JP3497270B2 - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP3497270B2
JP3497270B2 JP07785195A JP7785195A JP3497270B2 JP 3497270 B2 JP3497270 B2 JP 3497270B2 JP 07785195 A JP07785195 A JP 07785195A JP 7785195 A JP7785195 A JP 7785195A JP 3497270 B2 JP3497270 B2 JP 3497270B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は画像入力装置に関し、更
に詳しくは、フイルムキャリアを保持するキャリアホル
ダの改良に関するものである。 【0002】 【従来の技術】写真フイルムに撮影された画像やプリン
ト写真に記録された画像等を撮像してビデオ信号をビデ
オやテレビ、プリンタ等に出力する画像入力装置が各種
提供されている。このような画像入力装置のなかには、
光学系やCCD等からなる撮像装置が内蔵される本体部
の上部に、撮像用の開口と、この開口内を通過するよう
に135サイズの写真フイルムが挟み込まれたフイルム
キャリアが挿入されるスロットとが形成されたキャリア
ホルダが組み付けられているものがある。そして写真フ
イルムを撮像する際には、スロットに差し込まれた写真
フイルムを開口を通して撮像し、プリント写真を撮像す
る際には、キャリアホルダの開口を通してプリント写真
を撮像している。 【0003】前記フイルムキャリアには、135サイズ
のネガフイルムを6コマ分挟み込むネガフイルム用と、
厚紙等のマウントに収められたスライドを5枚挟み込む
スライド用とがあり、画像入力装置でネガあるいはポジ
を選択することにより、どちらの写真フイルムも撮像す
ることができる。 【0004】ところで、写真フイルムには135サイズ
の他に、110サイズ,120サイズ等様々なフォーマ
ットがある。また、このような従来用いられていた写真
フイルムの他に、新たなパーフォレーションの配列フォ
ーマットをもった写真フイルムが提案されている。この
写真フイルムは、現像後にはプラスチック製のパトロー
ネに装填して返却することが考慮されている。これによ
り、現像済みの写真フイルムを使用する各種機器に対し
てパトローネごとセットすることができるようになり、
現像済み写真フイルムの利用を簡便にすることができ
る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、110
サイズ,120サイズや、新たなパーフォレーションの
配列フォーマットをもった写真フイルムは、上記画像入
力装置にセットすることができないという問題がある。
110サイズの写真フイルムは、135サイズよりも幅
が狭いため、無理にセットすることもできるが、フイル
ムキャリアや写真フイルムが傷んでしまったり、写真フ
イルムに良好な平面性が得られないという問題もある。
また、他フォーマットの写真フイルムは、プリント写真
と同じようにして撮像することもできるが、この場合に
はライトボックスが必要となる。 【0006】また、スライドは、各メーカーや現像取扱
店等によってマウントの厚みが微妙に異なるため、フイ
ルムキャリアにセットできないものもあり、無理にセッ
トするとフイルムキャリアが壊れてしまう場合もある。
また、パトローネに収納されて返却される写真フイルム
は、フイルムキャリアにセットされた部分以外とパトロ
ーネとを画像入力装置の近傍に垂れ下げておくことにな
り、写真フイルムが傷んだり、該パトローネの利点が活
かせないという問題がある。 【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、各フォーマットの写真フイルムをセットできるよ
うにした画像入力装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の画像入力装置は、キャリアホルダを、本
体部に取り付けられた下ホルダと、この下ホルダの上部
に着脱自在に組み付けられて下ホルダとでスロットを形
成する上ホルダとから構成し、上ホルダを交換すること
により各種フォーマットの写真フイルムをセットできる
ようにしたものである。これにより、上ホルダを交換す
