JP4169241B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション装置において目的地や経由地を設定する際、所望の地点を容易に選択し設定することができるようにしたナビゲーション装置に関し、特に、利用者がその地点に関連して知っている種々の曖昧な情報を入力することによりその地点を絞り込み、地図上に表示することができる機能を備えたナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば車両用ナビゲーション装置においては、地図を描画するための地図データ及び施設等を検索するための施設情報データを記録したCD−ROM、DVD−ROM等の地図・情報記憶媒体と、この地図・情報記憶媒体のデータを読み取る再生装置と、地図等を表示するディスプレイ装置と、距離センサやジャイロ等の自立航法装置及びGPS受信機等により車両の現在位置及び進行方向の方位を検出する車両位置検出装置を有し、車両の現在位置を含む地図データを地図・情報記憶媒体から読出し、この地図データに基づいて車両位置の周囲の地図画像をディスプレイ装置の画面に描画すると共に、車両位置マークをディスプレイ画面に重ね合わせて表示し、車両の移動に応じて地図画像をスクロール表示したり、地図画像を画面に固定し車両位置マークを移動させたりして、車両が現在どこを走行しているのかを一目でわかるようにしている。
【0003】
CD−ROMやDVD−ROM等の地図・情報記憶装置に記憶されている地図データは、各種の縮尺レベルに応じて適当な大きさの経度幅及び緯度幅に区切られており、道路等は経度及び緯度で表現されたノードの座標集合として記憶されている。道路は2以上のノードの連結からなり、地図データは、道路リスト、ノードテーブル及び交差点構成ノードリスト等からなる道路レイヤ、及び地図画面上に道路、建築物、施設、公園及び河川等を表示するための背景レイヤ等の地図データと、市町村名などの行政区画名、道路名、交差点名及び施設の名前等の、文字や地図記号等を表示するための情報データなどから構成される。
【0004】
また、このナビゲーション装置においては、ユーザが所望の目的地に向けて道路を間違うことなく容易に走行できるようにするための経路誘導機能を備えている。この経路誘導機能によれば、地図情報を用いて出発地から目的地まで、また必要に応じて経由地を指定すると、これらの地点を結ぶ経路の内、時間、距離、料金等の条件を加味して最も適切な経路を自動探索し、その探索した経路を誘導経路として記憶しておき、走行中、地図画像上に誘導経路を他の経路とは色を変えて太く描画して画面表示したり、車両が誘導経路上の進路を変更すべき交差点に一定距離以内に近づいたときに、交差点を拡大表示し、進路を変更すべき方向を示す矢印等を描画して画面表示したり、音声で右左折の誘導を行うことで、ユーザを目的地まで案内することができるようにしている。
【0005】
上記目的地、あるいは経由地を指定するに際しては、利用者からの地名等で地点の指定が行われた時、ナビゲーション装置は付属している例えばCD−ROM等のデータ記録媒体が所有している検索情報を利用して、その地点の緯度、経度データを取込み、所定の地点の指定、登録が行われる。
【0006】
このような地点の指定、登録に際しては、従来から各種の手段が採用されており、例えば地名を広域側から狭域側に順にリスト化したデータを予め記憶媒体に記憶しておき、利用者は通常の住所表示と同じ方式で都道府県から順に画面上のキーボード等を用いて入力することによりその地点を特定し、対応する地図上の位置データをデータ記録媒体から検索しこれを指定された地点として登録する住所直接入力方式も用いられている。
【0007】
また、上記のような地名を広域側から狭域側に順にリスト化したデータを用いるには、画面表示部に例えば都道府県等の広域側の地名を表示し、その一つを利用者が選択したときにはその地点に展開されている狭域側の地名を表示し、利用者はこの中から一つを選択する、という操作を繰り返すことにより、利用者は画面上に表示された地点名リストに基づいて順に地点名を選択し、最終的に所定の地点を指定し登録するようにした住所リスト表示選択方式も用いられている。
【0008】
地点を指定する際にはその他、例えば画面上に現在地を含む地図を表示し、利用者は適宜の縮尺の地図を表示させてこれをスクロールし、所望の地点と思われる地点を探し、その地点部分を適当な縮尺に拡大表示する等により最終的に所望の地点をカーソルで指示することによってり地点の指定、登録を行う地図スクロール方式も用いられる。
【0009】
また、データ記録媒体に駅や市役所等の公共施設、或いは交差点やインターチェンジ等の道路の施設等、更にはランドマーク的な建物やコンビニ、ガソリンスタンド、レストラン等の施設名と、各地点のデータを対応させて記録しておき、利用者がこれらの施設名を入力することによりその施設等の存在する地点を指定する施設名検索方式も用いられる。
【0010】
このときには、前記のような施設を直接目的地に設定するために検索を行うほか、目的地等に設定を希望する地点が特定の施設に近接していることが知られているとき、目印となるその施設を検索し、そこから本来の所望の地点を検索することも行われる。
