JP3493342B2 - 推進装置 - Google Patents
推進装置Info
- Publication number
- JP3493342B2 JP3493342B2 JP2000585149A JP2000585149A JP3493342B2 JP 3493342 B2 JP3493342 B2 JP 3493342B2 JP 2000585149 A JP2000585149 A JP 2000585149A JP 2000585149 A JP2000585149 A JP 2000585149A JP 3493342 B2 JP3493342 B2 JP 3493342B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propulsion
- actuator
- cartridge
- soft
- dispensing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M5/315—Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
- A61M5/31565—Administration mechanisms, i.e. constructional features, modes of administering a dose
- A61M5/31576—Constructional features or modes of drive mechanisms for piston rods
- A61M5/31578—Constructional features or modes of drive mechanisms for piston rods based on axial translation, i.e. components directly operatively associated and axially moved with plunger rod
- A61M5/3158—Constructional features or modes of drive mechanisms for piston rods based on axial translation, i.e. components directly operatively associated and axially moved with plunger rod performed by axially moving actuator operated by user, e.g. an injection button
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M2005/3125—Details specific display means, e.g. to indicate dose setting
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M5/315—Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
- A61M5/31511—Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod
- A61M2005/31518—Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod designed to reduce the overall size of an injection device, e.g. using flexible or pivotally connected chain-like rod members
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/50—General characteristics of the apparatus with microprocessors or computers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/24—Ampoule syringes, i.e. syringes with needle for use in combination with replaceable ampoules or carpules, e.g. automatic
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Hematology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Adornments (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【０００１】（関連出願の相互参照）
本出願は、１９９８年１２月３日に独国で出願された出
願ＤＥ１９８５５７６４．７に基づく優先権を主張する
ものであって、該出願の開示内容は本明細書の一部を成
す。
願ＤＥ１９８５５７６４．７に基づく優先権を主張する
ものであって、該出願の開示内容は本明細書の一部を成
す。
【０００２】（技術分野）
本発明は力を直線方向へ伝達するための推進装置（urgi
ng device）であって、該力を伝達するためのかみ合い
部を有する推進機構を具有する推進装置に関する。本発
明はさらに、容器本体および該容器本体内の内容物を分
配するために組み込まれた該推進装置を保有する分配キ
ットに関する。該内容物は錠剤もしくはカプセル（ゲル
カプセルを含む）のような固体または流体、例えば、液
体もしくはペースト等であってもよく、また、該内容物
は、ユーザーによって調節される並進が印加されて容器
本体内を移動するプランジャーによって該容器本体から
押し出されるのに適合するものである。
ng device）であって、該力を伝達するためのかみ合い
部を有する推進機構を具有する推進装置に関する。本発
明はさらに、容器本体および該容器本体内の内容物を分
配するために組み込まれた該推進装置を保有する分配キ
ットに関する。該内容物は錠剤もしくはカプセル（ゲル
カプセルを含む）のような固体または流体、例えば、液
体もしくはペースト等であってもよく、また、該内容物
は、ユーザーによって調節される並進が印加されて容器
本体内を移動するプランジャーによって該容器本体から
押し出されるのに適合するものである。
【０００３】（背景技術）
上記のタイプの推進装置は既知であって、例えば、米国
特許第５７６５３２０号明細書に開示されている。該明
細書に開示されている推進装置は、ドラム４としての線
状アクチュエーター、該ドラムに巻きつけられた剛性軟
質リボン１、該ドラム上のリボンが少なくとも部分的に
解けるように該ドラムを回転させる装置、リボンを漸進
的に環状形態にするための案内漏斗５、および直線経路
内で移動されるべき対象物に連結するために該リボンの
自由端に配置された付属装置１１を具備する。従って、
該アクチュエーターは回転運動を直線運動に変換する。
特許第５７６５３２０号明細書に開示されている。該明
細書に開示されている推進装置は、ドラム４としての線
状アクチュエーター、該ドラムに巻きつけられた剛性軟
質リボン１、該ドラム上のリボンが少なくとも部分的に
解けるように該ドラムを回転させる装置、リボンを漸進
的に環状形態にするための案内漏斗５、および直線経路
内で移動されるべき対象物に連結するために該リボンの
自由端に配置された付属装置１１を具備する。従って、
該アクチュエーターは回転運動を直線運動に変換する。
【０００４】さらに、独国公開公報ＤＥ２１６２９３８
には、２つの回転性ドラム３および４にそれぞれ巻きつ
け可能な２つの部材から成る可変長を有する推力牽引力
エレメントが開示されている。図１および図４に示すよ
うに、各々の巻きつけ可能な部材は、ドラム３および４
に巻きつけたときに、他の巻きつけ可能部材を形態適合
的にかみ合って収容する多数の突起と該突起に対応する
くぼみを有する。各々の巻きつけ可能エレメントはその
一方の面上に、回転可能な歯状ギア部材１５によって駆
動されるように適合した歯状部を有する。２つの巻きつ
け可能な部材のかみ合いによって硬質の部材もしくはロ
ッドが形成される。
には、２つの回転性ドラム３および４にそれぞれ巻きつ
け可能な２つの部材から成る可変長を有する推力牽引力
エレメントが開示されている。図１および図４に示すよ
うに、各々の巻きつけ可能な部材は、ドラム３および４
に巻きつけたときに、他の巻きつけ可能部材を形態適合
的にかみ合って収容する多数の突起と該突起に対応する
くぼみを有する。各々の巻きつけ可能エレメントはその
一方の面上に、回転可能な歯状ギア部材１５によって駆
動されるように適合した歯状部を有する。２つの巻きつ
け可能な部材のかみ合いによって硬質の部材もしくはロ
ッドが形成される。
【０００５】従来技術による推進装置は空間を効率的に
利用していないという欠点がある。例えば、これらの装
置は推進装置の一部を収容するために単一の大きな領域
を必要とするか（米国特許第５７６５３２０号明細書参
照）、または複雑なマルチ部材と協働機構を必要とする
（ＤＥ２１６２９３８参照）。
利用していないという欠点がある。例えば、これらの装
置は推進装置の一部を収容するために単一の大きな領域
を必要とするか（米国特許第５７６５３２０号明細書参
照）、または複雑なマルチ部材と協働機構を必要とする
（ＤＥ２１６２９３８参照）。
【０００６】上記のタイプのディスペンサーは調合され
た量の流体または錠剤もしくはカプセルを収納して分配
するために使用される。ある場合には、分配または調合
されるべき量はミリメーターの単位である。このような
少量の内容物を有する滴下瓶は経口的または局所的に計
量分配投与のために使用される。この場合、内容物が流
体の場合、流体は予め決められた処方箋に従って滴下状
態で計量分配される。
た量の流体または錠剤もしくはカプセルを収納して分配
するために使用される。ある場合には、分配または調合
されるべき量はミリメーターの単位である。このような
少量の内容物を有する滴下瓶は経口的または局所的に計
量分配投与のために使用される。この場合、内容物が流
体の場合、流体は予め決められた処方箋に従って滴下状
態で計量分配される。
【０００７】米国特許第５３３０７２１号明細書には、
調合ラック５、該ラック内に配置された調合歯状体１
４、該調合歯状体とかみ合うストライク８、ギア１６を
介して該配合ラックに連結された充填ラック１３、スト
ライカースプリング１２および最後の全長ストロークの
後で該ストライカースプリング張力を開放させるための
開放部材を具有するステップピペットが開示されてい
る。この特許による解決策は、最後の調合液がピペット
から確実に分配されるようにすることである。
調合ラック５、該ラック内に配置された調合歯状体１
４、該調合歯状体とかみ合うストライク８、ギア１６を
介して該配合ラックに連結された充填ラック１３、スト
ライカースプリング１２および最後の全長ストロークの
後で該ストライカースプリング張力を開放させるための
開放部材を具有するステップピペットが開示されてい
る。この特許による解決策は、最後の調合液がピペット
から確実に分配されるようにすることである。
【０００８】米国特許第４９５４０００号明細書には、
円筒状容器１内に収容されたコンパクト製品３のディス
ペンサーが開示されている。該製品は容器内を並進移動
可能なプランジャー４を介して放出される。該プランジ