ることで様々なフォーマットの写真フイルムをライトボ
ックス等を用いずに撮像することができる。 【0009】 【実施例】図2は、本発明の画像入力装置の不使用状態
を示す外観図である。画像入力装置2は、縦型に形成さ
れた本体部3と、この本体部3の両側面に軸着され、本
体部3に対して起伏自在とされた一対のアームスタンド
4,5と、本体部3の上部に回動自在に組み付けられた
ヘッド部6とから構成されている。本体部3には、レン
ズ等の光学系とCCDや各種電気回路等からなる撮像装
置が組み込まれており、その側面には各種操作スイッチ
や画像出力用の端子7等が露呈されている。撮像装置
は、本体部3内で上方のヘッド部6に向けて配置されて
いる。 【0010】アームスタンド4,5は板状とされてお
り、それぞれが2個の軸着部4a,5aで本体部3を挟
み込むようにして回動自在に取り付けられている。アー
ムスタンド4,5の先端は、不使用時に本体部3の下面
3aよりも下方に位置するように長くされており、滑り
止め用のゴム9,10が取り付けられている。 【0011】これらアームスタンド4,5は、画像入力
装置2の不使用時には、図2に示すように、本体部3に
対して倒伏された状態となり、画像入力装置2を小型に
している。また、ネガやポジ等のフイルムを撮像する際
には、図3に示すように、本体部3から小さく開かれ、
両アームスタンド4,5の先端に取り付けられたゴム
9,10と、本体部3の下面3aとで接地されて画像入
力装置2を正立状態に支持する。 【0012】更に、プリント写真や小型の立体物等を撮
像する際には、図4に示すように、両アームスタンド
4,5は本体部3から大きく開かれて先端のゴム9,1
0で本体部3を倒立状態で支持し、下方に置かれたプリ
ント写真11を撮像する。この倒立支持位置では、アー
ムスタンド4,5はロック機構によりロックされている
ので、本体部3の重量により広がってしまうことはな
い。 【0013】ヘッド部6は、本体部3に対して回動自在
とされており、画像の向きを容易に変えることができる
ようになっている。また、ヘッド部6の上部には、フイ
ルムキャリア13が挿入されるスロット14が形成され
たキャリアホルダ15と、ヒンジ16,17によって開
閉自在とされたランプハウス18,19とが組み付けら
れている。 【0014】上記フイルムキャリア13は、135サイ
ズの写真フイルム12を挟み込んで平滑に保持するもの
である。フイルムキャリア13の上面は、照明光を拡散
して写真フイルム12を均一に照明するための拡散板1
3aとなっている。ランプハウス18,19にはランプ
が内蔵されており、写真フイルム12を撮像する際には
ヘッド部6に対して閉じられて写真フイルム12を上か
ら照明する。また、プリント写真11を撮像する際に
は、ヘッド部6に対して開かれた状態でプリント写真1
1を照明する。 【0015】図1に示すように、キャリアホルダ15
は、ヘッド部6に組み付けられた下ホルダ21と、この
下ホルダ21の上部に着脱自在に組み付けられる上ホル
ダ22とから構成されている。下ホルダ21には、スロ
ット14の下部側を構成する凹部23が形成されてお
り、この凹部23には撮像用の開口24が設けられてい
る。この開口24の内壁には階段状の拡散面24aが形
成されており、この開口24を通して撮像装置が撮像を
行う。下ホルダ21は、ヘッド部6に対して長手方向で
スライド自在とされており、容易に写真フイルムのセン
ター合わせ,トリミング等を行うことができる。 【0016】また、上ホルダ22には、スロット14の
上部側を構成する切欠25が形成されており、開口24
よりも大きな撮像用の開口26が形成されている。この
開口26の内壁にも階段状の拡散面26aが形成されて
おり、ランプハウス18,19からの照明光が通過され
る。下ホルダ21と上ホルダ22との両側面は、下ホル
ダ21がスライド移動した際にランプハウス18,19
のヒンジ16,17を避けるために、内側に向かって凹
形状とされている。 【0017】下ホルダ21と上ホルダ22との組み付け
は、上ホルダ22に形成された穴22aを貫通して下ホ
ルダ21に形成されたネジ穴21aに螺合する2本のネ
ジ28と、上ホルダ22に一体に形成され下方に向かっ
て突出された2個の爪部材29とによって行われる。爪
部材29は、下ホルダ21に形成された穴21bの内部
に係合される。これにより、爪部材29で上ホルダ22
と下ホルダ21との位置決めを行い、2本のネジ28で
