JP3499096B2 - 液浄化装置及び該液浄化装置を備えた湿式画像形成装置 - Google Patents

液浄化装置及び該液浄化装置を備えた湿式画像形成装置

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JP3499096B2 JP24894496A JP24894496A JP3499096B2 JP 3499096 B2 JP3499096 B2 JP 3499096B2 JP 24894496 A JP24894496 A JP 24894496A JP 24894496 A JP24894496 A JP 24894496A JP 3499096 B2 JP3499096 B2 JP 3499096B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液中から帯電粒子
を除去して該液を浄化する液浄化装置、並びに潜像担持
体上に潜像を形成する潜像形成手段、トナーとキャリア
液とを含む現像液を用いて該潜像担持体上の潜像を顕像
化する現像器等とともに、上記液浄化装置を備えた複写
機、ファクシミリ、プリンター等の湿式画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液浄化装置としては、例
えば湿式画像形成装置において像担持体表面をクリーニ
ングするクリーニング器から回収したクリーニング液か
ら帯電粒子としてのトナー等を除去して該クリーニング
液を浄化するクリーニング液浄化装置が知られている。
このクリーニング液浄化装置で浄化したクリーニング液
は、上記クリーニング器に戻されて像担持体表面のクリ
ーニングに繰り返し用いたり、現像器内で不足してきた
現像液のキャリア液を補充するために現像器に供給した
りすることができる。
【0003】本出願人は、上記液浄化装置として、クリ
ーニング液中の帯電粒子としてのトナー等を所定の電圧
が印加された電極部材に静電吸着(以下「電着」とい
う)させる電着方式を採用したものを提案した(例え
ば、特願平7−91591号、特願平7−104704
号、特願平7−192407号参照)。この提案では、
上記電極部材の具体例として、ドラム形状の電極部材
(以下「電着ドラム」という)を挙げている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
電着方式を採用した液浄化装置においては、上記クリー
ニング液を所望のレベルまで浄化できないおそれがあっ
た。例えば、上記電着ドラムを用いた液浄化装置では、
電着ドラムとその対向電極との間隙にクリーニング液を
通過させ、クリーニング液中のトナー等の帯電粒子を電
着ドラム表面に電着させて除去している。この装置の場
合、クリーニング液が上記電着ドラムと対向電極との間
隙を1回しか通過しないため、クリーニング液中のトナ
ー等が電着ドラム表面に電着される機会が少なく、クリ
ーニング器や現像器等で再使用できるレベルまでクリー
ニング液を十分に浄化できないおそれがあった。このよ
うにクリーニング液の浄化が不十分であると、そのクリ
ーニング液を像担持体表面のクリーニングに再利用した
場合にクリーニング不良が発生するおそれがある。ま
た、浄化が不十分なクリーニング液を現像器に補充して
再利用する場合は、現像器内の現像液の濃度が所定以上
に高まったり、特にカラー湿式画像形成装置においては
混色が発生したりするおそれがあるため、かなり高いレ
ベルまでクリーニング液を浄化する必要がある。かかる
混色等の発生を防止するために、上記特願平7−915
91号等の本出願人による先願の実施形態では、液浄化
装置で浄化したクリーニング液を更に中空糸フィルター
等からなる濾過装置で濾過して現像器に補充している
が、かかる濾過装置を設ける必要がある分、装置の小型
化を図るという点で不利である。
【0005】上記電着ドラムによる除去効率を上げる方
法としては、電着ドラムの直径を大きくしてクリーニン
グ液との接触面積を広くすることが考えられるが、装置
が大型になるという不具合がある。また、電着ドラムの
回転数を下げてクリーニング液との接触時間を長くする
ことも考えられるが、電着ドラム表面への電着量がある
一定のレベルで飽和することにより、クリーニング液と
の接触面積が狭い状態でいくら長時間接触させても電着
量が増加しない。従って、この場合も、やはり電着ドラ
ムの直径を大きくしてクリーニング液との接触面積を広
