JP3495159B2 - 画像部品の隣接関係判定方法 - Google Patents

画像部品の隣接関係判定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の画像部品
相互の隣接関係を判定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷製版分野においては、1つの画像が
複数の画像部品で構成されているのが普通である。2つ
の画像部品が隣接する場合には、印刷時に画像部品同士
の境界に白抜けが発生しないように、その境界に画像部
品同士の重なり領域(「トラッピング領域」、「かぶせ
領域」とも呼ばれる)が作成される。
【0003】トラッピング領域を作成するためには、ま
ず、複数の画像部品のいずれが互いに隣接しているのか
を判定する必要がある。ここで、「画像部品が隣接す
る」とは、画像部品同士が、その境界の少なくとも一部
で隙間無く接しているか、または、少なくとも一部が互
いに重なりあっていることを言う。
【0004】図8は、部品の隣接関係を判定する従来の
方法を示す説明図である。図8(A)に示す2つの画像
部品の隣接関係を判定する際には、まず、図8(B)に
点線で示すそれぞれの外接矩形が、互いに重なり合うか
否かを判定する。外接矩形が互いに重なりあえば、2つ
の画像部品が隣接している可能性がある。そこで、次に
図8(C)に示すように、各画像部品の輪郭を表わすベ
クトル同士が交差しているか否かを判定する。そして、
輪郭ベクトル同士が交差しているか、または、輪郭ベク
トル同士が一部重なりあっていれば、2つの画像部品が
隣接しているものと判定される。ここで、1つの全体画
像を構成する画像部品の個数をNと仮定し、各画像部品
の輪郭がn個のベクトルでそれぞれ構成されていると仮
定する。N個の画像部品について外接矩形同士の重なり
判定を行なうために要する処理時間は、画像部品の個数
Nに比例する。また、2つの画像部品について輪郭ベク
トル同士の交差判定を行なうために要する処理時間は、
2 に比例する。従って、N個の画像部品から2つの画
像部品の組み合わせをすべて取出して、そのすべての組
み合わせについて輪郭ベクトルの交差判定を行なうため
に要する処理時間はn2 ・N2 にほぼ比例すると考える
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の方法で
は、画像部品の個数Nや各画像部品の輪郭ベクトルを構
成するベクトルの個数nが増大すると、その処理時間が
その2乗に比例して大幅に増大するという問題がある。
特に、画像部品の数Nが数万〜数十万個程度になる場合
には処理時間が膨大になるという問題があった。
【0006】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、画像部品の数が
増大しても処理時間の増加を従来よりも少なく抑えるこ
とができる方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、第1の発明
は、複数の画像部品相互の隣接関係を判定する方法であ
って、各画像部品の輪郭の内部をそれぞれ異なる画素値
で塗りつぶしたビットマップ画像を作成し、前記ビット
マップ画像において、隣接する画素同士が互いに異なる
画素値を有する時に、前記異なる画素値の組に基づいて
隣接する画像部品の組を判定する。
【0008】各画像部品をビットマップ展開して、その
ビットマップ画像の隣接する画素同士の画素値から隣接
する画像部品の組を判定するので、画像部品の個数が増
加してもビットマップ展開に要する時間が増加するだけ
である。従って、画像部品の数が増大しても処理時間の
増加を従来よりも少なく抑えることができる。
【0009】第2の発明は、複数の画像部品相互の隣接
関係を判定する方法であって、前記複数の画像部品相互
の描画順序に従って、各画像部品の輪郭の内部をそれぞ
れ異なる画素値で塗りつぶしたビットマップ画像を作成
して1つのビットマップメモリに順次書き込む工程と、
