JP3494882B2 - ステアリング用電気接続装置 - Google Patents
ステアリング用電気接続装置Info
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- JP3494882B2 JP3494882B2 JP08200098A JP8200098A JP3494882B2 JP 3494882 B2 JP3494882 B2 JP 3494882B2 JP 08200098 A JP08200098 A JP 08200098A JP 8200098 A JP8200098 A JP 8200098A JP 3494882 B2 JP3494882 B2 JP 3494882B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のステアリン
グ機構におけるステアリングボスに連結する回転体と、
ステアリングコラムに固定する固定体との間で電気信号
の受渡しを行うステアリング用電気接続装置であって、
より詳しくは、車両組み込み前にあって前記回転体と固
定体とを中立位置に位置決め保持するロック部材を備え
たステアリング用電気接続装置に関する。
グ機構におけるステアリングボスに連結する回転体と、
ステアリングコラムに固定する固定体との間で電気信号
の受渡しを行うステアリング用電気接続装置であって、
より詳しくは、車両組み込み前にあって前記回転体と固
定体とを中立位置に位置決め保持するロック部材を備え
たステアリング用電気接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4は、特開平8−45633
号公報に開示された従来のステアリング用電気接続装置
100を示す。
号公報に開示された従来のステアリング用電気接続装置
100を示す。
【0003】この電気接続装置100は、車両組み込み
状態でステアリングコラム(図示せず)に固定される固
定体101と、この固定体101に同心状に回転自在に
取付けられ、車両組み込み状態でステアリングボス(図
示せず)に取付けられる回転体102と、外端及び内端
を固定体101及び回転体102の各コネクタ部10
3、104に接続されると共に固定体101と回転体1
02の間に巻回収納される可撓性フラットケーブル(図
示せず)とを備え、固定体101と回転体102とに連
係されるロック部材110により固定体101と回転体
102との相対回転をロックするようにして構成されて
いる。
状態でステアリングコラム(図示せず)に固定される固
定体101と、この固定体101に同心状に回転自在に
取付けられ、車両組み込み状態でステアリングボス(図
示せず)に取付けられる回転体102と、外端及び内端
を固定体101及び回転体102の各コネクタ部10
3、104に接続されると共に固定体101と回転体1
02の間に巻回収納される可撓性フラットケーブル(図
示せず)とを備え、固定体101と回転体102とに連
係されるロック部材110により固定体101と回転体
102との相対回転をロックするようにして構成されて
いる。
【0004】回転体102の上面には、車両組み込み状
態でステアリングボスに連結される突起部105が突出
形成されている。
態でステアリングボスに連結される突起部105が突出
形成されている。
【0005】ロック部材110は、図5に示すように連
結部113の一端側に形成された円筒形状の第1係合部
111と、その他端側に形成された第2係合部112及
び摘み部114と、この摘み部114と一体に形成され
た係合爪部115とを備えて構成されている。そしてこ
のロック部材110は、第1係合部111を回転体10
2の突起部105に係合させると共に第2係合部112
を固定体101の側部の凹陥部106に係合させ、かつ
係合爪部115を回転体102の縁部に係合させて取付
けられる。
結部113の一端側に形成された円筒形状の第1係合部
111と、その他端側に形成された第2係合部112及
び摘み部114と、この摘み部114と一体に形成され
た係合爪部115とを備えて構成されている。そしてこ
のロック部材110は、第1係合部111を回転体10
2の突起部105に係合させると共に第2係合部112
を固定体101の側部の凹陥部106に係合させ、かつ
係合爪部115を回転体102の縁部に係合させて取付
けられる。
【0006】電気接続装置100は、このロック部材1
10の取り付けにより中立位置が保持されて保管状態を
得ることができる。
10の取り付けにより中立位置が保持されて保管状態を
得ることができる。
【0007】また、この電気接続装置100の保管状態
においては、固定体101側のコネクタ部103の解放
部103aに防塵カバー120を被せて防塵構造とする
(図4参照)。
においては、固定体101側のコネクタ部103の解放
部103aに防塵カバー120を被せて防塵構造とする
(図4参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の電気
接続装置100においては、保管状態を得るのにロック
