JP3497258B2 - 放射線硬化性組成物 - Google Patents
放射線硬化性組成物Info
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Description
関する。更に詳細には、環状ポリオレフィン系樹脂の優
れた光学的性質や耐熱性を損なわずに、高い塗膜強度と
優れた耐擦傷性を有し、特に密着性に優れた塗膜を与え
る放射線硬化性組成物に関する。
て、環状ポリオレフィン系樹脂が注目されている。環状
ポリオレフィン系樹脂は、特公昭57−8815号公
報、特開昭60−168708号公報、特開昭61−2
92601号公報、特開昭63−218726号公報、
特開昭63−145324号公報、特開昭62−252
406号公報、特開昭62−252407号公報、特開
昭63−264626号公報、特開平1−240517
号公報、特開平2−133413号公報などに開示され
ている。これらの樹脂は、脂肪族よりなる主鎖を持ち、
その特徴としてその主鎖中にノルボルナン環などの脂肪
族多環環状構造を含む。環状ポリオレフィン系樹脂は、
主鎖構造の剛直性に起因する高いガラス転移温度(軟化
点)と主鎖構造の嵩高さが結晶化を妨げ、非晶質である
ことに起因する高い透明性を有する。また、環構造のた
め主鎖方向に対して共有結合の方向がランダムとなり、
重合体の繰り返し単位あたりの分極率の異方性がほとん
どないこと、ひいては成形時の配向によって複屈折を起
こさないことに起因して成形体が低複屈折率となるなど
の優れた力学的性質および光学的性質を持つ。このよう
に、環状ポリオレフィン系樹脂は、従来の代表的な透明
熱可塑性樹脂であるポリメチルメタクリレート(以下、
「PMMA」という。)やポリカーボネート(以下、
「PC」という。)に較べて、耐熱性に優れ、低複屈折
率であることから、光学用材料などに使用されている。
きると、樹脂と空気との界面で光が強く散乱され、光学
的性質のよさが引き出せなくなる。通常、環状ポリオレ
フィン系樹脂は無垢のままでは表面硬度が2H程度と耐
擦傷性が不充分であり、各種用途への展開のためには大
きな障害になっている。
としては、耐擦傷性表面被覆剤として放射線硬化性組成
物を塗布する方法が知られており、これは硬化速度、作
業性などにおいて優れた方法である。しかしながら、P
MMA用やPC用に開発された透明樹脂用放射線硬化性
組成物では、環状ポリオレフィン系樹脂への密着性が悪
く実用にはならない。これは、環状ポリオレフィン系樹
脂は、主鎖中の大きな脂肪族多環環状構造のため、たと
え極性の置換基を少々有していても全体としては極性や
水素結合に大して寄与せず、放射線硬化性組成物との相
溶性が悪く、密着性のある界面を形成しないためである
と考えられる。
術の課題を背景になされたもので、特別な前処理をせず
に環状ポリオレフィン系樹脂に塗布し、短時間で放射線
硬化し、光学的特性と密着性に優れた耐摩傷性表面被覆
を与える放射線硬化性組成物を提供することを目的とす
る。
タ)アクリロイル基を1つまたは2つ含み且つ脂肪族多
環構造を持つ脂環式(メタ)アクリル化合物、ここで該
脂環式(メタ)アクリル化合物は該脂肪族多環構造中に
不飽和二重結合を含む、 (b)(メタ)アクリロイル基を1つもしくは2つ含み
且つ炭素数4以上の直鎖アルキル構造および/または直
鎖アルキレン構造を持つ(メタ)アクリル化合物、ここ
で、この(メタ)アクリル化合物は2−ヒドロキシブチ
ル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレー
ト、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)
アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オクチ
ル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノ
ニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレー
ト、イソデシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メ
タ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ラ
ウリル(メタ)アクリレート、オクタデシル(メタ)ア
クリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ブトキ
シエチル(メタ)アクリレート、t−オクチル(メタ)
アクリルアミド、1,4−ブタンジオールジ(メタ)ア
クリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アク
リレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、分子内にカプロラクトン骨格を持つ(メタ)アク
リレート化合物および下記式(I)
R 2 は炭素数2〜6のアルキレン基を示し、R 3 は炭素数
4〜12のアルキル基を示し、nは0〜12の整数であ
る。)で表される化合物よりなる群から選ばれる、なら
びに (c)(メタ)アクリロイル基を3つ以上含む多官能
(メタ)アクリル化合物からなることを特徴とする放射
線硬化性組成物を提供するものである。
る。本発明の使用される脂環状(メタ)アクリル化合物
(a)は、環状ポリオレフィン系樹脂と放射線硬化性組
成物との相溶性を向上させ、それにより強固な密着性を
確保するのに不可欠である。これら脂環式(メタ)アク
リル化合物(a)は、一般の(メタ)アクリルモノマー
に比べて重合時の収縮が小さく、かつ揮発性が小さいと
