JP3499095B2 - エレベーターの制御装置 - Google Patents

エレベーターの制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はかご内荷重検出手段
を有するエレベーターの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来エレベーターは停止時はブレーキを
かけており、電動機へは全くトルクがかからない構造と
なっている。そこで、走行開始しようとしてブレーキを
解放する瞬間に、電動機にかごとカウンターウエイトと
のアンバランストルクが一気にかかるため、電動機制御
は通常のフィードバック制御ができない。よって、走行
開始しようとしてブレーキを解放する瞬間は、かご内荷
重検出手段によりかご内の荷重を検出し、かご内の荷重
値により電動機への制御量を決める方法を取っている。
【0003】かごは、乗り心地をよくするため、かご枠
とかご室との2重構造になっており、その間に防振ゴム
を敷いている。この防振ゴムのたわみ量を差動トランス
により検出し、これをかご内荷重値とする方式を、比較
的小型のエレベーターでは採用している。また同様に、
かごを吊るメインロープのヒッチバネのたわみ量を差動
トランスにて検出する方法も取られている。
【0004】特に、最近の小型のエレベーターは、効率
を向上するため、減速機にヘリカルギアを採用するもの
が主流となってきており、ヘリカルギアは従来のウォー
ムギアに比べ摩擦係数が低いため、かごとカウンターウ
エイトとのアンバランストルクが電動機に伝わり易くな
っている。よって、上記のかご内荷重を検出することに
よる走行開始時の制御が重要になってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のかご内の荷重検知器の誤差は、走行開始時の乗り心
地に大きく影響するため、その調整が重要である。しか
し、かごの防振ゴムやヒッチバネのたわみ量は、かご内
に人が乗っていないときと定格荷重積載時との偏差が数
ミリと小さく、その取り付け調整はミリの一桁下の精度
が要求されるため、精度をよくすることは困難である。
もちろん、アナログ回路上でオフセットとゲインを調整
することはできるが、差動トランスからの出力のオフセ
ットが合っていないと、正確に調整することは困難であ
る。
【0006】よって、調整員の能力による調整の優劣が
発生し易く、場合によっては調整後に調整ミスが発覚し
調整し直しとなることもあり、その場合調整時間が大幅
に増大してしまう。
【0007】また、防振ゴムやバネはその性質より、た
わみ量に経年変化を来すため、一定期間をおいて再調整
を行う必要があるが、調整には実際にかご内に荷重を乗
せて行う必要があり、テストウエートを搬入しなければ
ならず、アナログ回路による調整の場合、定格荷重やカ
ウンターウエイトと釣り合うバランスロードのように、
かごの大きさに対し相対的な同一点としないと調整が面
倒なため、テストウエートの量をかごの大きさにより変
更する必要があり、手間がかかる外、再調整をこまめに
行っても、調整間隔の間に必ず調整のずれが生じるた
め、乗り心地が悪くなってしまう。
【0008】さらに、防振ゴムは、荷重変化に対する応
答が遅く、大きく荷重変化が起こった直後に走行開始す
ると、かご内荷重値に誤差が発生し、乗り心地に影響す
る。本発明は上記の事情に基づいてなされたもので、走
行開始時の乗り心地の改善と、かご内荷重検出手段の調
整の省力化を図ったエレベーターの制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、かご内の荷重を検出す
るかご内荷重検出手段を有し、該かご内荷重検出手段に
て検出したかご内の荷重値により走行開始時の制御を行
うエレベーターの制御装置において、前記かご内荷重値
の変化を監視し、その変化量と前記かご内荷重検出手段
を据付けてから現在までの経過時間より、前記かご内荷
重検出手段の値を補正するかご荷重変化補正手段を具備
したことを特徴とするエレベーターの制御装置である。
【0010】請求項1に対応するエレベーターの制御装
置によれば、かご内荷重検出手段の値を補正する手段に
より、かご内荷重の変化量と経過時間より変化の遅れを
考慮し、かご内の荷重検出手段からの入力値を補正す
る。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】前記目的を達成するため、請求項に対応
する発明は、かご内の荷重を検出するかご内荷重検出手
段を有し、該かご内荷重検出手段にて検出したかご内の
荷重値により走行開始時の制御を行うエレベーターの制
御装置において、前記かご内荷重検出手段の経年変化
を、時間を配列要素とするパターンデータとして、あら
かじめ記憶する手段と、前記かご内荷重検出手段を据え
付けた年月日を記憶する手段と、据え付けからの経過時
間により、経年変化量を算出し前記かご内荷重検出手段