ャーはナット９と協働するねじ込みロッド５の端部に装
着される。該ロッドは押ボタン８によって段階的に増大
しながら回転駆動される。機構とナットのサポート７は
容器に対してねじ山によって移動可能である。ロッド５
と協働するナットは直径面に沿ってスリットし、これに
よって、ハーフナットが伸びたときに該ロッドは再び押
圧される。容器は円錐台状表面１ｃを有しており、該表
面は、機構が全容器の底部に位置するときにハーフスク
リューを確実に挟む。
円筒状容器１内に収容されたコンパクト製品３のディス
ペンサーが開示されている。該製品は容器内を並進移動
可能なプランジャー４を介して放出される。該プランジ
ャーはナット９と協働するねじ込みロッド５の端部に装
着される。該ロッドは押ボタン８によって段階的に増大
しながら回転駆動される。機構とナットのサポート７は
容器に対してねじ山によって移動可能である。ロッド５
と協働するナットは直径面に沿ってスリットし、これに
よって、ハーフナットが伸びたときに該ロッドは再び押
圧される。容器は円錐台状表面１ｃを有しており、該表
面は、機構が全容器の底部に位置するときにハーフスク
リューを確実に挟む。
【０００９】従来技術によるディスペンサーは、分配さ
れるべき内容物が収容された容器の長手方向に沿って延
びた推進機構を利用するために、特に、ディスペンサー
をユーザーのポケットまたはハンドバックに入れて携帯
するのに適したライフスタイル用品、例えば、終日規則
的に滴下させるための液滴下ディスペンサーとして利用
する場合にスペースの有効利用ができないという欠点が
ある。従来技術によるディスペンサーを使用する場合に
は、該ディスペンサーは長すぎて実用的でないために、
ユーザーによるその持ち運びは面倒なものとなる。さら
に、容器内の内容物を計量分配するためにこの種のディ
スペンサーが具有する機構は一般的には複雑な機構であ
る。さらにまた、従来技術によるディスペンサーの送給
機構は、特に、送給後にディスペンサーの液状内容物の
「したたり」をもたらすことが多いので、該内容物の不
必要な無駄とディスペンサー保持手段の汚損がもたらさ
れる。
れるべき内容物が収容された容器の長手方向に沿って延
びた推進機構を利用するために、特に、ディスペンサー
をユーザーのポケットまたはハンドバックに入れて携帯
するのに適したライフスタイル用品、例えば、終日規則
的に滴下させるための液滴下ディスペンサーとして利用
する場合にスペースの有効利用ができないという欠点が
ある。従来技術によるディスペンサーを使用する場合に
は、該ディスペンサーは長すぎて実用的でないために、
ユーザーによるその持ち運びは面倒なものとなる。さら
に、容器内の内容物を計量分配するためにこの種のディ
スペンサーが具有する機構は一般的には複雑な機構であ
る。さらにまた、従来技術によるディスペンサーの送給
機構は、特に、送給後にディスペンサーの液状内容物の
「したたり」をもたらすことが多いので、該内容物の不
必要な無駄とディスペンサー保持手段の汚損がもたらさ
れる。
【００１０】（発明の開示）
（発明が解決しようとする技術的課題）
本発明が解決しようとする技術的課題は、力を直線状に
伝達するための推進装置であって、従来技術による推進
装置に代替しうるスペース節約を可能にする簡単化され
た推進装置を提供することである。本発明の別の目的
は、本発明による推進装置を利用する分配キットであっ
て、従来技術によるディスペンサーに比べて長手方向が
短縮されて持ち運びと取扱いが容易な分配キットを提供
することである。
伝達するための推進装置であって、従来技術による推進
装置に代替しうるスペース節約を可能にする簡単化され
た推進装置を提供することである。本発明の別の目的
は、本発明による推進装置を利用する分配キットであっ
て、従来技術によるディスペンサーに比べて長手方向が
短縮されて持ち運びと取扱いが容易な分配キットを提供
することである。
【００１１】（その解決方法）
上記の目的および本明細書の説明が進むに従って明らか
になるその他の目的は次の推進装置、即ち、（ｉ）推進
アクチュエーターおよび（ii）推進方向へ移動されるべ
き部材を並進運動させるために該推進アクチュエーター
によって推進方向へ作動可能なように配置された推進機
構であって、該推進アクチュエーターによる作動によっ
て、少なくともその第一部分が第一方向へ移動すると共
に、その第二部分が該第一方向とは異なる第二方向へ移
動する構造を有する推進機構を具備する推進装置によっ
て達成された。
になるその他の目的は次の推進装置、即ち、（ｉ）推進
アクチュエーターおよび（ii）推進方向へ移動されるべ
き部材を並進運動させるために該推進アクチュエーター
によって推進方向へ作動可能なように配置された推進機
構であって、該推進アクチュエーターによる作動によっ
て、少なくともその第一部分が第一方向へ移動すると共
に、その第二部分が該第一方向とは異なる第二方向へ移
動する構造を有する推進機構を具備する推進装置によっ
て達成された。
【００１２】本発明の一つの態様によれば、推進機構は
第一部分と第二部分を形成する軟質部分を有し、推進装
置は、該軟質部分に連結した変移機構であって、該推進
機構の作動時における該軟質部分の第一方向から第二方
向への方向変化を案内するための変移機構をさらに有す
る。変移機構は推進アクチュエーターを含んでいてもよ
い。
第一部分と第二部分を形成する軟質部分を有し、推進装
置は、該軟質部分に連結した変移機構であって、該推進
機構の作動時における該軟質部分の第一方向から第二方
向への方向変化を案内するための変移機構をさらに有す
る。変移機構は推進アクチュエーターを含んでいてもよ
い。
【００１３】本発明の別の態様によれば、軟質部分は第
一軟質部分であり、変移機構は第一変移機構であり、推
進機構は軟質部分の第一方向から第二方向への方向変化
を案内するためにさらに第二軟質部分と該第二軟質部分
に連結した第二変移機構を有し、第一軟質部分と第二軟
質部分は、第一変移機構と第二変移機構とによって案内
された後で嵌合領域において相互にかみ合うことによっ
て、第一軟質部分と第二軟質部分の各々の第二部分に対
応する合体長手部材を形成し、該合体長手部材は推進方
向へ移動されるべき部材の並進運動をもたらすのに有効
である。
一軟質部分であり、変移機構は第一変移機構であり、推
進機構は軟質部分の第一方向から第二方向への方向変化
を案内するためにさらに第二軟質部分と該第二軟質部分
に連結した第二変移機構を有し、第一軟質部分と第二軟
質部分は、第一変移機構と第二変移機構とによって案内
された後で嵌合領域において相互にかみ合うことによっ
て、第一軟質部分と第二軟質部分の各々の第二部分に対
応する合体長手部材を形成し、該合体長手部材は推進方
向へ移動されるべき部材の並進運動をもたらすのに有効
である。
【００１４】本発明の他の態様によれば、第一軟質部分
と第二軟質部分は嵌合領域において摩擦で相互にかみ合
う構造を有する。
と第二軟質部分は嵌合領域において摩擦で相互にかみ合
う構造を有する。
【００１５】本発明のさらに別の態様によれば、第一軟
質部分と第二軟質部分の各々はこれらの部分上に配置さ
れた歯状体を有し、該歯状体は嵌合領域において相互に
かみ合うことによって、合体長手部材に対応する硬質長
手部材を形成する。
質部分と第二軟質部分の各々はこれらの部分上に配置さ
れた歯状体を有し、該歯状体は嵌合領域において相互に
かみ合うことによって、合体長手部材に対応する硬質長
手部材を形成する。
【００１６】有利な態様に於いては、第二方向は第一方
向と１８０°の角度で異なっていてもよく、推進装置は
第一変移機構に連結した第一バイアス部材および第二変
移機構に連結した第二バイアス部材をさらに具有してい
てもよく、第一バイアス部材と第二バイアス部材はそれ
ぞれ第一変移機構と第二変移機構を第一方向において偏
らせるのに有効であって、推進アクチュエーターの作動
に際しては、第一バイアス部材と第二バイアス部材はそ
れぞれ第一変移機構と第二変移機構を第二方向において
移動させ、また、推進アクチュエーターの開放に際して
は、第一変移機構と第二変移機構は第一方向において移
動することによって、推進アクチュエーターの作動を伴
うことなく、第一軟質部分と第二軟質部分を相互にかみ
合わせる。
向と１８０°の角度で異なっていてもよく、推進装置は
第一変移機構に連結した第一バイアス部材および第二変
移機構に連結した第二バイアス部材をさらに具有してい
てもよく、第一バイアス部材と第二バイアス部材はそれ
ぞれ第一変移機構と第二変移機構を第一方向において偏
らせるのに有効であって、推進アクチュエーターの作動
に際しては、第一バイアス部材と第二バイアス部材はそ
れぞれ第一変移機構と第二変移機構を第二方向において
移動させ、また、推進アクチュエーターの開放に際して
は、第一変移機構と第二変移機構は第一方向において移
動することによって、推進アクチュエーターの作動を伴
うことなく、第一軟質部分と第二軟質部分を相互にかみ
合わせる。
【００１７】本発明の別の態様によれば、推進アクチュ
エーターは推進方向と反対方向に偏ったロッドを具有
し、第一軟質部分と第二軟質部分の各々に配置された歯
状体は造形歯状体の反復セットをさらに具有し、各々の
反復セットは複数の溝付歯状体と充実歯状体を保有し、
推進アクチュエーターの作動に際しては、ロッドは最近
接軟質部分の充実歯状体を押圧して溝付歯状体を推進方
向において相互にかみ合わせ、また、推進アクチュエー
ターの開放に際しては、ロッドが推進方向とは反対方向
において溝付歯状体を通って偏った後、変移機構に連結
したバイアス部材は、ロッドによって充実歯状体をさら
にかみ合わせるために溝付歯状体をさらにかみ合わせる
のに有効である。
エーターは推進方向と反対方向に偏ったロッドを具有
し、第一軟質部分と第二軟質部分の各々に配置された歯
状体は造形歯状体の反復セットをさらに具有し、各々の
反復セットは複数の溝付歯状体と充実歯状体を保有し、
推進アクチュエーターの作動に際しては、ロッドは最近
接軟質部分の充実歯状体を押圧して溝付歯状体を推進方
向において相互にかみ合わせ、また、推進アクチュエー
ターの開放に際しては、ロッドが推進方向とは反対方向
において溝付歯状体を通って偏った後、変移機構に連結
したバイアス部材は、ロッドによって充実歯状体をさら
にかみ合わせるために溝付歯状体をさらにかみ合わせる
のに有効である。
【００１８】本発明の一つの観点によれば、推進アクチ
ュエーターの作動を制御することによって、推進方向へ
移動されるべき部材の移動を制御するために、推進装置
は該推進アクチュエーターに連結されたマイクロプロセ
ッサーをさらに具備していてもよい。
ュエーターの作動を制御することによって、推進方向へ
移動されるべき部材の移動を制御するために、推進装置
は該推進アクチュエーターに連結されたマイクロプロセ
ッサーをさらに具備していてもよい。
【００１９】本発明の前記の目的および本明細書が進む
に従って明らかになる別の目的は、一方の端部に開口部
を有し、他方の端部に頭部を有するカートリッジ本体を
有する分配カートリッジを保有する分配キットを提供す
ることによって達成される。カートリッジアクチュエー
ターは頭部に配置される。該キットは、該カートリッジ
本体を収容するための分配装置本体であって、その一方
の端部に位置する開口部が、カートリッジ本体が分配装
置本体内に存在するときに、該開口部がカートリッジ本
体の開口部と適合するように調整される分配装置本体を
有する分配装置を保有する。分配アクチュエーター、例
えば、バイアスボタンは該分配装置本体の他方の端部に