いう長所がある。これら脂環式(メタ)アクリル化合物
(a)は、脂環族多環構造中に不飽和二重結合を有して
おり、好ましくは各々の環構造を構成する炭素数が7〜
17である。
(a)の具体例としては、ジシクロペンテニル(メタ)
アクリレート、ジシクロペンテニロキシエチル(メタ)
アクリレートなどや、それぞれのエチレングリコールも
しくはプロピレングリコールで変性した(メタ)アクリ
レートなどの重合性モノマーなどが挙げられる。また、
これらの市販品としては、FA−511A、FA−51
2A(以上、日立化成工業(株))、アロニックスM1
52(東亜合成化学工業(株))などを挙げることが出
来る。また、脂環式(メタ)アクリル化合物(a)とし
ては、環状ポリオレフィン系樹脂のオリゴマー、その水
素添加前の不飽和二重結合を有する中間体または環状ポ
リオレフィン系樹脂のモノマーに(メタ)アクリロイル
基を導入した化合物であって脂肪族多環構造中に不飽和
二重結合を含むものでもよい。前記脂環式(メタ)アク
リル化合物は、脂肪族多環構造中に不飽和二重結合を含
むため、より強固な密着性を得ることができる。脂環式
(メタ)アクリル化合物(a)の配合量は、本発明の組
成物中に通常5重量%以上、好ましくは10〜70重量
%である。5重量%未満では塗膜の密着性が不充分にな
りやすい。
物(b)は(メタ)アクリロイル基を1つまたは2つ含
み且つ炭素数4以上の直鎖アルキル構造および/または
直鎖アルキレン構造を持つ化合物であり、直鎖アルキル
構造および/または直鎖アルキレン構造の炭素数は好ま
しくは4から16である。かかる(メタ)アクリル化合
物(b)は、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)ア
クリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル
(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレー
ト、イソオクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレ
ート、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メ
タ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、
ドデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アク
リレート、オクタデシル(メタ)アクリレート、ステア
リル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)ア
クリレート、t−オクチル(メタ)アクリルアミド、
1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6
−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−
ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、分子内にカプ
ロラクトン骨格を有する(メタ)アクリレート化合物お
よび下記の式(I)で表される化合物よりなる群から選
ばれる。
ル基を示し、R2は炭素数2〜6、好ましくは2〜4の
アルキレン基を示し、R3は炭素数4〜12のアルキル
基を示し、nは0〜12、好ましくは1〜8の整数であ
る。)
11、M113、M114、M117(以上、東亜合成
化学工業(株))、KAYARAD HDDA、HX−
220、HX620、TC110S、TC120S、R
629、R644(以上、日本化薬(株))、LA、L
TA、STA、ビスコート195、230、260(以
上、大阪有機化学(株))、ライトアクリレートIA−
A、L−A、S−A、BO−A、IO−A(以上、共栄
社化学(株))などが挙げられる。
合量は、本発明の組成物中に通常2〜60重量%であ
り、10〜50重量%にすることが好ましい。2重量%
未満であると、密着性が劣り、60重量%を超えると、
硬化物の強度が弱くなりがちである。
ル化合物(c)は(メタ)アクリロイル基を3つ以上含
む化合物であり、好ましくは(メタ)アクリロイル基を
3乃至15含む。多官能(メタ)アクリル化合物(c)
としては、例えばトリメチロールプロパントリ(メタ)
アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリオキシエチル(メ
タ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチ
ル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレートなどが
挙げられる。
(c)の市販品としては、ビスコート295、300、
360、400、GPT(以上、大阪有機化学
(株))、KAYARAD TMPTA、PET−3
0、R−604、DPCA−20、DPCA−30、D
PCA−60、DPCA−120、HX−620、D−
310、D−330(以上、日本化薬(株))、アロニ
ックスM−305、M−309、M−310、M−31
5、M−325(以上、東亜合成化学工業(株))など
が挙げられる。
(c)の配合量は、本発明の組成物中に通常10〜70
重量%であり、20〜60重量%にすることが好まし
い。10重量%未満であると、硬化物の強度が弱くな
り、70重量%を超えると、硬化の際の収縮力が大きく
なり、密着性が劣るようになりがちである。
に、重合性モノマーおよび/または重合性オリゴマーを
配合してもよい。これら重合性モノマーは、本発明の放
射線硬化性組成物全体の粘度を下げる働きもするので、
