JP3494023B2 - 半導体装置および半導体装置の駆動方法並びに電力変換装置 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の駆動方法並びに電力変換装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁ゲートバイポ
ーラトランジスタとダイオードを逆並列に接続した半導
体装置(以下IGBTモジュールと記す)と、該半導体
装置の駆動方法と、該半導体装置を備えた電力変換装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーエレクトロニクスの発展にともな
い、インバータ装置等の電力変換装置の高性能化,低騒
音化及び小型化が要求されている。このような要求に応
じることができる絶縁ゲートバイポーラトランジスタ
(以下IGBTと記す)はMOSFETの高速性とバイポーラ
トランジスタの高出力性を兼ね備えた電圧駆動型の素子
である。そのため、駆動回路は電流制御型の素子である
バイポーラトランジスタに比べ小型化できる。
【0003】IGBTは、通常、IGBTモジュールの
形で使用される。IGBTモジュールは逆並列に接続し
たIGBTとダイオードを一つのパッケージ内に組み込
み、外部に電極端子を取り出した半導体装置であり、主
にインバータなどの電力変換装置に使われる。
【0004】図4はIGBTモジュールを使ったインバ
ータ回路で、IGBT11からIGBT32はIGBT、D11から
D32はダイオード、101は三相誘導電動機を示す。
また、端子T1とT2は直流電源につながる。IGBT
モジュールとしては、一つのパッケージ内に、IGBT
とダイオードを一対だけ組み込んだもの、一相分の上ア
ームと下アームを組み込んだもの、更に3相分の上アー
ムと下アームを組み込んだもの等があり、用途によって
使い分けられる。
【0005】図4において、IGBT11とIGBT22をオンする
ことによりIGBT11,三相誘導電動機101,IGBT22を通
って電流が流れる。ここでIGBT22をオフにすると三相誘
導電動機を流れていた電流はIGBT11,三相誘導電動機,
ダイオードD21を介して環流する。再び、IGBT22をオ
ンとするとダイオードD21を流れていた電流がIGBT22
に流れる。図5はこのときのIGBTモジュールのスイ
ッチング波形を示したもので、図4の上アームのダイオ
ードD21のアノード電流IA とアノード・カソード電
圧VAK、下アームのIGBT22のコレクタ電流IC とコレク
タ・エミッタ間電圧VCEの波形である。IGBT22がオンす
るとダイオードD21の電流はオフし、IGBT22がオフす
ると再びダイオードD21に電流が流れる。
【0006】インバータ回路の低損失化のためにはIG
BTモジュールの低損失化が必要である。このため近年
IGBTのスイッチング損失とオン電圧を低減するため
の改良が進んでいる。
【0007】IGBTでは、定常オフ状態の時に素子に
加わる電圧を保持する役割を果たす低不純物濃度の半導
体層(通常低濃度のn型半導体層で、以後nベース層と
記述する。)に、電子と正孔を蓄積する事で低いオン電
圧を得ており、蓄積量を多くするほどオン電圧は低くな
る。しかし、その一方で蓄積電荷はターンオフ時に電力
損失を発生することから、オン電圧を小さくするほど多
くのターンオフ損失が発生する。そのため、IGBTを
電力変換装置に応用する上では、動作周波数や電源電圧
などを考慮し、定常オン状態の時に発生するオン損失と
ターンオフ時に発生するターンオフ損失、さらにはオフ
状態からオン状態に変化するときに発生するターンオン
損失の和が最小になるようなオン電圧に設定して使用さ
れる。
【0008】IGBTのオン電圧の値は、nベース層の
ライフタイムを調整することで電子と正孔の蓄積量を加
減して制御され、従来は、電子線を照射したライフタイ
ム制御が行われていた。電子線は物質を透過しやすく、
トータル厚み300から800μm程度の半導体素子を完
全に透過し、素子内に均一な結晶欠陥を作る。このた
め、nベース層内のライフタイムが一様に短くなり、オ
ン電圧が大きくなるという問題が有った。
【0009】これに対し、特開平9−121052 号公報に記
載のように、IGBTにヘリウムやプロトンなどの軽イ
オンを照射することで、局所的にライフタイムを短くす