【0011】
更に近年はDVD−ROMの普及により莫大なデータを記録することができるようになったため、全国の電話番号に対応した地点データを記憶させ、電話番号を入力することにより特定の家やビルを指定し登録する電話番入力式も採用されるようにもなっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
目的地や経由地等の所定の地点を設定するには上記のような種々の方式が用いられるが、例えば上記の住所直接入力方式を用いる際には、指定しようとしている地名を画面上に表示するキーボード等を用いて入力する必要があるため、その操作は1字1字入力する操作を行わなければならず面倒であり、特にこのような操作に慣れていない人にとっては使いにくい方式である。
【0013】
また、上記住所リスト表示選択方式においては、指定しようとしている地点が例えば都道府県・市・町・丁目・番地等のように系統だって知っているときは有効であるが、知らない地点においてはこの方式を用いることができない。通常のナビゲーション装置の使用に際しては、多くの場合このように系統だって知られている場合は少なく、したがってこの方式はあまり利用することができない。
【0014】
また、上記地図スクロール方式においては、その地点が地図上でほぼどのような位置にあるかを予め知っている場合は良いが、あまり知らない地点を探すには地図の拡大縮小、スクロールを何回も繰り返してその地点を探さなければならず多くの時間がかかり、その作業はきわめて困難である。また、多数の地点を地図スクロール方式で探すときには、各地点毎に上記のような作業を行う必要があり、更に面倒な作業となる。
【0015】
また、上記施設名検索方式においては、指定しようとしている地点が公共施設やランドマーク的な建物、或いは施設等である場合は直ちに特定の地点を指定することができ、またその施設等の近くの地点であるならば容易にこれを指定することができる。しかしながら、指定しようとしているその地点の近傍にどのような特徴的な施設があるか知らないときには利用しにくい方式であり、また、例えばコンビニ、ガソリンスタンド、ファーストフード、レストラン等のチェーン系列の店や施設においては、その施設名を入力しても多数の候補が存在し、その中のいずれであるかを選択するのが困難となる欠点がある。
【0016】
また、上記電話番号入力方式においては、指定する地点の電話番号を知っているときは単に電話番号を入力するだけで特定の地点を一発で入力することができるため極めて有効である。しかしながら指定しようとしている地点に関連する電話番号、或いは指定しようとしている地点の近傍の施設等の電話番号等がわかっていないときには利用することができないのは当然である。
【0017】
上記のように、特定の地点を指定して登録する方式は種々提案されているものの、各々一長一短があり、全てを満足する方式はなく、利用者は使用しているナビゲーション装置で利用することができる方式の中で最も適切な方式と考えられるものを任意に選択して利用しているのが実状である。
【0018】
特に、上記のような方式のうち施設名検索方式においては、前記のようにコンビニ、ガソリンスタンド、ファーストフード、レストラン等のチェーン系列の店や施設のうち、特定の支店の名前を正確に知っていることは少なく、ある程度曖昧に記憶している場合が多い。したがって利用者が検索しようとしている地点がなんとなくセブンイレブンの近くにあったことを知っていたとき、施設名検索方式によって「セブンイレブン」を入力して検索を行なった際には極めて多くの候補が検索されて絞り込むことができない。
【0019】
例えば、利用者が検索をしようとしている地点が、以前利用者が行ったことがある地点ではあるがその地点の位置を明確に記憶していないとき、以前行ったときのことを思い出して、その地点に上記のような「セブンイレブン」があったことを思い出した際には、前記のような施設名入力による検索を行うこととなる。その結果多くの施設が検索結果として出力されたとき、利用者は更に、検索しようとしている地点が例えばいわき市内にあることがわかっているときには、「いわき市」を入力することによりその範囲を絞り込むことができる。しかしながら、それでもなお多くのセブンイレブンが検索され、それらが例えば支店名毎にリスト表示されその中から選択を行うように指示された場合は、利用者はそのリストを見るだけではその支店がどの地点にあるかを容易に知ることができず、選択することが困難である。
【0020】
その対策として、上記のような施設名検索方式と地図表示方式あるいは地図スクロール方式とを組み合わせ、各支店について所定の縮尺で地図を表示し、その地点から地図をスクロールする等の地図に基づく検索を行うことも考えられるが、各支店毎に地図を表示させる操作を行うことは極めて面倒である。また、そのとき表示される地図の縮尺によっては、利用者が所望している地点がその施設の近傍であるとき、必ずしも表示された地図上にその地点が存在するとは限らず、したがってその地点がその地図上に存在せず、しかしながらその近傍に存在すると思われるときにはその地点から種々の方向にスクロールを行う必要がある。このような操作を各検索地点について試行錯誤的に行うことは多くの手数を要し、多くの時間がかかることとなる。
