JP3498207B2 - 装身具用連結金具 - Google Patents

装身具用連結金具

Info

Publication number
JP3498207B2
JP3498207B2 JP23070799A JP23070799A JP3498207B2 JP 3498207 B2 JP3498207 B2 JP 3498207B2 JP 23070799 A JP23070799 A JP 23070799A JP 23070799 A JP23070799 A JP 23070799A JP 3498207 B2 JP3498207 B2 JP 3498207B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
retaining
head
inner cylinder
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23070799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001054415A (ja
Inventor
保博 川上
Original Assignee
株式会社ピース
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ピース filed Critical 株式会社ピース
Priority to JP23070799A priority Critical patent/JP3498207B2/ja
Publication of JP2001054415A publication Critical patent/JP2001054415A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3498207B2 publication Critical patent/JP3498207B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ネックレスやペ
ンダント、ブレスレット等の連結部分に使用される装身
具用連結金具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ネックレス等の連結金具として
は、図6に示すような引き輪101を用いたものが周知
である。 【0003】しかしながら、小型化や操作性の向上のた
めに、特公昭59−48086号公報に記載されたもの
が用いられている。すなわち、特公昭59−48086
号公報には、図7に示すようなネックレス本体の端部に
一対の連結金具を取り付け、連結金具の一方にはV字状
の板バネ201を、連結金具の他方には板バネ201を
はめ込む抜け止め用の孔を設けた筒状体202が示され
ている。そして筒状体202の抜け止め用の孔にV字状
の板バネ201を押し込み、内側で板バネ201が開い
て抜け止め用の孔の側壁に係合し、抜け止めするように
なっている。抜き取るときには板バネ201に設けたボ
タン様のものを押して板バネ201を閉じ、引き抜けば
よい。 【0004】しかしながらボタン様のものが外部に露出
しており、美観を損ねることはもちろん、その操作もし
ずらいという欠点があり、特開平8−280426号公
報に示すような連結金具が提案されている。すなわち特
開平8−280426号公報には、図8および図9に示
すように、雌側筒体301と、雌側筒体301内に挿抜
可能に挿入される雄側ピン302とを有し、雌側筒体3
01にはその側壁を部分的に内側に切り起こして雄側ピ
ン302に向けて付勢力を有するロック片303が形成
され、雄側ピン302には、ロック片303の付勢力に
よって該ロック片303の先端部が係合して該ピン30
2を抜き出し不能にロックするロック用段部304が形
成され、かつ雌側筒体301と雄側ピン302との間に
は、ロック片303を付勢力に抗してロック用段部30
4より離脱させるためのロック解除用カラー305が前
後に移動可能に介装されている。 【0005】そして抜き取りに際しては、カラー操作環
306を持ってロック解除用カラー305を引くだけで
あり、ロック解除用カラー305がロック片303を押
し上げてロック用段部304からその先端部の係合を解
き、雄側ピン302を引き抜けばよい。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例においては、ロック片303の先端部を拡縮させるた
めに雌側筒体301の側壁に開口部を設ける必要があっ
て美観を損ねるものとなり、ロック解除用カラー305
を引くためのカラー操作環306が小さくて操作しずら
いという欠点があった。 【0007】また、ロック片303が雌側筒体301と
一体であるために、ロック解除用カラー305をその内
部において移動させなければならず、ロック解除用カラ
ー305およびカラー操作環306を雌側筒体301に
沿って移動させる機構が必要である。したがって部品点
数が多くなり、しかも雌側筒体301の外部にカラー操
作環306が位置しているために美観を損ねることがは
なはだしいという欠点があった。 【0008】この発明の装身具用連結金具は従来例の上
記欠点を解消しようとするものであり、ネックレス等の
美観を何ら損なうことがなく、またネックレス本体がね
じれた時でもねじれが無理なく解消でき、連結金具の径
を小さくして小型化することが可能であり、しかも使用
中に外れやすいという欠点を解消した装身具用連結金具
を提供しようとするものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の装身
具用連結金具は、筒状本体と、筒状本体の先端部分に固
設され、筒状本体の内方に向かって延びる自由端を備え
た内筒と、筒状本体内にその軸方向に移動可能に装着さ
れた抜け止め金具とを備え、上記抜け止め金具がリング
状のガイド部と、このガイド部から延長され、その他端
をネックレス等の端部に固定した複数の連結片と、上記
内筒の自由端部分において複数の連結片間に配置した複
数のバネ性抜け止め片を有し、かつバネ性抜け止め片が
傾斜して上記内筒の自由端に接するようになっており、
上記抜け止め金具が、常態ではネックレス等の先端に取
り付けた連結用の膨頭金具の頭部にバネ性抜け止め片が
係合して抜け止めするとともに、筒状本体を持って連結
用の膨頭金具を引き抜く方向に力を掛けることにより、
上記バネ性抜け止め片が傾斜面に上記内筒の自由端によ
って負荷を受けて広がり、連結用の膨頭金具の頭部との
係合を解いて外れるようにしたことを特徴とするもので
ある。 【0010】この発明の装身具用連結金具は以上のよう
に、抜け止め金具を常態ではネックレス等の端部に取り
付けた連結用の膨頭金具の頭部に係合して抜け止めする