部材110及び防塵カバー120の2部材を必要とし、
部品点数が多く部品管理も複雑になって作業性の低下を
招くばかりではなく、ひいてはコスト高をも招くという
不具合を有している。
接続装置100においては、保管状態を得るのにロック
部材110及び防塵カバー120の2部材を必要とし、
部品点数が多く部品管理も複雑になって作業性の低下を
招くばかりではなく、ひいてはコスト高をも招くという
不具合を有している。
【0009】そこで、本発明は、部品点数を削減して作
業性の向上及びコストの低減化を可能としたステアリン
グ用電気接続装置を提供することを目的としている。
業性の向上及びコストの低減化を可能としたステアリン
グ用電気接続装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、ステアリングコラムに固定され
る固定体と、この固定体に回転自在に取付けられ、かつ
突出形成された突起部を介してステアリングボスに連結
される回転体と、外端及び内端を前記固定体及び回転体
の各コネクタ部に接続されると共に前記固定体と回転体
の間に巻回収納される可撓性フラットケーブルとを備
え、前記固定体と回転体とに連係されるロック部材によ
り前記固定体と回転体との相対回転をロックするように
したステアリング用電気接続装置において、前記ロック
部材は、前記突起部に係合する係合部と、前記固定体の
コネクタ部に嵌合して該コネクタ部を防塵するカバー部
と、前記係合部とカバー部とを連結する連結部とからな
り、 前記係合部は、前記突起部に挿入可能な筒形状を有
して構成されており、かつ前記カバー部は、前記固定体
のコネクタ部に被せることができる上面側解放の箱形状
のカバー本体とこのカバー本体の解放側上面に配置さ
れ、かつ撓み変形によって解放側上面より逃げることが
できる押さえプレート部とを有し、前記カバー本体が前
記固定体のコネクタ部の解放部を塞ぎ、かつ前記押さえ
プレート部が前記固定体のコネクタ部の解放部の反対側
に当接することによって該コネクタ部に嵌合するように
構成されていることを特徴としている。
請求項1記載の発明は、ステアリングコラムに固定され
る固定体と、この固定体に回転自在に取付けられ、かつ
突出形成された突起部を介してステアリングボスに連結
される回転体と、外端及び内端を前記固定体及び回転体
の各コネクタ部に接続されると共に前記固定体と回転体
の間に巻回収納される可撓性フラットケーブルとを備
え、前記固定体と回転体とに連係されるロック部材によ
り前記固定体と回転体との相対回転をロックするように
したステアリング用電気接続装置において、前記ロック
部材は、前記突起部に係合する係合部と、前記固定体の
コネクタ部に嵌合して該コネクタ部を防塵するカバー部
と、前記係合部とカバー部とを連結する連結部とからな
り、 前記係合部は、前記突起部に挿入可能な筒形状を有
して構成されており、かつ前記カバー部は、前記固定体
のコネクタ部に被せることができる上面側解放の箱形状
のカバー本体とこのカバー本体の解放側上面に配置さ
れ、かつ撓み変形によって解放側上面より逃げることが
できる押さえプレート部とを有し、前記カバー本体が前
記固定体のコネクタ部の解放部を塞ぎ、かつ前記押さえ
プレート部が前記固定体のコネクタ部の解放部の反対側
に当接することによって該コネクタ部に嵌合するように
構成されていることを特徴としている。
【0011】このため請求項1記載の発明では、ロック
部材が、固定体と回転体との相対回転をロックするロッ
ク機能と、固定体のコネクタ部を防塵する防塵機能とを
有しており、係合部を回転体の突起部に係合させると共
にカバー部を固定体のコネクタ部に係合させることによ
り、装置の中立位置が保持されると共に前記コネクタ部
の防塵が同時に図れる。
部材が、固定体と回転体との相対回転をロックするロッ
ク機能と、固定体のコネクタ部を防塵する防塵機能とを
有しており、係合部を回転体の突起部に係合させると共
にカバー部を固定体のコネクタ部に係合させることによ
り、装置の中立位置が保持されると共に前記コネクタ部
の防塵が同時に図れる。
【0012】
【0013】その上、請求項1記載の発明では、押さえ
プレート部がコネクタ部の解放部の反対側に当接してい
るため、コネクタ部とカバー本体とに設計寸法誤差等が
あり嵌合が緩くてもカバー部がコネクタ部より脱落する
ことがない。
プレート部がコネクタ部の解放部の反対側に当接してい
るため、コネクタ部とカバー本体とに設計寸法誤差等が
あり嵌合が緩くてもカバー部がコネクタ部より脱落する
ことがない。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のステアリング用電気接続装置であって、前記カバー
部は、押さえプレート部の箇所で前記連結部に固定され
ていることを特徴としている。
載のステアリング用電気接続装置であって、前記カバー
部は、押さえプレート部の箇所で前記連結部に固定され
ていることを特徴としている。
【0015】このため請求項2記載の発明では、請求項
1記載の発明の作用に加え、連結部を摘み部として利用