くする必要がある。また、上記電着ドラムによる除去効
率を上げるために、上記電着ドラムと対向電極との間隙
をクリーニング液が繰り返し通過するようにクリーニン
グ液を循環させることも考えられるが、現像器やクリー
ニング器で必要なレベルまで浄化することは難しいと思
われる。また、上記間隙を複数回通過するようにクリー
ニング液を循環させるための付加装置を設ける必要があ
り、装置が大型になってしまう。
【0006】なお、上記湿式画像形成装置で用いるクリ
ーニング液浄化装置の場合について例示した帯電粒子
(トナー)の除去性能が不十分であるなどの問題点は、
上記クリーニング液浄化装置の場合に限らず、帯電粒子
を含む液中から該帯電粒子を除去する液浄化装置におい
ても同様に発生するおそれがあるものである。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的は、装置を大型にすることな
く、液中から帯電粒子を除去する除去性能を向上させる
ことができる液浄化装置を提供することである。
【0008】また、その第2の目的は、上記液浄化装置
を用いることにより、クリーニング器で必要なレベルま
で浄化したクリーニング液をクリーニング器に供給して
再利用することができる湿式画像形成装置を提供するこ
とである。
【0009】また、その第3の目的は、上記液浄化装置
を用いることにより、濾過装置を付加することなく、現
像器で必要なレベルまで浄化したクリーニング液を現像
器に直接補充して再利用することができる湿式画像形成
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、帯電粒子を含む液中から
該帯電粒子を除去して該液を浄化する液浄化装置におい
て、上記液に接触する複数の電極板に、該液中の帯電粒
子を静電吸着させるように構成し、上記液を収容する液
容器と、該液容器中の液に接触するように配設した複数
の電極板と、該液中の帯電粒子を該電極板に静電吸着さ
せる電界を該液中に形成する電界形成手段と、該電極板
に吸着した帯電粒子を回収する回収手段とを設け、各電
極板がそれぞれ独立して収容され且つ上記液が順次一つ
ずつ通過する複数の液流路を、上記液容器内を仕切部材
で仕切って形成し、上記電界形成手段を、上記電極板
と、上記仕切部材の該電極板に対向する部分に形成した
導電性の対向電極と、該対向電極と該電極板との間に上
記電界を形成するための電圧を印加する電源とにより構
成し、上記電極板の表面に沿った液の通過経路の長さが
最大になるように、各液流路に流入口及び流出口を設
け、上記液が重力によって各液流路を一つずつ連続して
流れるように、各液流路における流入口及び流出口の鉛
直方向の高さを設定したことを特徴とするものである。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】 上記請求項1の液浄化装置においては、
同じ設置スペースという条件下での液に対する接触面積
が従来のドラム形状の電極部材に比して広い複数の電極
板を、帯電粒子を含む液に接触させ、各電極板に液中の
帯電粒子を静電吸着させる。
【0018】 また、請求項の液浄化装置において
は、電界形成手段で液容器中の液に所定の電界を形成
し、該液に接触するように配置した複数の電極板に、該
液中の帯電粒子を静電吸着させる。この電極板に静電吸
着した帯電粒子は回収手段で回収され、帯電粒子が回収
された電極板の表面は、次の帯電粒子の静電吸着に備え
られる。
【0019】 また、請求項の液浄化装置において
は、帯電粒子を含む液が、上記液容器内に仕切部材で仕
切って形成した複数の液流路を順次一つずつ通過する。
この通過の際に、上記液が各液流路に収容された電極板
の表面に接触する。この電極板と、上記仕切部材の該電
極板に対向する部分に形成した導電性の対向電極との間
に、電源から所定の電圧が印加されている。この電圧印
加により、電極板と対向電極との間の液中に所定の電界
を形成し、液中の帯電粒子を電極板に静電吸着させる。
【0020】
【0021】
【0022】 また、請求項の液浄化装置において
は、各液流路の液入口から入った液は、電極板で帯電粒
子が静電吸着されながら、各液流路における電極板の表
面に沿った長さが最大の通過経路を流れ、流出口から次
の液流路の流入口に向けて排出される。このように帯電
粒子を含む液は、電極板で帯電粒子が静電吸着されなが
ら、上記最大長の通過経路を通って各液流路を一つずつ
