JP3497390B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP3497390B2
JP3497390B2 JP26512098A JP26512098A JP3497390B2 JP 3497390 B2 JP3497390 B2 JP 3497390B2 JP 26512098 A JP26512098 A JP 26512098A JP 26512098 A JP26512098 A JP 26512098A JP 3497390 B2 JP3497390 B2 JP 3497390B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車両の衝突時にイ
ンフレータが発生する高圧ガスでエアバッグを車室内に
展開させて乗員を拘束するエアバッグ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】かかるエアバッグ装置において、折り畳
んだエアバッグの外周に概略帯状のプロテクターシート
を巻き付けることにより、そのエアバッグを折り畳み状
態に保持するものが、特願平9−226787号により
既に提案されている。プロテクターシートには脆弱な破
断部が設けられており、エアバッグの膨張時にプロテク
ターシートに張力が作用すると、前記破断部が破断して
エアバッグの膨張が可能になる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のも
のは、プロテクターシートの基端部および先端部にそれ
ぞれボルト孔が形成されており、インフレータおよびエ
アバッグをフレームに固定するボルトに前記ボルト孔を
係合させることにより、エアバッグを包み込む状態にプ
ロテクターシートを固定するようになっている。しかし
ながら、折り畳んだエアバッグを速やかに開放できるよ
うに、前記破断部はプロテクターシートの先端部の近傍
に形成されるため、プロテクターシートの先端部のボル
ト孔と破断部とは近接する位置に配置されることにな
る。その結果、折り畳んだエアバッグの外周にプロテク
ターシートを巻き付けて先端部のボルト孔をボルトに係
止するとき、プロテクターシートの基端部の張力が破断
部を介して先端部のボルト孔に直接的に伝達されてしま
い、ボルトとの間に作用する荷重でプロテクターシート
のボルト孔が伸びたり変形したりしてエアバッグを確実
に保持できなくなる可能性がある。 【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、プロテクターシートをエアバッグに巻き付けるとき
の張力で該プロテクターシートの先端部に設けたボルト
孔が伸びたり変形したりするのを防止することを目的と
する。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、エアバッグと、エア
バッグの内部に収納されたインフレータと、折り畳んだ
エアバッグの外周に巻き付けられて該エアバッグを折り
畳み状態に保持する概略帯状のプロテクターシートと、
インフレータをエアバッグと共にフレームに固定すべ
く、インフレータからエアバッグを貫通して外部に延び
るボルトとを備えてなり、前記プロテクターシートは、
その長手方向の先端部に前記ボルトに係止されるボルト
孔が形成されるとともに、このボルト孔よりも長手方向
の基端部寄りで且つ該ボルト孔と前記長手方向に近接し
た位置に、エアバッグの膨張時に作用する張力で破断す
る破断部が形成されたエアバッグ装置において、プロテ
クターシートを折り畳み状態のエアバッグの外周に巻き
付けて前記ボルト孔をボルトに係止する際にプロテクタ
ーシートの基端部の張力が前記破断部を介して該ボルト
孔に作用して該ボルト孔が伸びたり変形したりするのを
防止するために、前記ボルト孔および前記破断部を、プ
ロテクターシートの長手直角方向に互いに偏倚させて配
置し、前記破断部のうちプロテクターシートの長手直角
方向両外側に位置する一対の破断部が、プロテクターシ
ートの長手直角方向両端部にそれぞれ設けられた一対の
切欠き状の孔と、該切欠き状の孔の内方側でプロテクタ
ーシートに設けられてその長手直角方向に延びる孔との
間に形成されることを特徴とする。 【0006】折り畳んだエアバッグの外周に概略帯状の
プロテクターシートを巻き付けて該エアバッグを折り畳
み状態に保持する際に、プロテクターシートの長手方向