することにより押さえプレート部の撓み変形を容易にで
きる。
1記載の発明の作用に加え、連結部を摘み部として利用
することにより押さえプレート部の撓み変形を容易にで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明の一実施形態に係わるステア
リング用電気接続装置のロック部材装着前の斜視図、図
2はそのステアリング用電気接続装置のロック部材装着
後の斜視図である。図1及び図2において、この電気接
続装置1は、固定体2と、この固定体2に同心状に回転
自在に取付けられた回転体3と、この固定体2と回転体
3の間に巻回収納される可撓性フラットケーブル(図示
せず)とを備えている。
リング用電気接続装置のロック部材装着前の斜視図、図
2はそのステアリング用電気接続装置のロック部材装着
後の斜視図である。図1及び図2において、この電気接
続装置1は、固定体2と、この固定体2に同心状に回転
自在に取付けられた回転体3と、この固定体2と回転体
3の間に巻回収納される可撓性フラットケーブル(図示
せず)とを備えている。
【0018】固定体2のフランジ部2aにはネジ挿通孔
2bが形成されており、固定体2はこのネジ挿通孔2b
を用いて車両組み込み時にステアリングコラム(図示せ
ず)に固定される。回転体3の上面の略180度対向位
置には一対の突起部4が突出形成されており、回転体3
は車両組み込み時にこの一対の突起部4を介してステア
リングボス(図示せず)に連結される。可撓性フラット
ケーブルの一端(例えば内端)は回転体3のコネクタ部
(図示せず)に接続されており、また、他端(例えば外
端)は固定体2のコネクタ部5に接続されている。この
固定体2のコネクタ部5はフランジ部2aより下方に垂
設されており、その下面側が解放部5aとして構成され
ている。
2bが形成されており、固定体2はこのネジ挿通孔2b
を用いて車両組み込み時にステアリングコラム(図示せ
ず)に固定される。回転体3の上面の略180度対向位
置には一対の突起部4が突出形成されており、回転体3
は車両組み込み時にこの一対の突起部4を介してステア
リングボス(図示せず)に連結される。可撓性フラット
ケーブルの一端(例えば内端)は回転体3のコネクタ部
(図示せず)に接続されており、また、他端(例えば外
端)は固定体2のコネクタ部5に接続されている。この
固定体2のコネクタ部5はフランジ部2aより下方に垂
設されており、その下面側が解放部5aとして構成され
ている。
【0019】この電気接続装置1の保管時に用いるロッ
ク部材6は固定体2と回転体3との相対回転をロックす
るものであり、前記突起部4に係合する係合部7と、前
記固定体2のコネクタ部5に嵌合して該コネクタ部5を
防塵するカバー部8と、前記係合部7とカバー部8とを
連結する連結部9とからなる。このロック部材6は例え
ば可撓性を有する合成樹脂材料より一体成形品として形
成される。
ク部材6は固定体2と回転体3との相対回転をロックす
るものであり、前記突起部4に係合する係合部7と、前
記固定体2のコネクタ部5に嵌合して該コネクタ部5を
防塵するカバー部8と、前記係合部7とカバー部8とを
連結する連結部9とからなる。このロック部材6は例え
ば可撓性を有する合成樹脂材料より一体成形品として形
成される。
【0020】係合部7は円筒形状を有し、前記した所定
の突起部4に挿入することで係合される。カバー部8
は、前記固定体2のコネクタ部5に被せることができ、
かつ上面側のみ解放の箱形状のカバー本体8aとこのカ
バー本体8aの解放側上面に配置され、かつ撓み変形に
よって解放側上面より逃げることができる押さえプレー
ト部8bとを有し、前記カバー本体8aがコネクタ部5
の解放部5aを塞ぎ、かつ前記押さえプレート部8bが
コネクタ部5の解放部5aの反対側の外側上面5bに当
接することによってコネクタ部5に嵌合する。連結部9
はその一部が下方に折曲された平板状を有し、その一端
が係合部7の外周面に固定され、その他端が前記カバー
部8の押さえプレート部8bに固定されている。
の突起部4に挿入することで係合される。カバー部8
は、前記固定体2のコネクタ部5に被せることができ、
かつ上面側のみ解放の箱形状のカバー本体8aとこのカ
バー本体8aの解放側上面に配置され、かつ撓み変形に
よって解放側上面より逃げることができる押さえプレー
ト部8bとを有し、前記カバー本体8aがコネクタ部5
の解放部5aを塞ぎ、かつ前記押さえプレート部8bが
コネクタ部5の解放部5aの反対側の外側上面5bに当
接することによってコネクタ部5に嵌合する。連結部9
はその一部が下方に折曲された平板状を有し、その一端
が係合部7の外周面に固定され、その他端が前記カバー
部8の押さえプレート部8bに固定されている。
【0021】上記構成において、電気接続装置1を保管
状態とするには、連結部9を摘み部として利用し、図1
の仮想線で示すように押さえプレート部8bを撓み変形
させて押さえプレート部8bをカバー本体8aの解放側
上方より逃がす。この状態でコネクタ部5の下方よりカ
バー本体8aを被せ、その後押さえプレート部8bへの