連続して流れる。
【0023】 また、請求項の液浄化装置において
は、各液流路における流入口及び流出口の鉛直方向の高
さを下流側にいくに従って低くなるように設定すること
により、上記液が重力によって各液流路を一つずつ連続
して流れるようにする。
【0024】 上記第2の目的を達成するために、請求
の発明は、潜像担持体と、該潜像担持体上に潜像を
形成する潜像形成手段と、キャリア液と上記帯電粒子と
してのトナーとを含む現像液を用いて該潜像担持体上の
潜像を顕像化する現像器と、該潜像担持体上に形成され
た顕像を転写材に転写する転写器と、転写後の潜像担持
体表面に付着しているトナーを上記液としてのクリーニ
ング液を用いて除去するクリーニング器と、該クリーニ
ング器で用いるクーリング液を貯留するクリーニング液
タンクと、該クリーニング液タンクと該クリーニング器
との間で該クリーニング液を循環させるクリーニング液
循環手段と、該クリーニング液からトナーを除去するト
ナー除去手段とを備えた湿式画像形成装置において、上
記トナー除去手段として、請求項1の液浄化装置を用い
たことを特徴とするものである。
【0025】 上記第3の目的を達成するために、請求
の発明は、潜像担持体と、該潜像担持体上に潜像を
形成する潜像形成手段と、キャリア液と上記帯電粒子と
してのトナーとを含む現像液を用いて該潜像担持体上の
潜像を顕像化する現像器と、該現像器で用いる現像液を
貯留する現像液タンクと、該潜像担持体上に形成された
顕像を転写材に転写する転写器と、転写後の潜像担持体
表面に付着しているトナーを該キャリア液と同成分の上
記液としてのクリーニング液を用いて除去するクリーニ
ング器と、該クリーニング器で用いるクーリング液を貯
留するクリーニング液タンクと、該クリーニング液タン
クと該クリーニング器との間で該クリーニング液を循環
させるクリーニング液循環手段と、該クリーニング液タ
ンクから該現像液タンクへクリーニング液を供給する液
供給手段と、該クリーニング液からトナーを除去するト
ナー除去手段とを備えた湿式画像形成装置において、上
記トナー除去手段として、請求項1の液浄化装置を用い
たことを特徴とするものである。
【0026】 上記請求項2及び3の湿式画像形成装置
においては、潜像形成手段で潜像担持体上に形成された
潜像は、現像器でキャリア液と上記帯電粒子としてのト
ナーとを含む現像液を用いて現像されて顕像となる。こ
の潜像担持体上の顕像は、転写器で転写材に転写され
る。転写器で転写されずに潜像担持体上の残留したトナ
ーは、クリーニング器によって除去される。この除去さ
れたトナーは、クリーニング循環手段によってクリーニ
ング器とクリーニング液タンクとの間で循環している上
記液としてのクリーニング液中に取り込まれる。そし
て、トナー除去手段によって、上記トナーが取り込まれ
たクリーニング液からトナーが除去される。このトナー
除去手段においては、クリーニング液に接触する複数の
電極板に、クリーニング液中のトナーを静電吸着させる
ことにより、クリーニング液中からトナーを除去する。
【0027】 そして、請求項の湿式画像形成装置に
おいては、同じ設置スペースという条件下での液に対す
る接触面積が従来のドラム形状の電極部材に比して広い
複数の電極板を用いたトナー除去手段により、上記クリ
ーニング器から回収したクリーニング液からトナーを除
去し、該クリーニング液を上記クリーニング器で必要な
レベルまで浄化してクリーニング液タンク内に貯留す
る。このクリーニング液タンク内の浄化後のクリーニン
グ液を、上記クリーニング器で再度用いる。
【0028】 一方、請求項の湿式画像形成装置にお
いては、同じ設置スペースという条件下での液に対する
接触面積が従来のドラム形状の電極部材に比して広い複
数の電極板を用いたトナー除去手段により、上記クリー
ニング器から回収したクリーニング液からトナーを除去
し、該クリーニング液を上記クリーニング器で必要なレ
ベルまで浄化してクリーニング液タンク内に貯留する。
このクリーニング液タンク内の浄化後のクリーニング液
の一部を、現像器で不足したキャリア液を補充するため
に、液供給手段で現像液タンク供給し、現像器で再度用
いる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を湿式画像形成装置
である電子写真方式の湿式カラー画像形成装置において
クリーニング液を浄化する液浄化装置に適用した実施形
態について説明する。図1は、本実施形態に係る湿式カ
