JP3494099B2 - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートスライド装置
に関し、特にその位置決め解除機構の構造改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4には従来のシートスライド装置の一
例を示す。図4において、車両フロア上には車両前後方
向へ延びる平行なロアレール92が左右位置に設けら
れ、これらロアレール92にはそれぞれアッパレール9
1が公知の構造で移動可能に設けられている。そして、
各アッパレール91には中間位置に詳細を後述する位置
決め片93が設けられている(一方のみ図示)。シート
S0はシート本体Sとその下面の左右両端に設けられた
シートレッグ95(一方のみ図示)を備えており、シー
トレッグ95の前後の各レッグ部951が左右のアッパ
レール91の前後端部の取付穴913,914にそれぞ
れボルト結合される。
【0003】シート本体Sの一方の側縁下面には操作レ
バー94が設けられ、当該操作レバー94は前後方向へ
配設されてその前端把手部941がシート本体Sから前
方へ突出している。操作レバー94はシート本体Sの下
面で自転可能に支持されるとともに、レバー中間部には
操作片(図示略)が突設されてこれに結合された二本の
アウタケーブル96A,96B内のインナケーブル96
1,962の先端がそれぞれ左右のアッパレール91に
設けられた上記位置決め片93の近くへ至っている。一
方、リクライニング機構部にはシートバックS1の前倒
に連動して回転する駆動片98が設けられ、これの一端
に結合された二本のアウタケーブル97A,97B内の
インナケーブル971,972の先端がそれぞれ左右の
アッパレール91に設けられた上記位置決め片93の近
くへ至っている。
【0004】位置決め片93は図5の白矢印で示すよう
にアッパレール91に上下動可能に取り付けられてお
り、下降端では図に示すように位置決め片93の下端の
爪体931,932がロアレール92の所定位置に設け
られた位置決め穴921,922内に進入してアッパレ
ール91の移動が規制され、位置決め状態となってい
る。位置決め片93の上端部板面には、一端に支点99
1を有する位置決め解除レバー99の中間位置が相対回
動自在にピン結合されており、位置決め解除レバー99
の先端には上記操作レバー94(図4)および駆動片9
8から至ったインナケーブル961,971の一端が結
合されている。上記操作レバー94の把手部941を掴
んで当該操作レバー94を回転させ、あるいはシートバ
ックS1を前倒させて駆動片98を回転させると、イン
ナケーブル961,962,971,972が引かれて
位置決め解除レバー99が図5の黒矢印方向へ回動させ
られ、位置決め片93が引き上げられてその爪体93
1,932が位置決め穴921,922から脱出する。
これにより、位置決め状態が解除されてアッパレール1
の移動が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シートを車
両前後方向へ大きく移動可能とするために長尺のロアレ
ール(ロングスライドレール)を使用することがあり、
この場合には車両組立てラインでのシートの設置に先だ
って、ロアレールにアッパレールを組付けてこれらを予
め車両フロアに固定しておく。このため、上記従来の位
置決め解除機構では、操作レバー94や駆動片98から
左右のアッパレール91に設けられた位置決め解除レバ
ー99まで、インナケーブル961,962,971,
972の取り回しを車両組立てラインでのシートの設置
時に同時に行う必要があり、このため作業に手間取ると
いう問題があるとともに、長く取り回したインナケーブ
ル961〜972の遊び等のために操作レバー94の操
作フィーリングが悪くなるという問題があった。
【0006】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るもので、操作フィーリングに優れかつアッパレール上
へのシート組付け作業の手間を大幅に低減することが可
能な位置決め解除機構を有するシートスライド装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本第1発明では、車両フロアに配設されたロアレー
ル(2)と、当該ロアレール(2)上にこれに沿って移
動可能に設けられたアッパレール(1)と、当該アッパ
レール(1)に設けられ作動時に上記ロアレール(2)
に係合してアッパレール(1)を所定位置に位置決めす
る位置決め手段(3)と、アッパレール(1)に組み付
けられるシート(S0)に設けられて位置決め手段
(3)の作動を解除すべく操作される操作レバー(6
3)と、シート(S0)に設けられて、該シート(S
