JP3498847B2 - 洗浄方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄方法に係り、
特に、有機炭素を含む汚れ物質が付着したタンク内を洗
浄する洗浄方法に関する。
特に、有機炭素を含む汚れ物質が付着したタンク内を洗
浄する洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビール等の酒類や清涼飲料等の飲料を製
造するためのタンクの内部には、有機炭素が付着したり
スケールが形成されたりする。有機炭素は、主に製造途
中にある酒類や飲料に含まれ、スケールは、主に洗浄用
の水や洗浄剤に含まれるカルシウム等の金属がタンク内
に析出することによって形成される。タンク内に付着し
た有機炭素は、通常、苛性ソーダ(NaOH)を主成分(例
えば、25%)とする洗浄剤が添加された水(洗浄液)
を使って除去される。この洗浄液には、通常、スケール
の形成を防止するためにEDTA等のキレート剤(例えば、
3%)が添加される。
造するためのタンクの内部には、有機炭素が付着したり
スケールが形成されたりする。有機炭素は、主に製造途
中にある酒類や飲料に含まれ、スケールは、主に洗浄用
の水や洗浄剤に含まれるカルシウム等の金属がタンク内
に析出することによって形成される。タンク内に付着し
た有機炭素は、通常、苛性ソーダ(NaOH)を主成分(例
えば、25%)とする洗浄剤が添加された水(洗浄液)
を使って除去される。この洗浄液には、通常、スケール
の形成を防止するためにEDTA等のキレート剤(例えば、
3%)が添加される。
【0003】タンク内の洗浄は、通常、水による予備洗
浄工程と、洗浄液による本洗浄工程と、すすぎ工程によ
って行われる。予備洗浄工程及び本洗浄工程は、それら
によってタンク内の有機炭素及びスケールの全てが除去
されるように実施される。
浄工程と、洗浄液による本洗浄工程と、すすぎ工程によ
って行われる。予備洗浄工程及び本洗浄工程は、それら
によってタンク内の有機炭素及びスケールの全てが除去
されるように実施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
水による予備洗浄工程において除去可能な有機炭素は、
せいぜい全体の半分程度に過ぎず、残りの有機炭素の除
去は本洗浄工程によらなければならない。したがって、
本洗浄工程のために大量の洗浄液が必要であり、当然
に、必要なキレート剤や洗浄剤の量も多い。
水による予備洗浄工程において除去可能な有機炭素は、
せいぜい全体の半分程度に過ぎず、残りの有機炭素の除
去は本洗浄工程によらなければならない。したがって、
本洗浄工程のために大量の洗浄液が必要であり、当然
に、必要なキレート剤や洗浄剤の量も多い。
【0005】従来一般的に使用されていたキレート剤
は、難分解性であり、また、染色体異常を引き起こすと
いう理由から、その使用を避けるべきである。現在で
は、生分解性のキレート剤が使用されるようになった
が、これは高価である。
は、難分解性であり、また、染色体異常を引き起こすと
いう理由から、その使用を避けるべきである。現在で
は、生分解性のキレート剤が使用されるようになった
が、これは高価である。
【0006】また、従来の洗浄方法では、洗浄効率が低
く、洗浄に要する水資源、洗浄液(キレート剤、洗浄
剤)等の観点において経済性が悪かった。
く、洗浄に要する水資源、洗浄液(キレート剤、洗浄
剤)等の観点において経済性が悪かった。
【0007】本発明は、上記の背景に鑑みてなされたも
のであり、タンク内を効率的に洗浄するための方法を提
供することを目的とする。
のであり、タンク内を効率的に洗浄するための方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の洗浄方法は、有
機炭素を含む汚れ物質が付着したタンク内を洗浄する洗
浄方法に係り、磁気処理された水で前記タンク内を予備
的に洗浄する予備洗浄工程と、前記予備洗浄工程に次い
で、キレート剤及び洗浄剤が添加された洗浄液で前記タ
ンク内を洗浄する本洗浄工程と、前記本洗浄工程に次い
で、水で前記タンク内を洗浄する、すすぎ工程とを有す
ることを特徴とする。
機炭素を含む汚れ物質が付着したタンク内を洗浄する洗
