JP3492992B2 - 紙おむつおよびその製造方法 - Google Patents

紙おむつおよびその製造方法

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JP3492992B2
JP3492992B2 JP2000288121A JP2000288121A JP3492992B2 JP 3492992 B2 JP3492992 B2 JP 3492992B2 JP 2000288121 A JP2000288121 A JP 2000288121A JP 2000288121 A JP2000288121 A JP 2000288121A JP 3492992 B2 JP3492992 B2 JP 3492992B2
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diaper
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啓滋 鳥越
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Description

【発明の詳細な説明】
【0002】
【発明の属する技術分野】
【0003】本願発明は、正しい装着状態を視認し易く
した紙おむつおよびその製造方法に関するものである。
【従来の技術】
【0004】一般に、使い捨てされる紙おむつとして
は、腰回りが分離展開されるおむつタイプのものと、腰
回りが筒状とされるパンツタイプのものがあるが、いず
れのタイプのものでも、装着時に正しい状態で装着され
るとは限らず、ズレたままでの装着が行われることがあ
る。また、装着中においても、着用者の動きに連動して
ズレてしまうことがある。
【0005】上記のように、ズレたままでの装着が行わ
れたり、装着中にズレが生じてしまうと、サイドフラッ
プの重ね合わせ部分に隙間やズレが生じて漏れの一因に
なったり、ギャザー部が不必要に肌に当たってカブレの
一因になるという不具合が起きる。
【0006】そこで、背面部の端縁(即ち、胴回り開口
部の背面側口縁)に印刷または切欠により目印を形成し
て、正しい状態でおむつを装着できるようにしたものが
提案されている(例えば、実公平8−10303号公報
参照)
【発明が解決しようとする課題】
【0007】ところが、上記公知例の場合、背面部の端
縁(即ち、胴回り開口部の背面側口縁)に目印を形成し
て、おむつの装着時における位置決めを行うようにして
いるので、パンツタイプのものには適用できず、展開状
態で着用されるタイプのおむつにしか適用できないとい
う不具合があった。また、装着中においておむつがズレ
た場合に、当該ズレを外部から視認することが難しいと
いう問題もあった。
【0008】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、パンツタイプのものにも適用できるとともに、装
着中におけるズレを外部から容易に視認できるようにす
ることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】請求項1の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、着用者側に位置する液透過性のトッ
プシートと、反着用者側に位置する液不透過性のバック
シートと、これら両シート間に介在させた吸収体とを備
えた紙おむつにおいて、少なくとも着用者の臀部側に位
置する背面部には、所定の間隔をおいて並列状態で配列
されて、その間に所定広さの中央領域を形成する連続ま
たは不連続な一対の直線状帯体で構成された目印を外部
から視認できるように設けている。
【0010】上記のように構成したことにより、おむつ
の装着ズレが生ずると、目印を構成する直線状帯体およ
び中央領域にネジレ等が発生し易くなる。その結果、装
着ズレを容易に発見することができることとなる。従っ
て、おむつを装着した時には、目印の位置により正しい
装着状態にあることを容易に視認することができるとと