配置され、また、推進機構はカートリッジ本体内の内容
物を分配させるために該カートリッジ本体を分配装置内
へ収容したときに、分配アクチュエーターによって作動
されてカートリッジアクチュエーターを分配方向へ推進
させるように分配装置本体内に配置され、該推進機構
は、分配アクチュエーターによって作動されたときに、
少なくともその第一部分が第一方向へ移動すると共にそ
の第二部分が第一方向とは異なる第二方向へ移動するよ
うな構造形態を有する。
に従って明らかになる別の目的は、一方の端部に開口部
を有し、他方の端部に頭部を有するカートリッジ本体を
有する分配カートリッジを保有する分配キットを提供す
ることによって達成される。カートリッジアクチュエー
ターは頭部に配置される。該キットは、該カートリッジ
本体を収容するための分配装置本体であって、その一方
の端部に位置する開口部が、カートリッジ本体が分配装
置本体内に存在するときに、該開口部がカートリッジ本
体の開口部と適合するように調整される分配装置本体を
有する分配装置を保有する。分配アクチュエーター、例
えば、バイアスボタンは該分配装置本体の他方の端部に
配置され、また、推進機構はカートリッジ本体内の内容
物を分配させるために該カートリッジ本体を分配装置内
へ収容したときに、分配アクチュエーターによって作動
されてカートリッジアクチュエーターを分配方向へ推進
させるように分配装置本体内に配置され、該推進機構
は、分配アクチュエーターによって作動されたときに、
少なくともその第一部分が第一方向へ移動すると共にそ
の第二部分が第一方向とは異なる第二方向へ移動するよ
うな構造形態を有する。
【００２０】カートリッジ本体の内容物は流体または固
体、即ち、錠剤もしくはカプセル（ゲルカプセルを含
む）のような複数の固形物であってもよい。本発明によ
る分配キットは薬剤、食料品（薬草、薬草製剤、ビタミ
ン剤およびミネラル剤を含む）および化粧品を分配する
のに特に適しているので、ユーザーのポケットやハンド
バックの中に入れて簡便に携帯して取扱ってもよいライ
フスタイル用品として都合よく利用することができる。
このようなケースに充填する内容物の容量は一般的には
ミリリットルの範囲内である。本発明による分配装置と
カートリッジアセンブリーは直接的な経口投与と局所投
与を可能にするので、これらの取扱いは簡単化される。
都合のよいことには、カートリッジの内容物は、分配後
に別の調製品を調製するために溶解媒体もしくはキャリ
ヤー媒体と混合されるべき媒体として分配してもよい。
体、即ち、錠剤もしくはカプセル（ゲルカプセルを含
む）のような複数の固形物であってもよい。本発明によ
る分配キットは薬剤、食料品（薬草、薬草製剤、ビタミ
ン剤およびミネラル剤を含む）および化粧品を分配する
のに特に適しているので、ユーザーのポケットやハンド
バックの中に入れて簡便に携帯して取扱ってもよいライ
フスタイル用品として都合よく利用することができる。
このようなケースに充填する内容物の容量は一般的には
ミリリットルの範囲内である。本発明による分配装置と
カートリッジアセンブリーは直接的な経口投与と局所投
与を可能にするので、これらの取扱いは簡単化される。
都合のよいことには、カートリッジの内容物は、分配後
に別の調製品を調製するために溶解媒体もしくはキャリ
ヤー媒体と混合されるべき媒体として分配してもよい。
【００２１】本発明の一つの観点によれば、推進機構
は、カートリッジ本体内の内容物を計量分配するために
該カートリッジ本体内の内容物を順次的に分配するよう
な構造形態を有する。本発明のこの特徴によれば、分配
されるべき量の監視が簡単化される。
は、カートリッジ本体内の内容物を計量分配するために
該カートリッジ本体内の内容物を順次的に分配するよう
な構造形態を有する。本発明のこの特徴によれば、分配
されるべき量の監視が簡単化される。
【００２２】本発明の別の観点によれば、推進機構は、
カートリッジアクチュエーターを分配方向へ推進させる
ために相互にかみ合うように適合した複数の軟質部分を
有する。
カートリッジアクチュエーターを分配方向へ推進させる
ために相互にかみ合うように適合した複数の軟質部分を
有する。
【００２３】本発明のさらに別の観点によれば、カート
リッジアクチュエーターを分配方向へ推進させるため
に、各々の軟質部分は他の軟質部分の歯状体と相互にか
み合うのに適合した歯状体を有する。軟質部分の歯状体
は、分配アクチュエーターによる作動に際して、カート
リッジアクチュエーターの上方において順次的に相互に
かみ合ってもよい。
リッジアクチュエーターを分配方向へ推進させるため
に、各々の軟質部分は他の軟質部分の歯状体と相互にか
み合うのに適合した歯状体を有する。軟質部分の歯状体
は、分配アクチュエーターによる作動に際して、カート
リッジアクチュエーターの上方において順次的に相互に
かみ合ってもよい。
【００２４】本発明の別の観点によれば、軟質部分は、
相互にかみ合うことによってカートリッジアクチュエー
ターの上方で硬質長手部材を形成する構造形態を有す
る。これらの軟質部分は、カートリッジが収容されたと
きに、分配装置本体とカートリッジ本体の間に配置され
てもよい。さらに、各々の軟質部分は、カートリッジ本
体の上方の変移領域における分配アクチュエーターによ
る作動に際して第一部分と第二部分を制限するために、
その運動方向を変化させてもよい。
相互にかみ合うことによってカートリッジアクチュエー
ターの上方で硬質長手部材を形成する構造形態を有す
る。これらの軟質部分は、カートリッジが収容されたと
きに、分配装置本体とカートリッジ本体の間に配置され
てもよい。さらに、各々の軟質部分は、カートリッジ本
体の上方の変移領域における分配アクチュエーターによ
る作動に際して第一部分と第二部分を制限するために、
その運動方向を変化させてもよい。
【００２５】本発明のさらに別の観点によれば、第一部
分は、分配アクチュエーターによる推進機構の作動に際
して、第二部分とは反対の方向へ移動する。
分は、分配アクチュエーターによる推進機構の作動に際
して、第二部分とは反対の方向へ移動する。
【００２６】本発明のさらに別の観点によれば、分配キ
ットは、分配アクチュエーターの作動を制御することに
よって推進機構の運動を制御するために、該分配アクチ
ュエーターに連結されたマイクロプロセッサーをさらに
保有していてもよい。
ットは、分配アクチュエーターの作動を制御することに
よって推進機構の運動を制御するために、該分配アクチ
ュエーターに連結されたマイクロプロセッサーをさらに
保有していてもよい。
【００２７】本発明によれば、異なる推進部材が合体し
たときに力を伝達する多部材推進機構を具有させること
によって、力を直線方向へ都合よく伝達することが可能
となり、これらの異なる部材が推進方向に関して異なる
方向へ移動する場合には、従来技術による推進機構に代
替するスペース節約が可能となる。このような解決策
は、携帯に適したディスペンサー、例えば、投与ディス
ペンサーにおいて利用するのが特に望ましい。
たときに力を伝達する多部材推進機構を具有させること
によって、力を直線方向へ都合よく伝達することが可能
となり、これらの異なる部材が推進方向に関して異なる
方向へ移動する場合には、従来技術による推進機構に代
替するスペース節約が可能となる。このような解決策
は、携帯に適したディスペンサー、例えば、投与ディス
ペンサーにおいて利用するのが特に望ましい。
【００２８】さらに、本発明による分配カートリッジは
所望により、例えば、カートリッジ本体の内容物が完全
に分配された後で、この種の類似の分配カートリッジと
交換してもよい。従って、分配キットの作動部分は再充
填して再利用できるので、従来技術による再充填できな
いディスペンサーに比べて費用効率が高くなる。
所望により、例えば、カートリッジ本体の内容物が完全
に分配された後で、この種の類似の分配カートリッジと
交換してもよい。従って、分配キットの作動部分は再充
填して再利用できるので、従来技術による再充填できな
いディスペンサーに比べて費用効率が高くなる。
【００２９】さらにまた、従来技術によるディスペンサ
ーの場合には、処方箋に従った量の充填物を計量分配す
るためには、液滴の滴下状態を視覚によって注意深く追
跡して調整しなければならないが、本発明の一つの観点
による分配キットを利用する場合には、カートリッジか
らの液滴をより精確に計量分配できるので有利である。
ーの場合には、処方箋に従った量の充填物を計量分配す
るためには、液滴の滴下状態を視覚によって注意深く追
跡して調整しなければならないが、本発明の一つの観点
による分配キットを利用する場合には、カートリッジか
らの液滴をより精確に計量分配できるので有利である。
【００３０】（発明を実施するための最良の形態）
以下においては、本発明の実施例を添付図に基づいて詳
述する。添付図中、類似部分は同じ参照番号で示す。
述する。添付図中、類似部分は同じ参照番号で示す。
【００３１】図１は、本発明による推進装置の一態様を
示す模式的な部分断面図である。図２は、本発明による
分配キットの一態様を示す縦断面図であり、推進装置は
初期状態にある。図３は、図２と同じ分配キットを示す
縦断面図であって、推進装置は最終状態にある。図４
は、図２に示す分配キットの正面図であり、閉鎖用蓋も
示す。図５は、本発明による軟質部分の一態様を示す部
分的斜視図である。図６は、図２に示すカートリッジ本
体の上部の断面図であって、変移機構を示す。図７は、
固体状の錠剤もしくはカプセルを分配するための本発明
による分配キットにおける送給機構の部分的断面図であ
る。図８は、図２に類似する部分断面図であって、分配
キットの送給機構の別態様を示す。
示す模式的な部分断面図である。図２は、本発明による
分配キットの一態様を示す縦断面図であり、推進装置は
初期状態にある。図３は、図２と同じ分配キットを示す
縦断面図であって、推進装置は最終状態にある。図４
は、図２に示す分配キットの正面図であり、閉鎖用蓋も
示す。図５は、本発明による軟質部分の一態様を示す部
分的斜視図である。図６は、図２に示すカートリッジ本
体の上部の断面図であって、変移機構を示す。図７は、
固体状の錠剤もしくはカプセルを分配するための本発明
による分配キットにおける送給機構の部分的断面図であ
る。図８は、図２に類似する部分断面図であって、分配
キットの送給機構の別態様を示す。
【００３２】本発明による推進装置の一態様を示す原理
の模式図を図１に示す。推進機構は２つの軟質部分Ｕ１
およびＵ２を有しており、これらの軟質部分は、矢印A
の方向へ作動すると、変移機構の上方を移動し、嵌合領
域Ｉにおいてかみ合うことによって合体長手部材Ｃを形
成し、該合体長手部材はアクチュエーターＡＣを作動方
向ＡＤへ押す。この長手部材は案内ハウジングＧの内部
を案内されることができる。嵌合領域Ｉはいずれかの適
当な手段によって形成させてもよいことに留意すべきで
ある。例えば、該領域は軟質部分Ｕ１とＵ２の摩擦力に
よって形成させてもよく、またはかみ合い歯状体によっ
て形成させてもよく、あるいは当該分野において常用さ
れているその他のかみ合い機構によって形成させてもよ
い。
の模式図を図１に示す。推進機構は２つの軟質部分Ｕ１
およびＵ２を有しており、これらの軟質部分は、矢印A
の方向へ作動すると、変移機構の上方を移動し、嵌合領
域Ｉにおいてかみ合うことによって合体長手部材Ｃを形
成し、該合体長手部材はアクチュエーターＡＣを作動方
向ＡＤへ押す。この長手部材は案内ハウジングＧの内部
を案内されることができる。嵌合領域Ｉはいずれかの適
当な手段によって形成させてもよいことに留意すべきで
