に示すようなゾーン分
割テーブルをゾーン割当手段10のゾーン割当実行手段
14から受け取り、そのゾーン分割テーブルの内容を参
照し、データが「1」となっている号機をそのホール呼
びに割り当てる。
サービスする場合を示している。図2のゾーン分割テー
ブルに示すように、8階〜10階で下方向のホール呼び
がある場合には2号機を割り当て、5階〜7階で下方向
のホール呼びがある場合には1号機を割り当て、また、
2階〜4階で下方向のホール呼びがある場合には3号機
または4号機のいずれかを割り当てる。例えば、3号機
または4号機のうち早く応答できる方を選択し割り当て
る。なお、この選択割当は、必ずしも早く応答する方と
せず、過去の経験或いは従来から用いられている評価方
法に従って決定してもよい。
階〜3階で上方向のホール呼びがある場合には3号機ま
たは4号機のいずれかを割り当てる。4階〜6階で上方
向のホール呼びがある場合には1号機を割り当て、7階
〜9階で上方向のホール呼びがある場合には2号機を割
り当てる。
制御手段5によりゾーン割当手段10からのゾーン割当
テーブルに基づいて行われる。 (2)ゾーン割当の実行について ホール呼び登録管理手段2からホール呼び登録信号S1
が出力されると、需要学習手段7では、ホール呼びに応
答した時の各エレベータ制御装置4からの運転状態信号
S2に含まれる荷重信号から乗車人数を換算し、時系列
的にホール呼び各階床、方向別、行き先、乗車人数等の
人の流れのデータを学習記録する。つまり、需要学習手
段7は、図3に示すように各時間帯別に各時間帯の各エ
レベータの初期状態の他、時系列的にホール呼び各階
床、方向別、行き先、乗車人数等、特定の時間帯の人の
流れを時系列的に記録する。
ービス階を予め3個に分割し、需要学習手段7で記録さ
れたホール呼び階床別の乗車人数を用いて、図4に示す
ような3個に分割したゾーン毎の乗車人数を計算する。
この結果、一番乗車人数の多い1階上方向〜4階下方向
のゾーンを重複して設ける。例えば、その一番乗車人数
の多い1階上方向〜4階下方向のゾーンを2個のゾーン
に設定する。そして、他のゾーンは1個ずつとし図5の
ようにゾーンZ1、Z2、Z3、Z4の4つのゾーンに
分割する。このZ1、Z2、Z3、Z4は、ゾーン割当
手段10の割り当て実行手段14に入力される。
当実行手段14は、ゾーン分割手段8により分割された
ゾーンZ1〜4が入力されると、ゾーン割当ルール記憶
手段11に記憶されるゾーン割当ルールに従って、ゾー
ン割当を実行し、図2に示すゾーン分割テーブルを作成
する。このゾーン分割テーブルは、ゾーン割当実行手段
14に内蔵するか、あるいは、割当制御手段5に送出し
記憶するようにしても良い。
割当ルールが設定されており、いま、エレベータの各号
機のゾーンの割り当てについて、次のようなゾーン割当
ルールが設定されているとする。
ご呼びのみの場合はそのゾーンを割り当てる。
ても所定の時間(例えば25秒)以内にゾーンに戻って
来られればそのゾーンを割り当てる。
びがある場合にはゾーンを交換する。
ものにゾーンを割り当てる。
を保つためのルールで、ルール3およびルール4はゾー
ンを変えるためのルールである。この4つのルールは、
ルール1、2…の順に適用する。
ーンZ1、2号機はゾーンZ2、3号機はゾーンZ3、
4号機はゾーンZ4と順に機械的に決めておき、その後
の動きで前記ルール1〜4によりゾーンを見直してい
く。
ールで割当てを実施した結果を示しており、この図2の
ゾーン分割テーブルでは、1号機がゾーンZ3、2号機
がゾーンZ4、3号機および4号機がゾーンZ1、Z2
を割り当てられている状態を示している。
呼びが出来て、2号機に1階のかご呼びができれば、4
号機と2号機との間でルール3を適用しゾーンを交換す
ることになる。 (3)ゾーン割当てルールの推論・評価について ゾーン割当手段10のルール推論手段12においては、
前述のルール1〜4の内の数値の部分であるルール2の
25秒を乱数により変化させて、新たなルールを推論す
る。例えば、推論の結果その数値が40秒となったとす
る。この値が大きくなったことは各号機のゾーンを元の
ゾーンにできるだけ推持しようとすることを意味する。
ゾーン割当手段10のルール評価手段13では、需要学
習手段7に記録されるデータ(図3)を用いて、仮のゾ
ーン割当てと仮の割当てを行う。
群管理性能評価値と実際の評価値とを比較する。この結
果、評価値が良くなっていれば、この新しいルールをゾ
ーン割当ルール記憶手段11に記憶する。悪くなってい
れば次の乱数でルール推論を実行し評価を繰り返す。