【0021】
また、前記のように、利用者が以前その地点に行ったときのことを思い出して、どのような名称の支店であるかはわからないものの、近くにガソリンスタンドもあったことを思い出したとき、あるいはどのような学校であるかはわからないがともかく学校の施設もあったことを思い出したとき、また、検索しようとしている施設の近くに何という名前かわからないもののインターチェンジもあったことを思い出したとき、更には同様に名前は正確にはわからない消防署、名前がわからないレストラン等があったことを思い出したときのように、いずれも曖昧な施設情報しか思い出されないときにも、従来のナビゲーション装置においてはこれらの施設について各々個別に同様の施設名検索を行うこととなる。その際には前記と同様に各々多数の施設が検索され、これを絞り込むことが前記と同様に困難である。
【0022】
一方、近年のナビゲーション装置用情報・地図記憶媒体はDVD−ROMの利用等によって大容量化し、極めて多くの情報を記憶することができるようになっており、それに伴ってこの記憶媒体に従来利用されていた情報に加えて更に多様な情報を記録するようになっている。例えば各種施設の情報についても、従来の各施設の位置情報のほか、その施設の詳細な案内も収録することができる。したがって、今後の目的地等の地点検索においては、これらの情報も利用することが期待されている。
【0023】
したがって本発明は、施設名等の各種情報を入力することにより特定の地点を検索するに際して、その情報が曖昧な多様な情報であっても容易に特定の地点を検索することができるようにしたナビゲーション装置を提供することを主たる目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、利用者が指示した地域名や施設名等の複数の情報を入力して検索を行う検索部と、前記検索部で検索の結果得られた地点を地図表示する地図表示部とを備えたナビゲーション装置において、前記検索部に入力する情報は、そのひとつでは特定の地点を指定することができない情報であり、前記検索部は、接続した情報記録媒体から前記入力情報に関連する地点を入力情報毎に検索するものであり、前記地図表示部は、前記入力した複数の情報に対応して検索された個々の地点が入力情報毎に少なくとも一つずつ含まれる範囲の地図を表示するものであることを特徴とするナビゲーション装置としたものである。
【0025】
また、他の態様として、前記地図表示部は、入力した複数の情報に対応して検索された個々の地点が全て含まれる範囲の地図を、1画面に最小の縮尺で表示するものであることを特徴とする前記ナビゲーション装置としたものである。
【0026】
また、他の態様として、前記地図表示部は、入力した少なくとも1つの情報に対応して複数の地点が検索されたとき、各地点について他の情報によって得られた地点と組み合わせ、入力した情報に対応する地点が全て含まれる複数の領域の地図を別個に表示するものであることを特徴とする前記ナビゲーション装置としたものである。
【0027】
また、他の態様として、前記地図表示部は、検索の結果得られた複数の領域について評価を行う検索結果評価部を備え、所定の評価以上の地域のみを地図表示可能とすることを特徴とする前記ナビゲーション装置としたものである。
【0028】
また、他の態様として、前記地図表示部は、検索の結果得られた複数の領域について評価を行う検索結果評価部を備え、評価の順にリスト表示を行い、あるいは評価の順に地図表示を行うものであることを特徴とする前記ナビゲーション装置としたものである。
【0029】
また、他の態様として、前記入力情報は、地点や地域あるいは施設に関連する言葉、自然、イベント、名物や特産品、過去の事件、または人名の少なくとも一つであることを特徴とする前記ナビゲーション装置としたものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。図1は本発明のナビゲーション装置の制御装置部分における主要機能ブロックとその相互の関連を示した機能ブロック図を示したものである。図1の実施例に示すナビゲーション制御装置10には従来のものと同様にGPS受信機12を備え、アンテナ11で受信した衛星からの信号を処理することにより自車位置データを得て、データ記憶部13に記憶する。一方、車両に設けられた車両の走行方向を検出する角度センサ14、及び距離センサ15からなる自立航法センサ16からの信号を車両位置・方位計算部17に入力し、自立航法センサによる位置データを得ている。
【0031】
車両位置信号発生部18では、データ記憶部13内のGPSによる自車位置データを、車両位置・方位検出部17内の位置データで補正し、正確な車両位置データを得る。車両位置信号発生部18で得られた車両位置信号は、車両位置データライン19を介して、後述するナビゲーション制御装置10内の各種機能部に出力し各部で利用される。
【0032】