ある。例えば、該領域は軟質部分Ｕ１とＵ２の摩擦力に
よって形成させてもよく、またはかみ合い歯状体によっ
て形成させてもよく、あるいは当該分野において常用さ
れているその他のかみ合い機構によって形成させてもよ
い。
【００３３】さらに、推進機構は、適当な常套の機構に
より矢印Ａの方向へ回転して軟質部分Ｕ１とＵ２をかみ
合わせる変移機構Ｔによって直接的に作動方向ＡＤへ作
動させてもよく、あるいはこの作動は他のいずれかの常
套手段、例えば、軟質部分Ｕ１とＵ２を押圧するロッド
によっておこなってもよい。図１に示す推進装置は、作
動中に方向転換する軟質部分を有するスペース節約型推
進機構を利用して力を伝達するので有利である。
より矢印Ａの方向へ回転して軟質部分Ｕ１とＵ２をかみ
合わせる変移機構Ｔによって直接的に作動方向ＡＤへ作
動させてもよく、あるいはこの作動は他のいずれかの常
套手段、例えば、軟質部分Ｕ１とＵ２を押圧するロッド
によっておこなってもよい。図１に示す推進装置は、作
動中に方向転換する軟質部分を有するスペース節約型推
進機構を利用して力を伝達するので有利である。
【００３４】本発明による推進装置の原理を示す別態様
（図示せず）においては、対応する変移機構においてか
み合いを必要とすることなく方向転換する単一の軟質部
分Ｕ１が含まれる。さらに、本発明による単一または複
数の軟質部分は図１に示すように、作動時に１８０°方
向転換する必要はなく、単一または複数の変移機構によ
ってもたらされる明確には特定できない２つの方向へ単
に移動するだけでもよい。また、軟質部分の方向転換を
おこなうためには、変移機構はいずれかの適当な常套の
形態、例えば、ローラー等であってもよいことに留意す
べきである。
（図示せず）においては、対応する変移機構においてか
み合いを必要とすることなく方向転換する単一の軟質部
分Ｕ１が含まれる。さらに、本発明による単一または複
数の軟質部分は図１に示すように、作動時に１８０°方
向転換する必要はなく、単一または複数の変移機構によ
ってもたらされる明確には特定できない２つの方向へ単
に移動するだけでもよい。また、軟質部分の方向転換を
おこなうためには、変移機構はいずれかの適当な常套の
形態、例えば、ローラー等であってもよいことに留意す
べきである。
【００３５】本発明による推進装置の上記原理は分配キ
ットに適用してもよく、本発明によれば該分配キットは
２つの別々に識別される（即ち、異なる）部材を有して
おり、一方の部材は容器本体を有する容器またはカート
リジイ本体を有するカートリッジを具有し、他方の部材
はカートリッジ本体等を収容するのに適合した分配装置
本体を有する分配装置を具有する。
ットに適用してもよく、本発明によれば該分配キットは
２つの別々に識別される（即ち、異なる）部材を有して
おり、一方の部材は容器本体を有する容器またはカート
リジイ本体を有するカートリッジを具有し、他方の部材
はカートリッジ本体等を収容するのに適合した分配装置
本体を有する分配装置を具有する。
【００３６】本発明の一態様を示す図２においては、分
配キット１は、分配装置本体もしくはハウジング５を有
する分配装置３、分配アクチュエーター７、並びに歯状
体１１ａと１１ｂを有する軟質部分９ａと９ｂおよび変
移機構１３ａと１３ｂを具有する推進機構を具備する。
本発明による分配キットはさらに分配容器を具備してお
り、該分配容器は、本発明によれば、分配装置本体へ出
し入れするのに適合したカートリッジである。カートリ
ッジ本体１５は一方の端部に開口部１７を形成すると共
に、他方の端部に頭部１９を有する。カートリッジはさ
らにカートリッジアクチュエーター２１を具有する。こ
の図においては、該アクチュエーターは頭部１９に配置
されたピストンである。アクチュエーター７は作動ペン
や鉛筆上に形成されるピースに類似したボタン状ピース
の形態を有するのが好ましい。さらに、分配装置本体は
その外側にクリップ（図示せず）を備えていてもよく、
該クリップを利用して分配装置とカートリッジアセンブ
リーをユーザーのポケットへクリップ止めすることによ
って分配キット使い便利にすることができる。分配装置
とカートリッジアセンブリーは取扱いやすいペン状形態
にするのが便利である。
配キット１は、分配装置本体もしくはハウジング５を有
する分配装置３、分配アクチュエーター７、並びに歯状
体１１ａと１１ｂを有する軟質部分９ａと９ｂおよび変
移機構１３ａと１３ｂを具有する推進機構を具備する。
本発明による分配キットはさらに分配容器を具備してお
り、該分配容器は、本発明によれば、分配装置本体へ出
し入れするのに適合したカートリッジである。カートリ
ッジ本体１５は一方の端部に開口部１７を形成すると共
に、他方の端部に頭部１９を有する。カートリッジはさ
らにカートリッジアクチュエーター２１を具有する。こ
の図においては、該アクチュエーターは頭部１９に配置
されたピストンである。アクチュエーター７は作動ペン
や鉛筆上に形成されるピースに類似したボタン状ピース
の形態を有するのが好ましい。さらに、分配装置本体は
その外側にクリップ（図示せず）を備えていてもよく、
該クリップを利用して分配装置とカートリッジアセンブ
リーをユーザーのポケットへクリップ止めすることによ
って分配キット使い便利にすることができる。分配装置
とカートリッジアセンブリーは取扱いやすいペン状形態
にするのが便利である。
【００３７】図２に示すように、カートリッジ本体１５
は内容物（この場合には、液体である）２３を保有す
る。しかしながら、前述のように、内容物はいずれかの
流体または固体、例えば、錠剤もしくはカプセルを含ん
でいてもよい。分配装置をスリム化するためにいは、カ
ートリッジのサイズは１０ミリリットルまで、好ましく
は３ミリリットルの内容物を収容できる大きさにするの
が好ましい。図２においては、カートリッジ本体１５は
分配装置本体５の内部に導入されており、その開口部
は、分配装置本体５の首部２７に配置された開口部２５
と適合する。
は内容物（この場合には、液体である）２３を保有す
る。しかしながら、前述のように、内容物はいずれかの
流体または固体、例えば、錠剤もしくはカプセルを含ん
でいてもよい。分配装置をスリム化するためにいは、カ
ートリッジのサイズは１０ミリリットルまで、好ましく
は３ミリリットルの内容物を収容できる大きさにするの
が好ましい。図２においては、カートリッジ本体１５は
分配装置本体５の内部に導入されており、その開口部
は、分配装置本体５の首部２７に配置された開口部２５
と適合する。
【００３８】図２においては、分配アクチュエーター７
はロッドのバイアス部材２９によって偏らせたボタン状
形態を有しており、該バイアス部材は歯状体１１ａと１
１ｂを前進させるためにロッド３１と協働することによ
ってカートリッジのカートリッジアクチュエーター２１
の上方に硬質の長手部材またはロッド３３を形成する。
図示する態様の場合、分配装置本体５は、軟質部分を案
内して分配装置本体５内へ挿入された後でカートリッジ
本体１５を固定する内部ハウジング部分５ａおよび外部
ハウジング部分５ｂから成っており、このような構造形
態によって分配装置本体の構造的一体性が改善される。
はロッドのバイアス部材２９によって偏らせたボタン状
形態を有しており、該バイアス部材は歯状体１１ａと１
１ｂを前進させるためにロッド３１と協働することによ
ってカートリッジのカートリッジアクチュエーター２１
の上方に硬質の長手部材またはロッド３３を形成する。
図示する態様の場合、分配装置本体５は、軟質部分を案
内して分配装置本体５内へ挿入された後でカートリッジ
本体１５を固定する内部ハウジング部分５ａおよび外部
ハウジング部分５ｂから成っており、このような構造形
態によって分配装置本体の構造的一体性が改善される。
【００３９】推進機構はさらにチィエーン９ａおよび９
ｂにそれぞれ固定された復元表示ノブ３５ａおよび３５
ｂを具有しており、これらのノブは、該チェーンの位置
を以下に説明する図３に示す最終位置から図２に示す初
期位置へ復元させる。図４に示すように、ノブ３５ａお
よび３５ｂは分配装置本体の溝３７ａおよび３７ｂの中
へそれぞれ案内される。
ｂにそれぞれ固定された復元表示ノブ３５ａおよび３５
ｂを具有しており、これらのノブは、該チェーンの位置
を以下に説明する図３に示す最終位置から図２に示す初
期位置へ復元させる。図４に示すように、ノブ３５ａお
よび３５ｂは分配装置本体の溝３７ａおよび３７ｂの中
へそれぞれ案内される。
【００４０】分配キットは、カートリッジ本体１５の内
容物を当該分野において既知の常套方式、例えば、滴下
分配方式によって分配するために、いずれかの適当な送
給機構３９を具有していてもよい。さらに、カートリッ
ジ本体の内容物が錠剤またはカプセルの形態である場合
には、送給機構は、錠剤またはカプセルを当該分野にお
いて一般的に知られているようにして個別的に分配する
のに適したいずれかの形態を有していてもよく、これに
ついては図７に関連して以下において詳述する。
容物を当該分野において既知の常套方式、例えば、滴下
分配方式によって分配するために、いずれかの適当な送
給機構３９を具有していてもよい。さらに、カートリッ
ジ本体の内容物が錠剤またはカプセルの形態である場合
には、送給機構は、錠剤またはカプセルを当該分野にお
いて一般的に知られているようにして個別的に分配する
のに適したいずれかの形態を有していてもよく、これに
ついては図７に関連して以下において詳述する。
【００４１】図２に示す態様における送給機構３９は垂
れ落ちしない送給機構形態を有しており、該送給機構は
カートリッジの一部として、カートリッジ本体１５の開
口部１７に適合した軟質閉鎖部材４１およびカートリッ
ジ本体に装着された案内針４３を具有する。送給機構３
９はさらに軟質閉鎖部材４１を案内針４３のヘッド上へ
推進させるためのフランジ部４７を有する閉鎖キャップ
４５を有する。図８に示すような別の態様においては、
送給機構は、跳ね蓋５３上の突起５５によって形成され
る膜５７の穿孔によってもたらされるが（該膜は分配装
置内へ挿入される前のカートリッジ本体１５をシールす
る）、この点に関しては図８に関連して以下において詳
述する。
れ落ちしない送給機構形態を有しており、該送給機構は
カートリッジの一部として、カートリッジ本体１５の開
口部１７に適合した軟質閉鎖部材４１およびカートリッ
ジ本体に装着された案内針４３を具有する。送給機構３
９はさらに軟質閉鎖部材４１を案内針４３のヘッド上へ
推進させるためのフランジ部４７を有する閉鎖キャップ
４５を有する。図８に示すような別の態様においては、
送給機構は、跳ね蓋５３上の突起５５によって形成され
る膜５７の穿孔によってもたらされるが（該膜は分配装
置内へ挿入される前のカートリッジ本体１５をシールす
る）、この点に関しては図８に関連して以下において詳
述する。
【００４２】図２および図３は、分配アクチュエーター
の作動を制御して推進機構の制御運動をおこなわせるた
めに該分配アクチュエーターに連結されたマイクロプロ
セッサーも示す。例えば、図示する分配キットの場合に
は、マイクロプロセッサーは、カートリッジ本体１５の
内容物２３を処方された量または所望の量で分配させる
ために所定の時間間隔で分配アクチュエーターを作動さ
せるようにプログラムすることができる。従って、分配
キットのユーザーは自身の要求に応じてマイクロプロセ
ッサーを自由にプログラムできる。なお、マイクロプロ
セッサーとしては当業者に既知の常套のタイプのものを
用いればよい。
の作動を制御して推進機構の制御運動をおこなわせるた
めに該分配アクチュエーターに連結されたマイクロプロ