浄方法に係り、磁気処理された水で前記タンク内を予備
的に洗浄する予備洗浄工程と、前記予備洗浄工程に次い
で、キレート剤及び洗浄剤が添加された洗浄液で前記タ
ンク内を洗浄する本洗浄工程と、前記本洗浄工程に次い
で、水で前記タンク内を洗浄する、すすぎ工程とを有す
ることを特徴とする。
【0009】ここで、本発明の好適な実施の形態によれ
ば、前記本洗浄工程では、キレート剤及び洗浄剤が添加
されるとともに磁気処理された洗浄液によって前記タン
ク内を洗浄することが好ましい。また、前記すすぎ工程
では、磁気処理された水で前記タンク内を洗浄すること
が好ましい。
ば、前記本洗浄工程では、キレート剤及び洗浄剤が添加
されるとともに磁気処理された洗浄液によって前記タン
ク内を洗浄することが好ましい。また、前記すすぎ工程
では、磁気処理された水で前記タンク内を洗浄すること
が好ましい。
【0010】本発明の好適な実施の形態によれば、例え
ば、洗浄液はアルカリを含む。
ば、洗浄液はアルカリを含む。
【0011】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
本洗浄工程は、前記タンクの排出口から排出される洗浄
液中の洗浄剤の濃度が所定濃度になるまで、前記タンク
の注入口に供給する洗浄液に洗浄剤を注入する注入工程
と、前記排出口から排出される洗浄液中の洗浄剤の濃度
が所定濃度になった後、前記排出口から排出される洗浄
液を前記注入口に戻すようにして洗浄液を循環させなが
ら前記タンク内の洗浄を行う循環工程とを有する。
本洗浄工程は、前記タンクの排出口から排出される洗浄
液中の洗浄剤の濃度が所定濃度になるまで、前記タンク
の注入口に供給する洗浄液に洗浄剤を注入する注入工程
と、前記排出口から排出される洗浄液中の洗浄剤の濃度
が所定濃度になった後、前記排出口から排出される洗浄
液を前記注入口に戻すようにして洗浄液を循環させなが
ら前記タンク内の洗浄を行う循環工程とを有する。
【0012】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
タンクは、例えば、ビール、発泡酒、ウィスキー、ワイ
ン等の酒類、又は、清涼飲料等の飲料の製造のために使
用されるタンクである。
タンクは、例えば、ビール、発泡酒、ウィスキー、ワイ
ン等の酒類、又は、清涼飲料等の飲料の製造のために使
用されるタンクである。
【0013】本発明の他の側面は、有機炭素を含む汚れ
物質が付着したタンク内を洗浄する洗浄方法に係り、磁
気処理された水で前記タンク内を予備的に洗浄する予備
洗浄工程と、前記予備洗浄工程に次いで、洗浄剤が添加
された洗浄液で前記タンク内を洗浄する本洗浄工程と、
前記本洗浄工程に次いで、水で前記タンク内を洗浄す
る、すすぎ工程とを有することを特徴とする。
物質が付着したタンク内を洗浄する洗浄方法に係り、磁
気処理された水で前記タンク内を予備的に洗浄する予備
洗浄工程と、前記予備洗浄工程に次いで、洗浄剤が添加
された洗浄液で前記タンク内を洗浄する本洗浄工程と、
前記本洗浄工程に次いで、水で前記タンク内を洗浄す
る、すすぎ工程とを有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態を説明する。
発明の好適な実施の形態を説明する。
【0015】本発明の好適な実施の形態に係る洗浄方法
は、予備洗浄工程、本洗浄工程及びすすぎ工程を有す
る。予備洗浄工程では、磁気処理された水を使用してタ
ンク内を予備的に洗浄する。本洗浄工程では、洗浄剤
(例えば、NaOH)及びキレート剤(例えば、EDTA)が添
加された水(洗浄液)を使用してタンク内を洗浄する。
この洗浄液は、磁気処理されることが好ましい。すすぎ
工程では、水を使用してタンク内を洗浄して洗浄液等を
除去する。すすぎ工程において使用される水も磁気処理
されることが好ましい。
は、予備洗浄工程、本洗浄工程及びすすぎ工程を有す
る。予備洗浄工程では、磁気処理された水を使用してタ
ンク内を予備的に洗浄する。本洗浄工程では、洗浄剤
(例えば、NaOH)及びキレート剤(例えば、EDTA)が添
加された水(洗浄液)を使用してタンク内を洗浄する。
この洗浄液は、磁気処理されることが好ましい。すすぎ
工程では、水を使用してタンク内を洗浄して洗浄液等を
除去する。すすぎ工程において使用される水も磁気処理
されることが好ましい。
【0016】磁気処理された水或いは洗浄液は、有機炭
素やスケール等の汚れ物質の分散を促進し、汚れ物資に
対する水或いは洗浄液の浸透を助ける作用がある。した
がって、磁気処理された水或いは洗浄液を使用すること
により汚れやスケール等の汚れ物質をタンクの内壁から
効果的に除去することができる。
素やスケール等の汚れ物質の分散を促進し、汚れ物資に
対する水或いは洗浄液の浸透を助ける作用がある。した
がって、磁気処理された水或いは洗浄液を使用すること
により汚れやスケール等の汚れ物質をタンクの内壁から
効果的に除去することができる。
【0017】この実施形態では、予備洗浄工程におい
て、磁気処理された水を使用してタンク内の有機炭素の
大部分及びスケール(或いはスケール生成物質)を除去
し、本洗浄工程において、キレート剤及び洗浄剤が添加
された水(洗浄液)を使用して残りの有機炭素及びスケ
ールを除去する。なお、従来は、磁気処理されていない
通常の水を使用して予備洗浄工程を実施していたため、
予備洗浄工程後に残る有機炭素及びスケールの量が多
く、本洗浄工程にかかる負担が大きかった。したがっ
て、従来は、本洗浄工程において大量のキレート剤及び
洗浄剤が必要であった。
て、磁気処理された水を使用してタンク内の有機炭素の
大部分及びスケール(或いはスケール生成物質)を除去
し、本洗浄工程において、キレート剤及び洗浄剤が添加
された水(洗浄液)を使用して残りの有機炭素及びスケ
ールを除去する。なお、従来は、磁気処理されていない
通常の水を使用して予備洗浄工程を実施していたため、
予備洗浄工程後に残る有機炭素及びスケールの量が多
く、本洗浄工程にかかる負担が大きかった。したがっ
て、従来は、本洗浄工程において大量のキレート剤及び
洗浄剤が必要であった。
【0018】図1は、本発明に適用されうる磁気処理及
び磁気処理方法の一例を示す図である。この磁気処理装
置は、水或いは洗浄液を移送する配管に巻かれたコイル
(ソレノイドコイル)102と、該コイル102に電力
を供給する電源103とを有する。コイル102の巻き
数をn、コイル102に流れる電流をIとすると、n×
Iに比例する磁界104が配管101内に生じる。配管
内を流れる水或いは洗浄液は、この磁界102により磁
気処理される。
び磁気処理方法の一例を示す図である。この磁気処理装
置は、水或いは洗浄液を移送する配管に巻かれたコイル
(ソレノイドコイル)102と、該コイル102に電力
を供給する電源103とを有する。コイル102の巻き
数をn、コイル102に流れる電流をIとすると、n×
Iに比例する磁界104が配管101内に生じる。配管
内を流れる水或いは洗浄液は、この磁界102により磁
気処理される。
【0019】なお、磁気処理の方法としては、図1に示
す方法(コイル式)が好ましいが、その他にも、固定さ
れた永久磁石で配管を挟む方法(永久磁石固定式)、配
管を挟んだ永久磁石を回転させる方法(永久磁石回転
式)、電磁石を用いる方法(電磁石式)等の様々な方法
を採用することができる。
す方法(コイル式)が好ましいが、その他にも、固定さ
れた永久磁石で配管を挟む方法(永久磁石固定式)、配
管を挟んだ永久磁石を回転させる方法(永久磁石回転
式)、電磁石を用いる方法(電磁石式)等の様々な方法
を採用することができる。
【0020】図2は、本発明の好適な実施の形態に係る
タンク内の洗浄方法の流れを示す図である。この洗浄方
法は、予備洗浄工程S10、本洗浄工程S20、及び、
すすぎ工程S30を含む。本洗浄工程S20は、洗浄液
注入工程S21、洗浄液循環工程S22、及び、洗浄液
排出工程S23を含む。ここで、工程S10、S21、
S22及びS30は、タンクに水或いは洗浄液の供給を
伴う工程であり、これらの工程の全てにおいて、タンク
に供給すべき水或いは洗浄液に対して磁気処理を施すこ
とが好ましい。しかしながら、キレート剤や洗浄剤、更
には水の節減、洗浄時間の短縮等の観点で最も効果的な
のは、予備洗浄工程において使用する水を磁気処理する
ことである。すなわち、予備洗浄工程において、磁気処
理した水を使用することにより、予備洗浄工程において
有機炭素やスケール(例えば、Ca等の金属が析出したも
の)を効果的に除去することができ、本洗浄工程におい
て必要なキレート剤や洗浄剤、更には水等を大幅に節減
することができる。この具体的な効果については後述す
る。
タンク内の洗浄方法の流れを示す図である。この洗浄方
法は、予備洗浄工程S10、本洗浄工程S20、及び、
すすぎ工程S30を含む。本洗浄工程S20は、洗浄液
注入工程S21、洗浄液循環工程S22、及び、洗浄液
排出工程S23を含む。ここで、工程S10、S21、
S22及びS30は、タンクに水或いは洗浄液の供給を
伴う工程であり、これらの工程の全てにおいて、タンク
に供給すべき水或いは洗浄液に対して磁気処理を施すこ
とが好ましい。しかしながら、キレート剤や洗浄剤、更
には水の節減、洗浄時間の短縮等の観点で最も効果的な
のは、予備洗浄工程において使用する水を磁気処理する
ことである。すなわち、予備洗浄工程において、磁気処
理した水を使用することにより、予備洗浄工程において
有機炭素やスケール(例えば、Ca等の金属が析出したも
の)を効果的に除去することができ、本洗浄工程におい
て必要なキレート剤や洗浄剤、更には水等を大幅に節減
することができる。この具体的な効果については後述す
る。
【0021】図3〜図7は、タンクを含む製造設備を模
式的に示す図であり、図2の各工程における製造設備の
動作を示している。これらの図において、201は洗浄
対象のタンク、202は水タンク、203はキレート剤
(例えば、EDTA)及び洗浄剤(例えば、苛性ソーダ(Na
OH))を収容したタンク(以下、洗浄剤タンク)、20
4は循環用タンク、211及び212はポンプ、100
は磁気処理装置、220は濃度計(例えば、導電率計)
である。洗浄対象のタンク201は、例えば上部に水或
いは洗浄液の注入口201aを有し、例えば下部に水或
いは洗浄液の排出口201bを有する。
式的に示す図であり、図2の各工程における製造設備の
動作を示している。これらの図において、201は洗浄
対象のタンク、202は水タンク、203はキレート剤
(例えば、EDTA)及び洗浄剤(例えば、苛性ソーダ(Na
OH))を収容したタンク(以下、洗浄剤タンク)、20
4は循環用タンク、211及び212はポンプ、100
は磁気処理装置、220は濃度計(例えば、導電率計)
である。洗浄対象のタンク201は、例えば上部に水或
いは洗浄液の注入口201aを有し、例えば下部に水或
いは洗浄液の排出口201bを有する。
【0022】この製造設備は、例えば、ビール、発泡
酒、ウィスキー等の酒類、又は、清涼飲料等の飲料の製
造のために好適に使用されうる。以下、これらの図を参
照しながら本発明の好適な実施の形態に係る洗浄方法の
各工程を具体的に説明する。
酒、ウィスキー等の酒類、又は、清涼飲料等の飲料の製
造のために好適に使用されうる。以下、これらの図を参
照しながら本発明の好適な実施の形態に係る洗浄方法の
各工程を具体的に説明する。
【0023】図3は、タンク内の予備洗浄工程を示す図
である。図中の矢印は、水の流れを示しており、矢印に
対応する位置には配管が設けられている。予備洗浄工程
では、ポンプ212により水タンク202内の水を洗浄
対象のタンク201に供給する。水タンク202と洗浄
対象のタンク201の注入口201aとを結ぶ配管の途
中には、例えば図1に示す磁気処理装置100が設けら
れている。この磁気処理装置100により、タンク20
1に供給される水が磁気処理されて磁気活性水となる。
注入口201aを通してタンク201に供給された水
(磁気活性水)は、タンクの内壁の有機炭素やスケール
を含む汚れ物質を除去する。予備洗浄工程は、一般に、
本洗浄工程に先立って、タンク内の汚れ物質を大雑把に
洗い流すために実施される。この予備洗浄工程におい
て、磁気活性水を使用することにより、通常の水を使用
した場合に比べて、有機炭素やスケールを含む汚れ物質
の除去効果を飛躍的に高めることができ、これにより、
続く本洗浄工程において要するキレート剤や洗浄剤、更
には水等を大幅に節減することができる。
である。図中の矢印は、水の流れを示しており、矢印に
対応する位置には配管が設けられている。予備洗浄工程
では、ポンプ212により水タンク202内の水を洗浄
対象のタンク201に供給する。水タンク202と洗浄
対象のタンク201の注入口201aとを結ぶ配管の途
中には、例えば図1に示す磁気処理装置100が設けら
れている。この磁気処理装置100により、タンク20
1に供給される水が磁気処理されて磁気活性水となる。
注入口201aを通してタンク201に供給された水
(磁気活性水)は、タンクの内壁の有機炭素やスケール
を含む汚れ物質を除去する。予備洗浄工程は、一般に、
本洗浄工程に先立って、タンク内の汚れ物質を大雑把に
洗い流すために実施される。この予備洗浄工程におい
て、磁気活性水を使用することにより、通常の水を使用
した場合に比べて、有機炭素やスケールを含む汚れ物質
の除去効果を飛躍的に高めることができ、これにより、
続く本洗浄工程において要するキレート剤や洗浄剤、更
には水等を大幅に節減することができる。
【0024】タンク201内を洗浄した水は、排出口2
01bを通して、ポンプ211により排出される。
01bを通して、ポンプ211により排出される。
【0025】図4は、本洗浄工程の第1段階である洗浄
液注入工程を示す図である。洗浄液注入工程では、ポン
プ212により水タンク202内の水を洗浄対象のタン
ク201に供給する際に、その水に対して洗浄剤タンク
203に収容されたキレート剤及び洗浄剤を添加する。
すなわち、タンク201には、キレート剤及び洗浄剤が
添加された洗浄液が供給される。この洗浄液注入工程に
おいても、磁気処理装置100を動作させて、磁気処理
された洗浄液をタンク201に供給することが好まし
い。
液注入工程を示す図である。洗浄液注入工程では、ポン
プ212により水タンク202内の水を洗浄対象のタン
ク201に供給する際に、その水に対して洗浄剤タンク
203に収容されたキレート剤及び洗浄剤を添加する。
すなわち、タンク201には、キレート剤及び洗浄剤が
添加された洗浄液が供給される。この洗浄液注入工程に
おいても、磁気処理装置100を動作させて、磁気処理
された洗浄液をタンク201に供給することが好まし
い。
【0026】タンク201の下流側には、濃度計220
が配置されており、この濃度計220により、タンク2
01から排出された洗浄液中の洗浄剤の濃度が計測され
る。洗浄剤タンク203に収容されたキレート剤及び洗
浄剤の添加は、濃度計220による計測値(濃度)が所
定の濃度に達するまで続行される。これは、例えば、濃
度計220による計測値に基づいて洗浄剤タンク203
の出口等に設けられたバルブを制御する制御装置によっ
て制御される。
が配置されており、この濃度計220により、タンク2
01から排出された洗浄液中の洗浄剤の濃度が計測され
る。洗浄剤タンク203に収容されたキレート剤及び洗
浄剤の添加は、濃度計220による計測値(濃度)が所
定の濃度に達するまで続行される。これは、例えば、濃
度計220による計測値に基づいて洗浄剤タンク203
の出口等に設けられたバルブを制御する制御装置によっ
て制御される。
【0027】濃度計220としては、例えば、洗浄剤
(例えば、苛性ソーダ(NaOH))が添加された洗浄液が
有する導電率を測定する導電率計が好適である。導電率
を測定することにより、汚れ物質の除去に寄与するアル
カリ量を示す指標を得ることができる。また、所定の濃
度(導電率)に達するまで洗浄用の水に洗浄剤を添加す
ることにより、予備洗浄後のタンク201内の汚れの程
度に応じた量の洗浄剤を添加することができる。これ
は、不必要な洗浄剤の添加及び洗浄剤の不足を防止する
ことができることを意味する。
(例えば、苛性ソーダ(NaOH))が添加された洗浄液が
有する導電率を測定する導電率計が好適である。導電率
を測定することにより、汚れ物質の除去に寄与するアル
カリ量を示す指標を得ることができる。また、所定の濃
度(導電率)に達するまで洗浄用の水に洗浄剤を添加す
ることにより、予備洗浄後のタンク201内の汚れの程
度に応じた量の洗浄剤を添加することができる。これ
は、不必要な洗浄剤の添加及び洗浄剤の不足を防止する
ことができることを意味する。
【0028】タンク201から排出される洗浄液中の洗
浄剤の濃度が所定の濃度(導電率)に達したら、洗浄液
循環工程に移行する。
浄剤の濃度が所定の濃度(導電率)に達したら、洗浄液
循環工程に移行する。
【0029】図5は、本洗浄工程の第2段階である洗浄
液循環工程を示す図である。洗浄液循環工程では、循環
用タンク204並びにポンプ211及び212を利用し
て、タンク201から排出された洗浄液を再びタンク2
01に戻すことにより、洗浄液を循環させる。この循環
工程においても、磁気処理装置100を動作させて洗浄
液を磁気処理することが好ましい。
液循環工程を示す図である。洗浄液循環工程では、循環
用タンク204並びにポンプ211及び212を利用し
て、タンク201から排出された洗浄液を再びタンク2
01に戻すことにより、洗浄液を循環させる。この循環
工程においても、磁気処理装置100を動作させて洗浄
液を磁気処理することが好ましい。
【0030】図6は、本洗浄工程の第3段階である洗浄
液排出工程を示す図である。洗浄液排出工程では、タン
ク201に対する洗浄液の供給を停止し、ポンプ211
によりタンク201内の洗浄液を排出する。このとき、
循環用タンク204内の洗浄液も排出される。
液排出工程を示す図である。洗浄液排出工程では、タン
ク201に対する洗浄液の供給を停止し、ポンプ211
によりタンク201内の洗浄液を排出する。このとき、
循環用タンク204内の洗浄液も排出される。
【0031】図7は、すすぎ工程を示す図である。すす
ぎ工程は、予備洗浄工程と同様に実施されうる。すすぎ
工程は、主にタンク102内に残留しているキレート剤
や洗浄剤を洗い流すために実施される。このすすぎ工程
においても、磁気処理装置100を動作させて、洗浄用
の水を磁気処理することが好ましい。
ぎ工程は、予備洗浄工程と同様に実施されうる。すすぎ
工程は、主にタンク102内に残留しているキレート剤
や洗浄剤を洗い流すために実施される。このすすぎ工程
においても、磁気処理装置100を動作させて、洗浄用
の水を磁気処理することが好ましい。
【0032】図8は、予備洗浄工程、本洗浄工程及びす
すぎ工程を含む一連の洗浄工程において磁気処理をしな
い場合(従来例)と磁気処理をした場合とにおける、洗
浄によりタンク201から排出される汚れ物質のTOC(To
tal Organic Carbon:総有機炭素)量を示す図である。磁
気処理をしない従来例では、予備洗浄工程によって除去
される有機炭素の量が除去すべき有機炭素の全体量(目
標ライン)の50%程度であるのに対して、本発明の好
適な実施の形態によれば、予備洗浄工程によって除去さ
れる有機炭素の量が除去すべき有機炭素の全体量(目標
ライン)の90%以上である。したがって、本発明の好
適な実施の形態によれば、本洗浄工程において除去すべ
き有機炭素の量が大幅に減り、本洗浄工程において要す
る洗浄剤の量も大幅に削減される。また、これに伴い必
要なキレート剤や水の量も削減され、さらに、洗浄時間
を短縮することもできる。
すぎ工程を含む一連の洗浄工程において磁気処理をしな
い場合(従来例)と磁気処理をした場合とにおける、洗
浄によりタンク201から排出される汚れ物質のTOC(To
tal Organic Carbon:総有機炭素)量を示す図である。磁
気処理をしない従来例では、予備洗浄工程によって除去
される有機炭素の量が除去すべき有機炭素の全体量(目
標ライン)の50%程度であるのに対して、本発明の好
適な実施の形態によれば、予備洗浄工程によって除去さ
れる有機炭素の量が除去すべき有機炭素の全体量(目標
ライン)の90%以上である。したがって、本発明の好
適な実施の形態によれば、本洗浄工程において除去すべ
き有機炭素の量が大幅に減り、本洗浄工程において要す
る洗浄剤の量も大幅に削減される。また、これに伴い必
要なキレート剤や水の量も削減され、さらに、洗浄時間
を短縮することもできる。
【0033】図9は、予備洗浄工程、本洗浄工程及びす
すぎ工程を含む一連の洗浄工程において磁気処理をしな
い場合(従来例)と磁気処理をした場合とにおける、洗
浄によりタンク201から排出されるCa(カルシウ
ム)の量を示す図である。ここで、タンク201から排
出されるカルシウムの量は、タンク201内のスケール
の除去量(或いは抑制量)に対応する。磁気処理をしな
い従来例では、予備洗浄工程によって除去されるカルシ
ウムの量が除去すべきカルシウムの全体量(目標ライ
ン)の30%程度であるのに対して、本発明の好適な実
施の形態によれば、予備洗浄工程によって除去されるカ
ルシウムの量が除去すべきカルシウムの全体量(目標ラ
イン)の60%程度である。したがって、本発明の好適
な実施の形態によれば、本洗浄工程において除去すべき
スケール生成物質(カルシウム)が大幅に減り、本洗浄
工程において要するキレート剤の量も大幅に削減され
る。また、これに伴い必要な洗浄剤や水の量も削減さ
れ、さらに、洗浄時間を短縮することもできる。
すぎ工程を含む一連の洗浄工程において磁気処理をしな
い場合(従来例)と磁気処理をした場合とにおける、洗
浄によりタンク201から排出されるCa(カルシウ
ム)の量を示す図である。ここで、タンク201から排
出されるカルシウムの量は、タンク201内のスケール
の除去量(或いは抑制量)に対応する。磁気処理をしな
い従来例では、予備洗浄工程によって除去されるカルシ
ウムの量が除去すべきカルシウムの全体量(目標ライ
ン)の30%程度であるのに対して、本発明の好適な実
施の形態によれば、予備洗浄工程によって除去されるカ
ルシウムの量が除去すべきカルシウムの全体量(目標ラ
イン)の60%程度である。したがって、本発明の好適
な実施の形態によれば、本洗浄工程において除去すべき
スケール生成物質(カルシウム)が大幅に減り、本洗浄
工程において要するキレート剤の量も大幅に削減され
る。また、これに伴い必要な洗浄剤や水の量も削減さ
れ、さらに、洗浄時間を短縮することもできる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、例えば、予備洗浄工程
において、磁気処理された水を使用することにより、本
洗浄工程の負担を減らし、タンク内を効率的に洗浄する
ことができる。より具体的には、本発明によれば、例え
ば、洗浄のために要するキレート剤や洗浄剤を削減し、
及び/又は、洗浄に要する時間を削減することができ
る。
において、磁気処理された水を使用することにより、本
洗浄工程の負担を減らし、タンク内を効率的に洗浄する
ことができる。より具体的には、本発明によれば、例え
ば、洗浄のために要するキレート剤や洗浄剤を削減し、
及び/又は、洗浄に要する時間を削減することができ
る。
【図1】本発明に適用されうる磁気処理及び磁気処理方
法の一例を示す図である。
法の一例を示す図である。
【図2】本発明の好適な実施の形態に係るタンク内の洗
浄方法の流れを示す図である。
浄方法の流れを示す図である。
【図3】タンク内の予備洗浄工程を示す図である。
【図4】本洗浄工程の第1段階である洗浄液注入工程を
示す図である。
示す図である。
【図5】本洗浄工程の第2段階である洗浄液循環工程を
示す図である。
示す図である。
【図6】本洗浄工程の第3段階である洗浄液排出工程を
示す図である。
示す図である。
【図7】すすぎ工程を示す図である。
【図8】予備洗浄工程、本洗浄工程及びすすぎ工程を含
む一連の洗浄工程において磁気処理をしない場合(従来
例)と磁気処理をした場合とにおける、洗浄によりタン
クから排出される汚れ物質のTOC量を示す図である。
む一連の洗浄工程において磁気処理をしない場合(従来
例)と磁気処理をした場合とにおける、洗浄によりタン
クから排出される汚れ物質のTOC量を示す図である。
【図9】予備洗浄工程、本洗浄工程及びすすぎ工程を含
む一連の洗浄工程において磁気処理をしない場合(従来
例)と磁気処理をした場合とにおける、洗浄によりタン
クから排出されるCaの量を示す図である。
む一連の洗浄工程において磁気処理をしない場合(従来
例)と磁気処理をした場合とにおける、洗浄によりタン
クから排出されるCaの量を示す図である。
100 磁気処理装置
101 配管
102 コイル
103 電源
104 磁界
201 洗浄対象タンク
201a 注入口
201b 排出口
202 水タンク
203 洗浄剤タンク(キレート剤、洗浄剤)
204 循環用タンク
211、212 ポンプ
220 濃度計(導電率計)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C23G 1/14
B08B 3/08
B08B 9/08
Claims (8)
- 【請求項1】 有機炭素を含む汚れ物質が付着したタン
ク内を洗浄する洗浄方法であって、 磁気処理された水で前記タンク内を予備的に洗浄する予
備洗浄工程と、 前記予備洗浄工程に次いで、キレート剤及び洗浄剤が添