結合するようになる。なお、上ホルダ22と下ホルダ2
1との組み付けは、ネジのみあるいは爪係合のみで行う
ようにしてもよい。更にネジとしては、ドライバー等の
工具を必要としないものを用いてもよい。 【0018】上ホルダ22の下面には、金属の薄板で形
成された2個の圧板31が下方に向かって弾性を有する
ように組み付けられている。これらの圧板31は、スロ
ット14に挿入されたフイルムキャリア13を下ホルダ
21の凹部23とで挟み込んで保持する。これらの圧板
31は、穴31aに上ホルダ22の下面に突設されたピ
ンが挿入され、このピンが潰されることにより組み付け
られ、上ホルダ22と下ホルダ21との間に保持され
る。 【0019】上記画像入力装置2で、通常よりも厚いマ
ウントに挟み込まれたスライドを撮像する際には、キャ
リアホルダ15の上ホルダ22を取り外して、図5に示
す上ホルダ33を下ホルダ21の上部に取り付ける。上
ホルダ33には、ネジ28が挿通される穴33aと、下
ホルダ21の穴21b内に係合する爪部材33bとが形
成されており、上ホルダ22と同様に下ホルダ21に組
み付けることができる。更に、上ホルダ33には、ラン
プハウス18,19からの照明光が通過する開口34が
形成されており、その内壁には階段状の拡散面34aが
形成されている。 【0020】上ホルダ33と上ホルダ22とで異なる点
は、スロットの上部側を構成する切欠35の大きさであ
り、上ホルダ22の切欠25よりも上方に向かって大き
くされている。これにより、図6に示すように、スロッ
ト36の厚み方向が大きくなり、厚いスライド37が挟
み込まれたスライドフイルムキャリア38が挿入可能と
なる。このスライドフイルムキャリア38は、スライド
37を挟み込んで保持し、上部は照明光を拡散する拡散
板38aとなっている。なお、上ホルダ33の下面に
は、上ホルダ22と同様に2個の圧板39が組み付けら
れており、スライドフイルムキャリア38は下ホルダ2
1の凹部23とで挟み込まれて保持される。 【0021】また、上記画像入力装置2で110サイズ
の写真フイルムを撮像する際には、上ホルダ22の代わ
りに、図7に示す、上ホルダ41が用いられる。上ホル
ダ41には、ネジ28が挿通される穴41aと、爪部材
41bとが形成されており、上ホルダ22及び上ホルダ
33と同様に下ホルダ21に組み付けられる。また、上
ホルダ41には、内壁に階段状の拡散面42aが形成さ
れた開口42が設けられている。この開口42は、11
0サイズの写真フイルムのコマの大きさに合わせた大き
さとなっており、ランプハウス18,19からの照明光
が通過される。 【0022】更に、上ホルダ41の下面には、下ホルダ
21の凹部23内に入り込む一対の突条43a,43b
が形成されている。これにより、図8に示すように、ス
ロット44の幅方向の大きさが、110サイズの写真フ
イルム45が挟み込まれたフイルムキャリア46の幅に
適した大きさとなり、110サイズの写真フイルム45
を適正に開口24の上部に配置させることができるよう
になる。このフイルムキャリア46の上部は拡散板46
aとなっている。なお、上ホルダ41の下面には、上ホ
ルダ22及び上ホルダ33と同様に、2個の圧板47が
組み付けられており、フイルムキャリア46は下ホルダ
21の凹部23とで挟み込まれて保持される。 【0023】図9は、パトローネ49に収納された現像
済みの写真フイルム50を画像入力装置2で撮像するた
めの上ホルダ51の構成を示すものである。パトローネ
49には、プラスチックで形成された上下ケース49
a,49bの内部に、写真フイルム50が巻き付けられ
るスプール52が回転自在に収納されている。更に、上
下ケース49a,49bの合わせ目には、写真フイルム
50が出入りするフイルム出入り口53が形成されてお
り、その奥にはフイルム出入り口53を開閉する蓋部材
54が回動自在に組み付けられている。このパトローネ
49は、未使用時には写真フイルム50を先端まで全て
内部に収納しておき、スプール52の回転によって写真
フイルム50を送り出す。 【0024】上ホルダ51は、ホルダ本体部56と上カ
バー57とから構成されている。ホルダ本体部56に
は、パトローネ49が収納されるパトローネ収納室58
と、パトローネ49から引き出された写真フイルム50
が収納されるフイルム収納室59と、これららパトロー
ネ収納室58とフイルム収納室59との間に配置された
