JP3498516B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP3498516B2
JP3498516B2 JP03345897A JP3345897A JP3498516B2 JP 3498516 B2 JP3498516 B2 JP 3498516B2 JP 03345897 A JP03345897 A JP 03345897A JP 3345897 A JP3345897 A JP 3345897A JP 3498516 B2 JP3498516 B2 JP 3498516B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉塵等を検知する
センサを備えた空気清浄機に係り、より詳しくは、ハウ
スダストのような粉塵等を検知するセンサの応答性を改
善した空気清浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】布団等の上げ下ろしや歩行等の生活活動
で発生した風によって、床面に溜まったハウスダストが
巻き上げられると、このハウスダストが室内空間に拡散
する。この拡散空気は空気清浄機の本体内に導入されて
循環ファンによって循環され、集塵部によって粉塵等を
除去して室内の空気を浄化する。
【0003】この際、従来の空気清浄機では、室内空気
の汚れは粉塵等を検知するセンサによって検出され、こ
の検出値に基づいて循環ファンの風量を調節し、粉塵等
の集塵能力を自動的に調整していた。この汚れの検知に
は光学式のセンサを用いることが望ましく、このセンサ
は、操作部近傍や本体裏側の空いたスペース等に設置さ
れるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
空気清浄機によれば、ハウスダストはその粉塵粒子が比
較的大きいため拡散性が悪く、生活活動で発生した風に
よって巻き上げられてから室内に拡散するまでに時間が
かかる。そして、ハウスダストが巻き上げられ、粉塵セ
ンサの周囲にまで拡散した後にセンサによって検知され
るため、人がハウスダストによって不快を感じているに
もかかわらず、空気清浄機が集塵動作を開始しないとい
った問題があった。
【0005】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、生活活動によって巻き上げられたハ
ウスダストのような粉塵等が拡散する以前にこれを検出
し、ハウスダストを検知するのに要する時間を短縮して
検出感度を改善し、人が不快感を感じる以前に粉塵等の
集塵動作を開始することができる空気清浄機を得ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる空気清浄
機は、次のように構成したものである。 (1) 本体内部に空気を吸込む吸込口と該空気を本体
外部に吹き出す吸出口を有し、前記吸込口から吸込んだ
空気を前記本体内に循環させながら該空気中の粉塵を集
塵部によって除去する空気清浄機であって、外部空気が
前記本体内の負圧方向に流れるようにした風路と該風路
に流れる粉塵を検知するセンサとを備えた検知部を設
け、該検知部の開口部を前記吸気口の下側に設けると共
に前記本体の前側に突出させて、前記吸気口が粉塵を吸
い込むよりも先に前記検知部のセンサによって該粉塵を
検知するようにしたものである。
【0007】(2) 本体内部に空気を吸込む吸込口と
該空気を本体外部に吹き出す吹出口を有し、前記吸込口
から吸込んだ空気を前記本体内に循環させながら該空気
中の粉塵を集塵部によって除去する空気清浄機であっ
て、外部空気が前記本体内の負圧方向に流れるようにし
た風路と該風路に流れる粉塵を検知するセンサとを備え
た検知部を設け、該検知部の開口部を前記吸気口の下側
に設けると共に、該検知部の開口部近傍を該開口部を中
心に凹状に形成し、粉塵を該凹状部に滞留させて、前記
開口部が該粉塵を取り込む時間を増大させるようにし
て、前記吸気口が粉塵を吸い込むよりも先に前記検知部
のセンサによって該粉塵を検知するようにしたものであ
る。
【0008】(3) 本体内部に空気を吸込む吸込口と
該空気を本体外部に吹き出す吹出口を有し、前記吸込口
から吸込んだ空気を前記本体内に循環させながら該空気
中の粉塵を集塵部によって除去する空気清浄機であっ
て、外部空気が前記本体内の負圧方向に流れるようにし
