JP3498922B2 - 粉粒体充填装置 - Google Patents
粉粒体充填装置Info
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Description
を所定量ずつ計量して、分包シート内に充填する粉粒体
充填装置に関する。 【0002】 【従来の技術】薬剤等の粉粒体を所定量ずつ計量して分
包シートに充填することにより分包する分包機の一例を
図6に示す。この分包機は、粉粒体を所定量ずつ容量計
量する粉粒体計量装置100と、該粉粒体計量装置100の下
部側方に配置された粉粒体充填装置110とを有してい
る。粉粒体充填装置110は、粉粒体計量装置100によって
計量された粉粒体を分包シート内に充填するようになっ
ている。粉粒体計量装置100では、粉粒体102を収容する
ホッパー101から、ロールフィーダー105によって、サブ
ホッパー108内へ供給されて、該サブホッパー108の下方
に水平状態で配置された桝板103へと粉粒体が供給され
る。桝板103は、上下方向に貫通する計量桝104が設けら
れており、該計量桝104の底面がシャッター106によって
開閉されるようになっている。桝板103は、水平方向へ
のスライド可能になっており、計量桝104の底面がシャ
ッター106によって閉塞された状態で、該計量桝104がサ
ブホッパー108の下方に位置されると、該サブホッパー1
08からロールフィーダー105によって所定量の粉粒体が
計量桝104に充填される。そして、桝板103は、サブホッ
パー108の側方へとスライドされて、粉粒体充填装置110
上に位置されると、シャッター106がスライドされて、
計量桝104の底面が開放される。これにより、計量桝104
内の粉粒体が粉粒体充填装置110へと供給される。 【0003】粉粒体充填装置110は、計量桝104内の粉粒
体が収容される固定シュート111と、該固定シュート111
内の粉粒体が供給される上下移動可能な可動シュート11
3と、該可動シュート113の下方に配置された一対のダイ
ロール120および120と、を有している。固定シュート11
1内に供給された粉粒体は、該固定シュート111に配置さ
れた開閉板112が開放されることによって、可動シュー
ト113内へと落下されて、ダイロール120および120の間
へと供給される。各ダイロール120には、熱圧着性のフ
ィルム122がそれぞれ巻き掛けられており、各ダイロー
ル120が回転駆動されると、各フィルム122同士が袋状に
なるように、両ダイロール120間にて各フィルム122のそ
れぞれの側縁部、および長手方向の適当な間隔をあけて
幅方向に沿って加熱されつつ圧接されてシールされる。
そして、各フィルム122が袋状に形成されると、その内
部に粉粒体が充填されるように、各ダイロール120の回
転に同期して、可動シュート113が上下動されるととも
に、固定シュート111の開閉板112が開閉される。 【0004】また、特開昭59−209503号公報には、フィ
ルムを筒状に巻回して、筒状に形成されたフィルム内に
粉粒体を棒状部材により押し込むようにした粉粒体充填
装置が開示されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】図6に示す分包機で
は、粉粒体充填装置110の固定シュート111および可動シ
ュート113内を粉粒体102が自由落下するようになってい
るために、粉粒体102が固定シュート111および可動シュ
ート113の内壁に衝突して摺接しつつ落下する。このた
め、計量された粉粒体102の全量が固定シュート111およ
び可動シュート113内を完全に落下するのに要する時間
が一定せず、従って、各袋状部分に粉粒体全量が落入さ
れる時間が大きく変動するおそれがある。また、粉粒体
の粉粒度が揃っていない場合には、粉粒体全体の落下速
度が大きくばらつくために、計量された粉粒体の全量が
完全に袋状部分に落入するために長時間を要する。 【0006】このように、各袋状部分に粉粒体を落下さ
せる時間が大きく変動すると、落下が遅れた粉粒体は袋
状部分のシール部に挟み込まれて、シール部の密封性が
低下する。また、密封性の低下を招来しなくとも、シー
ル部に挟み込まれた粉粒体により外観不良になる。これ
らの密封性不良および外観不良を解消するためには、粉
粒体の物性にもよるが、150包/分が限界であり、それ
以上の高速化は困難である。 【0007】また、特開昭59−209503号公報に開示され
た装置でも、棒状部材によって粉粒体を筒状フィルム内
に充填するようになっているために、粉粒体を高速充填
できないという問題がある。 【0008】本発明はこのような問題点を解決するもの