撮像部60とが一体に形成されている。撮像部60に
は、下ホルダ21の開口24の上方に配置される開口6
1が形成されており、この開口61を通して撮像装置に
より写真フイルム50が撮像される。また撮像部60の
外壁には、ネジ28が挿通される穴62aが形成された
ボス62と、下面に下ホルダ21の穴21bと係合する
爪部材63aが形成されたボス63とがそれぞれ2個ず
つ一体に形成されており、上ホルダ22,33,41と
同様に下ホルダ21の上部に組み付けることができる。 【0025】パトローネ収納室58の一側面には、外周
に滑り止め用の刻み目が65aが形成されたスプール用
ノブ65が回転自在に組み付けられている。このスプー
ル用ノブ65には、パトローネ49のスプール52に係
合する係合軸が一体に形成されており、この係合軸はパ
トローネ収納室58内に突出されている。また、フイル
ム収納室59の一側面には、外周に滑り止め用の刻み目
66aが形成されたフイルム用ノブ66が回動自在に組
み付けられている。このフイルム用ノブ66には、写真
フイルム50の先端部50aを係止して巻き取る巻取り
軸66bが一体に形成されており、この巻取り軸66b
はフイルム収納室59内に突出されている。 【0026】上カバー57は、本体部56の上部に組み
付けられてパトローネ収納室58内のパトローネ49を
上部から押さえるともに、フイルム収納室59内の写真
フイルム50の巻き緩みを防止する。また、上カバー5
7の本体部56の開口61に対向する位置には、ランプ
ハウス18,19の照明光が通過する開口68が形成さ
れており、この開口68には、フイルムキャリア13に
用いられているものと同様の拡散板68aが組み込まれ
ている。 【0027】パトローネ49は、蓋部材54が開き位置
に回動された状態でパトローネ収納室58に装填され
る。すると、スプール用ノブ65の係合軸がスプール5
2に係合され、スプール用ノブ65を図中反時計方向に
回転操作すると、スプール52の回転によりフイルム出
入り口53から写真フイルム50が送り出される。フイ
ルム出入り口53から送り出された写真フイルム50
は、その先端部50aをフイルム収納室59の巻取り軸
66bにさせる。その後、上カバー57を閉じてから、
図10に示すように、上ホルダ22の代わりに下ホルダ
21の上部に組み付けられ、スプール用ノブ65とフイ
ルム用ノブ66との回転操作により撮像したいコマが選
択できる。 【0028】更に、120サイズの写真フイルムを撮像
する際には、図11及び図12に示す上ホルダ68が使
用される。上ホルダ68には、下面に下ホルダ21の開
口24の上方に配置される撮像用の開口69が形成さ
れ、上面に照明光を通過させるための開口70が形成さ
れている。これらの開口69,70の間の内壁には、階
段状の拡散面71が形成されている。また、上ホルダ6
8の下面には、ネジ28が挿通される穴68aと、下ホ
ルダ21の穴21bに係合される爪部材68bとが形成
されている。穴68aは、上ホルダ68の内部に露呈さ
れている。 【0029】また、上ホルダ68の側面には、120サ
イズの写真フイルム72が挟み込まれたフイルムキャリ
ア73が挿入されるスロット74が形成されている。フ
イルムキャリア73には、上部が拡散板73aとなって
いる。ところで、上ホルダ68は、135サイズの写真
フイルムよりも大きな120サイズの写真フイルム72
を撮像するために、撮像装置からの適正な距離を得るた
めに上方に大型化されている。これにより、上ホルダ6
8を組み付けた場合にはランプハウス18,19を閉じ
ることはできず、ランプハウス18,19による照明光
が得られなくなる。そのため、上ホルダ68の上部には
小型のライトボックス76が着脱自在に組み付けられて
いる。なお、このライトボックス76を取り外して自然
光で撮像してもよい。 【0030】次に上記実施例の作用について説明する。
不使用時の画像入力装置2は、図2に示すように、アー
ムスタンド4,5が本体部3に対して倒伏されて小型に
なっている。画像入力装置2で135サイズのネガやポ
ジ等の写真フイルムの画像を撮像する場合には、図3に
示すように、アームスタンド4,5を本体部3に対して
小さく開き、本体部3の下面3aとアームスタンド4,
5の先端に取り付けられた滑り止めのゴム9,10とを
接地させて本体部3を正立させる。正立支持位置にセッ
トされた画像入力装置2には、ヘッド部6のスロット1