た風路と該風路に流れる粉塵を検知するセンサとを備え
た検知部を設け、該検知部の開口部を前記吸気口の下側
に設けると共に、該検知部の開口部の少なくとも上部に
凸状部を設け、吸込口に向かう粉塵の流れを遮って該粉
塵を滞留させて、前記開口部が粉塵を取り込む時間を増
大させるようにして、前記吸気口が粉塵を吸い込むより
も先に前記検知部のセンサによって該粉塵を検知するよ
うにしたものである。
【0009】(4)本体内部に空気を吸込む吸込口と該
空気を本体外部に吹き出す吹出口を有し、前記吸込口か
ら吸込んだ空気を前記本体内に循環させながら該空気中
の粉塵を集塵部によって除去する空気清浄機であって、
外部空気が前記本体内の負圧方向に流れるようにした風
路と該風路に流れる粉塵を検知するセンサとを備えた検
知部を設け、該検知部の開口部を前記吸気口の下側に設
けて、該検知部の開口部近傍を該開口部を中心にして凹
状に形成すると共に該凹状部の少なくとも上部に凸状部
を設け、粉塵を前記凹状部に滞留させると共に吸込口に
向かう粉塵の流れを遮って該粉塵を滞留させて、前記開
口部が粉塵を取り込む時間を増大させるようにし、前記
吸気口が粉塵を吸い込むよりも先に前記検知部のセンサ
によって該粉塵を検知するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1の斜視図、図2は図1の縦
断面図、図3は図1の作用説明図である。1は空気清浄
機の本体、2は本体1の前面部3に設けられ本体1の内
部に空気を吸い込むための吸込口、4は吸込口2に設け
たグリル、5は本体1の上面部6後方に設けられ本体1
の内部から外部に空気を吹き出すための吹出口である。
【0011】7は本体1の後面部8近傍に配設され、吸
込口2から導入された空気を本体1内に導入して吹出口
5から吹き出す循環ファン、9は本体1の後面部8にネ
ジ等によって取付けられ循環ファン7を駆動するモータ
である。10は吸込口2とファン7との間に設けられて
吸込口2から本体1内に導入した空気中の粉塵を除去す
る集塵部、11は集塵部10とファン7の間に設けられ
中央部近傍に空気を貫流させる貫通穴12を有する隔壁
である。
【0012】13は室内空気の汚れを検知してこの検出
値に基づいて循環ファン7の風量を調節し集塵能力を自
動的に調整する検知部である。この検知部13は本体1
に設けた吸込口2の下側に位置しており、前面部3に開
口した前側開口部14と、負圧が大きい集塵部10の後
流側に開口する後側開口部15と、前側開口部14から
後方に通じ、集塵部10の前面でほぼL字状に屈曲して
集塵部10の下部を通り集塵部10の後面で後側開口部
15に至る風路16と、前側開口部14近傍の風路16
に上下方向から支持部材17a,17bによって支持さ
れて、タバコの煙やハウスダストのような空気中の粉塵
等を検知する例えば光学式の粉塵センサ18とからなっ
ている。なお、19は空気清浄機を操作するスイッチ機
構、20は床面、21はハウスダスト、22は生活活動
によって発生する風である。
【0013】上記の説明において、前側開口部14は本
体1の吸込口2の下側に配設したが、吸込口2の下側で
あればどの位置であってもよく、また、吸込口2の底部
近傍に配設してもよい。また、上記の説明において、後
側開口部15は負圧の大きい集塵部10の下流側に設け
たが、集塵部10の上流側であってもグリル4と集塵部
10の間の空間部のように負圧を有する位置であれば、
どのような位置に設けてもよい。
【0014】上記のように構成した実施の形態1の作用
を説明する。布団の上げ下ろしや歩行等の生活活動によ
って床面20に沿って流れる風22が発生する。ハウス
ダスト21はこの風22によって巻き上げられて風22
と共に床面20に沿って移動し、室内空間に徐々に拡散
する。
【0015】このハウスダスト21の一部は、それが拡
散する以前に、図3のイに示す順路で、空気清浄機に向
かって移動し、その吸込口2によって本体1内に吸い込
まれる。このとき、本体1の吸込口2の下側には検知部
13の前側開口部14が開口しているので、イ方向に移
動するハウスダスト21の一部は吸込口2が吸い込むよ
りも先に前側開口部14によって風路16内に吸い込ま
れ、粉塵センサ18に達してここで検知される。
【0016】このため、ハウスダスト21が室内に拡散
するのを待つことなく、吸込口2に吸込まれる前の濃い
