JP3494166B2 - 電子マップ装置 - Google Patents

電子マップ装置

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JP3494166B2
JP3494166B2 JP2001131462A JP2001131462A JP3494166B2 JP 3494166 B2 JP3494166 B2 JP 3494166B2 JP 2001131462 A JP2001131462 A JP 2001131462A JP 2001131462 A JP2001131462 A JP 2001131462A JP 3494166 B2 JP3494166 B2 JP 3494166B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路交通情報サービ
ス機能を有する電子マップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、CD−ROM
利用による大容量データの小型格納化が可能となってい
る。これらの技術によって地図データをCD−ROM化
し、可搬型の地図データをディスプレイ上に表示し、測
位機能と組み合わせて、自己位置を地図上に示したり、
目的地の検索を行う電子マップ装置が生まれた。
【0003】以下に従来の電子マップ装置について説明
する。図5は従来の電子マップ装置の構成図である。図
5において、1は全体を制御するCPU、システムRO
M,システムRAM,および画像メモリを含む電子マッ
プシステムの中心装置部、2はCRTなどの表示デバイ
スおよびそれを駆動する表示ドライバを含む画像表示装
置、3はCD−ROM読み取り装置および読み取りデー
タを格納するCD−ROM読み取り用バッファメモリを
含むCD−ROM装置、4は処理命令を入力するキーボ
ード、5は現在位置を測定する測位装置である。
【0004】電子マップ装置は、使用者の指示に従っ
て、CD−ROMから地図データを読み込み、これを画
像メモリに展開し画像表示装置2の画面上に表示する。
そして、測位装置5から得られる現在位置をこの画面上
に重ねて表示する。測位は、衛星からの電波を用いて行
うのが精度が高く一般的である。
【0005】また、CD−ROM上に記録されたサービ
ス情報によって、建物の名称や用途などの静的な事象に
関するサービスを使用者に提供できる。提供情報は表示
地図範囲内にあるものについてのみである。この情報と
は地図データおよびサービスデータである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電子
マップ装置では、下記のような課題があった。画面には
地名が書かれた地図の上に現在位置が輝点で示されてい
るだけで、現在位置からどこへ行けるか、また、ほかの
地点に行く場合の通過地点名は利用者が実際に地図を目
で追って調べなければならない。しかも電子マップ装置
の画面解像度によって表示できる地図範囲が限定される
ため、画面を切り替えるという操作が必要になることも
あるので、目で追うのに時間がかかり不便である。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、ある
地点(街や道の分岐点)から到達可能な地点(街や交差
点)の一覧リストを利用者に提示する電子マップ装置の
提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、表示手段と、地図情報を記憶する地図情報
記憶手段と、処理命令を入力する入力手段とを備え、地
図情報記憶手段から得た地図上の交差点を1ノードとみ
なし、各ノードに1ノード間隔で接続する他ノードを接
続地点リストとして記憶し、この接続地点リストを参照
して、一つの地点から入力手段により指定される目的地
までのルート上の交差点名称をツリー状に並べて表示手
段に表示すると共に、分岐点においては当該分岐点に隣
接するルート上でない交差点名称も併せて表示するよう
に構成した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態にお
ける電子マップ装置の動作を図面を参照しながら説明す
る。本実施の形態における電子マップ装置の構成は図5
に示した従来の技術と同様である。
【0010】図1は、電子マップ装置の一般的な表示画
面を簡略化したものである。幅員3.3m以上の道路、
道路の交差する街や交差点および道路の通過する街名が
表示されている。都市名をアルファベットで、道の分岐
点(交差点名)を仮名で示してある。この画面上に測位
装置で得られた現在位置を輝点で表示することが可能で
ある。
【0011】利用者の現在位置がAである場合について
説明する。
【0012】1)現在位置からどこへ行けるかを知りた
い場合 画面上の道を左右上下へ目で追っていけば、どこへ行け
るか探すことは可能であるが、この作業を電子マップ装
置に行わせることによって、利用者の使い勝手は向上す
る。具体的には図2に示すような、各ポイントがどこへ
接続するかを示す接続ポイントリストを作成しCD−R
OM上に地図データとリンクして記録しておく。つまり
各都市や各交差点に、接続する都市や交差点をそれぞれ
記録させておく。この接続リストを参照して図3に示す
ようなツリー状の「Aを起点とした到達可能地点リス
ト」を画面に表示する。この到達可能地点リストを参考
にして、利用者は目的地を選定することができる。この
リスト作成に際して、既に通過した地点へ戻った先のル
ートは表示しない。また、文字色を変える等をして行き
止まりと区別するように留意する。
【0013】2)リスト作成時に条件付けをする場合 1)のように何の条件も付けずに到達可能地点リストを
表示した場合、到達可能地点リストは膨大なものとなり
一画面上に表示することは難しくなる。そこで、到達可
能地点に何らかの条件を付ける。この条件付けの例を以
下に示す。
【0014】(a)通過地点を、同一画面上での地点の
みとする。
【0015】(b)図4に示すように道路でリンクされ
る都市や交差点をクラス付けして、リスト表示の条件付
けとする。つまり、表示・非表示の地点をわける。
【0016】(c)出発地と目的地を設定し、この間の
みの到達(通過)可能地点を表示する。
【0017】これら条件を重ね合わせて、リスト作成を
行うことも可能である。例えば、(b)と(c)を重ね
合わせて、出発地点から目的地までのルートを表示させ
て、移動時に山間部など測位機能の不十分な場所で道を
間違えていないかを確認する参考情報とすることができ