であり、その目的は、袋状部分においてシール部の密封
性を損なうことなく、また、外観不良を発生させること
なく、粉粒体を高速で充填し得る粉粒体充填装置を提供
することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の粉粒体充填装置
は、一対のダイロールの回転によって、各ダイロールそ
れぞれに巻き掛けられた各フィルム同士を圧接しつつ加
熱することによって、周縁部が袋状にシールされた分包
シートを形成するに際して、各フィルム間に粉粒体を充
填するための装置であって、粉粒体が充填される各フィ
ルム間の上方にて、それぞれの下端部同士が相互に近接
した状態から、それぞれの下端部同士が相互に離れた状
態になるように開閉動作される一対のシャッター部材
と、前記ダイロールの回転に同期させて各シャッター部
材の下端部を開閉駆動するための開閉駆動手段とを具備
し、前記開閉駆動手段は、前記各シャッター部材の上端
部が接離する方向にそれぞれスライド可能になった一対
の移動ブロックと、前記一対の移動ブロックを相互に接
近するようにそれぞれ付勢する第2の付勢手段と、前記
一対の移動ブロックの一方を他方に同期させて前記一対
の移動ブロックを相互に接近する方向および離れる方向
にスライドさせるカムおよびカムフォロアと、前記各移
動ブロックのそれぞれと前記各シャッター部材の上端部
とを相互に連結する連結手段とを有し、前記一対のシャ
ッター部材は、それぞれの下端部同士が相互に近接する
ようにそれぞれ第1の付勢手段によって付勢されてお
り、前記開閉駆動手段によってそれぞれの下端部同士が
相互に近接されて、所定量に計量されて落下される粉粒
体を収容し、その後に前記開閉駆動手段によって第1の
付勢手段の付勢力にそれぞれ抗して開放されることによ
って、収容された粉粒体を各フィルム間に直接落下させ
るように構成されており、そのことにより上記目的が達
成される。 【0010】 【作用】本発明の粉粒体充填装置では、所定量に計量さ
れた粉粒体は、閉止されたシャッター部材によって、各
シャッター部材間に一旦、貯留される。そして、ダイロ
ールの回転に同期してシャッター部材が開放されること
により、袋状にシールされる各フィルム間に、シャッタ
ー部材間に貯留された粉粒体が落入される。 【0011】 【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。本
発明の粉粒体充填装置は、図1および図2に示すよう
に、例えば、計量装置10によって所定量ずつ切り出され
る薬剤等の粉粒体11を、分包シート内に充填するために
使用される。該粉粒体充填装置20は、粉粒体計量装置10
と一体となって組み合わされており、これらの複数組に
よって、薬剤を所定量ずつ分包シートに分包する分包機
が構成される。 【0012】分包機は、1枚の水平状になった支持板21
を有しており、該支持板21の一方の側部上方に、複数の
粉粒体計量装置10が列状に配置されている。そして、各
粉粒体計量装置10に対して、対をなすように複数の粉体
充填装置20が支持板21に取り付けられている。各粉体充
填装置20は、支持板21における側部に取り付けられたブ
ラケット22内に支持されている一対のシャッター部材30
および30を有している。各シャッター部材30は、ブラケ
ット22を上下方向に貫通する貫通孔内に、水平状態にな
った各支持ピン31によってそれぞれの上下方向の中央部
が、相互に接離するように回動可能に支持されている。
各シャッター部材30は、各支持ピン31の軸方向に沿った
所定の長さにわたって相互に対向している。各シャッタ
ー部材30における支持ピン31よりも下側部分は、下方に
なるに連れて順次先細になった開閉部32にそれぞれなっ
ており、各シャッター部材30が相互に接近するように回
動されることによって、各開閉部32の先端縁同士が、粉
粒体が通過しない間隙をあけて近接される。各シャッタ
ー部材30の支持ピン31近傍部分は、それぞれ他方のシャ
ッター部材30から離れる方向に突出したバネ受け部33に
なっており、各シャッター部材30は、バネ受け部33とブ
ラケット22との間にそれぞれ介設された各圧縮コイルス
プリング23によって各開閉部32の先端部が相互に近接す
るように付勢されている。 【0013】各シャッター部材30における対向部間に
は、その上方に配設された粉粒体計量装置10に設けられ
た円錐形状の案内筒12が位置されている。粉体計量装置
10は、案内筒12が取り付けられる平板状のシャッター板
13と、上下方向に貫通する一対の計量桝14が形成されて
該シャッター板13上に水平方向へのスライド可能になっ
た桝板15と、該桝板15の上方に配設された粉粒体11を貯