は、ホール呼び登録されるとすぐに実行される処理であ
り、前記(2)のゾーン割当の実行は、エレベータの動
作状態が変わる毎にすぐに実行される処理であり、前記
(3)のゾーン割当ルールの推論・評価は、1日に1回
から数回或いは演算処理に余裕があるとき例えば深夜等
に行う処理である。
帯ごとに各ホール呼び階床ごとに方向別、行き先別、乗
車人数を時系列的に学習記憶し、この学習結果に基づい
てゾーン分割を決定するので、階床別に非常に精度の高
いゾーンの分割方法を得ることができ、エレベータの割
当てを適切に行うことができる。
ーンを割り当てているので、各階に対してある一定以上
の群管理性能を保たせることができる。また、各ルール
の数値を変化させて評価することにより、より評価の高
い新しいルールを作成するので、ビル毎の特徴に合わせ
た適切なルールを構策できる。
て、図5に示すようにサービス階を均等に3個に分割
し、需要の多いゾーンを重複して設けるようにしたが、
需要学習手段7に記録されるホール呼び階床別の乗車人
数を用いて、図6に示すように各ゾーンの大きさを変え
るようにしても良い。図6に示すように4個のゾーンに
分割し、ゾーン毎の乗車人数がほぼ等しくなるように分
割する。このようにゾーンの大きさを変えることで、ゾ
ーン間の乗車人数の差を少なくすることができる。
スするゾーンZ4を設けるように分割しても良い。この
場合は、他のゾーンZ1、Z2、Z3で一時的に需要が
大きくなった時に、全階床をサービスするゾーンZ4を
担当する号機が、その需要の大きくなったゾーンを分担
して、その需要に対応することができる。また、需要学
習手段7の結果で、需要の偏りが少ない場合はゾーン分
割手段8で全階床をサービスするゾーンを複数個設ける
ようにしても良い。
段12では、図8に示すように、双方向ニューラルネッ
トで構成されたカオスファジィ連想記憶システムを用い
て新たなルールを推論する。但し、推論により得られる
ルールはIF…、THE…で表すものとする。
複数のニューロン素子S,…,B…をもつX層21と同
じく複数のニューロン素子R1、R2、…を持つR層2
2と同じく複数のニューロン素子f1、f2、…を持つ
Y層23とによって構成され、あるパターンをX層21
に入力しY層23から出力を取り出し、またあるパター
ンをY層23に入力しX層21から出力を取り出す、い
わゆる双方向ニューラルネットワークとなっている。
ニューロン素子Bとが対の関係になっている。これは、
例えばアナログ的な入力信号である場合、「大きい」、
「小さい」といった内容を特徴付ける、いわゆるメンバ
ーシップ関係の度合いを選択し出力するファジィの考え
を取り入れたためである。なお、必ずしもファジィ的要
素を取り入れなくとも実現できることは言うまでもな
い。
層22の各ニューロン素子とを結ぶラインに振動成分を
挿入し、またR層22の各ニューロン素子とY層23の
各ニューロン素子との間にも必要に応じて振動成分を挿
入し、カオス的想起が可能な構成とする。
(メンバーシップ関数)、R層22は各ルール、Y層2
3はTHEN部のファジィ集合(メンバーシップ関数)とな
っている。
11に記憶される既存のルールを用いてニューラルネッ
ト全体にシナプス荷重を記憶させた後、隣り合う層のニ
ューロン素子間に振動成分を挿入し、先を予測しにくい
変化を出力するカオス的想起を行わせることにより、同
じ入力であっても既存のものと少し異なった出力を生じ
させ、それをルールとして取り出すことにより新しいル
ールを推論するものである。
する。図9(a)はエレベータのゾーン外のかご呼びに
対するゾーン切換の度合を示したものである。このゾー
ン切換の度合は、最低を「0」、最高を「1」とする
「0」〜「1」までの値を取るものとする。図9(a)
は遠いかご呼びほどゾーン切換を行いやすくするルール
である。全かご呼びに対するゾーン切換の度合の和が2
以上の時にゾーン切換を行うものとする。なお両端の
「1」の間の「0」は「1」と考える。
憶される既存の図9(a)に示すメンバーシップ関数を
持つルールをX層21に入力し、各層間のニューロン素
子間のシナプス荷重を可変調整することにより、Y層2
3から図9(b)に示すような「0」、「1」の数値だ
けで表現されるパターンを取り出す。これにより、1つ
の既存のルールを用いてニューラルネット全体にシナプ
ス荷重を記憶することができる。同様に他の既存のルー
ルについても同様の処理を実施し、ニューラルネットに
シナプス荷重を記憶できる。
既存のルール例えば図9(a)を用いてY層23から図
