JP3492059B2 - 記録媒体搬送装置 - Google Patents

記録媒体搬送装置

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JP3492059B2
JP3492059B2 JP33222695A JP33222695A JP3492059B2 JP 3492059 B2 JP3492059 B2 JP 3492059B2 JP 33222695 A JP33222695 A JP 33222695A JP 33222695 A JP33222695 A JP 33222695A JP 3492059 B2 JP3492059 B2 JP 3492059B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体搬送装置に
関し、特に高密度でカラー画像等の記録を行なうのに最
適な記録媒体の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりプリンタの紙送り装置としては
図13に示す方法が一般的である。図13において、3
は紙送りローラである。紙送りローラ3の外周部35は
主としてゴム等の摩擦係数の高い材質で構成されてい
る。32はピンチローラであり、記録媒体8を間に挟ん
で紙送りローラ3の外周部35に押圧されている。紙送
りローラ3はまた、主として金属から成る軸部34を有
し、軸部34を回転自由に軸支する軸受33を介して、
フレーム41、42に回転自由に支えられている。紙送
りローラ3の軸部34の一端には駆動力伝達手段の最終
段となる紙送りローラ歯車31が結合されている。紙送
りローラ歯車31は、駆動力伝達手段の始段となる紙送
りモータ歯車51と直接係合している、あるいは、紙送
りモータ歯車51と係合し多段減速の駆動力伝達手段を
なす中間減速歯車(不図示)と係合している。紙送りモ
ータ歯車51は紙送りモータ5に結合されている。
【0003】かかる構成から成るプリンタの紙送り装置
の動作は次のようになる。すなわち、紙送りモータ5を
所定量回転させることによって、駆動力伝達手段を介し
て紙送りモータ5の駆動力が紙送りローラ歯車31に伝
達され、紙送りローラ歯車31と結合する紙送りローラ
3が所定量回転し、紙送りローラ3とピンチローラ32
に挟まれた記録媒体8が所定量搬送されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、プリンタのカラ
ー化、高画質化、記録ヘッドの多素子化による高速化が
進み、特に高密度、高画質でフルカラー画像等を記録す
るプリンタにおいては、高い記録精度が要求される様に
なってきている。そのため、プリンタの紙送り装置にお
いても、記録媒体を高い精度で搬送することがますます
重要となっている。
【0005】しかしながら、上述の従来例は、その構成
上、記録媒体の搬送精度を大きく上げることは非常に困
難なものである。
【0006】詳しく述べると、記録媒体の搬送精度に影
響を与える大きな要因としては、記録媒体と直接係合し
搬送動作を実行する紙送りローラに発生する、振れの誤
差があげられ、特に記録ヘッドの多素子化により記録媒
体の搬送量すなわち紙送りローラの回転量が増大するに
つれ、益々クローズアップされている。紙送りローラの
振れは、図14に示す如く、軸受33に軸支され回転駆
動の軸となる軸部34の中心Pと、外周部35の中心O
とのずれ、すなわち偏心により生じ、外周部35の表面
にならって搬送される記録媒体の搬送量には、紙送りロ
ーラ3の同一の回転角θに対して、例えば、図示量イ、
ロの違いが発生する。この誤差は周期的に発生し、補正
は困難である。
【0007】上述の従来例における紙送りローラ3は、
記録媒体8に対して高い摩擦力を要する紙送りローラ3
の外周部35と、軸受33に対して低い摩擦係数を要す
る軸部34とが機能的に分離されており、別部位となっ
ていた。したがって、外周部35と軸部34との間には
必然的に段差が生じ、両者間の偏心は加工精度上避けら
れないものであった。このため、記録媒体の搬送精度は
大きく損なわれるものであった。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、搬送ローラの偏心要因による記録媒体の搬送
量の狂いが極めて小さい、記録媒体搬送装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を達