溜するホッパー16とを有している。ホッパー16の内部に
は、桝板15のスライド方向の各側部に、それぞれ粉粒体
室17が設けられており、桝板15がスライドされることに
よって、各粉粒体室17から各計量桝14内に所定量の粉粒
体11が切り出され、その粉粒体11がシャッター板13の貫
通孔13aおよび案内筒12を通して、各シャッター部材30
間に供給される。 【0014】各シャッター部材30の下方には、一対のダ
イロール40および40が、矢印A方向に回転可能に配設さ
れており、各ダイロール40には、熱圧着性のフィルム50
および50がそれぞれ巻き掛けられている。各ダイロール
40には、その外周面にて四角形状に開口する凹部41が、
円周方向に等しい間隔をあけて設けられており、各ダイ
ロール40におけるそれぞれの凹部41周縁部同士が接触す
るようになっている。各ダイロール40に巻き掛けられた
フィルム50は、各ダイロール各凹部41の周縁部同士によ
って圧接され、その圧接の間に加熱されることにより、
袋状にシールされる。これにより、分包室52が順次形成
された分包シート51が製造される。 【0015】各粉粒体充填装置20におけるそれぞれのシ
ャッター部材30は、同期して相互に接離するように回動
される。支持板21の外側に位置するシャッター部材30
は、図1に示すように、連結バー64に上部が接触してお
り、他方のシャッター部材30も、該連結バー64と平行に
なった連結バー65に上部が接触している。各連結バー64
および65は、図2に示すように、それぞれの粉粒体充填
装置20における一方の側方に位置するそれぞれのシャッ
ター部材30に接触している。 【0016】各連結バー64および65の一方の端部には、
図3に示すように、揺動部材66および66がそれぞれ固定
されている。各揺動部材66は、各連結バー64および65と
平行になった支持軸67によって、相互に接離する方向へ
の回動可能に支持されている。各支持軸67は、支持板21
から外方へ延出するブラケット69(図2参照)に水平状
態で支持されており、各連結バー64および65は各支持軸
67回りに回動し得るようになっている。そして、支持板
21寄りに位置する連結バー65の端部には、該連結バー65
と直交する方向に延びる連結ロッド62の先端部に取り付
けられている。また、支持板21の外側に位置する他方の
連結バー64は、図3に示すように、該連結バー64に対し
て直交する方向に延びる連結ロッド63の先端部に取り付
けられている。 【0017】支持板21の中央部には、列状に配置される
各粉粒体充填装置20の配置方向に長く延びる穴部28が形
成されており、該穴部28内に一対の移動ブロック60およ
び60が、対をなす各シャッター部材30の接離方向に併置
されている。そして、各シャッター部材30に対して近接
して配置された移動ブロック60は、外側に位置する連結
バー64に取り付けられた連結ロッド63の基端部が連結さ
れている。また、他方の移動ブロック60には、支持板21
に近接した連結バー65に先端部が連結されてそれぞれの
移動ブロック60を挿通した連結ロッド62の基端部が連結
されている。穴部28における一方の端部内には、対をな
す各シャッター部材30の接離方向に延びるガイド軸70が
挿通しており、該ガイド軸70が、各移動ブロック60の一
方の端部内をスライド可能に挿通している。従って、各
移動ブロック60は、各シャッター部材30の接離方向へス
ライドし得るようになっている。各移動ブロック60と穴
部28における各側面との間には、各移動ブロック60が相
互に接近するように付勢する圧縮バネ68および68がそれ
ぞれ設けられている。各移動ブロック60における一方の
端部には、ローラ状をしたカムフォロア61がそれぞれ回
転可能に取り付けられており、各カムフォロア61間に、
各カムフォロア61の周面に摺接する開閉カム27が設けら
れている。該開閉カム27は、穴部28内に一方の端部が位
置する回転軸24の該端部に取り付けられている。該回転
軸24は、各移動ブロック60の接離方向とは直交する方向
に延びており、他方の端部が該支持板21の外部に位置す
るように支持板21を貫通している。そして、該回転軸24
の支持板21の外部に位置する端部には、該回転軸24を回
転駆動するためのプーリー25が取り付けられており、該
プーリー25には図示しない駆動側プーリーによって駆動
される伝動ベルト26が巻き掛けられている。 【0018】回転軸24が伝動ベルト26によって回転され
ると、該回転軸24の他方の端部に取り付けられた開閉カ
ム27が回転されて、ローラ状のカムフォロア61は相互に
離れる方向、および相互に接近する方向へと移動され