の先端部に形成したボルト孔をボルトに係止して固定す
るが、このとき、仮に前記ボルト孔がプロテクターシー
トの破断部の近傍に位置していると、プロテクターシー
トの基端部の張力が破断部を介してボルト孔の内周面に
直接的に作用し、ボルト孔が伸びたり変形したりしてプ
ロテクターシートが弛んでしまう可能性がある。しかし
ながら、請求項1の構成によれば、プロテクターシート
、その長手方向に互いに近接した位置にあるボルト孔
および破断部を該プロテクターシートの長手直角方向
互いに偏倚させて配置したので、プロテクターシート
をエアバッグの外周に巻き付けてボルト孔をボルトに係
止する際に、プロテクターシートの基端部の張力がボル
ト孔の内周面に直接的に作用しなくなる。その結果、プ
ロテクターシートのボルト孔が伸びたり変形したりする
ことがなくなり、プロテクターシートが弛んでエアバッ
グの折り畳み状態が崩れることが防止される。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。 【0008】図1〜図16は本発明の一実施例を示すも
ので、図1はエアバッグ装置を備えたシートの斜視図、
図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3方向
矢視図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図3の5
−5線断面図、図6は図3の6−6線断面図、図7は図
3の7部拡大図、図8はエアバッグモジュールの分解斜
視図、図9は図8の9方向矢視図、図10は図8の10
方向矢視図、図11は図9の11−11線断面図、図1
2は図9の12−12線断面図、図13は図9の13部
拡大図、図14は図9の14部拡大図、図15は図9の
15部拡大図、図16はエアバッグモジュールの組立時
の作用説明図である。 【0009】図1に示すように、自動車の右側のフロン
トシートSは、略水平に配置されたシートクッション1
と、シートクッション1の後端から後上方に延びるシー
トバック2と、シートバック2の上端に設けられたヘッ
ドレスト3とから構成される。フロントシートSのシー
トバック2の右側内部にはエアバッグモジュールMが収
納されており、エアバッグモジュールMの作動時にエア
バッグ4はシートバック2の縫製部25を破断して押し
開き、フロントシートSに座った乗員の右側面と図示せ
ぬセンターピラーおよびフロントドアとの間を遮るよう
に斜め前方に展開する。 【0010】図2から明らかなように、シートバック2
の右側縁に沿って上下方向に延びるパイプフレーム11
に、車体前方に延びる金属製のモジュール取付フレーム
12と、車体内側に延びる金属製のリテーナ13とが溶
接により固定される。モジュール取付フレーム12の右
側面に、エアバッグモジュールMが2個のボルト14,
14および2個のナット15,15により固定される。
粗毛布よりなる保形材16が、エアバッグモジュールM
の前面からシートバック2の厚さ方向中間部を車体左側
に延び、車体左側のパイプフレーム(図示せず)に接続
される。パイプフレーム11の内周にはメッシュ状のス
プリング17が張られており、また保形材16の前面に
はスポンジよりなるパッド19が装着される。 【0011】シートバック2の前面中央部は第1被覆材
20により覆われるとともに、その第1被覆材20の左
右両側部および上部は第2被覆材21により覆われ、ま
た第2被覆材21に連なるシートバック2の左右両側面
および上面は第3被覆材22により覆われ、更にシート
バック2の後面は第4被覆材23により覆われる。第1
被覆材20と第2被覆材21とは縫製部24において縫
製され、また第2被覆材21と第3被覆材22とは縫製
部25において縫製される。前記縫製部25には玉縁2
6が一体に縫製される。縫製部24から延びる舌片27
の先端にクリップ28が設けられており、このクリップ
28をスプリング17に係止することにより、第1被覆
材20および第2被覆材21が所定形状に保持される。
また第3被覆材22の後部に連なる舌片29の先端にク
リップ30が設けられており、このクリップ30を前記
リテーナ13に係止することにより、第3被覆材22が
固定される。 【0012】次に、図2〜図6に基づいてエアバッグモ
ジュールMの構造を説明する。 【0013】金属製のリテーナ31はJ字状断面を有す
る本体部311 と、この本体部311 の一側縁から延び
る一対のクランプ部312 ,312 とを備えており、こ