もに、おむつの装着中においては、目印の位置ズレによ
りおむつのズレを容易に視認することができる。特に、
動きの激しい幼児用のおむつに適用した場合、装着中の
ズレを容易に外部から視認でき、修正し易くなる。
【0011】請求項の発明におけるように、請求項
載の紙おむつにおいて、前記目印を、前記バックシー
トの表面から立ち上がるように起立状態となした場合、
おむつの装着ズレが生ずると、目印を構成する直線状帯
体にネジレ等がより一層発生し易くなり、装着ズレをよ
り一層容易に発見することができる。
【0012】請求項の発明におけるように、請求項
およびのいずれか一項記載の紙おむつにおいて、前記
中央領域に、所定のキャラクタ絵柄を形成した場合、キ
ャラクタ絵柄の歪み等によっても装着ズレを発見するこ
とができる。
【0013】請求項の発明では、上記課題を解決する
ための方法として、着用者側に位置する液透過性のトッ
プシートと、反着用者側に位置する液不透過性のバック
シートと、これら両シート間に介在させた吸収体とを備
えた紙おむつの製造方法において、前記バックシートに
対して前記吸収体を取り付ける際に、所定の間隔をおい
て並列状態で配列されて、その間に所定広さの中央領域
を形成する連続または不連続な一対の直線状帯体で構成
された目印を、少なくとも着用者の臀部側に位置する背
面部に外部から視認できるように設けるようにしてい
る。
【0014】上記のような方法としたことにより、バッ
クシートへ吸収体を取り付ける際に、正しい装着状態を
示す目印が、少なくとも着用者の臀部側に位置する背面
部に設けられることとなり、製造工程が簡略となる。し
かも、得られた紙おむつを装着した時に、おむつの装着
ズレが生ずると、目印を構成する直線状帯体および中央
領域にネジレ等が発生し易くなる。その結果、装着ズレ
を容易に発見することができることとなる。従って、
印の位置により正しい装着状態にあることを容易に視認
することができるとともに、紙おむつの装着中において
は、目印の位置ズレによりおむつのズレを容易に視認す
ることができる。
【発明の実施の形態】
【0015】以下、添付の図面を参照して、本願発明の
幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0016】第1の実施の形態 図1ないし図11には、本願発明の第1の実施の形態に
かかる紙おむつおよびその製造フローが示されている。
【0017】この紙おむつは、パンツタイプとされてお
り、図1に示すように、着用者の下腹部側に位置する前
面部2、着用者の臀部側に位置する背面部3および股間
部4を有し、可撓性を有するバックシート1と、該バッ
クシート1の内面に固定され、前記股間部4を中心とし
て前後方向(換言すれば、前面部2から背面部3にかけ
て)に延びる吸収主体10とからなっている。
【0018】前記バックシート1は、2枚の通気・液
透過性の不織布を積層固定してなり、このバックシート
1と前記吸収主体10とを重ね合わせた後の製造工程の
最終段階において、前身頃と後身頃との両側縁部(即
ち、前面部2および背面部3の両側縁部)を超音波シー
ルや熱溶融などの接合手段により接合(この接合部を符
号30で示している)することにより、図3に示すよう
に、胴回り開口部40および左右一対の足回り開口部5
0,50が形成されることとなっている。なお、この紙
おむつを取り外す際には、ぬがすのではなく、前記接合
部30,30・・を無理やり引き裂くことにより図1に
示す展開状態として取り外すこととなっている。このよ
うにすれば、排泄物の処理が容易となる。
【0019】前記吸収主体10は、図1および図2に示
すように、不織布などからなり、着用者の肌に直接触れ
る長方形形状の液透過性のトップシート11と、ある程
度の剛性を有する長方形形状の吸収体12と、該吸収体
12の裏面から表面側に回り込んで表面側両側部を額巻
き形態で覆っている長方形形状の液不透過性の防水フィ
ルム13とが、ホットメルト接着剤HMにより接着一体
化されたものである。前記吸収体12としては、解繊パ
ルプを主体とし、高分子吸収ポリマーを併用したものが
好ましく、クレープ紙14に巻き込んだ形態として与え