る。これにより、各移動ブロック60も同方向へと移動さ
れる。各移動ブロック60の移動量は、それぞれ図2にL
で示されている。 【0019】各移動ブロック60が相互に接近する方向へ
とそれぞれ移動されると、シャッター部材30に近接した
移動ブロック60に連結された連結ロッド62が、シャッタ
ー部材30から遠ざかる方向へとスライドされるのに対し
て、他方の移動ブロック60に連結された連結ロッド63
が、シャッター部材30に接近する方向へとスライドされ
る。その結果、各連結ロッド63に取り付けられた連結バ
ー65および64は、相互に離れる方向へと移動されて、各
連結バー65および64に取り付けられたシャッター部材30
の上部が相互に離れる方向へと移動される。その結果、
各シャッター部材30の下端部同士が相互に接近するよう
に、各シャッター部材30が回動される。反対に、各移動
ブロック60が、相互に離れる方向へと移動されると、各
シャッター部材30の上部が相互に接近する方向へと移動
されて、各シャッター部材30は下端部が相互に離れる方
向へと回動される。 【0020】このような構成の粉粒体充填装置の動作は
以下の通りである。粉粒体充填装置20における各シャッ
ター部材30は、該粉粒体充填装置20の上方に設けられた
粉粒体計量装置10による計量動作に同期して駆動される
ようになっており、粉粒体計量装置10により所定量の粉
粒体11が計量桝14にて計量される間は、回転駆動される
回転軸24に取り付けられた開閉カム27によって、各シャ
ッター部材30の開閉部32下端部同士が近接された状態に
なっている(図5(c)参照)。このような状態で、計
量桝14にて計量された粉粒体11が案内筒12に供給される
と、該粉粒体11は、下端部同士が相互に圧接されて閉じ
た状態の各シャッター部材30間に落入されて、両シャッ
ター部材30の開閉部32間に一旦貯留される。このとき、
各ダイロール40も、回転軸24に同期してそれぞれ回転さ
れて、各ダイロール40の周面に沿ってフィルム50が搬送
される。各フィルム50は、各ダイロール40によって搬送
されると、ダイロール40の凹部41周縁部によって各フィ
ルム50同士が幅方向に沿って加熱圧着された後に、各フ
ィルム50のそれぞれの側縁部同士が、順次、加熱圧着さ
れる。これにより、各フィルム50は袋状にシールされた
状態になる。 【0021】各シャッター部材30の下方にて、各フィル
ム50が幅方向に沿ってシールされた状態になると、図5
(a)に示すように、各ダイロール40の回転に同期し
て、各シャッター部材30の開閉部32が、相互に離れる方
向へと移動される。これにより、各開閉部32が開放され
た状態になり、図5(b)に示すように、各シャッター
部材30間に充填された粉粒体11が、それぞれの側縁部同
士が順次シールされつつある各フィルム50間の袋状部分
へと落下される。各シャッター部材30から粉粒体11が落
下されると、各シャッター部材30は、図5(c)に示す
ように、下部の開閉部32が相互に接近する方向へと移動
されて、各開閉部32の下端部が圧接された閉塞状態にな
る。他方、各ダイロール40は、回転が継続されており、
各フィルム50は、粉粒体11が充填された袋状部分のそれ
ぞれの側縁部同士が加熱圧着によって順次シールされた
後に、各フィルム50が幅方向に沿ってシールされること
により、袋状部分が閉塞される。これにより、粉粒体11
が分包された状態になり、以後、同様の動作が繰り返さ
れて、分包シートが製造される。 【0022】このような分包機によって、粉粒体の分包
を実際に行った。粉粒体は、粒度が16メッシュから80メ
ッシュまでの粉粒体が表1に示すそれぞれの割合で混合
され、比重が0.655になっている。分包機は、12列の粉
粒体充填装置を有しており、各粉粒体充填装置の充填速
度を1分間に300個が分包されるように設定して、22,80
0個を分包した。結果を表2に示す。表2において、粒
径2mm以上の比較的大径の粉粒体がシール部53に噛み込
んだ外観不良品は全く発生せず、粒径1mm以上2mm未満
の粉粒体がシール部53に噛み込んだ外観不良品の発生率
は0.03%、粒径1.0mm未満の粉粒体の噛み込みの発生率
は0.06%となり、不良品の発生率が大幅に低減された。 【0023】 【表1】 【0024】 【表2】【0025】なお、本発明は以上のような一実施例に限
定されず、例えば両シャッター部材30を開閉動作させる
開閉機構は、開閉カム27を有する場合に限らず、電気回
転モータ、電気リニヤモータ、油圧およびエアーシリン
ダ等の各種アクチュエータを使用してもよい。 【0026】 【発明の効果】本発明の粉粒体充填装置は、このよう