ナビゲーション装置に付属するリモコン40、ディスプレイに設けられるタッチパネル41、そのほか各種操作スイッチ42からの利用者の操作信号は、操作信号入力部43に入力される。その信号は操作信号データライン39を介して、ナビゲーション制御装置10内の各種機能部に出力し、利用者の指示信号とされる。また、マイク44からの操作者の各種指示音声を音声認識部45で認識し、前記操作信号入力部43と同様に音声による操作信号として、操作信号データライン39に接続し、後述する各種機能部の指示信号としている。
【0033】
上記車両位置データ、及び操作信号に基づいてROM読出制御部21は、操作信号データライン39からの指示信号、あるいは車両位置データライン19からの自車位置信号に基づき、大量の地図データ、住所データ、施設情報データ等を記憶したDVD−ROMやCD−ROM等の地図・情報記憶装置20から読み出し、必要なものを情報・地図バッファ22に蓄える。この情報・地図バッファ22内の各種データは、情報・地図データライン26を介してナビゲーション制御装置10内の各種機能部に出力され、後述する種々の目的に利用される。
【0034】
このような各種のデータの入力により、ナビゲーション制御装置10は、内部に備えた種々の機能部分で各種の作動を行うことができ、例えば誘導経路演算部30においては、車両位置データライン19から現在位置データを入力し、操作信号データライン39あるいは後述する目的地検索部50の検索結果確定部59等からの目的地、経由地の指定、更には高速道路優先等の検索指示を受け、種々のコスト計算を行って最適誘導経路を演算する。その結果を誘導経路メモリ31に蓄え、誘導経路出力部33では種々の形態で誘導経路を案内するためのデータを作成する。そのうち画像データは画像合成部27に出力し、地図上に重ねて画像表示装置28に表示可能としている。
【0035】
交差点案内出力部32では、特に、車両位置信号発生部18からの車両位置と、情報・地図データライン26からの地図データと、誘導経路メモリ31からの誘導経路情報等に基づいて、車両現在位置が誘導経路上の右左折交差点近傍等に達したか否かを判別し、近傍に達したときには交差点案内地図を作成して画像合成部27に出力すると共に、音声合成部61に出力し、音声出力部62を介してスピーカ63から交差点案内の音声を出力する。なお、この交差点案内出力部32では、上記のような交差点の案内に限らず、インターチェンジの出入り案内、しばらく右左折交差点が存在しない案内等も適宜行う。
【0036】
地図描画部25では、地図メモリ23の所定の縮尺の地図データを元に、表示方式指定部24を介して入力された操作信号入力部43からの、例えば鳥瞰図表示、3D表示等の指定に応じて、所定の地図を車両位置を基準として演算して作成し、更に地名情報データ、施設名等の関連情報データを必要に応じて地図上に重ねて表示し、地図画像として画像合成部27に出力する。画像合成部27にはそのほか、必要に応じて各種マーク発生部34、操作画面発生部35の画像も入力し、合成して表示する。
【0037】
本発明のナビゲーション制御装置10においては、ナビゲーション装置において誘導経路を設定するための、後に詳述する目的地検索部としての各種情報入力検索部50を備えている。なお図示の実施例においては目的地検索手段として図示しているもの以外に、更に、従来から用いられている住所による検索手段、電話番号による検索手段等、種々の手段を別に付加することができる。
【0038】
図1に示す各種情報入力検索部50においては地域範囲入力部51を備え、利用者がリモコンやタッチパネル等を操作して入力する例えば「いわき市」のような地域範囲を、操作信号データライン39を介して入力する。なお、この際、マイクから音声によってこれを入力し、音声認識部45を介してそのデータを入力するようにしても良い。
【0039】
各種情報入力検索部50には更に施設名等検索用各種情報入力部52を備え、上記と同様の手段によって前記地域範囲以外に例えば「セブンイレブン」「ガソリンスタンド」「学校」のような各種施設の名称を初めとして、後述するような「美空ひばり」「生姜」のような、利用者が気が付いたありとあらゆる情報を自由に入力することができるようにしている。
【0040】
検索部53では、このようにして入力された地域範囲入力部51からの地域範囲データ、及び施設名等検索用情報入力部52からの各種情報のデータを元に操作信号データライン39を介してROM読出制御部21を作動し、情報・地図記憶装置20に記録された種々の情報にアクセスし、上記検索条件に適合したデータを検索し、得られたデータは情報・地図データライン26を介して検索部53に入力される。更にそのデータは後述する種々のデータ処理のため、検索結果メモリ54に一時的に蓄えられる。、
【0041】
検索結果案内部55では、検索結果メモリ54のデータにアクセスし、検索の結果例えば検索条件に適合する適切なデータが存在しない、あるいは極めて多くのデータが存在した、等の検索結果の概要を利用者に案内するデータを作成し、これを画像合成部27でその案内のための画像を作成し、画像表示装置28によって案内を行い、あるいは音声合成部61でその案内のための音声データを作成し、音声出力部62,スピーカ63を介して、音声によって利用者にその旨を案内する。このとき案内するデータ作製のために後述する検索結果評価部57のデータを用いることもできる。