0)のシートバック(S1)を前倒させた際にこれに連
動して位置決め手段(3)の作動を解除する駆動片(6
7)を具備するシートスライド装置において、上記ア
ッパレール(1)に、押圧されて作動し上記位置決め手
段(3)による位置決め状態を解除する位置決め解除手
段(4)を設けるとともに、シート(S0)には上記位
置決め解除手段(4)を押圧する押し部材(83)と、
上記操作レバー(63)および駆動片(67)の各操作
力をそれぞれ上記押し部材(83)に伝達する伝達手段
(72,73,74,75,82)とを設け、シート
(S0)をアッパレール(1)に組み付けると、押し部
材(83)が位置決め解除手段(4)を押圧可能な位置
に配置されるようにする。
【0008】本第1発明においては、予めシート上で操
作レバーと駆動片とを伝達手段を介して押し部材に連結
しておき、車両組立てライン上でシートをアッパレール
に組付ける。シートをアッパレールに組付けると、シー
ト側の押し部材がアッパレール側の位置決め解除手段を
押圧可能な位置に配置される。すなわち、車両組立てラ
イン上ではシートをアッパレールに組付けるだけで良
く、従来のようなケーブルを取り回す作業がないため、
作業効率を向上させることができる。そして、従来のよ
うな操作レバーから左右のアッパレールに設けた位置決
め解除手段までのインナケーブルの長い取り回しが解消
できるから、操作レバーの操作フィーリングも改善され
る。
【0009】上記伝達手段は更に具体的には本第2発明
の構成とすることができる。すなわち、本第2発明では
上記伝達手段を、一のワイヤ(75)によって上記操作
レバー(63)に連結されて押し部材(83)を操作す
第1伝達部材(73)と、他のワイヤ(74)によっ
て上記駆動片(67)に連結されて第1伝達部材(7
3)を操作する第2伝達部材(72)とで構成し、これ
ら第1及び第2伝達部材(72,73)を共通のブラケ
ット(71)を介してシート(S0)に固定する。
【0010】本第2発明においては、直線的でかつ比較
的短いワイヤによって操作レバーと第1伝達部材、およ
び駆動片と第2伝達部材を連結することができるから、
操作レバー等の操作フィーリングをさらに向上させるこ
とができる。また、共通のブラケット上に第1伝達部材
および第2伝達部材を設けているから、取付け作業性に
優れている。
【0011】
【0012】本第発明では、上記操作レバー(63)
と上記第1伝達部材(73)との間に、第2伝達部材
(72)によって第1伝達部材(73)が作動させられ
た際にその作動力を上記操作レバー(63)に伝達しな
いようにする空振り機構(732)を設ける。本第
明においては、空振り機構を設けたことにより第1伝達
部材の作動力が操作レバーに伝達されないから、第2伝
達部材と駆動片を作動させる力が小さくて済む。
【0013】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1にシートスライド装置の全体
側面図を示し、図2にはその部分分解斜視図を示す。シ
ートスライド装置はアッパレール1(図1)を有し、ア
ッパレール1は左右一対設けられて(一方は図示略)そ
の前後端下面に配設されたローラ11により、車両フロ
ア上に平行に配設されたロアレール2(図4の符号92
参照)に沿って公知の構造で移動可能である。
【0015】二枚板で構成された各アッパレール1の前
端部寄りには位置決め片3が設けられており、位置決め
片3は板体間に上下に移動可能に挟持されている。位置
決め片3の下端には左右位置に爪体31,32が形成さ
れており、図1に示す下降進出位置では、爪体31,3
2がロアレール2の所定位置に設けられた位置決め穴
(図5の符号921,922参照)内に進入してアッパ
レール1の移動が規制され、位置決め状態となる。な
お、位置決め片3は図略のバネ体によって進出方向へ付
勢されている。
【0016】位置決め片3の上端には位置決め解除レバ
ー4の一端42が回動自在にピン結合されており、位置
決め解除レバー4はその中央をアッパレール1に設けた
軸体12により支持されて垂直面内で回動可能である。
位置決め解除レバー4の他端には円弧状に湾曲突出する
受け面411aを上方に向けた受け部41が形成されて
いる。なお、各アッパレール1の前後の端面には取付穴
13,14が開口し、端面内には取付穴13,14に連
通するウエルドナット15,16が設けられている。
【0017】左右のアッパレール1上にはシートS0が
載置されている。シートS0はシート本体Sとその下面
の左右両端に設けられたシートレッグ5A,5B(図
2)とで構成されている。シートレッグ5A,5Bは板
材を屈曲成形したもので、垂直姿勢で配設され、左右の
シートレッグ5A,5Bはその前端部と後端部で連結棒
51,52により互いに結合されている。前後の各連結