れら本体部311 およびクランプ部312 ,312 によ
り形成される円形断面部に、内部に推薬を充填した概略
円筒状のインフレータ32が支持される。リテーナ31
およびインフレータ32は、折り畳まれたエアバッグ4
の基端部に包まれるように収納される。前記ボルト1
4,14はリテーナ31のクランプ部312 ,312
本体部311 およびサイドプレート33を貫通してナッ
ト34,34により締結され、更に前記モジュール取付
フレーム12を貫通してナット15,15により締結さ
れる。 【0014】リテーナ31、サイドプレート33、イン
フレータ32および折り畳まれたエアバッグ4は、合成
樹脂で一体成形されたモジュールケース35の内部に収
納される。モジュールケース35は車体右側に向けて開
口するトレー状のケース本体36と、このケース本体3
6の後縁にヒンジ部38を介して接続されたリッド37
とを備えており、ケース本体36の上縁、前縁および下
縁に設けた5個のフック361 …をリッド37の上縁、
前縁および下縁に設けた5個のフック係合孔371 …に
係止することにより、ケース本体36の開口を覆うよう
にリッド37が固定される。 【0015】図6から明らかなように、ケース本体36
の外周の開口縁39に沿って該ケース本体36の外表面
よりも後退した段部362 が形成されており、リッド3
7の外周に形成されたフランジ372 が前記段部362
の外周に嵌合する。またリッド37の前縁部の内面には
フランジ372 に沿うように多数の突起373 …が形成
されており、これら突起373 …とフランジ372 との
間にケース本体36の開口縁39が嵌合する。その結
果、図6に鎖線で示すように、ケース本体36の開口縁
39の近傍において、ケース本体36の外表面とリッド
37の外表面との間の段差が消滅して面一になり、ケー
ス本体36からリッド37のフランジ372 の先端が外
側に突出しなくなる。これにより、シートバック2に乗
員の体重が加わってパッド19や第3被覆材22が変形
あるいは移動した場合に、それらがリッド37のフラン
ジ372 に引っ掛かってフック361 …がフック係合孔
371 …から外れてしまう不具合を解消することができ
る。しかもケース本体36の開口縁39がリッド37の
フランジ372 と突起373 …との間に嵌合して位置決
めされるので、荷重によってケース本体36の外表面と
リッド37の外表面との間に段差が発生するのを一層確
実に防止することができる。 【0016】図8および図16に示すように、エアバッ
グモジュールMは、エアバッグ4、インフレータ32、
リテーナ31、サイドプレート33、モジュールケース
35、ボルト14,14、ナット34,34およびナッ
ト15,15を備えており、エアバッグ4の基端部には
プロテクターシート40が一体に縫製される。プロテク
ターシート40は、例えばエアバッグ40と同じ材質の
ナイロン布で構成される。インフレータ32、リテーナ
31およびボルト14,14は予めサブアセンブリ41
として組み立てられ、そのサブアセンブリ41がエアバ
ッグ4の基端部に形成した後述するスリット47から該
エアバッグ4の内部に挿入される。 【0017】次に、図9〜図16を参照してエアバッグ
4およびプロテクターシート40の構造を説明する。 【0018】エアバッグ4は帯状の基布42を長手方向
中間部の折り線Fで二つ折りに折り返し、その基端部側
の内面に補強布43を重ね合わせて、それら基布42お
よび補強布43を3本の縫製ラインS1 ,S2 ,S3
縫製するとともに、2重になった基布42の上縁および
下縁を平行に延びる2本の縫製ラインS4 ,S5 で縫製
してなる。前記縫製ラインS4 ,S5 は基布42を裏返
しの状態にして縫製され、縫製後の基布42は前記スリ
ット47を介して表返しにされる。 【0019】プロテクターシート40は、基端部401
を二つ折りに折り曲げた状態で縫製ラインS6 にて縫製
された後に、その2重になった部分が基布42の基端部
に重ね合わされて縫製ラインS7 にて一体に縫製され
る。プロテクターシート40の前記縫製ラインS6 は他
の縫製ラインS1 〜S5 ,S7 〜S12よりも太い糸を用
いて縫製されており、従って該縫製ラインS6 はプロテ
クターシート40の表面から大きく盛り上がっている
(図4、図5および図13参照)。 【0020】図9、図10および図14から明らかなよ
うに、エアバッグ4の先端部の折り線Fの近傍に2個の