ようにしたので、常態では簡単に外れることがない。し
かも筒状本体を持って連結用の膨頭金具を引き抜く方向
に力を掛けることにより、簡単に外れるようになり、非
常に操作しやすいものとなった。 【0011】またこの発明の装身具用連結金具は、部品
点数が少なく、しかもプレス加工等によって簡単に量産
することができるので、大幅なコスト低減を図ることが
できるようになった。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、この発明の
装身具用連結金具の実施の形態について説明する。図1
はこの発明の装身具用連結金具に使用される抜け止め金
具の1例を示す斜視図、図2はその背面図、図3はこの
発明の装身具用連結金具の1実施例を示す断面図、図4
はその抜き取りの状態を示す断面図、図5は抜け止め金
具の他の例を示す断面図である。 【0013】図中1は筒状本体で、円形断面、角形断面
等の輪郭に形成されている。2は筒状本体1の端部にロ
ー付けや溶接、スポット溶接、ネジ等によって取り付け
られ、筒状本体1の内方に向かって延びる内筒で自由端
を有し、図では筒状本体1の両端に、筒状本体1の内壁
と所定の間隔を有するように取り付けられている。 【0014】4は筒状本体1内に装着された抜け止め金
具で、図1および図2のように全体形状は筒状本体1と
ほぼ同様の円形断面、角形断面等の輪郭に形成され、リ
ング状のガイド部5と、このガイド部5から延長され、
その他端をネックレス等の端部に固定した複数の連結片
6と、上記内筒2の自由端3部分において複数の連結片
6間に配置した複数のバネ性抜け止め片7を有してい
る。そしてバネ性抜け止め片7は、抜け止め金具4の内
壁側に向けて、内筒2の自由端3に接するよう傾斜して
設けられている。なお、このバネ性抜け止め片7は先端
を折り返し、軸線に近くなるよう屈曲させておくことが
望ましい。 【0015】上記抜け止め金具4は、円筒ないし角筒状
に形成したバネ材を所定の形状に打ち抜き、次いでバネ
性抜け止め片7部分を折り返した上、所定の形状に成形
することにより得ることができる。得た抜け止め金具4
は図3に示すように、連結片6の端部に連結駒8を被せ
てロー付けや溶接、スポット溶接、ネジ等の手段で取り
付け、筒状本体1内にはめ込んだ上、連結駒8をネック
レス等の端部に取り付けた連結管9にビス10やリベッ
ト等で取り付ける。その場合、一対の抜け止め金具4の
バネ性抜け止め片7は、内筒2の自由端3に接する位置
で対向するよう保持される。 【0016】上記抜け止め金具4は、常態ではネックレ
ス等の端部に取り付けた連結用の膨頭金具11の頭部1
2に係合して抜け止めする。その際、連結用の膨頭金具
11を引き抜く方向に負荷がかかっても、抜け止め金具
4のバネ性抜け止め片7において確実に抜け止めされ、
連結用の膨頭金具11は筒状本体1から外れることがな
い。 【0017】次に、図4のように筒状本体1を手で持っ
て連結用の膨頭金具11を引き抜く方向に力を掛ける
と、一対のバネ性抜け止め片7がその傾斜面に上記内筒
2の自由端3によって負荷を受けて広がり、連結用の膨
頭金具11の頭部12との係合を解いて外れるようにな
っている。 【0018】図5はこの発明の他の実施例を示す斜視図
で、この実施例においては、抜け止め金具21の一対の
バネ性抜け止め片24間に配置した連結片22は、その
先端で連結駒23の外面を挟み付け、ロー付けや溶接、
スポット溶接等の固定手段25で連結駒23に取り付け
られている。 【0019】上記装身具用連結金具は次のようにして使
用される。 【0020】すなわち使用に際して、上記筒状本体1の
内筒2の自由端3から抜け止め金具4のガイド部5を経
由して、ネックレス等の端部に取り付けた連結用の膨頭
金具11の頭部12を押し込む。すると、筒状本体1内
に装着した抜け止め金具4は、バネ性抜け止め片7が広
がって膨頭金具11の頭部12を受け入れ、膨頭金具1
1の頭部12に係合して抜け止めする。 【0021】膨頭金具11の装着が完了すると、連結用
の膨頭金具11を引き抜く方向に負荷がかかっても、抜
け止め金具4のバネ性抜け止め片7において確実に抜け
止めされ、両側の連結用の膨頭金具11は筒状本体1か
ら外れることがない。 【0022】次に、筒状本体1を手で持って連結用の膨
頭金具11を引き抜く方向に力を掛けると、一対のバネ
性抜け止め片7がその傾斜面に上記内筒2の自由端3に
よって負荷を受けて広がるので、連結用の膨頭金具11
の頭部12との係合が解かれ、難なく外れるようになっ
ている。 【0023】この発明の装身具用連結金具によれば、ネ
ックレスやペンダント、ブレスレット等の装身具の連結
部分に好適に使用することができ、コンパクトで取扱い
やすい連結金具を提供することができるようになった。 【0024】もちろん、筒状本体1の両側から連結用の
膨頭金具11を取り付けたり、取り外したりすることが
できるので、筒状本体1に所定のデザインを施したり、
所定のデザインの装飾体で被覆することにより、例えば
ペンダントヘッドとしても使用することができる。上記
デザインとしては立体的な形状であれば、様々なモチー
フを適用することができる。 【0025】 【発明の効果】この発明の装身具用連結金具は以上のよ
うに、抜け止め金具を常態ではネックレス等の端部に取
り付けた連結用の膨頭金具の頭部に係合して抜け止めす
るようにしたので、常態では簡単に外れることがない。
しかも筒状本体を持って連結用の膨頭金具を引き抜く方
向に力を掛けることにより、簡単に外れるようになり、
非常に操作しやすいものとなった。 【0026】またこの発明の装身具用連結金具は、部品
点数が少なく、プレス加工等によって簡単に量産するこ
とができるので、大幅なコスト低減を図ることができる
ようになった。しかも筒状本体の表面には軸や開口部等
が何も現れないので、美観に優れた装身具用連結金具を
提供することができるようになった。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の装身具用連結金具に使用される抜け
止め金具の1例を示す斜視図である。 【図2】その背面図である。 【図3】この発明の装身具用連結金具の1実施例を示す
断面図である。 【図4】その抜き取りの状態を示す断面図である。 【図5】抜け止め金具の他の例を示す断面図である。 【図6】第1の従来例を示す概略断面図である。 【図7】第2の従来例を示す断面図である。 【図8】第3の従来例を示す断面図である。 【図9】その操作の状態を示す断面図である。 【符号の説明】 1 筒状本体 2 内筒 3 自由端 4 抜け止め金具 5 ガイド部 6 連結片 7 バネ性抜け止め片 8 連結駒 9 連結管 10 ビス 11 膨頭金具 12 頭部 21 抜け止め金具 22 連結片 23 連結駒 24 バネ性抜け止め片 25 固定手段