セッサーも示す。例えば、図示する分配キットの場合に
は、マイクロプロセッサーは、カートリッジ本体１５の
内容物２３を処方された量または所望の量で分配させる
ために所定の時間間隔で分配アクチュエーターを作動さ
せるようにプログラムすることができる。従って、分配
キットのユーザーは自身の要求に応じてマイクロプロセ
ッサーを自由にプログラムできる。なお、マイクロプロ
セッサーとしては当業者に既知の常套のタイプのものを
用いればよい。
【００４３】図３は推進装置を具有する図２に示す分配
キットであって、該推進装置が最終位置にある状態、即
ち、分配装置がカートリッジ本体１５の内容物２３をそ
の際大容量まで分配したときの状態を示す。推進装置が
最終位置にある状態を示す図３から明らかなように、軟
質部分９ａと９ｂは分配アクチュエーターの作用によっ
てカートリッジ本体１５の内部領域まで移動して硬質部
材３３を形成し、また、ノブ３５ａと３５ｂは溝３７ａ
と３７ｂに沿ってそれらの最高位置まで移動する。
キットであって、該推進装置が最終位置にある状態、即
ち、分配装置がカートリッジ本体１５の内容物２３をそ
の際大容量まで分配したときの状態を示す。推進装置が
最終位置にある状態を示す図３から明らかなように、軟
質部分９ａと９ｂは分配アクチュエーターの作用によっ
てカートリッジ本体１５の内部領域まで移動して硬質部
材３３を形成し、また、ノブ３５ａと３５ｂは溝３７ａ
と３７ｂに沿ってそれらの最高位置まで移動する。
【００４４】図４に示すように、外側のハウジング本体
５ｂの表面上には、分配アクチュエーター７の作動によ
ってカートリッジ本体１５から分配される液体２３の量
に対応した目盛が付される。図４には溝３７ａと３７ｂ
の一方および対応するノブ３５ａと３５ｂの一方も図示
されており、該ノブは分配アクチュエーター７の作動中
に分配される液量および全分配液量を目盛４９に基づい
て表示する。さらに、図４は図２に示すキャップ４５と
は別の閉鎖キャップ５１も示しており、該閉鎖キャップ
は当該分野において一般的に知られているように、跳ね
蓋５３によって操作して閉鎖することができる。
５ｂの表面上には、分配アクチュエーター７の作動によ
ってカートリッジ本体１５から分配される液体２３の量
に対応した目盛が付される。図４には溝３７ａと３７ｂ
の一方および対応するノブ３５ａと３５ｂの一方も図示
されており、該ノブは分配アクチュエーター７の作動中
に分配される液量および全分配液量を目盛４９に基づい
て表示する。さらに、図４は図２に示すキャップ４５と
は別の閉鎖キャップ５１も示しており、該閉鎖キャップ
は当該分野において一般的に知られているように、跳ね
蓋５３によって操作して閉鎖することができる。
【００４５】図５は軟質部分９ａまたは９ｂの一態様を
示す部分的斜視図である。図５から明らかのように、こ
の態様には軟質部分が含まれており、各々の軟質部分は
対応する歯状体１１ａ/ｂのセット１４ａ/ｂ有してお
り、各々のセット１４ａ/ｂは溝付歯状体１２ａ/ｂとそ
れに続く充実歯状体１０ａ/ｂを含んでおり、該セット
１４ａ/ｂは軟質部分の全長にわたって各々の軟質部分
９ａ/ｂに沿って繰り返される。
示す部分的斜視図である。図５から明らかのように、こ
の態様には軟質部分が含まれており、各々の軟質部分は
対応する歯状体１１ａ/ｂのセット１４ａ/ｂ有してお
り、各々のセット１４ａ/ｂは溝付歯状体１２ａ/ｂとそ
れに続く充実歯状体１０ａ/ｂを含んでおり、該セット
１４ａ/ｂは軟質部分の全長にわたって各々の軟質部分
９ａ/ｂに沿って繰り返される。
【００４６】図６に示すように、本発明による推進機構
は２つの軟質部分９ａと９ｂに形成されたかみ合い歯状
体１１ａと１１ｂ、例えば、図５に示すようなセット１
４ａ/ｂで配置された歯状体を具有していてもよい。変
移機構の一態様をさらに図６に示す。図６においては、
各々の変移機構はバイアス部材５９ａと５９ｂによって
アクチュエーター７の方向へ偏った方向転換部材５７ａ
/ｂを具有する。本発明には、軟質部分９ａと９ｂを方
向転換させると共に方向転換部材をアクチュエーター７
の方向へ偏らせるために当該分野において常用されてい
るいずれかの形態を有する方向転換部材およびこれに対
応するバイアス部材が含まれる。
は２つの軟質部分９ａと９ｂに形成されたかみ合い歯状
体１１ａと１１ｂ、例えば、図５に示すようなセット１
４ａ/ｂで配置された歯状体を具有していてもよい。変
移機構の一態様をさらに図６に示す。図６においては、
各々の変移機構はバイアス部材５９ａと５９ｂによって
アクチュエーター７の方向へ偏った方向転換部材５７ａ
/ｂを具有する。本発明には、軟質部分９ａと９ｂを方
向転換させると共に方向転換部材をアクチュエーター７
の方向へ偏らせるために当該分野において常用されてい
るいずれかの形態を有する方向転換部材およびこれに対
応するバイアス部材が含まれる。
【００４７】カートリッジ本体１５内の錠剤形態の内容
物を送給するための送給機構６２の一態様を図７に示
す。例えば、送給機構はゴム等の材料から製造されるス
リット状軟質部材６２を有していてもよく、該スリット
状軟質部材は、本発明による推進装置の作動によって錠
剤に加わる圧力により該錠剤がカートリッジ本体から押
し出されるのを可能とし、また、該スリット状軟質部材
はその材質の記憶に基づいて元の閉鎖状態に復帰する。
物を送給するための送給機構６２の一態様を図７に示
す。例えば、送給機構はゴム等の材料から製造されるス
リット状軟質部材６２を有していてもよく、該スリット
状軟質部材は、本発明による推進装置の作動によって錠
剤に加わる圧力により該錠剤がカートリッジ本体から押
し出されるのを可能とし、また、該スリット状軟質部材
はその材質の記憶に基づいて元の閉鎖状態に復帰する。
【００４８】図８に示すように、本発明の一態様におい
ては、閉鎖キャップ５１はその内側の中央領域に針状突
起５５を有するキャップとして形成されているのが有利
である。この態様においては、カートリッジは分配装置
本体内へ挿入する前は膜５７によってシールされてい
る。カートリッジの挿入後は、閉鎖キャップは分配装置
本体の開口部上に配置され、突起５５が分配装置本体の
開口部領域内へ延びるとカートリッジの閉鎖膜５７は穿
孔される。この後、分配装置とカートリッジアセンブリ
ーは、突起５５によって膜５７に形成された開口部から
カートリッジの内容物を分配するのに供される。
ては、閉鎖キャップ５１はその内側の中央領域に針状突
起５５を有するキャップとして形成されているのが有利
である。この態様においては、カートリッジは分配装置
本体内へ挿入する前は膜５７によってシールされてい
る。カートリッジの挿入後は、閉鎖キャップは分配装置
本体の開口部上に配置され、突起５５が分配装置本体の
開口部領域内へ延びるとカートリッジの閉鎖膜５７は穿
孔される。この後、分配装置とカートリッジアセンブリ
ーは、突起５５によって膜５７に形成された開口部から
カートリッジの内容物を分配するのに供される。
【００４９】カートリッジ本体１５はいずれの適当な方
法によって分配装置内へ挿入されてもよい。一つの観点
によれば、分配装置本体５は２つまたはそれよりも多く
の部材から構成されていてもよく、これらの部材はカー
トリッジ本体１５の該部材間への導入のために適当な方
法で分解し、その後、再び組み立ててもよい。別の観点
によれば、図２と図３に示す態様における閉鎖キャップ
４５または図４と図８に示す態様における閉鎖キャップ
５１は、カートリッジ本体１５を分配装置本体５内へ導
入するために取り外し、該導入操作後は、これらの図に
示すように、分配装置本体５に再び装着してもよい。
法によって分配装置内へ挿入されてもよい。一つの観点
によれば、分配装置本体５は２つまたはそれよりも多く
の部材から構成されていてもよく、これらの部材はカー
トリッジ本体１５の該部材間への導入のために適当な方
法で分解し、その後、再び組み立ててもよい。別の観点
によれば、図２と図３に示す態様における閉鎖キャップ
４５または図４と図８に示す態様における閉鎖キャップ
５１は、カートリッジ本体１５を分配装置本体５内へ導
入するために取り外し、該導入操作後は、これらの図に
示すように、分配装置本体５に再び装着してもよい。
【００５０】本発明による推進装置と分配装置の操作法
を以下において説明する。図２〜図４に示す本発明態様
においては、カートリッジ本体１５の内容物を分配する
に際しては、推進装置が図２に示す初期位置にあるとき
にカートリッジを分配装置本体５内へ導入する。この場
合、開口部１７は分配装置本体５の開口部と適合する。
軟質部分９ａ/ｂが復元ノブ３５ａと３５ｂの最低位置
で示される初期位置から移動すると、これらのノブは手
動で押し下げることができる。分配キットをこのように
組み立てる場合には、カートリッジ本体１５の内容物２
３の送給はアクチュエーター７を押し下げることによっ
ておこなってもよい。該アクチュエーター７はそのロッ
ドに接触する歯状体に応じて軟質部分９ａまたは９ｂの
歯状体１１ａまたは１１ｂを押し下げる。従って、ロッ
ド３１の押し下げによって歯状体はカートリッジアクチ
ュエーター２１の上方において相互にかみ合って硬質長
手部材または硬質部材３３を形成する。硬質部材３３が
アクチュエーター２１を押し下げるのでカートリッジ本
体１５から内容物が分配される。次いで、ロッドはロッ
ドバイアス部材２９の作用で上方へ偏って初期の非作動
状態に復帰する。
を以下において説明する。図２〜図４に示す本発明態様
においては、カートリッジ本体１５の内容物を分配する
に際しては、推進装置が図２に示す初期位置にあるとき
にカートリッジを分配装置本体５内へ導入する。この場
合、開口部１７は分配装置本体５の開口部と適合する。
軟質部分９ａ/ｂが復元ノブ３５ａと３５ｂの最低位置
で示される初期位置から移動すると、これらのノブは手
動で押し下げることができる。分配キットをこのように
組み立てる場合には、カートリッジ本体１５の内容物２
３の送給はアクチュエーター７を押し下げることによっ
ておこなってもよい。該アクチュエーター７はそのロッ
ドに接触する歯状体に応じて軟質部分９ａまたは９ｂの
歯状体１１ａまたは１１ｂを押し下げる。従って、ロッ
ド３１の押し下げによって歯状体はカートリッジアクチ
ュエーター２１の上方において相互にかみ合って硬質長
手部材または硬質部材３３を形成する。硬質部材３３が
アクチュエーター２１を押し下げるのでカートリッジ本
体１５から内容物が分配される。次いで、ロッドはロッ
ドバイアス部材２９の作用で上方へ偏って初期の非作動
状態に復帰する。
【００５１】図５と図６から明らかなように、これらの
図に示す軟質部分９ａ/ｂの態様に関しては、ロッド３
１は充実歯状体１０ａ/ｂを下方へ押し下げることによ
って該歯状体を軟質部分９ａ/ｂの嵌合領域から溝付歯
状体１２ａ/ｂの溝を通して初期位置まで変位させ、こ
れによって第一嵌合段階における歯状体１１ａ/ｂのか
み合わせがおこなわれる。次の分配作動において、別の
充実歯状体をロッド３１と作用させるためには、図６に
示すように、変移機構１３ａ/ｂの作用によって歯状体
を第二嵌合段階へ移行させる。図６から明らかなように
第一嵌合段階における歯状体１１ａ/ｂのロッド３１に
よる下方への押し下げによってバイアス部材５９ａと５
９ｂは下方へ偏り、また、ロッドバイアス部材２９によ
るロッド３１の初期位置への復帰によってバイアス部材
５９ａと５９ｂは圧縮状態から解放される。バイアス部
材５９ａと５９ｂの解放によって、第二嵌合段階におい
て歯状体１１ａと１１ｂをさらにかみ合わせるための軟
質部分のかみ合い方向への移動がもたらされる。これに