【0042】
また、地図表示範囲設定部56では、例えば前記のような「セブンイレブン」「ガソリンスタンド」「学校」のような施設名称に基づいて検索を行った結果、これを満足する地域が例えば図3(a)、あるいは図4(a)に示すような状態で存在していることが検索されたとき、この3つの施設が1つの画面に表示される範囲を図中の黒枠で示すように設定する。なお、図3(b)及び図4(b)はこれらが1画面で表示された状態を示している。また、上記のような検索の結果、「いわき市」の範囲に例えば図5に黒枠範囲(A)〜(E)のように複数存在しているときにも、3つの施設が1つの画面に入る最小の範囲を各々設定する。
【0043】
検索結果評価部57では、検索結果が複数得られたときにその検索結果の評価を行うため、例えば図5に示すような各施設が1つの画面に入る最小の範囲の面積を演算する。この演算の結果その面積の小さい順に、例えば図6(a)に示すように配列する。このときの検索結果の評価は適宜の基準によって行うことができるが、この面積が小さい程検索条件として入力した各種施設が集中していることを示しており、これが拡散しているものよりも利用者が検索しようとしている地域である可能性が強いと想定されるためである。
【0044】
検索結果評価部57における評価は、上記のような評価方法の他種々の手段を採用することができ、例えば、以前その地域を走行したことのある部分については優先順位を高くし、あるいは以前目的地に設定したことのある地点が存在する地域の優先順位を高くする等、適宜の評価手段を採用することができる。その評価の結果は画像合成部27に出力し、例えば図6(a)に示されるような方式で画像表示装置28に表示し、利用者に複数の検索地点の中から選択を行う際の補助データとする。
なお、図5に示されるように各々の情報について多数の検索地点が存在するとき、それらの組み合わせは極めて多く存在し、例えば図5に示す地図の全体もまた1つの検索領域となるように、種々の領域が検索されることとなるが、上記のような評価を行うことにより、適切な評価がなされたもののみが検索結果得られた候補としてリストアップされる。
【0045】
地図表示指示部58では、上記のような種々のデータの入力により、また操作信号データライン39からの利用者の指示により、検索の結果得られた地点の地図表示を行うため、地図描画部25に所定の地図表示を行う指示の出力をする。その結果、例えば図3(b)、図4(b)、図6(b)、図7(b)に示されるような地図画面が表示される。
【0046】
上記のような機能ブロックで構成される本発明の実施例のナビゲーション装置は、例えば図2に示されるような作動フローによって作動することができる。以下、図1及び図3〜図8に示す実例と共に各種情報入力による検索の例を説明する。
【0047】
施設名等の情報入力検索処理に際して、最初地域範囲の入力が行われ(ステップS1)、次いで施設名等の情報の入力が行われ(ステップS2)、それらの入力データに基づいて検索が実行され、その検索結果がメモリされる(ステップS3)。これらは前記図1において、各種情報入力検索部50における地域範囲入力部51、施設名等検索用情報入力部52、検索部53、検索結果メモリ54においてなされる。
【0048】
なお、上記の地域範囲の入力、及び施設名等の情報の入力は検索のためのデータであるので、その入力順序は問われない。また、この実施例においてはステップ1において地域範囲の入力を行っているが、ステップS2における施設名等の情報入力によって充分に絞り込めると考えられる時には、これを入力する必要はない。
【0049】
施設名等の情報入力部52において行われる各種情報の入力においては、例えば前記のように「セブンイレブン」「ガソリンスタンド」「学校」のような情報を入力するが、これらは各々その言葉だけでは特定の地点を絞り込むことができない、特定の地点を検索する情報としては曖昧な情報であるが、これらが複数入力されることによりその条件に適合する地域は必然的に絞られることとなる。
【0050】
この施設名等の情報の入力に際しては、前記の例のような施設に関連する言葉以外に、情報・地図記録装置20内に記録され、特定の地点に何らかの関係があると思われる、地点や地域に関連する言葉、あるいは各種施設、川や山等の自然、イベント、名物や名産品、過去の事件、人名等、ありとあらゆる言葉の入力が可能である。
【0051】
したがって、この情報・地図記憶媒体20に例えば図8(a)に示すような「日本名所紹介」のデータが記録されており、その中に「塩谷岬」の項目があり、その紹介記事として図示するような「塩谷岬灯台があります。映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台、美空ひばりさんの唄で有名な灯台、美空ひばりさんの石碑があります。石碑に人が近寄るとひばりさんの唄が流れます。」のようなデータが記録されているとき、利用者が以前この岬に行ったことがあり、またここに行きたいと思ったもののその地名が思い出されずに目的地の設定を行うことができないとき、以前この岬に行ったときここに石碑があり、それに近づいたとき突然に美空ひばり歌が流れ始めたことを思い出したときには、本発明の装置においては地点の検索用データとして、例えば「岬」「石碑」「美空ひばり」のような言葉を入力することにより、この「塩谷岬」の地点が検索され、後述するようにその地点の地図を表示することができる。