られる。また、前記防水フィルム13としては、ポリエ
チレンフィルムなどが用いられる。なお、吸収能力を高
める必要がある場合には、図2に示すように、液透過性
のトップシート11と吸収体12との間に液透過性のセ
カンドシート11′を介在させるのが望ましい。
【0020】上記吸収主体10は、前記防水フィルム1
3の両側部をわずかだけ残してほぼ裏面全体が前記バッ
クシート1に対してホットメルト接着剤HMにより接着
一体化されている。
【0021】この吸収主体10の両側部には、着用者側
に突出する足回り用の起立カフス60,60がそれぞれ
形成されており、該起立カフス60,60は、実質的に
幅方向に連続した起立用シート61と、該起立用シート
61内に配設された糸ゴムからなる弾性伸縮部材62,
62・・とによって構成されている。前記起立用シート
61は、液不透過性あるいは疎水性の二重シートからな
っており、起立端から中央側に向かう起立部61aと、
該起立部61aの端部から折り返し反転して外側に向か
う平面当たり部61bとに機能的に且つ概念的に区分さ
れている。
【0022】そして、弾性伸縮部材62,62・・は、
少なくとも1本が平面当たり部61bにあることが基本
形態とされるが、特に平面当たり部61bの先端部にあ
ることが好ましく、さらに、起立部61aにもあること
が好ましい。
【0023】また、前記バックシート1の不織布間に
は、前身頃と後身頃とにおいて胴回りのフィット性を高
めるために、胴回り開口部40の端縁に平行に間隔をお
いて細い糸ゴムからなるウエスト用弾性伸縮部材20,
20・・が設けられている。このウエスト用弾性伸縮部
材20,20・・の間隔および本数は適宜定められる
が、例えば4〜6mm程度の間隔で、5〜7本程度とす
るのが好ましい。
【0024】さらに、前記バックシート1の不織布間に
は、前面部2および背面部3相当個所の両側部において
胴回り開口部40(図3参照)の端縁に平行な方向に前
面部用弾性伸縮部材21,21・・および背面部用弾性
伸縮部材22,22・・がそれぞれ設けられている。
【0025】さらに、前記バックシート1の前面部2か
ら背面部3に掛けて、正しい装着状態を示す連続した目
印70,70が外部から視認できるように設けられてい
る。該目印70,70は、前記バックシート1の裏面側
における前面部2から背面部3に掛けてホットメルト接
着剤HMにより接着固定された透明な不織布等からなる
矩形形状の外形シート71の長手両側端部71a,71
aに巻き込まれて接着固定された色付きの(例えば、空
色に着色された)一対のカラーリボンRCにより構成さ
れており(図2および図3参照)、バックシート1の表
面から立ち上がる起立状態とされている(図3参照)。
つまり、この目印70,70は、所定の間隔をおいて並
列状態で配列されて、その間に所定広さの中央領域Sを
形成する連続した起立状態の一対の直線状帯体で構成さ
れているのである。なお、この各目印70は、不連続な
直線状帯体で構成することもある。このようにすると、
おむつの装着ズレが生ずると、目印70,70にネジレ
等が発生し易くなり、装着ズレを容易に発見することが
できることとなる。ところで、この目印70としては、
上記のカラーリボンRCの他に、図4に示すように、外
形シート71の長手両側端部71a,71aを折り返し
て当該部分にカラー印刷PCを施すようにしてもよい。
また、カラー印刷に代えてカラーホットメルト接着剤等
を用いてもよく、レース絵柄、チェック絵柄等とするこ
とも考えられる。
【0026】なお、図5に示すように、前記バックシー
ト1における前面部2および背面部3に、装着時に前側
となる部分と後側となる部分とを表示するキャラクタ絵
柄(即ち、前向き絵柄72Fおよび後向き絵柄72B)
を表示するようにしてもよい。また、前記外形シート7
1の中央領域Sにおける前面部2および背面部3に、装
着時に前側となる部分と後側となる部分とを表示するキ
ャラクタ絵柄(即ち、前向き絵柄72Fおよび後向き絵
柄72B)を表示するようにしてもよい。このようにす
ると、キャラクタ絵柄(即ち、前向き絵柄72Fおよび
