JP3495671B2 - セクタ番号からトラック番号への変換方法 - Google Patents

セクタ番号からトラック番号への変換方法

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JP3495671B2
JP3495671B2 JP2000023995A JP2000023995A JP3495671B2 JP 3495671 B2 JP3495671 B2 JP 3495671B2 JP 2000023995 A JP2000023995 A JP 2000023995A JP 2000023995 A JP2000023995 A JP 2000023995A JP 3495671 B2 JP3495671 B2 JP 3495671B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、セクタ番号からトラ
ック番号への変換方法に関し、特にたとえば、セクタ番
号Sとトラック番号Tとの関係がT2=Sによって近似
されるディスク記録媒体においてセクタ番号Sをトラッ
ク番号Tに変換する、セクタ番号からトラック番号への
変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク記録媒体の種類には、記録密度
がディスクの内周から外周に向かうほど低くなるもの
と、記録密度がディスクの全面にわたって同じであるも
のとがある。ディスクの全面にわたって同じ記録密度で
記録するディスクの方が、他方のディスクよりも、より
多くの情報を記録できる。このディスクに情報を記録/
再生するときには、線速度が一定になるようにディスク
装置によって回転制御される。この回転制御は、CLV
(Constant Linear Velocity)方式と呼ばれる。
【0003】一般に、ディスクの所望のセクタにアクセ
スするときには、現在のトラックから所望のセクタを含
むトラックまでピックアップを移動させる。このとき、
ディスク装置が、所望のセクタ番号Sからトラック番号
Tを算出し、さらにトラック番号Tと現在のトラック番
号との差を求めることによって、ピックアップを移動さ
せるトラック数を決定している。
【0004】ところで、CLV方式で回転制御されるデ
ィスクにおいては、セクタ番号Sとトラック番号Tとの
間に、数1の関係が成り立つ。
【0005】
【数1】
【0006】説明の簡略化のために、数1を数2で表す
ことにする。
【0007】
【数2】
【0008】数2によって表されるように、セクタ番号
Sの平方根を求めることによって、トラック番号Tが得
られる。高級プログラミング言語では、平方根を求める
処理が1ステップで表現される。しかし、CPUが実行
するときには、このステップがより詳細で複雑な、多数
の機械語命令に展開され、展開された多数の機械語命令
が実行される。また、低級プログラミング言語では、平
方根を求める処理を記述するために、展開された多数の
機械命令の数に相当するステップ数が必要となる。した
がって、平方根を求めるための演算時間は、CPUの演
算時間の尺度からすると非常に長い時間である。
【0009】一方、ディスク装置は、ディスクから途切
れることなく信号を再生するために、アクセス要求に対
して迅速にピックアップを所望のトラックに移動する必
要がある。したがって、ディスク装置においては、より
高速に平方根を求める演算方法が要求される。
【0010】高速に平方根を求めるために、従来のディ
スク装置には、図9に示すように、数2を表す実線Aを
多数の線分で近似する手段を用いて平方根を求める方法
を採用したものがある。この方法では、実線Aが、数3
で表される多数の線分B0、B1、B2…によって近似さ
れ、この各線分を規定する定数u、vのそれぞれの組が
テーブルに保持される。トラック番号Tを求めるときに
は、セクタ番号Sの値が含まれる線分Bを特定し、特定
された線分Bに応じた定数u,vをテーブルから読み出
して数3に代入する。こうして線分Bの式を特定し、こ
の式によってセクタ番号Sに対するトラック番号Tを決
定している。
【0011】
【数3】T=u×S+v (u,v;定数) また、セクタ番号Sからトラック番号Tを求める別の方
法には、数2の関係を満たす全てのセクタ番号Sおよび