【0052】
また、この情報・地図記憶媒体20に例えば図8(b)に示すような「日本の祭り紹介」のデータが記録されており、そこに「いわき市」における「飯野八幡宮の流鏑馬」に関する紹介データがあり、そこには図示するように、毎年9月14日と15日に行われる祭りであり、「400年の歴史をもつ由緒ある祭りで、鎧直垂姿の武士が、走る馬の上から3つの的をめがけて、矢を放っていく勇壮な祭りです。参道には名物の「生姜市」も開かれます。」のようなデータが記録されているとき、利用者が以前行った地点の側の神社で流鏑馬の祭りが開かれていたことを思い出し、また珍しい「生姜市」が開かれていたことを思い出したときには、本発明の装置においては地点の検索用データとして、「流鏑馬」「生姜」のような言葉を入力することにより、この「飯野八幡宮」の地点が検索され、後述するようにこの地点の地図が表示されたとき、その地図を見ることにより「飯野八幡宮」の側の、所望の地点を容易に検索し、目的地に登録することができるようになる。
【0053】
上記のような施設名等の各種情報の入力が行われ、検索が行われた後には、検索条件に合う地域が検索されたか否かの判別が行われる(ステップS4)。この判別の結果検索条件に合う地域が少なくとも1つ検索されたときには、検索条件に合う地域の表示範囲面積の演算等により検索結果の評価を行う(ステップS5)。この処理における検索条件に合う地域の表示範囲面積の演算処理は、この実施例において例えば図5に示すように、検索条件に対応する地域が複数存在するときに行われるものであり、検索結果が一つの地域である場合には特にその演算処理は必要とされない。
【0054】
図5に示す例においては、前記のように「いわき市」の範囲で、「セブンイレブン」「ガソリンスタンド」「学校」の3つの検索用データが入力されたとき、例えば上記条件に入る地域が他の地域と比較してあまりにも広すぎる等の評価を行い、検索候補からこれを除外するため、また、得られた結果を後で順にリスト表示を行うため、あるいは自動的にこの地点を順に地図表示するために、得られた結果に対して前記表示範囲面積の大小のデータを含めて総合的に評価が行なされ、この評価の結果に応じて順に配列がなされる(ステップS6)。
【0055】
この検索結果に対する評価に応じて複数の地点を順に並べる処理を行うに際しては、上記のように1画面で表示できる面積が小さいことは、利用者が所望している地点に最も適合する可能性が高いと評価されるが、その他、以前に行ったことがある地点であることが過去の経路データから得られた地点については、これを優先的に評価するというような他の評価手段も加えることができる。
【0056】
上記のように検索結果が複数得られたとき、各候補地点についての前記評価が行われその評価順に配列されたときには、その評価の結果を必要に応じて画像合成部27に出力し、例えば図6(a)に示すようにリスト表示して利用者に検索状況を知らせる。この検索候補リストにおいては、図5に示される前記条件に適合する地域が5箇所検出され、そのうちの図5中における領域(C)が最も面積が小さく、最も利用者の意図する地点が含まれている可能性が大であると評価され、第1の順位に挙げられている。以下同様に領域(D)の平中地域、領域(A)の好間地域、領域(B)の大町地域、領域(E)の鹿島地域が順に並べられた例を示している。
【0057】
次いで、このようにして検索された地点に関して、検索条件に合った地域を1画面で表示できる最小の縮尺によって地図表示を行う(ステップS7)。その結果、例えば図3(a)に示すように比較的小さな地域に候補地点が全て入る領域が検索されたときには、これらの施設が全て画面表示される最小の縮尺で表示される地図は、同図(b)に示すように大きく拡大された地図として表示される。それに対して例えば図4(a)に示すように比較的広い地域に候補地点が全て入る領域が検索されたときには、表示される地図は同図(b)に示すように比較的縮尺の大きな地図として表示される。なお、検索結果が前記のような「塩谷崎」「飯野八幡宮」のように特定の地点が検索されたときには、予め定められた所定の縮尺でその地点を中心とする地図表示を行う。
【0058】
また、例えば図5に示すように複数の地域が検索された時には、前記のように必要に応じて図6(a)に示すようにリスト表示を行い、同リスト中ハッチングで示すように順位1の郷ケ丘地域に対して利用者が表示の指示を行ったときには、図5における領域(C)の部分を1画面に表示した、図6の(b)に示すような地図を表示する。
【0059】
このような地図表示の状態で利用者は、表示地図の中に所望の地点が存在するか否かの判断を行う(ステップS8)。その結果その地図の中に所望の地点が存在すると判断されたときには、利用者はカーソルを所望とする地点に合わせて指示し、この地点の登録を行い(ステップS9)、この処理を終了する(ステップS13)。