るライフタイム制御(以後、局所ライフタイム制御と記
す)を施して、オン電圧を増加させることなくターンオ
フ時間やターンオフ損失を低減しようとする技術が知ら
れている。
【0010】また、ダイオードに関しても、特開昭55−
38058 号公報に記載のように局所ライフタイム制御を施
すことで、リーク電流を増加させることなく電流が順方
向から逆方向に変化するときの逆回復(リカバリー)時
間を短縮するとともに損失を低減する技術が知られてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、局所
ライフタイム制御によりIGBTとダイオードの損失を
個々に低減することができる。
【0012】これに対し、本発明の目的は、IGBTと
ダイオードを含むモジュール等の半導体装置の損失を低
減することにある。また、本発明の他の目的は電力損失
が少ない電力変換器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタとダイオードが
逆並列に接続される並列回路を有し、この並列回路に阻
止方向電圧を印加したとき、リーク電流が増加する第1
の電圧値と、リーク電流が増加し前記第1の電圧値より
も大きな第2の電圧値を有する。
【0014】このようなリーク電流と印加電圧の関係
は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ内及びダイオー
ド内の半導体領域に、それぞれ局所ライフタイム制御領
域を形成することにより得られる。阻止方向電圧により
絶縁ゲートバイポーラトランジスタ内及びダイオード内
の半導体領域に広がる空乏層が局所ライフタイム制御領
域に到達するとリーク電流が増加する。好ましくは、絶
縁ゲートバイポーラトランジスタでは、第1の電圧値に
おいて空乏層が局所ライフタイム制御領域に到達し、ダ
イオードでは、第2の電圧値において空乏層が前記局所
ライフタイム制御領域に到達するようにする。絶縁ゲー
トバイポーラトランジスタにおいては、局所ライフタイ
ム制御領域により、オン電圧の増加を抑制しながらター
ンオフ損失が低減される。ダイオードにおいては、逆回
復(リカバリー)時におけるノイズの発生を抑制しなが
らリカバリー電流による損失が低減される。従って、半
導体装置全体としての電力損失が低減される。
【0015】本発明による半導体装置を、直流電源に接
続して直流電圧を供給し、直流電圧を第1の電圧値と第
2の電圧値の間に設定して駆動することにより、半導体
装置で発生する電力損失が低減される。
【0016】さらに、本発明による半導体装置をオン・
オフスイッチングすることにより電力の変換を行う電力
変換装置では、半導体装置は直流電圧を供給する直流電
源に接続され、直流電圧が第1の電圧値と第2の電圧値
の間に設定される。従って、本発明による半導体装置で
発生する電力損失が低減されるので、電力変換装置の電
力損失が少なくなる。
【0017】本発明による半導体装置のさらに具体的な
構成は、次の通りである。絶縁ゲートバイポーラトラン
ジスタは、第1導電型の第1の半導体領域と、第1の半
導体領域に接し、局所ライフタイム制御領域を有する第
2導電型の第2の半導体領域と、第2の半導体領域に接
する第1導電型の第3の半導体領域と、第3の半導体領
域内に位置する第2導電型の第4の半導体領域と、を有
する。第1の半導体領域には、第1の主電極が低抵抗接
触(オーミック接触)する。第3の半導体領域及び第4
の半導体領域には、第2の主電極が低抵抗接触(オーミ
ック接触)する。第3の半導体領域の表面上には、絶縁
膜を介して絶縁ゲートが設けられる。ダイオードは、局
所ライフタイム制御領域を有する第2導電型の第5の半
導体領域と、第5の半導体領域に接する第1導電型の第
6の半導体領域と、を有する。第5の半導体領域には、
第3の主電極が低抵抗接触し、第6の半導体領域には、
第4の主電極が低抵抗接触する。第1の主電極と第3の
主電極とが電気的に接続され、かつ第2の主電極と第4
の主電極とが電気的に接続されることにより、絶縁ゲー
トバイポーラトランジスタとダイオードは、逆並列に接
続される。
【0018】絶縁ゲートバイポーラトランジスタにおけ
る第2の半導体領域は、好ましくは、第1の半導体領域
に接する第1の部分と、第1の部分及び第3の半導体領
域と接し、第1の部分よりも不純物濃度が低い第2の部