反応性希釈剤とも呼ばれる。
2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、エチルカル
ビトール(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリ
ル(メタ)アクリレート、2−フェノキシエチル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン、オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレート、
グリシジル(メタ)アクリレートなどや、これらのエチ
レングリコールもしくはプロピレングリコール変性物、
そのほかN−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラク
タム、スチレンなどが挙げられる。
単位の繰り返しの数が2〜50、好ましくは2〜20の
重合体中に、(メタ)アクリロイル基を1個以上、好ま
しくは2個以上含む化合物である。これら重合性オリゴ
マーの具体例としては、エポキシ(メタ)アクリレー
ト、ポリウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル
(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレ
ート、シリコン(メタ)アクリレートなどが挙げられ
る。
重合開始剤が使用される。これら放射線重合開始剤は、
例えば紫外線(波長180nmから400nm)を吸収
して励起し、イオンまたは活性ラジカルを発生し、本発
明の組成物と反応して重合を開始させるか、あるいは放
射線により励起され、本発明の組成物を活性化して重合
を開始させるような物質であればどのようなものであっ
てもよい。
1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,2
−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、キサント
ン、フルオレノン、ベンズアルデヒド、フルオレン、ア
ントラキノン、トリフェニルアミン、カルバゾール、3
−メチルアセトフェノン、4−クロロベンゾフェノン、
4,4'−ジメトキシベンゾフェノン、4,4'−ジアミノ
ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンゾインプロピル
エーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジメチ
ルケタール、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−
ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−ヒド
ロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オ
ン、オリゴ(2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ルプロパン−1−オン)、チオキサントン、ジエチルチ
オキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、2−
クロロチオキサントン、2−メチル−1−[4−(メチ
ルチオ)−フェニル]−2−モルホリノ−プロパン−1
−オン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフ
ォスフィンオキサイドなどが挙げられる。また、市販品
としてはIrgacure184、651、500、9
07、CGI369、CG24−61(以上、チバガイ
ギー社)、Lucirin LR8728(BASF
社)、Darocur 1116、1173(以上、チ
バガイギー社)、ESACURE KIP100F(L
AMBERTI社)、ユベクリルP36(UCB社)な
どを挙げることができる。
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱重合禁止
剤、保存安定剤、老化防止剤、カップリング剤、レベリ
ング剤、界面活性剤、着色剤、可塑剤、スリップ剤、フ
ィラー、濡れ性改良剤、塗面改良剤などを含有させるこ
とができる。
エチルアミン、N−メチルジエタノールアミン、エタノ
ールアミン、4−ジメチルアミノ安息香酸、4−ジメチ
ルアミノ安息香酸メチル、4−ジメチルアミノ安息香酸
エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルなどが
あり、市販品としてはユベクリルP102、103、1
04、105(以上、UCB社)などが挙げられる。酸
化防止剤としてはヒンダードフェノール誘導体などが挙
げられ、市販品としては、Irganox1010、1
035、1076、1222(以上、チバガイギー社)
などが挙げられる。紫外線吸収剤としては、ベンゾトリ
アゾール誘導体、フェニルサリシレート誘導体、2−ヒ
ドロキシベンゾフェノン誘導体などが挙げられ、市販品
としてはTinuvin P、234、320、32
6、327、328、213(以上、チバガイギー
社)、Sumisorb110、130、140、20
0、250、300、320、340、350、400
(以上、住友化学工業(株))などが挙げられる。光安
定剤としては、ヒンダードアミン誘導体、ヒンダードフ
ェノール誘導体などが挙げられ、市販品としてはTin
uvin 292、144、622LD(以上、チバガ
イギー社)、サノールLS−770、765、292、
2626、1114、744(以上、三共化成工業
(株))などが挙げられる。老化防止剤としては、ヒン
ダードフェノール誘導体などが挙げられ、市販品として
はAntigene W、S、P、3C、6C、RD−
G、FR、AW(以上、住友化学工業(株))などが挙
げられる。またカップリング剤としては、γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルト
リメトキシシラン、γ−メタアクリロキシプロピルトリ
メトキシシランなどが挙げられ、その市販品としてはS
H6062、SZ6030(以上、東レ・ダウコーニン
グ・シリコーン(株))、KBE903、KBM803
(以上、信越シリコーン(株))などが挙げられる。
放射線に対して不活性な揮発性有機溶剤を希釈剤として
添加しても良い。これらの希釈剤を用いた場合には、塗
液の放射線硬化に先だって好ましくは50℃〜100℃
の範囲でこれらの希釈剤を蒸発させて取り除く必要があ
る。希釈剤の具体例としては、メタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、イソプロパノール、sec−プ
ロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、sec
−ブタノール、アセトン、メチルエチルケトン、シクロ
ヘキサノン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−プロピ
ル、酢酸イソプロピル、酢酸sec−プロピル、酢酸n
−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸sec−ブチル、酢酸
メチルアミル、酢酸アミル、乳酸エチル、酢酸メチルセ
ロソルブ、酢酸エチルセロソルブ、酢酸ブチルセロソル
ブ、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロ
ソルブ、イソプロピルエーテル、ヘキサン、シクロヘキ
サン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、メチ
レンジクロライド、トリクロロエタン、トリクロロエチ
レン、パークロロプロパン、ジクロライドプロパン、テ
トラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどが挙げられ
る。
用される環状ポリオレフィン系樹脂とは、前記のように
飽和脂肪族よりなる主鎖を持ち、特徴としてその主鎖中
に脂肪族多環環状構造を含むものであり、好ましくは、
その繰り返し単位中にノルボルナン骨格を有するもので
ある。このような環状ポリオレフィン系樹脂としては、
例えば式(II)〜(V)で表されるノルボルナン骨格
を含むものを挙げることができる。
子、炭素数1〜10の炭化水素基、ハロゲン原子、ハロ
ゲン原子で置換された炭素数1〜10の炭化水素基、−
(CH2)nCOOR4、−(CH2)nOCOR4、−(C
H2)nOR4、−(CH2)nCN、−(CH2)nCON
R5R6 、−(CH2)nCOOZ、−(CH2)nOCO
Z、−(CH2)nOZ、−(CH2)nW、またはBとC
から構成された、−OC−O−CO−、−OC−NR7
−CO−、もしくは(多)環状アルキレン基を示す。こ
こで、R4、R5、R6およびR7は、炭素数1〜20の炭
化水素基、Zはハロゲン原子で置換された炭化水素基、
WはSiR8 p F3-p (R8 は炭素数1〜10の炭化水
素基、Fはハロゲン原子、−OCOR9または−OR
9(R9は炭素数1〜10の炭化水素基を示す。)を示
し、pは0〜3の整数を示す。)、nは0〜10の整数
を示す。〕
物の硬化物との密着性の点からA〜Dのいずれか一つ
は、極性基であることが望ましい。また、耐擦傷性、靱
性、耐熱性、耐衝撃性、強度、耐薬品性、成形性などの
面から、本発明に使用される環状ポリオレフィン系樹脂
のポリスチレン換算重量平均分子量は、3,000〜1
00万、好ましくは8,000〜20万である。これら
の環状ポリオレフィン系樹脂には、成形性、離型性、美
観、耐久性などの面から、種々の添加剤、例えば酸化防
止剤、着色剤、ブルーイング剤、耐候剤、離型剤、可塑
剤、耐摩耗剤、滑剤などを必要に応じて添加することが
できる。
ポリオレフィン系樹脂は、下記式(VI)で表される少
なくとも1種のテトラシクロドデセン誘導体または該テ
トラシクロドデセンと共重合可能な不飽和環状化合物と
をメタセシス重合して得られる重合体を水素添加して得
られる。
誘導体において、A、B、CおよびDのうちに極性基を
含むことが、前記のように密着性が優れたものとなる点
で好ましい。さらに、この極性基が−(CH2)nCOO
R4(ここで、R4は、炭素数1〜20の炭化水素基であ
り、nは0〜10の整数を示す。)で表されるカルボン
酸エステル基であることが、得られる樹脂が高いガラス
転移温度を有するものとなる点で好ましい。
極性基は、式(VI)のテトラシクロドデセン誘導体の
1分子あたりに1個含有されることが、得られる樹脂の
耐熱性が高く、吸湿性を低くできる点で好ましい。ま
た、−(CH2)nCOOR4で表されるカルボン酸エス
テル基のうち、nの値が小さいものほど、得られる樹脂
のガラス転移温度がさらに高くなるので好ましい。前記
式において、R4は炭素数1〜20の炭化水素基である
が、炭素数が多くなるほど得られる樹脂の吸湿性が小さ
くなる点では好ましいが、得られる樹脂のガラス転移温
度とのバランスの点から、炭素数1〜4の直鎖アルキル
基または炭素数5以上の(多)環状アルキル基であるこ
とが好ましく、特にメチル基、エチル基またはシクロヘ
キシル基であることが好ましい。式(VI)のテトラシ
クロドデセン誘導体として、具体的には8−メチル−8
−メトキシカルボニルテトラシクロ[4.4.0.12,5.