成するための記録媒体搬送装置として、記録媒体を搬送
する搬送ローラと、該搬送ローラとともに回転するピン
チローラとによって記録媒体を搬送する記録媒体搬送装
置であって、剛体材料からなり段差なく一様な外径に形
成され、外周面に複数条の螺旋溝が形成された搬送ロー
ラと、前記搬送ローラを回動可能に支持する開放部と、
前記開放部の両側に位置する開放端面とを備え、前記搬
送ローラの軸方向の中間部で、前記開放端面が前記記録
媒体に対向し、かつ前記搬送ローラの外径よりも突出し
ないように配置された複数の軸受と、前記搬送ローラの
一端に接続された駆動手段とから構成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の上記構成によれば、搬送
ローラの外周面に形成した、螺旋溝は、記録媒体の如き
軟体に対してはエッジ部がわずかに食い込み、見かけの
摩擦係数は大きなものとして働き、軸受の如き硬体に対
してはエッジ部の影響はなく、見かけの摩擦係数は小さ
なものとして働く。このため、搬送ローラの外周部と軸
支される部位とを分離する必要はなく、搬送ローラを長
手方向に沿って段差なく一様な外径に形成することが可
能となる。さらに、軸受手段を搬送ローラ長手方向の任
意の位置に配置することが可能となる。
【0011】したがって、搬送ローラの、軸受手段との
当接部、すなわち、軸受手段に軸支され搬送ローラの回
転の軸となる部位と、搬送ローラの、ピンチローラとの
当接部、すなわち、記録媒体がその表面にならって搬送
される部位とを、搬送ローラの同一の外周面上に構成す
ることにより、両者の間に偏心は生じないものとなる。
【0012】以下に本発明の実施の形態を、図面を用い
て詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例であるプリンタの
紙送り装置の一形態を示す斜視図、図2はその断面図、
図3、図4はその部分拡大図である。
【0014】これらの図において、1は記録ヘッドであ
り、副走査方向(記録媒体搬送方向)Vに複数の記録素
子11が一定の素子間ピッチで並んでいる。
【0015】2はキャリッジであり、記録ヘッド1を搭
載し、キャリッジモータ21により、例えばタイミング
ベルト24を介して駆動され、ガイド軸22に沿って主
走査方向(記録媒体幅方向)Hに往復移動する。
【0016】本発明のプリンタの紙送り装置の主要部
は、回転することによって記録媒体の搬送を行なう紙送
りローラ3と、紙送りローラ3を回転自由に支持する軸
受手段である軸受33と、紙送りローラとの間に記録媒
体を挟持して紙送りローラに押圧されるピンチローラ3
2と、紙送りローラ3に駆動力を伝達することにより紙
送りローラを回転させるための駆動力伝達手段と、駆動
力伝達手段により伝達される駆動力を発生するための駆
動力発生手段である紙送りモータ5と、から成る。
【0017】紙送りローラ3は、記録ヘッド1に対し、
記録媒体8の経路の上流側に配置されている。紙送りロ
ーラ3には、その外周面に、幅b、深さhの矩形断面形
状をなす、進行ピッチ(ローラ1回転での長手方向の移
動量)pの螺旋溝30が、複数m条、形成されている。
紙送りローラ3の螺旋溝30部以外の外周面は、その長
手方向に沿って同一の外径dに形成されている。紙送り
ローラ3は金属材料からなり、らせん溝30は転造等の
手段により容易に形成することが可能である。紙送りロ
ーラ3はまた、その長手方向に沿って同一外径の構造で
あるため、例えば、螺旋溝30を形成後にセンターレス
研磨等を施すことにより、真円度、外径寸法ともに高い
精度を得ることが容易に可能となる。金属材料として
は、メッキ等の後処理による精度の低下を避けるため
に、腐食、錆等に対して強い金属が好ましく、また、経
時的な精度の低下を避けるために、耐摩耗性の高い金属
が好ましく、ステンレス鋼等が好適である。螺旋溝30
の断面形状、進行ピッチp、条数m、紙送りローラ3の
外径d、等の好適値については後述する。
【0018】紙送りローラ3は、支持板43上に設られ
た軸受33によって回転自由に軸支されている。
【0019】 軸受手段をなす軸受33は、主走査方向
(記録媒体幅方向)Hにおける記録領域内に、複数箇所
に分断して配設されている。軸受33には、図3に示す
如く、その側面視形状において紙送りローラ3が挿入さ
れる開放部331が設けられている。開放部331の開