ベントホール44,44が形成される。ベントホール4
4,44は前記折り線Fから僅かに外れて車体外側(乗
員と反対側のセンターピラーおよびドアに対向する側)
に位置しており、このベントホール44,44から排出
された高圧ガスが乗員に当たらないように考慮されてい
る。 【0021】図14に最も良く示されるように、各ベン
トホール44の回りを囲むように基布42の裏面に概略
円形の当て布45が重ね合わされ、縫製ラインS8 ,S
9 で縫製される。尚、図14は基布42を裏返した状態
で示されており、縫製ラインS8 ,S9 による当て布4
5の縫製は、基布42を縫製ラインS4 ,S5 で縫製す
る前の段階で行なわれる。当て布45の外周から突出す
る突起部451 が折り線Fの端部近傍に重なるように延
びており、基布42の上縁および下縁を縫製する縫製ラ
インS4 ,S5 の端部は、当て布45の突起部451
基布42と一体に縫製した後に、折り線Fから外側には
み出した突起部451 上でU字状に接続される。 【0022】このように、縫製ラインS4 ,S5 を折り
線Fを越えて延ばすことにより、折れ線Fの部分で基布
42に隙間が発生してエアバッグ4の内外が連通してし
まう不具合を解消することができ、高圧ガスの好ましく
ない漏れを確実に防止することができる。しかもベント
ホール44を形成するための当て布45の一部を利用し
て前記突起部451 を構成したので、部品点数の削減に
寄与することができる。また2本の縫製ラインS4 ,S
5 を当て布45の突起部451 上でU字状に接続したの
で、2本の縫製ラインS4 ,S5 を一工程で縫製できる
ようになって工数が削減される。 【0023】図9、図12および図15に示すように、
二つ折りにされて相対向する基布42の内面間がテザー
46,46で接続される。各テザー46の基端部は基布
42に環状の縫製ラインS10で縫製された後に前記縫製
ラインS10を覆うように折り返され、2重になったテザ
ー46は基布42と共に縫製ラインS11で更に縫製され
る。そして2枚のテザー46,46の先端部どうしが重
ね合わされて縫製ラインS12で縫製される。縫製ライン
10,S11によるテザー46,46の縫製は基布42を
縫製ラインS4 ,S5 で縫製する前の段階で行なわれ、
また縫製ラインS12によるテザー46,46どうしの縫
製は、縫製ラインS4 ,S5 で縫製した基布42を表返
す前に行なわれる。而して、エアバッグ4が膨張すると
き、図12に示すように、テザー46,46が直線状に
延びることにより、エアバッグ4の基布42の対向部間
の距離を規制して該エアバッグ4の膨張完了時の形状を
整えることができる。 【0024】図13および図16に示すように、エアバ
ッグ4の基端部には、基布42および補強布43を貫通
するように前記スリット47が直線状に形成されてお
り、このスリット47の両端には前記2本のボルト1
4,14が貫通する2個のボルト孔48,48が形成さ
れる。前述したように、基布42および補強布43を貫
通するスリット47はエアバッグ4の内部にサブアセン
ブリ41を挿入するためのものであり、エアバッグ4の
内部に挿入されたサブアセンブリ41から延びる2本の
ボルト14,14は、スリット47の両端のボルト孔4
8,48からエアバッグ4の外部に突出する。 【0025】またリテーナ31に切り起こしにより形成
した2本の位置決めピン313 ,313 が貫通する2本
の線状のピン孔49,49が、基布42および補強布4
3を貫通するように形成される。リテーナ31の位置決
めピン313 ,313 をピン孔49,49に挿通するこ
とにより、エアバッグ4の内部に挿入されたサブアセン
ブリ41が上下逆にならないように位置決めされる。 【0026】前記スリット47を覆うように基布42に
重ね合わされるプロテクターシート40の基端部401
には、エアバッグ4のボルト孔48,48およびピン孔
49,49に重なるボルト孔50,50およびピン孔5
1,51が形成される。またプロテクターシート40を
折り畳んだエアバッグ4の外周に略360°巻き付けた
ときに該プロテクターシート40の基端部401 に重ね
合わされる先端部402 にも、基端部401 に形成した
前記ボルト孔50,50およびピン孔51,51に重な
るボルト孔52,52およびピン孔53,53が形成さ
れる。基布42および補強布43のピン孔49,49は
直線状に形成されているのに対し、プロテクターシート