る。ただし、分岐点では分岐であることを理解させるた
めに、ルート以外の道も1ノード分のみ表示する。これ
は、図2の接続ポイントリストで与えられているので検
索表示を高速で行える。図6に(b),(c)の条件付
けでルート候補を表示したものを示す。つまり、出発地
(A)と目的地(E)を設定して図4の参照データを使
って、分かりやすいルート候補を表示させたものであ
る。分岐点であることを理解させるために、各分岐点で
ルート以外の道も1ノード分のみ表示させてある。
【0018】図7にルート表示を行う場合の、(c)の
条件付けを行う場合と行わない場合の違いをフローチャ
ートに示す。図中(5)の目的地へ到達できるルートを
検索する処理を行うか行わないかが異なっている。この
処理を行うかどうかは、図中(4)の目的地設定が行わ
れたかどうかの判断で決定される。つまり、目的地が設
定された場合は、目的地へ到達できるルートのみを表示
する。
【0019】図8は、図7の(3)の処理にあたる現在
地からの到達可能リストを作成する処理のフローチャー
トである。ある分岐地点から先のルート検索処理(図8
(a)の(5))および(図8(b)の(6))は、図
8(b)のサブルーチン「子レベルの検索」を再帰的に
呼び出すことによって行う。なお、再帰的処理を行う
際、同名変数が重なって値の破壊を避けるためにサブル
ーチンが呼び出される度に、変数エリアのレベルを変え
ていく。
【0020】図9のフローチャートに示すような処理
で、図7の(5)にあたる目的地到達可能ルートのみの
検索を行う処理が可能である。つまり、図8に示すアル
ゴリズムで作成した到達可能地点リストから、目的地に
到達できるルートを選択して記憶、画面表示を行う。
【0021】また、CD−ROM上に記憶されたサービ
ス情報から現在位置近辺の名所等を表示させ、これらの
一つを目的地に指定してルート表示を行うことも可能で
あるため、利用者の利便性は高いものとなる。
【0022】3)実際に移動する場合 A地点からE地点へ移動する場合、分岐点を通過したこ
とを中心装置部に知らせることによって、移動中の現在
位置以降のルート候補のみの表示も可能である。分岐点
を通過したことは、測位装置からの情報で知ることがで
きる。しかし、測位機能が十分に働かない場合や、利用
者が現在位置以外のある地点以降のルートを表示させた
い場合は、画面上の分岐点を利用者がキーボードを用い
て指定することによって中心装置部へ知らせることがで
きる。
【0023】このように本実施の形態によると、全体を
制御するCPU、システムROM,システムRAM、お
よび画像メモリを含む中心装置部と、CRTなどの表示
デバイスおよびそれを駆動する表示ドライバを含む画像
表示装置と、CD−ROM装置と、処理命令を入力する
キーボードと、現在位置を測定する測位装置を備え、地
図上の都市および交差点それぞれを1ノードとみなし、
各ノードに1ノード間距離で接続する他ノードを接続地
点リストとして記憶し、この接続点リストを参照して、
ある地点を出発してから通っていく地点の名称をツリー
状に並べた到達可能地点リストを表示し、また、到達可
能地点リストから目的地を含んだものを検索して、目的
地までのルートのみを表示することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ある地点
から目的地までのルートを、ルート上の交差点名のツリ
ー表示という形態で提供できるので、地図を上下左右に
追うことなしに調べることが可能であり、さらに、分岐
点においては当該分岐点に隣接するルート上でない交差
点名称も併せて表示するようにしたので、ユーザはツリ
ー表示上において分岐点であることを容易に認識できる
だけでなく、認識できることによって実際にルートに従
って車を運転するとき等は、ルートを外れた場合に直ち
にそのことを認識できる電子マップ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における電子マップ装置の一実施の形態
において、ある地域の地図を画像表示装置に表示させた
場合の一例を示す説明図
【図2】同実施の形態の到達可能地点リストを作成する
際に利用するデータベースの一例を示す説明図
【図3】同実施の形態において、ある地点から到達可能
な地点のリストをツリー状に表示した場合の一例を示す
説明図
【図4】同実施の形態の到達可能地点リストの作成の条
件付けに利用するデータベースの一例を示す説明図
【図5】本発明および従来の電子マップ装置の構成を示
すブロック図
【図6】同実施の形態において、ルート候補を画像表示
装置に表示させた場合の一例を示す説明図
【図7】同実施の形態において、利用者にルート候補を
画面表示する処理アルゴリズムのフローチャート
【図8】同実施の形態において、到達可能地点リストを
作成する処理アルゴリズムのフローチャート
【図9】同実施の形態において、目的地へ到達できるル
ートを検索する処理のフローチャート
【符号の説明】
1 中心装置部 2 画像表示装置 3 CD−ROM装置 4 キーボード 5 測位装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 - 21/36 G01C 23/00 - 25/00 G09B 23/00 - 29/14 G08G 1/00 - 9/02 G09F 17/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示手段と、地図情報を記憶する地図情報
    記憶手段と、処理命令を入力する入力手段とを備え、前記地図情報記憶手段から得た地図上の交差点を1ノー
    ドとみなし、各ノードに1ノード間隔で接続する他ノー
    ドを接続地点リストとして記憶し、この接続地点リスト
    を参照して、 一つの地点から前記入力手段により指定さ
    れる目的地までのルート上の交差点名称をツリー状に
    べて前記表示手段に表示すると共に、分岐点においては
    当該分岐点に隣接するルート上でない交差点名称も併せ
    表示するように構成したことを特徴とする電子マップ
    装置。
  2. 【請求項2】分岐点として使用される交差点をクラス付
    けし、そのクラスによって分岐点に隣接する交差点の
    示・非表示を行えるようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の電子マップ装置。
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