棒51,52には左右位置にそれぞれ取付ブラケット5
3,54が突設されて、取付ブラケット53がアッパレ
ール1A,1Bの前端面に設けた上記取付穴13にボル
ト17で結合され(図1)、取付ブラケット54はアッ
パレール1A,1Bの後端面に設けた取付穴14にボル
ト18で結合されている。
【0018】一方のシートレッグ5A上には長板状の支
持ステー6(図1)が垂直姿勢で設けられ、その両端部
61,62の下端がシートレッグ5Aの両端部上端にビ
ス止め固定されている。支持ステー6には前半部の板面
上に操作レバー63が設けられ、操作レバー63は基端
が軸体64に連結されて垂直面内で回動可能である。ま
た、支持ステー6の後端部にはシートバックS1をシー
トクッションS2上へ前倒可能とする公知のリクライニ
ング機構が設けられ(図示略)、当該リンクライニング
機構を作動させるリクライニングレバー65が付設され
ている。
【0019】リクライニングレバー65は中央がシート
バック回転軸66に回動自在に結合されて、両端がシー
トS0の前方(図1の左方)と後方へそれぞれ延び、後
端部は足踏み部651となって、後部座席の乗員が降車
する際に足でリクライニングレバー65を操作してシー
トバックS1を前倒させることができる。シートバック
回転軸66にはこれに中央を結合して駆動片67が設け
られ、駆動片67はシートバックS1の前倒に伴って図
1の鎖線で示すように反時計方向へ回動する。
【0020】シートレッグ5Aには板面の中央よりやや
後方寄りにブラケット71(図2)が設けられてこれに
一体に伝達アーム72,73が設けられている。伝達ア
ーム72はやや湾曲する弧状をなし、ブラケット71に
立設した軸体721に基端が回動自在に連結されるとと
もに、先端はワイヤ74によって上記駆動片67の一端
と連結されている。伝達アーム73は略ヘ字形に成形さ
れて、その屈曲部が、ブラケット71に回転自在に立設
された軸体731に固定され、一端はワイヤ75によっ
て上記操作レバー63の中間部と連結されている。
【0021】ここで、伝達アーム73の上記一端には図
3に示すような長孔732が形成してあり、ワイヤ75
の端部に設けたピン751が長孔732内にこれに沿っ
て移動自在に嵌装されている。上記伝達アーム73の他
端は伝達アーム72の先端近くに位置するとともに、当
該他端にはピン733が立設されている。なお、伝達ア
ーム72の先端部とブラケット71との間にはコイルバ
ネ76が張設され、また、伝達アーム73の一端側とシ
ートレッグ5Aの下縁との間にはコイルバネ77が張設
されている。
【0022】軸体731はシートレッグ5Aの板面を貫
通しており(図2)、その外周には、ウエルドナット8
11を先端板面に設けた連結片81が嵌着されるととも
に、軸体731の先端部には筒状駆動シャフト82の一
端開口821が相対回転可能に嵌装されている。駆動シ
ャフト82は上記軸体731とシートレッグ5Bの板面
との間に回転自在に架設されるとともに、上記開口82
1縁には径方向へ延びる板状連結部83が形成されて、
当該連結部83の先端と上記連結片81の先端がボルト
831で結合してある。駆動シャフト82の両端部外周
にはそれぞれ押しレバー83の基端が固定されており、
その先端は、左右のアッパレール1に設けた上記位置決
め解除レバー4(図1)の受け部41の直上に位置して
いる。
【0023】このような構造のシートスライド装置にお
いて、操作レバー63の先端把手部631を掴んでこれ
を引き上げると、ワイヤ75が上方へ引かれて伝達アー
ム73が軸体731を中心に図1の時計方向へ回動させ
られる。これに伴い、駆動シャフト82も同方向へ回転
して、各押しレバー83の先端がそれぞれ左右の各アッ
パレール1に設けた位置決め解除レバー4の受け部41
に当接し、当該レバー4を軸体12を中心に図1の時計
方向へ回動させる。これにより、位置決め片3が上昇さ
せられて、その爪体31,32がロアレール2の位置決
め穴内から脱出して位置決め状態が解除され、アッパレ
ール1の自由な移動が可能となる。
【0024】また、把手部652を掴んで、あるいは足
踏み部651を踏んでリクライニングレバー65を、リ
クライニング回転軸66を中心に図1の鎖線で示す位置
へ回動させて、リクライニング機構によりシートバック
S1を前倒させると、駆動片67が反時計方向へ回動し
て図1の鎖線位置へ至る。これにより、ワイヤ74が後
方へ引かれて伝達アーム72が図1の時計方向へ回動
し、回動途中で伝達アーム73のピン733に当接して
これを同方向へ回動させる。この結果、駆動シャフト8
2に設けた各押しレバー83が回動して、上記と同様に
位置決め解除レバー4が回動させられ位置決め片3が上
昇させられる。そして、爪体31,32が位置決め穴内
から脱出して位置決め状態が解除され、アッパレール1