よって、ロッド３１の次の作動に起因する嵌合状軟質部
分９ａ/ｂの次に位置する充実歯状体１０ａ/ｂとロッド
３１との相互作用が保証される。
図に示す軟質部分９ａ/ｂの態様に関しては、ロッド３
１は充実歯状体１０ａ/ｂを下方へ押し下げることによ
って該歯状体を軟質部分９ａ/ｂの嵌合領域から溝付歯
状体１２ａ/ｂの溝を通して初期位置まで変位させ、こ
れによって第一嵌合段階における歯状体１１ａ/ｂのか
み合わせがおこなわれる。次の分配作動において、別の
充実歯状体をロッド３１と作用させるためには、図６に
示すように、変移機構１３ａ/ｂの作用によって歯状体
を第二嵌合段階へ移行させる。図６から明らかなように
第一嵌合段階における歯状体１１ａ/ｂのロッド３１に
よる下方への押し下げによってバイアス部材５９ａと５
９ｂは下方へ偏り、また、ロッドバイアス部材２９によ
るロッド３１の初期位置への復帰によってバイアス部材
５９ａと５９ｂは圧縮状態から解放される。バイアス部
材５９ａと５９ｂの解放によって、第二嵌合段階におい
て歯状体１１ａと１１ｂをさらにかみ合わせるための軟
質部分のかみ合い方向への移動がもたらされる。これに
よって、ロッド３１の次の作動に起因する嵌合状軟質部
分９ａ/ｂの次に位置する充実歯状体１０ａ/ｂとロッド
３１との相互作用が保証される。
【００５２】添付図面から明らかなように、本発明によ
れば、従来技術による力伝達機構とは異なり、簡易なス
ペース節約が可能となる。図２〜図６に示す態様におい
ては、推進装置はカートリッジ本体１５の内容物を順次
的に送給するような構造を有しているが、本発明によれ
ば、例えば図１に模式的に示す推進装置によって教示さ
れるような連続的分配機構を有するものも可能である。
図２〜図６に示す態様においては、歯状体の所定のセッ
ト間の距離は、分配アクチュエーター７の各々の押込作
用に対する分配装置の作動距離に対応する。
れば、従来技術による力伝達機構とは異なり、簡易なス
ペース節約が可能となる。図２〜図６に示す態様におい
ては、推進装置はカートリッジ本体１５の内容物を順次
的に送給するような構造を有しているが、本発明によれ
ば、例えば図１に模式的に示す推進装置によって教示さ
れるような連続的分配機構を有するものも可能である。
図２〜図６に示す態様においては、歯状体の所定のセッ
ト間の距離は、分配アクチュエーター７の各々の押込作
用に対する分配装置の作動距離に対応する。
【００５３】図２と図３に示す垂れ落ちしない送給機構
は以下のように機能する。カートリッジ本体１５の内容
物２３を送給するためには、最初にアクチュエーター７
を前述のようにして作動させ、カートリッジ本体１５の
液状内容物を軟質閉鎖部材４１の壁部によって形成され
た送給室６１へ送給する。したがって、送給室６１の容
積は、カートリッジ本体の内容物を一回分配する量に対
応する。次いで、閉鎖キャップ４５を軟質閉鎖部材４１
に対して押圧して該部材を少なくとも針４３の頭部を通
過するまで推進させる。これによって送給室６１の壁部
形態を図示するように形態４１’から形態４１''へ変化
させて送給室６１の容積を減少させることによって送給
室からの液体の送給をおこなう。閉鎖キャップ４５を解
放すると、送給室６１の容積は元の容積に復帰して室内
に真空部が形成されるので、針の表面上もしくはその周
辺に残存する液体は吸い戻され、これによって送給後の
分配装置からの垂れは防止される。しかしながら、前述
のように、上記の垂れ落ちしない送給機構は本発明によ
る分配キットの一部として用いるのに適合した唯一の送
給機構ではなく、上記の本発明による態様とは別のいず
れかの適当な常套の形態を有するものであってもよい。
は以下のように機能する。カートリッジ本体１５の内容
物２３を送給するためには、最初にアクチュエーター７
を前述のようにして作動させ、カートリッジ本体１５の
液状内容物を軟質閉鎖部材４１の壁部によって形成され
た送給室６１へ送給する。したがって、送給室６１の容
積は、カートリッジ本体の内容物を一回分配する量に対
応する。次いで、閉鎖キャップ４５を軟質閉鎖部材４１
に対して押圧して該部材を少なくとも針４３の頭部を通
過するまで推進させる。これによって送給室６１の壁部
形態を図示するように形態４１’から形態４１''へ変化
させて送給室６１の容積を減少させることによって送給
室からの液体の送給をおこなう。閉鎖キャップ４５を解
放すると、送給室６１の容積は元の容積に復帰して室内
に真空部が形成されるので、針の表面上もしくはその周
辺に残存する液体は吸い戻され、これによって送給後の
分配装置からの垂れは防止される。しかしながら、前述
のように、上記の垂れ落ちしない送給機構は本発明によ
る分配キットの一部として用いるのに適合した唯一の送
給機構ではなく、上記の本発明による態様とは別のいず
れかの適当な常套の形態を有するものであってもよい。
【００５４】上記の態様は本発明を限定するものではな
く、前記の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲を逸脱
することなく、いずれかの望ましい改変を加えてもよ
い。 ［図面の簡単な説明］
く、前記の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲を逸脱
することなく、いずれかの望ましい改変を加えてもよ
い。 ［図面の簡単な説明］
【図１】 本発明による推進装置の一態様を示す模式的
な部分断面図である。
な部分断面図である。
【図２】 本発明による分配キットの一態様を示す縦断
面図であり、推進装置は初期状態にある。
面図であり、推進装置は初期状態にある。
【図３】 図２と同じ分配キットを示す縦断面図であっ
て、推進装置は最終状態にある。
て、推進装置は最終状態にある。
【図４】 図２に示す分配キットの正面図であり、閉鎖
用蓋も示す。
用蓋も示す。
【図５】 本発明による軟質部分の一態様を示す部分的
斜視図である。
斜視図である。
【図６】 図２に示すカートリッジ本体の上部の断面図
であって、変移機構を示す。
であって、変移機構を示す。
【図７】 固体状の錠剤もしくはカプセルを分配するた
めの本発明による分配キットにおける送給機構の部分的
断面図である。
めの本発明による分配キットにおける送給機構の部分的
断面図である。
【図８】 図２に類似する部分断面図であって、分配キ
ットの送給機構の別態様を示す。
ットの送給機構の別態様を示す。
Ｕ１、Ｕ２：軟質部分
Ｉ：嵌合領域
Ｃ：合体長手部材
ＡＣ：アクチュエーター
Ｇ：案内ハウジング
ＡＤ：作動方向
１：分配キット
３：分配装置
５：分配装置本体
７：アクチュエーター
９ａ、９ｂ：軟質部分
１０ａ、１０ｂ：充実歯状体
１１ａ、１１ｂ：歯状体
１２ａ、１２ｂ：溝付歯状体
１３ａ、１３ｂ：変移機械
１５：カートリッジ本体
１７：開口部
２１：カートリッジアクチュエーター
２３：内容物
２９：バイアス部材
３５ａ、３５ｂ：ノブ
３７ａ、３７ｂ：溝
３９：送給機構
４１：軟質閉鎖部材
４３：案内針
４５：閉鎖キャップ
４９：目盛
５３：跳ね蓋
５５：突起
５７：膜
５７ａ、５７ｂ：方向転換部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(73)特許権者 501220802
エル＋エン・プラスト・フェルトリープ
ス・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレ
ンクテル・ハフツング
Ｌ＋Ｎ Ｐｌａｓｔ Ｖｅｒｔｒｉｅｂ
ｓ ＧｍｂＨ
ドイツ連邦共和国デー−82386フグルフ
ィング、アウヴィーゼ22番
(72)発明者 ヴィルマー・ヴァイマー
ドイツ連邦共和国デー−76437ラスタッ
ト、クロイツァーシュトラーセ４番
(72)発明者 アルノルト・ノイホルト
ドイツ連邦共和国デー−82490ファルヒ
ャント、ファルヒャント・エスターベル
クシュトラーセ37アー番
(56)参考文献 実開 昭53−108092（ＪＰ，Ｕ)
実公 昭26−12892（ＪＰ，Ｙ１)
米国特許5062551（ＵＳ，Ａ)
米国特許4318499（ＵＳ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65D 83/00
A61J 1/00
B65D 83/04
Claims (20)
- 【請求項１】 推進アクチュエーター（３１）および推
進機構を具備する推進装置であって、該推進機構が、推
進方向へ移動されるべき該推進機構の合体長手部材（３
３）を並進運動させるために該推進アクチュエーター
（３１）によって推進方向へ作動可能なように配置され
た推進装置において、 （i）推進機構の合体長手部材（３３）が、嵌合領域
（Ｉ）における少なくとも２つの軟質部分（Ｕ１、Ｕ
２；９ａ、９ｂ）のかみ合わせによって形成され、 （ii）推進機構が、嵌合領域（Ｉ）における推進アクチ
ュエーター（７、２９、３１）による該推進機構の作動
に際して、各々の軟質部分（９ａ、９ｂ）の第一部分が
第一方向へ移動し、各々の軟質部分（９ａ、９ｂ）の第
二部分が、該第一方向に対して実質上反対方向であって
該推進方向に対応する第二方向へ移動するような形態を
有し、 （iii）推進装置が、軟質部分（９ａ、９ｂ）を案内す
る変移機構であって、該案内によって、推進機構の作動
時において軟質部分（９ａ、９ｂ）の方向を第一方向か
らこれと実質上反対方向にある第二方向へ変化させる変
移機構（Ｔ；１３ａ、１３ｂ）を有することを特徴とす
る推進装置。 - 【請求項２】 推進機構が２つの軟質部分（９ａ、９
ｂ）を有する請求項１記載の推進装置。 - 【請求項３】 変移機構（Ｔ）が推進アクチュエーター
（Ａ）である請求項１または２記載の推進装置。 - 【請求項４】 第一軟質部分（９ａ）と第二軟質部分
（９ｂ）が、第一変移機構（１３ａ）と第二変位機構
（１３ｂ）によって案内された後で嵌合領域（Ｉ）にお
いて相互にかみ合うことによって、第一軟質部分（９
ａ）と第二軟質部分（９ｂ）の各々の第二部分に対応す
る合体長手部材（３３）が形成される請求項１から３い
ずれかに記載の推進装置。 - 【請求項５】 第一軟質部分（９ａ）と第二軟質部分
（９ｂ）が嵌合領域（Ｉ）において摩擦で相互にかみ合
う構造を有する請求項４記載の推進機構。 - 【請求項６】 第一軟質部分（９ａ）と第二軟質部分
（９ｂ）の各々がこれらの部分上に配置された歯状体
（１１ａ、１１ｂ）を有し、該歯状体が嵌合領域（Ｉ）
において相互にかみ合うことによって、合体長手部材
（３３）を形成する請求項４記載の推進装置。 - 【請求項７】 推進装置が第一変移機構（５７ａ）に連
結した第一バイアス部材（５９ａ）および第二変移機構
（５７ｂ）に連結した第二バイアス部材（５９ｂ）をさ
らに具有し、第一バイアス部材（５９ａ）と第二バイア
ス部材（５９ｂ）がそれぞれ第一変移機構（５７ａ）と
第二変移機構（５７ｂ）を第一方向において偏らせるの
に有効であって、推進アクチュエーター（３１）の作動
に際しては、第一バイアス部材（５９ａ）と第二バイア
ス部材（５９ｂ）がそれぞれ第一変移機構（５７ａ）と
第二変移機構（５７ｂ）を第二方向において移動させ、
また、推進アクチュエーター（３１）の開放に際して
は、第一変移機構（５７ａ）と第二変移機構（５７ｂ）
が第一方向において移動することによって、推進アクチ
ュエーター（３１）の作動を伴うことなく、第一軟質部
分（９ａ）と第二軟質部分（９ｂ）を相互にかみ合わせ
る請求項４記載の推進装置。 - 【請求項８】 推進アクチュエーターが推進方向と反対
方向に偏ったロッド（３１）を具有し、第一軟質部分