分と、を有する。そして、第2の半導体領域における局
所ライフタイム制御領域は、第1の部分と第2の部分の
境界を含む第1の部分と第2の部分にまたがる領域に位
置することが好ましい。また、ダイオードにおける第5
の半導体領域は、好ましくは、第3の主電極に接する第
3の部分と、第3の部分及び第6の半導体領域と接し、
第3の部分よりも不純物濃度が低い第4の部分と、を有
する。第5の半導体領域における局所ライフタイム制御
領域は、第4の部分内に位置することが好ましい。
【0019】なお、上記の第1及び第2導電型は、それ
ぞれp型またはn型であり、互いに反対の導電型であ
る。また、第1及び第2の主電極は、それぞれ、絶縁ゲ
ートバイポーラトランジスタのコレクタ電極及びエミッ
タ電極に対応し、第3及び第4の主電極は、それぞれ、
カソード電極及びアノード電極に対応する。また、上記
の第1及び第3の部分はいわゆるバッファ層に対応し、
第2及び第4の部分は低濃度ベース層に対応する。
【0020】局所ライフタイム制御領域の構成等の、絶
縁ゲートバイポーラトランジスタとダイオードの並列回
路を有する半導体装置の電力損失を低減するための、他
の好ましい構成については、以下の説明で明らかになる
であろう。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例であるI
GBTモジュールを示す。金属製のヒートシンク板61
1の上には絶縁板69が設けられ、さらにその上には金
属板65が設けられる。金属板65の上には、IGBT66お
よびダイオード67が配置される。IGBT66のコレクタ電
極とダイオード67のカソード電極は、共に金属板65
を介してコレクタ端子62に接続される。また、配線6
8によりIGBT66のエミッタ電極とダイオード67のアノ
ード電極が共にエミッタ電極板64を通してエミッタ端
子61に接続され、IGBT66のゲート電極がゲート電極板
610を通してゲート端子63に接続される。従って、
IGBT66とダイオード67は逆並列に接続される。以上の
構成が、プラスチックパッケージ612に内蔵され、各
端子がプラスチックパッケージの612の外部に取り出
される。
【0022】図2は、図1のIGBTモジュールのエミ
ッタ端子61とコレクタ端子62との間におけるリーク
電流を示す。リーク電流は、低電圧側で電流が増加する
第一の増加点とこれより高電圧側で電流が増加する第二
の増加点を示す。尚、図2は定格耐圧3300Vのモジ
ュールの結果で、第一の増加を開始する電圧が約800
V、第二の増加を開始する電圧が約2500Vとなって
いる。尚、3800V付近の急激な増加はアバランシェ
によるもので、リーク電流は急激に増大する。
【0023】図3は、図1におけるIGBT66とダイオード
67断面構造と接続形態を示す。ここで半導体のp型導
電型を表わすのにp+ ,p,p- という記号を用いる
が、この順に不純物濃度が低くなる。n型導電型を表わ
すn+ ,n,n- についても同様である。IGBT66におい
ては、p+ シリコン基板27上にこれより低不純物濃度
のn層26を形成しさらにその上にn層より低不純物濃
度のn- 層29を形成し、n- 層29の表面部にこれよ
り高不純物濃度のp+ 層25を選択的に形成し、さらに
このp+ 層25領域中の表面部にp+ 層より高不純物濃
度のn+ 層24を選択的に形成する。n- 層29とn+
層24に挟まれたp+ 層25の表面部をチャネル領域と
してこの上にゲート絶縁膜22、さらにその上にゲート
電極21を配置し、p+ 層25とn+ 層24に共通に接
続するエミッタ電極23,p+ シリコン基板に接続する
コレクタ電極28を有し、n層26とn- 層29に接す
るように局所ライフタイム制御領域210が設けられた
構造となっている。局所ライフタイム制御領域210
は、n層26とn- 層29との境界付近を含む両層に又
がる領域に形成される。ダイオードは、n+ 基板44上
にこれより低不純物濃度のn- 層47を形成し、n-
47の表面部にこれより高不純物濃度のp+ 層42を形
成し、n+ 基板44に接続するカソード電極46,p+
層42に接続するアノード電極41を有し、n- 層47
の中央部よりもカソード電極46に近い領域側には局所
ライフタイム制御領域45が設けられている。IGBT
のコレクタ電極28とダイオードのカソード電極46が