40のピン孔51,51;53,53は前記直線状のピ
ン孔49,49よりも大きい円形に形成されている。 【0027】 図13から明らかなように、プロテクタ
ーシート40の基端部401 と先端部402 とは、荷重
により容易に破断するように細幅に形成された4個の破
断部54,54;55,55を介して接続される。破断
部54,54;55,55に近いプロテクターシート4
0の先端部402 には前記2個のボルト孔52,52が
形成されているが、そのボルト孔52,52と破断部5
4,54;55,55との位置関係は以下のように設定
されている。即ち、ボルト孔52,52の中心を通って
プロテクターシート40の長手方向と平行に直線を引
き、また破断部54,54;55,55の中心を通って
プロテクターシート40の長手方向と平行に2本の直線
を引いたとき、ボルト孔52,52の中心と破断部5
4,54の中心とは長手直角方向に距離αだけ偏倚して
おり、かつボルト孔52,52の中心と破断部55,5
5の中心とは長手直角方向に距離βだけ偏倚している。
前記破断部54,54;55,55のうちプロテクター
シート40の長手直角方向両外側に位置する一対の破断
部55,55は、プロテクターシート40の長手直角方
向両端部にそれぞれ設けられた一対の切欠き状の孔と、
該切欠き状の孔の内方側でプロテクターシート40に設
けられてその長手直角方向に延びる孔との間に形成され
る。 【0028】次に、エアバッグモジュールMの組立工程
について説明する。 【0029】先ず、図16に示すように、プロテクター
シート40を鎖線位置から実線位置に矢印方向に反転さ
せた後、エアバッグ4の基布42および補強布43を貫
通するスリット47を開き、インフレータ32、リテー
ナ31およびボルト14,14を一体化したサブアセン
ブリ41を前記スリット47からエアバッグ4の内部に
挿入する。続いて、エアバッグ4の内部に挿入したサブ
アセンブリ41のリテーナ31から突出する2本のボル
ト14,14を、前記スリット47の両端に形成された
ボルト孔48,48を内側から外側に通過させ、かつリ
テーナ31から突出する2本の位置決めピン313 ,3
3 を、エアバッグ4の基布42および補強布43を貫
通する2個の線状のピン孔49,49を内側から外側に
通過させる。 【0030】尚、組立時にインフレータ32に連なるハ
ーネスを予めインフレータ32から外して基布42の内
部に収納しておき、その両端を基布42のスリット47
および基布42のハーネス引き出し孔(図示せず)から
外部に突出させておく。そしてスリット47から突出す
るハーネスの基端にインフレータ32を結合した後に、
そのインフレータ32をスリット47から基布42の内
部に挿入することにより、ハーネスの先端を前記ハーネ
ス引き出し孔から外部に引き出す作業を容易に行うこと
ができる。 【0031】続いて、プロテクターシート40を図16
の状態から図9の状態に戻すことにより、プロテクター
シート40の基端部401 に形成した2個のボルト孔5
0,50および2個のピン孔51,51を、それぞれ前
記ボルト14,14および前記位置決めピン313 ,3
3 に嵌合させる。その結果、エアバッグ4の基布42
および補強布43を貫通するスリット47は、プロテク
ターシート40に覆われて閉塞される。このように、プ
ロテクターシート40を利用することにより、特別の閉
塞部材を用いることなくエアバッグ4のスリット47を
閉塞することができる。 【0032】続いて、エアバッグ4を先端部側から基端
部側に向けて蛇腹状に折り畳み、その折り畳まれだエア
バッグ4の外周にプロテクターシート40を略1回転巻
き付けた後、プロテクターシート40の先端部402
形成した2個のボルト孔52,52および2個のピン孔
53,53を、それぞれボルト14,14および位置決
めピン313 ,313 に嵌合させる。その結果、エアバ
ッグ4はプロテクターシート40に包まれて折り畳み状
態に保持される。 【0033】この状態で、2本の位置決めピン313
313 がエアバッグ4の2個の線状のピン孔49,49
を貫通してサブアセンブリ41が正しく組み付けられて
いることを目視で確認する。このとき、2個の線状のピ
ン孔49,49の外側に2重に重ね合わされるプロテク
ターシート40の基端部401 のピン孔51,51と、
先端部402 のピン孔53,53とは、何れも前記線状
のピン孔49,49よりも大きい円形に形成されている
ため、その円形のピン孔51,51;53,53を通し