前記ビットマップメモリに書き込まれたビットマップ画
像において、隣接する画素同士が互いに異なる画素値を
有するか否かを調べる工程と、隣接する画素同士が互い
に異なる画素値を有する時に、前記異なる画素値の組に
基づいて隣接する画像部品の組を判定する工程と、を備
える。
【0010】第2の発明においても、第1の発明と同様
に、画像部品の個数が増加してもビットマップ展開に要
する時間が増加するだけなので、画像部品の数が増大し
ても処理時間の増加を従来よりも少なく抑えることがで
きる。
【0011】
【発明の他の態様】この発明は、以下のような他の態様
も含んでいる。第1の態様は、複数の画像部品相互の隣
接関係を判定する装置であって、ビットマップ画像を記
憶するためのビットマップメモリと、前記複数の画像部
品相互の描画順序に従って、各画像部品の輪郭の内部を
それぞれ異なる画素値で塗りつぶしたビットマップ画像
を作成して前記ビットマップメモリに順次書き込むビッ
トマップ描画手段と、前記ビットマップメモリに書き込
まれたビットマップ画像において、隣接する画素同士が
互いに異なる画素値を有するか否かを調べ、隣接する画
素同士が互いに異なる画素値を有する時に、前記異なる
画素値の組に基づいて隣接する画像部品の組を判定する
隣接関係抽出手段と、を備える。
【0012】なお、第1の態様において、隣接関係抽出
手段は、前記異なる画素値の組の関係を、画像部品同士
の隣接関係を表わす隣接関係リストに登録する手段、を
備えるようにしてもよい。
【0013】第2の態様は、コンピュータシステムのマ
イクロプロセッサによって実行されることによって複数
の画像部品相互の隣接関係を判定するソフトウェアプロ
グラムを格納した記憶媒体であって、前記複数の画像部
品相互の描画順序に従って、各画像部品の輪郭の内部を
それぞれ異なる画素値で塗りつぶしたビットマップ画像
を作成してビットマップメモリに順次書き込むビットマ
ップ描画手段と、前記ビットマップメモリに書き込まれ
たビットマップ画像において、隣接する画素同士が互い
に異なる画素値を有するか否かを調べ、隣接する画素同
士が互いに異なる画素値を有する時に、前記異なる画素
値の組に基づいて隣接する画像部品の組を判定する隣接
関係抽出手段と、の機能をそれぞれ実現するソフトウェ
アプログラムを格納する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。図1は、この発明の一実施例を適
用して画像部品の隣接関係判定処理を行なう画像処理装
置の構成を示すブロック図である。この画像処理装置
は、CPU22と、バス24と、メインメモリとしての
ROM26およびRAM28と、ビットマップメモリ3
0と、第1のI/Oインタフェイス34と、表示制御部
42と、第2のI/Oインタフェイス46とを備えてい
る。第1のI/Oインタフェイス34には、入力手段と
してのキーボード36およびマウス38が接続されてい
る。表示制御部42には、表示手段としてのカラーCR
T44が接続されている。また、第2のI/Oインタフ
ェイス46には、外部記憶装置としての磁気ディスク4
8が接続されている。
【0015】RAM28には、ビットマップ描画手段5
0と隣接関係抽出手段52の機能をそれぞれ実現するた
めのソフトウェアプログラムが記憶されている。すなわ
ち、CPU22がこれらのソフトウェアプログラムを実
行することによって、各手段の機能が実現される。各手
段の機能については後述する。
【0016】なお、これらの各手段の機能を実現するソ
フトウェアプログラム(アプリケーションプログラム)
は、フロッピディスクやCD−ROM等の携帯型記憶媒
体(可搬型記憶媒体)からRAM28または磁気ディス
ク48に転送され、実行時にはRAM28に記憶され
る。
【0017】図2は、実施例の全体手順を示すフローチ
ャートである。また、図3は実施例の処理内容を示す説
明図である。この実施例では、図3(A)に示すよう
に、4つの画像部品P1〜P4によって全体画像が構成
されているものとする。各画像部品の部品データには、
各画像部品の輪郭を表わす輪郭データと、各画像部品を