【0060】
上記ステップS8において、表示地図中に所望の地点が存在しないと判断されたときには、検索条件に合う地域は全て地図表示したか否かを判別し(ステップS10)、未だ検索条件に合うとしてリストアップされた地域のうち地図表示を行っていないものが存在するときにはステップS7に戻り、前記と同様に、その次の順位の検索条件に合う地域の地図表示を行う。
【0061】
また、ステップS10において検索条件に合う地域は全て地図表示したと判別したときには、所望の地点が利用者によって登録処理されないうちに、先に検索を行った結果得られた地点が全て地図表示されたこととなるので、これから引き続き再検索を行うか否かを判断し(ステップS11)、再検索を行わずこの検索処理を終了しようとするときにはステップS13に進んで処理を終了する。また、再検索を行うと判断したときには、検索条件として入力した地域範囲の再設定を行うか否かを判断し(ステップS12)、再設定を行うと判断したときにはステップS1に戻って地域範囲の再入力から行い、また、地域範囲の再設定は必要ないと判断したときにはステップS2に戻って施設名等の情報の再入力を行い、以下所望の地点が検索されるまで同様の作動を繰り返す。
また、ステップS4において検索が行われた結果、検索条件に合う地域が検索されないと判別されたときには、必要に応じて音声によりその旨を利用者に知らせ、あるいは画面にその旨を表示して知らせる等の処理を行い、ステップS11に進んで再検索を行うか否かの判断を行う。ここでの判断以降の処理は前記と同様に行われる。
【0062】
このような作動の過程で、例えば検索の結果図5に示すように多くの候補が検索されたとき、図6(a)のリスト表示を利用者が見て、この地図を順に表示するよりも更に追加の情報を入力して再検索し、候補地点を絞り込みたいと思ったときにはステップS2に戻り、例えば所望の地点の側にどこのインターチェンジかわからないがともかくインターチェンジが存在したことを思い出したときには「インターチェンジ」の言葉を検索用情報として入力する。その結果、図5の領域(A)のみにインターチェンジが見つかったときには、例えば図7(a)に示される黒枠の領域のみが検索され、この領域が同図(b)に示すように1画面に表示される。このように、検索の途中で諸状況を勘案して、検索条件を加え、あるいは変更する等によって適宜検索条件を変更して検索を行うこともできる。
【0063】
上記実施例において、種々の曖昧な情報を入力することによって特定の地点を検索する機能部として、各種情報入力検索部50を別に設け、独立して機能する例を示したが、従来から用いられている例えば電話の局番からの地域検索機能等の各種検索機能と結合して用いることができ、また表示された地図を適宜スクロールする地図スクロール検索機能と一体化する等、種々の態様で実施することができる。
【0064】
【発明の効果】
本発明において、上記のように利用者が指示した地域名や施設名等の複数の情報を入力して検索を行う検索部と、前記検索部で検索の結果得られた地点を地図表示する地図表示部とを備えたナビゲーション装置において、前記検索部に入力する情報は、そのひとつでは特定の地点を指定することができない情報であり、前記検索部は、接続した情報記録媒体から前記入力情報に関連する地点を入力情報毎に検索するものであり、前記地図表示部は、前記入力した複数の情報に対応して検索された個々の地点が入力情報毎に少なくとも一つずつ含まれる範囲の地図を表示するものであることを特徴とするナビゲーション装置としたものにおいては、検索に際して入力する情報が曖昧で多様な情報であっても、これを複数入力することにより特定の地点を絞り込んで容易に検索することができ、その検索結果が地図表示されるので利用者は確実に所望の地点を検索して目的地等への登録等を行うことができる。
【0065】
また、他の態様として、前記地図表示部は、入力した複数の情報に対応して検索された個々の地点が全て含まれる範囲の地図を、1画面に最小の縮尺で表示するものであることを特徴とする前記ナビゲーション装置としたものにおいては、検索の結果を表示する地図画面が、自動的に適切な領域で且つ適切な縮尺により画面表示されるので、利用者が特別の画面の表示縮尺操作等を行うことなく、適切な画面の状態で所望の地点の検索を容易に行うことができる。
【0066】
また、他の態様として、前記地図表示部は、入力した少なくとも1つの情報に対応して複数の地点が検索されたとき、各地点と他の情報によって得られた地点とを組み合わせ、各組み合わせに対応した複数の領域の地図を別個に表示するものであることを特徴とする前記ナビゲーション装置としたものにおいては、検索の結果得られた複数の領域について別個に地図表示することができ、各々について最適な地図画面で所望の地点を容易に検索することができる。
【0067】
また、他の態様として、前記地図表示部は、検索の結果得られた複数の領域について評価を行う検索結果評価部を備え、所定の評価以上の地域のみを地図表示可能とすることを特徴とする前記ナビゲーション装置としたものにおいては、検索の結果利用者が所望する地点と思われないような不適切な領域を含めて多数の候補領域が検索されたとき、検索結果の評価を行うことにより不要と思われる地域の地図表示を行うことがないようにし、使用しやすいナビゲーション装置とすることができる。
