JP3379976B2 - 粉粒体計量装置 - Google Patents

粉粒体計量装置

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JP3379976B2 JP24691092A JP24691092A JP3379976B2 JP 3379976 B2 JP3379976 B2 JP 3379976B2 JP 24691092 A JP24691092 A JP 24691092A JP 24691092 A JP24691092 A JP 24691092A JP 3379976 B2 JP3379976 B2 JP 3379976B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば薬剤等の粉粒体
を所定量ずつ計量して、分包シート内に充填する際に、
粉粒体を所定量ずつ計量するために使用される粉粒体計
量装置に関する。 【0002】 【従来の技術】薬剤等の粉粒体を所定量ずつ計量して分
包シートに充填することにより分包する分包機の一例を
図4に示す。この分包機は、粉粒体を所定量ずつ容量計
量する粉粒体計量装置100と、該粉粒体計量装置100の下
部側方に配置された粉粒体充填装置110とを有してい
る。粉粒体充填装置110は、粉粒体計量装置100によって
計量された粉粒体を分包シート内に充填するようになっ
ている。粉粒体計量装置100では、粉粒体102を収容する
ホッパー101から、ロールフィーダー105によって、該ロ
ールフィーダーの下方に配置されたサブホッパー108内
へ供給されて、該サブホッパー108の下方に水平状態で
配置された桝板103へと粉粒体が供給される。桝板103
は、上下方向に貫通する計量桝104が設けられており、
該計量桝104の底面がシャッター106によって開閉される
ようになっている。桝板103は、水平方向へのスライド
可能になっており、計量桝104の底面がシャッター106に
よって閉塞された状態で、該計量桝104がサブホッパー1
08の下方に位置されると、該サブホッパー108からロー
ルフィーダー105によって所定量の粉粒体が計量桝104に
充填される。そして、桝板103は、サブホッパー108の側
方へとスライドされて、粉粒体充填装置110上に位置さ
れると、シャッター106がスライドされて、計量桝104の
底面が開放される。これにより、計量桝104内の粉粒体
が粉粒体充填装置110へと供給される。 【0003】粉粒体充填装置110は、計量桝104内の粉粒
体が収容される固定シュート111と、該固定シュート111
内の粉粒体が供給される上下移動可能な可動シュート11
3と、該可動シュート113の下方に配置された一対のダイ
ロール120および120と、を有している。固定シュート11
1内に供給された粉粒体は、該固定シュート111に配置さ
れた開閉板112が開放されることによって、可動シュー
ト113内へと落下されて、ダイロール120および120の間
へと供給される。各ダイロール120には、熱圧着性のフ
ィルム122がそれぞれ巻き掛けられており、各ダイロー
ル120が回転駆動されると、各フィルム122同士が袋状に
なるように、両ダイロール120間にて各フィルム122のそ
れぞれの側縁部、および長手方向の適当な間隔をあけて
幅方向に沿って加熱されつつ圧接されてシールされる。
そして、各フィルム122が袋状に形成されると、その内
部に粉粒体が充填されるように、各ダイロール120の回
転に同期して、可動シュート113が上下動されるととも
に、固定シュート111の開閉板112が開閉される。 【0004】このような粉粒体計量装置100では、粉粒
体102は計量桝104に収容される容量によって計量され
る。このために、計量される粉粒体102の量を変更調整
する場合には、計量桝104の容積を調整する必要があ
る。このために、計量桝104は、桝板103の一方の側部に
スライド可能に支持された桝容積調整板105が、桝板103
に対してスライドすることにより、容量が変更されるよ
うになっている。桝容積調整板105には、桝板103に支持
された調整ネジ棒107が水平状態で連結されており、該
調整ネジ棒107を回転させることにより桝容積調整板105
が桝板103に対してスライドされる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】このように、桝板103
に支持された調整ネジ棒107を回転させることにより計
量桝104の容量が変更されるようになった粉粒体計量装