どの順序で描画するかを示す描画順序とが含まれてい
る。なお、部品データとしては、種々のデータ形式を採
用することができ、例えばPostScript(米国アドビ社の
商標)等のページ記述言語のプログラムを用いることが
できる。ページ記述言語のプログラムで各画像部品の部
品データを作成する場合には、部品データの配列の順序
がそのまま描画順序となる。
【0018】図2のステップS11では、使用者がキー
ボード36またはマウス38を用いて各画像部品をビッ
トマップ展開する際のビットマップ画像の解像度を指定
する。ここで、「ビットマップ画像の解像度」とはビッ
トマップ画像の1画素の幅を意味する。この実施例で
は、解像度として0.2mmを指定するものと仮定す
る。
【0019】ステップS12では、ビットマップ描画手
段50(図1)が各画像部品をビットマップ展開して、
ビットマップメモリ30にそのビットマップ画像を書き
込む。図3(B),(C)に、ビットマップ描画処理の
内容が示されている。すなわち、ビットマップ描画手段
50は、描画の順序に従い、各画像部品P1〜P4につ
いて、その輪郭の内部を互いに異なる特有の画素値で塗
りつぶしたビットマップ画像(図3(B))を作成し、
ビットマップメモリ30に各ビットマップ画像を上書き
していく。この実施例では、各画像部品P1〜P4の画
素値として描画の順序を示す数値1〜4がそれぞれ割り
当てられている。こうして得られた図3(C)の画像の
全体を、以下では「全体ビットマップ画像」あるいは単
に「ビットマップ画像」と呼ぶ。
【0020】図2のステップS13では、隣接関係抽出
手段52が、全体ビットマップ画像に基づいて、画像部
品相互の隣接関係を抽出し、図3(D)に示す部品の隣
接関係リストを作成する。図4は、ステップS13にお
ける部品の隣接関係抽出処理の詳細手順を示すフローチ
ャートである。
【0021】ステップS21では、処理対象画素の座標
(x,y)を(0,0)に初期化し、ステップS22で
は、ビットマップメモリ30から座標(x,y)の画素
値(すなわち処理対象画素の画素値)を取出す。なお、
座標x,yは、ビットマップメモリ30の水平方向アド
レスおよび垂直方向アドレスに相当している。
【0022】ステップS23では、処理対象画素に隣接
する画素の画素値を調べ、隣接画素の画素値が処理対象
画素の画素値と異なるか否かを判定する。
【0023】図5は、ステップS23の処理内容を示す
説明図である。図5(B)は、図5(A)に示す全体ビ
ットマップ画像の一部を拡大して示している。図5
(B)の正方形の各ブロックは1つの画素に相当してお
り、各画素のブロック内に記載された数字は各画素の画
素値である。図5(B)において、処理対象画素の画素
値は丸で囲み、隣接画素の画素値はひし形で囲んでい
る。この実施例では、ステップS23で画素値が調べら
れる隣接画素は、座標値(x+1,y),(x,y+
1)の画素である。すなわち、調べられる隣接画素は、
処理対象画素の右側および下側に隣接する画素である。
こうすれば、処理対象画素の座標(x,y)を全体ビッ
トマップ画像の全座標範囲に亘って移動させることによ
って、各画素の上下左右に隣接する画素同士の画素値を
漏れなく比較することができる。
【0024】隣接画素の画素値の中に処理対象画素の画
素値と異なる値が存在する場合には、図4のステップS
24が実行される。ステップS24では、処理対象画素
と隣接画素の画素値の組が隣接関係リストに登録され
る。図3(D)に示すように、隣接関係リストには、各
画素値に対して、それに隣接している画素値が登録され
る。図5(B)の例では、処理対象画素の画素値「2」
と隣接画素の画素値「1」とが互いに異なるので、部品
の隣接関係リストには、画素値「2」に隣接する画素値
として「1」が登録され、また、画素値「1」に隣接す
る画素値として「2」が登録される。
【0025】図4のステップS25では、全体ビットマ
ップ画像の全画素について処理が終了したか否かが判断
される。処理が終了していなければ、ステップS26に