外力を解除する。すると、押さえプレート部8bが弾性
復帰変形で元の状態に戻り、コネクタ部5の外側上面5
bに被さり当接する。次に、係合部7を例えば連結部9
の撓み変形を利用して所定の突起部4に挿入すれば図2
に示す完了状態となる。尚、カバー部8と係合部7の取
付け順序を逆にしても良い。
状態とするには、連結部9を摘み部として利用し、図1
の仮想線で示すように押さえプレート部8bを撓み変形
させて押さえプレート部8bをカバー本体8aの解放側
上方より逃がす。この状態でコネクタ部5の下方よりカ
バー本体8aを被せ、その後押さえプレート部8bへの
外力を解除する。すると、押さえプレート部8bが弾性
復帰変形で元の状態に戻り、コネクタ部5の外側上面5
bに被さり当接する。次に、係合部7を例えば連結部9
の撓み変形を利用して所定の突起部4に挿入すれば図2
に示す完了状態となる。尚、カバー部8と係合部7の取
付け順序を逆にしても良い。
【0022】このようなロック部材6の取付け完了状態
では、固定体2と回転体3とに連係されるロック部材5
により固定体2と回転体3との相対回転がロックされ、
かつ、ロック位置が中立位置とされる。又、固定体2の
コネクタ部5がロック部材6のカバー部8によって防塵
状態とされる。従って、ロック部材5の取付けによって
固定体2と回転体3の相対回転のロックと、コネクタ部
5の防塵とが同時になされる。この結果、従来必要とし
た防塵カバーが不要となる。
では、固定体2と回転体3とに連係されるロック部材5
により固定体2と回転体3との相対回転がロックされ、
かつ、ロック位置が中立位置とされる。又、固定体2の
コネクタ部5がロック部材6のカバー部8によって防塵
状態とされる。従って、ロック部材5の取付けによって
固定体2と回転体3の相対回転のロックと、コネクタ部
5の防塵とが同時になされる。この結果、従来必要とし
た防塵カバーが不要となる。
【0023】また、ロック部材6の取付け状態では、押
さえプレート部8bがコネクタ部5の外側上面5bに当
接し、カバー部8がコネクタ部5を包み込む状態で嵌合
するため、コネクタ部5とカバー本体8aとに設計寸法
誤差等があり嵌合が緩くてもカバー部8がコネクタ部5
より脱落することがない。
さえプレート部8bがコネクタ部5の外側上面5bに当
接し、カバー部8がコネクタ部5を包み込む状態で嵌合
するため、コネクタ部5とカバー本体8aとに設計寸法
誤差等があり嵌合が緩くてもカバー部8がコネクタ部5
より脱落することがない。
【0024】さらに、前記カバー部8は、押さえプレー
ト部8bの箇所で前記連結部9に固定されているため、
連結部9を摘み部として利用することにより、図1の矢
印方向への押さえプレート部8bの撓み変形を容易にで
き、カバー部8の取付け作業が簡単にできる。
ト部8bの箇所で前記連結部9に固定されているため、
連結部9を摘み部として利用することにより、図1の矢
印方向への押さえプレート部8bの撓み変形を容易にで
き、カバー部8の取付け作業が簡単にできる。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば次の効果を奏することができる。
ば次の効果を奏することができる。
【0026】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
ロック部材が、固定体と回転体との相対回転をロックす
るロック機能と、固定体のコネクタ部を防塵する防塵機
能とを有しているので、1部材で装置の中立位置の保持
と固定体のコネクタ部の防塵とを同時に図ることがで
き、この結果従来必要とした防塵カバーが不要で部品点
数の削減及び部品管理の簡略化(部品の付け忘れ対策等
を含む)が図られると共に組み付け工数も減少して作業
性の向上が図られ、ひいてはコストの低減化をも図るこ
とができる。
ロック部材が、固定体と回転体との相対回転をロックす
るロック機能と、固定体のコネクタ部を防塵する防塵機
能とを有しているので、1部材で装置の中立位置の保持
と固定体のコネクタ部の防塵とを同時に図ることがで
き、この結果従来必要とした防塵カバーが不要で部品点
数の削減及び部品管理の簡略化(部品の付け忘れ対策等
を含む)が図られると共に組み付け工数も減少して作業
性の向上が図られ、ひいてはコストの低減化をも図るこ
とができる。
【0027】その上、請求項1記載の発明によれば、カ
バー部がコネクタ部を包み込む状態で嵌合するため、コ
ネクタ部とカバー本体とに設計寸法誤差等があり嵌合が
緩くてもカバー部がコネクタ部より脱落することがな
く、これにより防塵の確実性が向上する。
バー部がコネクタ部を包み込む状態で嵌合するため、コ
ネクタ部とカバー本体とに設計寸法誤差等があり嵌合が
緩くてもカバー部がコネクタ部より脱落することがな
く、これにより防塵の確実性が向上する。
【0028】また、請求項2記載の発明によれば、連結
部を摘み部として利用できるため、押さえプレート部の
撓み変形を容易にでき、カバー部の取付け作業性が向上
する。
部を摘み部として利用できるため、押さえプレート部の