ラー画像形成装置の概略構成図である。この湿式カラー
画像形成装置は、4色のプロセスユニットが下からイエ
ロー(Y),マゼンタ(T),シアン(C),ブラック
(Bk)の順に配設されている。給紙ユニット1により
給紙された転写材としての転写紙は、横レジストユニッ
ト2により横方向の位置が調整された後、先端レジスト
センサ3による検知位置を通過する。この先端レジスト
センサ3の出力に基づいて設定された所定のタイミング
により、各プロセスユニット4においては、光書き込み
ユニット5により画像データに基づいて潜像担持体とし
ての感光体上に静電潜像が書き込まれ、それぞれ作像動
作を開始する。上記先端レジストセンサ3による検知位
置を通過した転写紙は、転写搬送手段の転写搬送ベルト
6に静電的に吸着搬送され、各プロセスユニット4と対
向する転写位置を通過する。この転写位置通過時に、転
写器としての転写ローラ7により、各プロセスユニット
4の感光体上に形成された画像が次々に転写紙に転写さ
れる。その後、分離チャージャ8により転写搬送ベルト
6から分離された転写紙は、定着ユニット9における熱
及び圧力によって転写画像が定着された後、搬送ユニッ
ト10へ送られる。そして、切り替えガイド板11によ
り排紙トレイ12又は両面ユニット13が選択され、転
写紙が排出される。ここで、両面ユニット13が選択さ
れた場合、転写紙はスイッチバックされ、数枚スタック
された後、再び上記転写搬送ベルト6上に給紙される。
【0030】また、一段目のイエローのプロセスユニッ
ト4の下には、後述の電着ユニットでクリーニング液か
ら除去して回収したトナーを貯留するトナー回収容器5
1が設置され、このトナー回収容器51に連結されてい
る回収ダクトは、一番上の四段目のブラックのプロセス
ユニットまで延在している。
【0031】図2は、各プロセスユニット4の概略構成
図である。各プロセスユニット4は、感光体15、帯電
チャージャ16、現像器としての現像ユニット17、液
浄化装置(トナー除去手段)としての電着ユニット1
8、クリーニング器としてのクリーニングユニット1
9、除電ランプ(QL)20などにより構成されてい
る。各プロセスユニット4において、潜像形成手段は帯
電チャージャ16及び光書き込みユニット5等で構成さ
れ、帯電チャージャ16で一様帯電された感光体15に
は、光書き込みユニット5によって潜像が形成される。
現像ユニット16の現像液タンク21内に貯留されてい
るトナー及びキャリア液とを含む現像液22は、ポン
プ、給液経路等からなる現像液供給装置23によって、
現像ローラ24とブレード25とにより形成された液バ
ッファ部へ給液される。この液バッファ部の現像液22
は現像ローラ22の回転によって該液バッファ部から感
光体15側に運ばれ、この現像液22によって感光体1
5上の潜像が顕像化される。感光体15上の現像液の量
はリバースローラ26によって規制され、セットローラ
27によって感光体15上にトナーが凝集される。そし
て、転写ローラ7によって感光体15上のトナー像が転
写搬送ベルト6上に吸着されて搬送されている転写紙に
転写される。このときの感光体15上に残った未転写の
帯電粒子としてのトナーや、前段のプロセスユニットに
おける転写で転写紙に転写されたトナー像から感光体1
5に逆付着した異なる色の同じく帯電粒子としてのトナ
ー等が、クリーニングユニット19のフォームローラ2
8及びブレード29によってクリーニングされ、その後
除電ランプ20によって感光体15上の残留電荷が除去
される。
【0032】上記クリーニングユニット19のフォーム
ローラ28の上方に設けられたノズル30には、ポン
プ、給液経路などからなるクリーニング液供給装置31
によって、上記電着ユニット18のクリーニング液タン
クとしての電着タンク32内のクリーニング液33が給
液される。ノズル30から出たクリーニング液33は、
拡散板34を介してフォームローラ28上に補給され
る。クリーニング液33が補給されたフォームローラ2
8は、感光体15に対して2〜3倍の線速比で順方向に
回転することにより、感光体15上の未転写トナーや前
段のプロセスユニットで用いた異なる色のトナーなどを
分散・吸収する。フォームローラ28に吸収されたトナ
ーは、クリーニング液とともに絞りローラ35で絞ら
れ、クリーニング排液回収経路36により電着ユニット
18の液容器としての電着タンク32へと回収される。
上記フォームローラ28による分散・吸収でクリーニン