後向き絵柄72B)の歪み等によっても装着ズレを発見
することができる。
【0027】ついで、図6に示す組み立てフローを参照
して、本実施の形態にかかるパンツタイプの紙おむつの
製造方法について詳述する。
【0028】この組み立てフローは、吸収主体製造供給
ライン100と、バックシート製造供給ライン200
と、最終処理ライン300とによって構成されている。
【0029】前記吸収主体製造供給ライン100におい
ては、まず吸収体12が、その長手方向が搬送方向に沿
うように供給され、この上に液透過性のトップシート1
1が被せられて固定され、さらにこのトップシート11
の両側端部に起立カフス60がそれぞれ配置固定され
る。ついで、これらは、別途供給される液不透過性の防
水フィルム13の上に配置固定され、吸収主体10が完
成する。本実施の形態の場合、防水フィルム13は、予
めその両側端部を折り返すとともにその間にウレタンフ
ィルム等の補強部材を挟んで接着し、当該縁部のコシを
強くするように加工される(補強部材を用いずにホット
メルト接着により側縁部を強調させたり、コシを強くし
たりしても良い。)このようにして得られた吸収主体1
0は、90度ターン装置110において、その長手方向
が搬送方向に対して直交する姿勢となるように平面的に
90度ターンされ、最終処理ライン300へと搬送され
る。
【0030】一方、バックシート製造供給ライン200
においては、製品におけるバックシート1となる製品幅
方向に連続する帯状バックシート201に対してウエス
ト用弾性伸縮部材20,20・・、前面部用弾性伸縮部
材21,21・・および背面部用弾性伸縮部材22,2
2・・の取付がなされる。
【0031】詳細には、帯状バックシート201が、ま
ずスリップカッター装置210に送り込まれる。このス
リップカッター装置210においては、別途供給された
デザインシート202がスリップされ、供給間隔を明け
られながら所定形状に順次カットされるとともに、図8
にも示すように、このカットされたデザインシート20
2,202が帯状バックシート201の上面における前
身頃幅方向中央部および後身頃幅方向中央部に対し、ホ
ットメルト接着等によりそれぞれ配置固定される。デザ
インシート202としては、透けない材質のフィルム等
にキャラクタ絵柄を付したものを用いることができる。
【0032】次いで、このデザインシート202,20
2を貼り付けた帯状バックシート201上面に対し、図
8にも示すように、連続するウエスト用弾性伸縮部材2
0,20が各身頃の所定部位にそれぞれ連続的に供給さ
れ(例えば、糸ゴムや帯状ゴム等の弾性材が複数本間隔
をおいて平行に供給され)、ホットメルト接着により固
定される。続いて、このウエスト用弾性伸縮部材20,
20を取り付けた帯状バックシート201は、胴回り伸
縮部材取付装置220に供給され、前面部用弾性伸縮部
材21,21・・および背面部用弾性伸縮部材22,2
2・・がそれぞれ取り付けられる。
【0033】このため、図7(イ)に示すように、支持
シート204および連続伸縮部材205,205・・を
それぞれ供給するための伸縮部材供給ライン230が個
別に設けられている。該ライン230においては、図7
(ロ)に示すように、複数本の糸ゴム等からなる連続伸
縮部材205,205・・が帯状の支持シート204上
に間隔をおいて平行に且つホットメルト接着等により伸
長下に配置固定され、連続帯状の帯状伸縮シート状部材
206が形成され、これらが胴回り伸縮部材取付装置2
20にそれぞれ供給される。
【0034】前記胴回り伸縮部材取付装置220におい
ては、帯状伸縮シート状部材206が所定長さに順次切
り離されて伸縮シート状部材203,203・・が形成
される一方で、図8に示すように、別途送り込まれてく
る帯状バックシート201に対し、前面部2に相当する
個所における製品幅方向中央部(換言すれば、デザイン
シート202が配置固定されている部分)を除いた部分
および背面部2に相当する個所における製品幅方向中央
部(換言すれば、デザインシート202が配置固定され
ている部分)を除いた部分に、図示しない接着剤塗布装