撓み変形を容易にでき、カバー部の取付け作業性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるステアリング用電
気接続装置のロック部材装着前の斜視図である。
気接続装置のロック部材装着前の斜視図である。
【図2】上記のステアリング用電気接続装置のロック部
材装着後の斜視図である。
材装着後の斜視図である。
【図3】従来のステアリング用電気接続装置の平面図で
ある。
ある。
【図4】図3のA矢視方向の側面図である。
【図5】従来のロック部材の斜視図である。
1 ステアリング用電気接続装置
2 固定体
3 回転体
4 突起部
5 コネクタ部
5a 解放部
6 ロック部材
7 係合部
8 カバー部
8a カバー本体
8b 押さえプレート部
9 連結部
Claims (2)
- 【請求項1】 ステアリングコラムに固定される固定体
と、この固定体に回転自在に取付けられ、かつ突出形成
された突起部を介してステアリングボスに連結される回
転体と、外端及び内端を前記固定体及び回転体の各コネ
クタ部に接続されると共に前記固定体と回転体の間に巻
回収納される可撓性フラットケーブルとを備え、前記固
定体と回転体とに連係されるロック部材により前記固定
体と回転体との相対回転をロックするようにしたステア
リング用電気接続装置において、 前記ロック部材は、前記突起部に係合する係合部と、前
記固定体のコネクタ部に嵌合して該コネクタ部を防塵す
るカバー部と、前記係合部とカバー部とを連結する連結
部とからなり、 前記係合部は、前記突起部に挿入可能な筒形状を有して
構成されており、かつ 前記カバー部は、前記固定体のコネクタ部に被せること
ができる上面側解放のカバー本体とこのカバー本体の解
放側上面に配置され、かつ撓み変形によって解放側上面
より逃げることができる押さえプレート部とを有し、前
記カバー本体が前記固定体のコネクタ部の解放部を塞
ぎ、かつ前記押さえプレート部が前記固定体のコネクタ
部の解放部の反対側に当接することによって該コネクタ
部に嵌合するように構成されてい ることを特徴とするス
テアリング用電気接続装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のステアリング用電気接続
装置であって、前記カバー部は、押さえプレート部の箇所で前記連結部
に固定されている ことを特徴とするステアリング用電気
接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08200098A JP3494882B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ステアリング用電気接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08200098A JP3494882B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ステアリング用電気接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11278179A JPH11278179A (ja) | 1999-10-12 |
JP3494882B2 true JP3494882B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=13762231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08200098A Expired - Fee Related JP3494882B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ステアリング用電気接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3494882B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4540778B2 (ja) * | 1999-11-10 | 2010-09-08 | ナイルス株式会社 | 回転コネクタ装置 |
WO2018171854A1 (en) * | 2017-03-20 | 2018-09-27 | HELLA GmbH & Co. KGaA | Electrical device comprising a plug |
WO2020075559A1 (ja) * | 2018-10-11 | 2020-04-16 | 古河電気工業株式会社 | 回転コネクタ装置及び回転コネクタ装置の組立方法 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP08200098A patent/JP3494882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11278179A (ja) | 1999-10-12 |
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