グした後に感光体15に残留しているトナーは、クリー
ニングブレード29で掻き取られる。
【0033】本実施形態のように複数のプロセスユニッ
ト4を備えたカラー湿式画像形成装置の場合、前段の転
写による転写紙上の転写トナーが次段の感光体15に付
着し、フォームローラ28を介して電着タンク32に回
収される場合があり、その回収したクリーニング液を現
像液として現像に再利用しようとすると、画像上で混色
が発生するおそれがあった。従って、従来の単色機の場
合のように、現像液を現像とクリーニングとに全く共通
に使用することができない。そこで、本実施形態では、
現像液22専用の現像液循環手段(現像液供給装置23
及び現像液タンク21)と、クリーニング液33専用の
クリーニング液循環手段(クリーニング液供給装置3
1、電着タンク32及びクリーニング排液回収経路3
6)とを設け、クリーニングユニット19から回収した
クリーニング液33がそのままの状態で現像液22内に
混入しないようにしている。
【0034】また、前述のようにクリーニング液33に
は、そのプロセスユニットにおける未転写トナーと前段
のプロセスユニットにおけるトナーが入ってくるため、
該クリーニング液のトナー濃度が比較的早いスピードで
濃くなっていく。このようにトナー濃度が高まったクリ
ーニング液をクリーニングユニット19に供給すると、
クリーニングブレード29での負荷が増加して良好なク
リーニング性能が得られないので、クリーニングユニッ
ト19に供給するクリーニング液33はクリアなほうが
望ましい。また、現像液循環手段とクリーニング液循環
手段とを別々に設けた場合には、現像液タンク21内の
キャリア液の液量が低下し、逆に電着タンク32内のク
リーニング液(キャリア液)の液量が増加するという不
具合もある。そこで、本実施形態では、電着ユニット1
8でトナーを除去して浄化したクリーニング液33をク
リーニングユニット19で再利用するとともに、その浄
化したクリーニング液33の一部を現像液タンク21に
供給するように構成している。
【0035】本実施形態で用いた電着ユニット18は、
直流電源39からトナーと逆極性のバイアス電圧が印加
された複数の円板状の電極板37を用いている。この複
数の電極板37はその表面が互いに平行となるように一
つの回転軸37aに取り付けられており、この回転軸3
7aが図示しない駆動手段で回転駆動されることによ
り、電極板37は矢印方向に回転する。また、この電極
板37は、クリーニングユニット19から回収されて液
容器38に一時収容されるクリーニング液33に、表面
の一部が漬かって接触するように配設されている。そし
て、液容器38内の電極板37間に設けられた後述の対
向電極兼用の仕切板と、電極板37との間に、クリーニ
ングユニット19から回収したクリーニング液33を流
してクリーニング液33からトナーを除去して浄化して
いる。上記電極板37に静電吸着したトナーは、電極板
37の表面に当接するブレード40によって掻き取ら
れ、図3に示すようにトナー回収ダクト41を介して、
トナー回収容器42に回収される。このトナー回収容器
42内のトナーTの満タン検知は、該容器51の底部に
設けた重量センサ43で行っている。なお、上記電着ユ
ニット18の構成については、後で詳述する。
【0036】また、上記クリーニングユニット19から
回収されたクリーニング液には、トナーの他に現像液の
キャリア液成分も含まれている。特に、感光体ドラム1
5の軸方向端部に現像液による液リングが形成されてい
る場合は、その部分の現像液がクリーニングユニット1
9で除去されて電着タンク32に回収される。従って、
電着タンク32内の液量は次第に増加していく。この増
加した液の一部は、上記クリーニング液供給装置31で
使っているポンプ及び弁44等を介して現像タンク21
に戻される。
【0037】図4は、上記電着ユニット18の電極板3
7及び仕切部材としての仕切板を備えた液容器38の平
面図である。図4に示すように、4枚の電極板37が図
示しない駆動手段で回転駆動される回転軸37aに一体
的に取り付けられている。液容器38の内部は、各電極
板37がそれぞれ独立して収容されるように仕切板45
〜49で仕切られ、クリーニング液33が順次一つずつ
通過する複数の液流路としての電着槽50〜53が形成
されている。そして、各電着槽50〜53を流れるクリ
ーニング液に、各電極板37の下部表面が接触してい
る。
【0038】上記仕切板45〜49はそれぞれ電極板3