トラック番号Tをテーブルに保持し、このテーブルを用
いてセクタ番号Sに対応するトラック番号Tを決定する
方法がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】実線Aを多数の線分で
近似する手段を用いてセクタ番号Sからトラック番号T
を決定する方法では、近似演算を行うために誤差が生じ
る。この誤差を小さくするためには、実線Aの線分Bに
よる分割数を多くする必要がある。ところが、実線Aの
分割数を多くすると、定数u、vの組み合わせの数が増
し、これを保持するテーブルを構成するためのメモリ容
量が大きくなってしまう。さらに演算に利用する線分B
を選択する処理に時間がかかっていた。
【0013】また、数2の関係を満たす全てのセクタ番
号Sおよびトラック番号Tを対応づけたテーブルを用い
る方法も、このテーブルを構成するために大きなメモリ
容量が必要であった。
【0014】それゆえに、この発明の主たる目的は、小
さなメモリ容量で、高速に演算できるセクタ番号からト
ラック番号への変換方法、を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、セクタ番号
Sとトラック番号Tとの関係がT2=Sによって近似さ
れるディスク記録媒体においてセクタ番号をトラック番
号に変換する変換方法であって、(a)整数n(n;0
ないし(N−1)の整数)と(2 n 2 で表されるN個の
セクタ番号とが対応付けられたテーブルを準備し、
(b)所望セクタ番号をテーブルの要素であるN個のセ
クタ番号の各々と、整数nの値が大きい順または小さい
順に比較し、(c)ステップ(b)で比較結果の大小関
係が反転したとき2m(m;今回の比較先または前回の
比較先のセクタ番号に対応する整数)を所望セクタ番号
に対応するトラック番号として仮決定し、(d)ステッ
プ(c)で仮決定されたトラック番号を示す2進数の第
(m−1)ビット以下の値を上位ビットから優先的に変
更し、(e)ステップ(d)において第0ビットの変更
を終えたとき、ステップ(j)に進み、(f)ステップ
(d)において第0ビットの変更を終えていないとき、
ステップ(g)に進み、(g)ステップ(d)で変更さ
れた2進数の2乗値を加算演算,シフト演算およびテー
ブルの参照によって算出し、(h)所望セクタ番号をス
テップ(g)算出された2乗値と比較し、(i)所望
セクタ番号が2乗値と一致しないときステップ(d)に
戻り、(j)所望セクタ番号が2乗値と一致するときス
テップ(k)に進み、そして(k)ステップ(d)で変
更したトラック番号を所望セクタ番号に対応するトラッ
ク番号として確定する、セクタ番号からトラック番号へ
の変換方法である。
【0016】
【作用】この発明におけるセクタ番号からトラック番号
への変換方法では、セクタ番号Sに基づいて、T2=S
の関係を有するトラック番号Tを算出するときに、テー
ブルを参照する。このテーブルには、0ないし(N−
1)の値をとる整数nと(2n2(=S)で表されるN
個のセクタ番号Sとが対応づけて格納されている(ステ
ップ(a))。変換元のセクタ番号(所望のセクタ番
号)をS0とすると、まず、セクタ番号S0をテーブルの
要素であるN個のセクタ番号Sの各々と、整数nの値が
大きい順、または小さい順に比較する(ステップ
(b))。この比較で、セクタ番号S0とセクタ番号S
の大小関係が反転したとき、今回比較したセクタ番号
S、もしくは前回比較したセクタ番号に対応するトラッ
ク番号をセクタ番号S0に対応するトラック番号Tと仮
定し、このトラック番号Tを2mとする。このトラック
番号Tに対応するセクタ番号Sは(2m2で表される。
(ステップ(c))。つぎに、仮定したトラック番号T
の2進数表現に着目する。仮定したトラック番号Tを2
進数で表現すると、セクタ番号Tの値は、第mビットだ
けが1であり、その他のビットは0である。そこで、セ
クタ番号Tの第(m−1)ビット以下のビットを上位ビ
ットから優先的に変更する(ステップ(d))。ステッ
プ(d)において第0ビットの変更を終えたとき、つま
り第0ビットの値が確定したとき(ステップ(e))、
変更されたトラック番号Tをセクタ番号S0に対応する
トラック番号として確定する(ステップ(j))。ステ
ップ(d)で変更された第0ビットの値が確定ではない