置により例えばホットメルト接着剤HMが間欠的にそれ
ぞれ塗布される。そして、この帯状バックシート201
の前面部相当個所および背面部相当個所には、伸縮シー
ト状部分203,203・・が製品幅方向となる方向に
連なり且つ製品幅方向となる方向に沿う方向に伸長され
た状態で配置される。前述したように、ホットメルト接
着剤HMが間欠塗布されているため、各伸縮シート状部
材203における隣の伸縮シート状部材203との隣接
部分S,Sは、帯状バックシート201に接着されてお
らず、当該隣接部分S,Sを除く中央部分C,Cが帯状
バックシート201に接着固定されることとなってい
る。
【0035】続いて、この帯状バックシート201に取
り付けられた伸縮シート状部材203,203・・は、
接着固定後に伸長状態から開放され、図9に示すよう
に、各伸縮シート状部材203における未固定隣接部分
S,S(図8参照)が収縮する。これによって、帯状バ
ックシート201に取り付けられた伸縮シート状部材2
03,203・・相互は離間し不連続となる。
【0036】以上の部材取付が施された帯状バックシー
ト201は、最終処理ライン300のバックシート取付
装置310へ送り込まれる(図6参照)。ここでは、図
9に示すように、帯状バックシート201の製品幅方向
中央部分相当部位に対し、別途送り込まれてくる吸収主
体10が配置され、例えばホットメルト接着により固定
される。
【0037】また、前記バックシート1の裏面に取り付
けられる外形シート71は、外形シート製造ライン40
0において別途製造され、取付装置320へ供給され
る。本実施の形態では、図10に示すように、まず、予
め所定の大きさの矩形形状にカットされた外形シート7
1の両側縁部71a,71aを折り返すとともに、その
間に色の付いたウレタンフィルム製のカラーリボンRC
を挟んで接着して目印70,70となし、該目印70,
70により正しい装着状態を示すとともに、外形シート
71の両側縁部71a,71aのコシを強くするように
している。符号422はデザインシートである。なお、
この目印70,70は、カラー印刷としてもよく、カラ
ーホットメルト接着剤としてもよい。そして、取付装置
320においては、前記バックシート取付装置310に
おいて吸収主体10が所定位置に配置固定された帯状バ
ックシート201の裏面において吸収主体10と対応す
るように外形シート71がホットメルト接着により固定
される。この時、符号Aで示すように、バックシート1
が、長手方向が搬送方向と直交する姿勢でバックシート
取付装置310から送られてくる場合には、外形シート
71は方向転換することなくそのままの姿勢でバックシ
ート1上に供給されるが、符号Bで示すよう、バックシ
ート1が、長手方向が搬送方向と平行な姿勢でバックシ
ート取付装置310から送られてくる場合には、外形シ
ート71は90°方向転換されてバックシート1上に供
給される。
【0038】上記のようにして各種部材の取付が完了し
た帯状バックシート201は、順次ダイカッター装置3
30に送り込まれ、図9に示すように、そこで足回り開
口部50に相当する部分207がくり抜かれ、次いで折
り畳み装置340により、前身頃および後身頃の接合部
30,30となる両側縁部が重なるように二つ折りさ
れ、続くヒートシール装置350により前記接合部3
0,30がヒートシールされた後、ファイナルカッター
360において搬送のために残しておいた部分が切り落
とされて、ウエスト開口端縁相当個所が形成されるとと
もに、連続する製品相互がその接合部30,30間相当
個所に沿って切り離され、個々のおむつP,P・・とさ
れる。これら個々のおむつP,P・・は、必要に応じて
転写ロール370によりバックシート1表面にキャラク
タ絵柄等が転写された後、順次図示しない計数装置へ送
給される。
【0039】かくして製造された紙おむつPを装着した
時には、目印70,70の位置により正しい装着状態に
あることを容易に視認することができるとともに、紙お
むつPの装着中においては、目印70,70の位置ズレ
によりおむつのズレを容易に視認することができる。特
に、動きの激しい幼児用のおむつに適用した場合、装着
中のズレを容易に外部から視認でき、修正し易くなる。
【0040】しかも、前記目印70,70を、バックシ
ート1に固定される外形シート71の両側端縁71a,
71aにカラーリボンRCを巻き込むことにより形成す
ようにしているので、外形シート71の両側端縁71
a,71aにカラーリボンRCを巻き込むだけで、着用
者の下腹部側に位置する前面部2から着用者の臀部側に
位置する背面部3にかけて連続する目印70,70が容
易に得られる。
【0041】第2の実施の形態 図11には、本願発明の第2の実施の形態にかかる紙お
むつの要部が示されている。
【0042】この場合、目印70は、バックシート1を
構成する2枚の不織布1a,1a間にカラーリボンRC
を平行姿勢で挟持して構成されており、図12に示すよ
うに、矩形枠形状とされている。この場合、目印70は
起立形状とはならない。この目印70も、第1の実施の
形態におけると同様に、カラー印刷、カラーホットメル
ト接着としてもよい。そして、この矩形枠形状の目印7
0内には、キャラクタ絵柄72が液不透過性の防水フィ
ルム13の上面(即ち、吸収主体10側の面)に形成さ
れている。このキャラクタ絵柄72は、図12(イ)に
示す水溶性インクで描かれた笑顔の絵柄72Xと、図1
2(ロ)に示す油溶性インクで描かれた泣き顔の絵柄7
2Yとによって構成されている。このようにすると、こ
の紙おむつを装着中においておしっこを漏らしたときに
は、水溶性インクで描かれた笑顔のキャラクタ絵柄72
Xが消えて、油溶性インクで描かれた泣き顔のキャラク
タ絵柄72Yが現れることとなる。従って、お漏らしし
たことをキャラクタ絵柄の変化により容易且つ迅速に見
つけることができるのである。
【0043】ところで、水溶性インクと油溶性インクと
を用いたキャラクタ絵柄のパターンとしては、上記の他
に、図13(イ)に示すように、外形形状を水溶性イン
クIwで描くとともに、水溶性インクIwで描かれた目
と口の外側を油溶性インクIoで縁取り、お漏らしした
場合には、油溶性インクIoで描かれた絵柄のみが残る
ようにする場合、図13(ロ)に示すように、外形形状
を油溶性インクIoで描くとともに、水溶性インクIw
で描かれた目と口の中に油溶性インクIoで小さい目と
口とを描き、お漏らしをした場合には、油溶性インクI
oで描かれた絵柄のみが残るようにする場合、あるいは
これらを組み合わせる場合等のように、種々のパターン
が考えられる。
【0044】その他の構成および作用効果は、第1の実
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0045】第3の実施の形態 図14には、本願発明の第3の実施の形態にかかる紙お
むつの要部が示されている。
【0046】この場合、目印70は、バックシート1を
構成する2枚の不織布1a,1aのうち下側となる不織
布1aに下向きに突出する袋部1bを形成し、該袋部1
b内にカラーリボンRCを挟持して構成されている。こ
の場合、目印70は起立状態となるので、第1の実施の
形態で説明したと同様に、装着ズレを容易に発見するこ
とができる。この目印70も、第1の実施の形態におけ
ると同様に、カラー印刷、カラーホットメルト接着とし
てもよい。その他の構成および作用効果は、第1の実施
の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0047】第4の実施の形態 図15には、本願発明の第4の実施の形態にかかる紙お
むつの要部が示されている。
【0048】この場合、図15(イ)に示すように、防
水フィルム13を吸収主体10に接着固定するために用
いられるホットメルト接着剤HMの一部をカラーホット
メルト接着剤HMCとすることにより目印70を形成し
てもよく、図15(ロ)に示すように、防水フィルム1
3とバックシート1とを接着固定するために用いられる
ホットメルト接着剤HMの一部をカラーホットメルト接
着剤HMCとすることにより目印70を形成してもよ
い。この場合、外形シートは省略されている。このよう
にすると、目印70と接着剤とを兼用できることとな