接続され、IGBTのエミッタ電極23とダイオードの
アノード電極41が接続され、IGBTとダイオードは
逆並列に接続される。尚、IGBTの局所ライフタイム
制御はコレクタ側からヘリウムを、ダイオードの局所ラ
イフタイム制御はアノード側からプロトンを照射して行
っている。
【0024】以下、本発明者が行った検討結果について
述べる。
【0025】局所ライフタイム制御を施したIGBTと
ダイオードからなるモジュールでスイッチング特性を測
定したところ、図2に示すようなリーク電流特性を示す
モジュールで最も損失が少なくなることを発見した。ま
た、電源電圧を、リーク電流が増加する低電圧側の第一
の逆方向電圧とこれより高電圧側でリーク電流が増加す
る第二の逆方向電圧の間に設定すると、より損失が低減
することを発見した。この原因を明らかにするため、図
2の漏洩(リーク)電流特性を示すモジュールのIGB
Tとダイオードの構造を詳細に分析したところ以下のこ
とが明らかになった。測定に使用したモジュールの定格
耐圧は3300Vで、IGBTとダイオードのn- 層の
厚さはそれぞれ350μmと400μmで、n- 層の比
抵抗は400Ω・cmと200Ω・cmである。IGBTで
はn層26とn- 層29に接するように局所ライフタイ
ム領域210が、ダイオードではn- 層47のカソード
電極46側には局所ライフタイム制御領域45が設けら
れている。各局所ライフタイム制御部の位置は、IGB
Tでは主接合J1から320μm、ダイオードでは主接
合J41から370μmのところに局所ライフタイム制
御の端部がある。したがって、第一の増加開始電圧はI
GBTの局所ライフタイム制御部、また第二の増加開始
電圧はダイオードの局所ライフタイム制御部による。そ
して、電源電圧をこれら二つの増加開始電圧の間に設定
することは、IGBTでは空乏層が局所ライフタイム制
御部に到達し、ダイオードでは到達しない条件である。
【0026】ところで、IGBTのターンオフ損失を最
も効果的に抑制するには、n- 層中の蓄積キャリアは、
空乏層内の電界によって短時間のうちに吐き出し、さら
に、p+ 層27からの正孔の再注入を防止することがよ
い。ターンオフ時、IGBTでは空乏層が主接合J1か
らコレクタ電極28側に向かって広り、同時に正孔はp
+ 層25に、電子はn層26に移動する。空乏層は電源
電圧E1で決まる幅まで広がり固定されるが、空乏層外
のキャリアのうち正孔が空乏層内に移動し続けるため
に、電子が過剰になるのを防止するようにp+ 層27か
ら正孔が注入され続ける。したがって、IGBTで正孔
の再注入を効果的に抑制するには、空乏層の端部に局所
ライフタイム制御部があり、空乏層端のキャリアが短時
間のうちに低減することがよい。n層26を有するパン
チスルー型のIGBTではn層26を部分的含む位置
に局所ライフタイム制御を施せば、空乏層はn層26に
接してそれ以上広がらないので、電源電圧に依存せず空
乏層端のキャリアを短時間に低減できることになり、正
孔の再注入を抑制するには最も効果的な場所である。こ
れに対し、ダイオードではリカバリー電流の急激な減少
に伴うノイズの発生を防止するため、主接合J41から
広がる空乏層がn+ 層44に到達してはいけない。その
ため、空乏層とn+ 層44の間にはキャリアを残留させ
る領域を設けるが、この部分のライフタイムが長いと損
失が大きくなる。これを防止するにはキャリアが残留す
る領域のライフタイムを適度に短くすればよく、ダイオ
ードでは空乏層とn+ 層44の間に局所ライフタイム制
御することが損失低減のために有効である。
【0027】以上のことから、局所ライフタイム制御を
施す部分は、IGBTがn- 層29とn層26を部分的
に含む場所、ダイオードがn- 層47とp+ 層42の接
合J41から広がる空乏層の外側であることが良い。漏
洩電流が増加する第一の増加電圧以上の電圧を印加すれ
ば、IGBTの空乏層端部は局所ライフタイム制御部に
接することから、ターンオフ損失が少なくなる。一方、
ダイオードでは、漏洩電流が増加する第二の増加電圧よ
り低い電源電圧であれば、局所ライフタイム制御部は空
乏層の外に位置することから、リカバリー損失が低減で
きる。
【0028】図6は、IGBTのターンオフ損失とダイ
オードのリカバリー損失の局所ライフタイム制御領域の
幅依存性である。局所ライフタイム制御領域の幅は、注