放端面332、つまり開放部331の両側に位置する軸
受33の端面は、紙送りローラ3の外径に対して突出し
い形状、すなわち、紙送りローラ3の外周に対する
なくとも1つの接面と交わらない形状となっている。し
たがって、記録媒体8を、上記交わらない接面となるよ
うに配することにより、記録媒体8は軸受33に干渉さ
れることなく紙送りローラ3とピンチローラ32との間
を通過することが可能となる。すなわち、軸受33を上
記構造とすることにより、軸受33は、記録領域内に配
設することが可能となる。軸受33には無潤滑の軸受材
が適し、通常のプリンタの紙送り装置としては、ポリア
セタール等のプラスチック材料の使用も可能である。
【0020】ピンチローラ32は、紙送りローラ3を挟
んで軸受33と対向する位置に配設された複数のピンチ
ローラホルダ36に回転自由に支えられ、かつピンチロ
ーラホルダ36に働くばね37によって、それぞれ独立
に紙送りローラ3に押圧されており、紙送りローラ3を
回転駆動することにより、間に挟んだ記録媒体8を副走
査方向(記録媒体搬送方向)Vに搬送する。ピンチロー
ラ32は、紙送りローラ3の回転駆動時に生じる、紙送
りローラ3と記録媒体8との摩擦力による、記録媒体8
の移動に対して、よく従動することが必要で、ピンチロ
ーラ32の外周部321と軸部322との径比を大きく
取り、記録媒体8の移動に従動して回転する際に発生す
る外周部321上のトルクと、その回転を妨げる軸部3
22上の制止トルクとの差(軸損)が小さくなるように
構成したものが好適である。ピンチローラ32の個数、
軸方向長さ等の好適値については後述する。
【0021】紙送りローラ3と軸受33とピンチローラ
32との上記構成により、ばね37によるピンチローラ
32の紙送りローラ3に対する押圧力は、紙送りローラ
3を曲げ変形させる力としては全く働かないため、紙送
りローラ3の外径dは、曲げ強度を考慮せず、小さい値
とすることも可能となる。
【0022】紙送りローラ3の一端には駆動力伝達手段
の終段となる紙送りローラ歯車31が圧入等の手段で結
合されている。紙送りローラ3と紙送りローラ歯車31
とからなる紙送りローラユニットの組込みは、支持板4
3上に設けられた軸受33に投入することによって行な
われる。この時、紙送りローラ歯車31部は、フレーム
41と、フレーム41に設けられた支え板44との間
に、曲げワッシャ等の弾性部材38と共に挟み込まれ、
紙送りローラ3の長手方向の位置決めがなされると同時
に、紙送りローラ3の回転に対して、弾性部材38によ
り摩擦負荷が与えられる。つぎに、ピンチローラホルダ
36をセットすることにより、ばね37によって紙送り
ローラ3は軸受33に押付けられ、紙送りローラ3の周
方向の位置が決定される。
【0023】5は紙送りモータであり、その回転軸に
は、駆動力伝達手段の始段となる紙送りモータ歯車51
が圧入等の手段で結合されている。
【0024】駆動力伝達手段の構成は、その始段と終段
との間の総減速比の選び方により、図1、図2に示すご
とく、紙送りモータ歯車51と紙送りローラ歯車31と
を直接係合させて、一段の減速とすることも、紙送りモ
ータ歯車51と紙送りローラ歯車31との間に中間減速
歯車(不図示)を挿入して、二段の減速とすることも、
また、さらに多段の減速とすることも可能である。
【0025】紙送りモータ5は、ステッピングモータ等
が好適である。紙送りモータ5の1ステップあたりの記
録媒体8の搬送量(紙送り分解能)は、紙送りモータ5
の一周当たりの極数、紙送りモータ5の駆動方法、紙送
りモータ歯車51から紙送りローラ歯車31までの総減
速比、紙送りローラ3の外径d、の組合せによって決定
される。
【0026】6は給紙ローラであり、給紙ローラ歯車6
3、給紙モータ歯車62等からなる動力伝達手段を介し
て、給紙モータ61によって回転駆動され、給紙トレイ
65に収納された記録媒体8をプリンタの紙送り装置に
送り込む。この動力伝達手段には、遊星歯車機構64、
あるいは、図示しないクラッチ等が設けられ、記録媒体
8をプリンタの紙送り装置に送り込んだ後は、記録媒体
8の動きに対して、給紙ローラ6が空転する構成となっ
ている。なお、動力切換え機構等を設けて紙送りモータ
5の動力で給紙ローラ6を駆動する構成とすることも可
能であり、この場合は給紙モータ61を廃することがで
きる。
【0027】81は紙端センサであり、記録媒体8の経