おいて処理対象画素の座標(x,y)が更新されてステ
ップS22に戻る。こうして、ステップS22〜S26
を繰り返し実行することによって、全体ビットマップ画
像についての部品の隣接関係リストが完成する。
【0026】上述したように、この実施例では、ビット
マップ画像において各画像部品P1〜P4に割り当てら
れている画素値が、各画像部品P1〜P4の描画順序を
示す数値に等しい。従って、部品の隣接関係リスト(図
3(D))と、各画像部品の部品データ(これには描画
順序が含まれている)とから、各画像部品が隣接してい
るか否かを判断することができる。
【0027】なお、各画像部品の輪郭内を塗りつぶす画
素値はそれぞれ異なる値(換言すれば、各画像部品と一
対一に対応する値)であればよく、描画順序と異なる値
であってもよい。描画順序と異なる値を用いてビットマ
ップ画像を作成する場合には、各画像部品のビットマッ
プ画像における画素値と各画像部品との関係を示す情報
を記憶しておけばよい。
【0028】図6は、この実施例における隣接関係の解
像度を示す説明図である。ここで、「隣接関係の解像
度」とは、隣接の有無を判定できる画像部品同士の距離
を意味している。図6において、実線で区切られた正方
形の各ブロックは画素に相当しており、一点鎖線は第1
の画像部品Q1の真の境界BR1を、2点鎖線は第2の
画像部品Q2の真の境界BR2を示している。また、図
6においてQ1,Q2と記された斜線の範囲がビットマ
ップ画像における第1と第2の画像部品の領域である。
これらの画像部品のビットマップ画像における境界は、
指定された解像度(画素幅)Rbを有する画素の境界に
設定される。
【0029】図6の例のように、2つの画像部品Q1,
Q2の真の境界BR1,BR2の距離dが、ビットマッ
プ画像の解像度Rbの1/2よりも大きい場合には、ビ
ットマップ画像において、2つの画像部品の間に1画素
の隙間が発生するので、2つの画像部品は隣接していな
いものと判断される。一方、真の境界BR1,BR2の
距離dが、ビットマップ画像の解像度Rbの1/2以下
の場合には、ビットマップ画像において、2つの画像部
品の間に1画素の隙間が発生しないので、2つの画像部
品は隣接しているものと判断される。従って、隣接関係
の解像度Rnは、ビットマップ画像の解像度Rbの1/
2である。
【0030】隣接関係の解像度Rnはビットマップ画像
の解像度Rbの1/2なので、使用者は、隣接関係の所
望の解像度Rbに応じてビットマップ画像の解像度Rb
を設定することができる。例えば、隣接関係の解像度R
bを比較的低く(すなわち比較的大きな値に)設定して
もよい場合には、ビットマップ画像の解像度Rbを比較
的大きな値(例えば0.3mm)に設定する。こうすれ
ば、ビットマップ展開に要する処理時間を短縮すること
ができる。一方、隣接関係の解像度Rbを比較的高く
(すなわち比較的小さな値に)設定したい場合には、ビ
ットマップ画像の解像度Rbを比較的小さな値(例えば
0.1mm)に設定すればよい。
【0031】ところで、ビットマップ画像の解像度や全
体画像の大きさによっては、全体ビットマップ画像をビ
ットマップメモリ30に一度に書き込めない場合があ
る。このような場合には、図7(a)に示すように、全
体画像を複数の領域R1〜R9に分割して各分割領域を
1つずつビットマップメモリ30に展開し、各分割領域
毎に図4の隣接関係抽出処理を行なえばよい。
【0032】なお、単純に全体画像を分割すると、その
分割した境界と画像部品の隣接部分が一致した場合、そ
の隣接部分を有する画像部品の隣接関係が検出できない
ことがある。このため、隣接する各分割領域は、少なく
とも1画素分が重複するように、分割される。例えば、
図7(b)に、分割領域R2,R3,R5,R6の境界
近傍の拡大図を示す。図における格子は、1画素を示し
ている。分割領域R2は、点線L25およびL23を境
界とする領域、分割領域R3は、点線L36およびL2
3を境界とする領域、分割領域R5は、点線L25およ
びL56を境界とする領域、分割領域R6は、点線L3
6およびL56を境界とする領域である。このようにx