【0068】
また、他の態様として、前記地図表示部は、検索の結果得られた複数の領域について評価を行う検索結果評価部を備え、評価の順にリスト表示を行い、あるいは評価の順に地図表示を行うものであることを特徴とするナビゲーション装置としたものにおいては、検索の結果得られた複数の領域のうち、利用者が所望する地点を含むと評価された順に従ってリスト表示され、あるいは順に自動的に地図表示が行われるので、利用者にとって使用しやすいナビゲーション装置とすることができる。
【0069】
また、他の態様として、前記入力情報は、地点や地域あるいは施設に関連する言葉、自然、イベント、名物や特産品、過去の事件、または人名の少なくとも一つであることを特徴とする前記ナビゲーション装置としたものにおいては、特定の地点と直接関係のないこれらの曖昧な情報を入力することにより、特定の地点を容易に検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の各機能部及び各機能部の関連を示す機能ブロック図である。
【図2】前記実施例の機能ブロックにより構成される装置の作動を示す作動フロー図である。
【図3】前記実施例において、複数の情報による検索地点が比較的小範囲に存在するときの地図画面の例を示す図である。
【図4】前記実施例において、複数の情報による検索地点が比較的広範囲に存在するときの地図画面の例を示す図である。
【図5】前記実施例において、複数の領域が検索されたときの、各領域の例を示す図である。
【図6】前記複数の領域が検索されたときの画面の例を示す図であり、(a)は利用者にその検索状況を表示する検索候補リストの例を示し、(b)はリストの中から一つを選択したときの地図画面の例を示す図である。
【図7】前記複数の領域が検索された後、新たな情報を加えて検索を行った結果、検索候補が1つに絞られた例を示し、(a)はその検索された領域を示し、(b)はその領域が地図表示される例を示す図である。
【図8】検索のために入力する情報の例を示し、(a)は入力した情報が日本名所紹介における塩谷岬の案内データの中に存在し、それに基づき塩谷岬の地点が検索される例を示し、(b)は入力した情報が日本の祭り紹介におけるいわき市の飯野八幡宮の流鏑馬の案内データの中に存在し、それに基づき飯野八幡宮の地点が検索される例を示す図である。
【符号の説明】
19 車両位置データライン
20 情報地図記憶装置
25 地図描画部
26 情報・地図データライン
27 画像合成部
28 画像表示装置
30 誘導経路演算部
39 操作信号データライン
50 各種情報入力検索部
51 地域範囲入力部
52 施設名等検索用各種情報入力部
53 検索部
54 検索結果メモリ
55 検索結果案内部
56 地図表示範囲設定部
57 検索結果評価部
58 地図表示指示部
61 音声合成部

Claims (6)

  1. 利用者が指示した地域名や施設名等の複数の情報を入力して検索を行う検索部と、
    前記検索部で検索の結果得られた地点を地図表示する地図表示部とを備えたナビゲーション装置において、
    前記検索部に入力する情報は、そのひとつでは特定の地点を指定することができない情報であり、
    前記検索部は、接続した情報記録媒体から前記入力情報に関連する地点を入力情報毎に検索するものであり、
    前記地図表示部は、前記入力した複数の情報に対応して検索された個々の地点が入力情報毎に少なくとも一つずつ含まれる範囲の地図を表示するものであることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記地図表示部は、入力した複数の情報に対応して検索された個々の地点がすべて含まれる範囲の地図を、1画面に最小の縮尺で表示するものであることを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記地図表示部は、入力した少なくとも1つの情報に対応して複数の地点が検索されたとき、各地点と他の情報によって得られた地点との組み合わせ、各組み合わせに対応した複数の領域の地図を別個に表示するものであることを特徴とする請求項2記載のナビゲーション装置。
  4. 前記地図表示部は、検索の結果得られた複数の領域について評価を行う検索結果評価部を備え、所定の評価以上の地域のみを地図表示可能とすることを特徴とする請求項3記載のナビゲーション装置。
  5. 前記地図表示部は、検索の結果得られた複数の領域について評価を行う検索結果評価部を備え、評価の順にリスト表示を行い、あるいは評価の順に地図表示を行うものであることを特徴とする請求項3記載のナビゲーション装置。
  6. 前記入力情報は、地点や地域あるいは施設に関連する言葉、自然、イベント、名物や特産品、過去の事件、または人名の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
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