路に沿って、給紙ローラ6と紙送りローラ3との間の位
置に設けられ、記録媒体8の搬送方向Vにおける端面位
置を検出する。
【0028】71、72は、記録後の記録媒体8の排紙
のために、記録ヘッド1に対し、記録媒体8の経路の下
流側に設けられた、排紙ローラおよび排紙従動ローラで
ある。排紙ローラ71は、紙送りローラ3と同じく、紙
送りモータ5によって駆動される。排紙ローラ71の外
周の駆動量は、記録ヘッド1の前面において記録媒体8
に弛みが発生しないよう、紙送りモータ5の同一の回転
量に対して、紙送りローラ3の外周の駆動量よりも数パ
ーセント大きく設定されている。
【0029】9は、記録ヘッド1としてインクジェット
ヘッドを適用した場合の、記録ヘッド1のインク吐出面
の保護、インクの吸引等を行なう保護装置である。
【0030】次に、上記構成から成るプリンタおよびプ
リンタの紙送り装置の動作について説明する。
【0031】記録データを受け取ると給紙モータ61は
給紙のため回転を開始する。給紙モータ61の回転によ
り給紙ローラ6が駆動され、給紙トレイ65に収納され
た記録媒体8が一枚選択されて紙送りローラ3とピンチ
ローラ32との押圧係合部に向って送り込まれる。選択
された記録媒体8は、給紙ローラ6と紙送りローラ3と
の間の経路中にある紙端センサ81に記録媒体8の先端
が検知されると、その位置から記録媒体8の先端が紙送
り駆動ローラ3に充分到達する、予め定められた量だけ
送り込まれる。記録媒体8の先端が、紙送りローラ3と
ピンチローラ32とが押圧係合する接線部に充分押し付
けられ、斜行等が矯正された状態で給紙モータ61は回
転を停止し、給紙動作が終了する。
【0032】次に、記録媒体8の頭出しのために紙送り
モータ5が回転を開始する。紙送りモータ5の回転によ
り紙送りローラ3が駆動される。記録媒体8は紙送りロ
ーラ3とピンチローラ32との間に挟まれて送り出さ
れ、予め定められた量だけ送り出されることによって記
録ヘッド1と対向し、頭出し動作が終了する。なお、こ
の時、給紙ローラ6は前述の如く記録媒体8の引出し方
向に対して空転し、記録媒体8は給紙トレイ65から負
荷の小さい状態で引き出される。
【0033】以上のようにして記録媒体8の給紙及び頭
出し動作が終了した後、キャリッジモータ21が回転を
開始する。キャリッジ2が主走査方向(記録媒体幅方
向)Hに移動してキャリッジ2に搭載された記録ヘッド
1の記録素子11が主走査方向の記録領域に達した後、
記録データに応じて記録素子11に選択的に通電し、記
録媒体8の主走査方向記録領域内に1バンド分の任意の
文字または画像を記録する。
【0034】上記第一のバンドの記録が終了した後、キ
ャリッジモータ2の駆動を停止し、紙送りモータ5を駆
動して、紙送りローラ3の回転により記録媒体8を副走
査方向(記録媒体搬送方向)Vに所定量だけ搬送する。
【0035】しかる後、キャリッジモータ21を反転駆
動して記録ヘッド1を逆方向に移動し、第一のバンドに
隣接する(あるいは第一のバンドを補間する)第二のバ
ンドを記録する。
【0036】以下、キャリッジ2の移動動作と記録媒体
8の搬送動作を繰り返す。
【0037】記録が記録媒体8の終端に近づくと、記録
媒体8の終端は紙端センサ81を通過し、紙端センサ8
1により記録媒体8の終端が検出される。以後、記録媒
体8の終端までに割り付けられる最終のバンドを記録す
るまで、キャリッジ2の移動動作と、記録媒体8の搬送
動作を繰り返し、一頁分の記録を終了する。
【0038】この搬送動作において、記録媒体8は、ピ
ンチローラ32により紙送りローラ3の外周面に押圧さ
れ、紙送りローラ3の外周面にならって搬送される。
【0039】このとき、紙送りローラ3の外周面に形成
された螺旋溝30は、紙、樹脂フィルム等の軟質材から
成る記録媒体8に対して、断面形状におけるエッジ部が
わずかに食い込み、結果、紙送りローラ3の回転によ
り、大きな搬送力が得られる。紙送りローラ3の外周面
に形成された螺旋溝30はまた、メタル、プラスチック
等の硬質材から成る軸受33に対しては、食い込み等は
発生せず、紙送りローラ3を支障なく回転させることが
可能である。
【0040】これにより、紙送りローラ3は、記録媒体
8を搬送する部位と軸受33に軸支される部位とを機能
的に分離する必要がなくなり、紙送りローラ3を長手方
向に沿って段差なく一様な外径dに形成すること、軸受
33を紙送りローラ3の長手方向の任意の位置に配置す