置では、粉粒体を計量するべく桝板103が往復移動して
いる場合には、桝容積調整板105は該桝板103と共に往復
運動しているために、粉粒体計量時には、桝容積調整板
105をスライドさせて計量桝の容量を調整することがで
きない。このために、計量桝104の容量を変更する場合
には、粉粒体計量装置の運転を一旦停止させて、桝板10
3の往復移動を停止する必要があり、粉粒体の計量効率
が低下するおそれがある。 【0006】本発明はこのような問題点を解決するもの
であり、その目的は、粉粒体計量装置の運転を継続した
状態で、計量桝の容積を容易に、かつ正確に変更調整し
得る粉粒体計量装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の粉粒体計量装置
は、所定の駆動源によって水平状態でスライドされるよ
うになっており、そのスライド方向に沿って延びる長孔
部を有する桝板と、該桝板の長孔部内に、その長手方向
に沿ってスライド可能に配置されており、該長孔部にお
けるスライド方向の端部に上下方向へ貫通する計量桝を
形成する桝容積調整板と、該計量桝の底面が開閉される
ようにスライドされる前記桝板に取り付けられており、
該桝板のスライドによって軸方向にスライドされる回転
可能な回転スライド軸と、前記桝容積調整板に回転可能
にネジ結合されており、該回転スライド軸の回転が伝達
されて回転されるネジ軸と、前記回転スライド軸をスラ
イド可能な状態で回転させる手段と、を具備してなり、
そのことにより、上記目的が達成される。 【0008】 【作用】本発明の粉粒体計量装置では、回転スライド軸
が軸方向へ往復スライドされることにより、桝板が、往
復スライドされて、桝板に設けられた計量桝内に所定量
の粉粒体が充填されるとともに、その粉粒体が計量桝か
ら排出される。このような動作が継続されている間に、
回転スプライン軸が回転されると、その回転がネジ軸に
伝達されて、桝板に形成された長孔部内をスライドして
計量桝を規定する桝容量調整板が、該ネジ軸の回転によ
って長孔部内をスライドし、計量桝の容積が変更され
る。 【0009】 【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。本
発明の粉粒体計量装置は、例えば粉粒状の薬剤を所定量
ずつ計量して分包する分包機に使用され、図1および図
2に示すように、平板状の基板10と、この基板10の一方
の側部上方に、該側部に沿って配置されたホッパー12
と、を有している。該ホッパー12には、薬剤等の粉粒体
が収容されており、各ホッパー12の底部には、桝板13の
側部に沿って列状に配置された複数の流下筒部12aが形
成されている。各流下筒部12aの底面はそれぞれ開放さ
れており、各底面に沿って水平方向(図1に矢印Aで示
す方向)へスライド可能になった1枚の桝板13が水平状
態で配置されている。該桝板13は基板10上に配置された
支持板11上にスライド可能に支持されるとともに、各流
下筒部12aの配置側とは反対方向の側部が、基板10上に
矢印A方向へとスライド可能に配置されたスライドフレ
ーム35によって支持されている。該支持板11には、各流
下筒部12aに対して桝板13スライド方向の側方に位置す
る貫通穴11aがそれぞれ設けられており、基板10には、
各貫通穴11aに対向して上下方向に伸びる落下シュート2
0が、該基板10を上下方向に貫通するようにそれぞれ配
置されている。そして、各シュート20の下方に、粉粒体
を所定の分包シートに充填する粉粒体充填装置が配置さ
れている。 【0010】桝板13は、図2に示すように、各流下筒部
12aの側方に該桝板13のスライド方向に延びる複数の長
孔部14を有しており、各長孔部14は、上下方向に貫通し
た状態になっている。各長孔部14内には、該長孔部14内
にてその長手方向へのスライド可能になるように、該長
孔部14よりも若干短い長板状の桝容積調整板15がそれぞ
れ配置されている。そして、各長孔部14の流下筒部12a
側の端部内側面と、各桝容積調整板15との対向端面との
間の空間によって計量桝16がそれぞれ形成されている。
各計量桝16は、該桝板13が水平方向の一方へスライドさ
れることにより、流下筒部12aの底面に対向状態とな
り、他方へスライドされることにより、各流下筒部12a
の底面が桝板13の上面によって閉塞される。このよう
に、桝板13上面によって各流下筒部12aが閉塞された状
態になると、それぞれの計量桝16は、支持板11の各貫通