（９ａ）と第二軟質部分（９ｂ）の各々に配置された歯
状体（１１ａ/ｂ）が造形歯状体の反復セットをさらに
具有し、各々の反復セットが複数の溝付歯状体（１２ａ
/ｂ）と充実歯状体（１０ａ/ｂ）を保有し、推進アクチ
ュエーターの作動に際しては、ロッド（３１）が最近接
軟質部分（９ａ/ｂ）の充実歯状体（１０ａ/ｂ）を押圧
して溝付歯状体（１１ａ/ｂ）を推進方向において相互
にかみ合わせ、また、推進アクチュエーターの開放に際
しては、ロッド（３１）が推進方向とは反対方向におい
て溝付歯状体（１２ａ/ｂ）を通って偏った後、変移機
構（５７ａ、５７ｂ）に連結したバイアス部材（５９
ａ、５９ｂ）が、ロッド（３１）によって充実歯状体
（１０ａ/ｂ）をさらにかみ合わせるために溝付歯状体
（１１ａ/ｂ）をさらにかみ合わせるのに有効である請
求項７記載の推進装置。 - 【請求項９】 推進アクチュエーター（７、２９）の作
動を制御することによって、推進方向へ移動されるべき
部材（３３）の移動を制御するために、該推進アクチュ
エーターに連結されたマイクロプロセッサーをさらに具
備する請求項１から８いずれかに記載の推進装置。 - 【請求項１０】 分配カートリッジおよび分配装置を具
備する分配キットであって、 該分配カートリッジが （i）一方の端部に開口部（１７）を有し、他方の端部
に頭部（１９）を有するカートリッジ本体（１５）、お
よび （ii）該頭部（１９）に配置されたカートリッジアクチ
ュエーター（２１）を具有し、 該分配装置が （ａ）該カートリッジ本体（１５）を収容するための分
配装置本体（５）であって、その一方の端部に位置する
開口部（２５）が、カートリッジ本体（１５）が分配装
置本体（５）内に存在するときに、カートリッジ本体
（１５）の開口部と適合するように調整された分配装置
本体（５）、 （ｂ）該分配装置本体（５）の他方の端部に配置された
推進アクチュエーター（７，２９，３１）および （ｃ）カートリッジ本体（１５）内の内容物（２３）を
分配させるために該カートリッジ本体（１５）を分配装
置内へ収容したときに、推進アクチュエーター（７，２
９，３１）によって作動してカートリッジアクチュエー
ター（２１）を分配方向（ＡＤ）へ推進させるように分
配装置本体（５）内に配置された推進機構を具有し、 該推進機構が、変移機構（Ｔ；１３ａ、１３ｂ）に隣接
する嵌合領域（Ｉ）において少なくとも２つの軟質部分
（９ａ、９ｂ）のかみ合いによって合体長手部材（３
３）として形成され、さらに 該推進機構が、推進アクチュエーター（７、２９、３
１）によって作動されたときに、各々の軟質部分（９
ａ、９ｂ）の第一部分が変位機構（Ｔ、１３ａ、１３
ｂ）起因して第一方向へ移動すると共に各々の軟質部分
（９ａ、９ｂ）の第二部分が第一方向とは実質上反対方
向である分配方向（ＡＤ）に対応する第二方向へ移動す
るような構造を有する 、該分配キット。 - 【請求項１１】 推進機構が、カートリッジ本体（１
５）内の内容物（２３）を計量分配するために該カート
リッジ本体（１５）内の内容物（２３）を順次的に分配
するような構造を有する請求項１０記載の分配キット。 - 【請求項１２】 推進機構が、カートリッジアクチュエ
ーター（２１）を分配方向へ推進させるために相互にか
み合うように適合した複数の軟質部分（９ａ、９ｂ）を
有する請求項１０または１１記載の分配キット。 - 【請求項１３】 カートリッジアクチュエーター（２
１）を分配方向へ推進させるために、各々の軟質部分
（９ａ）が他の軟質部分（９ｂ）の歯状体（１１ｂ）と
相互にかみ合うのに適合した歯状体（例えば、１１ａ）
を有する請求項１２記載の分配キット。 - 【請求項１４】 軟質部分（９ａ/ｂ）の歯状体（１１
ａ/ｂ）が、推進アクチュエーター（７、２９、３１）
による作動に際して、カートリッジアクチュエーター
（２１）の上方において順次的に相互にかみ合う請求項
１３記載の分配キット。 - 【請求項１５】 軟質部分（９ａ/ｂ）が、相互にかみ
合うことによってカートリッジアクチュエーター（２
１）の上方で硬質長手部材（３３）を形成する構造を有
する請求項１２から１４いずれかに記載の分配キット。 - 【請求項１６】 各々の軟質部分（９ａ/ｂ）が、カー
トリッジ本体（１５）の上方の変移領域（Ｔ）における
推進アクチュエーター（７、２９、３１）による作動に
際して第一部分と第二部分を制限するために、その運動
方向を変化させる請求項１２から１５いずれかに記載の
分配キット。 - 【請求項１７】 第一部分が、推進アクチュエーター
（７、２９、３１）による推進機構の作動に際して、第
二部分とは正反対の方向へ移動する請求項１０から１６
いずれかに記載の分配キット。 - 【請求項１８】 推進アクチュエーター（３１）の作動
を制御することによって推進機構の運動を制御するため
に、該推進アクチュエーターに連結されたマイクロプロ
セッサーをさらに保有する請求項１０から１７いずれか
に記載の分配キット。 - 【請求項１９】 カートリッジ本体（１５）内に収納さ
れた流体物または複数の固体物を含む内容物（２３）か
ら成る物質および請求項１０から１８いずれかに記載の
分配キットを含むコンビネーション。 - 【請求項２０】 該物質が薬剤、食品または化粧品を含
む請求項１９記載のコンビネーション。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19855764.7 | 1998-12-03 | ||
| DE19855764A DE19855764A1 (de) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | Verwendung einer Karpule als Spender sowie Vorrichtung für diese Verwendung |
| PCT/EP1999/009198 WO2000032496A1 (en) | 1998-12-03 | 1999-11-26 | Flexible urging mechanism and dispensing kit incorporating same |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002531334A JP2002531334A (ja) | 2002-09-24 |
| JP3493342B2 true JP3493342B2 (ja) | 2004-02-03 |
Family
ID=7889830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000585149A Expired - Fee Related JP3493342B2 (ja) | 1998-12-03 | 1999-11-26 | 推進装置 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6488183B1 (ja) |
| EP (1) | EP1202917B1 (ja) |
| JP (1) | JP3493342B2 (ja) |
| AT (1) | ATE237530T1 (ja) |
| AU (1) | AU1387000A (ja) |
| CA (1) | CA2348001A1 (ja) |
| DE (2) | DE19855764A1 (ja) |
| DK (1) | DK1202917T3 (ja) |
| ES (1) | ES2197715T3 (ja) |
| WO (1) | WO2000032496A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE20120329U1 (de) * | 2001-12-15 | 2002-04-04 | Kirst Werbung Gmbh | Schokoladenriegel- und Süssigkeitenspender |
| AU2003209614A1 (en) * | 2002-01-29 | 2003-09-02 | Zeev Brandeis | Caulking gun |
| US7264141B2 (en) * | 2004-02-19 | 2007-09-04 | Sanford, L.P. | Fluid dispenser with passive pressurization |
| DE102006038121A1 (de) * | 2006-08-14 | 2008-02-21 | Tecpharma Licensing Ag | Injektionsvorrichtung mit Echtzeitanzeige |
| US20100084422A1 (en) * | 2008-10-01 | 2010-04-08 | Ashley Robota | Sport Nutritional Supplement Dispenser |
| WO2011029468A1 (de) * | 2009-09-08 | 2011-03-17 | Tecpharma Licensing Ag | Vorrichtung zur verabreichung eines injizierbaren produkts mit ausschüttungszähler |
| ES2531886T3 (es) * | 2012-07-31 | 2015-03-20 | Evondos Oy | Método y sistema para controlar la dispensación de medicamentos desde un dispensador de medicamentos |
| US10773028B2 (en) | 2014-10-07 | 2020-09-15 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Indexing dose dispensing device |
| DE102018117305A1 (de) * | 2018-07-17 | 2020-01-23 | Uwe Weiss | Vorrichtung zum Einbringen von Mitteln in ein Erdreich |
| WO2023030877A1 (en) * | 2021-08-31 | 2023-03-09 | Shl Medical Ag | Plunger rod |
| US20230248901A1 (en) * | 2022-02-10 | 2023-08-10 | Insulet Corporation | Drive device including flexible plunger shaft |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4318499A (en) | 1980-08-18 | 1982-03-09 | Hamilton Joel A | Retainer and propulsion apparatus carried in a self-contained handle for use with a removable cartridge |
| US5062551A (en) | 1990-10-01 | 1991-11-05 | Delta Dispensing, Inc. | Postless pushup container |
Family Cites Families (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1810249A (en) * | 1930-04-12 | 1931-06-16 | Edwin H Koehler | Cosmetic container |