入イオン種分布の半値幅で示している。IGBTモジュ
ールの定格電圧は3300V、測定電源電圧は1500
Vの時の結果で、損失はIGBTの最小損失で規格化し
ている。n- 層の厚さは、IGBTが350μmでダイ
オードが400μmである。IGBTでは半値幅が5μ
mより小さいか100μmを超えると損失が増加するの
に対し、ダイオードは10μmより小さいか200μm
を超えると増加している。したがって、IGBTモジュ
ールの低損失化のためには、IGBTの局所ライフタイ
ム制御領域の幅をダイオードのそれより狭くすることが
良い。
【0029】また、イオン種はIGBTはコレクタ層2
8側から、ダイオードはアノード電極41側から照射す
ることがよい。イオン種は停止した部分だけでなく、通
過した位置にも欠陥を発生させるために、IGBTでエ
ミッタ電極23側から照射するとn- 層全体のライフタ
イムが短くなる。n- 層のライフタイムが短くなると、
オン電圧が増大するため、損失の増大を招く。これに対
し、コレクタ層28側からイオン種を照射すれば、n-
層内において、欠陥はn層26の付近に部分的に発生す
るので、オン電圧の増大が抑制できる。一方、ダイオー
ドでは、ソフトなリカバリー特性のために、リカバリー
電流のピーク値を低減することが望ましい。リカバリー
電流のピーク値はn- 層47とp+ 層42の近傍のキャ
リア濃度に依存するため、これを低減することが不可欠
である。このため、ダイオードでは、アノード電極側か
らイオン種を注入して、J41付近のキャリアを低減す
ることが望ましい。
【0030】イオン種分布の幅と損失の関係について、
耐圧の異なるIGBTとダイオードで個々に比較した。
一般に、耐圧の高い素子ほどn- 層29および47の幅
を厚くする必要がある。これはn- 層で耐圧を保持する
ためである。図7は、耐圧3300Vと5000VのI
GBT素子を比較した結果で、注入イオン種の半値幅は
- 層の幅Wn- で規格化している。n- 層の幅は33
00Vが350μm、5000Vが550μmで、n-
層の幅は各耐圧を得るために必要な幅である。ダイオー
ドについても同様の比較をした結果、図8に示すような
結果が得られた。ダイオードのn- 層の幅は3300V
が400μm、5000Vは700μmで、十分な残留
キャリアを供給しソフトなリカバリー特性を得るために
必要な幅である。尚、測定した電源電圧は3300Vの
素子が1500Vで、5000Vの素子は3000Vであ
る。これらの結果から明らかなように、損失を低減する
注入イオン種分布の半値幅λとn-層の幅Wn-の間には
関係があり、IGBTは0.014≦λ/Wn-≦0.
3、一方ダイオードは0.05≦λ/Wn-≦0.5の範
囲でn- 層の幅に依存せず損失が最小になる。図6,図
7,図8の結果から、IGBTモジュールの損失を低減
して通電電流を増加させるためには、IGBTの局所ラ
イフタイム制御部の幅をダイオードのそれより狭くする
と共に、前記の範囲にすることが最適であることが新た
に見いだされる。
【0031】IGBTの局所ライフタイム制御部の幅
は、ダイオードのそれより狭く、かつIGBTでは空乏
層が局所ライフタイムへ到達し、ダイオードでは到達し
ない電源電圧で駆動することが最もよい。したがって、
損失を低減するためには、図2の特性のようにリーク電
流が増加する第一の逆方向電圧及び第二の逆方向電圧を
有するモジュールを使用して電力変換装置を構成し、電
源電圧を第一の逆方向電圧と第二の逆方向電圧の間に設
定して駆動することが好ましい。
【0032】図9は本発明を実施した電力用インバータ
装置の主回路の一例である。図中の点線で囲んだ部分、
すなわちIGBTとダイオードとが逆並列に接続される
並列回路部に図1のモジュールが適用されている。本イ
ンバータ装置は、一対の直流端子T1およびT2、なら
びに交流の相数に等しい3個の交流端子T3,T4,T
5を備え、直流端子に直流電源を接続しIGBTモジュ
ールM11〜M32内のIGBTをスイッチングするこ
とにより、直流電力を交流電力に変換して交流端子へ出
力する。直流端子には、直列接続された二つのモジュー
ルM11とM12,M21とM22,M31とM32の各
両端子が接続される。二つのモジュールの直列接続点か
らは交流端子が取り出される。
【0033】本図において、点線で囲んだIGBTとダ