状態でハウスダスト21を前側開口部14から吸込み、
粉塵センサ18によって検知することになる。実施の形
態1によれば、生活活動によって巻き上げられたハウス
ダスト21を検知するのに要する時間を短縮し、人が不
快感を感じる以前に集塵動作を開始することができる。
【0017】実施の形態2 図4は本発明の実施の形態2の作用説明図である。実施
の形態1では前側開口部14を本体1の吸込口2の下側
に設けたが、実施の形態2では検知部13の前側開口部
14を破線で示すように本体1の吸込口2の下側で本体
1の前側に突出させて設けたものである。なお、他の構
成は実施の形態1に示した場合と同様なので、説明を省
略する。
【0018】上記のように構成した実施の形態2の作用
を説明する。生活活動によって巻き上げられたハウスダ
スト21は、主に流路Aによって床面20に沿って移動
した後、本体1前面の下端部近傍に衝突し、前面部3の
壁面に沿って上昇して吸込口2によって本体1内に吸い
込まれるが、吸込口2から吸い込まれる風量の増加に伴
って流路Bで移動する割合が増加し、床面20に沿って
移動した後、本体1の前面で斜め方向に上昇して吸込口
2によって吸い込まれる。
【0019】この際、検知部13の開口部14は本体1
の前側に突出しているので、流路Aと流路Bの両流路上
に検知部13の開口部14が開口されていることにな
り、ハウスダスト21が高感度で検知される。実施の形
態2によれば、生活活動によって巻き上げられたハウス
ダスト21を高感度で検知し、かつ検知に要する時間も
短縮でき、人が不快感を感じる以前に集塵動作を開始す
ることができる。
【0020】実施の形態3 図5は本発明の実施の形態3の斜視図、図6はその作用
説明図である。実施の形態1では前側開口部14を本体
1の吸込口2の下側の前面部平面上に設けたが、実施の
形態3では開口部14の近傍をこの開口部14を中心に
して後方に例えば半球状にへこませ、凹状部23を形成
したものである。他の構成は実施の形態1に示した場合
と同様なので、説明を省略する。なお、上記の説明で
は、凹状部23は半球状に形成したが、この形状に限定
するものではなく、他の形状であってもよい。
【0021】上記のように構成した実施の形態3の作用
を説明する。生活活動によって床面20に沿って流れる
風22が発生する。ハウスダスト21はこの風22によ
って巻き上げられて風22と共に床面20に沿って移動
し、室内空間に徐々に拡散する。
【0022】このハウスダスト21の一部は、それが拡
散する以前にイに示す順路で空気清浄機に向かって移動
し、その吸込口2によって吸い込まれる。そして、本体
1の吸込口2の下側には検知部13の前側開口部14が
開口しているので、イ方向に移動するハウスダスト21
の一部は吸込口2が吸い込むより先に前側開口部14に
よって吸い込まれ、粉塵センサ18に達してここで検知
される。このとき、前側開口部14の近傍には凹状部2
3が形成されているので、前面部3の壁面に沿って上昇
するハウスダスト21の一部は凹状部23で滞留し、凹
状部23に設けた開口部14がハウスダスト21を取り
込む時間が増大する。
【0023】実施の形態3によれば、生活活動によって
巻き上げられたハウスダスト21を高感度で検知し、か
つ検知に要する時間も短縮でき、人が不快感を感じる以
前に集塵動作を開始することができる。特に、検知部1
3の前側開口部14の近傍に凹状部23を形成したの
で、開口部14がハウスダスト21を取り込む時間が増
大し、検知センサ18の感度が向上する。
【0024】実施の形態4 図7は本発明の実施の形態4の作用説明図である。実施
の形態1では、前側開口部14を本体1の吸込口2の下
側に設けたが、実施の形態4では吸込口2と前面開口部
14の間に前面に突出した横長直線状で断面がテーパ状
の凸状部24を設けたもので、前面部3の一部を隆起さ
せて一体形成したものである。なお、他の構成は実施の
形態1に示した場合と同様なので、説明を省略する。
【0025】上記の説明では、凸状部24を横長直線状
で断面がテーパ状に形成したが、この形態に限定するも
のではない。また、本体1を形成する前面部3の一部を
隆起させて一体形成したが、凸状部24を前面部3とは
別の物品によって形成し、これを前面部3に取付けるよ
うにしてもよい。
【0026】上記のように構成した実施の形態4の作用
を説明する。布団の上げ下ろしや歩行等の生活活動によ