17,10]−3−ドデセンが好ましい。
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。実施例および比較例には、以下の化合物を使用し
た。
ては、ジシクロペンテニロキシエチルアクリレートを使
用した。直鎖(メタ)アクリル化合物(b)としては、
ラウリルアクリレートまたは1,6−ヘキサンジオール
ジアクリレートを使用した。多官能(メタ)アクリル化
合物(c)としては、ジペンタエリスリトールテトラア
クリレートを使用した。放射線開始剤としては、ESA
CURE KIP100F(LAMBERTI社)を使
用した。レベリング剤としては、グラノール410(共
栄社化学(株))を使用した。
に仕込み、液温度を50〜60℃に制御しながら1時間
攪拌し均一な組成物を得た。そしてこれを下記の試験に
用いた。
メチル−8−メトキシカルボニルテトラシクロ〔4.4.
0.12,5.17,10〕−3−ドデセンのメタセシス開環重
合体の水添物からなる成形体を用いた。この上に組成物
をたらし硬化後の膜厚が8〜12μmとなるようにバー
コーターで塗布し、80Wの高圧水銀灯を用い、紫外線
を照射し硬化せしめた。
た。結果を表2に示す。
0によりクロスカットテープ法により剥離試験を行なっ
た。
後、目視で傷跡の程度を比較した。引っかき跡の残らな
いものを〔○〕、跡の残るものを〔×〕とした。
0により鉛筆硬度を測定した。
とおりである。 1. (a)(メタ)アクリロイル基を1つまたは2つ含
み且つ脂肪族多環構造を持つ脂環式(メタ)アクリル化
合物、ここで該脂環式(メタ)アクリル化合物は該脂肪
族多環構造中に不飽和二重結合を含む、 (b)(メタ)アクリロイル基を1つもしくは2つ含み
且つ炭素数4以上の直鎖アルキル構造および/または直
鎖アルキレン構造を持つ(メタ)アクリル化合物、ここ
で、この(メタ)アクリル化合物は2−ヒドロキシブチ
ル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレー
ト、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)
アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オクチ
ル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノ
ニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレー
ト、イソデシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メ
タ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ラ
ウリル(メタ)アクリレート、オクタデシル(メタ)ア
クリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ブトキ
シエチル(メタ)アクリレート、t−オクチル(メタ)
アクリルアミド、1,4−ブタンジオールジ(メタ)ア
クリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アク
リレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、分子内にカプロラクトン骨格を持つ(メタ)アク
リレート化合物および下記式(I)
R 2 は炭素数2〜6のアルキレン基を示し、R 3 は炭素数
4〜12のアルキル基を示し、nは0〜12の整数であ
る。)で表される化合物よりなる群から選ばれる、なら
びに (c)(メタ)アクリロイル基を3つ以上含む多官能
(メタ)アクリル化合物からなることを特徴とする放射
線硬化性組成物。 2. 環状ポリオレフィン系樹脂の被覆に用いる、上記1
に記載の放射線硬化性組成物。3 . 脂環式(メタ)アクリル化合物(a)が5重量%以
上含有される上記1に記載の放射線硬化性組成物。
60重量%含有される上記1に記載の放射線硬化性樹脂
化合物。5 . 多官能(メタ)アクリル化合物(c)がトリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールテトラ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロ
パントリオキシエチル(メタ)アクリレート、ジトリメ
チロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ジペン
タエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリス
(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリ(メ
タ)アクリレートから選らばれる上記1に記載の放射線
硬化性組成物。6 . 多官能(メタ)アクリル化合物(c)が10〜70
重量%で含有される上記1に記載の放射線硬化性組成
物。
前処理をせずに環状ポリオレフィン系樹脂に塗布するこ
とにより、短時間で放射線硬化し、光学的特性と密着性
に優れた耐擦傷性表面被覆を与える。これにより、該環
状ポリオレフィン系樹脂のより過酷な条件下での利用を
可能とし、その産業利用の有用性を飛躍的に向上させ、
新規の利用範囲を広げるものである。
ズ、光ディスクなどの光学部品;自動車のウインドガラ
ス、天井材、ヘッドランプレンズ、フォグランプレン
ズ、ストップランプレンズ、ターンランプレンズ、リア
コンビネーションレンズ、ルームランプレンズ、ミラ
ー、ヒューズカバー、パネルメーターカバー、ホイール
キャップおよび一般内装・外装部材などの自動車部品;
レンズ鏡筒、鏡枠、そのほかカメラ部品;蛍光灯カバー
やランプシェードなどの照明機器部材;ディスプレー部
材;電子レンジ蓋、洗濯機ランドリー蓋などの電気部
品;発光ダイオード封止材などの電子部品;OA機器部
品;カセットケースやカセットハーフなどの音響機器部
品;ラーメンカップ、深しぼりカップ、クリスタルカッ
プ、折箱、弁当箱、蒸し容器、冷凍食品容器、ドライ食
品容器、電子レンジ食品用容器、トレイなどの容器;建
材、土木部材、透明バルブ;造船部材;農業用資材;物
流資材;注射器、シャーレなどの医療機器;各種銘板;
日用雑貨;フィルム、透明フィルム、熱転写リボン、透