とき(ステップ(f))、加算演算,シフト演算および
上述のテーブルの参照のみによってトラック番号Tの2
乗値を求める(ステップ(g))。このトラック番号T
の2乗をセクタ番号S0と比較して(ステップ
(h))、セクタ番号S0がトラック番号Tの2乗値と
一致しないとき(ステップ(i))は、ステップ(d)
でさらにセクタ番号Tのビット状態を変更し、セクタ番
号S0がトラック番号Tに一致するとき(ステップ
(j))は、トラック番号Tをセクタ番号S0に対応す
るトラック番号として確定する(ステップ(k))。
【0017】この発明の好ましい実施例では、ステップ
(b)で整数nの値が大きい順にセクタ番号S0をテー
ブルの要素であるN個のセクタ番号Sと比較したとき
は、ステップ(c)で今回比較したセクタ番号Sに対応
するトラック番号をセクタ番号S0に対応するトラック
番号Tと仮定し、ステップ(b)で整数nの値が小さい
順に比較したときは、ステップ(c)で前回したセクタ
番号Sに対応するトラック番号をセクタ番号S0に対応
するトラック番号Tと仮定する。つまり、テーブルに格
納されたN個のセクタ番号Sのうち、うちわで最もセク
タ番号S0に近いセクタ番号Sを決定し、このセクタ番
号Sに対応するトラック番号を求めるべきトラック番号
Tと仮定する。
【0018】 この発明の好ましい実施例では、ステッ
(h)における比較の結果、セクタ番号S0がトラッ
ク番号Tの2乗値よりも大きいときに、ステップ(d)
に戻って先にステップ(d)で変更された“1”の下位
に隣接するビットを“0”から“1”に変更してステッ
プ(e)に進む(ステップ(d−1))。また、ステッ
(h)における比較の結果、セクタ番号S0がトラッ
ク番号Tの2乗値よりも小さいときに、ステップ(d)
に戻って先にステップ(d)で変更された“1”を
“0”に戻すとともに、戻した“0”の下位に隣接する
ビットを“0”から“1”に変更してステップ(e)に
進む(ステップ(d−2))。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、セクタ番号Sからト
ラック番号Tへの変換にかかる演算時間を短縮できる。
【0020】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0021】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディスク装置
10は、光ピックアップ12を含む。ディスク40の径
方向における光ピックアップ12の位置は、ドライバ回
路24から与えられるスレッドサーボ信号によって制御
される。また、光ピックアップ12に設けられた光学レ
ンズ12bの光軸方向における位置は、ドライバ回路2
4から与えられるフォーカスサーボ信号によって制御さ
れる。さらに、光ディスク40の径方向における光学レ
ンズ12bの位置は、同じくドライバ回路24から与え
られるトラッキングサーボ信号によって制御される。
【0022】一方、レーザドライブ22が光ピックアッ
プ12に設けられたレーザダイオード12aを駆動する
ことによって、レーザダイオード12aからレーザ光が
発振される。なお、レーザダイオード12aから発振さ
れるレーザ光のパワーは、CPU28によってレーザド
ライブ17に設定される。
【0023】レーザダイオード12aから発振されたレ
ーザ光が、光学レンズ12bによって収束されて光ディ
スク40の記録/再生面に照射される。これによって、
所望の信号が光ディスク40に書き込まれ、また所望の
信号が光ディスク40から再生される。
【0024】ところで、光ディスク40は、スピンドル
(図示せず)に上に搭載され、スピンドルはシャフト2
0aを介してスピンドルモータ20に連結されている。
スピンドルモータ20は、ドライバ回路24から与えら
れるスピンドルサーボ信号に応じてシャフト20aを駆
動する。シャフト20aの回転に伴ってスピンドル、つ
まり光ディスク40が回転する。なお、光ディスク40
は、線速度が一定となるようにCLV方式で回転制御さ
れる。
【0025】この回転する光ディスク40のディスク面
で反射したレーザ光は、照射されたのと同じ光学レンズ
12bを通過して、光検出器12cに入射する。光検出
器12cは、入射されたレーザ光に基づいてフォーカシ
ング誤差信号およびトラッキング誤差信号を生成し、生