って床面20に沿って流れる風22が発生する。ハウス
ダスト21はこの風22によって巻き上げられて風22
と共に床面20に沿って移動し、室内空間に徐々に拡散
する。
【0027】そのハウスダスト21の一部は、それが拡
散する以前にイに示す順路で空気清浄機に向かって移動
し、その吸込口2によって本体1内に吸い込まれる。こ
のとき、本体1の吸込口2の下側には検知部13の前側
開口部14が開口しているので、イ方向に移動するハウ
スダスト21の一部は吸込口2が吸い込むより先に前側
開口部14によって吸い込まれ、粉塵センサ18に達し
てここで検知される。
【0028】このとき、吸込口2と前側開口部14の間
には横長直線状で断面がテーパ状に形成された凸状部2
4が設けられているので、前面部3の壁面に沿って上昇
するハウスダスト21の一部はその流れが遮られて凸状
部24の下方に滞留し、前側開口部14がハウスダスト
21を取り込む時間が増大する。
【0029】実施の形態4によれば、生活活動によって
巻き上げられたハウスダスト21を高感度で検知し、か
つ検知に要する時間も短縮でき、人が不快感を感じる以
前に集塵動作を開始することができる。特に、凸状部2
4によって検知部13の前側開口部14がハウスダスト
21を取り込む時間が増大し、粉塵センサ18の感度が
向上する。なお、前面部3の一部を隆起させて凸状部2
4を一体形成した場合は、新らたに追加部品を設ける必
要がない。
【0030】実施の形態5 図8は本発明の実施の形態5の斜視図である。実施の形
態4では、吸込口2と前側開口部14の間に前面に突出
した横長直線状で断面がテーパ状の凸状部24を設けた
が、実施の形態5では、吸込口2と前面開口部14の間
にほぼ逆U字型のアーチ状で断面がテーパ状の凸状部2
4を設け、前側開口部14を上方から覆うようにしたも
のである。
【0031】上記のように構成した実施の形態5によれ
ば、実施の形態4と同様に、ハウスダスト21の一部は
吸込口2が吸い込むより先に前側開口部14によって吸
い込まれ、粉塵センサ18に達してここで検知される。
このとき、吸込口2と前側開口部14の間にはほぼ逆U
字型のアーチ状で断面がテーパ状の凸状部24が設けら
れているので、前面部3の壁面に沿って上昇するハウス
ダスト21の一部はその流れが凸状部24の上面部と両
側面部によって遮られて、ハウスダスト21の一部が凸
状部24の下方に滞留し、前側開口部14がハウスダス
ト21を取り込む時間が増大する。
【0032】実施の形態5によれば、生活活動によって
巻き上げられたハウスダスト21を高感度で検知し、か
つ検知に要する時間も短縮でき、人が不快感を感じる以
前に集塵動作を開始することができる。特に、凸状部2
4をアーチ状に形成したので、吸込口2に向かうハウス
ダスト21の流れを遮りハウスダスト21を取り込む時
間が増大し、粉塵センサ18の感度がさらに向上する。
【0033】実施の形態6 図9は本発明の実施の形態6の斜視図、図10はその作
用説明図である。実施の形態3では検知部23の前側開
口部14近傍を後方にへこませて凹状部23を形成し、
また実施の形態5では吸込口2と前側開口部14の間に
ほぼ逆U字型でアーチ状の凸状部24を設けたが、実施
の形態6では検知部23の前側開口部14近傍を後方に
へこませて凹状部23を形成し、この凹状部23の上部
及び側部で吸込口2の下側にほぼ逆U字型でアーチ状の
凸状部24を設けたものである。
【0034】上記のように構成した実施の形態6の作用
を説明する。生活活動によって床面20に沿って流れる
風22が発生すると、ハウスダスト21はこの風22に
よって巻き上げられて風22と共に床面20に沿って移
動し、室内空間に徐々に拡散する。
【0035】そしてハウスダスト21の一部は、それが
拡散する以前にイに示す順路で空気清浄機に向かって移
動し、その吸込口2によって本体1内に吸い込まれる。
このとき、本体1の吸込口2の下側には検知部13の前
側開口部14が開口しているので、イ方向に移動するハ
ウスダスト21の一部は吸込口2が吸い込むより先に前
側開口部14によって吸い込まれ、粉塵センサ18に達
してここで検知される。
【0036】このとき、前側開口部14近傍には凹状部
15が形成されているので、前面部14の壁面に沿って
上昇するハウスダスト21の一部は凹状部23で滞留す
る。また、凹状部23と吸込口2の間には凸状部24が