行またはy列の画素は、隣接する少なくとも2つの分割
領域に含まれる。このように、少なくとも1画素分重複
させて全体画像を分割することにより、確実に隣接して
いる画像部品を抽出することができる。
【0033】上記実施例によれば、各画像部品の輪郭内
をそれぞれ特有の画素値で塗りつぶしたビットマップ画
像を1つのビットマップメモリ30に書き込むことによ
って全体ビットマップ画像を生成し、この全体ビットマ
ップ画像において隣接する画素同士の画素値を比較する
ことによって隣接する画像部品を抽出するようにした。
従って、画像部品の個数が増加しても、各画像部品をビ
ットマップ展開する時間が増加するだけであり、従来技
術に比べて、その処理時間の増大の比率を大幅に抑制す
ることができる。
【0034】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0035】(1)隣接する画像部品を抽出する際に、
図5に示すように各画素の上下左右に隣接する画素値を
比較する代わりに、各画素の上下左右または斜め方向に
隣接する画素値を比較するようにしてもよい。換言すれ
ば、各画素の4近傍の画素の画素値を調べる代わりに、
各画素の8近傍の画素の画素値を調べるようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を適用して画像部品の隣接
関係判定処理を行なう画像処理装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】実施例の全体手順を示すフローチャート。
【図3】実施例の処理内容を示す説明図。
【図4】部品の隣接関係抽出処理の詳細手順を示すフロ
ーチャート。
【図5】ステップS23の処理内容を示す説明図。
【図6】隣接関係の解像度を示す説明図。
【図7】全体画像を複数の領域に分割して各分割領域を
1つずつビットマップメモリ30に展開する方法を示す
説明図。
【図8】部品の隣接関係を判定する従来の方法を示す説
明図。
【符号の説明】
22…CPU 24…バス 26…ROM 28…RAM 30…ビットマップメモリ 34…I/Oインタフェイス 36…キーボード 38…マウス 42…表示制御部 44…カラーCRT 46…I/Oインタフェイス 48…磁気ディスク 50…ビットマップ描画手段 52…隣接関係抽出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 - 7/60 G06T 1/00 G06F 17/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像部品相互の隣接関係を判定す
    る方法であって、 指定された解像度で、各画像部品の輪郭の内部をそれぞ
    れ異なる画素値で塗りつぶしたビットマップ画像を作成
    し、 前記ビットマップ画像において、ある画像部品に対応す
    る画素値を有する画素と、他の画像部品に対応する画素
    値を有する画素との間に隙間があるか否かを判定するこ
    とにより、隣接する画像部品の組を判定する、 画像部品の隣接関係判定方法。
  2. 【請求項2】 複数の画像部品相互の隣接関係を判定す
    る方法であって、 指定された解像度で、前記複数の画像部品相互の描画順
    序に従って、各画像部品の輪郭の内部をそれぞれ異なる
    画素値で塗りつぶしたビットマップ画像を作成して1つ
    のビットマップメモリに順次書き込む工程と、 前記ビットマップメモリに書き込まれたビットマップ画
    像において、隣接する画素同士が互いに異なる画素値を
    有するか否かを調べる工程と、ある画像部品に対応する画素値を有する画素と、他の画
    像部品に対応する画素値を有する画素との間に隙間があ
    るか否かを判定することにより、 隣接する画像部品の組
    を判定する工程と、 を備える画像部品の隣接関係判定方法。
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