成したこれらの誤差信号をRFアンプ14を介してサー
ボプロセサ26に与える。サーボプロセサ26は、フォ
ーシング誤差信号およびトラッキング誤差信号に基づい
た制御信号をドライバ回路24に与え、これによって、
光ピックアップ12のトラッキングサーボおよびフォー
カスサーボが行われる。
【0026】光検出器12cはまた、再生信号をRFア
ンプ14を通して信号処理回路16に与える。信号処理
回路16は、再生信号にEFM(Eight to Fourteen Mo
dulation)復調処理およびCIRC(Cross Interleave
Reed-Solomon Code)デコード処理を施す。信号処理回
路16によって信号処理されたデジタル再生信号のう
ち、LチャンネルおよびRチャンネルが、D/Aコンバ
ータ18に与えられる。D/Aコンバータ18は、Lチ
ャンネルおよびRチャンネルをアナログ信号に変換して
出力する。信号処理回路16はまた、Lチャンネルおよ
びRチャンネル以外のサブコーディングを再生信号から
抽出してCPU28に与える。CPU28は、このサブ
コーディングから信号が再生されたセクタのセクタ番号
Sを得る。
【0027】セクタ番号がS1であるセクタへのアクセ
ス要求が発生すると、CPU28は、まずセクタ番号S
1に基づいて演算を行い、セクタ番号がS1のセクタが含
まれるトラックのトラック番号T1を得る。つぎに上述
の再生信号から得られるセクタ番号S2に基づいて演算
を行い、光ピックアップ12が現在トラッキングしてい
るトラックのトラック番号T2を得る。CPU28は、
トラック番号T1とトラック番号T2との差を求めること
によって、光ピックアップ12を現在位置から何トラッ
クジャンプさせるか決定する。光ピックアップ12のジ
ャンプトラック数が決定されると、CPU28は、光ピ
ックアップ12をトラックジャンプさせるための制御信
号をサーボプロセサ26に与える。これにより、ドライ
バ回路24がスレッドサーボ信号を出力し、光ピックア
ップ12が目的トラックにジャンプして、目的のセクタ
(セクタ番号S1)にアクセスする。
【0028】途切れなく信号を再生するために、アクセ
ス要求に対する光ピックアップ12の動作を迅速にする
必要がある。そこで、セクタ番号Sからトラック番号T
を得る演算時間の短縮化が求められる。
【0029】CPU28は、セクタ番号Sをトラック番
号Tに変換するときに、図3に示すフロー図を処理す
る。
【0030】ディスク装置内でセクタ番号S0をトラッ
ク番号Tに変換する要求が発生すると、CPU28は、
セクタ番号S0をワークエリアS0に格納して、図3に示
すセクタ番号S0からトラック番号Tへの変換処理を開
始する。なお、ワークエリアS0は16のビット状態を
保持できるレジスタで構成されている。以下、ワークエ
リアS0を「エリアS0」と表記し、都合に応じてエリア
0に格納されている値を「S0」とも表記する(他のワ
ークエリアについても同じである)。
【0031】変換処理が開始されると、まずステップS
1で、「セクタ番号S0の近似処理」を行う。CPU2
8は、ステップS1の「セクタ番号S0の近似処理」を
図4のサブルーチンを処理することによって実行する。
なお、この実施例では、セクタ番号S0が22600であると
して説明する。
【0032】図4に示す「セクタ番号S0の近似処理」
が開始されると、まずエリアnおよびエリアTを初期化
する。エリアnは、カウンタ用のワークエリアであり、
エリアTは、トラック番号Tの値を格納するワークエリ
アである。エリアnの値は、図2に示すテーブルの要素
の個数をNとするとき、(N−1)で初期化する。この
実施例では、テーブルの要素の個数をN=16個として
説明する。したがって、エリアnを15で初期化する。
なお、図2のテーブルの詳細については後で述べる。ま
た、エリアTを2のn乗、つまり2の15乗の値で初期
化する。このときエリアTのレジスタは、図6(a)に
示すように、第15ビットだけに1が立っており、その
値は32768である。
【0033】初期化が終了すると、nの値をキーとし
て、図2に示すテーブル30aを検索する。このテーブ
ル30aは、CPU28との間でデータの転送が自由に
行えるメモリ30内に保持されている。図2に示すよう
に、テーブル30aは16個の要素を有しており、各要