てサブアセンブリ41の組付状態を容易に確認すること
ができる(図5参照)。 【0034】またプロテクターシート40の先端部40
2 のボルト孔52,52をボルト14,14に嵌合させ
るとき、折り畳んだエアバッグ4を圧縮するようにプロ
テクターシート40の先端部402 を強く引っ張って張
力を与える必要がある。このとき、前記張力はプロテク
ターシート40の基端部401 から4個の破断部54,
54;55,55を介して先端部402 に伝達される
が、仮に先端部402 のボルト孔52,52が破断部5
4,54;55,55の直ぐ近傍に配置されていると、
ボルト14,14に嵌合したボルト孔52,52の内周
に強い張力が作用してしまい、そのボルト孔52,52
が伸びたり変形したりしてプロテクターシート40が弛
んでしまう可能性がある。 【0035】しかしながら、図13から明らかなよう
に、本実施例によれば前記ボルト孔52,52が破断部
54,54;55,55から上下方向に距離αあるいは
距離βだけ偏倚しているため、ボルト孔52,52に強
い張力が直接作用して伸びや変形が発生するのを防止す
ることができる。その結果、折り畳んだエアバッグ4を
プロテクターシート40で弛みなく包んで確実に保持す
ることができる。 【0036】続いて、図4および図8に示すように、サ
イドプレート33に形成したボルト孔331 ,331
よびピン孔332 ,332 にボルト14,14および位
置決めピン313 ,313 を嵌合させた後、そのボルト
14,14にナット34,34を螺入する。その結果、
リテーナ31およびサイドプレート33間にエアバッグ
4およびプロテクターシート40が挟持されて強固に固
定されるため、エアバッグ4の基布42および補強布4
3を貫通するスリット47を一層確実に閉塞して該スリ
ット47からの高圧ガスの漏れを防止することができ
る。この状態で、プロテクターシート40の表面に突出
する前記縫製ラインS6 が、サイドプレート33の端縁
に当接する(図4および図5参照)。 【0037】続いて、プロテクターシート40に包まれ
たエアバッグ4をモジュールケース35のケース本体3
6の内部に収納し、フック361 …をフック係合孔37
1 …に係合させてリッド37を閉位置に固定する。この
とき、ボルト14,14および位置決めピン313 ,3
3 は、ケース本体36の底面に形成したボルト孔36
3 ,363 およびピン孔364 ,364 に緩く嵌合す
る。 【0038】続いて、フロントシートSのモジュール取
付フレーム12にボルト14,14を貫通させて先端に
ナット15,15を螺入することにより、エアバッグモ
ジュールMをモジュール取付フレーム12に固定する。
図4および図5から明らかなように、エアバッグモジュ
ールMをモジュール取付フレーム12に固定した状態
で、合成樹脂製のモジュールケース35はモジュール取
付フレーム12に接触しておらず、エアバッグモジュー
ルMは金属製のモジュール取付フレーム12の両面を2
個の金属製のナット34,34;15,15で締結して
固定される。このとき、仮に合成樹脂製のモジュールケ
ース35を挟み込んで締め付けたとすると、合成樹脂が
荷重で凹んでナット34,34;15,15の締結が弛
む可能性があるが、本実施例では合成樹脂製のモジュー
ルケース35に締結力が作用しないので上記問題を解消
することができる。 【0039】而して、車両の衝突時にインフレータ32
がガスを発生すると、モジュールケース35の内部でエ
アバッグ4が膨張する。エアバッグ4が膨張すると、そ
の外周を包むプロテクターシート40に張力が作用する
ため、該プロテクターシート40の破断部54,54;
55,55が破断してエアバッグ4は自由に膨張できる
状態になる。 【0040】エアバッグ4の内部に供給される高圧ガス
の圧力が、エアバッグ4の基端部をリテーナ31に対し
て位置ずれさせるように作用しても、図4および図5に
示すように、エアバッグ4と一体のプロテクターシート
40の縫製ラインS6 がリテーナ31と一体のサイドプ
レート33の端縁に当接しているので、その縫製ライン
6 がストッパの役割を果たしてエアバッグ4の位置ず
れを防止することができるだけでなく、エアバッグ4の
基端部に応力が集中するのを防止することができる。し
かも特別のストッパが不要になって部品点数の削減に寄
与することができる。 【0041】エアバッグ4が膨張する圧力がモジュール