の値を補正する補正手段を具備したことを特徴とするエ
レベーターの制御装置である。
【0018】請求項に対応するエレベーターの制御装
置によれば、かご内荷重検出手段の経年変化データと、
かご内荷重検出手段を据え付けた年月日を記憶してお
き、荷重検出手段の値を補正する手段により、据え付け
からの経過時間により、経年変化量を算出しかご内荷重
検出手段からの入力値を補正する。
【0019】前記目的を達成するため、請求項に対応
する発明は、かご内の荷重を検出するかご内荷重検出手
段を有し、該かご内荷重検出手段にて検出したかご内の
荷重値により走行開始時の制御を行うエレベーターの制
御装置において、前記かご内荷重検出手段の経年変化
を、時間を配列要素とするパターンデータとして、あら
かじめ記憶する手段と、前記かご内荷重検出手段を据え
付けた年月日を記憶する手段と、据え付けからの経過時
間により、経年変化量を算出し前記かご内荷重検出手段
の値を補正する手段と、前記かご内荷重検出手段の補正
値が一定値以上ときに警報を発する手段を具備したこと
を特徴とするエレベーターの制御装置である。
【0020】請求項に対応するエレベーターの制御装
置によれば、かご内荷重検出手段の経年変化データと、
かご内荷重検出手段を据え付けた年月日を記憶してお
き、かご内荷重検出手段の値を補正する手段により、据
え付けからの経過時間により、経年変化量を算出しかご
内荷重検出手段からの入力値を補正し、この補正値が一
定値以上ときに警報を発する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態の
概略構成を示すブロック図である。差動トランス1から
の信号は、入力変換回路2に入力され、ここでアナログ
信号ヘ変換後A/Dコンバータにてデジタル信号へ変換
され、制御ソフトウェア処理装置3ヘ入力される。制御
ソフトウェア処理装置3は、本発明のかご停止検出手段
と、補正手段と、警報発生手段と、記憶手段を構成して
いる。前記差動トランス1と入力変換回路2は本発明の
かご内荷重検出手段を構成している。
【0022】制御ソフトウェア装置3へ入力されたかご
内荷重信号は、かご内荷重データ入力処理部4、補正手
段を構成するかご内荷重データ補正処理部5、かご荷重
変化補正手段を構成する荷重変化補正処理部6を経て、
処理を施した後に、制御データとして使用する。
【0023】かご内荷重データ補正処理部5にて使用す
る補正データは、その初期値を、コンソール10より、
コンソールインターフェース部11を介し、荷重補正初
期値設定部12へ設定し、ここより入力し、その後の調
整値のオフセットをノーロード補正部7にて、ゲインを
経年変化量算出部8にて生成し入力する。補正データの
調整値が一定値を越えると、警報発生手段を構成する警
報検知部9が警報を表示装置13へ表示するとともに、
電話回線インターフェース装置14を介し、電話回線に
より保守会社に設置してある遠隔保守装置15に出力す
る。
【0024】入力変換回路2は、差動トランス1からの
信号を制御ソフトウェア3へ入力するためのインターフ
ェース回路で、差動トランス1から出力される2つの交
流信号の差を取り、2つが一致しているときは出力を0
とし、その差分に比例した直流アナログ信号を出力し、
これをA/Dコンバータにてデジタル信号へ変換する回
路である。
【0025】かご内荷重データ入力処理部4は、一定間
隔で入力変換回路2より荷重データを読み込み、複数回
の読み込みの平均値を取る。平均値を取ることにより、
かごの揺れによる入カデータのばらつきを吸収し、ノイ
ズ等による影響を抑えることができる。
【0026】ここで、かご内荷重データ補正処理部5に
おける計算式は、(式1)に示す通りである。 WO=(A×B×WI)+WA+WB …(式1) WO:かご内荷重出力値 WI:かご内荷重入力値 A :補正ゲイン初期値 B :補正ゲイン調整値 WA:補正オフセット初期値 WB:補正オフセット調整値 次に、かご内荷重データ補正処理部5及び荷重補正初期
値設定部12の作用について、図2のフローチャートを
参照して説明する。コンソール10より荷重補正初期値
設定コマンドを入力すると、コンソールインターフェー
ス部11を介し荷重補正初期値設定部12へ入力され
る。なお、荷重補正初期値設定部12及びかご内荷重デ
ータ補正処理部5は、本発明のかご内に任意の荷重を積
み、その荷重値を2つの異なる手段で行うことにより、
前記かご内荷重検出手段の値を補正する手段を構成して
いる。
【0027】荷重補正初期値設定部12は、図3に示す
ように、差動トランス1からの入力値がかご内荷重値に
対しリニアリティーがあることより、任意の2点にてか
ご内に荷重を積み、そのときの荷重値と差動トランス1
からの入力値より、ゲインとオフセットを決定する。
【0028】以降、その処理について説明する。S1に
て、荷重補正初期値設定部12の補正初期値設定モード
をチェックしている。このモードの初期値は0で、始め