ること、ピンチローラ32を紙送りローラ3の長手方向
の任意の位置に配置すること、が、可能となる。
【0041】したがって、紙送りローラ3を挟んで対向
する位置に、軸受33とピンチローラ32とを配置する
ことにより、紙送りローラ3の、軸受33との当接部、
すなわち、軸受33に軸支され紙送りローラ3の回転の
軸となる部位と、紙送りローラ3の、ピンチローラ32
との当接部、すなわち、記録媒体8がその表面にならっ
て搬送される部位とを、紙送りローラ3の同一箇所の外
周面とすることが可能となる。
【0042】上記機能を果たす、螺旋溝30およびピン
チローラ32の好適値を以下に示す。
【0043】螺旋溝30の断面形状:矩形断面の場合、
幅bは、機能上広すぎることは好ましくなく、製造上広
い方が望ましい。b=0.3〜1mmが好適である。深
さhは、機能上浅すぎることは好ましくなく、製造上浅
い方が望ましい。h=0.2〜0.5mmが好適であ
る。なお、断面形状は矩形以外にも、図6に示すよう
な、三角形、台形、半円形等の適用も可能である。
【0044】螺旋溝30の進行角度(紙送りローラ3の
軸線方向と、紙送りローラ3の外周面上の螺旋を平面上
に展開した線とのなす角度)β(図7に示す):螺旋溝
30の方向が記録媒体8搬送方向Vと直交方向に近い
程、搬送力の向上が大きい。βは15度以下が好適であ
り、より望ましくは5度以下で大きな効果が得られる。
また、βが小さすぎると、紙送りローラ3外周面と接す
るピンチローラ32外周面の接線が、らせん溝30内に
落ち込む危険が生じる。βは1度以上が好適で、2度以
上とすることがより望ましい。
【0045】
【0046】螺旋溝30の条数m:図5に示す、複数の
螺旋溝30間の、紙送りローラ3外周面上の隣り合う距
離(隣り合うピッチ)、すなわち、πd/mを1.5〜
4mmに設定することにより、機能上、製造上、好結果
が得られる。
【0047】 ピンチローラ32のc:上記の螺旋溝
30に対するピンチローラ32のcは、略c=p/m
とすることが好適である。この時、図8に示すように、
個々のピンチローラ32は、紙送りローラ3の1回転に
対して、E1〜F1、E2〜F2、E3〜F3、E4〜
F4の経路で、常に途切れることなく螺旋溝30に接す
ることとなり、安定した搬送動作が可能となる。また、
選択した螺旋溝30の形状パラメータによりピンチロー
ラ32のcが大きくなりすぎる場合、ピンチローラ3
2のcは、略c=p/(2m)とすることも好適であ
る。この時、ピンチローラ32の配設ピッチを、(p/
m)×(2k+1)/2 kは1以上の整数とする
ことにより、図9に示すように、隣り合う一対のピンチ
ローラ32は、紙送りローラ3の1回転に対して、E1
〜F1、G1〜H1、E2〜F2、G2〜H2の経路
で、常に途切れることなく螺旋溝30に接することとな
り、安定した搬送動作が可能となる。さらに、ピンチロ
ーラ32のcに関しては、紙送りローラ3外周面と接
するピンチローラ32外周面の接線の、螺旋溝30内へ
の落ち込みを避けるために、c>b/sin(β)とす
ることに留意する必要がある。
【0048】ここで、紙送りローラ3の回転による記録
媒体8の搬送精度について、言及する。
【0049】上述の如く、記録媒体8は、紙送りローラ
3の外周面にならって搬送されるため、記録媒体8の搬
送量の誤差は、紙送りローラ3の回転量に対する外周面
の移動距離の誤差として発生する。紙送りローラ3の回
転量に対する外周面の移動距離の誤差は、<1>紙送り
ローラ3の回転量が正しいにもかかわらず発生する外周
面の移動距離の誤差と、<2>紙送りローラ3の回転量
が正しくないために発生する外周面の移動距離の誤差
と、に分けて考えることができる。
【0050】<1>の誤差は、紙送りローラ3自体の狂
いによって発生し、特に、紙送りローラ3が回転駆動さ
れる際の回転軸心となる駆動中心と、記録媒体8に摩擦
力を与えるその外周部形状中心(外径中心)とのずれ、
すなわち、偏心によって発生する。
【0051】この、偏心がおよぼす誤差量について、図
10を用いて概説する。
【0052】偏心による誤差は、外径の中心よりずれた
ある一点を中心に、任意の一定角度θずつ回転させたと
きに、それぞれの角θに対応する外周長がそれぞれ異な
ることにより生じる。
【0053】図10において、駆動中心をP、外径中心
をO、偏心量OP=eとし、外径は真円であるものとす
る。