に、開閉動作される一対のシャッター部材によって、所
定量の粉粒体が各シャッター部材間に一旦貯留された後
に、各シャッター部材が、ダイロールに近接して設けら
れており、しかも、該ダイロールの回転に同期して開放
されるので、各フィルム間に高速で粉粒体を充填する場
合にも、シャッター部材からダイロールまでの粉粒体の
落下時間が短くなって、充填を高速で行うことができ
る。また、遅れて落下する粉粒体は、シャッター部材に
よって遮断されるために、そのシール部に噛み込まれる
おそれもない。
面図である。 【図2】その分包機の平面図である。 【図3】図2のB−B線における断面図である。 【図4】図2のC−C線における断面図である。 【図5】(a)〜(C)は、それぞれシャッター部材の
動作説明図である。 【図6】従来の粉粒体充填装置を有する分包機の縦断面
図である。 【符号の説明】 10 粉粒体計量装置 11 粉粒体 20 粉粒体充填装置 27 開閉カム 30 シャッター部材 32 開閉部 40 ダイロール 41 凹部 50 フィルム 51 分包シート 52 分包室 53 シール部 60 移動ブロック 62,63 連結ロッド 64,65 連結バー
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一対のダイロールの回転によって、各ダ
イロールそれぞれに巻き掛けられた各フィルム同士を圧
接しつつ加熱することによって、周縁部が袋状にシール
された分包シートを形成するに際して、各フィルム間に
粉粒体を充填するための装置であって、 粉粒体が充填される各フィルム間の上方にて、それぞれ
の下端部同士が相互に近接した状態から、それぞれの下
端部同士が相互に離れた状態になるように開閉動作され
る一対のシャッター部材と、 前記ダイロールの回転に同期させて各シャッター部材の
下端部を開閉駆動するための開閉駆動手段とを具備し、前記開閉駆動手段は、前記各シャッター部材の上端部が
接離する方向にそれぞれスライド可能になった一対の移
動ブロックと、前記一対の移動ブロックを相互に接近す
るようにそれぞれ付勢する第2の付勢手段と、前記一対
の移動ブロックの一方を他方に同期させて前記一対の移
動ブロックを相互に接近する方向および離れる方向にス
ライドさせるカムおよびカムフォロアと、前記各移動ブ
ロックのそれぞれと前記各シャッター部材の上端部とを
相互に連結する連結手段とを有し、 前記一対のシャッター部材は、それぞれの下端部同士が
相互に近接するようにそれぞれ第1の付勢手段によって
付勢されており、前記開閉駆動手段によってそれぞれの
下端部同士が相互に近接されて、所定量に計量されて落
下される粉粒体を収容し、その後に前記開閉駆動手段に
よって第1の付勢手段の付勢力にそれぞれ抗して開放さ
れることによって、収容された粉粒体を各フィルム間に
直接落下させるように構成されている、 粉粒体充填装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24690992A JP3498922B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 粉粒体充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24690992A JP3498922B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 粉粒体充填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0699901A JPH0699901A (ja) | 1994-04-12 |
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ID=17155557
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JP24690992A Expired - Lifetime JP3498922B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 粉粒体充填装置 |
Country Status (1)
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-
1992
- 1992-09-16 JP JP24690992A patent/JP3498922B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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