はS2にて、コンソール10からの補正初期値設定コマ
ンドをチェックし、コンソール10から補正初期値設定
コマンドが入力されている場合は、S3にて、補正初期
値設定モードに1を設定する。
【0029】次は、補正初期値設定モードが1になった
ため、S4にて、コンソール10から1番目のデータが
入力されるのをチェックし入力されると、S5にて、補
正初期値設定モードを2にし、S6にて、コンソール1
0からの設定データをL1に、このときのかご内荷重デ
ータ入力処理部4の出力データをW1に記憶する。この
とき、あらかじめ、かご内にコンソール10からの設定
データL1に相当する荷重を積んでおく。
【0030】次は、補正初期値設定モードが2になった
ため、S7にて、コンソール10から2点の設定データ
のうち、2番目のデータが入力されるのをチェックし入
力されると、S8にて、補正初期値設定モードをクリア
し、S9にて、コンソール10からの設定データをL2
に、このときのかご内荷重データ入力処理部4の出力デ
ータをW2に記憶する。もちろん、このとき、かご内の
荷重は、コンソール10からの設定データL2に相当す
る荷重に変えておく。補正初期値設定モード2では全て
のデータがそろったので、S10にて、ゲインAを、S
llにて、オフセットWAを計算し記憶する。
【0031】ゲインA、および、オフセットWAは、式
1にて、B=1、WB=0として求められるので、これ
は式2と式3で表される。 A=(L2−L1)/(W2−W1) …(式2) WA=(W2×L1)一(W1×L2)/(W2−W1)…(式3) また、補正初期設定後の調整値である、ノーロード補正
部7およぴ経年変化量算出部8の出力データはリセット
してお<必要があるため、S12にて、これらに対する
リセット指令を出力する。各部でのリセット処理につい
ては、それぞれの作用の説明にて、後述する。
【0032】S13、S14は、以上の処理中にその処
理を中断したいときに、コンソールからブレークコマン
ドを入力することにより、モードをリセットする処理で
ある。
【0033】次に、ノーロード補正部7の作用について
図4のフローチャートを参照して説明する。S15に
て、初期化指令があるときは、S22にて、出力値であ
るWBをゼロクリアしている。またS15にて、初期化
指令がないときは、S16からS19にて、かご内が無
人でエレベーターが利用されていないことをチェックし
ている。
【0034】まずS16にて、通常時に人が乗り降りす
るために停止する位置に止まっているかを、位置と速度
よりチェックしている。次にS17にて、ドアが閉まっ
ているかをチェックし、S18にて、方向性を判断する
ことにより、呼びがないかをチェックしている。
【0035】S19にて、以上が一定時間(5秒程度)
継続していることをチェックし、かご内が無人でエレベ
ータが利用されていないと判断すると、S20にて、か
ご内荷重データ補正処理部5の出力値を読み出し(WO
NL)、S21にて、これを一定値(フローチャート上
のCで本実施形態では10程度を設定)で割つてオフセ
ット補正値(WB)に加えている。この処理は、何らか
の一時的な異常状態によるWOへの影響を抑える効果が
ある。
【0036】次に、経年変化量算出部8の作用につい
て、図5のフローチャートを参照して説明する。S2
3、S24にて、防振ゴムの据え付けを行った年月日お
よび補正初期値を設定した年月日の初期化指令があると
きは、S28、S29にて、各設定年月日を現在に合わ
せ、S30にて、ゲインの補正値(B)をリセット(1
をセット)している。初期化指令がないときは、S25
にて、防振ゴムを据え付けてから現在までの経過時間を
算出し、S26にて、防振ゴムを据え付けてから補正初
期値を設定した時までの経過時間を算出し、この2つの
時間より、S27にて、補正初期値を設定してから現在
までのバネ常数の変化を算出し、これをゲインの補正値
(B)としている。
【0037】図6は防振ゴムのバネ常数の変化の一例を
示す。図6のグラフより経年変化テーブルを、時間を配
列の要素(本実施形態では1カ月を1ないし2程度とす
る)とし、作成している。
【0038】警報検知部9は、ノーロード補正部7の出
力であるWB、およぴ、経年変化量算出部8の出力であ
るBをチェックし、これらがそれぞれに設定された一定
値を越えたときに、表示装置13へその旨を表示すると
ともに、電話回線インターフェース装置14を介し、電
話回線により保守会社に設置してある遠隔保守装置15
に、警報信号を出力する。
【0039】図7にかご内荷重変化に対する防振ゴムの
たわみ量のステップ応答の一例を示している。応答曲線
は、ステップ入力に対し1次遅れの曲線になっており、
これを一定時間間隔で観測すると、応答出力の変化量に
ある係数を掛けた値を加えることにより近似できること
がわかる。近似式を下記に示す。