設けられているので、凹状部23で滞留したハウスダス
ト21はさらに凸状部24によって上方への流れが遮ら
れる。こうして、検知部23の前側開口部14がハウス
ダスト21を取り込む時間がかなりの程度増大する。
【0037】実施の形態6によれば、生活活動によって
巻き上げられたハウスダスト21を高感度で検知し、か
つ検知に要する時間も短縮でき、人が不快感を感じる以
前に集塵動作を開始することができる。特に、検知部1
3の前側開口部14近傍に凹状部23を形成し、この凹
状部15を覆うように凸状部24をアーチ状に配置した
ので、検知部23がハウスダスト21を取り込む時間が
非常に増大し、吸込口2に向かうハウスダスト21の流
れを遮る効果が増大して、粉塵センサ18の感度がさら
に向上する。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる空気清浄機によれば、次のような効果を得るこ
とができる。なお、説明に当たっては、請求項の番号と
同じ番号を付してそれぞれの請求項の効果を記述する。 (1) 外部空気が本体内の負圧方向に流れるようにし
た風路と該風路に流れる粉塵を検知するセンサとを備え
た検知部を設け、該検知部の開口部を前記吸気口の下側
に設けると共に前記本体の前側に突出させて、前記吸気
口が粉塵を吸い込むよりも先に前記検知部のセンサによ
って該粉塵を検知するようにしたので、装置の大型化及
び構造の複雑化を伴うことなく、ハウスダクトを検知す
るセンサの応答性を向上させることができ、また、生活
活動によって巻き上げられたハウスダクトを高感度に検
知し、かつ検知に要する時間も短縮でき、人が不快感を
感じ以前に集塵動作を開始することができる。
【0039】(2) 外部空気が本体内の負圧方向に流
れるようにした風路と該風路に流れる粉塵を検知するセ
ンサとを備えた検知部を設け、該検知部の開口部を前記
吸気口の下側に設けると共に、検知部の開口部近傍を該
開口部を中心に凹状に形成し、粉塵を該凹状部に滞留さ
せて、前記開口部が該粉塵を取り込む時間を増大させる
ようにして、前記吸気口が粉塵を吸い込むよりも先に前
記検知部のセンサによって該粉塵を検知するようにした
ので、装置の大型化及び構造の複雑化を伴うことなく、
ハウスダクトを検知するセンサの応答性を向上させるこ
とができ、また、開口部がハウスダクトを取込む時間が
増大し、センサの感度を向上させることができる。
【0040】(3) 外部空気が本体の負圧方向に流れ
るようにした風路と該風路に流れる粉塵を検知するセン
サとを備えた検知部を設け、該検知部の開口部を前記吸
気口の下側に設けると共に、検知部の開口部の少なくと
も上部に凸状部を設け、吸込口に向かう粉塵の流れを遮
って該粉塵を滞留させて、前記開口部が粉塵を取り込む
時間を増大させるようにして、前記吸気口が粉塵を吸い
込むよりも先に前記検知部のセンサによって該粉塵を検
知するようにしたので、装置の大型化及び構造の複雑化
を伴うことなく、ハウスダストを検知するセンサの応答
性を向上させることができ、また、検知部の開口部が粉
塵を取り込む時間が増大し、センサの感度を向上させる
ことができる。
【0041】(4) 外部空気が前記本体内の負圧方向
に流れるようにした風路と該風路に流れる粉塵を検知す
るセンサとを備えた検知部を設け、該検知部の開口部を
前記吸気口の下側に設けて、該検知部の開口部近傍を該
開口部を中心にして凹状に形成すると共に該凹状部の少
なくとも上部に凸状部を設け、粉塵を前記凹状部に滞留
させると共に吸込口に向かう粉塵の流れを遮って該粉塵
を滞留させて、前記開口部が粉塵を取り込む時間を増大
させるようにし、前記吸気口が粉塵を吸い込むよりも先
に前記検知部のセンサによって該粉塵を検知するように
したので、装置の大型化及び構造の複雑化を伴うことな
く、ハウスダストを検知するセンサの応答性を向上させ
ることができ、また、検知部の開口部が粉塵を取り込む
時間が増大し、センサの感度を非常に向上させることが
できる。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の斜視図である。
【図2】 実施の形態1の縦断面図である。
【図3】 実施の形態1の作用説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態2の作用説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態3の斜視図である。