イオードの逆並列回路は、図1に示したIGBTモジュ
ールにより構成される。従って、IGBTとダイオード
の損失が低減されるので、インバータ装置の電流利用率
が向上し、装置を小型化できる。また、モジュールの損
失が低減するので変換効率も大幅に向上する。
【0034】
【発明の効果】以上、本発明によれば、IGBTモジュ
ールの損失が低減できる。これにより、インバータ装置
の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したIGBTモジュールを示す
図。
【図2】IGBTモジュールの逆方向電圧特性。
【図3】IGBTモジュール内のIGBTおよびダイオ
ードの断面図。
【図4】IGBTモジュールを使ったインバータ回路
図。
【図5】IGBTモジュールのスイッチング波形。
【図6】IGBTモジュールのターンオフ損失およびリ
カバリー損失と注入イオン種分布の半値幅の関係。
【図7】IGBTモジュールのターンオフ損失の注入イ
オン種分布の半値幅とn- 層の幅の比に対する関係。
【図8】IGBTモジュールのリカバリー損失の注入イ
オン種分布の半値幅とn- 層の幅の比に対する関係。
【図9】本発明を実施した電力用インバータ装置の主回
路の一例。
【符号の説明】
6…IGBTモジュール、45,210…局所ライフタ
イム制御部、66…IGBT、67…ダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 睦宏 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (56)参考文献 特開 平7−283401(JP,A) 特開 平9−121052(JP,A) 特開 平10−150208(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/78 H01L 21/336

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁ゲートバイポーラトランジスタとダイ
    オードとを逆並列に接続した並列回路を有する半導体装
    置において、 前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタと前記ダイオー
    ドとがそれぞれ局所ライフタイム制御領域を有し、 前記並列回路に阻止方向電圧を印加したとき、前記絶縁
    ゲートバイポーラトランジスタで、空乏層が前記ライフ
    タイム制御領域に到達しリーク電流が増加する第1の電
    と、前記ダイオードで、空乏層が前記局所ライフタ
    イム制御領域に到達しリーク電流が増加する第2の電圧
    値とを有し、 前記第1の電圧値より前記第2の電圧値が大きいことを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記絶縁ゲートバイポ
    ーラトランジスタの前記局所ライフタイム制御領域の半
    導体基板深さ方向の幅が前記ダイオードの前記局所ライ
    フタイム制御領域の半導体基板深さ方向の幅よりも狭い
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】絶縁ゲートバイポーラトランジスタとダイ
    オードとを逆並列に接続した並列回路を有する半導体装
    置において、 前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタと前記ダイオー
    ドとがそれぞれ局所ライフタイム制御領域を有し、 絶縁ゲートバイポーラトランジスタの局所ライフタイム
    制御領域の半導体基板深さ方向の幅が、ダイオードの局
    所ライフタイム制御領域の半導体基板深さ方向の幅より
    も狭く、 前記並列回路に阻止方向電圧を印加したとき、リーク電
    流が増加する第1の電圧と、リーク電流が増加し前記
    第1の電圧値より大きな第2の電圧値とを有し、 前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタ及び前記ダイオ
    ードの低濃度ベース層の厚さWn- と、前記局所ライフ
    タイム制御領域の半値幅λとが、前記絶縁ゲートバイポ
    ーラトランジスタでは0.0145≦(λ/Wn-)≦0.