素は整数n(n;0から15の整数)の値と(2n2
表されるセクタ番号Sの値とを含んでいる。要素中の整
数nに対応するセクタ番号S(=(2n2)をTable
[n]で表す。つまり、テーブル30aは、16個のセク
タ番号Sの値を保持しており、nの値をキーとして検索
することによって、セクタ番号S(=(2n2)の値を
高速に得ることができる。なお、図2にはトラック番号
T(=2n)の値も表示しているが、説明のために表示
したに過ぎず、実際のテーブル30aに設ける必要はな
い。
【0034】1回目のステップS13では、整数値15
をキーとしてテーブル30aを検索してTable[15]
=(2152の値を求め、エリアSに格納する。エリア
Sは演算過程におけるセクタ番号S0の近似値を格納す
るワークエリアである。
【0035】エリアSに近似値が設定されると、ステッ
プS15で、近似値Sをセクタ番号S0と比較する。n
=15のとき、S=1073741824、S0=22600であり、近
似値Sがセクタ番号S0よりも大きいのでステップS1
7に進む。ステップS17でエリアnの値を1だけディ
クリメントするとともに、ステップS19でエリアTの
値を右に1ビットだけシフトしてステップS13に戻
る。
【0036】このとき、エリアTは、図6(b)に示す
ように、第14ビットだけに1が立っている。2進数
は、1ビット左にシフトされると値が2倍になり、1ビ
ット右にシフトされると値が2分の1になる。したがっ
て、ステップS19の処理は、T=(215)をT=(2
14)にすることに等しい。S=(2n2、T=(2n
であるから、ステップS19でTの値を2分の1にする
ことによって、ステップS13からステップS19のル
ープにおいて、SとTとの間のS=T2の関係が保たれ
る。
【0037】ステップS13に戻ると、ステップS15
でSがS0以上であると判断されるまで、ステップS1
3からステップS19を繰り返す。この繰り返しによっ
て、近似値Sが、図7(a)に矢印で示すように、次第
にS0近づく。Sはnの指数関数であるから、nが小さ
くなるに連れ、Sの値ははじめ急速にS0に近づき、次
第にゆっくりとS0に近づく。
【0038】図2のテーブル30aから分かるように、
n=8のとき、S=65536であり、Sは依然としてS
0(22600)よりも大きい。しかし、n=7となると、S
=16384となり、初めてSがS0(22600)よりも小さく
なる。このときステップS17からループ処理を抜けて
図3に示すメインルーチンに復帰する。
【0039】こうして、テーブル30aに格納された1
6個のセクタ番号Sのうち、うちわで最もセクタ番号S
0に近いセクタ番号S(16384)が求まり、√(S)の値
がエリアTに格納される。このときn=7であるから、
図6(c)に示すようにエリアTの第7ビットだけが1
である。
【0040】図3に示すステップS3では、CPU28
は、セクタ番号S0を近似値Sと比較する。セクタ番号
0と近似値Sが一致しないときは、近似値Sをさらに
セクタ番号S0に近づけるために、ステップS5に進
む。セクタ番号S0がセクタ番号Sと一致するときに
は、求めるべきトラック番号はエリアTに格納されてい
るTである。したがってステップS5の「トラック番号
Tの決定処理」をスキップして処理を終了する。
【0041】CPU28は、図5のフロー図を処理する
ことによってステップS5の「トラック番号Tの決定処
理」を実行する。「トラック番号Tの決定処理」では、
図7(b)に示すように、「セクタ番号S0の近似処
理」で求めたSの値をビット操作によって大きくして、
セクタ番号S0の値に近づける。
【0042】まず、エリアnの値が0であるかどうかを
ステップS21で判断する。nの値が0でないと判断す
ると、ステップS23でnの値を1だけディクリメント
して、ステップS25に進む。
【0043】ステップS25では、T2の値を算出して
エリアS’に格納する。エリアS’は近似計算過程のS
の値を仮に格納するエリアであり、S’の値が必ずしも
近似値Sに確定するわけではない。
【0044】ここで、T2の算出方法について説明す
る。ステップS1の「セクタ番号S0の近似処理」で得
られたトラック番号TはT=27であり、図6(c)に
示すように、第7ビットだけに1が立っている。一方、