【0040】 L=W+D×(W/T) …(式4) L:かご内荷重値 W:差動トランス出力値(かご内荷重換算値) D:係数 W:差動トランス出力(W)の変化量 T:観測の時間間隔 荷重変化補正処理部6は、上記式にて、実際のかご内荷
重(L)を算出し、これを出力する。
【0041】以上述べた本発明の実施形態によれば、現
地での調整は、任意の2点において、かご内に荷重を積
み、その荷重値を設定するだけで調整が完了するため、
調整員の能力による調整の優劣が無くなり、正確な調整
ができるようになると共に、特殊な計算作業等が不要と
なるため、調整ミスが削減でき、調整時間が短縮でき、
ゲインとオフセットの調整を制御ソフトウェア3で行う
ため、差動トランス1の位置合わせを正確に行う必要が
無く、アナログ回路上でのオフセットとゲインの調整
は、出荷前にプリセットを行うことで、現地ではいじる
必要がなくなる。
【0042】また、防振ゴムやバネのたわみ量の経年変
化に対し、自動的に補正を行うため、再調整を行う必要
が無く、経年により乗り心地が悪くなることが無く、常
に乗り心地のよいエレベーターを提供することができ、
経年変化量が一定値を越えると、警報を出すため、防振
ゴムやバネ等の異常を検知することができる。
【0043】さらに、防振ゴムの荷重変化に対する応答
の時間遅れにおいて、差動トランス1の出力から算出さ
れるかご内荷重値の誤差を自動的に補正するため、乗り
心地を常に最適な状態に保つことができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、走行開始時の乗り心地
を常に最適な状態に保ち、かつ、かご内荷重検出手段の
初期値の調整を省力化すると共に、再調整を不要とする
エレベータの制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータの制御装置の実施形態の概
略構成を示すブロック図。
【図2】図1の荷重補正初期値設定部12の作用を説明
するためのフローチャート。
【図3】図1のかご内荷重値に対する差動トランスから
の入力値の一例を示すグラフ。
【図4】図1のノーロード補正部7の作用を説明するた
めのフローチャート。
【図5】図1の経年変化量算出部8の作用を説明するた
めのフローチャート。
【図6】エレベータの防振ゴムのバネ常数の経年変化の
一例を示すグラフ。
【図7】エレベータのかご内荷重変化に対する防振ゴム
のたわみ量のステップ応答の一例を示すグラフ。
【符号の説明】
1…差動トランス 2…入力変換回路 3…制御ソフトウェア処理装置 4…かご内荷重データ入力処理部 5…かご内荷重データ補正処理部 6…荷重変化補正処理部 7…ノーロード補正部 8…経年変化量算出部 9…警報検知部 10…コンソール 11…コンソールインターフェース部 12…荷重補正初期値設定部 13…表示装置 14…電話回線インターフェース装置 15…遠隔保守装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かご内の荷重を検出するかご内荷重検出
    手段を有し、該かご内荷重検出手段にて検出したかご内
    の荷重値により走行開始時の制御を行うエレベーターの
    制御装置において、 前記かご内荷重値の変化を監視し、その変化量と前記か
    ご内荷重検出手段を据付けてから現在までの経過時間よ
    り、前記かご内荷重検出手段の値を補正するかご荷重変
    化補正手段を具備したことを特徴とするエレベーターの
    制御装置。
  2. 【請求項2】 かご内の荷重を検出するかご内荷重検出
    手段を有し、該かご内荷重検出手段にて検出したかご内
    の荷重値により走行開始時の制御を行うエレベーターの
    制御装置において、 前記かご内荷重検出手段の経年変化を、時間を配列要素
    とするパターンデータとして、あらかじめ記憶する手段
    と、 前記かご内荷重検出手段を据え付けた年月日を記憶する
    手段と、据え付けからの経過時間により、経年変化量を
    算出し前記かご内荷重検出手段の値を補正する補正手段
    を具備したことを特徴とするエレベーターの制御装置。
  3. 【請求項3】 かご内の荷重を検出するかご内荷重検出
    手段を有し、該かご内荷重検出手段にて検出したかご内
    の荷重値により走行開始時の制御を行うエレベーターの
    制御装置において、 前記かご内荷重検出手段の経年変化を、時間を配列要素
    とするパターンデータとして、あらかじめ記憶する手段
    と、 前記かご内荷重検出手段を据え付けた年月日を記憶する
    手段と、 据え付けからの経過時間により、経年変化量を算出し前
    記かご内荷重検出手段の値を補正する手段と、 前記かご内荷重検出手段の補正値が一定値以上ときに警
    報を発する手段を具備したことを特徴とするエレベータ
    ーの制御装置。
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