り、構成が簡略となる。
【0049】なお、カラーホットメルト接着剤HMCに
代えて、図16(イ)に示すように、防水フィルム13
のバックシート1側にカラー印刷PCを施して目印7
0,70としてもよく、図16(ロ)に示すように、バ
ックシート1の防水フィルム13側にカラー印刷PCを
施して目印70,70としてもよい。
【0050】その他の構成および作用効果は、第1の実
施の形成におけると同様なので説明を省略する。
【0051】上記各実施の形態においては、目印70,
70を、装着者の下腹部側に位置する前面部2から臀部
側に位置する背面部3にかけて形成しているが、目印7
0,70は、少なくとも装着者の臀部側に位置する背面
部3に形成されていればよい。
【発明の効果】
【0052】請求項1の発明によれば、着用者側に位置
する液透過性のトップシートと、反着用者側に位置する
液不透過性のバックシートと、これら両シート間に介在
させた吸収体とを備えた紙おむつにおいて、少なくとも
着用者の臀部側に位置する背面部には、所定の間隔をお
いて並列状態で配列されて、その間に所定広さの中央領
域を形成する連続または不連続な一対の直線状帯体で構
成された目印を外部から視認できるように設けて、おむ
つの装着ズレが生ずると、目印を構成する直線状帯体お
よび中央領域にネジレ等が発生し易くなって、装着ズレ
を容易に発見することができるようにしたので、おむつ
を装着した時には、目印の位置により正しい装着状態に
あることを容易に視認することができるとともに、おむ
つの装着中においては、目印の位置ズレによりおむつの
ズレを容易に視認することができることとなり、動きの
激しい幼児用のおむつに適用した場合、装着中のズレを
容易に外部から視認でき、修正し易くなるという効果が
ある。
【0053】請求項の発明におけるように、請求項
載の紙おむつにおいて、前記目印を、前記バックシー
トの表面から立ち上がるように起立状態となした場合、
おむつの装着ズレが生ずると、目印を構成する直線状帯
体にネジレ等がより一層発生し易くなり、装着ズレをよ
り一層容易に発見することができる。
【0054】請求項の発明におけるように、請求項
およびのいずれか一項記載の紙おむつにおいて、前記
中央領域に、所定のキャラクタ絵柄を形成した場合、キ
ャラクタ絵柄の歪み等によっても装着ズレを発見するこ
とができる。
【0055】請求項の発明によれば、着用者側に位置
する液透過性のトップシートと、反着用者側に位置する
液不透過性のバックシートと、これら両シート間に介在
させた吸収体とを備えた紙おむつの製造方法において、
前記バックシートに対して前記吸収体を取り付ける際
に、所定の間隔をおいて並列状態で配列されて、その間
に所定広さの中央領域を形成する連続または不連続な一
対の直線状帯体で構成された目印を、少なくとも着用者
の臀部側に位置する背面部に外部から視認できるように
設けるようにしているので、バックシートへ吸収体を取
り付ける際に、正しい装着状態を示す目印が、少なくと
も着用者の臀部側に位置する背面部に設けられることと
なり、製造工程が簡略となるという効果がある。しか
も、得られた紙おむつを装着した時に、おむつの装着ズ
レが生ずると、目印を構成する直線状帯体および中央領
域にネジレ等が発生し易くなって、装着ズレを容易に発
見することができることとなるので、目印の位置により
正しい装着状態にあることを容易に視認することができ
るとともに、紙おむつの装着中においては、目印の位置
ズレによりおむつのズレを容易に視認することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる紙おむつ
の展開状態平面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる紙おむつ
の要部拡大断面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる紙おむつ
の斜視図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる紙おむつ
における目印部分の変形例を示す拡大断面図である。
【図5】本願発明の第1の実施の形態にかかる紙おむつ
の変形例を示す展開状態平面図である。
【図6】本願発明の第1の実施の形態にかかる紙おむつ
の製造ラインのフロー図である。
【図7】(イ)は図6の部分のラインを示すフロー図
であり、(ロ)は本願発明の第1の実施の形態にかかる
紙おむつの製造ラインにおける伸縮シート状部材の製造
工程を示す平面図である。
【図8】本願発明の第1の実施の形態にかかる紙おむつ
の製造ラインにおける胴回り弾性伸縮部材製造工程を示
す平面図である。
【図9】本願発明の第1の実施の形態にかかる紙おむつ
の製造ラインにおける最終製造工程を示す平面図であ
る。
【図10】本願発明の第1の実施の形態にかかる紙おむ
つの製造ラインにおける外形シート製造工程を示す平面
図である。
【図11】本願発明の第2の実施の形態にかかる紙おむ
つの要部拡大断面図である。
【図12】本願発明の第2の実施の形態にかかる紙おむ
つにおけるキャラクタ絵柄を示す斜視図であり、(イ)
はおしっこ漏れ前の状態を示し、(ロ)はおしっこ漏れ
後の状態を示す。
【図13】(イ)、(ロ)は本願発明の第2の実施の形
態にかかる紙おむつにおけるキャラクタ絵柄の二つの変
形例を示す平面図である。
【図14】本願発明の第3の実施の形態にかかる紙おむ
つの要部拡大断面図である。
【図15】(イ)、(ロ)は本願発明の第4の実施の形
態にかかる紙おむつの二つの例を示す要部拡大断面図で
ある。
【図16】(イ)、(ロ)は本願発明の第4の実施の形
態にかかる紙おむつの二つの変形例を示す要部拡大断面
図である。
【符号の説明】
【0057】 1はバックシート、2は前面部、3は背面部、4は股間
部、10は吸収主体、11はトップシート、12は吸収
体、13は防水フィルム、70は目印、71は外形シー
ト、71aは両側端縁、72はキャラクタ絵柄。
フロントページの続き (72)発明者 村中 俊夫 愛媛県伊予三島市寒川町4765番11号 ダ イオーペーパーコンバーティング株式会 社内 (56)参考文献 特開 平7−313549(JP,A) 実公 平8−10303(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/15 - 13/84

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】 【0001】
  1. 【請求項1】 着用者側に位置する液透過性のトップシ
    ートと、反着用者側に位置する液不透過性のバックシー
    トと、これら両シート間に介在させた吸収体とを備えた
    紙おむつであって、少なくとも着用者の臀部側に位置す
    る背面部には、所定の間隔をおいて並列状態で配列され
    て、その間に所定広さの中央領域を形成する連続または
    不連続な一対の直線状帯体で構成された目印を外部から
    視認できるように設けたことを特徴とする紙おむつ。
  2. 【請求項2】 前記目印を、前記バックシートの表面か
    ら立ち上がるように起立状態となしたことを特徴とする
    前記請求項1記載の紙おむつ。
  3. 【請求項3】 前記中央領域には、所定のキャラクタ絵
    柄を形成したことを特徴とする前記請求項および
    いずれか一項記載の紙おむつ。
  4. 【請求項4】 着用者側に位置する液透過性のトップシ
    ートと、反着用者側に位置する液不透過性のバックシー
    トと、これら両シート間に介在させた吸収体とを備えた
    紙おむつの製造方法であって、前記バックシートに対し
    て前記吸収体を取り付ける際に、所定の間隔をおいて並
    列状態で配列されて、その間に所定広さの中央領域を形
    成する連続または不連続な一対の直線状帯体で構成され
    目印を、少なくとも着用者の臀部側に位置する背面部
    に外部から視認できるように設けるようにしたことを特
    徴とする紙おむつの製造方法。
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