    3 を満たし、前記ダイオードでは0.05≦(λ/Wn
    -)≦0.5 を満たすことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】絶縁ゲートバイポーラトランジスタとダイ
    オードとを逆並列に接続した並列回路を有する半導体装
    置において、 前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタは、第1導電型
    の第1の半導体領域と、前記第1の半導体領域に接し、
    局所ライフタイム制御領域を有する第2導電型の第2の
    半導体領域と、前記第2の半導体領域に接する第1導電
    型の第3の半導体領域と、前記第3の半導体領域内に位
    置する第2導電型の第4の半導体領域と、前記第1の半
    導体領域に低抵抗接触(オーミック接触)する第1の主
    電極と、前記第3の半導体領域及び前記第4の半導体領
    域とに低抵抗接触する第2の主電極と、前記第3の半導
    体領域の表面上に絶縁膜を介して設けられる絶縁ゲート
    を有し、 前記ダイオードは、局所ライフタイム制御領域を有する
    第2導電型の第5の半導体領域と、前記第5の半導体領
    域に接する第1導電型の第6の半導体領域と、前記第5
    の半導体領域に低抵抗接触する第3の主電極と、前記第
    6の半導体領域に低抵抗接触する第4の主電極と、を備
    え、 前記第1の主電極と前記第3の主電極とが電気的に接続
    され、前記第2の主電極と前記第4の主電極とが電気的
    に接続されていて、 該並列回路に阻止方向電圧を印加したとき、リーク電流
    が増加する第1の電圧値と、リーク電流が増加し前記第
    1の電圧値よりも大きな第2の電圧値を有することを特
    徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記第2の半導体領域は、前記第1の半導体領域に接す
    る第1の部分と、前記第1の部分及び前記第3の半導体
    領域と接し、前記第1の部分よりも不純物濃度が低い第
    2の部分と、を有し、前記第2の半導体領域における前
    記局所ライフタイム制御領域は、前記第1の部分と前記
    第2の部分の境界を含む前記第1の部分と第2の部分に
    またがる領域に位置し、 前記第5の半導体領域は、前記第3の主電極に接する第
    3の部分と、前記第3の部分及び前記第6の半導体領域
    と接し、前記第3の部分よりも不純物濃度が低い第4の
    部分と、を有し、前記第5の半導体領域における前記局
    所ライフタイム制御領域は、前記第4の部分内に位置す
    ることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5の何れか1項に記載
    の半導体装置において、 前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタと、前記ダイオ
    ードとが別々のシリコン半導体基板に形成されていて、
    かつ、前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタと、前記
    ダイオードとが同じパッケージに内蔵されていることを
    特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】絶縁ゲートバイポーラトランジスタとダイ
    オードとを逆並列に接続した並列回路を有する半導体装
    置の駆動方法において前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタと前記ダイオー
    ドとがそれぞれ局所ライフタイム制御領域を備え、 前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタが、阻止方向電
    圧を印加したとき、前記絶縁ゲートバイポーラトランジ
    スタの空乏層が前記ライフタイム制御領域に到達しリー
    ク電流が増加する第1の電圧値を有し、 前記ダイオードが、阻止方向電圧を印加したとき、前記
    ダイオードの空乏層が前記局所ライフタイム制御領域に
    到達しリーク電流が増加する第2の電圧値を有するもの
    であって、 該第2の電圧値が前記第1の電圧値より大きな値であ
    り、 前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタと前記ダイオー
    ドとを逆並列に接続した並列回路である半導体装置に
    流電源接続して直流電圧を供給し、直流電圧を前記
    第1の電圧値と前記第2の電圧値の間の値に設定する
    ことを特徴とする半導体装置の駆動方法。
  8. 【請求項8】半導体装置をオン・オフスイッチングする
    ことにより電力の変換を行う電力変換装置であって、 前記半導体装置が、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ
    とダイオードが逆並列に接続される並列回路を有し、前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタと前記ダイオー
    ドとがそれぞれ局所ライフタイム制御領域を備え、 前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタが、阻止方向電
    圧を印加したとき、前記絶縁ゲートバイポーラトランジ
    スタの空乏層が前記ライフタイム制御領域に到達しリー
    ク電流が増加する第1の電圧値を有し、 前記ダイオードが、阻止方向電圧を印加したとき、前記
    ダイオードの空乏層が前記局所ライフタイム制御領域に
    到達しリーク電流が増加する第2の電圧値を有するもの
    であって、 該第2の電圧値が前記第1の電圧値より大きな値であ
    り、 前記半導体装置は直流電圧を供給する直流電源に接続さ
    れ、 直流電圧が前記第1の電圧値と前記第2の電圧値
    の値に設定されることを特徴とする電力変換装置。
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