ケース35のリッド37の内面に作用すると、フック3
1 …がフック係合孔371 …から外れてリッド37が
ヒンジ部38回りに回転し(図4および図5の鎖線参
照)、ケース本体36が開放される。 【0042】図7(a)から明らかなように、リッド3
7に形成された各フック係合孔371 は概略長方形に形
成されており、その長辺がリッド37の外周縁に沿う方
向に延びている。リッド37の外周縁とフック係合孔3
1 の長辺との間に位置する細長いブリッジ部374
両端に臨むフック係合孔371 の2つの隅部a,bのう
ち、その一方の隅部aは比較的に大きい曲率半径を有し
て滑らかな円弧状に形成されているが、その他方の隅部
bは比較的に小さい曲率半径を有して鋭く尖っている。 【0043】従って、エアバッグ4の膨張時にフック3
1 …からフック係合孔371 …が外れてリッド37が
ケース本体36から開くとき、仮に前記隅部a,bが破
断するような場合でも、鋭く尖っているために応力が集
中する他方の隅部bだけが破断して一方の隅部aは破断
することがない。これにより、両方の隅部a,bが共に
破断してブリッジ部374 が飛散することが未然に防止
される。 【0044】図7(b)はフック係合孔371 の他の実
施例を示すものである。この実施例は、フック係合孔3
1 の2つの隅部a,bのうち、その一方の隅部aに臨
むブリッジ部374 の肉厚を厚くし、その他方の隅部b
に臨むブリッジ部374 の肉厚を薄くしたものである。
この実施例によっても、肉厚の薄い隅部bを最初に破断
させて肉厚の厚い隅部aの破断を回避することにより、
両方の隅部a,bが共に破断してブリッジ部374 が飛
散するのを未然に防止することができる。 【0045】図2において、リッド37が開く圧力がシ
ートバック2の第3被覆材22に伝達されると、縫製部
25が破断して第2被覆材21と第3被覆材22とが分
離し、その隙間を通過したエアバッグ4がセンターピラ
ーおよびフロントドアに沿うように斜め前方に展開して
乗員の右側面を拘束する。 【0046】エアバッグ4が膨張すると、図12に示す
ように、テザー46,46が直線状に伸びてエアバッグ
4の左右方向の幅を規制する。このとき、テザー46,
46の基端部は二つ折りにされてエアバッグ4の基布4
2と共に3枚重ねに重ね合わされて縫製ラインS11で縫
製されているのに対し、テザー46,46の先端部どう
しはそのまま2枚重ねに重ね合わされて縫製ラインS12
で縫製されており、しかもテザー46,46の基端部の
縫製ラインS11の幅γは、テザー46,46の先端部の
縫製ラインS12の幅δよりも大きく設定されている(図
15参照)。 【0047】閉曲線よりなる縫製ラインS11,S12の強
度は、その縫製ラインS11,S12に囲まれた面積の大小
に比例するため、テザー46,46の基端部を基布42
に縫製する縫製ラインS11の強度はテザー46,46の
先端部どうしを縫製する縫製ラインS12の強度よりも高
くなり、万一張力によってテザー46,46が破断する
場合でも、縫製ラインS11は破断せずに、縫製ラインS
12あるいはテザー46,46自体が破断することにな
る。これにより、縫製ラインS11と共にエアバッグ4の
基布42が破れて高圧ガスの漏れが発生するのを確実に
防止することができる。しかもテザー46,46の基端
部を二つ折りにするだけで特別の補強布を必要としない
ので、部品点数の増加やコストの増加を抑えることがで
きる。 【0048】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。 【0049】例えば、実施例ではフロントシートSの内
部に収納される側面衝突用のエアバッグ装置を例示した
が、本発明はステアリングホイールに設けられた運転席
用エアバッグ装置やインストルメントパネルに設けられ
た助手席用エアバッグ装置に対しても適用することがで
きる。また実施例ではプロテクターシート40の基端部
401 および先端部402 にそれぞれボルト孔50,5
0;52,52が形成されているが、エアバッグ4の基
布42に対するプロテクターシート40の取付位置を変
更すれば、基端部401 のボルト孔50,50を省略す
ることも可能である。また実施例ではプロテクターシー
ト40を布製としているが、それを合成樹脂シートや紙
で構成することもできる。 【0050】 【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、プロテクターシートの、その長手方向に互い