第6ビットだけに1が立っている数値は、26で表され
る。したがって、図6(d)に示すように第7ビットお
よび第6ビットに1が立っている数値は、27+26で表
される。
【0045】セクタ番号Sよりもさらに近似処理を進め
たセクタ番号に対応するトラック番号をT’とすると、
T’=T+2n-1となる。ステップS35でnをディク
リメントしているので、ステップS35以降では、T’
=T+2nとなる。したがって、トラック番号Sからさ
らに近似を進めたトラック番号S’は、T’2となる。
T’2を展開すると、数4が成り立つ。
【0046】
【数4】 T’2=(T+2n2=T2+2n+1×T+(2n22はステップS1の「セクタ番号S0の近似処理」で求
めたトラック番号S0の近似値Sであり、2n+1×Tは、
Tの値を左に(n+1)ビットだけシフトした値であ
る。また、(2n2の値はテーブル30aを参照して求
めることができる。したがって、T’2は数5と等価で
あり、T’2を加算演算、シフト演算、およびテーブル
参照で求めることができる。
【0047】
【数5】T’2=S+Tを(n+1)ビット左にシフト
した値+Table[n] そこで、ステップS25では、まずS’にTの値を格納
して左に(n+1)ビットだけシフトする。さらに、こ
のS’にSの値およびTable[n]の値を加える。
【0048】S’が求まるとステップS27で、S’を
0と比較する。S’がS0よりも小さいときには、図7
(b)において、セクタ番号Sがセクタ番号S0に下方
から近づいて近似が進んでいることを示す。そこで、ス
テップS31で、S’の値をSに格納して新しいセクタ
番号S0の近似値Sとする。更新されたSとTの間のS2
=Tの関係を保持するためにステップS33で、Tの第
nビットに1を立てて、ステップS21に戻る。
【0049】ステップS21以降の処理で、Tのさらに
下位のビットに1を立ててT2(S’)算出し、S’が
0よりも大きいかどうかを判断する処理を続ける。
【0050】 ステップS27で、S’がS0よりも
きいときは、図7(b)において、S0の下方から近似
を進めてきたSがS0を超えたことを意味する。SがS0
を超えると、Tの第nよりも下位のビットを更新しても
さらにSが大きくなるだけであり、近似値SをS0に近
づけることができない。そのため、Tの第nビットに1
を立てたと仮定した算出したS’の値を放棄し、かつT
の第nビットに1を立てることなくステップS21に戻
る。
【0051】こうして、ステップS21でnが0である
と判断されるか、ステップS27でS’がS0に一致す
ると判断されるまで、ステップS21からステップS3
3を繰り返す。
【0052】ステップS27で、S’がS0に一致する
と、ステップS29でTの第nビットに1を立てて図3
に示すメインルーチンに復帰する。また、ステップS2
1で、nが0であると判断されたときも、メインルーチ
ンに復帰する。こうして、S 0の値を超えないでSの値
が最大となるTのビット列が求まる。このエリアTの値
が求めるべきトラック番号Tである。
【0053】S0=22600のときの「トラック番号Tの決
定処理」における演算例を図8に示す。なお、上述のよ
うに、S0=22600のとき、「セクタ番号S0の近似処
理」にて求まるセクタ番号S0の近似値Sの値は、16384
=(272であり、図6(c)に示すようにTは、第7
ビットだけに1が立っている。また、このとき、カウン
タの値はn=7である。
【0054】「トラック番号Tの決定処理」の開始でカ
ウンタが1だけディクリメントされてn=6となる。
【0055】n=6のとき、図8に示すように、Tの第
6ビットに仮に1が立てられ、T=192となる。このと
き、S’=368864であり、S0よりも大きくなる。した
がって、Tの第6ビットには1を立てるべきでなく、第
6ビットを0にする。
【0056】n=5のとき、T=160、S’=25600であ
り、S’はS0よりも大きいので、第5ビットを0とす
る。
【0057】n=4のとき、T=144、S’=20736であ
り、S’はS0よりも小さいので、第4ビットを1とす
る。
【0058】以下この処理を続け、n=1のとき、T=
150、S’=22500であり、S’はS 0よりも小さいの
で、第1ビットを1とする。
【0059】n=0のとき、T=151、S’=22801であ