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 筒状本体と、筒状本体の先端部分に固設
    され、筒状本体の内方に向かって延びる自由端を備えた
    内筒と、筒状本体内にその軸方向に移動可能に装着され
    た抜け止め金具とを備え、上記抜け止め金具がリング状
    のガイド部と、このガイド部から延長され、その他端を
    ネックレス等の端部に固定した複数の連結片と、上記内
    筒の自由端部分において複数の連結片間に配置した複数
    のバネ性抜け止め片を有し、かつバネ性抜け止め片が傾
    斜して上記内筒の自由端に接するようになっており、上
    記抜け止め金具が、常態ではネックレス等の先端に取り
    付けた連結用の膨頭金具の頭部にバネ性抜け止め片が係
    合して抜け止めするとともに、筒状本体を持って連結用
    の膨頭金具を引き抜く方向に力を掛けることにより、上
    記バネ性抜け止め片が傾斜面に上記内筒の自由端によっ
    て負荷を受けて広がり、連結用の膨頭金具の頭部との係
    合を解いて外れるようにしたことを特徴とする装身具用
    連結金具。
JP23070799A 1999-08-17 1999-08-17 装身具用連結金具 Expired - Lifetime JP3498207B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23070799A JP3498207B2 (ja) 1999-08-17 1999-08-17 装身具用連結金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23070799A JP3498207B2 (ja) 1999-08-17 1999-08-17 装身具用連結金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001054415A JP2001054415A (ja) 2001-02-27
JP3498207B2 true JP3498207B2 (ja) 2004-02-16

Family

ID=16912061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23070799A Expired - Lifetime JP3498207B2 (ja) 1999-08-17 1999-08-17 装身具用連結金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3498207B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001054415A (ja) 2001-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6481069B1 (en) Bracelet connector
JP2000508416A (ja) 抜き取りに抗するリングと安全用のシールを有し且つチューブを剛性要素に連結するための迅速連結装置
US2465328A (en) Holder for key chains
JP2700582B2 (ja) 装飾部材の差込ロック機構
JP4990880B2 (ja) セルフロック連結装置
JP3498207B2 (ja) 装身具用連結金具
US5433088A (en) Snap-on earring clasp
JP3083998B2 (ja) 装身具の留め具及びその使用方法
US5459909A (en) Separable clasp
JPH09238721A (ja) 止め金具及びそれを用いた装飾用鎖
JP3952250B2 (ja) 装身具用連結具
JP4628730B2 (ja) ソケット/プラグアセンブリ
US5647103A (en) Beveled clasp
JP3220902B2 (ja) 装身具用連結金具
JP3134958U (ja) 装身具用連結金具
JP3742127B2 (ja) 装身具用ジョイント
JP3043122U (ja) クラスプ
JP4693081B2 (ja) 糸止め具の構造
JP4099724B2 (ja) ブレスレット
JP3146754U (ja) 装身具の止め具
JP3028990U (ja) 止め金具及びそれを用いた装飾用鎖
JP2009095637A (ja) 装身具用連結金具
KR200357322Y1 (ko) 귀걸이
JP2699273B2 (ja) クラスプ
JPH03272706A (ja) 装身具用止め金具

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3498207

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term