の自由な移動が可能となる。この場合に、伝達アーム7
3が軸体731を中心に図1の時計方向へ回動してその
一端部が図3の矢印方向へ移動しても、ピン751が長
孔732内を相対移動することによって、いわゆる空振
り状態となり、ワイヤ75に操作力が伝達されることは
ない。
【0025】このような構造によれば、左右のアッパレ
ール1に予め位置決め片3と位置決め解除レバー4を内
設してこれらを車両フロアに固定された各ロアレール2
に組み付けておき、車両組立てライン上でシートS0を
設置する場合には、押しレバー83、駆動シャフト8
2、ブラケット71上の伝達アーム72,73、操作レ
バー63および駆動片67等を予め内設し、ワイヤ7
4,75でこれらを連結したシートS0のシートブラケ
ット5A,5Bを、ボルト17,18で上記アッパレー
ル1に連結する。したがって、車両組立て時に、従来の
ようなケーブルを取り回す作業は不要であるから、作業
をスムーズに行なうことができる。また、直線的でかつ
比較的短いワイヤによって操作レバー63と伝達アーム
73、および駆動片67と伝達アーム72を連結してい
るから、操作レバー63および駆動片67の操作フィー
リングが向上する。また、伝達アーム72,73を共通
のブラケット71上に設けているから、取付け作業性に
優れている。さらに、空振り用の長孔732を設けたこ
とにより、伝達アーム73の操作力はワイヤ75に伝達
されないから、伝達アーム72と駆動片67を作動させ
る力が小さくて済む。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明のシートスライド
装置によれば、位置決め解除機構の操作フィーリングに
優れるとともに、アッパレール上へのシート組付け作業
の手間を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す、シートスライド装
置を備えた車両用シートの透視側面図である。
【図2】シートスライド装置の要部分解斜視図である。
【図3】伝達レバー端部の拡大側面図である。
【図4】従来のシートスライド装置の分解斜視図であ
る。
【図5】位置決め片設置部の部分断面側面図である。
【符号の説明】 1…アッパレール、2…ロアレール、3…位置決め片、
4…位置決め解除レバー、5A,5B…シートレッグ、
54…駆動シャフト、56…押しレバー、57…伝達レ
バー、59…ワイヤ、63…操作レバー、67…駆動
片、71…ブラケット、72,73…伝達レバー、73
2…長孔、74,75…ワイヤ、82…駆動シャフト、
83…押しレバー、S0…シート、S1…シートバッ
ク。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両フロアに配設されたロアレールと、
    当該ロアレール上にこれに沿って移動可能に設けられた
    アッパレールと、当該アッパレールに設けられ作動時に
    前記ロアレールに係合して前記アッパレールを所定位置
    に位置決めする位置決め手段と、アッパレールに組み付
    けられるシートに設けられて前記位置決め手段の作動を
    解除すべく操作される操作レバーと、前記シートに設け
    られて、該シートのシートバックを前倒させた際にこれ
    に連動して前記位置決め手段の作動を解除する駆動片
    を具備するシートスライド装置において、前記アッパレ
    ールに、押圧されて作動し前記位置決め手段による位置
    決め状態を解除する位置決め解除手段を設けるととも
    に、前記シートには前記位置決め解除手段を押圧する押
    し部材と、前記操作レバーおよび前記駆動片の各操作力
    をそれぞれ前記押し部材に伝達する伝達手段とを設け
    前記シートを前記アッパレールに組み付けると、前記押
    し部材が前記位置決め解除手段を押圧可能な位置に配置
    されるようにしたことを特徴とするシートスライド装
    置。
  2. 【請求項2】前記伝達手段を、一のワイヤによって前記
    操作レバーに連結されて前記押し部材を操作する第1伝
    達部材と、他のワイヤによって前記駆動片に連結されて
    前記第1伝達部材を操作する第2伝達部材とで構成し、
    これら第1および第2伝達部材を共通のブラケットを介
    してシートに固定した請求項1に記載のシートスライド
    装置。
  3. 【請求項3】 前記操作レバーと前記第1伝達部材との
    間に、前記第2伝達部材によって前記第1伝達部材が作
    動させられた際にその作動力を前記操作レバーに伝達し
    ないようにする空振り機構を設けた請求項に記載のシ
    ートスライド装置。
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