明導電フィルム(タッチパネルなど)、偏光フィルム、
光学用透明フィルム、液晶表示板用フィルム、OHPフ
ィルム;シート;パイプ;ボトル;その他多くの用途分
野に有用に使用される。
Claims (5)
- 【請求項1】 (a)(メタ)アクリロイル基を1つま
たは2つ含み且つ脂肪族多環構造を持つ脂環式(メタ)
アクリル化合物、ここで該脂環式(メタ)アクリル化合
物は該脂肪族多環構造中に不飽和二重結合を含む、 (b)(メタ)アクリロイル基を1つもしくは2つ含み
且つ炭素数4以上の直鎖アルキル構造および/または直
鎖アルキレン構造を持つ(メタ)アクリル化合物、ここで、この(メタ)アクリル化合物は2−ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレ
ート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メ
タ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オ
クチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)ア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アク
リレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ウンデシ
ル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレート、オクタデシル(メ
タ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、
ブトキシエチル(メタ)アクリレート、t−オクチル
(メタ)アクリルアミド、1,4−ブタンジオールジ
(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メ
タ)アクリレート、分子内にカプロラクトン骨格を持つ
(メタ)アクリレート化合物および下記式(I) 【化1】 (式(I)中、R 1 は水素原子またはメチル基を示し、
R 2 は炭素数2〜6のアルキレン基を示し、R 3 は炭素数
4〜12のアルキル基を示し、nは0〜12の整数であ
る。)で表される化合物よりなる群から選ばれる、 ならびに(c)(メタ)アクリロイル基を3つ以上含む
多官能(メタ)アクリル化合物からなることを特徴とす
る放射線硬化性組成物。 - 【請求項2】 多官能(メタ)アクリル化合物(c)が
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパントリオキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレ
ートおよびトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌ
レートトリ(メタ)アクリレートから選ばれる請求項1
に記載の放射線硬化性組成物。 - 【請求項3】 脂環式(メタ)アクリル化合物(a)が
5重量%以上、(メタ)アクリル化合物(b)が2〜6
0重量%、および多官能(メタ)アクリル化合物(c)
が10〜70重量%で含有される請求項1〜2のいずれ
かに記載の放射線硬化性組成物。 - 【請求項4】 環状ポリオレフィン系樹脂の被覆に用い
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の放
射線硬化性組成物。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の放射線
硬化性組成物の硬化物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28520394A JP3497258B2 (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 放射線硬化性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28520394A JP3497258B2 (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 放射線硬化性組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08143629A JPH08143629A (ja) | 1996-06-04 |
JP3497258B2 true JP3497258B2 (ja) | 2004-02-16 |
Family
ID=17688442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP28520394A Expired - Lifetime JP3497258B2 (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 放射線硬化性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3497258B2 (ja) |
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CN101056900B (zh) * | 2004-11-09 | 2011-09-07 | 出光兴产株式会社 | 光半导体密封材料 |
JP5017131B2 (ja) * | 2008-01-23 | 2012-09-05 | パナソニック株式会社 | 紫外線硬化性樹脂組成物、それを用いた光反射体、照明器具カバーおよび照明器具 |
JP2010162746A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Jsr Corp | 透明導電性積層フィルム及びそれを用いたタッチパネル |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP28520394A patent/JP3497258B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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