り、S’はS0よりも大きいので、第0ビットを0とす
る。
【0060】こうして、トラック番号S0の近似値とし
てトラック番号Sが、S=22500と求まり、トラック番
号Tが、T=150(=0000000010010110)と求まる。な
お、第0ビットを0とするので、S(S’)の値はn=
1のときの22500となる。
【0061】求めるべきトラック番号Tが決定すると、
「トラック番号Tの決定処理」(ステップS5;図3)
を終了し、セクタ番号S0をトラック番号Tに変換する
処理を終了する。
【0062】以上説明したように、この実施例では、セ
クタ番号をトラック番号に変換する演算処理に、図2に
示すテーブルの参照とシフト演算および加算演算を用い
ることによって演算時間を短縮している。
【0063】すなわち、図2に示したような、整数n
(n;0から15の整数)と(2n2で表される16個
のセクタ番号Sとを対応づけたテーブルを用意する。こ
のテーブルを参照して、セクタ番号S0を整数nの値が
大きい順に16個のセクタ番号Sの各々と比較し、セク
タ番号S0にうちわで最も近いセクタ番号Sを求める。
ここで、このセクタ番号Sに対応するトラック番号を求
めるべきトラック番号Tと仮定する。こうすることによ
って、セクタ番号S(もしくはトラック番号T)の値が
とりうる範囲を16分の1に絞る。S=(2n2であり
T=2nであることから、このときのセクタ番号Sに対
するトラック番号Tを、215の値を右にnビットシフト
することによって算出する。
【0064】つぎに、テーブルを参照することによって
得られたセクタ番号S0の大まかな近似値Sを、シフト
演算を用いて、さらにセクタ番号S0に近づける。トラ
ック番号Tが第nビットだけに1が立っている値だとす
ると、まず第1に、トラック番号Tの第(n−1)ビッ
ト以下のビットを変更する。第2に、このトラック番号
Tの2乗値(つまり、セクタ番号S)を、テーブル参
照、シフト演算および加算演算によって算出する。第3
に、トラック番号Tの2乗値をセクタ番号S0と比較す
る。第1のビット変更の処理から第3の比較処理までを
繰り返すことによって、Sの値がS0の値を超えず最も
大きな値となるような、トラック番号Tのビット列を決
定する。こうして決定したトラック番号Tの値を、求め
るべきトラック番号として確定する。
【0065】この実施例によれば、テーブル参照、シフ
ト演算および加算演算によって平方根演算を実現する。
したがって、少ないメモリ容量で、高速にセクタ番号を
トラック番号に変換することができる。
【0066】なお、この実施例は、上述の例に限るもの
ではなく、種々に変更して実施してもよい。たとえば、
「セクタ番号S0の近似処理」では、整数nをキーとし
て図2のテーブルを検索するときに、検索順序を整数n
が大きい順としたが、これに替えて整数nが小さい順と
してもよい。この場合には、初めてセクタ番号S0の値
を超えるセクタ番号Sを検索によって求める。このとき
の整数nの値をmとすると、整数n=m−1のときのセ
クタ番号Sを「セクタ番号S0の近似処理」による近似
結果とする。つまり、セクタ番号S0よりも大きくなる
1つ手前のセクタ番号Sを近似結果とする。したがっ
て、第(m−1)ビットのみに1が立っている値をセク
タ番号Tと仮決定する。「トラック番号Tの決定処理」
は上述の処理と同じにする。
【0067】また、この実施例におけるセクタ番号Sを
トラック番号Tに変換する演算方法は、平方根を求める
ための一般的な演算方法に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のセクタ番号をトラック番号に変換す
る方法を適用したディスク装置の概要を示すブロック図
である。
【図2】整数nおよびS=(2n2が対応付けられたテ
ーブルの図解図である。
【図3】この発明の変換方法を実現する処理手順の1実
施例を示すフロー図である。
【図4】図3のフロー図におけるステップS1の詳細な
処理手順を示すフロー図である。
【図5】図3のフロー図におけるステップS5の詳細な
処理手順を示すフロー図である。
【図6】トラック番号を格納するレジスタの内容を示す
図解図である。
【図7】この発明の変換方法を説明する図解図であり、
(a)は、セクタ番号をテーブルによって近似する様子