に近接した位置にあるボルト孔および破断部を、該プロ
テクターシートの長手直角方向に互いに偏倚させて配置
したので、プロテクターシートをエアバッグの外周に巻
き付けてボルト孔をボルトに係止する際に、プロテクタ
ーシートの基端部の張力がボルト孔の内周面に直接的に
作用しなくなる。その結果、プロテクターシートのボル
ト孔が伸びたり変形したりすることがなくなり、プロテ
クターシートが弛んでエアバッグの折り畳み状態が崩れ
ることが防止される。また特に上記破断部のうちプロテ
クターシートの長手直角方向両外側に位置する一対の破
断部は、プロテクターシートの長手直角方向両端部にそ
れぞれ設けられた一対の切欠き状の孔と、該切欠き状の
孔の内方側でプロテクターシートに設けられてその長手
直角方向に延びる孔との間に形成される。
【図面の簡単な説明】 【図1】エアバッグ装置を備えたシートの斜視図 【図2】図1の2−2線拡大断面図 【図3】図2の3方向矢視図 【図4】図3の4−4線断面図 【図5】図3の5−5線断面図 【図6】図3の6−6線断面図 【図7】図3の7部拡大図 【図8】エアバッグモジュールの分解斜視図 【図9】図8の9方向矢視図 【図10】図8の10方向矢視図 【図11】図9の11−11線断面図 【図12】図9の12−12線断面図 【図13】図9の13部拡大図 【図14】図9の14部拡大図 【図15】図9の15部拡大図 【図16】エアバッグモジュールの組立時の作用説明図 【符号の説明】 4 エアバッグ 12 モジュール取付フレーム(フレーム) 14 ボルト 32 インフレータ 40 プロテクターシート 401 基端部 402 先端部 52 ボルト孔 54 破断部 55 破断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−193734(JP,A) 特開 平9−301107(JP,A) 特開 平10−6909(JP,A) 特開 平9−118187(JP,A) 特開 平11−59310(JP,A) 特開 平11−59311(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/22

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 エアバッグ(4)と、 エアバッグ(4)の内部に収納されたインフレータ(3
    2)と、 折り畳んだエアバッグ(4)の外周に巻き付けられて該
    エアバッグ(4)を折り畳み状態に保持する概略帯状の
    プロテクターシート(40)と、 インフレータ(32)をエアバッグ(4)と共にフレー
    ム(12)に固定すべく、インフレータ(32)からエ
    アバッグ(4)を貫通して外部に延びるボルト(14)
    と、 を備えてなり、 前記プロテクターシート(40)は、その長手方向の先
    端部(402 )に前記ボルト(14)に係止されるボル
    ト孔(52)が形成されるとともに、このボルト孔(5
    2)よりも長手方向の基端部(401 )寄りで且つ該ボ
    ルト孔(52)と前記長手方向に近接した位置に、エア
    バッグ(4)の膨張時に作用する張力で破断する破断部
    (54,55)が形成されたエアバッグ装置において、 プロテクターシート(40)を折り畳み状態のエアバッ
    グ(4)の外周に巻き付けて前記ボルト孔(52)をボ
    ルト(14)に係止する際にプロテクターシート(4
    0)の基端部(401 )の張力が前記破断部(54,5
    5)を介して該ボルト孔(52)に作用して該ボルト孔
    (52)が伸びたり変形したりするのを防止するため
    に、前記ボルト孔(52)および前記破断部(54,5
    5)を、プロテクターシート(40)の長手直角方向に
    互いに偏倚させて配置し 前記破断部(54,55)のうちプロテクターシート
    (40)の長手直角方向両外側に位置する一対の破断部
    (55)は、プロテクターシート(40)の長手直角方
    向両端部にそれぞれ設けられた一対の切欠き状の孔と、
    該切欠き状の孔の内方側でプロテクターシート(40)
    に設けられてその長手直角方向に延びる孔との間に形成
    される ことを特徴とする、エアバッグ装置。
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