加された洗浄液で前記タンク内を洗浄する本洗浄工程
と、 前記本洗浄工程に次いで、水で前記タンク内を洗浄す
る、すすぎ工程と、 を有することを特徴とする洗浄方法。 - 【請求項2】 前記本洗浄工程では、キレート剤及び洗
浄剤が添加されるとともに磁気処理された洗浄液によっ
て前記タンク内を洗浄することを特徴とする請求項1に
記載の洗浄方法。 - 【請求項3】 前記すすぎ工程では、磁気処理された水
で前記タンク内を洗浄することを特徴とする請求項1又
は請求項2に記載の洗浄方法。 - 【請求項4】 前記洗浄液はアルカリを含むことを特徴
とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の洗
浄方法。 - 【請求項5】 前記本洗浄工程は、 前記タンクの排出口から排出される洗浄液中の洗浄剤の
濃度が所定濃度になるまで、前記タンクの注入口に供給
する洗浄液に洗浄剤を注入する注入工程と、 前記排出口から排出される洗浄液中の洗浄剤の濃度が所
定濃度になった後、前記排出口から排出される洗浄液を
前記注入口に戻すようにして洗浄液を循環させながら前
記タンク内の洗浄を行う循環工程と、 を有することを特徴とする請求項4に記載の洗浄方法。 - 【請求項6】 前記タンクは、酒類又は飲料の製造のた
めに使用されるタンクであることを特徴とする請求項1
乃至請求項5のいずれか1項に記載の洗浄方法。 - 【請求項7】 前記タンクは、ビール、発泡酒、ウィス
キー又はワインの製造のために使用されるタンクである
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項
に記載の洗浄方法。 - 【請求項8】 有機炭素を含む汚れ物質が付着したタン
ク内を洗浄する洗浄方法であって、 磁気処理された水で前記タンク内を予備的に洗浄する予
備洗浄工程と、 前記予備洗浄工程に次いで、洗浄剤が添加された洗浄液
で前記タンク内を洗浄する本洗浄工程と、 前記本洗浄工程に次いで、水で前記タンク内を洗浄す
る、すすぎ工程と、 を有することを特徴とする洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001163198A JP3498847B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001163198A JP3498847B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 洗浄方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002356790A JP2002356790A (ja) | 2002-12-13 |
JP3498847B2 true JP3498847B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=19006214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001163198A Expired - Fee Related JP3498847B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 洗浄方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3498847B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4429058B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2010-03-10 | 関西ペイント株式会社 | 循環洗浄装置及び該循環洗浄装置を備える循環ラインシステム |
-
2001
- 2001-05-30 JP JP2001163198A patent/JP3498847B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002356790A (ja) | 2002-12-13 |
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