を示す図解図で、(b)は、さらにセクタ番号をビット
操作で近似する様子を示す図解図である。
【図8】この発明の変換方法の1例を実際の値を用いて
示す図解図である。
【図9】従来のセクタ番号からトラック番号を求める方
法を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …ディスク装置 12 …光ピックアップ 12a …レーザダイオード 12b …光学レンズ 12c …光検出器 14 …RFアンプ 16 …信号処理回路 18 …D/Aコンバータ 20 …スピンドルモータ 20a …シャフト 22 …レーザドライブ 24 …ドライバ回路 26 …サーボプロセサ 28 …CPU 30 …メモリ 30a …テーブル 40 …光ディスク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セクタ番号Sとトラック番号Tとの関係が
    2=Sによって近似されるディスク記録媒体において
    セクタ番号をトラック番号に変換する変換方法であっ
    て、 (a)整数n(n;0ないし(N−1)の整数)と(2
    n 2 で表されるN個のセクタ番号とが対応付けられたテ
    ーブルを準備し、 (b)所望セクタ番号を前記テーブルの要素である前記
    N個のセクタ番号の各々と、前記整数nの値が大きい順
    または小さい順に比較し、 (c)前記ステップ(b)で比較結果の大小関係が反転
    したとき2m(m;今回の比較先または前回の比較先の
    セクタ番号に対応する前記整数)を前記所望セクタ番号
    に対応するトラック番号として仮決定し、 (d)前記ステップ(c)で仮決定された前記トラック
    番号を示す2進数の第(m−1)ビット以下の値を上位
    ビットから優先的に変更し、 (e)ステップ(d)において第0ビットの変更を終え
    たとき、ステップ(j)に進み、 (f)ステップ(d)において第0ビットの変更を終え
    ていないとき、ステップ(g)に進み、 (g)前記ステップ(d)で変更された2進数の2乗値
    を加算演算,シフト演算および前記テーブルの参照によ
    って算出し、 (h) 前記所望セクタ番号を前記ステップ(g)算出
    された2乗値と比較し、(i) 前記所望セクタ番号が前記2乗値と一致しないと
    き前記ステップ(d)に戻り、(j) 前記所望セクタ番号が前記2乗値と一致するとき
    前記ステップ(k)に進み、そして(k) ステップ(d)で変更したトラック番号を前記所
    望セクタ番号に対応するトラック番号として確定する、
    セクタ番号からトラック番号への変換方法。
  2. 【請求項2】前記ステップ(b)で前記所望セクタ番号
    を前記整数nの値が大きい順に前記テーブルの要素であ
    る前記N個のセクタ番号の各々と比較するとき、前記ス
    テップ(c)における前記mは前記今回の比較先のセク
    タ番号に対応する前記整数であり、 前記ステップ(b)で前記所望セクタ番号を前記整数n
    の値が小さい順に前記テーブルの要素である前記N個の
    セクタ番号の各々と比較するとき、前記ステップ(c)
    における前記mは前記前回の比較先のセクタ番号に対応
    する前記整数である、請求項1記載のセクタ番号から前
    記トラック番号への変換方法。
  3. 【請求項3】前記ステップ(d)は、前記2進数におい
    て“1”の下位に隣接する“0”を“1”に変更して前
    記ステップ(e)に進むステップ(d−1)、および前
    記2進数において“1”の下位に隣接する“0”を
    “1”に変更するとともに変更された“1”の上位に隣
    接する“1”を“0”に変更して前記ステップ(e)に
    進む(d−2)を含み、 前記ステップ(i)は、前記所望セクタ番号が前記2乗
    値よりも小さいとき前記ステップ(d−2)に戻るステ
    ップ(i−1)、および前記所望セクタ番号が前記2乗
    値よりも大きいとき前記ステップ(d−1)に戻るステ
    ップ(i−2)を含む、請求項1または2記載のセクタ
    番号からトラック番号への変換方法。
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