9(b)に示すような「0」、「1」の数値だけを用い
て表現されるパターンを取り出す一方、その時のシナプ
ス荷重を記憶し固定する。しかる後、図9(a)に示す
ルールをX層21に入力し、隣り合う層のニューロン素
子間の振動成分を利用しカオス的想起を行うことによ
り、Y層23から図9(c)、図9(e)その他のパタ
ーンを取り出す。これらパターンは、図9(d)、
(f)のようなメンバーシップ関数をもつルールとなっ
ている。
ンを得たとすると、これは図9(d)のルールを新たに
作り出したことになる。これは、ある程度離れたかご呼
びでないとゾーンを切り換えないようにしたルールであ
る。同様に図9(b)から図9(e)のパターンを得た
とすると、これは図9(f)のようなルールとなる。こ
れは近い所のかご呼びでもゾーンを切り換えるようにし
たルールである。
いて新たなルールを作成し、同様に評価を加えた後に採
用することにより、種々のビル毎の特徴やユーザの要望
に合わせたルールに変化させることができる。
想記憶システムを用いたが、必ずしもファジィ要素を取
り入れずにカオス的想起を入れた構成であってもよい。
考慮しつつホール呼びに対してゾーン分割して応答させ
るので、分割運転や急行運転の持つ高需要や特定の需要
に対応することができる。また、かご呼びに対しては分
割運転や急行運転のような制約がないので、利用者にと
って乗り分けを考えることなくエレベータを利用でき
る。このため、特別な報知手段も必要としない。
ごとに時系列的に階床別、方向別、乗車人数等のデータ
を学習記録するので、人の流れを確実に学習でき、ひい
てはゾーンを分割する際に非常に有効なデータとなる。
要の学習結果から需要に見合ったゾーンに分割すること
により、各ゾーンのサービスを同じにすることができ、
効率良く人を運ぶことができる。
階床をサービスするゾーンを設けることで、あるゾーン
での一時的な需要に対応できたり、需要の偏りに応じた
制御を行うことができる。
割当ルールに基づいて新たなルールを作成し、評価が高
いと判断したとき、既存のゾーン割当ルールに対して追
加または変更することにより、実際の状況にあったゾー
ン割当ルールを作成できる。
いては、ゾーン割当ルールの中の数値を乱数により変化
させるとか、双方向ニューラルネットをもつ連想記憶シ
ステムで構成されカオス的想起を取り入れるとか、或い
は双方向ニューラルネットをもつファジィ連想記憶シス
テムで表現したファジィ知識を用い、カオス的想起を取
り入れることにより、それぞれ新たなルールを推論する
ので、予め想定外の需要変化に対応するルールも容易に
作成でき、より細かく群管理のサービスを提供できる。
なルールを一定の基準に基づいて評価することにより、
各ビルの特徴にあったルールを選択でき、想定外の需要
変化に対応可能となる。
タ群管理制御装置の構成図である。
タ群管理制御装置のゾーン割当手段で作成されるゾーン
分割テーブルの説明図である。
タ群管理制御装置の需要学習手段での学習内容の説明図
である。
タ群管理制御装置のゾーン分割手段での予め定めたゾー
ン別の乗車人数の説明図である。
タ群管理制御装置のゾーン分割手段で分割した各ゾーン
の一例の説明図である。
タ群管理制御装置のゾーン分割手段で分割した各ゾーン
の他の一例の説明図である。
タ群管理制御装置のゾーン分割手段で分割した各ゾーン
のさらに別の他の一例の説明図である。
タ群管理制御装置のゾーン割当手段におけるルール推論
手段の説明図である。
けるカオス的想起の説明図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 複数台のエレベータを運行管理するエレ
ベ−タ群管理制御装置において、ホール呼びの状態を管
理するホール呼び登録管理手段と、前記ホール呼び登録
管理手段からのホール呼び登録信号と複数台のエレベー
タの各エレベ−タ制御装置からの運転状態信号とから所
定の時間帯の人の流れを学習する需要学習手段と、前記
需要学習手段による学習結果を用いてエレベータのサー
ビス階を複数個のゾーンに分割するゾーン分割手段と、
前記ゾーン分割手段で分割されたゾーンのどのゾーンに
どのエレベータを割り当てるかを決めるためのゾーン割
当ルールに従って各エレベータの運転状態に基づき必要
に応じてゾーン交換を行いどのエレベータにどのゾーン
を担当させるかを定めたゾーン分割テーブルを作成する
ゾーン割当手段と、前記ホール呼び登録管理手段からホ
ール呼び登録信号を受けたとき前記ゾ−ン割当手段で作
成された前記ゾーン分割テーブルに従ってホール呼びに