【0054】駆動中心Pを中心に任意の角度θだけ回転
させた時の周長ABと、真円の(外径中心Oを中心とし
た)角度θに相当する周長CDとの差異が偏心による周
長誤差となる。
【0055】最大の周長誤差は任意角度θをOPが二等
分する位置関係で生じる(図示の位置もしくは孤度法で
πだけ位相がずれた位置)。
【0056】ここで、真円半径をr、任意の角度をθ、
円弧ABに対応する真円中心角∠AOBをαとすると、
最大周長誤差εは ε=AB−CD=rα−rθとなる。
【0057】 また、図10に示す位置関係から、e×
sin(θ/2)=r×sin((α−θ)/2)の関係が
得られ、eが小さく、孤度法でsin((α−θ)/
2)≒(α−θ)/2が成立する範囲においては、近似
解として、ε=r(α−θ)=2e×sin(θ/2)
が得られる。
【0058】すなわち、偏心によって生じる外周長誤差
(すなわち搬送量誤差)εは、 ε=2e×sin(θ/2) (1) の形で表すことができる。
【0059】本発明の本形態においては、紙送りローラ
3の、軸受33との当接部、すなわち、軸受33に軸支
され紙送りローラ3の回転の軸となる部位と、紙送りロ
ーラ3の、ピンチローラ32との当接部、すなわち、記
録媒体8がその表面にならって搬送される部位とが、紙
送りローラ3の同一の円周面上に構成されるため、上記
駆動中心Pと外径中心Oとが一致することになり、両者
の間に、e=線分OPで表される偏心は生じないものと
なる。
【0060】したがって、紙送りローラ3の任意の搬送
角度θに対して、搬送量誤差εをゼロ、あるいは、極め
て小さなものとすることが可能となる。
【0061】<2>の誤差は、紙送りローラ3と直接結
合する紙送りローラ歯車31の回転量の狂いによって発
生する。さらにその原因として、駆動力伝達手段の最終
段である紙送りローラ歯車31のピッチ円周上(駆動力
を受けとる噛み合い円周上)に、駆動力伝達手段の最終
段以前に発生したすべての誤差が累積した結果、紙送り
ローラ歯車31のピッチ円周方向の移動量(紙送りロー
ラ歯車31の回転量)に狂いが生じたものと考えること
ができる。これらの累積する誤差としては、例えば、歯
車の偏心誤差、ピッチ誤差、歯形誤差、バックラッシ誤
差、紙送りモータの停止位置の誤差、等があげられる。
【0062】ここで、前述の紙送りローラ3の外径dと
紙送りローラ歯車31のピッチ円径Dとの関係について
図11を用いて説明する。
【0063】図11に示す如く、紙送りローラ3の外周
上に伝達される誤差量83は、紙送りローラ歯車31の
ピッチ円周上に発生し得る誤差量82に対して、その径
の比分だけ小さくなる。
【0064】すなわち、駆動力伝達手段の最終段以前に
発生し、駆動力伝達手段の最終段である紙送りローラ歯
車31のピッチ円周上に累積し得る総誤差量fは、紙送
りローラ3の外周上ににおいては、紙送りローラ歯車3
1のピッチ円径Dと紙送りローラ3の外径dとの径比D
/d分だけ減じられ、f/(D/d)となる。
【0065】この誤差量減少効果は、紙送りローラ歯車
31のピッチ円径Dを大きくすることによって得られ、
より望ましくは、紙送りローラ3の外径dを小さくする
ことによって得られる。
【0066】本形態においては、ピンチローラ32を、
紙送りローラ3を挟んで軸受33と対向する位置に配す
る構成により、ピンチローラ32の紙送りローラ3に対
する押圧力は紙送りローラ3を曲げ変形させる力として
は全く働かないため、紙送りローラ3の曲げ強度を考慮
する必要なく、紙送りローラ3の外径dは、例えばd=
2mm程度の、今までなし得なかった小さい値とするこ
とも可能となる。
【0067】したがって、<2>の、紙送りローラ3の
回転量が正しくないために発生する外周面の移動距離の
誤差も極めて小さなものとすることが可能となる。
【0068】以上に述べたように、本発明の本実施形態
によれば、紙送りローラ3の外周面に螺旋溝30を形成
することにより、紙送りローラ3は、記録媒体8を搬送
する部位と軸受33に軸支される部位とを機能的に分離
する必要がなくなり、長手方向に沿って段差なく一様な
外径dに形成することが可能となることから、紙送りロ
ーラ3を、真円度、外径寸法ともに高い精度で作成する
ことが容易に可能となる。
【0069】また、螺旋溝30を形成し、一様な外径d
と成した紙送りローラ3を挟んで対向する位置に、軸受
33とピンチローラ32とを配置することにより、紙送
りローラ3の、軸受33との当接部、すなわち、軸受3
3に軸支され紙送りローラ3の回転の軸となる部位と、
紙送りローラ3の、ピンチローラ32との当接部、すな
わち、記録媒体8がその表面にならって搬送される部位
とを、紙送りローラ3の同一箇所の外周面とすることが
可能となり、両者の間には偏心が生じないものとなるこ
とから、紙送りローラ3の任意の回転量、すなわち、記
録媒体8の任意の搬送量に対して、紙送りローラ3の偏
心要因による搬送誤差の極めて小さい、プリンタの紙送
り装置を得ることができる。
【0070】さらに、一様な外径dの紙送りローラ3を
挟んで対向する位置に、軸受33とピンチローラ32と
を配する構成により、曲げ強度を必要としない紙送りロ
ーラ3の外径dを、極めて小さい値とすることが可能と
なることから、以下に示す格別の効果を有する。
【0071】紙送りローラ3の外径dを小さい値とする
ことにより、駆動力伝達手段の最終段である紙送りロー
ラ歯車31のピッチ円径Dと紙送りローラ3の外径dと
の径比D/dを極めて大きい値とすることが可能とな
り、駆動力伝達手段の最終段以前に発生する誤差量を大
きく減じることができることから、紙送りローラ3の任
意の回転量、すなわち、記録媒体8の任意の搬送量に対
して、駆動力伝達手段の最終段以前に発生する誤差要因
による搬送誤差の極めて小さい、プリンタの紙送り装置
を得ることができる。
【0072】紙送りローラ3の外径dを小さい値とする
ことにより、紙送りローラ3の回転に対する慣性モーメ
ントが極めて小さくなり、紙送りローラ3の回転運動に
対して、弾性部材38のごとき簡単な手段で摩擦負荷を
与えるだけで、紙送りローラ3の慣性によるオーバーシ
ュート等の不安定な回転運動を除することが可能とな
り、より搬送精度の高いプリンタの紙送り装置を得るこ
とができる。
【0073】紙送りローラ3の外径dを小さい値とする
ことにより、紙送りローラ3自体が小型、軽量となると
ともに、紙送りローラ歯車31のピッチ円径Dを大径と
することなく、径比D/dを大きく取れるため、搬送精
度の高い紙送り装置及び紙送り装置を含むプリンタを非
常に小型、軽量とすることができる。
【0074】加えて、上記はすべて、何ら付加機構等を
要しないため、安価に実現できる。
【0075】紙送りローラ3の外周面に形成される螺旋
溝30は、図12に示すように、前述した螺旋溝30に
対して旋回方向の相異なる螺旋溝301を加えたものと
してもよい。
【0076】この構成により、紙送りローラ3による記
録媒体8の搬送力をより増加することができる。
【0077】また、螺旋の進行角度βが比較的大きい場
合、紙送りローラ3の外周面上の螺旋溝30が記録媒体
8に及ぼす力は、記録媒体8の搬送方向の他に、分力と
して記録媒体8の幅方向にも発生し得るが、上記構成に
おいて、旋回方向の異なる螺旋溝301の進行角度β’
の絶対値をβと等しくとり(β’=ーβ)、螺旋溝30
と螺旋溝301の条数を等しくすることによって、この
記録媒体8の幅方向に働く力を相殺することが可能とな
る。
【0078】あるいは、逆に、旋回方向の異なる螺旋溝
301の進行角度β’を大きくとり、記録媒体8の幅方
向に働く力を発生せしめ、記録媒体8の幅方向の一端面
をガイド部材(不図示)に強制的に押し付けることによ
り、記録媒体8の搬送動作をより安定したものとするこ
とも可能となる。また、記録媒体8の幅方向の一端面だ
けのガイドで済むことから、種々の異なる幅の記録媒体
8を扱うことが容易な、プリンタの紙送り装置を得るこ
とができる。なお、この効果は螺旋溝30のみの設定に
よっても得られ、さらに、螺旋溝301を設けることに
より、螺旋溝301の進行角度β’と螺旋溝301の条
数及び螺旋溝30の進行角度βと螺旋溝30の条数との
選定により、記録媒体8の搬送力と記録媒体8の幅方向
への押し付け力とを独立に設定することが可能となる。
【0079】 以上述べたように本発明によれば、搬
ローラはその外周そのものを軸受で支持されていて軸方
向に直角な方向に撓みを生じることなく、記録媒体の背
面を幅方向全域に渡って支えてたわみなく搬送すること
ができ、加えて、外表面螺旋溝により記録媒体とのす
べりを生じることなく記録媒体を精度よく搬送すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタの紙送り装置の構成を示す外
観斜視図である。
【図2】図1に示したプリンタの紙送り装置の側断面図