4に、フイルムキャリア13に挟み込まれた写真フイル
ム12が挿入される。そしてランプハウス18,19を
閉じた状態でランプハウス18,19内のランプを点灯
させると、図1に示すように上ホルダ22の開口26
と、フイルムキャリア13の拡散板13aとを介して写
真フイルム12の背面側が照明される。そして、本体部
3内の撮像装置が、下ホルダ21の開口24を介して写
真フイルム12の画像を撮像し、そのビデオ信号をビデ
オやテレビ等に出力する。 【0031】また、厚みあるマウントに挟み込まれたス
ライドを撮像する際には、上ホルダ22が取り替えられ
る。上ホルダ22の取り外しは、ランプハウス18,1
9を開放した状態でネジ28をドライバーで緩め、爪部
材29が下ホルダ21の穴21b内で係合しないように
しながら上方に静かに持ち上げればよい。上ホルダ22
が取り外された後の下ホルダ21の上部には、図5に示
す上ホルダ33が爪部材33bとネジ28とで組み付け
られる。 【0032】下ホルダ21の上部に上ホルダ33が組み
付けられると、図6に示すように、スロット36の厚み
方向が大きくなり、厚みのあるスライド37が挟み込ま
れたスライドフイルムキャリア38が容易に挿入できる
ようになる。そしてランプハウス18,19を閉じた状
態でランプハウス18,19内のランプを点灯させる
と、上ホルダ33の開口34と、スライドフイルムキャ
リア38の拡散板38aとを介してスライド37の背面
側が照明される。そして、本体部3内の撮像装置が、下
ホルダ21の開口24を介してスライド37の画像を撮
像し、そのビデオ信号をビデオやテレビ等に出力する。 【0033】また、110サイズの写真フイルムを撮像
する際には、上ホルダ22及び上ホルダ33の代わり
に、図7に示す上ホルダ41が下ホルダ21の上部に爪
部材41bとネジ28とで組み付けられる。下ホルダ2
1の上部に上ホルダ41が組み付けられると、図8に示
すように、下ホルダ21の凹部23内に上ホルダ41の
下面に形成された一対の突条43a,43bが入り込
む。 【0034】これによりスロット44の幅方向の大きさ
が、110サイズの写真フイルム45を挟み込んだフイ
ルムキャリア46の幅に適したものとなる。そしてラン
プハウス18,19を閉じた状態でランプハウス18,
19内のランプを点灯させると、上ホルダ41の開口4
2と、フイルムキャリア46の拡散板46aとを介して
写真フイルム45の背面側が照明される。そして、本体
部3内の撮像装置が、下ホルダ21の開口24を介して
写真フイルム45の画像を撮像し、そのビデオ信号をビ
デオやテレビ等に出力する。 【0035】また、図9に示すように、現像後にパトロ
ーネ49に収納された状態で返却される写真フイルム5
0は、図9に示すように、ホルダ本体56及び上カバー
57からなる上ホルダ51に装填される。パトローネ4
9は、蓋部材54が開き位置に回動された状態でホルダ
本体56のパトローネ収納室58に挿入される。する
と、パトローネ49のスプール52にスプール用ノブ6
5の係合軸が係合される。この状態でスプール用ノブ6
5を図中反時計方向に回転操作すると、スプール52に
回転によりフイルム出入り口53から写真フイルム50
が送り出される。 【0036】フイルム出入り口53から送り出された写
真フイルム50の先端部50aは、フイルム収納室59
まで引っ張ってから巻取り軸66bに係止する。次に、
フイルム用ノブ66を図中反時計方向に回転操作して写
真フイルム50を巻取り軸66に僅かに巻き付けてお
く。この後、上カバー57をホルダ本体56に装着し、
図10に示すように、上ホルダ51を爪部材63aとネ
ジ28とで下ホルダ21の上部に組み付ける。そしてラ
ンプハウス18,19を閉じた状態でランプハウス1
8,19内のランプを点灯させると、上カバー57の拡
散板68aを介して写真フイルム50の背面側が照明さ
れる。そして、本体部3内の撮像装置が、下ホルダ21
の開口24とホルダ本体56の開口61とを介して写真
フイルム50の画像を撮像し、そのビデオ信号をビデオ
やテレビ等に出力する。 【0037】また、120サイズの写真フイルムを撮像
する際には、上ホルダ22の代わりに、図11に示す上
ホルダ68が、下ホルダ21の上部に爪部材68bと穴
68aを挿通したネジ28とで組み付けられる。また、
上ホルダ68の上部には、ライトボックス76が組み付
けられる。 【0038】そして、図12に示すように、上ホルダ6