対するエレベータの割り当てを行う割当制御手段とを備
えたことを特徴とするエレベータ群管理制御装置。 - 【請求項2】 前記需要学習手段は、所定の時間帯ごと
に各エレベータ制御装置の運転状態信号から乗車人数を
求め、時系列的に階床別、方向別、行先、乗車人数など
の人の流れのデータを学習記録することを特徴とする請
求項1に記載のエレベータ群管理制御装置。 - 【請求項3】 前記ゾーン分割手段は、サービス階を予
め一定の数のゾーンに分割し前記需要学習手段からの学
習結果により、需要の多いゾーンについては重複した複
数個のゾーンを設けたことを特徴とする請求項1に記載
のエレベータ群管理制御装置。 - 【請求項4】 前記ゾーン分割手段は、前記需要学習手
段からの学習結果により、需要の多いサービス階を含む
ゾーンは小さく分割し、需要の少ないサービス階を含む
ゾーンは大きく分割することを特徴とする請求項1に記
載のエレベータ群管理制御装置。 - 【請求項5】 前記ゾーン分割手段は、全階床をサービ
スする少なくとも1個のゾーンを設けたことを特徴とす
る請求項1または請求項3または請求項4に記載のエレ
ベータ群管理制御装置。 - 【請求項6】 前記ゾーン分割手段は、前記需要学習手
段からの学習結果で需要の偏りが少ない場合には、全階
床をサービスするゾーンを多くすることを特徴とする請
求項5に記載のエレベータ群管理制御装置。 - 【請求項7】 前記ゾーン割当手段は、前記ゾーン分割
手段で分割されたゾーンのどのゾーンに各エレベータを
割り当てるかを決めるためのゾーン割当ルールを記憶す
るゾーン割当ルール記憶手段と、前記ゾーン割当ルール
記憶手段に記憶される既存のゾーン割当ルールから新し
いゾーン割当ルールを推論するルール推論手段と、前記
ルール推論手段によって推論される新しいゾーン割当ル
ールが有効であるか否かを判断し有効であるときは前記
ゾーン割当ルール記憶手段のゾーン割当ルールに対し追
加または変更するルール評価手段と、各エレベータ制御
装置からの運転状態信号と前記ゾーン割当ルール記憶手
段に記憶されるゾーン割当ルールとからエレベータの運
転状態に応じてどのエレベータにどのゾーンを担当させ
るかを定めたゾーン分割テーブルを作成するゾーン割当
実行手段とを備えたことを特徴とする請求項1のエレベ
ータ群管理制御装置。 - 【請求項8】 前記ルール推論手段は、前記ゾーン割当
ルールの中の数値を乱数により変化させ、新たなゾーン
割当ルールを推論することを特徴とする請求項7に記載
のエレベータ群管理制御装置。 - 【請求項9】 前記ルール推論手段は、双方向ニューラ
ルネットを持つ連想記憶システムで構成され、カオス的
想起により新たなゾーン割当ルールを推論することを特
徴とする請求項7に記載のエレベータ群管理制御装置。 - 【請求項10】 前記ルール推論手段は、双方向ニュー
ラルネットを持つファジィ連想記憶システムで表現した
ファジィ知識を用い、カオス的想起により新たなゾーン
割当ルールを推論することを特徴とする請求項7に記載
のエレベータ群管理制御装置。 - 【請求項11】 前記ルール評価手段は、新たなゾーン
割当ルールについて前記需要学習手段から得られる過去
のホール呼び登録から応答するまでの評価値と実際の評
価値とを比較し有効性を評価することを特徴とする請求
項7に記載のエレベータ群管理制御装置。
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JP2000169052A JP2000169052A (ja) | 2000-06-20 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107021392A (zh) * | 2017-06-13 | 2017-08-08 | 重庆大学 | 负载不均衡的电梯楼层分配方法 |
JP2023099893A (ja) * | 2022-01-04 | 2023-07-14 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ群管理装置及びエレベータ群管理方法 |
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1998
- 1998-12-04 JP JP34478698A patent/JP3499146B2/ja not_active Expired - Fee Related
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