| AT337907B (de) * | 1975-07-23 | 1977-07-25 | Neumann Heinz | Vorrichtung zur ausgabe von gegenstanden wie tabletten, kapseln, pillen od.dgl. |
| US4356938A (en) * | 1980-10-10 | 1982-11-02 | Kayser Steven J | Caulking gun with pressure release mechanism |
| PT73931B (en) | 1980-11-10 | 1983-11-30 | Merck & Co Inc | Medicament dispensing container |
| DD253572A1 (de) * | 1986-11-13 | 1988-01-27 | Medizin Labortechnik Veb K | Injektionsvorrichtung mit medikamentendepot |
| FR2628715B1 (fr) * | 1988-03-21 | 1990-08-17 | Ig Design Sarl | Distributeur d'objets a mouvement alternatif |
| FR2629988B1 (fr) | 1988-04-15 | 1990-08-10 | Oreal | Distributeur rechargeable comportant un piston translatable |
| FR2674747B1 (fr) * | 1991-04-05 | 1993-07-30 | Step Soc Tech Pulverisation | Dispositif distributeur de gouttes de petit volume, notamment pour soins ophtalmologiques. |
| FI921648A0 (fi) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | Labsystems Oy | Stegpipett. |
| DE4310808C2 (de) * | 1993-04-02 | 1995-06-22 | Boehringer Mannheim Gmbh | System zur Dosierung von Flüssigkeiten |
| AT401623B (de) * | 1993-09-27 | 1996-10-25 | Ao Research Inst | Handbetätigtes werkzeug |
| CA2109051A1 (en) | 1993-10-22 | 1995-04-23 | Norbert Hamy | Linear actuator |
| US5630527A (en) * | 1994-09-12 | 1997-05-20 | Philip Fishman Corporation | Electronically controlled, positive-displacement fluid dispenser |
| US5637095A (en) * | 1995-01-13 | 1997-06-10 | Minimed Inc. | Medication infusion pump with flexible drive plunger |
| DE29606540U1 (de) * | 1996-04-10 | 1997-08-07 | Muehlbauer Ernst | Applikationsgerät für Dentalmasse |
| DE19751219A1 (de) * | 1997-11-19 | 1999-05-27 | Vetter & Co Apotheker | Spritze, insbesondere vorgefüllte Spritze, oder Karpule |
| EP1060106B1 (de) * | 1998-03-05 | 2003-01-15 | Henkel Kommanditgesellschaft auf Aktien | Behälter mit einer auslassdüse |
| US6241412B1 (en) * | 1999-05-19 | 2001-06-05 | Norbert Spies | Cartridge toothbrush |
-
1998
- 1998-12-03 DE DE19855764A patent/DE19855764A1/de not_active Ceased
-
1999
- 1999-11-26 DK DK99973000T patent/DK1202917T3/da active
- 1999-11-26 AU AU13870/00A patent/AU1387000A/en not_active Abandoned
- 1999-11-26 JP JP2000585149A patent/JP3493342B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-11-26 CA CA002348001A patent/CA2348001A1/en not_active Abandoned
- 1999-11-26 ES ES99973000T patent/ES2197715T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-11-26 DE DE69907039T patent/DE69907039T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-11-26 AT AT99973000T patent/ATE237530T1/de not_active IP Right Cessation
- 1999-11-26 EP EP99973000A patent/EP1202917B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-11-26 WO PCT/EP1999/009198 patent/WO2000032496A1/en active IP Right Grant
- 1999-11-26 US US09/857,058 patent/US6488183B1/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4318499A (en) | 1980-08-18 | 1982-03-09 | Hamilton Joel A | Retainer and propulsion apparatus carried in a self-contained handle for use with a removable cartridge |
| US5062551A (en) | 1990-10-01 | 1991-11-05 | Delta Dispensing, Inc. | Postless pushup container |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6488183B1 (en) | 2002-12-03 |
| ES2197715T3 (es) | 2004-01-01 |
| DE69907039T2 (de) | 2004-03-25 |
| DE19855764A1 (de) | 2000-06-08 |
| CA2348001A1 (en) | 2000-06-08 |
| WO2000032496A1 (en) | 2000-06-08 |
| ATE237530T1 (de) | 2003-05-15 |
| DK1202917T3 (da) | 2003-08-04 |
| JP2002531334A (ja) | 2002-09-24 |
| EP1202917A1 (en) | 2002-05-08 |
| EP1202917B1 (en) | 2003-04-16 |
| DE69907039D1 (de) | 2003-05-22 |
| AU1387000A (en) | 2000-06-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2201121C2 (ru) | Дозирующая упаковка | |
| JP3493342B2 (ja) | 推進装置 | |
| US3790048A (en) | Incremental dose dispenser | |
| US4865231A (en) | Button type dispensing package | |
| AU730050B2 (en) | Dose control dispenser | |
| US5366113A (en) | Pill dispenser | |
| US8540124B2 (en) | Dispensing pen | |
| US3993226A (en) | Dispenser for extrudable materials | |
| US8814002B2 (en) | Delivery system | |
| KR101371268B1 (ko) | 내장형 일회 투여 이중 유체 분배기 | |
| US6283660B1 (en) | Pen dispensing and cartridge system | |
| US9386840B2 (en) | Advance feed dispenser | |
| US20140221945A1 (en) | Multi-dose dispenser and applicator for topical medications | |
| JPH04507059A (ja) | 配分装置 | |
| KR20030017999A (ko) | 편평한 제형의 약제 분배기 | |
| CN101909527A (zh) | 用于多药筒的分配器具 | |
| EP3856295B1 (en) | Injection device | |
| JP2622309B2 (ja) | 散布器 | |
| DE2528191B2 (de) | Spender zur Einzelabgabe von als Schüttgut vordosierten Partikeln einheitlicher Form und Grosse | |
| JP2020529284A (ja) | ボールの形態の製品を分配するための装置 | |
| KR200238023Y1 (ko) | 조제용 정제 의약품 디스펜서 | |
| DE4216541C2 (de) | Mehrfach verwendbarer Dosierspender | |
| US20090052977A1 (en) | Brush with cartridge storage and cartridge content dispensing feature | |
| WO2008009440A1 (en) | Dispenser | |
| US20230140417A1 (en) | Applicator |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |