JP3492326B2 - 食用油の固形化材及びその製造方法とその固形化材の使用 - Google Patents
食用油の固形化材及びその製造方法とその固形化材の使用Info
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Description
固形化する食用油の固形化材とその製造方法、及び食用
油を前記固形化材を用いて固形化する方法に関する。
品産業の隆盛に伴って、多種多様な食用油が使われるよ
うになり、人間生活を豊かなものにしている。栄養価、
風味、食感等、特徴の異なる種々の食用油が作られてい
るが、液体であるということが、食品としての利用分野
を限定し、狭くしている。食用油としての本来の特性を
保ったまま、固形化、もしくはゲル化することが出来れ
ば、実用上の価値は大いに高まるものと思われる。ま
た、他の種類の各種食品と共に固形化することによっ
て、全く新規な食品を作り出すことが出来る。更に、貯
蔵、保存、輸送等の利便を考慮すれば、固形化、もしく
はゲル化することの価値は、更に高いものとなるものと
考えられる。
適度な条件でのみ保たれており、容易に変化、劣化しや
すいことを考慮すると、食用油を固形化するには、化学
反応を用いることなく、物理化学的な手段を用いて、そ
のままの形で、加熱操作等を伴うことなく、例えば、室
温で、もしくは室温〜−20℃程度で、無害、且つ安定
で、食用油の特性を損なうことのない適当な物質を用い
て、固形化する方法が、最も好ましいと考えられる。
満足のいくものは知られていない。
安全且つ容易に、簡便な操作で、少量を用いて、室温〜
−20℃位で、食用油を固形化しうる食用油の固形化材
を提供することを目的とする。また、本発明はこの食用
油の固形化材の製造方法を提供することを目的とする。
さらに本発明は、食用油を容易に固形化しうる方法を提
供することを目的とする。
のアルキル基を有する脂肪族カルボン酸金属塩の水中に
おける溶解、乳化、分散挙動について検討する過程で、
これらのカルボン酸金属塩が高温では完全に水に溶解す
ること、完全に溶解した後に塩化ナトリウム水溶液を高
温で加えることによっても完全に溶解した状態が保たれ
ること、完全溶解状態から撹拌、徐冷することによっ
て、初めて、カルボン酸金属塩は微細、均一な繊維状で
集合した結晶体となって析出すること、更に、このよう
な繊維状集合結晶体が、特に効率よく食用油類を吸着、
固形化することを見出した。本発明はこの知見に基づき
検討を重ね、なされたものである。
せた後、撹拌、徐冷することによって析出形成させた繊
維状集合結晶体よりなることを特徴とする食用油の固形
化材、 (2)純水中に脂肪族カルボン酸金属塩を完全に溶解さ
せた後、塩化ナトリウム水溶液を加え、撹拌、徐冷する
ことによって析出形成させた繊維状集合結晶体よりなる
ことを特徴とする食用油の固形化材、 (3)(1)又は(2)項記載の繊維状結晶体を用い
て、食用油を固形化することを特徴とする食用油の固形
化方法、 (4 )純水中に脂肪族カルボン酸金属塩を完全に溶解さ
せた後、撹拌、徐冷することによって繊維状集合結晶体
として析出させることを特徴とする食用油の固形化材の
製造方法、及び (5)純水中に脂肪族カルボン酸金属塩を完全に溶解さ
せた後、塩化ナトリウム水溶液を加え、撹拌、徐冷する
ことによって繊維状集合結晶体として析出させることを
特徴とする食用油の固形化材の製造方法を提供するもの
である。本発明に用いられる繊維状集合結晶体とは微細
な1本の繊維状結晶が無数に集合したものであり、繊維
状結晶の1本の太さは好ましくは1μm以下、長さは好
ましくは50〜1000μm、より好ましくは100〜
500μmである。また、1本の繊維状結晶は更に細い
多数の繊維状集合結晶より構成されている。なお、本発
明の食用油固形化材として作用する繊維状集合体からな
る結晶体は、脂肪族カルボン酸金属塩を純水中で加熱溶
解し、もしくは、更に塩化ナトリウム水溶液を加えた
後、撹拌、徐冷することによって形成される。この集合
結晶体は、通常室温以下で長期間安定に繊維状集合結晶
体の分散状態を維持するものである。本発明において、
食用油は上記繊維状集合結晶体と複合体を形成して固形
状になる。
製造に用いる脂肪族カルボン酸金属塩(以下、カルボン
酸金属塩ということがある)は、好ましくは直鎖状のア
ルキル鎖を有するカルボン酸の金属塩である。カルボン
酸金属塩の炭素数は、好ましくは8〜22、特に好まし
くは10〜18である。金属の種類は、好ましくはナト
リウム、カリウム、である。即ち、加熱によって純水中
に完全に溶解し、且つ、そのままもしくは塩化ナトリウ
ム水溶液を加えて撹拌、徐冷することによって繊維状に
析出することが出来るだけの、適度な長さのアルキル鎖
長を有していることが必要である。直鎖のアルキル基を
有するカルボン酸ナトリウムの場合、炭素数が8〜10
の場合には、加える塩化ナトリウムの濃度を濃くし、或
いは、室温以下で冷却することが必要となることもあ
る。炭素数が19以上の場合には、完全溶解のために1
00℃以上に温度を上げたり、塩化ナトリウム濃度を低
くする等の工夫が必要となる。直鎖のアルキル基を有す
るカルボン酸カリウムの場合もこれに準ずる。カルボン
酸金属塩として、具体的には例えば、オクタン酸ナトリ
ウム、ノナン酸ナトリウム、デカン酸ナトリウム、ウン
デカン酸ナトリウム、ドデカン酸ナトリウム、トリデカ
ン酸ナトリウム、テトラデカン酸ナトリウム、ペンタデ
カン酸ナトリウム、ヘキサデカン酸ナトリウム、ヘプタ
デカン酸ナトリウム、オクタデカン酸ナトリウム、テト
ラデカン酸カリウム、ヘキサデカン酸カリウム、オクタ
デカン酸カリウムなどがあげられる。脂肪族カルボン酸
ナトリウムは、古くから、石鹸として用いられ、その安
全性は証明されているものである。脂肪族カルボン酸カ
リウムも、薬用石鹸として広く用いられ、やはり安全性
が証明されている。更に、ナトリウム、カリウムは、本
来、河川、湖沼等環境水中にも種々の濃度で含まれてお
り、既に含まれている程度の濃度であれば、万一流出、
残存しても、環境に悪影響を与えるものではない。
水に種々の量の塩化ナトリウム結晶を溶解させて作られ
る。僅かに水に溶けている低濃度から、溶解度の上限ま
で、一般に何れの濃度でも有効であるが、肝腎なこと
は、カルボン酸金属塩との組み合わせによって、繊維状
の集合体として結晶体が析出するのに必要な濃度以上で
あり、且つ、析出した繊維状集合結晶体が、食用油と反
応して固形化することである。また、必ずしも純粋の塩
化ナトリウムである必要はなく、天然水の構成成分であ
って、人間やその他の生物に無害な金属塩で、溶解した
カルボン酸塩を析出させるだけの濃度を有していればよ
い。しかしながら、食品に加えることを考慮すれば、純
度の高い、もしくは、通常食用に供される程度の塩化ナ
トリウムを用いるか、安全性の確認がなされているもし
くは飲料水としてその味が既に知られている天然水を用
いることが望ましい。
上記カルボン酸金属塩を先ず完全に純水中に溶解させる
こと、次いで、必要に応じて、金属イオンを含有する水
溶液を加えて完全に混合すること、次いで、混合しなが
ら徐冷することによって、水溶液中に繊維状集合結晶体
を析出させることが特に重要である。この繊維状集合結
晶体を用いることによって、食用油類を極めて効率よく
吸着し、固形状の新たな食品にすることが可能となる。
これは、カルボン酸金属塩の繊維状集合体としての結晶
が、表面積が大きいため、食用油を効率的に吸着し、こ
の食用油吸着体が互いにファンデルワールス力によって
引き合って結合して成長し最終的には容易に手や食品容
器を使っても取り扱うことのできる堅い固形状物となる
ためであると考えられる。
成させて食用油固形化材を製造する実施態様は、以下の
通りである。 カルボン酸金属塩を純水中に加えて加熱、完全に溶解
後、激しく撹拌しながら徐々に室温まで冷却させる方法 カルボン酸金属塩を純水中に加えて加熱、完全に溶解
後、予め加熱して置いた塩化ナトリウム水溶液を加え、
激しく撹拌しながら徐々に室温まで冷却させる方法 上記の方法の、純水もしくは塩化ナトリウム水溶液
の変わりに、種々の人体に無害な金属塩水溶液を用いる
方法 上記もしくはの方法の、室温まで冷却させた後、
更に0℃付近に長時間保って、繊維状集合結晶体を析出
させる方法などがある。また、 上記〜の方法を用いて、複数の種類のカルボン酸
金属塩の混合繊維状集合結晶体を析出させる方法等があ
る。
体を析出させる際のカルボン酸金属塩/水のモル比は、
好ましくは0.1/1000〜10/1000、さらに
好ましくは0.5/1000〜2/1000である。ま
た、繊維状集合結晶体析出時の塩化ナトリウムもしくは
金属塩水溶液/水のモル比は、好ましくは0/1000
〜加熱時の飽和濃度である。
に溶解させるために加熱を行う。加熱温度は、用いるカ
ルボン酸金属塩の種類により異なるが、例えばペンタデ
カン酸ナトリウムからオクタデカン酸ナトリウムの場合
には、90℃〜99℃で30分程度加熱する。炭素鎖長
の短いカルボン酸塩の場合には更に低温の加熱でもよ
い。炭素鎖長の長いカルボン酸塩の場合には、耐圧容器
を用いて100℃以上に加熱することが必要な場合もあ
る。いずれの場合にも加熱することによってカルボン酸
金属塩が完全に溶解した後、激しく撹拌するか、もしく
は、加熱した塩化ナトリウム水溶液もしくは各種金属塩
水溶液を加えた後、激しく撹拌する。室温に低下するま
で激しい撹拌を継続する。上記のようにすることで、極
めて微細な繊維状集合結晶体を析出させることができ
る。形成された繊維状集合結晶体は、遠心分離等の通常
の手段で、あるいは繊維状集合結晶体を金属塩水溶液中
からすくいあげることによっても、水溶液と分離できる
が、通常は水中に分散したままの状態で使用する。この
繊維状集合結晶体は形成された後は極めて安定であり、
長期間室温に保持しても、或いは高温下でも、通常、安
定に保持される。例えばペンタデカン酸ナトリウムより
得られた繊維状集合結晶体の場合には、通常60℃程度
までは極めて安定である。
の固形化材は、食用油を投入するだけで、選択的に食用
油を吸着する。固形化材に対して食用油の割合が多すぎ
ない範囲では、本発明の固形化材は、実質的に食用油を
全て吸着して固形状複合体を形成し、水上に浮遊する。
この際、この固形状複合体を食用油固形化食品として用
いる場合には、目的とする固形化食品の内容に応じて、
他の油溶性食品、食品添加物、等を加えても良い。出来
た固形化物は、通常、手や柄杓等を用いる通常の手段
で、すくいあげることができる。本発明の固形化材が固
形化できる食用油としては、大豆油、綿実サラダ油、菜
種白絞油、コーン白絞油、サフラワーサラダ油、パーム
油、ひまわり油、米油、ごま油、オリーブ油などがあげ
られる。固形化しようとする食用油の種類にもよるが、
通常、本発明の固形化材1gに対し10gから30gの
油類を吸着させることができる。本発明の固形化材に食
用油類を吸着させるには、好ましくは1分以上、室温あ
るいは室温〜−20℃の範囲において、食用油類と固形
化材を接触させればよく、緩やかに振蕩もしくは撹拌す
るするのがさらに好ましい。
は、元の食用油の性質、風味を損なわない程度の温度
で、緩やかに加熱することによって、カルボン酸金属塩
と固形化した食用油類の各成分に分離することができ
る。カルボン酸金属塩は分離して水の側に移行し、食用
油類は、水から分離でき、元の食用油に戻すことができ
る。また、大半のカルボン酸金属塩は、再び食用油類固
形化材として使用しうる繊維状集合結晶体を製造するの
に用いることができ、繰り返し使用することができる。
分解、分離のための加熱は、通常80℃以下とする。
に説明する。 実施例1 高純度(99%以上)のペンタデカン酸ナトリウム10
g、純水400gを秤量してガラス容器に入れ、密閉
し、95℃に加熱してペンタデカン酸ナトリウムを完全
に溶解した。別途、塩化ナトリウム5gを純水400g
に完全に溶解した水溶液を95℃に加熱しておく。両液
を95℃で混合し、直ちに混合液を激しく撹拌する。室
温に冷却するまで、20分程度撹拌を継続することによ
って、極めて微細且つ均一な繊維状集合結晶体が全液に
わたって析出した。一昼夜室温で放置することによっ
て、繊維状集合結晶体は更に安定なものになり、微細な
結晶状態を保ったままお互いに引きつけ合って、水面上
に集まろうとするため、下部がほんの少しだけ、無色透
明の水溶液になる。図1にこのようにして調製したペン
タデカン酸ナトリウムの繊維状集合結晶体の顕微鏡写真
(倍率40倍)を示す。この繊維状集合結晶体の分散液
に綿実サラダ油150gを加えて、緩やかに振蕩する
と、ペンタデカン酸ナトリウムの繊維状集合結晶体と、
綿実サラダ油の微粒子がお互いに凝集し始め、全体とし
て巨大な、堅い、少し黄色みを帯びたボール状の凝集体
(固形化物)を形成した。残された塩化ナトリウム水溶
液にはペンタデカン酸ナトリウムも綿実サラダ油も含ま
れておらず、全くの無色透明であった。また、巨大な堅
いボール状固形化物の方にも、水は殆ど含まれていなか
った。
リウム11gを用いた以外は実施例1と全く同様にした
ところ、全く同様にして極めて微細且つ均一な白色結晶
が全液にわたって析出した。これに綿実サラダ油150
gを添加し、緩やかに振蕩したところ、安定な、堅いボ
ール状固形化物となり、分離した塩化ナトリウム水溶液
も無色透明であった。
は塩化ナトリウム濃度が半分の水溶液を用いたところ、
綿実サラダ油添加量が重量比で10〜30倍まで、同様
の結果が得られた。但し、水は少し白濁し、少量の綿実
サラダ油が、水中に分散して残存した。
2gのウンデカン酸ナトリウム、ドデカン酸ナトリウ
ム、トリデカン酸ナトリウム、テトラデカン酸ナトリウ
ム、ヘプタデカン酸ナトリウム、オクタデカン酸ナトリ
ウムをそれぞれ用いたところ、綿実サラダ油の重量が、
それぞれのカルボン酸ナトリウムに対して、重量比で2
0倍、25倍、25倍、20倍、30倍、30倍まで、
堅い安定なボール状固形化物が得られ、無色透明の塩化
ナトリウム水溶液の上に浮遊した。
デカン酸ナトリウムを用いたところ、塩化ナトリウム水
溶液を加え、撹拌し、室温に放置しても、繊維状集合結
晶体は全く析出しなかった。そこで当該混合液を4℃で
一日保ったところ、同様な繊維状集合結晶体が析出し、
析出後は、室温でも長時間安定であった。図2にこのよ
うにして調製したペンタデカン酸ナトリウムの繊維状集
合結晶体の顕微鏡写真(倍率100倍)を示す。この繊
維状集合結晶体分散液に、実施例1と同様に綿実サラダ
油を順次添加したところ、デカン酸ナトリウムに対し
て、重量比で35倍の綿実サラダ油添加量まで、堅い固
形化物を得ることが出来た。
絞油、コーン白絞油、サフラワーサラダ油、パーム油、
ひまわり油、米油、ごま油、オリーブ油を用いたとこ
ろ、それぞれの繊維状集合結晶体に対して10〜40倍
の重量まで、極めて堅いボール状固形化物を得ることが
出来た。残された純水もしくは水溶液は、無色透明又は
ほんの少し白濁した状態であった。またこれらの固形化
物の場合には、60℃〜80℃に加熱することによっ
て、容易に元のそれぞれの食用油に戻すことが出来た。
属塩水溶液中に分散させた繊維状集合結晶体よりなる食
用油の固形化材は、食用油類を吸着することによって固
形状を保ち(通常はボール状ないし玉子状となる)、容
易且つ安全に、食用油を固形化することができ、新規な
食品として変換することが出来る。また、本発明の繊維
状集合結晶体よりなる食用油の固形化材は、室温におい
て長期間安定に繊維状集合結晶体の分散状態を維持する
ため取扱いが容易で、長期間安全に保存することが出来
る。また、加熱によりカルボン酸金属塩と固形化させた
食用油に分離することができ、食用油を元の状態に戻す
ことが可能で、他方カルボン酸金属塩は、繊維状集合結
晶体よりなる食用油固形化材の製造に再利用できる。こ
のような繊維状集合結晶体を用いた本発明の食用油類の
固形化方法は、食用油の特性を損うことなく、無害かつ
安定に固形化できるので、貯蔵、保存、輸送用の処理方
法として好適であり、新たな油性、固形状食品を製造す
る方法としても好適である。
写真である。
写真である。
Claims (5)
- 【請求項1】 純水中に脂肪族カルボン酸金属塩を完全
に溶解させた後、撹拌、徐冷することによって析出形成
させた繊維状集合結晶体よりなることを特徴とする食用
油の固形化材。 - 【請求項2】 純水中に脂肪族カルボン酸金属塩を完全
に溶解させた後、塩化ナトリウム水溶液を加え、撹拌、
徐冷することによって析出形成させた繊維状集合結晶体
よりなることを特徴とする食用油の固形化材。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の繊維状結晶体を用
いて、食用油を固形化することを特徴とする食用油の固
形化方法。 - 【請求項4】 純水中に脂肪族カルボン酸金属塩を完全
に溶解させた後、撹拌、徐冷することによって繊維状集
合結晶体として析出させることを特徴とする食用油の固
形化材の製造方法。 - 【請求項5】 純水中に脂肪族カルボン酸金属塩を完全
に溶解させた後、塩化ナトリウム水溶液を加え、撹拌、
徐冷することによって繊維状集合結晶体として析出させ
ることを特徴とする食用油の固形化材の製造方法。
Priority Applications (3)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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---|---|---|---|---|
JP3953742B2 (ja) | 2001-03-14 | 2007-08-08 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 気体炭化水素の固定化材とその使用及び炭化水素の固形化方法 |
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-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001073188A patent/JP3492326B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
Cryst.Res.Technol.,1987年,Vol.22,No.2,p.183−188 |
第40回日本油化学会年会講演要旨集,2001年,p.152 |
Also Published As
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