7に対する対向電極を兼ねており、導電性材料で形成さ
れ直流電源39の接地側に接続されている。一方、各電
極板37には、直流電源39から回転軸37aを介して
トナーの帯電極性とは逆極性の直流電圧(本実施形態で
はトナーが負極性に帯電しているため、正極性の直流電
圧)が印加され、この電圧印加により、電極板と仕切部
材との間を流れるクリーニング液33中に、トナーを電
極板37に静電吸着させるための電界が形成される。
【0039】また、各電極板37の表面に沿ったクリー
ニング液33の通過経路の長さが最大になるように、上
記仕切板45〜49の上端の液容器38との接続部近傍
には、電着槽50〜53の流入口又は流出口として切り
欠き部45a〜49aが1枚ずつ互い違いに形成されて
いる(図4参照)。例えば、液容器38の一方の壁部3
8a近傍に設けられた仕切り板45の切り欠き部45a
は、電着槽50の流入口となっており、液容器38の他
方の壁部38b近傍に設けられた仕切り板46の切り欠
き部46aは、電着槽50の流出口であるとともにその
隣の位置する電着槽51の流入口となっている。図4の
液容器38中に矢印で示しているように、クリーニング
ユニット19からクリーニング排液回収経路36を介し
て液容器38の液導入口38cに回収されてきたクリー
ニング液33は、各電着槽50〜53をジグザグ状に流
れながら液中のトナーが各電極板37に静電吸着され
る。最下流側の電着槽53の流出口(仕切板49の切り
欠き49a)からでた浄化済みのクリーニング液33
は、液容器38の液排出口38dから電着タンク32に
排出される。
【0040】図5は上記電極板37等を備えた液容器3
8の斜視図であり、図6(a)及び(b)はそれぞれ同
液容器38の平面図及び断面図である。これら図5及び
図6に示すように、上記電極板37に静電吸着したトナ
ーを掻きとって除去するために、各電極板37の表面の
クリーニング液に接触していない非接触部に当接するブ
レード部材54〜58を、固定軸部材59(図6(a)
では不図示)に固定されている。このブレード部材54
〜58は非導電性の弾性部材で形成されており、その材
料例としてはポリウレタンゴム、テフロン、ナイロン等
を挙げることができる。また、ブレード部材54〜58
は上方に凸状に湾曲した形状をしており、その端縁が上
記電極板37の非接触部に対してトレーリング方向に当
接している。これら5枚のブレード部材のうち電極板3
7間に設けられた3枚のブレード部材55〜57は、図
7に示すように、その両側の2つの電極板37の互いに
対向する2つの表面を同時にクリーニングできるよう
に、該2つの表面に対してトレーリング方向に当接して
いる。
【0041】上記ブレード部材54〜58で電極板37
から掻き取ったトナーは、トナー回収ダクト41側に傾
斜したブレード部材表面に沿って運ばれていき、トナー
回収ダクト41内に落とされる。なお、各電極板37の
外周端とブレード部材54〜58との間のギャップa
は、電極板37から掻き取ったトナーが再び液容器38
内落ちない程度に設定するのが好ましい。
【0042】 また、液導入口38cから液容器38内
に回収されたクリーニング液33が、重力によって各電
着槽50〜53を一つずつ連続してスムーズに流れるよ
うに、液容器38全体を傾け、各電着槽50〜53にお
ける流入口及び流出口の鉛直方向の高さが下流側に行く
に従って低くなるようにしている(図8参照)。また、
液容器38全体を図8のように傾けた場合にブレード部
材で掻き取ったトナーがスムーズにトナー回収ダクト4
1に向けて落ちていくように、上流側のブレード部材の
トナー回収ダクト41側の端部がその下流側で隣り合う
ブレード部材の上に重なるように構成している。なお、
液容器38全体を傾ける代わりに、各仕切板45〜49
の切り欠き部45a〜49aを、その鉛直方向の高さが
下流側に行くに従って低くなるように形成しても良い。
【0043】以上、本実施形態によれば、クリーニング
ユニット19から回収したクリーニング液33を複数の
電極板37を備えた液容器38内に通すことにより、同
じ設置スペースという条件下でのクリーニング液33に
対する接触面積が従来の電着ドラムに比して広い上記複
数の電極板37の表面に、クリーニング液33中のトナ
ーを静電吸着させて該クリーニング液の浄化を行うの
で、広い接触面積を確保するために大径の電着ドラムを
用いる場合のように装置を大型にすることなく、クリー
ニング液33中のトナーに対する除去効率を向上させる
ことができる。
【0044】また、本実施形態によれば、上記複数の電
極板37を用いた電着ユニット18により、クリーニン
グユニット19で必要なレベルまでクリーニング液33
を浄化することができる。そして、この浄化後のクリー
ニング液33を、クリーニングユニット19で再度用い
ることができるので、クリーニング不良の発生を低減す
ることができる。
【0045】また、本実施形態によれば、上記複数の電
極板37を用いた電着ユニット18により、現像ユニッ
ト17で必要なレベルまで浄化することができる。そし
て、この浄化後のクリーニング液を、中空糸フィルター
等からなる濾過装置を介することなく、不足したキャリ
ア液を補充するために現像液タンク21に直接供給して
現像ユニット17で再度用いることができる。
【0046】なお、上記実施形態では、カラー湿式画像
形成装置でクリーニング液からトナーを除去するトナー
除去手段として複数の電極板37を用いた液浄化装置
(電着ユニット18)を用いた場合について説明した
が、本発明に係る液浄化装置は、上記トナー除去装置と
して用いる場合だけではなく、帯電粒子を含む液から該
帯電粒子を除去する液浄化装置について広く適用できる
ものである。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、同じ設置スペ
ースという条件下での液に対する接触面積が従来のドラ
ム形状の電極部材に比して広い複数の電極板の表面に、
液中の帯電粒子を静電吸着させて該液の浄化を行うの
で、広い接触面積を確保するために大径の電着ドラムを
用いる場合のように装置を大型にすることなく、液中の
帯電粒子に対する除去効率を向上させることができると
いう効果がある。
【0048】 また、請求項の発明によれば、電界形
成手段で形成した電界によって液中の帯電粒子を各電極
板に静電吸着させ、この電極板に静電吸着した帯電粒子
を、回収手段で回収するので、上記良好な除去効率を維
持できるという効果がある。
【0049】 また、請求項の発明によれば、帯電粒
子を含む液を、上記液容器に仕切部材で仕切って形成さ
れた複数の液流路を順次一つずつ通過させ、各液流路で
電極板と、上記仕切部材の該電極板に対向する部分に形
成した導電性の対向電極との間に形成した電界によっ
て、液中の帯電粒子を電極板に静電吸着させているの
で、電極板に接触して帯電粒子が静電吸着される距離が
長くなり、除去効率を更に向上させることができるとい
う効果がある。
【0050】
【0051】
【0052】 また、請求項の発明によれば、帯電粒
子を含む液が、電極板で帯電粒子が静電吸着されなが
ら、各液流路における最大長の通過経路を通って各液流
通路を一つずつ連続して流れるので、電極板に接触して
帯電粒子が静電吸着する距離が更に長くなり、除去効率
を更に向上させることができるという効果がある。
【0053】 また、請求項の発明によれば、上記液
が重力によって各液流路を一つずつ連続して流れるの
で、液を強制的に流す装置を設けることなく、液を各液
流路にスムーズに流すことができるという効果がある。
また、液の流速を、各液流路における流入口及び流出口
の高さの傾斜量によって設定できるという効果がある。
【0054】 請求項の発明によれば、上記複数の電
極板を用いたトナー除去手段でトナーを除去してクリー
ニング器で必要なレベルまで浄化したクリーニング液タ
ンク内のクリーニング液を、クリーニング器で再度用い
ることができるので、クリーニング不良の発生を低減す
ることができるという効果がある。
【0055】 請求項の発明によれば、上記複数の電
極板を用いたトナー除去手段でトナーを除去して現像器
に必要なレベルまで浄化したクリーニング液タンク内の
クリーニング液を、不足したキャリア液を補充するため
に液供給手段で現像液タンクに直接供給して現像器で再
度用いることができるので、更に濾過装置を付加する必
要がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る湿式カラー画像形成装
置の概略構成図。
【図2】同湿式カラー画像形成装置のプロセスユニット
の概略構成図。
【図3】同湿式カラー画像形成装置のトナー回収系の説
明図。
【図4】同湿式カラー画像形成装置の電着ユニットの液
容器の平面図。
【図5】同液容器の斜視図。
【図6】(a)は同液容器の平面図。(b)は(a)の
切断面A−Aを矢印方向から見た断面図。
【図7】電極板間に設けたブレード部材の説明図。
【図8】液容器の傾きを示す説明図。
【符号の説明】
4 プロセスユニット 5 光書き込みユニット 15 感光体ドラム 16 帯電チャージャ 17 現像ユニット 18 電着ユニット 19 クリーニングユニット 31 クリーニング液供給装置 32 電着タンク(クリーニング液タンク) 33 クリーニング液 36 クリーニング排液回収経路 37 電極板 37a 回転軸 38 液容器 39 直流電源 41 トナー回収ダクト 42 トナー回収容器 45〜49 仕切板 45a〜49a 切り欠き部 50〜53 電着槽 54〜58 ブレード部材 T トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 G03G 21/10 - 21/12 G03G 15/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯電粒子を含む液中から該帯電粒子を除去
    して該液を浄化する液浄化装置において、 上記液に接触する複数の電極板に、該液中の帯電粒子を
    静電吸着させるように構成し 上記液を収容する液容器と、該液容器中の液に接触する
    ように配設した複数の電極板と、該液中の帯電粒子を該
    電極板に静電吸着させる電界を該液中に形成する電界形
    成手段と、該電極板に吸着した帯電粒子を回収する回収
    手段とを設け、 各電極板がそれぞれ独立して収容され且つ上記液が順次
    一つずつ通過する複数の液流路を、上記液容器内を仕切
    部材で仕切って形成し、 上記電界形成手段を、上記電極板と、上記仕切部材の該
    電極板に対向する部分に形成した導電性の対向電極と、
    該対向電極と該電極板との間に上記電界を形成するため
    の電圧を印加する電源とにより構成し、 上記電極板の表面に沿った液の通過経路の長さが最大に
    なるように、各液流路に流入口及び流出口を設け、 上記液が重力によって各液流路を一つずつ連続して流れ
    るように、各液流路における流入口及び流出口の鉛直方
    向の高さを設定し たことを特徴とする液浄化装置。
  2. 【請求項2】潜像担持体と、該潜像担持体上に潜像を形
    成する潜像形成手段と、キャリア液と上記帯電粒子とし
    てのトナーとを含む現像液を用いて該潜像担持体上の潜
    像を顕像化する現像器と、該潜像担持体上に形成された
    顕像を転写材に転写する転写器と、転写後の潜像担持体
    表面に付着しているトナーを上記液としてのクリーニン
    グ液を用いて除去するクリーニング器と、該クリーニン
    グ器で用いるクーリング液を貯留するクリーニング液タ
    ンクと、該クリーニング液タンクと該クリーニング器と
    の間で該クリーニング液を循環させるクリーニング液循
    環手段と、該クリーニング液からトナーを除去するトナ
    ー除去手段とを備えた湿式画像形成装置において、 上記トナー除去手段として、請求項1の液浄化装置を用
    いたことを特徴とする湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】潜像担持体と、該潜像担持体上に潜像を形
    成する潜像形成手段と、キャリア液と上記帯電粒子とし
    てのトナーとを含む現像液を用いて該潜像担持体上の潜
    像を顕像化する現像器と、該現像器で用いる現像液を貯
    留する現像液タンクと、該潜像担持体上に形成された顕
    像を転写材に転写する転写器と、転写後の潜像担持体表
    面に付着しているトナーを該キャリア液と同成分の上記
    液としてのクリーニング液を用いて除去するクリーニン
    グ器と、該クリーニング器で用いるクーリング液を貯留
    するクリーニング液タンクと、該クリーニング液タンク
    と該クリーニング器との間で該クリーニング液を循環さ
    せるクリーニング液循環手段と、該クリーニング液タン
    クから該現像液タンクへクリーニング液を供給する液供
    給手段と、該クリーニング液からトナーを除去するトナ
    ー除去手段とを備えた湿式画像形成装置において、 上記トナー除去手段として、請求項1の液浄化装置を用
    いたことを特徴とする湿式画像形成装置。
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