穴11aに対向される。 【0011】各桝容積調整板15における各流下筒部12a
に対して遠方側の端部には、該桝容積調整板15に対して
鉛直状態となったブラケット部18が取り付けられてお
り、該ブラケット部18の上部には、桝容積調整板15を長
孔部14内にてスライドさせるために水平状態で配置され
た各ネジ軸30の先端部がそれぞれネジ結合されている。
各ネジ軸30は、桝板13におけるホッパー12配置側とは反
対側の側部に取り付けられた軸受ホルダー31内の一対の
軸受32および32によって、回転可能に水平状態で支持さ
れている。各ネジ軸30は、軸受ホルダー31から延出した
状態になっており、その延出した先端部には、歯車33が
それぞれ取り付けられている。また、各ネジ軸30におけ
る軸受ホルダー31内の一方の軸受32とブラケット部18と
の間には圧縮コイルスプリング34がそれぞれ嵌合されて
おり、各圧縮コイルスプリング34にてそれぞれの桝容積
調整板15が、各流下筒部12a側へと押圧されている。 【0012】各ネジ軸30を支持する軸受ホルダー31が設
けられた桝板13の側部は、スライドフレーム35上に支持
されており、該スライドフレーム35は、例えばボールス
プライン軸を使用した回転スライド軸36の一方の端部
に、それぞれ取り付けられている。各回転スライド軸36
は、基板10上に、所定の間隔をあけて鉛直状態となるよ
うに取り付けられた一対の支持板40および40によって、
それぞれ水平状態で支持されている。回転スライド軸36
は、スライドフレーム35に対して、軸受37によって回転
可能に取り付けられており、その一方の端部に、ネジ軸
30の端部に取り付けられた歯車33と噛み合う歯車38が取
り付けられている。各回転スライド軸36は、それぞれの
支持板40および40に対して、それぞれ軸受41および41に
よって、回転可能および軸方向へのスライド可能にに支
持されている。そして、スライドフレーム35に取り付け
られている駆動源(図示せず)によって各桝板13が、矢
印Aで示す方向へ、一体的に往復移動され、その往復移
動により、回転スライド軸36が軸方向に往復移動され
る。 【0013】各回転スライド軸36における各支持板40間
には、ボールスプラインナット42を介して歯車43が、そ
れぞれ軸方向に位置決めされた状態で嵌合されている。
各歯車43は、内部を疎通する回転スライド軸36に対し
て、ボールスプラインナット42によって、相互に軸方向
へスライドし得る状態になっており、しかも、各歯車43
は回転スライド軸36と一体となって回転し得る。各歯車
43の上方には、各回転スライド軸36と平行に各支持板40
に支持された第2スライド軸44がそれぞれ配置されてい
る。各第2スライド軸44は、ボールスプラインナット49
によって、各支持板40に対してスライド可能および回転
可能になっている。各第2スライド軸44の中央部には、
各回転スライド軸36に取り付けられた歯車43に噛み合う
歯車45が取り付けられている。 【0014】各第2スライド軸44における流下筒部12a
とは遠方側の端部には、個別調整用ハンドル46がそれぞ
れ取り付けられており、各個別調整用ハンドル46を流下
筒部12a(矢印Bで示す方向)へ押し付けて回転操作す
ることによって、各第2スライド軸44が軸方向へスライ
ドおよび回転可能になっている。各個別調整用ハンドル
46と、一方の支持板40に支持されたボールスプラインナ
ット49との間には、圧縮コイルスプリング47が、それぞ
れ各第2スライド軸44に外嵌された状態で配置されてい
る。各圧縮コイルスプリング47は、各第2スライド軸44
全体を、流下筒部12aから離れる方向へと付勢してい
る。各第2スライド軸44は、各圧縮コイルスプリング47
によって付勢された状態から、軸方向へ所定距離Dだけ
スライドし得るようになっている。各第2スライド軸44
に取り付けられた歯車45は、各第2スライド軸44が所定
距離Dだけスライドしても、各回転スライド軸36に取り
付けられたそれぞれの歯車43とは、常時、噛み合った状
態になっている。 【0015】各第2スライド軸44の上方には、それぞれ
の第2スライド軸44とは平行になった伝動軸50が、それ
ぞれ、各支持板40に各軸受48によって回転可能に支持さ
れている。各伝動軸50はそれぞれ軸方向へはスライドし
ないようになっており、それぞれの中央部には、各第2
スライド軸44に取り付けられた歯車45と噛み合う歯車51
がそれぞれ取り付けられている。各歯車51は、各第2ス
ライド軸44が圧縮コイルスプリング47によって付勢され