【図6】 実施の形態3の作用説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態4の作用説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態5の斜視図である。
【図9】 本発明の実施の形態6の斜視図である。
【図10】 実施の形態6の作用説明図である。
【符号の説明】
1 本体、2 吸込口、5 吹出口、10 集塵部、1
3 検知部、14 開口部、16 風路、18 粉塵セ
ンサ、23 凹状部、24 凸状部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/00 - 7/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内部に空気を吸込む吸込口と該空気
    を本体外部に吹き出す吸出口を有し、前記吸込口から吸
    込んだ空気を前記本体内に循環させながら該空気中の粉
    塵を集塵部によって除去する空気清浄機において、 外部空気が前記本体内の負圧方向に流れるようにした風
    路と該風路に流れる粉塵を検知するセンサとを備えた検
    知部を設け、該検知部の開口部を前記吸気口の下側に設
    けると共に前記本体の前側に突出させて、前記吸気口が
    粉塵を吸い込むよりも先に前記検知部のセンサによって
    該粉塵を検知するようにしたことを特徴とする空気清浄
    機。
  2. 【請求項2】 本体内部に空気を吸込む吸込口と該空気
    を本体外部に吹き出す吹出口を有し、前記吸込口から吸
    込んだ空気を前記本体内に循環させながら該空気中の粉
    塵を集塵部によって除去する空気清浄機において、 外部空気が前記本体内の負圧方向に流れるようにした風
    路と該風路に流れる粉塵を検知するセンサとを備えた検
    知部を設け、該検知部の開口部を前記吸気口の下側に設
    けると共に、該検知部の開口部近傍を該開口部を中心に
    凹状に形成し、粉塵を該凹状部に滞留させて、前記開口
    部が該粉塵を取り込む時間を増大させるようにして、前
    記吸気口が粉塵を吸い込むよりも先に前記検知部のセン
    サによって該粉塵を検知するようにしたことを特徴とす
    る空気清浄機。
  3. 【請求項3】 本体内部に空気を吸込む吸込口と該空気
    を本体外部に吹き出す吹出口を有し、前記吸込口から吸
    込んだ空気を前記本体内に循環させながら該空気中の粉
    塵を集塵部によって除去する空気清浄機において、 外部空気が前記本体内の負圧方向に流れるようにした風
    路と該風路に流れる粉塵を検知するセンサとを備えた検
    知部を設け、該検知部の開口部を前記吸気口の下側に設
    けると共に、該検知部の開口部の少なくとも上部に凸状
    部を設け、吸込口に向かう粉塵の流れを遮って該粉塵を
    滞留させて、前記開口部が粉塵を取り込む時間を増大さ
    せるようにして、前記吸気口が粉塵を吸い込むよりも先
    に前記検知部のセンサによって該粉塵を検知するように
    したことを特徴とする空気清浄機。
  4. 【請求項4】 本体内部に空気を吸込む吸込口と該空気
    を本体外部に吹き出 す吹出口を有し、前記吸込口から吸
    込んだ空気を前記本体内に循環させながら該空気中の粉
    塵を集塵部によって除去する空気清浄機において、 外部空気が前記本体内の負圧方向に流れるようにした風
    路と該風路に流れる粉塵を検知するセンサとを備えた検
    知部を設け、該検知部の開口部を前記吸気口の下側に設
    けて、該検知部の開口部近傍を該開口部を中心にして凹
    状に形成すると共に該凹状部の少なくとも上部に凸状部
    を設け、粉塵を前記凹状部に滞留させると共に吸込口に
    向かう粉塵の流れを遮って該粉塵を滞留させて、前記開
    口部が粉塵を取り込む時間を増大させるようにし、前記
    吸気口が粉塵を吸い込むよりも先に前記検知部のセンサ
    によって該粉塵を検知するようにしたことを特徴とする
    空気清浄機。
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