である。
【図3】図2に示したプリンタの紙送り装置の部分拡大
図である。
【図4】本発明のプリンタの紙送り装置における紙送り
ローラの形態を示す図である。
【図5】本発明のプリンタの紙送り装置における紙送り
ローラの形態を示す図である。
【図6】本発明のプリンタの紙送り装置における紙送り
ローラの形態を示す図である。
【図7】本発明のプリンタの紙送り装置における紙送り
ローラの形態を示す図である。
【図8】本発明のプリンタの紙送り装置の動作説明図で
ある。
【図9】本発明のプリンタの紙送り装置の動作説明図で
ある。
【図10】本発明における搬送誤差を説明する模式図で
ある。
【図11】本発明における搬送誤差を説明する模式図で
ある。
【図12】本発明のプリンタの紙送り装置における紙送
りローラの他の形態を示す図である。
【図13】従来例を示す図である。
【図14】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1:記録ヘッド 11:記録素子 2:キャリッジ 3:紙送りローラ 30:螺旋溝 301:螺旋溝 31:紙送りローラ歯車 32:ピンチローラ 33:軸受 36:ピンチローラホルダ 37:ばね 38:弾性部材 5:紙送りモータ 51:紙送りモータ歯車 6:給紙ローラ 71:排紙ローラ 8:記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−49786(JP,A) 特開 昭61−229749(JP,A) 特開 平4−365734(JP,A) 特開 昭59−116775(JP,A) 特開 平2−243410(JP,A) 特開 平6−312847(JP,A) 実開 昭63−37650(JP,U) 実開 平6−47245(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 5/06 B41J 13/02 B41J 13/076

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を搬送する搬送ローラと、該搬
    送ローラとともに回転するピンチローラとによって記録
    媒体を搬送する記録媒体搬送装置であって、 剛体材料からなり段差なく一様な外径に形成され、外周
    面に複数条の螺旋溝が形成された搬送ローラと、 前記搬送ローラを回動可能に支持する開放部と、前記開
    放部の両側に位置する開放端面とを備え、前記搬送ロー
    ラの軸方向の中間部で、前記開放端面が前記記録媒体に
    対向し、かつ前記搬送ローラの外径よりも突出しないよ
    うに配置された複数の軸受と、 前記搬送ローラの一端に接続された駆動手段とから構成
    したことを特徴とする記録媒体搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送ローラを形成する剛性材料が、
    金属材料であることを特徴とする請求項1記載の記録媒
    体搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送ローラに形成された複数条の螺
    旋溝が、該搬送ローラの軸線方向となす角度を1度以上
    15度以内となしたことを特徴とする請求項1記載の記
    録媒体搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記螺旋溝の断面形状におけるエッジ部
    が前記記録媒体に食い込み可能に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の記録媒体搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記螺旋溝が、旋回方向の異なる複数の
    溝として形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の記録媒体搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記軸受が、前記記録媒体の移動領域内
    に位置し、かつ前記ピンチローラと対向するように設置
    されていることを特徴とする請求項1記載の記録媒体搬
    送装置。
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