8のスロット74に120サイズの写真フイルム72が
挟み込まれたフイルムキャリア73を挿入し、ライトボ
ックス76のランプを点灯させる。ライトボックス76
からの照明光は、上ホルダ68の開口70と、フイルム
キャリア73の拡散板73aとを介して写真フイルム7
2の背面側を照明する。そして、本体部3内の撮像装置
が、下ホルダ21の開口24と上ホルダ68の開口69
とを介して写真フイルム72の画像を撮像し、そのビデ
オ信号をビデオやテレビ等に出力する。 【0039】なお、上記実施例のうち、パトローネに収
納された写真フイルムを撮像するための上ホルダはノブ
の回転操作により手動で写真フイルムを送るようにした
が、この上ホルダにモーターとギヤ等を内蔵させて自動
で写真フイルムを送るようにしてもよい。また、120
サイズの写真フイルムを撮像するための上ホルダにライ
トボックスを組み付けるようにしたが、この上ホルダの
上部にミラーボックスを設けて、付属のランプハウスの
光を上ホルダ内に導くようにしてもよい。また、下ホル
ダの上部に8mmフイルムを撮像するための上ホルダを
取り付けることもできる。更に、下ホルダと上ホルダと
の間を蛇腹等で連結して、撮像装置と写真フイルムとの
距離を自在に変化させられるようにしてもよい。 【0040】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像入力
装置は、キャリアホルダを本体部に取り付けられた下ホ
ルダと、この下ホルダの上部に着脱自在に組み付けられ
る上ホルダとで構成したので、上ホルダを交換すること
により各種フォーマットの写真フイルムをセットでき、
画像入力装置の利用範囲を広げることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の画像入力装置のキャリアホルダの構成
を示す分解斜視図である。 【図2】不使用状態の画像入力装置の外観斜視図であ
る。 【図3】135サイズ写真フイルム撮像時の画像入力装
置の外観斜視図である。 【図4】プリント写真撮像時の画像入力装置の外観斜視
図である。 【図5】厚いスライド用の上ホルダの構成を示す分解斜
視図である。 【図6】厚いスライド撮像時のヘッド部の外観斜視図で
ある。 【図7】110サイズ写真フイルム用の上ホルダの構成
を示す分解斜視図である。 【図8】110サイズ写真フイルム撮像時のヘッド部の
外観斜視図である。 【図9】パトローネに収納された写真フイルム用の上ホ
ルダの構成を示す分解斜視図である。 【図10】パトローネ収納写真フイルム撮像時の画像入
力装置の外観斜視図である。 【図11】120サイズ写真フイルム用の上ホルダの構
成を示す分解斜視図である。 【図12】120サイズ写真フイルム撮像時の画像入力
装置の外観斜視図である。 【符号の説明】 2 画像入力装置 6 ヘッド部 12,45,50,72 写真フイルム 13,46,73 フイルムキャリア 38 スライドフイルムキャリア 14,36,44,74 スロット 15 キャリアホルダ 21 下ホルダ 22,33,41,51,68 上ホルダ 28 ネジ 29,33b,41b,63a,68b 爪部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/58 - 27/64 G03B 27/32,27/46 H04N 5/253

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 撮像装置が内蔵された本体部の上部に、
    撮像用の開口とこの開口内を通過するように135サイ
    ズの写真フイルムがセットされたフイルムキャリアが挿
    入されるスロットとが形成されたキャリアホルダが組み
    付けられ、前記開口を通して写真フイルムに撮影された
    画像又はプリント写真に記録された画像等を撮像してビ
    デオ信号を出力する画像入力装置において、 前記キャリアホルダは、本体部に取り付けられた下ホル
    ダと、この下ホルダの上部に着脱自在に組み付けられて
    下ホルダとでスロットを形成する上ホルダとから構成さ
    れ、上ホルダを交換することにより各種フォーマットの
    写真フイルムをセットできるようにしたことを特徴とす
    る画像入力装置。
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