た状態では、各第2スライド軸44の歯車45と噛み合った
状態になっているが、各第2スライド軸44が流下筒部12
a側(矢印Bで示す方向)へ距離Dだけスライドされた
状態になると、各歯車45との噛み合いがはずれた状態に
なる。 【0016】各伝動軸50における桝板13側の端部は、図
2および図3に示すように、支持板40から桝板13側へと
延出しており、その端部に傘歯車52がそれぞれ取り付け
られている。各傘歯車52には、伝動軸50に対して直交し
た水平状態で配置された1本の連結軸54に取り付けられ
ている各傘歯車53が噛み合っている。該連結軸54の上方
には、該連結軸54と平行する1本の入力軸56が水平状態
で配置されており、該連結軸54および入力軸56の相互に
対向する各一方の端部には、相互に噛み合った入力用歯
車55および58がそれぞれ取り付けられている。そして、
該入力軸56の他方の端部には、各桝容積調整板15を同時
に一体となって移動させるための一斉調整用ハンドル59
が取り付けられている。 【0017】このような構成の粉粒体計量装置の動作は
以下の通りである。粉粒体を計量に先立ち、所定量の粉
粒体が充填される各計量桝16の容積が調整される。各計
量桝16は、桝板13に形成された長孔部14と、該長孔部14
内をスライドする容積調整板15とによって形成される空
間によって規定されており、各容量調整板15が長孔部14
内をスライドされることによって、計量桝16の容積が調
整される。全ての計量桝16内の容積は、一斉調整用ハン
ドル59が回転操作されることによって調整される。一斉
調整用ハンドル59が回転操作されると、入力軸56が所定
量だけ回転され、その回転量が歯車58および歯車55を介
して連結軸54へと伝達される。連結軸54が回転すると、
連結軸54に取り付けられた全ての傘歯車53が回転し、各
傘歯車53に噛み合った各傘歯車52がそれぞれ回転され
る。 【0018】各傘歯車52が回転されることにより、各傘
歯車52が取り付けられた各伝動軸50がそれぞれ回転され
て、各伝動軸50に取り付けられた各歯車51も一体となっ
て回転される。そして、各歯車51の回転が、第2スライ
ド軸44に取り付けられた各歯車45を介して、各回転スラ
イド軸36に取り付けられた各歯車43にそれぞれ伝達され
る。各歯車43はボールスプラインナット42を介して各回
転スライド軸36に外嵌されているために、各歯車43の回
転により回転スライド軸36が回転されて、回転スライド
軸36の回転が、歯車38および歯車33を介して、各ネジ軸
30へとそれぞれ伝達されて、各ネジ軸30がそれぞれ回転
される。各ネジ軸30が回転されると、各ネジ軸30の端部
にブラケット部18がネジ結合されているために、各桝容
積調整板15がネジ軸30に対してその軸方向へと一体とな
って移動されて、桝容積調整板15の先端面と長孔部14の
内側面との間隙によって規定される各計量桝16の容積が
変更される。 【0019】このようにして、各計量桝16が所定の容積
に調整されると、図示しない駆動源によって、桝板13が
流下筒部12aの方向へとスライドされる。そして、桝板1
3がホッパー12における各流下筒部12aの開放された底面
に沿ってスライドして、各計量桝16が流下筒部12aの下
方に整合状態で位置されると、各計量桝16内にホッパー
12内の粉粒体が落入する。これにより、各計量桝16内に
粉粒体が充填され、その後に、桝板13は、反対方向へと
スライドされる。これにより、各計量桝16内に入りきら
ない粉粒体は、流下筒部12aの側面によって擦り切られ
た状態になって、各計量桝16内には所定量の粉体が充填
された状態になる。そして、桝板13のスライドによっ
て、各計量桝16が、支持板11の貫通穴11aに対向した状
態になると、各計量桝16内に収容された所定量の粉粒体
が、貫通穴11aを通ってシュート20内に落下し、各シュ
ート20を通って粉粒体充填装置へと供給される。その後
に、桝板13が反対方向へ移動されて、以下、桝板13が往
復移動されることにより、所定量の粉粒体が順次各シュ
ート20内へと落下される。 【0020】このような計量動作中においても、各計量
桝16内の粉粒体充填量を一斉に調整する必要が生じた場
合には、前述したように、一斉調整用ハンドル59が回転
操作される。この場合には、桝板13を往復移動させるた
めに、軸方向に沿ってスライドされる各回転スライド軸
36には、一斉調整用ハンドル59の回転が伝達される歯車
43が、ボールスプラインナット42を介して嵌合されてい
るために、回転スライド軸36が軸方向にスライドしてい
る状態であっても、歯車43の回転が、その軸方向スライ
ドを阻害することなく、確実に回転スライド軸36に伝達
される。従って、回転スライド軸36のスライドによって
桝板13がスライドされた状態であっても、該桝板13にお
ける各長孔部14内に嵌合されたそれぞれの桝容積調整板
15が、一斉に各長孔部14内をスライドして、各計量桝16
の容積が一体的に変更される。 【0021】また、粉粒体計量装置の運転中において、
いずれかの計量桝16の容積のみを個別に変更調整する必
要が生じた場合には、容積を変更すべき計量桝16におけ
る桝容積調整板15が連結された個別調整用ハンドル46
が、矢印Bで示す方向へ押し込められる。これにより、
第2スライド軸44が矢印B方向へとスライドされて、該
第2スライド軸44に取り付けられた歯車45が所定量Dだ
けスライドされる。これにより、該歯車45と、伝動軸50
に取り付けられた歯車51との噛み合いが解除された状態
になる。このとき、該第2スライド軸44に取り付けられ
た歯車45は、回転スライド軸36に取り付けられた歯車43
とは噛み合い状態を維持しており、容積が変更される所
定の計量桝16を規定する桝容積調整板15は、他の桝容積
調整板15との結合状態が解除されて、その桝容積調整板
15のみが、長孔部14内をスライドし得る状態になる。そ
して、個別調整用ハンドル46が回転操作されることによ
り、軸方向へと往復スライドされた状態の回転スライド
軸36が回転されて、容積を変更すべき計量桝16を規定す
る桝容積調整板15が、長孔部14内を軸方向へと相対的に
スライドされる。これにより、所定の計量桝16のみの容
積が変更される。 なお、本発明はこのような実施例に
限定されず、例えば、入力軸56または第2スライド軸44
がモーター等の駆動源によって回転させるようにして、
各計量桝16で計量される粉粒体の量を測定し、その測定
結果に基づいて、入力軸56または第2スライド軸44を回
転させる駆動源を制御するようにすれば、各計量桝16に
よって所定量の粉粒体が自動的に計量される。 【0022】 【発明の効果】本発明の粉粒体計量装置は、このよう
に、桝板が往復スライドする間に、該桝板に設けられた
計量桝からは所定量の粉粒体が切り出されるとともに、
その粉粒体の切り出しの間において、回転スライド軸が
回転されることにより、計量桝の容積を規定する容積調
整板が桝板に設けられた長孔部内をスライドされるため
に、粉粒体の切り出し動作を中断することなく、その粉
粒体切り出し量を確実に変更し得る。しかも、桝板に設
けられた多数の桝の容量をワンタッチ操作で一斉に調整
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の粉粒体計量装置の一例を示す断面図で
ある。 【図2】その粉粒体計量装置の要部の斜視図である。 【図3】その粉粒体計量装置の要部の平面図である。 【図4】従来の粉粒体計量装置が使用された分包機の一
例を示す断面図である。 【符号の説明】 10 基板 13 桝板 14 長孔部 15 桝容積調整板 16 計量桝 20 シュート 30 ネジ軸 36 回転スライド軸 42 ボールスプラインナット 43,45 歯車 46 個別調整用ハンドル 56 入力軸 59 一斉調整用ハンドル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61J 3/00 B65B 1/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 所定の駆動源によって水平状態でスライ
    ドされるようになっており、そのスライド方向に沿って
    延びる長孔部を有する桝板と、 該桝板の長孔部内に、その長手方向に沿ってスライド可
    能に配置されており、該長孔部におけるスライド方向の
    端部に上下方向へ貫通する計量桝を形成する桝容積調整
    板と、 該計量桝の底面が開閉されるようにスライドされる前記
    桝板に取り付けられており、該桝板のスライドによって
    軸方向にスライドされる回転可能な回転スライド軸と、 前記桝容積調整板に回転可能にネジ結合されており、該
    回転スライド軸の回転が伝達されて回転されるネジ軸
    と、 前記回転スライド軸をスライド可能な状態で回転させる
    手段と、 を具備する粉粒体計量装置。
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